JP5462390B1 - 内燃機関の制御装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】大気圧センサを設けることなく、早くかつ誤りなく大気圧を推定させることができる内燃機関の制御装置を提供する。
【解決手段】推定された大気圧、目標吸入空気流量、吸気圧および吸気温を絞り式流量計の流量算出式に適用して、スロットル開度制御手段の目標有効開口面積を算出する目標有効開口面積算出手段と、予め適合されたスロットル開度制御手段の有効開口面積とスロットル開度との対応マップを用いて、目標有効開口面積から目標スロットル開度を算出する目標開度算出手段と、実吸入空気流量が目標吸入空気流量と一致するように、推定大気圧を更新する推定大気圧更新手段とを備えたことを特徴とする。
【選択図】図3

Description

この発明は、内燃機関の制御パラメータの算出に適用する大気圧を推定する内燃機関の制御装置に関するものである。
近年、車輌の制御に直接作用する物理量であるエンジン出力軸トルクを指標としてエンジンの発生トルクを制御する、いわゆる、「トルクベース制御」と呼ばれるエンジンの制御方法が普及している。このようなトルクベース制御では、ドライバーによるアクセルペダルの操作量に基づいてエンジンの目標トルクを決定し、この目標トルクを発生させることができる目標吸入空気流量をエンジンに吸入するようにスロットルの開度を制御し、センサで検出した実際の吸入空気流量または推定された吸入空気流量によって目標トルクが実現される点火時期で点火コイルを制御することにより、エンジンの出力が目標トルクに制御されてドライバーの要求する走行性能を実現することになる。
このようなエンジンの目標トルクに対応した目標吸入空気流量を実現するため、エンジンのスロットルに連設されたアクチュエータを駆動してスロットル開度を制御する内燃機関の制御装置において、スロットル前後の差圧と空気通過面積と流量係数とを基本とするオリフィスの流量式に適用してスロットルの目標開口面積を求め、このスロットル目標開口面積を達成するスロットル開度を設定するといった手段が提案されている。
しかしながら、目標吸入空気流量を達成するスロットル開度をオリフィスの流量式に適用して算出するためには、大気圧や吸気圧、吸気温といったデータが必要であり、これらのデータを取得する各種のセンサを取り付ける必要がある。ただし、各種センサを取り付けることによってコストが高くなるため、各種センサの内、大気圧センサを用いずに大気圧を推定する方法が提案されている。
このような大気圧センサを用いず大気圧を推定する方法として、始動時と走行中のスロットルが全開時に大気圧を推定する方法が知られているが、このような方法を用いた装置においては、ドライバーの運転状態によってスロットルが全開とならない場合があり、始動時に推定した大気圧からデータが更新されない課題があった。この課題に対し、特許文献1では、車速が所定値以上の運転状態において、吸気圧、吸気温度、吸入空気量、スロットル開度から大気圧を推定する手法が示されている。
この大気圧推定手法によれば、スロットル開度に応じて、予め設定している開口面積マップから開口面積を求め、検出される吸気圧と推定大気圧との圧力比に基づき予め設定している圧力比流量関数から圧力比流量関数値を求め、検出される吸気温度から予め設定している吸気温パラメータを求め、これらを乗算することによって推定スロットル弁通過空気流量を算出するとともに、この推定スロットル弁通過空気流量に対してエアフロセンサ(以下、AFSと称す)の検出遅れによる補正を行うことによりAFS補正推定スロットル弁通過空気流量を算出し、このAFS補正推定スロットル弁通過空気流量がAFSで検出される吸入空気流量と一致するように推定大気圧を更新していくことによって大気圧を推定するものである。
国際特許公開WO2010/090060A1号
しかしながら、このような特許文献1に示された手法では、一般に、高地では大気圧が低く、空気密度が低いため、吸入空気流量を増加するように大気圧による補正が必要となるため、推定大気圧が更新されることになり、これに伴って吸入空気流量に大気圧による補正がかかり、スロットルが動作するため、吸入空気流量とAFS補正推定スロットル弁通過空気流量がともに変化することとなる。
また、推定スロットル弁通過空気流量を吸入空気流量相当とするために、AFSの検出遅れによる補正を行っており、AFSの流量検出遅れ特性を実験に基づいて設定する必要がある。この設定には、各運転状態でのスロットル動作によるAFSで出力される吸入空気流量から、理論演算で求められる推定スロットル弁通過空気流量を吸入空気流量相当となるように設定する必要があるが、センサや吸気系等のバラツキによっては補正が不適切になる場合がある。この場合、AFS補正推定スロットル弁通過空気流量の応答性が悪くなり、安定するまでの時間を十分に設定する必要があるため、推定大気圧の更新周期が遅くなり、収束するまでに時間がかかってしまうことになる。
図7(a)に補正が安定するまでの時間を十分に設定した場合のタイムチャートを示す。
t1において、吸入空気流量とAFS補正推定スロットル弁通過空気流量に差が生じていることより、大気圧推定を更新する。大気圧推定が更新されることで、上述したように吸入空気流量が変化し、AFS補正推定スロットル弁通過空気流量も変化することとなる。
