JP5465080B2 - 通信装置、通信システムおよび着信制御方法 - Google Patents

通信装置、通信システムおよび着信制御方法 Download PDF

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Description

本発明は、呼制御を必要としないネットワークと、呼制御を行う呼制御ネットワークと、を備える通信システムにおいて着信制御を行う通信装置に関する。
次世代ネットワーク(NGN:Next Generation Network)における通信では、接続先を電話番号で特定し、SIP(Session Initiation Protocol)によりセッション制御を行うことを前提としている。すなわち、NGNに接続する端末装置は、SIPによるセッション制御機能を有している必要がある。
一方、従来の端末装置(SIPセッション制御機能を有さない端末装置)からNGNへの接続を実現することを目的とした、SIPによるセッション制御を代行するゲートウエイ装置を備えたシステムが提案されている(たとえば、下記特許文献1参照)。
NGNではSIPによるセッション制御時に、必要とする帯域を申告することで帯域を確保するサービスが提供される。このような帯域確保型の通信サービスは、通信時間に応じた従量課金で提供されるのが一般的であり、課金対象となる時間はSIPセッション確立時点からSIPセッション切断時点までの時間とするのが一般的である。
帯域確保型の通信サービスを利用する端末の代表例として電話端末がある。通話時の着信側ではアナログ電話端末が実際に接続されていれば着信時に呼び出し音を鳴らし、オフフックされたことに連動してSIPセッションが確立し、音声データの通信と課金が始まる。また、オフフックされなければSIPセッションは確立されないため課金が開始されることはない。
一方、IPネットワークで接続されているIP端末からのデータ通信を上記特許文献1に記載の方法によってNGNに接続している場合、着信側のエンド端末が実際に接続できるかできないかに関わらず、SIPセッションは常に確立されてしまう。したがって、実際にはエンドツーエンドのデータ通信は出来ない状況にもかかわらず、課金が開始されてしまうという課題があった。
したがって、エンド端末が接続できない場合に課金が発生しないように、エンド端末が接続可能か否かに基づいて、SIPセッションを確立することが望ましい。下記特許文献2には、エンド端末が実際に接続できるか否かを反映してサーバとの接続処理を行うシステムが開示されている。下記特許文献2に記載のシステムでは、クライアント・サーバ間の通信を中継する装置が、クライアントからの接続要求を受けた際にサーバに対して接続を試行し、サーバと接続が確立できる場合にのみ、クライアントからの接続要求を受け付ける。
国際公開第2006/051594号 特開2004−056306号公報
上述のように、上記特許文献1に記載の方法では、着信側のエンド端末が実際に接続できるかできないかに関わらず、SIPセッションは常に確立されてしまう。そのため、実際にはエンドエンド間のデータ通信ができない状況にもかかわらず、課金が開始されてしまう、という問題がある。
また、上記特許文献2に記載のシステムでは、クライアントからの接続要求を受けた際にサーバに対して接続を試行し、サーバと接続が確立できる場合にのみ、クライアントからの接続要求を受け付ける。しかし、このシステムでは、接続要求としてTCP(Transmission Control Protocol)セッション確立要求であり、TCP等によるデータ通信に先立ってSIP等によるセッションの確立が必要な場合には、サーバとの接続性を確認できる前にSIPセッションが確立され課金が開始されてしまい、上述の課題は解決できない。
本発明は、上記に鑑みてなされたものであって、エンドエンド間のデータ通信が正常に行えない場合に、SIP等によるセッション制御におけるセッションを確立しないことにより不要な課金を回避することができる通信装置、通信システムおよび着信制御方法を得ることを目的とする。
上述した課題を解決し、目的を達成するために、本発明は、呼制御を前提としない複数の第1のネットワークと、前記複数の第1のネットワーク間にあり呼制御を実施する第2のネットワークと、前記第1のネットワークのうちの1つと前記第2のネットワークとを接続し、自装置が接続する前記第1のネットワークに属する端末を着信側の端末とする呼の呼制御処理を行う通信装置と、を備え、前記通信装置は、前記第1のネットワークと接続するポートと、前記第2のネットワークから呼接続要求を受信すると、前記呼制御要求に基づいて、前記呼制御要求により接続を要求された着信端末が自装置の呼制御処理対象の端末である場合に、前記着信端末と自装置との接続可否の判定を実施するよう指示する呼制御部と、前記ポートごとに、該ポートに接続する前記第1のネットワークに属する自装置の呼制御処理対象の端末と、前記ポートのリンク状態と、をリンク状態情報として保持し、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示された場合に、前記リンク状態情報に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する端末接続判定部と、を備え、前記呼制御部は、前記端末接続判定部が判定した判定結果が接続可であった場合に着信可能応答を返答し、前記端末接続判定部が判定した判定結果が接続不可であった場合に着信拒否応答を返答する、ことを特徴とする。
