JP5467032B2 - 情報管理システムとそのデータ更新操作方法 - Google Patents
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Description
[第1の実施形態]
(システムの構成)
図1は、この発明の第1の実施形態に係る情報管理システムの機能構成を示すブロック図である。
この情報管理システムは、利用者(ユーザ)が利用する複数の要求側サーバRSV1〜RSVnと、情報提供者が管理する複数の提供側サーバDSV1〜DSVmと、システム運用者が管理する仲介サーバMSVとを、図示しない通信ネットワークを介して接続可能にしたものである。通信ネットワークとしては、例えばIP(Internet Protocol)網が用いられる。
(1) 後述する仲介サーバMSVから予約操作設定データを受け取り、現在時刻がこの予約操作設定データに記述された実行予約時刻になる前に、上記アクセス制御ルールデータ記憶部25に記憶されたアクセス制御ルールデータに対する更新操作の所要時間を見積もる。そして、この見積もった所要時間がシステムで許容された遅延時間内であるか否かを判定する処理。
(2) 上記更新操作の所要時間が許容された遅延時間を超えると判定された場合には、現在時刻が上記実行予約時刻になる前に、上記アクセス制御ルールデータに対する更新操作を開始する処理。
(3) 上記更新操作の所要時間が許容された遅延時間内であると判定された場合には、現在時刻が上記実行予約時刻になった時点で、上記アクセス制御ルールデータに対する更新操作を開始する処理。
(1) 上記運用管理部33から渡された予約操作のためのデータ項目をもとに予約操作設定データを生成し、この予約操作設定データを予約操作設定データ記憶部35に格納する処理。
(2) 上記予約操作設定データ記憶部35に新たな予約操作設定データが格納されるごとに、現在時刻がこの予約操作設定データに含まれる操作実行予約時刻になる前に、当該予約操作設定データを仲介サーバMSV及び提供側サーバDSV1〜DSVmの同時修正データ操作処理部38,24に通知する処理。
(3) 現在時刻が、予約操作設定データに含まれる操作実行予約時刻になった時点で、マスタ情報予約操作処理部36と、仲介サーバMSV及び提供側サーバDSV1〜DSVmの同時修正データ操作処理部38,24にそれぞれ実行要求を送付する処理。
(1) 後述する仲介サーバMSVから予約操作設定データを受け取り、現在時刻がこの予約操作設定データに記述された実行予約時刻になる前に、上記関係者データ記憶部39に記憶された関係者データに対する更新操作の所要時間を見積もる。そして、この見積もった所要時間がシステムで許容された遅延時間内であるか否かを判定する処理。
(2) 上記更新操作の所要時間が許容された遅延時間を超えると判定された場合には、現在時刻が上記実行予約時刻になる前に、上記関係者データに対する更新操作を開始する処理。
(3) 上記更新操作の所要時間が許容された遅延時間内であると判定された場合には、現在時刻が上記実行予約時刻になった時点で、上記関係者データに対する更新操作を開始する処理。
なお、関係者データ記憶部39には、利用者ごとに当該利用者と関係する他の利用者や関係組織(例えばかかりつけの病院等)を表す情報が記憶されている。
次に、以上のように構成されたシステムの処理動作の概要を説明する。図2はその処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
運用者は、自身の端末において、更新操作対象とするマスタ情報のデータ名と、操作実行予約時刻と、更新装置の種類(変更、削除、追加)と、操作対象のデータ項目の操作前後の遷移関係を表すデータ値を入力する(ステップS1)。そうすると、この入力された各データ項目は運用管理部33により受信されてデータ予約操作設定部34に渡され、このデータ予約操作設定部34においてステップS2により一時記憶された後、予約操作設定データとして予約操作設定データ記憶部35に格納される(ステップS3)。
なお、同時修正データ操作部24,38において行われる、更新操作の所要時間がシステムの許容遅延時間を超えると予測される場合の事前処理開始動作については、後に詳しく述べる。