この吸入空気流量とAFS補正推定スロットル弁通過空気流量が安定するまでは、過渡変化時であり、大気圧を誤推定しやすいため、吸入空気流量とAFS補正推定スロットル弁通過空気流量が安定するまでの時間を十分に設定する必要があり、この間、大気圧推定の更新を停止することとなる。
t2において、吸入空気流量とAFS補正推定スロットル弁通過空気流量が安定したと判断し、吸入空気流量とAFS補正推定スロットル弁通過空気流量に差が生じていることより大気圧推定を更新する。このt1からt2の間は大気圧推定の更新を停止した状態となる。上記t1からt2と同様に、t4でAFS補正推定スロットル弁通過空気流量が吸入空気流量と一致するまで大気圧推定を更新することとなり、収束するまでに時間がかかってしまう課題があった。
また、図7(b)に推定大気圧の更新周期を短くした場合のタイムチャートを示す。
t1において、吸入空気流量とAFS補正推定スロットル弁通過空気流量に差が生じていることより、大気圧推定を更新する。大気圧推定が更新されることで、吸入空気流量とAFS補正推定スロットル弁通過空気流量が変化することとなる。
t2において、推定大気圧の更新周期が短いと吸入空気流量とAFS補正推定スロットル弁通過空気流量が安定する前に推定大気圧を更新することとなる。
t3において、推定大気圧は実大気圧と合致するが、吸入空気流量とAFS補正推定スロットル弁通過空気流量が安定していないため、差が生じた状態となり、推定大気圧を更新することとなる。このため、推定大気圧はオーバーシュートすることとなる。
t4において、AFS補正推定スロットル弁通過空気流量が吸入空気流量より大きくなることで、推定大気圧を低下するように更新するが、AFS補正推定スロットル弁通過空気流量は、AFSの検出遅れによる補正をしていることで直ぐに応答せず、上昇するように動作する。
t5においても、t4と同様に推定大気圧を低下するように更新し、AFS補正推定スロットル弁通過空気流量が低下するように変化する。
t6において、推定大気圧は実大気圧相当に近づくが、AFS補正推定スロットル弁通過空気流量の応答が遅いために、吸入空気流量と差が生じ、推定大気圧を更新することとなる。
このように、従来の大気圧推定手法によれば、吸入空気流量とAFS補正推定スロットル弁通過空気流量の応答遅れにより、推定大気圧は実大気圧に対してオーバーシュートし、逆に、吸入空気流量がAFS補正推定スロットル弁通過空気流量よりも小さい場合には、アンダーシュートが発生する課題があった。
この発明は、上記課題を解決するためになされたものであり、大気圧の推定を早くかつ誤りなく行なうことができる内燃機関の制御装置を提供することを目的としている。
この発明に係る内燃機関の制御装置は、
内燃機関の制御パラメータの算出に適用する大気圧を推定する大気圧推定手段を備える内燃機関の制御装置において、
前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、
前記内燃機関の運転状態に基づいて目標吸入空気流量を算出する目標吸入空気流量算出手段と、
内燃機関の吸気通路に設けられたスロットルと、
前記スロットルのスロットル開度を制御することにより前記吸気通路の有効開口面積を変化させて、前記内燃機関への吸気量を可変制御するスロットル開度制御手段と、
前記内燃機関への実吸入空気流量を検出する実吸入空気流量検出手段と、
前記スロットルの前記内燃機関側の圧力を吸気圧として検出する吸気圧検出手段と、
前記スロットルの大気側の吸気温を検出する吸気温検出手段とを含み、
前記大気圧推定手段は、
推定された大気圧、前記目標吸入空気流量、前記吸気圧および前記吸気温を、絞り式流量計の流量算出式に適用して、前記スロットル開度制御手段の目標有効開口面積を算出する目標有効開口面積算出手段と、
予め適合された前記スロットル開度制御手段の有効開口面積とスロットル開度との対応マップを用いて、前記目標有効開口面積から目標スロットル開度を算出する目標開度算出手段と、
前記実吸入空気流量が前記目標吸入空気流量と一致するように、推定大気圧を更新する推定大気圧更新手段とを備え、
前記目標開度算出手段は、前記推定大気圧更新手段により更新された推定大気圧を用いて前記目標スロットル開度を算出し、前記目標スロットル開度に前記スロットル開度を制御するように構成したものである。
この発明によれば、運転状態に基づいて算出された目標吸入空気流量は、センサの応答遅れによる補正を含まず、この目標吸入空気流量に実吸入空気流量が一致するように大気圧推定を実施することにより、大気圧の推定を早期にかつ精度良く推定することができる。
この発明の実施形態1に係る内燃機関の制御装置を適用した車両の要部構成を示す概略図である。 この発明の実施形態1に係るエンジン制御部の電気系統を示すブロック図である。 この発明の実施形態1に係る大気圧推定方法を説明するための機能ブロック図である。 この発明の実施形態1に係る無次元流量σのマップデータを示す特性図である。 この発明の実施形態1に係る大気圧推定処理手順を示すフローチャートである。 この発明の実施形態に係る大気圧推定処理の動作状態を説明するタイムチャートである。 従来装置における大気圧推定処理の動作状態を説明するタイムチャートである。
実施の形態1.