本発明によれば、エンドエンド間のデータ通信が正常に行えない場合に、SIP等によるセッション制御におけるセッションを確立しないことにより不要な課金を回避することができる、という効果を奏する。
図1は、本発明にかかる通信システムの構成例を示す図である。 図2は、エンド端末からエンド端末へTCPデータ通信を行う際の通信フローを示すチャート図である。 図3は、エンド端末がTCP接続を受け付けられない状況での通信フローの一例を示すチャート図である。 図4は、通信装置の機能構成例を示す図である。 図5は、SDP・端末対応管理テーブルの構成例を示す図である。 図6は、エンド端末LANポート対応テーブルの構成例を示す図である。 図7は、ポート状態管理テーブルの構成例を示す図である。 図8は、着信制御手順の一例を示すフローチャートである。 図9は、着信制御手順の一例を示すフローチャートである。 図10は、着信制御手順の一例を示すフローチャートである。 図11は、リンク状態を基に判断した接続可否と、エンド端末のIPアドレスと、の対応を管理する管理テーブルの構成例を示す図である。 図12は、着信側エンド端末の接続可否の確認に用いることができる確認手段の例を示す図である。
以下に、本発明にかかる通信装置、通信システムおよび着信制御方法の実施の形態を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施の形態によりこの発明が限定されるものではない。
実施の形態.
図1は、本発明にかかる通信システムの実施の形態の構成例を示す図である。図1に示すように、本実施の形態の通信システムは、呼制御が不要な第1のネットワーク4−1,4−2と、呼制御を必要とする第2のネットワーク5と、第1のネットワーク4−1と第2のネットワーク5とを接続する通信装置2と、第1のネットワーク4−2と第2のネットワーク5とを接続し、着信制御機能を備えた通信装置3と、で構成される。また、エンド端末1−1は、第1のネットワーク4−1に属する端末であり、エンド端末1−2は、第1のネットワーク4−2に属する端末である。
通信装置2,通信装置3は、それぞれ第1のネットワーク4−1,第1のネットワーク4−2内のエンド端末のSIPセッション制御を代行する。例えば第1のネットワーク4−1内のエンド端末1−1を発信側端末とし、第1のネットワーク4−2のエンド端末1−2を着信側端末とする、第2のネットワーク5経由の通信を行う場合、通信装置2がエンド端末1−1の代わりに発信側の呼制御処理を実施し、通信装置3がエンド端末1−2の代わりに着信側の呼制御処理を実施する。また、第2のネットワーク5では採用しており、従量課金対象区間6は端末1−1と端末1−2が通信を行う際の課金対象の区間を示している。また、端末1−1と端末1−2の通信の際には、通信装置2と通信装置3の間でその通信用のSIPセッション7を確立する。一般には、当該SIPセッションが確立している間に課金されることになる。
図2は、図1示した通信システムにおいて、エンド端末1−1からエンド端末1−2へTCPデータ通信を行う際の通信フローを示すチャート図である。まず、端末1−1は、TCP接続を要求するTCP SYNを送信する(ステップS1)。
通信装置2は、エンド端末1−1から送出されたTCP SYNを検出すると、通信装置3との間でSIPによる呼制御を確立する。具体的には、通信装置2は、第2のネットワーク5内のSIPサーバ(図示せず)に、通信装置3との間でSIPセッション確立を要求するSIP INVITEを送信する(ステップS2)。そして、SIPサーバは、通信装置3へSIP INVITEを送信し(ステップS3)、通信装置2へSIP INVITEを実行中であることを示す暫定応答である100(Tring)を送信する(ステップS4)。
通信装置3は、SIPサーバからSIP INVITEを受信すると、呼び出し中であることを示す180(Ringing)をSIPサーバに送信し(ステップS5)、セッション確立の準備が完了すると200(OK)をSIPサーバへ送信する(ステップS6)。SIPサーバは、通信装置2へ200(OK)を転送し(ステップS7)、通信装置2は200(OK)を受信すると、ACKをSIPサーバへ返送する(ステップS8)。そして、SIPサーバがACKを通信装置3へ転送する(ステップS9)。以上の手順によりSIPセッションが確立する。
そして、SIPセッション確立後、通信装置2は、エンド端末1−1からステップS1で受信したTCP SYNを通信装置3経由でエンド端末1−2へ転送する(ステップS10)。以降TCPの3WayハンドシェークによりTCPコネクションの確立がされる。具体的には、エンド端末1−2が、TCP SYN/ACKを通信装置3および通信装置2経由でエンド端末1−1へ返送し(ステップS11)、エンド端末1−1が、通信装置2および通信装置3経由でエンド端末1−2へTCP ACKを返送する(ステップS12)。この3WayハンドシェークによるTCPコネクションの確立後、TCPデータ通信が行われる(ステップS13)。
