JP5467649B2 - 無線通信装置および無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信装置および当該無線通信装置から構成される無線通信システムに関する。
無線LANなどの通信技術おいて、従来、アクセスポイントを介さずに無線通信装置同士が直接通信を行うアドホック通信が知られている。また、無線LANのアドホック通信では、複数の装置が同時にデータを送出して衝突が生じないように、CSMA/CA(Carrier Sense Multiple Access with Collision Avoidance)方式が採用されている。このCSMA/CA方式では、データを送信したい無線通信装置は事前にキャリアセンスを行い、送信に使用したいキャリアが他の装置で使用中でないことを確認してから送信を行う。
また、送信を行いたい装置が複数存在する場合を考慮し、キャリアが空いていることを確認した後、ランダムなバックオフ時間だけ待機してから送信を開始する。このようなCSMA/CA方式に関する技術として、例えば、特許文献1に記載される技術が知られている。
また、上記したCSMA/CA方式を拡張し、送信するデータのカテゴリに応じて送信待ち時間を変更するEDCA(Enhanced Distributed Channel Access)方式も知られている。このEDCA方式では、DIFS(Distributed Inter Frame Space)+バックオフ時間だけ待機して送信を行うが、DIFSの時間がデータのカテゴリ(優先度)に応じて変更される。
特開2005−12275号公報
上記したように、EDCA方式を使用すれば優先度の高いデータ(例えば音声や動画などのリアルタイム性の高いデータ)を優先的に送信することができる。
しかしながら、優先度の高いデータを送信したい装置が通信エリア内に複数存在する場合には、自局が送信できるか否かはランダムなバックオフに依存することになる。
さらに、アドホックネットワークでは、隣接する局がデータの中継送信も行うため、通信エリア内のトラフィックが増加し、優先度の高いデータであっても送信に時間がかかるという状況を招きやすい。
本発明の目的は、上記課題に鑑み、アドホックネットワーク内において、特定の装置からの優先的な送信を可能とした無線通信装置および無線通信システムを提供することにある。
上記目的を達成するために、本願発明に係る無線通信装置にあっては、アドホックネットワークを構成すると共に、CSMA/CA方式でデータを送信する無線通信装置において、隣接する無線通信装置に対してトラフィック制御ON信号を送信し、自装置の送信待ち時間を他装置よりも短くするトラフィック制御親モードを実行する手段と、前記トラフィック制御親モード中に隣接無線通信装置に対してトラフィック制御OFF信号を送信し、前記トラフィック制御親モードを終了する手段と、前記トラフィック制御ON信号を受信したとき、アドホックルーティングプロトコルに基づくデータの中継送信を停止するトラフィック制御子モードを実行する手段と、前記トラフィック制御子モード中にトラフィック制御OFF信号を受信したとき、前記トラフィック制御子モードを終了する手段と、前記トラフィック制御子モードを終了したとき、中継すべきデータがあれば中継送信を実行する手段とを備えるように構成した。
また、本願発明に係る無線通信システムにあっては、CSMA/CA方式でデータを送信する無線通信装置によってアドホックネットワークが構成された無線通信システムにおいて、前記無線通信装置は、隣接する無線通信装置に対してトラフィック制御ON信号を送信し、自装置の送信待ち時間を他装置よりも短くするトラフィック制御親モードを実行する手段と、前記トラフィック制御親モード中に隣接無線通信装置に対してトラフィック制御OFF信号を送信し、前記トラフィック制御親モードを終了する手段と、前記トラフィック制御ON信号を受信したとき、アドホックルーティングプロトコルに基づくデータの中継送信を停止するトラフィック制御子モードを実行する手段と、前記トラフィック制御子モード中にトラフィック制御OFF信号を受信したとき、前記トラフィック制御子モードを終了する手段と、前記トラフィック制御子モードを終了したとき、中継すべきデータがあれば中継送信を実行する手段とを備えるように構成した。
本願発明に係る無線通信装置および無線通信システムにあっては、アドホックネットワークを構成しつつ、必要に応じてデータを他装置よりも優先的に送信することができる。