以下、この発明を実施例である図に基づいて詳細に説明する。
図1は、この発明の実施の形態1に係る内燃機関の制御装置を適用した車両の要部構成を示す概略図である。
図1において、内燃機関を構成するエンジン本体1には、空気を吸入する吸気管2と、排気ガスを排出する排気管3とが取り付けられている。この吸気管2の上流側には、エンジン本体1に供給した実吸入空気流量を測定するエアフロセンサ(AFS)4が設けられ、このAFS4に一体もしくは別体に吸気温度を検出する吸気温センサ5が設けられている。
また、AFS4の下流側には、アクセルペダルに設けられたアクセル開度センサ6の示す開度に応じて任意の開度調整を可能としたスロットル7が設けられており、このスロットル7には、スロットル開度位置を検出するためのスロットル開度センサ8が設けられている。
さらに、スロットル7の下流側には、サージタンク9および吸気管2内の吸気圧力を検出する圧力センサ10が設けられている。なお、この圧力センサ10は、他のセンサ情報に基づいて吸気圧力を演算して推定する手段を用いることもできる。
また、エンジン本体1には、エンジン回転数(エンジン回転速度)を検出する回転速度センサ11と、エンジン本体1内に燃料を噴射するインジェクタ13と、燃料に点火する点火コイル14が取り付けられている。
上述の各種センサや図示しない他のセンサからの検出信号は、エンジン本体1の運転状態を示す情報として、マイクロコンピュータからなる電子制御装置(以下、ECUと称す)12に入力され、このECU12では、入力された各種データより目標トルクを算出するとともに、この目標トルクを達成する目標吸入空気流量を算出し、目標吸入空気流量を達成するよう後述する方法で目標有効開口面積を算出して目標スロットル開度を求め、この目標スロットル開度を達成するようにスロットル7の開度を制御している。
また、同時にインジェクタ13や点火コイル14を含む各種アクチュエータを制御する指示値も算出し、出力している。
さらに、ECU12では、後述するように大気圧を推定する大気圧推定処理を実行し、得られた推定大気圧により目標有効開口面積の補正を行わせる。
図2は、図1に示す内燃機関の制御装置におけるエンジン制御部の電気系統を示すブロック図である。
図において、ECU12は、入力インタフェース(以下、「入力I/F」と称す)12aと、演算処理部12bと、出力インタフェース(以下、「出力I/F」と称す)12cとを備え、入力I/F12aには、AFS4、吸気温センサ5、アクセル開度センサ6、スロットル開度センサ8、圧力センサ10および図示しない他のセンサを含む各種センサ
30が接続されている。
また、ECU12内の演算処理部12bは、入力された各種データ(運転状態)に基づいて、まず、エンジン本体1の目標トルクを算出し、目標トルクを達成するための目標吸入空気流量を算出する。
続いて、演算処理部12bは、エンジンの運転状態からドライバが必要としているトルク(ドライバ要求トルク)と、エンジンが動作することによる負荷トルク(ロストルク)と、アイドル時にエンジン回転を目標エンジン回転となるように調整したトルク(ISCトルク)の合計から目標トルクを算出し、この目標トルクから目標吸入空気流量に変換を行い、目標吸入空気流量を達成するための目標有効開口面積を算出するとともに、目標有効開口面積を達成するための目標スロットル開度を算出する。
さらに、演算処理部12bは、各種の制御指令値を算出し、出力I/F12cを介してスロットル7、インジェクタ13および点火コイル14を含む各種アクチュエータ40に出力する。これによりスロットル7は、スロットル開度が目標スロットル開度と一致するように制御される。
図3は、目標吸入空気流量に実吸入空気流量を一致させるため、ECU12内で行う推定大気圧を算出する方法について説明するための機能ブロック図である。
図において、ドライバ要求トルク算出手段50は、各種センサ30から入力される運転状態により、ドライバが必要としているトルクを算出する。
ロストルク算出手段51は、各種センサ30から入力される運転状態により、エンジンの吸気および排気により発生するポンピング負荷と、エンジンが動作することにより発生する摩擦に伴う摩擦抵抗をフリクション負荷として求め、このポンピング負荷とフリクション負荷の合計をロストルクとして算出する。