本実施の形態では第2のネットワークが従量課金制を採用している。一般に、SIPセッションが確立された時点から、第2のネットワーク5での従量課金が開始される。このSIPセッション確立の時点は、着信側である通信装置3からの200(OK)を第2のネットワーク5内のSIPサーバが中継した時点(ステップS6)か、送信側である通信装置2からの200 OKに対するACKを網内のSIPサーバが中継した時点(ステップS8)、とするのが一般的である。
従来は、以上のSIPセッション確立が、エンド端末1−2が、ネットワークから切り離されている、または故障等によりTCP接続ができない場合でも実施される。図3は、エンド端末1−2が、TCP接続を受け付けられない状況での通信フローの一例を示すチャート図である。図1の場合と同様にステップS1〜ステップS10が実施される。しかし、ステップS10では、エンド端末1−2がTCP接続を受け付けられない状況であるため、エンド端末1−2からTCP SYNに対する応答であるACP SYN/ACKが送信されない。したがって、エンド端末1−1は、TCP SYNを送信してから所定の時間が経過するごとにTCP SYNを再送する(ステップS14,ステップS15)。そして、最終的にSIPセッションのタイムアウトとなり、SIPによるセッションが切断する(ステップS16)。
なお、ここでは、無通信時間を監視するなどの手法により、確立されたSIPセッションを用いた通信が所定の時間以上行われない場合には、タイムアウトとしてSIPセッションが自動的に切断されるとしている。しかし、SIPセッションの無通信時間を監視せずTCPコネクションの切断のみを契機にSIPセッションを切断するような動作である場合、ステップS15は実施されずに課金対象時間が継続してしまう。
本実施の形態では、エンド端末1−2がTCP接続できない場合に生じる不要な課金を防ぐために、通信装置3は、エンド端末1−2がTCP接続できない場合にSIPセッションを確立しないよう制御する着信制御機能を備える。
図4は、本実施の形態の通信装置3の機能構成例を示す図である。本実施の形態の通信装置3は、第2のネットワーク5と接続するWAN(Wide Area Network)ポート31と、第1のネットワーク4−1と接続されるLAN(Local Area Network)ポート36−1〜36−4と、WANポート31とLANポート36−1〜36−4との間でルーティング処理とアドレス/ポート番号変換を行うNAPT(Network Address Port Translation)/ルーティング部32と、WANポート31から受信したSIPメッセージを終端処理するSIPセッション制御部(呼制御部)33と、SIPメッセージに格納されているSDP(Session Description Protocol)情報と着信させるべき端末の対応を管理するSDP・端末対応管理部34と、各LANポート36−1〜36−4と接続されているエンド端末のIPアドレスとの対応と、各LANポート36−1〜36−4のリンク状態と、を管理するLANポート状態・端末対応管理部35と、で構成される。なお、ここでは、LANポートを4つとしているが、LANポートの数はこれに限らずいくつでもよい。
図5は、SDP・端末対応管理部34が管理する(保持する)SDP・端末対応管理テーブルの構成例を示す図である。SDP・端末対応管理テーブルの各エントリは、エントリ番号、宛先電話番号、SDPフォーマット、着信端末IPアドレスおよび着信端末ポート番号で構成される。SDP・端末対応管理テーブルの情報は、予め設定しておくこととする。
図6はLANポート状態・端末対応管理部35が管理する(保持する)エンド端末のIPアドレスとエンド端末が接続するLANポート番号との対応を格納したエンド端末LANポート対応テーブルの構成例を示す図である。エンド端末LANポート対応テーブルの各エントリは、LANポート番号と、各LANポートに接続されているエンド端末のIPアドレスと、から成る。エンド端末LANポート対応テーブルを用いて、エンド端末のIPアドレスをキーとして、このエンド端末が接続されているLANポートの番号を検索することができる。なお、ここでは、LANポート36−i(i=1,2,3,4)のLANポート番号をLANポート番号#iとする。エンド端末LANポート対応テーブルは、例えばエンド端末が、第1のネットワーク4−1に接続した時点で把握することができる。
図7はLANポート状態・端末対応管理部35が、管理する(保持する)各LANポート36−1〜36−4のリンク状態を示すポート状態管理テーブルの構成例を示す図である。ポート状態管理テーブルには、各LANポート番号とそれぞれのリンク状態(UP(接続可能な状態)またはDOWN(接続不可の状態))とが格納されている。ポート状態管理テーブルは、例えば、定期的に各LANポート36−1〜36−4のリンク状態を確認して、その確認結果を反映することにより生成および更新するようにすればよい。