次に、この実施形態に係る情報管理システムのデータ更新処理動作を詳細に説明する。図3は、その仲介サーバMSV及び提供側サーバDSV1〜DSVmの処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
ここでは、アクセス制御ルールデータ記憶部25に例えば図6に示すようなアクセス制御ルールデータが、またユーザデータ記憶部32及びマスタ情報記憶部37に例えば図7に示すようなユーザデータ及びマスタ情報がそれぞれ記憶されているものとして説明を行う。すなわち、マスタ情報においては組織ID=O0001に関連付けて「A病院」が記憶され、またアクセス制御ルールデータにおいては「A病院」に読み取り許可を与えることを意味する「所属組織ID=O0001に対して読み取りOK」のルールが記載されている。
仲介サーバMSVでは、運用管理部33において予約操作のためのデータ項目の入力操作が監視されている(ステップS11)。この状態で、運用者が自身の端末において、予約操作のデータ項目を入力したとする。そうすると、この入力されたデータ項目はステップS12において運用管理部33により受信されてデータ予約操作設定部34に渡され、このデータ予約操作設定部34において上記入力データ項目をもとに予約操作設定データが生成され、予約操作設定データ記憶部35に記憶される(ステップS13)。
なお、予約番号はデータ予約操作設定処理部34により自動採番される。また、マスタ情報における操作前のデータ値は、上記操作対象とするデータ項目を指定するとマスタ情報から自動取得される。
<ケース(1)>
ケース(1) は、マスタ情報のデータ項目を変更、例えばデータ項目の分割をするケースである。このケースでは、アクセス制御ルールデータや関係者データ等の同時修正データについてもマスタ情報と同様の変更が実施される。図9はこのケース(1) の場合の予約操作設定データの一例を示すものである。
ケース(2) は、マスタ情報のデータ項目を削除するケースである。この場合、マスタ情報のデータ項目は削除されても、アクセス制御ルール等を適切な継承組織に引き継ぐ必要がある。このため、アクセス制御ルールデータや関係者データ等の同時修正データに対し、マスタ情報とは異なる更新処理を実施する必要がある。図10はこのケース(2) の場合の予約操作設定データの一例を示すものである。
ケース(3) は、マスタ情報にデータ項目を追加するケースである。この場合、アクセス制御ルール等には当該データ項目に関する記述が存在しないため、データアクセス制御ルールデータや関係者データ等の同時修正データに対する操作は実施しない。図11はこのケース(3) の場合の予約操作設定データの一例を示すものである。
上記予約操作設定データ記憶部35に新たな予約操作設定データが格納されると、データ予約操作設定処理部34により、現在時刻がこの予約操作設定データに含まれる操作実行予約時刻になる前に、当該予約操作設定データが同時修正データ操作処理部38に通知され、またデータ送受信部30から同時修正データ操作処理部24へ送信される(ステップS14)。この予約操作設定データは、提供側サーバDSV1〜DSVmにおいてデータ送受信部21により受信され、同時修正データ操作処理部24に渡される(ステップS18)。上記予約操作設定データを同時修正データ操作処理部24,38に通知する理由は、後述する同時修正データに対する更新操作の事前準備のためである。
またデータ予約操作設定処理部34では、上記予約操作設定データ記憶部35に新たな予約操作設定データが格納されると、現在時刻が予約操作設定データに含まれる操作実行予約時刻になったか否かがステップS22で監視される。そして、現在時刻が操作実行予約時刻になると、その時点でステップS23によりデータ予約操作設定処理部34から仲介サーバMSV内のマスタ情報予約操作処理部36に実行要求が通知される。なお、このとき仲介サーバMSV内の同時修正データ操作処理部38と、提供側サーバDSV1〜DSVm内の同時修正データ操作処理部24にも、上記実行要求がそれぞれ通知される。
かくして、マスタ情報記憶部37内の更新操作対象のデータを更新(変更、削除、追加)する操作が行われる。