ISCトルク算出手段52は、各種センサ30から入力される運転状態により、アイドル時にエンジン回転を目標エンジン回転となるようにトルクを調整し、ISC(アイドル回転数制御)トルクとして算出する。
充填効率変換手段53は、ドライバ要求トルク算出手段50と、ロストルク算出手段51およびISCトルク算出手段52から出力されるトルクの合計(目標トルク)からエンジンの負荷を表す充填効率に変換する。
目標吸入吸気量算出手段は、充填効率変換手段53により出力された充填効率から目標トルクを達成するための目標吸入空気流量Qa*を算出し、目標有効開口面積算出手段15と推定大気圧更新手段16に出力する。
推定大気圧更新手段16は、AFS4で検出した実吸入空気流量Qaが入力され、目標吸入空気流量Qa*に実吸入空気流量Qaが一致するように、推定大気圧GPoを算出し、算出された推定大気圧GPoを大気圧Poとして圧力比算出手段17に入力する。
圧力比算出手段17は、圧力センサ10から入力された吸気圧Peと大気圧Poとの圧力比Pe/Poを算出する除算器からなり、圧力比Pe/Poの算出値を無次元流量算出手段18に入力する。
無次元流量算出手段18は、圧力比Pe/Poに基づき、無次元流量σを算出して目標有効開口面積算出手段15に入力する。
音速算出手段20は、吸気温センサ5から検出した吸気温Toに基づき、大気中の音速aを算出して目標有効開口面積算出手段15に入力する。
目標有効開口面積算出手段15は、目標吸入空気流量Qa*、音速aおよび無次元流量σを入力情報として、スロットル7の目標有効開口面積CAt*を算出して目標開度算出手段19に入力する。
目標開度算出手段19は、予め適合された有効開口面積CAtとスロットル開度TPとの対応マップ(後述する「CAt−TPマップ」)を用いて、目標有効開口面積CAt*に対応した目標開度TP*を算出し、スロットル7の開度を制御することになる。
次に、上記のように構成された制御装置における具体的な算出処理機能について説明する。
一般に、絞り式流量計の体積流量算出式は、吸入空気流量Qa(体積流量)と、大気中の音速aと、流量係数Cと、スロットル7の開口面積Atと、吸気圧Peと、大気圧Poと、比熱比kとを用いて、以下の式(1)で表される。
Figure 0005462390
ここで、無次元流量算出手段18により算出される無次元流量σを、以下の式(2)のように定義する。
Figure 0005462390
式(2)を式(1)に代入すると、吸入空気流量は、下記式(3)のように書くことができる。
Figure 0005462390
なお、大気の音速aは、Rをガス定数、Tを吸気温とすると下記式(4)で表される。
Figure 0005462390
また、式(3)を変形すると、流量係数Cとスロットル7の開口面積Atとの積で表される有効開口面積CAtは、目標トルクを達成するために必要な目標吸入空気流量Qa*と、大気中の音速aと、無次元流量σとが与えられた場合に、下記式(5)により算出することができる。
Figure 0005462390
したがって、ECU12内での目標有効開口面積算出手段15は、目標吸入空気流量Qa*、大気中の音速aおよび無次元流量σに基づき、式(5)を用いて、目標吸入空気流量Qa*を達成するための目標有効開口面積CAt*を算出することができる。
ところで、目標有効開口面積CAt*の算出に必要な大気中の音速aを、ECU12内で式(4)を用いて演算することは、演算負荷が膨大となるので実用的ではない。
そこで、ECU12内での演算負荷を抑えるために、音速算出手段20は、予め大気中の音速aの理論値を算出して、吸気温Toに対するマップデータとして記憶しておき、目標有効開口面積算出手段15での演算処理前に吸気温Toを用いて大気中の音速aを算出している。
同様に、目標有効開口面積CAt*の演算に必要な無次元流量σを、ECU12内で式(2)を用いて演算することも、演算負荷が膨大となるので実用的ではない。
そこで、ECU12内での演算負荷を抑えるために、無次元流量算出手段18は、予め無次元流量σの理論値を算出し、図4に示すように吸気圧Peと大気圧Poとの圧力比に対するマップデータとして記憶しておき、目標有効開口面積算出手段15での演算処理前に、圧力比算出手段17で算出された吸気圧Peと大気圧Poとの圧力比Pe/Poから図4を用いて無次元流量σを算出している。