なお、ここでは、図6に例示したエンド端末LANポート対応テーブルと、図7にポート状態管理テーブルと、の2つのテーブルに分けて管理することとしたが、LANポートごとに、そのLANポートに接続するエンド端末とリンク状態と、の対応が管理できればよく、これらを1つのリンク状態情報テーブルとして管理してもよい。
つぎに、本実施の形態の通信装置3の着信制御動作を説明する。図8〜図10は、本実施の形態の通信装置3の着信制御手順の一例を示すフローチャートである。図8は、SIPセッション制御部33が実施する処理を示し、図9は、SDP・端末対応管理部34が実施する処理を示し、図10は、LANポート状態・端末対応管理部35が実施する処理を示している。以下、図8〜図10を用いて通信装置3の着信制御動作を説明する。
通信装置3では、NAPT/ルーティング部32が、WANポート31を介して第2のネットワーク5からSIP接続メッセージ(SIP INVITE)を受信すると、受信したSIP接続メッセージをSIPセッション制御部33に転送し、SIPセッション制御部33の処理が開始される(ステップS21)。SIPセッション制御部33は、NAPT/ルーティング部32経由でSIP接続メッセージを受信すると(ステップS22)、受信したメッセージ内の各パラメータに基づいて、着信可能かどうかの判断を行う(ステップS23)。着信可能かどうかは、例えば受信したメッセージ内の宛先電話番号が自身の管理する宛先番号であるか否か(すなわち、自身がSIPセッション制御処理を行うべきエンド端末であるか)等に基づいて判断する。
そして、SIPセッション制御部33は、ステップS23の判断結果が着信可であるか否かを判定し(ステップS24)、着信可であった場合(ステップS24 Yes)、受信したSIP接続メッセージから、宛先電話番号と、SDP情報として格納されているSDPフォーマット情報と、を抽出することにより着信端末を特定し、抽出した宛先電話番号とSDPフォーマット情報とをSDP・端末対応管理部34へ通知し、SDP・端末対応管理部34に対して処理(着信可否判定処理)を行なうよう指示する(ステップS25)。
SDP・端末対応管理部34は、図9に示すように、SIPセッション制御部33からの指示により処理(着信可否判定処理)を開始し(ステップS31)、通知された宛先電話番号とSDPフォーマット情報とをキーとして、自身が管理しているSDP・端末対応管理テーブルを参照して、通知された宛先電話番号とSDPフォーマット情報とに対応する着信端末のIPアドレスおよびポート番号情報を検索する(ステップS32)。
そして、SDP・端末対応管理部34はSDP・端末対応管理テーブル内に通知された宛先電話番号とSDPフォーマット情報とに合致するエントリが存在するか(すなわち、着信端末が存在するか)否かを判断し(ステップS33)、合致するエントリが存在する場合(ステップS33 Yes)、検索して得られた着信端末のIPアドレスをLANポート状態・端末対応管理部35に通知するとともに、LANポート状態・端末対応管理部35へ処理(着信可否判定処理)開始を指示する(ステップS34)。また、ステップS33で合致するエントリが存在しないと判断した場合(ステップS33 No)、SDP・端末対応管理部34は、着信不可と判定し、この判定結果をSIPセッション制御部33へ通知する(ステップS35)。
LANポート状態・端末対応管理部35は、図10に示すように、SDP・端末対応管理部34から指示されると処理を開始し(ステップS41)、通知された着信端末のIPアドレスをキーとして、エンド端末LANポート対応テーブルを検索して対応するLANポート番号を検索する(ステップS42)。そして、LANポート状態・端末対応管理部35は、対応するLANポート番号が存在するか否かを判断し(ステップS43)、対応するLANポート番号情報が存在する場合には(ステップS43 Yes)、検索して得られたLANポート番号をキーに、ポート状態管理テーブルを検索して、当該LANポートのリンク状態を取得する(ステップS44)。そして、取得したリンク状態情報がUPであるか否かを判断し(ステップS45)、リンクがUPであった場合(ステップS45 Yes)、着信可能と判定し、この判定結果をSIPセッション制御部33へ通知する(ステップS46)。
一方、ステップS43で、対応するLANポート番号情報が存在しないと判断した場合(ステップS43 No)、着信不可と判定し、この判定結果をSDP・端末対応管理部34経由でSIPセッション制御部33へ通知する(ステップS47)。また、ステップS45で、取得したリンク状態情報がDOWNであった場合(ステップS45 No)、ステップS47へ進む。
図8に戻り、SIPセッション制御部33は、SDP・端末対応管理部34から通知された判定結果が着信可能であるか否かを判断する(ステップS26)。判定結果が着信可能であった場合(ステップS26 Yes)は、着信許可応答(200(OK))を第2のネットワーク5へ送信し(ステップS27)、SIPセッションを確立する。一方、判定結果が着信不可であった場合(ステップS26 No)は、着信拒否応答(406(Not Acceptable等)を第2のネットワーク5へ送信する(ステップS28)。