アクセス制御ルールデータや関係者データなど、マスタ情報の更新操作に付随して修正すべき「同時修正データ」中には、操作対象とするマスタ情報のデータが、いくつかのデータ項目の値として設定されている。従って、アクセス制御ルールデータ記憶部25及び関係者データ記憶部39内の更新対象箇所を発見するために、これらの記憶部25,39内のデータ項目の値をすべてチェックする必要がある。記憶部のサイズにもよるが、このチェック処理にはある程度の処理時間を必要とする場合がある。そこで、同時修正データ操作部24,38では、データ予約操作設定処理部34から実行要求を受信する前に、処理遅延を縮小するために以下の事前準備が実行される。
すなわち、上記予約操作設定データが通知されると同時修正データ操作処理部38では、先ずステップS15により、現在時刻がこの通知された予約操作設定データに記述された実行予約時刻になる前に、関係者データ記憶部39に記憶された関係者データに対する更新操作の所要時間を見積もるための計算処理が行われる。
次に同時修正データ操作処理部38では、ステップS16において、上記処理時間の見積結果から、指定された実行予約時刻に処理を開始した場合に予め定められたシステム要件を満たす遅延時間以内に処理を完了できるか否かが判定される。具体的には、見積計算により得られた所要時間が、システムで許容された遅延時間をもとに設定されたしきい値と比較され、所要時間がしきい値以内であるか否かが判定される。そして、更新操作の所要時間が許容された遅延時間を超えると判定されるとステップS17に移行し、先に述べたデータ予約操作設定処理部34からの実行要求の通知を待たずに、上記関係者データに対する更新操作の準備処理が開始される。
更新操作の準備処理の具体的な手法としては、以下に示す第1の手法と第2の手法がある。
<第1の手法>
図4は、第1の手法の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
すなわち、データ予約操作設定部36から事前に予約操作設定データにより通知された実行予約時刻までの期間に、先ずステップS31によりアクセス制御ルールデータ記憶部25及び関係者データ記憶部39中において操作対象のデータ項目が検索される。そして、この検索により見つかった操作対象のデータ項目の出現位置、つまり当該データのテーブル上のインデックス等と、「予約番号」及び「予約子番号」とのマッピング情報が生成され、この生成されたマッピングデータが一時的に保存される(ステップS32)。
図5は、第2の手法の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
すなわち、データ予約操作設定部36から事前に予約操作設定データにより通知された実行予約時刻までの期間に、先ずステップS41によりアクセス制御ルールデータ記憶部25及び関係者データ記憶部39中の操作対象データ項目が含まれるカラムもしくはテーブル全体のコピーが差し替えデータとして作成される。そして、この作成された差し替えデータ中の、予約操作設定データで指定された修正箇所がステップS42により修正される。なお、これらの準備処理は、仲介サーバMSV及び提供側サーバDSV1〜DSVmにおいて実行中の主たる処理の応答時間にできる限り影響を及ぼさないように、リソースの空き時間を利用して短いトランザクションで実施される。
現在時刻が操作実行予約時刻になり、データ予約操作設定処理部34から仲介サーバMSV内の同時修正データ操作処理部38に実行要求が通知されたとする。そうすると同時修正データ操作処理部38では、ステップS25において、先に通知された予約操作設定データに基づいて、関係者データ記憶部39に記憶されている関係者データに対し更新操作が行われる。
図12は、この発明の第2の実施形態に係る情報管理システムの機能構成を示すブロック図である。なお、同図において前記図1と同一部分には同一符号を付して詳しい説明は省略する。
変更履歴提供処理部41は、マスタ情報と、アクセス制御ルールデータや関係者データなどの同時修正データの変更履歴を提供するもので、以下の処理機能を有する。
(1) 先ずマスタ情報については、予約操作設定データの「操作後の値(マスタ情報)」が指定されたデータ項目である最新の行を抽出して、この抽出した行の「操作前の値」を更新履歴に追加し、以後は「操作前の値」に記載された値を指定されたデータ項目として、抽出した行の「操作前の値」がNULLになるまで、上記最新の行の抽出および抽出した行の更新履歴への追加処理を繰り返す。