ところで、一般に、吸気圧Peと大気圧Poの圧力比が所定値(空気の場合、約0.528)以下の場合、スロットル7を通る空気の流量が飽和(所謂チョーク)することが知られており、このチョークが起きた場合には、式(2)で算出される無次元流量σは、一定値になることも知られている。
そこで、吸気圧Peと大気圧Poの圧力比が所定値以下の場合、圧力比算出手段17において吸気圧Peと大気圧Poの圧力比を所定値とすることで、チョークが起きた場合にも対応できる。
なお、圧力比算出手段17において吸気圧Peと大気圧Poの圧力比を所定値とする代わりに、無次元流量算出手段18において、吸気圧Peと大気圧Poの圧力比で表される無次元流量σのマップ値を、吸気圧Peと大気圧Poの圧力比が所定値以下の部分は、所定値の場合と同値としてもよい。
また、AFS4は、吸気圧Peと大気圧Poの圧力比がある程度大きくなると、吸入空気脈動の影響を受けるため、実際の吸入空気流量と測定した吸入空気流量の間に誤差が発生する場合がある。さらに、無次元流量σも、吸気圧Peと大気圧Poの圧力比がある程度大きくなると、吸入空気脈動による吸気圧Peの測定誤差の影響が大きくなる場合がある。そこで、吸気圧Peと大気圧Poの圧力比が所定値以上の場合、圧力比算出手段17において、吸気圧Peと大気圧Poの圧力比を所定値として扱うことにより、吸入空気脈動の影響を少なくし、スロットル制御性を確保することができる。
なお、圧力比算出手段17において、吸気圧Peと大気圧Poの圧力比を所定値とする代わりに、無次元流量算出手段18において、吸気圧Peと大気圧Poの圧力比で表される無次元流量σのマップ値を、吸気圧Peと大気圧Poの圧力比が所定値以上の部分は所定値の場合と同値としてもよい。
さらに、目標開度算出手段19は、目標有効開口面積算出手段15で算出された目標有効開口面積CAt*を用いて、目標開度TP*を算出するが、このとき、目標開度算出手段19は、スロットル開度TPの測定値と、吸気量Qaの測定値から式(5)により算出した有効開口面積CAtとの関係を予め求め、スロットル開度TPと有効開口面積CAtとが1対1で対応する2次元マップとして記憶しておき、この2次元マップを用いることにより、目標有効開口面積CAt*に対応した目標開度TP*を算出する。
これにより、スロットル開度TPと有効開口面積CAtとの2次元マップを容易に作成することができ、大幅なセッティング工数の削減を実現することができる。
以上のように算出された目標スロットル開度TP*にスロットル7を制御することによって、AFS4から検出される実吸入空気流量Qaが変化する。この実吸入空気流量Qaが目標吸入空気流量算出手段60で算出される目標吸入空気流量Qa*と一致するように、推定大気圧更新手段16において推定大気圧GPoを算出し、大気圧Poとして出力する。
出力された大気圧Poによりスロットル7を制御することで、実吸入空気流量Qaが目標吸入空気流量Qa*と一致し、推定大気圧GPoは大気圧Poと一致する。
なお、上記の目標有効開口面積算出手段15と、目標開度算出手段19と、スロットル7と、スロットル7を駆動制御する手段(図示せず)とを含めてスロットル開度制御手段80と称する。また、上記のスロットル開度制御手段80と、推定大気圧更新手段16と、吸気温センサ5と、音速算出手段20と、圧力センサ10と、圧力比算出手段17と、無次元流量算出手段18とを含めて大気圧推定手段70と称する。
次に、この発明の要部である大気圧推定手段70における大気圧推定方法の具体的な手順について、図5に示すフローチャートに基づいて説明する。
まず、ステップS1では、推定大気圧更新手段16において、大気圧推定が完了しているか判定し、Yesの場合は、大気圧推定フローを終了する。Noの場合は、ステップS2に進む。
ステップS2では、推定大気圧更新手段16において、目標吸入空気流量Qa*の偏差が所定値A以上で、かつ所定値A以上の状態が所定時間以内の場合には、エンジンが過渡変化中と判断し、過渡変化時では大気圧を誤推定しやすい状態であるため、Yesに進み、大気圧推定の開始ステップS1に戻る。また、目標吸入空気流量Qa*の偏差が所定値未満で、かつ上記所定時間を越えた場合には、Noとなり、ステップS3に進む。
