JP5461752B2 - アルカリ土類金属及び13族金属の酸化物を含む蛍光体及び該蛍光体を組み込む光源 - Google Patents

アルカリ土類金属及び13族金属の酸化物を含む蛍光体及び該蛍光体を組み込む光源 Download PDF

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Description

本発明はフォトルミネセンス材料(又は蛍光体)及び照明技術に関する。詳細には、本発明は、アルカリ土類金属及び13族金属の酸化物を含む蛍光体及びこのような蛍光体を組み込んだ光源に関する。
蛍光体は、電磁スペクトルの一部分の放射エネルギを吸収し、電磁スペクトルの別の部分のエネルギを放出するルミネセンス材料である。1つの重要な部類の蛍光体は、少量の他の元素(「活性化剤」と呼ばれる)を添加して効率的な蛍光材料に転化された、高い化学純度及び制御された組成の結晶質無機化合物である。活性化剤と無機化合物とを適切に組み合わせることで、発光色を制御することができる。最も有用で公知の蛍光体は、可視域外の電磁放射による励起に応答して電磁スペクトルの可視部において放射線を放出する。公知の蛍光体は、励起水銀蒸気によって放出された紫外(「UV」)放射線を可視光に変換するために水銀蒸気放電ランプで使用されてきた。他の蛍光体は、電子(陰極線管に使用される)又はX線(例えばX線検出システムにおけるシンチレータ)によって励起されて可視光を放出することができる。
米国特許第5,777,350号 米国特許第6,210,987号
水銀放電に基づき、高い発光出力及び演色評価数(「CRT」)を有する照明用の蛍光ランプは、通常3つの蛍光体を含み、該蛍光体は、水銀放電のUV放射線をヒトの眼の感度が最も高くなるスペクトル領域(450、540、及び610nm)に集中した比較的狭い帯域の青色、緑色、及び赤色の可視光線に変換する。これらの蛍光ランプは通常トリカラーランプと呼ばれる。約85のCRIは殆どの物体に対しては正常な外観を与えるが、幾つかの基準色は、トリカラーランプの照明下では不自然に見える。従って、特定の用途ではより高いCRIが要求される。このようなより高いCRIは、約490nmで発光極大を有する青色発光蛍光体を使用することによって得られる。この特性の発光を有する好適な蛍光体はSrAl1425:Eu2+であった。しかしながら、SrAl1425:Eu2+の効率よりも高い効率及び同様の発光極大を有する蛍光体に対する継続的な必要性がある。このような新規の蛍光体を使用して高いエネルギ効率及び高CRIを有する光源を製造することもまた極めて望ましい。
本発明は、少なくとも2つのアルカリ土類金属及び少なくとも1つの13族金属の酸化物を含み、該酸化物がユーロピウムで活性化されている蛍光体を提供する。
本発明の1つの態様によれば、該蛍光体は、Sr4−a−zEu1222及びSr4−a−zEu1425(式中、Aは、ストロンチウム以外の少なくとも1つのアルカリ土類金属であり、Dは、13族金属、3族金属、及びユーロピウム以外の希土類金属からなる群から選択される1つの元素であり、0<a<4、0.001<z<0.3、及び4−a−z>0)である。
本発明の別の態様によれば、該蛍光体は、Sr4−x−y−zBaCaEu1222及びSr4−x−y−zBaCaEu1425(式中、Dは、少なくとも1つの13族金属であり、0≦x,y≦2、及びx及びyのうちの少なくとも1つがゼロでなく、0.001<z<0.3、4−x−y−z>0)である。
本発明の別の態様によれば、該蛍光体は、Sr4−a−zMgEu1222又はSr4−a−zMgEu1425(式中、Dは3族金属、13族金属、及びユーロピウム以外の希土類金属からなる群から別個に選択される少なくとも2つの元素の組み合わせであり、0<a<4、0.001<z<0.3、及び4−a−z>0)である。
本発明の更に別の態様によれば、前記13族金属は、アルミニウム、ガリウム、インジウム、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。
別の態様によれば、本発明は、アルカリ土類金属と13族金属との酸化物を含み、該酸化物がユーロピウムで活性化されている蛍光体を製造する方法を提供する。本方法は、(1)ユーロピウム、(2)少なくとも2つのアルカリ土類金属、及び(3)少なくとも1つの13族金属の酸素含有化合物を混合して混合物を形成する段階と、