このように着信先のエンド端末が接続されているLANポート36−1〜36−4のリンク状態に応じてSIPセッションの着信許可・拒否を制御する。このため、着信エンド端末が着信不能である場合にはSIPセッションを確立せず、無駄な課金の発生を避けることができる。
また、図6に例示したエンド端末LANポート対応テーブルと、図7に示したポート状態管理テーブルと、を1つにまとめて、リンク状態を基に判断した接続可否と、エンド端末のIPアドレスと、対応付けて管理するようにしてもよい。図11は、リンク状態を基に判断した接続可否と、エンド端末のIPアドレスと、の対応を管理する管理テーブルの構成例を示す図である。LANポート状態・端末対応管理部35は、図11に例示するような管理テーブルを用いて、接続可否を判定してもよい。
また、本実施の形態では、図7に示したポート状態管理テーブルを予め作成して管理するようにしたが、ポート状態管理テーブルを予め作成しておかずに、リンク状態の確認が必要となった時点(SIPセッション制御部33から着信可否判定処理の開始を指示された時点、すなわち着信端末が特定された後)で、確認の対象となるLANポートのリンク状態を確認してもよい。またリンク状態の確認方法は、例えばリンク状態を確認するための所定のコマンドを送信することにより行なう。この場合、ポート状態管理テーブルを予め作成しておく場合には、例えば定期的にリンク状態を確認するための所定のコマンドを送信することにより、ポート状態管理テーブルの作成および更新を行い、リンク状態の確認が必要となった時点で確認を行なう場合には、リンク状態の確認が必要となった時点でリンク状態を確認するための所定のコマンドを送信する。
また、本実施の形態では、通信装置3は、着信側エンド端末が接続を受け付けられないかどうか(自身と通信接続が可能であるか否か)の判断を、そのエンド端末が接続されているLANポートのリンク状態で判断するようにしたが、これに限らず、他の方法で着信側エンド端末が接続可否を判断するようにしてもよい。言い換えると、LANポート状態・端末対応管理部35は、自身とエンド端末との通信接続が可能か否かを判定する端末接続判定部の一種であり、端末接続判定部は、LANポートのリンク状態以外の他の確認手段を用いてエンド端末が自身と接続(通信接続)が可能化否かを判定してもよい。
図12は、着信側エンド端末の接続可否の確認に用いることができる確認手段の例を示す図である。図12には、確認を行うレイヤと、確認手段と、着信拒否の判定基準と、SIP接続要求を契機に実行される着信可否判断の中で、判断条件に用いる値の取得と判断を行うことができるか否かの情報(「着信時に実施」)と、予め着信側エンド端末ごとに接続可否を決めておくことができるか否かの情報(「予め実施」)と、を示している。
「着信時に実施」の項目が丸となっている場合は、着信拒否の判定基準と、SIP接続要求を契機に実行される着信可否判断の中で、判断条件に用いる値の取得と判断を行うことができることを示している。また、「予め実施」の項目が丸となっている場合は、判断条件に用いる値の取得はSIP接続要求の受信とは独立に、予め実施しておくことができることを示している。
一番上の段の個別LANポートリンク状態による確認を確認手段とする場合は、本実施の形態の着信制御動作として上述した。2段目のARP(Address Resolution Protocol)リクエストへの応答を確認手段とする場合は、着信側エンド端末からARP応答がない場合に着信側エンド端末が接続不可であるとし、着信不可と判定する。
3段目のDHCP(Dynamic Host Configuration Protocol)リース状態/FORCERENEWを確認手段とする場合は、着信側エンド端末がDHCPリース無しの場合、または着信側エンド端末からFORCERENEWへの応答無しの場合に、着信側エンド端末が接続不可であるとし、着信不可と判定する。
4段目のEthernet(登録商標) OAM(Operation Administration and Maintenance)のCCM(Continuity Check Messages)受信、着信側エンド端末からのCCMの定期受信が無い(定期受信の周期を超える所定の時間以上受信がない)場合に、着信側エンド端末が接続不可であるとし、着信不可と判定する。Ethernet(登録商標) OAMのLB(Loopback)応答(自装置から送信したLBパケットがエンド端末を経由して自装置へもどってくるか)を確認手段とする場合は、着信側エンド端末からLB応答がない場合に、着信側エンド端末が接続不可であるとし、着信不可と判定する。
5段目のLLDP(Link Layer Discovery Protocol)により定期的に送信される管理情報の受信を確認手段とする場合、着信側エンド端末からのLLDPによる管理情報の定期受信がない場合に、着信側エンド端末が接続不可であるとし、着信不可と判定する。