本願発明に係る無線通信装置によって構成される無線通信システムを示す図である。 図1に示す無線通信装置の構成を示すブロック図である。 図1に示す無線通信システムで実行される経路構築処理を示すシーケンス図である。 図1に示す無線通信システムで実行されるトラフィック制御の開始処理を示すシーケンス図である。 図1に示す無線通信システムで実行されるトラフィック制御の終了処理を示すシーケンス図である。 図1に示す無線通信システムで実行されるトラフィック制御の開始と終了を示すタイムチャートである。 図1に示す無線通信装置の表示画面を示す図である。
以下、本願発明の実施形態を説明する。
図1は、本願発明に係る無線通信装置によって構成される無線通信システムを示す図である。
図で符号A,B,C,D,Eは無線通信装置である。各無線通信装置A,B,C,D,Eは、CSMA/CA方式およびEDCA方式でデータの送信を行う。CSMA/CA方式およびEDCA方式の概要は従来技術の欄に記載したため、ここでの説明は省略する。
また、図1に示す無線通信システムは、アドホックネットワークである。本実施例では、アドホックルーティングプロトコルの1つであるOLSR(Optimized Link State Routing)に準拠したネットワークを構築している。
OLSRプロトコルは、プロアクティブ(Proactive)型のルーティングプロトコルであって、後述するように、各無線通信装置A,B,C,D,EがHelloメッセージやTC(Topology Control)メッセージなどの経路制御メッセージを送受信することによって、通信経路(リンク)を構築する。
OLSRプロトコルに準拠したアドホックネットワークにおいては、経路が常に構築されているため、いつでも直ちに送信を開始することができる。
このOLSRプロトコルについては後に再説する。
図2は、無線通信装置A,B,C,D,Eの構成を示すブロック図である。尚、各無線通信装置A,B,C,D,Eは同一の構成である。
図2に示すように、無線通信装置A,B,C,D,Eは、アンテナ1と、無線部2と、送信部3と、受信部4と、制御部5と、操作部6と、表示部7とを備える。制御部5は、アドホックルーティング処理部8と、送信制御部9とを備える。
アンテナ1で受信された無線信号は、無線部2で高周波信号に対する増幅等の処理が行われた後、受信部4に入力される。受信部4では、ベースバンドに変換された信号に対して復調処理などが行われる。受信部4の出力は制御部5に入力され、そのデータの内容が表示部7に表示されたり、図示しないスピーカから鳴音されたりする。
一方、操作部6から入力されたデータや図示しないマイクから入力された音声は、制御部5に入力される。制御部5に入力されたデータは、所望のフレームフォーマットのデータとして送信部3に入力され、そこで変調処理などが施される。その後、高周波信号に変換され、無線部2で増幅等の処理が行われた後、アンテナ1から送出される。
制御部5のアドホックルーティング処理部8は、送受信データに対するアドホックルーティング処理を実行する。また、送信制御部9は、CSMA/CAやEDCAの処理の他、後述するトラフィック制御を実行する。
次に、アドホックルーティングプロトコルについて説明する。
図1において、各無線通信装置A,B,C,D,Eの間に記載される実線は、直接通信が可能であって、リンクが張られていることを示す。例えば、装置Aは、装置Bと装置Cと直接通信が可能である。また、図1で破線は、装置Aの通信エリアを示している。
図3は、アドホックルーティング処理部8において、OLSRプロトコルに従って実行されるHelloメッセージとTCメッセージのやり取りを示すシーケンス図である。図3では、説明の簡略化のため、図1に示す装置Aを中心に、装置B、装置Cとの間のメッセージのやり取りを示す。
各装置A,B,Cは、以下の各ステップにおいて、自身の送信周期(送信時間間隔:例えば30秒)に従ってメッセージを送信する。
先ず、装置Aは、装置B,Cに対して、Helloメッセージを送信する。 ここで、本ステップにおいては、初期段階であるためネットワークのリンク状態は不明である。従って、このHelloメッセージは、装置Aのアドレスを含む「UNSPEC_LINK」タイプである。
装置BがHelloメッセージ(UNSPEC_LINK)を受信すると、装置Aから装置Bへのリンクが構築されたことを確認する。
同様に、装置Cは、Helloメッセージ(UNSPEC_LINK)を受信すると、装置Aから装置Cへのリンクが構築されたことを確認する。