前記混合物を前記蛍光体に転化するのに十分な時間にわたって、前記混合物を還元性雰囲気中で約1000℃から約1400℃の範囲の温度で焼成する段階と、
を含む。
別の態様によれば、蛍光体を製造する方法は、(a)(1)ユーロピウム;(2)少なくとも2つのアルカリ土類金属;及び(3)少なくとも1つの13族金属:の化合物を含む第1の溶液を準備する段階と、(b)該第1の溶液と、水酸化アンモニウム;ユーロピウム、前記少なくとも2つのアルカリ土類金属、及び前記少なくとも1つの13族金属からなる群から選択される少なくとも1つの元素の水酸化物;有機エステル;有機ジカルボン酸;及び有機アミンからなる群から選択される少なくとも1つの化合物を含む第2の溶液とを組み合わせて沈殿物を生成する段階と、(c)該沈殿物をユーロピウム、前記少なくとも2つのアルカリ土類金属、及び前記少なくとも1つの13族金属を含む酸素含有材料に転化するのに十分な時間にわたって、該沈殿物を酸素含有雰囲気中で約700℃から約1300℃の範囲の温度で加熱する段階と;(d)前記酸素含有材料を蛍光体に転化するのに十分な時間にわたって、前記酸素含有材料を還元性雰囲気中で約1000℃から約1400℃の範囲の温度で焼成する段階とを含む。
本発明の更に別の態様によれば、蛍光体を製造する方法は、
(a)(1)ユーロピウム;及び(2)少なくとも2つのアルカリ土類金属の化合物を含む第1の溶液を準備する段階と、(b)該第1の溶液と、水酸化アンモニウム;ユーロピウム、及び前記少なくとも2つのアルカリ土類金属からなる群から選択される少なくとも1つの元素の水酸化物;有機ジカルボン酸;及び有機アミンからなる群から選択される少なくとも1つの化合物を含む第2の溶液とを組み合わせて沈殿物を生成する段階と、(c)該沈殿物をユーロピウム及び前記少なくとも2つのアルカリ土類金属を含む酸素含有材料に転化するのに十分な時間にわたって、該沈殿物を酸素含有雰囲気中で約700℃から約1300℃の範囲の温度で加熱する段階と、(d)前記酸素含有材料を少なくとも1つの13族金属の少なくとも1つの酸素含有化合物と組み合わせて混合物を生成する段階と、(e)前記混合物を蛍光体に転化するのに十分な時間にわたって、前記混合物を還元性雰囲気中で約1000℃から約1400℃の範囲の温度で焼成する段階とを含む。
更に別の態様によれば、可視光源は、(a)約250nmから約470nm、好ましくは約250nmから約420nmの範囲の波長を有する放射線を放出する放射線源と、(b)(1)ユーロピウム;(2)少なくとも2つのアルカリ土類金属;及び(3)少なくとも1つの13族金属の酸化物を含む蛍光体と、を備え、該蛍光体は前記放射線の少なくとも一部分を吸収して可視光を放出する。
本発明の他の特徴及び利点は、以下の詳細な説明及び同じ符号が同じ構成要素を示す添付図面を詳読することにより明らかになろう。図面は、例証の目的としてのみ収載されており、本発明をどのようにも限定するものではなく、更に縮尺通りには描かれていない点を理解すべきである。
一般的には、本発明は、少なくとも2つのアルカリ土類金属及び少なくとも1つの13族金属の酸化物を含み、該酸化物がユーロピウムで活性化されている蛍光体を提供する。本発明の蛍光体は、約250nmから約420nmの範囲の波長を有する放射線により励起され、約450nmから約550nmの可視波長内で実質的に発光する。
本発明の1つの態様によれば、該蛍光体は、Sr4−a−zEu1222又はSr4−a−zEu1425であり、式中Aはストロンチウム以外の少なくとも1つのアルカリ土類金属であり、Dはアルミニウム、ガリウム、インジウム、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの金属であり、0<a<4、0.001<z<0.3、及び4−a−z>0である。
本発明の別の態様によれば、該蛍光体は、Sr4−x−y−zBaCaEu1222又はSr4−x−y−zBaCaEu1425であり、式中、Dはアルミニウム、ガリウム、インジウム、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの金属であり、0≦x、y≦2、及びx及びyのうちの少なくとも1つがゼロでなく(すなわち、0≦x≦2ならば0<y≦2、0≦y≦2ならば0≦y≦2)、0.001<z<0.3、及び4−x−y−z>0である。
