JP5463148B2 - 電子体温計 - Google Patents

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Description

本発明は、被検者の体温を測定する電子体温計に関するものである。特に被検者の腋下の体温を測定する電子体温計に関するものである。
従来より、被検者の体温を測定する電子体温計として、サーミスタを用いて温度計測値を取得する電子体温計が知られている。電子体温計は、一般的にプラスチックのような樹脂の筐体と、その尾部に取り付けられる筐体キャップで構成され、筐体の先端部に温度検出部を形成している(特許文献1)。
従来の棒状の電子体温計の形の一例として、図1に示されたようなものがある。電子体温計100は、その先端に配置され、被検者に接触する、サーミスタを内蔵する金属製キャップ102と、電子体温計100の尾部に配置される筐体キャップ103と、電子体温計100の本体を形成する筐体104とで構成される。測定結果は表示部101に表示される。このような従来の電子体温計は、消費者のニーズにこたえるため、測定の正確性、使い勝手の良さなどの性能面だけでなく、電子体温計の外観に関するデザイン面においても様々な改良が行われている。例えば、図1の電子体温計100のシンプルな四角いデザインとは異なる、滑らかな曲線輪郭を持つようなものなど、多様なデザインの電子体温計が提供されている。
特開平05−196508号公報
しかし、電子体温計の外観デザインを丸くすると、テーブル等の上に置いた場合、安定せず転がったり揺らぐ恐れがある。そのような不意な動きによってテーブルから落下し、故障の原因となり得、又は元の場所から移動してしまい、ユーザにとって不便を感じる原因となり得る。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、電子体温計のデザインにかかわらず、テーブル等の平面の上に置かれた際に横転又は揺らぎの心配のない安定した電子体温計を提供することを目的とする。
上記の目的を達成するために、本発明に係る電子体温計は以下のような構成を備える。即ち、
体温測定を行うための構成部品が収容され、測温部を含む金属キャップが先端部に取り付けられた筺体と、該筺体の尾部に着脱可能に取り付けられる筺体キャップとを備える電子体温計であって、
前記筺体の表面には、
前記電子体温計が平らな面に載置された場合に、該電子体温計を支持する平面である支持面が形成されており、
前記支持面は、
前記電子体温計が平らな面に載置された場合に、該平らな面と接触する金属キャップ上の接触点が前記支持面の接線上に位置するように、前記電子体温計の長手方向に、所定の傾きを有しており、かつ、前記電子体温計の幅に対応した幅を有していることを特徴とする。
本発明によれば、電子体温計のデザインにかかわらず、テーブル等の平面の上に置かれた際に横転又は揺らぎの心配のない安定した電子体温計を提供することが可能となる。
従来の電子体温計100を示す図である。 第1の実施形態による電子体温計300の正面図(A)、側面図(B)、背面図(C)、及び平面図(D)である。 第1の実施形態による電子体温計300の筐体キャップ303と、筐体304とを示す正面図(A)と、筐体キャップ303の挿入部303aが部分的に筐体304に挿入された状態を示す正面図(B)と、筐体キャップ303の挿入部303aが完全に筐体304に挿入された状態を示す正面図(C)である。 第1の実施形態による電子体温計300の筐体キャップ303と、筐体304とを示す側面図(A)と、筐体キャップ303の挿入部303aが部分的に筐体304に挿入された状態を示す側面図(B)と、筐体キャップ303の挿入部303aが完全に筐体304に挿入された状態を示す側面図(C)である。 第1の実施形態による電子体温計300が平らな表面に置かれた状態を示す図(A)と、電子体温計300の背面にある、平らな表面と接する面積を灰色で示す図(B)である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照しながら説明する。
<1.電子体温計の外観>
図2は、本発明の一実施形態にかかる電子体温計の外観を示す図であり、(A)は正面図、(B)は側面図、(C)は背面図、そして(D)は平面図である。