すると装置Bは、装置Aに対してHelloメッセージを送信する。ここで、本ステップにおいては、双方向のリンクであるか否かが不明であるため、このHelloメッセージは、片方向(非対称)リンクを示す「ASYM_LINK」タイプであって、装置Aから装置Bへのリンクを示す情報を含む。
同様に、装置Cは、装置Aに対して、装置Aから装置Cへのリンクを示す情報を含むHelloメッセージ(ASYM_LINK)を送信する。
装置Aは、装置BからHelloメッセージ(ASYM_LINK)を受信すると、装置Aから送信されたHelloメッセージ(UNSPEC_LINK)が装置Bによって受信されたことを確認できる。
さらに、装置Aは、装置BからのHelloメッセージを受信できたことから、装置Aと装置Bとの双方向のリンクが構築されたことを確認する。
同様に、装置Aは、装置CからのHelloメッセージ(ASYM_LINK)を受信すると、装置Aから送信されたHelloメッセージ(UNSPEC_LINK)が装置Cによって受信されたことを確認できる。
さらに、装置Aは、装置CからのHelloメッセージを受信できたことから、装置Aと装置Cとの双方向のリンクが構築されたことを確認する。
次に装置Aは、装置B,Cに対して、双方向(対称)リンクタイプであるHelloメッセージ(SYM_LINK)を送信する。このHelloメッセージ(SYM_LINK)は、それぞれ、装置Aと装置Bとの双方向リンクを示す情報、および、装置Aと装置Cとの双方向リンクを示す情報を含む。
装置Bは、Helloメッセージ(SYM_LINK)を受信すると、装置Aと装置Bとの間に双方向リンクが構築されたこと、および、装置Aと装置Cとの間に双方向リンクが構築されたことを確認する。
同様に、装置Cは、Helloメッセージ(SYM_LINK)を受信すると、装置Aと装置Bとの間に双方向リンクが構築されたこと、および、装置Aと装置Cとの間に双方向リンクが構築されたことを確認する。
装置Bは、装置Aに対して、Helloメッセージ(SYM_LINK)を送信する。このHelloメッセージ(SYM_LINK)は、装置Aと装置Bとの双方向リンクを示す情報、装置Aの次の隣接装置として装置Cが選択されたことを示す情報(NEXTHOP:C)、および、MPRとして装置Aが選択されたことを示す情報(MPR:A)を含む。
同様に、装置Cは、装置Aに対してHelloメッセージ(SYM_LINK)を送信する。このHelloメッセージ(SYM_LINK)は、装置Aと装置Cとの双方向リンクを示す情報、装置Aの次の隣接装置として装置Bが選択されたことを示す情報(NEXTHOP:B)、および、MPRとして装置Aが選択されたことを示す情報(MPR:A)を含む。
尚、MPR(multipoint relay)とは、中継を行う無線通信装置である。
装置B,CからMPRとして選択された装置Aは、装置B,Cに対して、TCメッセージを送信する。このTCメッセージは、装置Aと装置Bとの間で双方向リンクが構築されていることを示すトポロジ情報、および、装置Aと装置Cとの間で双方向リンクが構築されていることを示すトポロジ情報を含む。
装置B,Cは、受信したTCメッセージを利用して、ネットワークの各装置との間の経路を計算し、計算結果に基づいて経路表を作成する。
尚、TCメッセージは、ネットワーク内でMPRとして選択されたその他の装置からもフラッディングされる。TCメッセージはMPRによって中継されるため、ネットワーク全体に行き渡る。即ち、装置B,Cは、装置A以外のMPRから送信されたTCメッセージも利用してルーティングテーブルを作成する。また、装置Aも、他のMPRから送信されたTCメッセージを利用してルーティングテーブルを作成する。
図1に、各装置A,B,C,D,Eが保持するルーティングテーブルを示す。ルーティングテーブルには、送信先のIPアドレス(IP)と、MPRのIPアドレス(GW)と、ホップ数(Metric)とが、それぞれ対応して設定される。
各装置A,B,C,D,Eは、作成されたルーティングテーブルに従ってデータの送信を行う。図の例では、装置Aと装置CがMPRに設定されており、装置A,Cが中継を行うことで、全ての装置間でデータのやり取りが可能となる。
次いで、本発明のトラフィック制御について説明する。
初めにトラフィック制御の概要について説明すると、トラフィック制御とは、各装置A,B,C,D,Eのいずれかが他装置よりも優先的にデータを送信することを実現するための機能である。