また、6段目のPING応答を確認手段とする場合、着信側エンド端末からPING応答が無い場合に、着信側エンド端末が接続不可であるとし、着信不可と判定する。7段目のIGMP(Internet Group Management Protocol)/MLD(Multicast Listener Discovery)により周期的に送信される定期送信パケットの受信の有無を確認手段とする場合、着信側エンド端末からのIGMPまたはMLDによる定期送信パケットの受信がない場合に、着信側エンド端末が接続不可であるとし、着信不可と判定する。
8段目のTCP SYNへの応答、ICMP(Internet Control Message Protocol) Port Unreachable受信を確認手段とする場合、着信側エンド端末からTCP SYNに対するSYN ACK応答が無い場合、または着信側エンド端末からICMP Port Unreachableを受信した場合に、着信側エンド端末が接続不可であるとし、着信不可と判定する。
9段目のUDPに対するICMP Port Unreachable受信を確認手段とする場合、通信装置3からUDPパケットを送信し着信側エンド端末からそのパケットに対するICMP Port Unreachableを受信した場合に、着信側エンド端末が接続不可であるとし、着信不可と判定する。また、着信側エンド端末の接続可否を判定できる確認手段であれば、これら図10に示した以外の確認手段を用いてもよい。
予め確認手段による実施を実施しておく場合は、通信装置3はSIPセッション制御の対象となる各エンド端末について、エンド端末と接続した後にARPやPING等を定期的に送信しその結果を保持しておき、保持している確認結果に基づいて着信端末の接続可否の判定を行なう。着信時に実施の場合は、着信端末の接続可否の判定を行なう際に、ARPやPING等を送信して確認結果を取得し、取得した確認結果に基づいて着信端末の接続可否の判定を行なう。
このように、本実施の形態では、通信装置3がSIP接続メッセージを受信した場合に、SIPセッション制御部33が、SIP接続メッセージから宛先電話番号と、SDP情報として格納されているSDPフォーマット情報と、抽出してSDP・端末対応管理部34へ通知し、SDP・端末対応管理部34がSDP・端末対応管理テーブルに基づいて、着信側端末のIPアドレスを求める。そして、LANポート状態・端末対応管理部35が着信側端末のIPアドレスとエンド端末LANポート対応テーブルおよびポート状態管理テーブルに基づいて着信端末の接続可否を判定し、着信端末が接続不可である場合には、着信不可と判定しSIPセッション制御部33に通知し、SIPセッション制御部33は着信不可の判定結果であった場合には着信拒否応答を返信するようにした。そのため、エンドエンド間のデータ通信が正常に行えない場合にSIP等によるセッション制御におけるセッションを確立しないことにより、不要な課金を回避することができる。
以上のように、本発明にかかる通信装置および着信制御方法は、IP(Internet Protocol:インターネットプロトコル)ネットワークと、このIPネットワーク上で呼制御を行う呼制御ネットワークと、を備える通信システムにおいて着信制御を行う通信装置に有用であり、特に、呼制御ネットワークで従量課金制のサービスを提供している場合に適している。
1−1,1−2 エンド端末
2,3 通信装置
4−1,4−2 第1のネットワーク
5 第2のネットワーク
31 WANポート
32 NAPT/ルーティング部
33 SIPセッション制御部
34 SDP・端末対応管理部
35 LANポート状態・端末対応管理部
36−1〜36−4 LANポート

Claims (21)

  1. 呼制御を前提としない複数の第1のネットワークと、
    前記複数の第1のネットワーク間にあり呼制御を実施する第2のネットワークと、
    前記第1のネットワークのうちの1つと前記第2のネットワークとを接続し、自装置が接続する前記第1のネットワークに属する端末を着信側の端末とする呼の呼制御処理を行う通信装置と、
    を備え、
    前記通信装置は、
    前記第1のネットワークと接続するポートと、
    前記第2のネットワークから呼接続要求を受信すると、前記呼制御要求に基づいて、前記呼制御要求により接続を要求された着信端末が自装置の呼制御処理対象の端末である場合に、前記着信端末と自装置との接続可否の判定を実施するよう指示する呼制御部と、
    前記ポートごとに、該ポートに接続する前記第1のネットワークに属する自装置の呼制御処理対象の端末と、前記ポートのリンク状態と、をリンク状態情報として保持し、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示された場合に、前記リンク状態情報に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する端末接続判定部と、
    を備え、