図2に示されているように、電子体温計300は従来の電子体温計100に比べ全体的に滑らかな曲線で構成されている。そして、筐体キャップ303と筐体304も、そのデザインモチーフに従って全て曲線で構成されており、2つの部品が接する境目である接線310も滑らかな曲線を描いている。筐体キャップ303は、耐衝撃性の熱可塑性樹脂、例えばハイインパクト・スチロール樹脂で形成されている。筐体304は、耐衝撃性の熱可塑性樹脂、例えばブチレン、スチレン樹脂で形成されている。
図2(B)及び(D)に示されているように、電子体温計300の側面は窪み310aを持つ形状に形成されており、ユーザが電子体温計300を掴んだとき、指先に心地よくフィットするような形をしている。このような形状をすることによって、電子体温計300が掴みやすくなり、持ち運びが容易になり、サーミスタなどの測温部を内蔵した金属キャップ302の腋下への装着が容易になる。
図2(C)に示された電子体温計300の背面には、電子体温計300をテーブル等の平らな表面に置いたときにその表面と接し、電子体温計300を安定させる突出部305及びほぼ半円形状の平面部306が設けられている。後で説明するように、突出部305及び平面部306は、曲線の輪郭を持つ電子体温計300を安定させ、横転などの不意な動きを防ぐ。
<2.キャップと筐体の嵌合>
次に、電子体温計300の筐体キャップ303と筐体304との嵌合について説明する。図3(A)は、本実施形態にかかる電子体温計300の、筐体キャップ303と筐体304とを示す正面図である。
筐体キャップ303は、筐体304の内部に挿入される挿入部303aと、その挿入方向の先端に弾性のパッキング303bを装着する溝(不図示)を備えている。パッキング303bが装着された状態で挿入部303aが一対の突起部303cの案内で筐体304の内部に挿入されると、パッキング303bは挿入部303aと筐体304の内壁との間に挟まれて変形し、挿入部303aと筐体304の内壁との間に存在する隙間を埋めることによって電子体温計300を液密状態に保つ。
筐体304には、筐体キャップ303の挿入部303aが挿入される挿入口と、その挿入口から筐体の先端部に向って形成された案内部304a及び嵌合部304bとを備える。図3(B)から明らかであるように、案内部304aは、嵌合部304bより広く設計されており、挿入部303a及びパッキング303bの外周よりも一回り広くなっている。つまり、挿入部303aは案内部304aでは筐体304に対して嵌合されない。案内部304aは、挿入部303aとパッキング303bが筐体304に対して嵌合される嵌合部304bにまで挿入部303aを案内する。その後、案内部304aと嵌合部304bとの間にある段差においてパッキング303bの全体が筐体304の内壁に初めて接触することになる。
嵌合部304bは、挿入部303aを収容できる最小限の内周長、つまり挿入部303aの外周長とほぼ同じ大きさを持っている。又、図3(C)に示されているように、嵌合部304bはパッキング303bの外周長よりは小さくなっているため、挿入部303aが完全に挿入されるとパッキング303bを圧縮し、変形させ、挿入部303aと嵌合部304bとの間にあるわずかな隙間を完全に塞いで液密状態に密閉する。この段差においてパッキング303bの全体が一斉に圧縮されるため、均一な圧力がパッキング303bにかかり、容易に液密状態が得られるようになる。
このように、内周長の異なる案内部304aと嵌合部304bとを筐体304の挿入口の内部に設けることによって、挿入部303aを筐体304に挿入しても案内部304aにおいては嵌合されなくなり、パッキング303bの全体は案内部304aと嵌合部304bとの段差で初めて側壁に接触するようになる。そしてこの段差は筐体304の挿入口から挿入方向に向って内部に位置するため、筐体304と筐体キャップ303が接触する接線の形にかかわらず、均一な圧力をパッキング303bにかけることを可能とする。
図4は、電子体温計300の筐体キャップ303と、筐体304とを示す側面図である。図3同様、挿入部303aが案内部304aによって段差まで案内され、パッキング303bが案内部304aと嵌合部304bとの段差において一気に圧縮され、嵌合部304bにおいてキャップ303が筐体304に液密状態に嵌合される様子が示されている。このように、パッキング303bはその全体が筐体304の嵌合部304bに密着し、液密状態を保つ。
<3.平らな表面上に置かれた電子体温計>
次に、本実施形態にかかる電子体温計300を、テーブル等の平らな表面上に置いた場合について説明する。