トラフィック制御を実行すると、そのトラフィック制御の実行元である装置が他装置によりも優先的にデータを送信できるようになると共に、他装置がMPRである場合、当該他装置は受信したデータに中継送信が必要なデータが含まれていても、中継を一時的に停止する(即ち、OLSRプロトコルに従った処理を一時的に停止する)ことで、トラフィック制御の実行元である装置の通信エリアにおけるトラフィックを軽減する。
図4は、トラフィック制御の動作を示すタイムチャートである。図4では、図1に示す装置A,B,C,D,Eにおいて、装置Aがトラフィック制御の実行元となる例を示している。
通常モード(通常のアドホックルーティング処理と、CSMA/CA方式、EDCA方式が実行されている状態)のときに、装置Aの操作部6が装置Aの使用者によって操作され、トラフィック制御の開始指示(制御ON)が入力されると、次回の送信タイミングでトラフィック制御ON信号がブロードキャストされる。
このトラフィック制御ON信号のDIFSは、他のデータよりも短く設定される。
また、AIFSに続くバックオフも、ランダム範囲を最小とすることで、最小の時間とする。具体的には、バックオフは通常、例えば1から15の範囲でランダムに選択された値に1スロット時間を乗算した値に設定される。しかし、トラフィック制御ON信号を送信する際は、上記ランダムの範囲を0に設定し、常に最小のバックオフ時間(バックオフ時間無し)が選択されるようにする。
これにより、トラフィック制御ON信号を他のデータよりも優先的に送信する。
装置Aから送信されたトラフィック制御ON信号は、装置Aの通信エリア内に位置する装置B,Cに受信される。尚、トラフィック制御ON信号は中継されない。即ち、トラフィック制御の範囲は、その実行元の装置の通信エリア内に限定される。
トラフィック制御ON信号を受信した装置B,Cは、トラフィック制御モードに移行し、自装置で使用するDIFSを通常のそれよりも長い時間に設定する。例えば、通常モードで最も長いDIFS(最も優先度の低いデータカテゴリのDIFS)よりも、トラフィック制御モードで最も短いDIFS(最も優先度の高いDIFS)の方が時間的に長くなるように設定する。
ただし、応答信号(ACK)を送信するときのSIFS(Short
Inter Frame Space)は、いかなるDIFSよりも短いものとする。
また、トラフィック制御モード中のデータ送信に用いる装置Aのバックオフも、ランダムの範囲が0に設定される。これらにより、トラフィック制御モードでは、その実行元である装置Aが優先的にデータを送信することができる。
尚、トラフィック制御モード中のバックオフの算出には、各装置A,B,Cで同じランダム範囲を使用してもよい。この場合、装置Aの優先度は下がるが、装置B,Cによる重要度の高いデータの送信可能性を残すことができる。
また、上記では、トラフィック制御モードの実行元でない装置B,CのDIFSを、通常モードよりもトラフィック制御モードのときの方が長くなるように設定したが、トラフィック制御モードの実行元である装置AのDIFSを、通常モードよりもトラフィック制御モードのときの方が短くなるように設定してもよい。
つまり、相対的に、トラフィック制御モードの実行元である装置の方が、他の装置よりも送信待ち時間が短くなるように設定すればよい。
このようにして装置Aから優先的に送信されたデータは、装置B,Cに受信される。装置Cは、上述したようにMPRであり、受信データの送信先によっては中継送信を行う必要があるが、トラフィック制御モード中は中継送信を停止する。MPRたる装置Cは、トラフィック制御モード中に受信したデータに中継が必要なデータが含まれていれば、図示しない記憶装置に記憶しておく。
トラフィック制御モード中に装置Aの操作部6が装置Aの使用者によって操作され、トラフィック制御の終了指示(制御OFF)が入力されると、次回の送信タイミングでトラフィック制御OFF信号がブロードキャストされる。
このトラフィック制御OFF信号のDIFSも、トラフィック制御ON信号と同様に、他のデータよりも短く設定される。
また、DIFSに続くバックオフも、ランダム範囲を最小(0)とすることで、最小の時間とされる。
これにより、トラフィック制御OFF信号を他のデータよりも優先的に送信する。
装置Aから送信されたトラフィック制御OFF信号は、装置B,Cに受信される。トラフィック制御OFF信号を受信した装置B,Cは、トラフィック制御モードを終了し、通常モードに復帰する。即ち、DIFSを通常の値に戻す。