(2) 次に同時修正データについては、予約操作設定データの「操作後の値(同時修正データ)」が指定されたデータ項目である最新の行を抽出して、この抽出した行の「操作前の値」を更新履歴に追加し、以後「操作前の値」に記載された値を指定されたデータ項目として、抽出した行の「操作前の値」がNULLになるまで、上記最新の行の抽出および抽出した行の更新履歴への追加を繰り返す。
(1) 指定された予約操作又は予約操作設定データの「実行予約時刻」が指定された時刻より前になるまで、上記予約操作設定データに蓄積された操作設定情報のうち、新しい操作設定情報から順に、「操作対象データ」に記述されたマスタ情報の「操作対象データ項目」に記述されたデータ項目を「操作前の値」に変更する処理。
(2)同時修正データ中の「操作対象データ項目」を抽出し、この抽出した全ての値を「操作前の値」に変更する処理。
(1)変更履歴提供処理
ステップS51において、運用管理部33は変更履歴要求の入力を監視している。この状態で、運用者が自己の端末により変更履歴要求を入力すると、この変更履歴要求は運用管理部33により受信されて変更履歴提供処理部41に渡される(ステップS52)。上記変更履歴要求を受け取ると変更履歴提供処理部41は、ステップS53において変更履歴ファイルを新規作成し、指定された組織データの現在の値(組織ID、組織名称、組織説明)を上記この変更履歴ファイルに格納する。
なお、操作対象データに関する変更履歴要求の場合には、「操作後の値(マスタ情報)」を「組織後の値(同時修正データ)」に置き換えて上記ステップS51からステップS60による処理が実行される。
リカバリ処理には、予約番号を利用した処理と、予約時刻を利用した処理がある。図14及び図15はそれぞれ予約番号を利用した処理及び予約時刻を利用した処理の処理手順と処理内容を示すフローチャートである。
リカバリ処理部42は、ステップS71により予約操作設定データ記憶部35から予約操作設定データを読み出し、この読み出された予約操作設定データを「予約番号」の降順にソートする。
そして、このソートされた予約操作設定データの上から順に、先ずステップS72において、該当行の「操作対象データ」に記述されたマスタ情報の「操作対象データ項目」に記述されたデータ項目を、「操作後の値(マスタ情報)」であることを確認の上、「操作前の値」に変更する。次にステップS73において、該当行の「同時修正データ」に記述された同時修正データ中の「操作対象データ項目」を抽出し、この抽出された全ての値を、「操作後の値(同時修正データ)」であることを確認の上「操作前の値」に変更する。そして、「予約番号」が予め運用者から指定された予約番号と一致したか否かをステップS74で判定し、予約番号が指定番号と一致するまで上記ステップS72及びステップS73の処理を繰り返し実行し、予約番号が指定番号と一致すると処理を終了する。
リカバリ処理部42は、先ずステップS81により予約操作設定データ記憶部35から予約操作設定データを読み出し、この読み出された予約操作設定データを「予約時刻」の降順にソートする。
そして、このソートされた予約操作設定データの上から順に、先ずステップS82において、該当行の「操作対象データ」に記述されたマスタ情報の「操作対象データ項目」に記述されたデータ項目を、「操作後の値(マスタ情報)」であることを確認の上、「操作前の値」に変更する。次にステップS83において、該当行の「同時修正データ」に記述された同時修正データ中の「操作対象データ項目」を抽出し、この抽出された全ての値を、「操作後の値(同時修正データ)」であることを確認の上「操作前の値」に変更する。そして、「予約時刻」が予め運用者から指定された予約時刻と一致したか否かをステップS84で判定し、予約時刻が指定された時刻と一致するまで上記ステップS82及びステップS83の処理を繰り返し実行する。そして、予約時刻が指定番号と一致すると処理を終了する。