    前記呼制御部は、前記端末接続判定部が判定した判定結果が接続可であった場合に着信可能応答を返答し、前記端末接続判定部が判定した判定結果が接続不可であった場合に着信拒否応答を返答する、
    ことを特徴とする通信システム。
  2. 呼制御を前提としない第1のネットワークと、呼制御を実施する第2のネットワークと、を接続し、前記第1のネットワークに属する端末を着信側の端末とする呼の呼制御処理を行う通信装置であって、
    前記第2のネットワークから呼接続要求を受信すると、前記呼制御要求に基づいて、前記呼制御要求により接続を要求された着信端末が自装置の呼制御処理対象の端末である場合に、前記着信端末と自装置との接続可否の判定を実施するよう指示する呼制御部と、
    前記呼制御部からの指示に基づいて、前記着信端末と自装置との接続可否を判定する端末接続判定部と、
    を備え、
    前記呼制御部は、前記端末接続判定部が判定した判定結果が接続可であった場合に着信可能応答を返答し、前記端末接続判定部が判定した判定結果が接続不可であった場合に着信拒否応答を返答する、
    ことを特徴とする通信装置。
  3. 前記第1のネットワークと接続するポート、
    をさらに備え、
    前記端末接続判定部は、前記ポートごとに、該ポートに接続する前記第1のネットワークに属する自装置の呼制御処理対象の端末と、前記ポートのリンク状態と、をリンク状態情報として保持し、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示された場合に、前記リンク状態情報に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  4. 前記第1のネットワークと接続するポート、
    をさらに備え、
    前記端末接続判定部は、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示されると、前記着信端末が接続する前記ポートのリンク状態を取得し、取得した前記リンク状態に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  5. 前記端末接続判定部は、前記第1のネットワークに属する自装置の呼制御処理対象の端末ごとにARPリクエストに対する応答の有無をARP応答情報として保持し、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示された場合に、前記ARP応答情報に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  6. 前記端末接続判定部は、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示されると、前記着信端末に対してARPリクエストを送信し、前記ARPリクエストに対する応答の有無に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  7. 前記端末接続判定部は、前記第1のネットワークに属する自装置の呼制御処理対象の端末ごとにDHCPリース状態の有無をDHCPリース情報として保持し、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示された場合に、前記DHCPリース情報に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  8. 前記端末接続判定部は、前記第1のネットワークに属する自装置の呼制御処理対象の端末ごとにDHCP FORCERENEWに対する応答の有無をDHCP情報として保持し、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示された場合に、前記DHCP情報に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  9. 前記端末接続判定部は、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示されると、前記着信端末に対してDHCP FORCERENEWを送信し、前記DHCP FORCERENEWに対する応答の有無に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  10. 前記端末接続判定部は、前記第1のネットワークに属する自装置の呼制御処理対象の端末ごとにEthernet(登録商標) OAMのCCMを定期的に受信しているか否かをCCM情報として保持し、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示された場合に、前記CCM情報に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  11. 前記端末接続判定部は、前記第1のネットワークに属する自装置の呼制御処理対象の端末ごとにEthernet(登録商標) OAMのLBパケットに対する応答の有無をLB情報として保持し、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示された場合に、前記LB情報に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  12. 