また、トラフィック制御モード中に受信したデータ、あるいはその前に受信したデータの中に中継が必要なデータが含まれていれば、そのデータの中継送信を行う。このとき、トラフィック制御のON・OFF信号のやり取りにより、トラフィック制御モード中は中継送信を一時的に停止するようにしているため、装置Aが優先的に送信し続けることによる、装置Cの中継送信のタイムアウトは発生しない。
次いで、トラフィック制御の開始処理と終了について説明する。図5は、トラフィック制御を開始する際のシーケンス図であり、図6は、それを終了する際のシーケンス図である。図示の処理は、各装置の送信制御部9によって実行される。尚、図5、図6も図4と同様に、図1に示す装置A,B,C,D,Eにおいて、装置Aがトラフィック制御の実行元となる例を示している。
図5に示すように、各装置A,B,C,D,Eは、通常モード(トラフィック制御モードOFF)の状態において、トラフィック制御を実行したい装置Aがトラフィック制御ON信号をブロードキャスト送信する。ここで、装置Aの直接通信エリア内に存在するのは、図1で説明したように装置B,Cであるから、トラフィック制御ON信号は装置B,Cに受信される。尚、このトラフィック制御ON信号は中継送信されない。
トラフィック制御ON信号には、トラフィック制御を実行することを示すデータと、送信元のIPアドレスと、ブロードキャストアドレスとが含まれる。
装置Aは、トラフィック制御ON信号を送信すると、管理テーブルを作成する。この管理テーブルは、装置AがOLSRによって管理している隣接装置からのACK(応答信号)を管理するためのテーブルであり、図示の如く、隣接装置(この例では装置B,C)のIPアドレスとACKの状態を対応付けたものである。管理テーブルを作成した段階では、各装置のACK状態は「未応答」である。
トラフィック制御ON信号を受信した装置Bは、その旨を示すACKを装置Aに対して送信する。また、装置Bは、装置Aを親装置としたトラフィック制御モードが実行されることを認識し、自装置を「トラフィック制御子モード」に設定する。トラフィック制御子モードのときは、上記したDIFSが通常モード時のそれよりも長い時間に設定される。ただし、後述する「トラフィック制御親モード」のDIFSが通常よりも短い時間に設定されるときは、「トラフィック制御子モード」のDIFSは変更しなくてもよい。
装置BからのACKを受信した装置Aは、管理テーブルを更新し、装置BのACK状態を「未応答」から「応答」に書き換える。
同様に、トラフィック制御ON信号を受信した装置Cは、その旨を示すACKを装置Aに対して送信する。また、装置Cは、装置Aを親装置としたトラフィック制御モードが実行されることを認識し、自装置を「トラフィック制御子モード」に設定する。
装置CからのACKを受信した装置Aは、管理テーブルを更新し、装置CのACK状態を「未応答」から「応答」に書き換える。
装置Aは、全ての隣接装置からACKを正常に受信すると、自装置を「トラフィック制御親モード」に設定し、データの送信を開始する。「トラフィック制御親モード」時は、データ送信時のバックオフ時間が最小に設定される。また、「トラフィック制御子モード」のDIFSが変更されない場合は、DIFSを通常モード時のそれよりも短い時間に設定する。
以上により、トラフィック制御モードが開始される。
尚、自装置が「トラフィック制御子モード」に設定されている状態では、トラフィック制御ON信号は送信することができない。従って、ある通信エリア内で異なる装置を親の装置とするトラフィック制御が複数実行されることはない。
次に、トラフィック制御モードの終了処理について説明する。
図6に示すように、トラフィック制御親モードの装置Aが、トラフィック制御OFF信号をブロードキャスト送信する。このトラフィック制御OFF信号は装置B,Cに受信されるが、中継送信はされない。
トラフィック制御OFF信号には、トラフィック制御を終了することを示すデータと、送信元のIPアドレスと、ブロードキャストアドレスとが含まれる。
装置Aは、トラフィック制御OFF信号を送信すると、管理テーブルを作成する。この管理テーブルは、装置AがOLSRによって管理している隣接装置からのACK(応答信号)を管理するためのテーブルであり、トラフィック制御ON信号を送信したときに作成したものと同様である。
トラフィック制御OFF信号を受信した装置Bは、その旨を示すACKを装置Aに対して送信する。また、装置Bは、装置Aを親の装置としたトラフィック制御モードが終了されることを認識し、自装置を通常モード(トラフィック制御モードOFF)に設定する。これにより、装置BのAIFSは通常の長さに設定される。