前記第1及び第2の実施形態では、同時修正データがアクセス制御ルールデータ及び関係者データの場合を例にとって説明したが、ログイン中の利用者の認証トークン等を同時修正データに含めるようにしてもよい。このようにすると、マスタ情報の更新操作と同時に、仲介サーバMSVで管理する認証トークンリストに対し更新操作を実行することができる。また、予約操作設定データを生成する際に、予約操作時刻を「即時」に設定してもよい。このようにすると、同期が必要のない他のデータ(通常データ)についてもその変更履歴を作成し提供したり、またリカバリ処理を利用ですることが可能となる。
さらに、前記各実施形態では同時修正データが複数のサーバに分散配置されている場合を例にとって説明したが、マスタ情報とすべての同時修正データが1台のサーバに記憶されている場合にも、この発明は適用可能である。
Claims (8)
- マスタデータを含む第1の管理情報と、この第1の管理情報の更新操作に付随して修正すべきデータを含む第2の管理情報とを記憶し、これらの第1及び第2の管理情報に基づいてそれぞれ異なる処理を実行する情報管理システムにおいて、
管理者の予約操作に応じて、前記第1の管理情報に対する更新操作の実行予約時刻を指定する時刻指定情報と、前記第1の管理情報の更新操作前後のデータの遷移情報を含む予約操作設定データを生成して保存する第1の手段と、
現在時刻が、前記保存された予約操作設定データに含まれる時刻指定情報により指定される実行予約時刻になった後に、前記第1の管理情報を前記予約操作設定データに含まれる遷移情報をもとに更新操作する第2の手段と、
現在時刻が前記実行予約時刻になる前に、前記保存された予約操作設定データに含まれる遷移情報をもとに前記第2の管理情報の更新操作の所要時間を予測し、この予測された所要時間が予め設定されたしきい値以内であるか否かを判定する第3の手段と、
前記更新操作の所要時間がしきい値を超えると判定された場合に、現在時刻が前記実行予約時刻になる前に前記予約操作設定データに含まれる遷移情報をもとに前記第2の管理情報を更新操作するための準備処理を実行し、現在時刻が前記実行予約時刻になった後に前記準備処理により生成された準備情報をもとに前記第2の管理情報を更新操作する第4の手段と、
前記更新操作の所要時間がしきい値以内と判定された場合には、現在時刻が前記実行予約時刻になった後に、前記予約操作設定データに含まれる遷移情報をもとに前記第2の管理情報を更新操作する第5の手段と
を具備することを特徴とする情報管理システム。 - 前記第1の手段は、
前記入力操作により指定された更新操作の種類が変更の場合に、前記第1の管理情報における更新操作前及び更新操作後の各データ値としてそれぞれ前記予約操作により指定された第1の管理情報中の操作対象データ項目の現在値及び前記予約操作により入力された新たな値を保存し、かつ前記第2の管理情報における更新操作後のデータ値として前記第1の管理情報の更新操作後のデータ値を複写して保存する手段と、
前記予約操作により指定された更新操作の種類が削除の場合に、前記第1の管理情報における更新操作前及び更新操作後の各データ値としてそれぞれ前記予約操作により指定された第1の管理情報中の操作対象データ項目の現在値及びNULLを保存し、かつ前記第2の管理情報における更新操作後のデータ値として前記予約操作により入力された新たな値を保存する手段と、
前記予約操作により指定された更新操作の種類が追加の場合に、前記第1の管理情報における更新操作前データ値及び更新操作後の各データ値としてそれぞれNULL及び前記予約操作により入力された新たな値を保存し、かつ前記第2の管理情報における更新操作後のデータ値としてNULLを保存する手段と
のうち少なくとも一つを備えることを特徴とする請求項1記載の情報管理システム。 - 前記第2の管理情報が複数の情報処理装置に分散配置されている場合に、前記保存された予約操作設定データを、現在時刻が前記実行予約時刻になる前に前記複数の情報処理装置へそれぞれ転送する第6の手段を、さらに備え、
前記第3の手段は、前記複数の情報処理装置の各々において、当該情報処理装置に保存されている第2の管理情報について前記転送された予約操作設定データをもとにその更新操作の所要時間を予測し、この予測された所要時間が予め設定されたしきい値以内であるか否かを判定することを特徴とする請求項1又は2記載の情報管理システム。 - 前記第4の手段は、
前記第2の管理情報中から更新操作対象データ項目を検索し、この検索された更新操作対象データ項目の前記第2の管理情報中における出現位置を示す情報と、前記予約操作設定データ中において前記更新操作対象データ項目に付与された識別情報とを関連付けたマッピング情報を生成し保存する手段と、