電子体温計300はその輪郭が全て滑らかな曲線で構成されているため、テーブル等の上に置いた場合、安定せず転がったり揺らぐ恐れがある。そのような不意な動きによってテーブルから落下し、故障の原因となり得、又は元の場所から移動してしまい、ユーザにとって不便を感じる原因となり得る。
そのような不意な動きを防ぎ、電子体温計を安定させるために、電子体温計300の背面には、突出部305と、幅6mm高さ6mm程度のほぼ半円状の平面部306とが、電子体温計300の幅方向の中心位置に設けられている。図5は、本実施形態による電子体温計300が平らな表面に置かれた状態を示す図である。図5(A)に示されているように、電子体温計300がテーブル等の平な表面に置かれると、突起部305は電子体温計300の筐体304の前方に設けられ、平面部306は筐体304の後方に設けられているため、その背面の3か所で平らな表面と接触するようになる。
突出部305は、電子体温計300の先端の方に形成されたくびれによって発生する平面と電子体温計との間の隙間を埋め、1つの接触点を提供する。平面部306は、電子体温計300の丸まった背面を平坦に削ったような表面であり、電子体温計300が平らな表面に置かれるとその表面に接面するようになっている。
図5(B)に示されているように、電子体温計300が平らな表面に置かれた場合は、最も先端部にある金属キャップ302、突出部305、及び平面部306の3つの部位(灰色)で表面と接することになる。表面との接点は3点以上になるため、安定した状態を保つことができ、揺らぎや転がり等、不意な動きを効果的に防ぐことが可能となる。また、平面部の面積は、電子体温計300を安定できる最小限の面積となっているため、体温計300の全体的な曲線デザインを大きく変化させることなく、望ましい効果が得られるようになっている。
以上の説明から明らかなように、本実施形態では、電子体温計300の背面に、突出部305と平面部306とを設けた。
この結果、電子体温計300のデザインにかかわらず、テーブル等の平面の上に置かれた際に横転又は揺らぎの心配のない安定した電子体温計を提供することが可能となった。
電子体温計300の接線310のデザインにかかわらず、パッキング303bに均一な圧力がかかるようにし、電子体温計300において容易に液密状態が得られるようにすることが可能となった。
<4.他の実施形態>
第1の実施形態では、筐体キャップと筐体との接線を曲線にしているが、本発明はこれに限らない。例えば、接線を三角形のように尖った形にデザインしても、パッキングは筐体の内部にある案内部と嵌合部との段差で初めて側壁と接触するようになるため、その手前の筐体の形がどんなものでもよい。したがって、複雑な接線をデザインしても、そのデザインにかかわらず均一にパッキングを圧縮することが可能である。接線をどのような形にするかは、電子体温計全体のデザインモチーフによって自由に選ぶことができる。
又、電子体温計を安定させる背面の構造は、平面部に限らず、様々な形が考えられる。例えば、平面部の代わりに、突出部を2つ設け、電子体温計の先端部にある金属キャップと共に三角形を描くように構成してもよい。この場合、3点以上が平らな表面と接することになるため、電子体温計を安定させることが可能となる。

Claims (2)

  1. 体温測定を行うための構成部品が収容され、測温部を含む金属キャップが先端部に取り付けられた筺体と、該筺体の尾部に着脱可能に取り付けられる筺体キャップとを備える電子体温計であって、
    前記筺体の表面には、
    前記電子体温計が平らな面に載置された場合に、該電子体温計を支持する平面である支持面が形成されており、
    前記支持面は、
    前記電子体温計が平らな面に載置された場合に、該平らな面と接触する金属キャップ上の接触点が前記支持面の接線上に位置するように、前記電子体温計の長手方向に、所定の傾きを有しており、かつ、前記電子体温計の幅に対応した幅を有していることを特徴とする電子体温計。
  2. 前記筺体の所定の面上には、前記体温測定の結果を表示する表示部が配されており、前記支持面は、該表示部が配された面と反対側の面に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電子体温計。
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