装置BからのACKを受信した装置Aは、管理テーブルを更新し、装置BのACK状態を「未応答」から「応答」に書き換える。
同様に、トラフィック制御OFF信号を受信した装置Cは、その旨を示すACKを装置Aに対して送信する。また、装置Cは、装置Aを親装置としたトラフィック制御モードが終了されることを認識し、自装置を通常モードに設定する。
装置CからのACKを受信した装置Aは、管理テーブルを更新し、装置CのACK状態を「未応答」から「応答」に書き換える。
また、MPRである装置Cは、トラフィック制御モード中に受信したデータの中(あるいはその前から保持しているデータ)に、他の装置に対して中継送信すべきデータが含まれていれば、中継送信を開始する。
装置Aは、全ての隣接装置からACKを正常に受信すると、自装置を通常モードに設定する。
以上により、トラフィック制御モードが終了される。
次に、無線通信装置A,B,C,Dの表示部7に表示される画面について説明する。
この表示画面は、各装置の使用者がトラフィック制御モードを実施するか否かの判断にあたって参照するものである。
図7に、表示部7に表示される画面の例を示す。
図示の如く、この表示画面には、回線使用率と通信量を示すタイムチャートと、送信待機時間が表示される。
回線使用率は、上記したCSMA/CA方式を実行するにあたって行うキャリアセンスの結果を利用して表示される。
また、通信量は、自装置が送信または受信したデータ(パケット。自装置宛であるか否かは問わない)に含まれる送信元IPアドレスと宛先IPアドレスを解析し、自装置の送信データと、自装置の受信データと、他装置間で送受信されているデータとに分類し、それぞれの通信量を表示する。
また、送信待機時間は、キャリアセンスの結果、キャリアが空いていないと判断した時間(継続時間)であり、例えば、キャリアセンスの結果を所定の周期でサンプリングして算出し、その算出値を当該周期で更新表示する。
図7に示す画面を表示部7に表示することにより、各装置の使用者は、自己が送信するのに要する時間を推測することができる。そのため、緊急を要するデータを送信したいが送信に時間がかかりそうな状況であればトラフィック制御モードを実行するなど、伝播路状況に応じた判断が行い易くなる。
以上のように、本発明にあっては、アドホックネットワークを構成すると共に、CSMA/CA方式でデータを送信する無線通信装置A,B,C,D,Eにおいて、隣接する無線通信装置に対してトラフィック制御ON信号を送信し、自装置の送信待ち時間を他装置よりも短くするトラフィック制御親モードを実行し、当該トラフィック制御親モード中に隣接無線通信装置に対してトラフィック制御OFF信号を送信し、トラフィック制御親モードを終了する。また、トラフィック制御ON信号を受信したとき、アドホックルーティングプロトコルに基づくデータの中継送信を停止するトラフィック制御子モードを実行し、当該トラフィック制御子モード中にトラフィック制御OFF信号を受信したとき、トラフィック制御子モードを終了する。そして、トラフィック制御子モードを終了したとき、中継すべきデータがあれば中継送信を実行するように構成したので、アドホックネットワークを構成しつつ、必要に応じてデータを他装置よりも優先的に送信することができる。
また、トラフィック制御親モードを実行する場合、アドホックルーティングプロトコルで管理している隣接無線通信装置の全てから、トラフィック制御ON信号に対する応答信号を受信したとき、トラフィック制御親モードを実行するように構成したので、通信エリア内の複数の装置を親とするトラフィック制御が実行されるのを確実に防止することができる。
また、トラフィック制御ON信号およびトラフィック制御OFF信号の送信待ち時間を他のデータよりも短くするように構成したので、トラフィック制御モードの開始と終了を迅速に行うことができる。
また、送信データと受信データを解析して自装置の送信量、自装置の受信量、および、他装置の送受信量を算出すると共に、その算出結果を表示手段に表示するように構成したので、装置の使用者によるトラフィック制御モードの実行判断をし易くすることができる。