前記マッピング情報を保存してから現在時刻が前記実行予約時刻になるまでの期間に、前記第2の管理情報中の更新操作対象データ項目に対するデータ書込処理が行われた場合に、このデータ書込処理後のデータの出現位置が前記マッピング情報に含まれるように前記保存されたマッピング情報を更新する手段と、
前記生成又は更新されたマッピング情報に従い、前記第2の管理情報を前記予約操作設定データに含まれる更新操作前のデータ値から更新操作後のデータ値に更新する処理を行う手段と
を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報管理システム。 - 前記第4の手段は、
前記第2の管理情報中の更新操作対象データ項目が含まれるカラムもしくはテーブル全体の複製を差し替えデータとして作成し、この作成された差し替えデータ中の前記予約操作設定データで指定される修正箇所を修正する手段と、
前記差し替えデータが作成されてから前記実行予約時刻になるまでの期間に、前記第2の管理情報中の更新操作対象データ項目に対するデータ書込処理が行われた場合に、前記差し替えデータ中の該当する更新操作対象データ項目を更新する手段と、
前記生成又は更新された差し替えデータに従い、前記第2の管理情報を前記予約操作設定データに含まれる更新操作前のデータ値から更新操作後のデータ値に更新する処理を行う手段と
を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の情報管理システム。 - 前記予約操作設定データから、現在のデータ値を基点として対応する更新操作前のデータ値を新しい順に抽出し、この抽出されたデータ値により変更履歴ファイルを作成する手段を、さらに具備することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の情報管理システム。
- 前記予約操作設定データに蓄積された更新操作前及び更新操作後のデータ値のうち、予め指定された数又は期間のデータ値を読み出し、この読み出されたデータ値をもとに、前記第1及び第2の管理情報に含まれる該当する更新操作後のデータ値を更新操作前のデータ値に復旧させるリカバリ手段を、さらに具備することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の情報管理システム。
- マスタデータを含む第1の管理情報と、この第1の管理情報の更新操作に付随して修正すべきデータを含む第2の管理情報とを記憶し、これらの第1及び第2の管理情報に基づいてそれぞれ異なる処理を実行するシステムで用いられる情報更新操作方法であって、
管理者の予約操作に応じて、前記第1の管理情報に対する更新操作の実行予約時刻を指定する時刻指定情報と、前記第1の管理情報の更新操作前後のデータの遷移情報を含む予約操作設定データを生成して保存する第1の過程と、
現在時刻が、前記保存された予約操作設定データに含まれる時刻指定情報により指定される実行予約時刻になった後に、前記第1の管理情報を前記予約操作設定データに含まれる遷移情報をもとに更新操作する第2の過程と、
現在時刻が前記実行予約時刻になる前に、前記保存された予約操作設定データに含まれる遷移情報をもとに前記第2の管理情報の更新操作の所要時間を予測し、この予測された所要時間が予め設定されたしきい値以内であるか否かを判定する第3の過程と、
前記更新操作の所要時間がしきい値を超えると判定された場合に、現在時刻が前記実行予約時刻になる前に前記予約操作設定データに含まれる遷移情報をもとに前記第2の管理情報を更新操作するための準備処理を実行し、現在時刻が前記実行予約時刻になった後に前記準備処理により生成された準備情報をもとに前記第2の管理情報を更新操作する第4の過程と、
前記更新操作の所要時間がしきい値以内と判定された場合には、現在時刻が前記実行予約時刻になった後に、前記予約操作設定データに含まれる遷移情報をもとに前記第2の管理情報を更新操作する第5の過程と
を具備することを特徴とする情報更新操作方法。
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