ここで、所定値Aについては、実験に基づいて設定する必要があり、各運転状態での定常状態から目標吸入空気流量Qa*の偏差を求め、この偏差を下回らない値に設定する。下回る設定とした場合、常時推定大気圧が実施されない状態となり、逆に偏差に対し大きく設定した場合に、エンジンが過渡運転中でも推定大気圧が実施されることとなり、誤推定することとなる。
ステップS3では、圧力センサ10で検出した吸気圧Peと、推定大気圧更新手段16において推定大気圧GPoの初期値が設定された大気圧Poとから、圧力比算出手段17において、圧力比(Pe/Po)を算出する。
ステップS4では、圧力比算出手段17で算出した圧力比(Pe/Po)が所定値B(空気の場合、約0.528)以下の場合は、上述したように、スロットルを通る空気の流量が飽和(所謂チョーク)する領域であることより、大気圧を誤推定しやすい領域となるため、Yesに進み大気圧推定の開始ステップS1に戻る。また、圧力比(Pe/Po)が所定値Bより大きい場合は、NoとなりステップS5に進む。
ステップS5では、ステップS3で算出している圧力比(Pe/Po)が所定値C以上の場合は、上述したように、吸入空気脈動の影響を受けるため、実際の吸入空気流量と測定した吸入空気流量の間に誤差が発生する場合があることより、大気圧を誤推定する場合があるため、Yesに進み大気圧推定の開始ステップS1に戻る。また、圧力比(Pe/Po)が所定値Cより小さい場合は、NoとなりステップS6に進む。
ステップS6では、ステップS3で求めた圧力比(Pe/Po)から無次元流量算出手段18により無次元流量σを算出し、ステップS7に進む。
ステップS7では、吸気温センサ5で検出した吸気温Toより音速算出手段20により音速aを算出し、ステップS8に進む。
ステップS8では、ステップS6とステップS7で算出した無次元流量σと音速aとに基づき、目標有効開口面積算出手段15において目標有効開口面積CAt*を算出し、目標開度算出手段19においてスロットル目標開度TP*を算出し、スロットル7を動作させる。
ステップS9では、推定大気圧更新手段16において、AFS4から検出された実吸入空気流量Qaを読み込み、平均化を実施し、平均実吸入空気流量Qaveを算出し、ステップS10に進む。平均化については、演算周期の所定周期毎で移動平均を行う。
ステップS10では、実吸入空気流量Qaの平均化が完了しているか判定し、平均化が完了している場合(Yes)は、ステップS11に進む。Noの場合は、大気圧推定の開始ステップS1に戻る。
ステップS11では、推定大気圧更新手段16において、下記式(6)に従いステップS9で平均化した平均実吸入空気流量Qaveから実吸入空気流量Qaの偏差△Qaを求め、偏差が所定値D以上の場合は、実吸入空気流量Qaが安定していない(過渡変化中)と判断し、大気圧を誤推定しやすい状態であるため、Yesに進み、大気圧推定の開始ステップS1に戻る。
△Qa=|平均実吸入空気流量Qave−吸入空気流量Qa| ……式(6)
実吸入空気流量Qaの偏差△Qaが所定値D未満の場合には、NoとなりステップS12に進む。
ここで、所定値Dについては、上述した所定値Aと同様に、実験に基づいて設定する必要があり、各運転状態での定常状態から実吸入空気流量Qaの偏差を求め、この偏差を下回らない値に設定する。下回る設定とした場合、常時推定大気圧が実施されない状態となり、逆に偏差に対し大きく設定した場合に、エンジンが過渡運転中でも推定大気圧が実施されることとなり、誤推定することとなる。
ステップS12では、推定大気圧更新手段16において、目標吸入空気流量Qa*を平均実吸入空気流量Qaveで除算し、除算した値が所定値E(例えば1.05)以下の場
合は、平均実吸入空気流量Qaveが目標吸入空気流量Qa*より大きいと判断し、ステップS14に進む。
ステップS12で除算した値が所定値Eよりも大きい場合は、Yesとなり、ステップS13に進む。ステップS13では、ステップS12において平均実吸入空気流量Qaveが目標吸入空気流量Qa*よりも小さいため、目標吸入空気流量Qa*に平均実吸入空気流量Qaveが一致するように、大気圧を下記式(7)に従い更新する。
GPo(n)=GPo(n−1)−所定値F ……式(7)