前記端末接続判定部は、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示されると、前記着信端末に対してLBパケットを送信し、前記LBパケットに対する応答の有無に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  13. 前記端末接続判定部は、前記第1のネットワークに属する自装置の呼制御処理対象の端末ごとにLLDPにより定期的に送信される管理情報の定期的な受信の有無をLLDP情報として保持し、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示された場合に、前記LLDP情報に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  14. 前記端末接続判定部は、前記第1のネットワークに属する自装置の呼制御処理対象の端末ごとにPINGコマンドに対する応答の有無をPING情報として保持し、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示された場合に、前記PING情報に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  15. 前記端末接続判定部は、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示されると、前記着信端末に対してPINGコマンドを送信し、前記PINGコマンドに対する応答の有無に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  16. 前記端末接続判定部は、前記第1のネットワークに属する自装置の呼制御処理対象の端末ごとにIGMPまたはMLDによる定期送信パケットの受信の有無を定期パケット受信情報として保持し、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示された場合に、前記定期パケット受信情報に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  17. 前記端末接続判定部は、前記第1のネットワークに属する自装置の呼制御処理対象の端末ごとにTCP SYNに対する応答の有無をTCP情報として保持し、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示された場合に、前記TCP情報に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  18. 前記端末接続判定部は、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示されると、前記着信端末に対してTCP SYNを送信し、前記TCP SYNに対する応答の有無に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  19. 前記端末接続判定部は、前記第1のネットワークに属する自装置の呼制御処理対象の端末ごとにUDPパケットに対する応答の有無をUCP情報として保持し、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示された場合に、前記UCP情報に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  20. 前記端末接続判定部は、前記呼制御部から前記着信端末と自装置との接続可否の判定の実施を指示されると、前記着信端末に対してUDPパケットを送信し、前記UDPパケットに対する応答の有無に基づいて前記着信端末と自装置との接続可否を判定する、
    ことを特徴とする請求項2に記載の通信装置。
  21. 呼制御を前提としない第1のネットワークと、呼制御を実施する第2のネットワークと、を接続し、前記第1のネットワークに属する端末を着信側の端末とする呼の呼制御処理を行う通信装置における着信制御方法であって、
    前記第2のネットワークから、呼接続要求を受信すると、前記呼制御要求に基づいて、前記呼制御要求により接続を要求された着信端末が自装置の呼制御処理対象の端末である場合に、前記着信端末と自装置との接続可否の判定を実施するよう指示する判定指示ステップと、
    前記判定指示ステップでの指示に基づいて、前記着信端末と自装置との接続可否を判定する端末接続判定ステップと、
    前記端末接続判定部が判定した判定結果が接続可であった場合に着信可能応答を返答し、前記端末接続判定部が判定した判定結果が接続不可であった場合に着信拒否応答を返答する着信応答ステップと、
    を含むことを特徴とする着信制御方法。
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