また、CSMA/CA方式でデータを送信する無線通信装置A,B,C,D,Eによってアドホックネットワークが構成された無線通信システムにおいて、無線通信装置A,B,C,D,Eは、隣接する無線通信装置に対してトラフィック制御ON信号を送信し、自装置の送信待ち時間を他装置よりも短くするトラフィック制御親モードを実行し、当該トラフィック制御親モード中に隣接無線通信装置に対してトラフィック制御OFF信号を送信し、トラフィック制御親モードを終了する。また、トラフィック制御ON信号を受信したとき、アドホックルーティングプロトコルに基づくデータの中継送信を停止するトラフィック制御子モードを実行し、当該トラフィック制御子モード中にトラフィック制御OFF信号を受信したとき、トラフィック制御子モードを終了する。そして、トラフィック制御子モードを終了したとき、中継すべきデータがあれば中継送信を実行するように構成したので、アドホックネットワークを構成しつつ、必要に応じてデータを他装置よりも優先的に送信することができる。
A,B,C,D,E・・・無線通信装置、1・・・アンテナ、2・・・無線部、3・・・送信部、4・・・受信部、5・・・制御部、6・・・操作部、7・・・表示部、8・・・アドホックルーティング処理部、9・・・送信制御部

Claims (4)

  1. アドホックネットワークを構成すると共に、CSMA/CA方式でデータを送信する無線通信装置において、
    送信データと受信データを解析して自装置の送信量、自装置の受信量、および、他装置の送受信量を算出すると共に、その算出結果を表示する表示手段と、
    該表示手段に表示された算出結果に応じて、当該自装置の使用者の操作により自装置のエリア内に存在する無線通信装置に対してトラフィック制御ON信号を送信し、自装置の送信待ち時間を他装置よりも短くするトラフィック制御親モードを実行する手段と、
    前記トラフィック制御親モード中に当該自装置の使用者の操作により自装置のエリア内に存在する無線通信装置に対してトラフィック制御OFF信号を送信し、前記トラフィック制御親モードを終了する手段と、
    前記トラフィック制御ON信号を受信したとき、アドホックルーティングプロトコルに基づくデータの中継送信を停止し、トラフィック制御ON信号を送信することができないトラフィック制御子モードを実行する手段と、
    前記トラフィック制御子モード中にトラフィック制御OFF信号を受信したとき、前記トラフィック制御子モードを終了する手段と、
    前記トラフィック制御子モードを終了したとき、中継すべきデータがあれば中継送信を実行する手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
  2. 前記トラフィック制御親モードを実行する手段は、
    前記アドホックルーティングプロトコルで管理している自装置のエリア内に存在する無線通信装置の全てから、前記トラフィック制御ON信号に対する応答信号を受信したとき、前記トラフィック制御親モードを実行することを特徴とする請求項1記載の無線通信装置。
  3. 前記トラフィック制御親モードを実行する手段は、前記トラフィック制御ON信号および前記トラフィック制御OFF信号の送信待ち時間を他のデータよりも短くすることを特徴とする請求項1または2に記載の無線通信装置。
  4. CSMA/CA方式でデータを送信する無線通信装置によってアドホックネットワークが構成された無線通信システムにおいて、
    前記無線通信装置は、
    送信データと受信データを解析して自装置の送信量、自装置の受信量、および、他装置の送受信量を算出すると共に、その算出結果を表示する表示手段と、
    該表示手段に表示された算出結果に応じて、当該自装置の使用者の操作により自装置のエリア内に存在する無線通信装置に対してトラフィック制御ON信号を送信し、自装置の送信待ち時間を他装置よりも短くするトラフィック制御親モードを実行する手段と、
    前記トラフィック制御親モード中に当該自装置の使用者の操作により自装置のエリア内に存在する無線通信装置に対してトラフィック制御OFF信号を送信し、前記トラフィック制御親モードを終了する手段と、
    前記トラフィック制御ON信号を受信したとき、アドホックルーティングプロトコルに基づくデータの中継送信を停止し、トラフィック制御ON信号を送信することができないトラフィック制御子モードを実行する手段と、
    前記トラフィック制御子モード中にトラフィック制御OFF信号を受信したとき、前記トラフィック制御子モードを終了する手段と、
    前記トラフィック制御子モードを終了したとき、中継すべきデータがあれば中継送信を実行する手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信システム。
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