ここで、所定値Fについては、実験に基づいて設定する必要があり、推定大気圧の更新により、運転状態に影響しない、またはドライバーに違和感を与えない値を設定する。
ステップS14では、ステップS12と同様に目標吸入空気流量Qa*を平均実吸入空気流量Qaveで除算し、除算した値が所定値G(例えば0.95)以上の場合はYesとなり、目標吸入空気流量Qa*と一致していると判断し、ステップS16に進む。
ステップS14で除算した値が所定値Gより小さい場合(Yes)は、ステップS15に進む。
ステップS15では、ステップS14において平均実吸入空気流量Qaveが目標吸入空気流量Qa*よりも大きいため、目標吸入空気流量Qa*に平均実吸入空気流量Qaveが一致するように、大気圧を下記式(8)に従い更新する。
GPo(n)=GPo(n−1)+所定値H ……式(8)
ここで、所定値Hについては、実験に基づいて設定する必要があり、推定大気圧の更新により、運転状態に影響しない、またはドライバーに違和感を与えない値を設定する。
ステップS16では、大気圧推定手段70における大気圧推定が完了したとして大気圧推定フローを終了する。すなわち、ステップS13およびステップS15で更新された推定大気圧データを用いてステップS8においてスロットル目標開度TP*を算出し、スロットル7を制御させることになる。
次に、この発明における各制御値の具体的な変化について、図6に示すタイムチャートに基づいて説明する。図6は、高地から坂道を下って低地に移動している状態において、大気圧推定を実施しているタイムチャートである。
t1において、圧力比が所定範囲内(所定値C≦圧力比(Pe/Po)≦所定値B)であり、目標吸入空気流量Qa*を平均実吸入空気流量Qaveで除算した値が所定値G未満であることにより、推定大気圧に所定値Hを加算し、推定大気圧が更新される。推定大気圧が更新されることで、目標スロットル開度が動作し、スロットル開度が閉じ側に動作する。スロットル開度が動作することで、実吸入空気流量Qaが低下し、平均実吸入空気流量Qaveも低下する。
t2において、平均実吸入空気流量Qaveと実吸入空気流量Qaの偏差△Qaが所定値D未満となると、実吸入空気流量Qaが安定したと判断し、目標吸入空気流量Qa*を平均実吸入空気流量Qaveで除算した値により、推定大気圧を更新する。t3も同様に推定大気圧の更新を実施していく。
t4において、目標吸入空気流量Qa*を平均実吸入空気流量Qaveで除算した値が所定範囲内(所定値G≦目標吸入空気流量Qa*/平均実吸入空気流量Qave≦所定値E)となると、目標吸入空気流量Qa*と実吸入空気流量Qaが一致し、推定大気圧が実大気圧と一致することになる。
以上説明したように、この発明によれば、推定された大気圧、目標吸入空気流量、吸気圧および吸気温を用い、絞り式流量計の流量算出式に適用して、スロットル開度制御手段の目標有効開口面積を算出する目標有効開口面積算出手段と、予め適合されたスロットル開度制御手段の有効開口面積とスロットル開度との対応マップを用いて、目標有効開口面積から目標スロットル開度を算出する目標開度算出手段と、実吸入空気流量が目標吸入空気流量と一致するように、推定大気圧を更新する推定大気圧更新手段とを備えることにより、エアフロセンサの検出遅れによる補正を含まず、目標吸入空気流量に実吸入空気流量
が一致するように大気圧推定を行わせることができ、大気圧の推定を早期にかつ精度良く行わせることができる。
また、目標吸入空気流量算出手段により算出された目標吸入空気流量の変化量を算出し、算出した変化量が所定値以上で、かつ所定値以上の状態が所定時間以内の場合には、大気圧推定の更新を停止することにより、目標吸入空気流量の変化量が所定値以上では目標吸入空気流量の変動が大きくなることによる大気圧の誤推定を抑制することができる。
さらに、実吸入空気流量検出手段により検出された実吸入空気流量の変化量を算出し、算出した変化量が所定値以上であるときは、推定大気圧の更新を停止することにより、実標吸入空気流量の変動が大きくなることによる大気圧の誤推定を抑制できる。
さらにまた、吸気圧と推定大気圧から圧力比を求める圧力比算出手段を備え、算出された圧力比が所定範囲以外であるときは、推定大気圧の更新を停止することにより、スロットルを通る空気の流量が飽和(所謂チョーク)する領域と吸入空気脈動の影響を受けることで、実際の吸入空気流量と測定した吸入空気流量の間に誤差が発生する領域による大気圧の誤推定を抑制することができる。
なお、上述した実施形態では、エアフロセンサで検出した実吸入空気流量以外に他のセンサから推定した吸入空気流量を実吸入空気流量として用いる場合においても適用することができる。また、トルクベース制御方式を採用したエンジン制御装置に本発明を適用した場合について説明したが、トルクベース制御以外のエンジン制御システムにおいても適用が可能である。
また、本発明は、その発明の範囲内において、実施の形態を適宜、変形、省略することが可能である。
1:エンジン本体、 2:吸気管、 3:排気管、
4:エアフロセンサ(AFS)、5:吸気温センサ、6:アクセル開度センサ、
7:スロットル、 8:スロットル開度センサ、
9:サージタンク、 10:圧力センサ、 11:回転速度センサ、
12:電子制御装置(ECU)、13:インジェクタ、14:点火コイル、
15:目標有効開口面積算出手段、 16:推定大気圧更新手段、
17:圧力比算出手段、18:無次元流量算出手段、19:目標開度算出手段、
20:音速算出手段、 30:各種センサ、 40:各種アクチュエータ、
50:ドライバ要求トルク算出手段、 51:ロストルク算出手段、
52:ISCトルク算出手段、 53:充填効率変換手段、
60:目標吸入空気流量算出手段、 70:大気圧推定手段、
80:スロットル開度制御手段

Claims (4)

  1. 内燃機関の制御パラメータの算出に適用する大気圧を推定する大気圧推定手段を備える内燃機関の制御装置において、
    前記内燃機関の運転状態を検出する運転状態検出手段と、
    前記内燃機関の運転状態に基づいて目標吸入空気流量を算出する目標吸入空気流量算出手段と、
    前記内燃機関の吸気通路に設けられたスロットルと、
    前記スロットルのスロットル開度を制御することにより前記吸気通路の有効開口面積を変化させて、前記内燃機関への吸気量を可変制御するスロットル開度制御手段と、
    前記内燃機関への実吸入空気流量を検出する実吸入空気流量検出手段と、
    前記スロットルの前記内燃機関側の圧力を吸気圧として検出する吸気圧検出手段と、
    前記スロットルの大気側の吸気温を検出する吸気温検出手段とを含み、
    前記大気圧推定手段は、
    推定された大気圧、前記目標吸入空気流量、前記吸気圧および前記吸気温を、絞り式流量計の流量算出式に適用して、前記スロットル開度制御手段の目標有効開口面積を算出する目標有効開口面積算出手段と、
    予め適合された前記スロットル開度制御手段の有効開口面積とスロットル開度との対応マップを用いて、前記目標有効開口面積から目標スロットル開度を算出する目標開度算出手段と、
    前記実吸入空気流量が前記目標吸入空気流量と一致するように、推定大気圧を更新する推定大気圧更新手段とを備え、
    前記目標開度算出手段は、前記推定大気圧更新手段により更新された推定大気圧を用いて前記目標スロットル開度を算出し、前記目標スロットル開度に前記スロットル開度を制御することを特徴とした内燃機関の制御装置。
  2. 前記大気圧推定手段は、
    前記推定大気圧更新手段において、前記目標吸入空気流量算出手段により算出された目標吸入空気流量の変化量を算出し、算出した変化量が所定値以上で、かつ所定値以上の状態が所定時間以内の場合には、推定大気圧の更新を停止することを特徴とした請求項1に記載の内燃機関の制御装置。
  3. 前記大気圧推定手段は、
    前記推定大気圧更新手段において、前記実吸入空気流量検出手段により検出された実吸入空気流量の変化量を算出し、算出した変化量が所定値以上であるときは、推定大気圧の更新を停止することを特徴とした請求項1または請求項2に記載の内燃機関の制御装置。
  4. 前記大気圧推定手段は、
    前記吸気圧と前記推定大気圧から圧力比を求める圧力比算出手段を備え、
    前記圧力比算出手段により算出された圧力比が所定範囲以外であるときは、推定大気圧の更新を停止することを特徴とした請求項1から3の何れか1項に記載の内燃機関の制御装置。
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