1つの実施形態において、0≦x、y≦1.5であり、x及びyのうちの少なくとも1つはゼロでない。
別の実施形態において、0≦x、y≦1であり、x及びyのうちの少なくとも1つはゼロでない。
別の実施形態において、0.001<z<0.2、好ましくは0.005<z<0.2、より好ましくは0.01<z<0.15である。
更に別の実施形態においては、Dはアルミニウムである。
更に別の実施形態においては、D元素の一部は3族元素と置換されている。
本発明の1つの態様によれば、該蛍光体は、Sr3.8Ca0.1Eu0.1Al1222, Sr3.7Ca0.2Eu0.1Al1222, Sr3.5Ca0.4Eu0.1Al1222, Sr3.4Ca0.5Eu0.1Al1222, Sr3.3Ca0.6Eu0.1Al1222, Sr2.9CaEu0.1Al1222, Sr2.4Ca1.5Eu0.1Al1222, Sr3.1Ba0.2Ca0.6Eu0.1Al1222, Sr2.7Ba0.2CaEu0.1Al1222, Sr2.5Ba0.6Ca0.8Eu0.1Al1222, Sr1.9BaCaEu0.1Al1222, Sr3.1Ba0.2Ca0.6Eu0.1Al1425, Sr2.7Ba0.2CaEu0.1Al1425, Sr2.5Ba0.6Ca0.8Eu0.1Al1425,及びSr1.9BaCaEu0.1Al1425からなる群から選択される。
本発明の別の態様によれば、該蛍光体は、Sr4−a−zMgEu1222又はSr4−a−zMgEu1425であり、式中Dは3族金属、13族金属、及びユーロピウム以外の希土類金属からなる群から別個に選択される少なくとも2つの元素の組み合わせであり、0<a<4、0.001<z<0.3、及び4−a−z>0である。
本発明の更に別の実施形態によれば、直前の段落の式中のDは、3族金属及び13族金属からなる群から別個に選択される少なくとも2つの元素の組み合わせである。
本発明の更に別の実施形態によれば、前記少なくとも1つの3族金属は、スカンジウム、イットリウム、ランタン、及びこれらの組み合わせからなる群から選択され、前記少なくとも1つの13族金属は、アルミニウム、ガリウム、インジウム、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される。
本発明の更に別の態様によれば、前記少なくとも1つの3族金属はランタンであり、前記少なくとも1つの13族金属はアルミニウムである。
本発明の更に別の態様によれば、該蛍光体は、Sr2.9MgEu0.1Al11LaO22, Sr1.9MgEu0.1Al10La22, Sr0.9MgEu0.1AlLa22, Sr2.9MgEu0.1Al13LaO25, Sr1.9MgEu0.1Al12La25,及びSr0.9MgEu0.1Al11La25からなる群から選択される。
本発明はまた、(a)ユーロピウムと、(b)少なくとも2つのアルカリ土類金属と、(c)少なくとも1つの13族金属との酸化物を含む蛍光体を製造する方法を提供する。本発明の蛍光体は、乾式法又は湿式法によって製造することができる。該乾式法は、(a)(1)ユーロピウムと、(2)前記少なくとも2つのアルカリ土類金属と、(3)前記少なくとも1つの13族金属との酸素含有化合物を混合して混合物を形成する段階と、(b)該混合物を蛍光体に転化するのに十分な時間にわたって、該混合物を還元性雰囲気中で約1000℃から約1400℃の範囲の温度で焼成する段階とを含む。
本発明の1つの態様においては、3族金属及びユーロピウム以外の希土類金属からなる群から選択される少なくとも1つの元素の酸素含有化合物が、該混合段階に含まれる。
酸素含有化合物は、限定ではないが、高速ブレンダ又はリボンブレンダでの撹拌又はブレンドを含む任意の機械的方法によって共に混合することができる。酸素含有化合物は、ボールミル、ハンマーミル、又はジェットミル内で共に混ぜ合わせて微粉砕することができる。酸素含有化合物の混合物が以後の沈殿のため溶液にされるときには、混合は、とりわけ湿式摩砕によって行うことができる。混合物が湿分を有するときには、該混合物を、約1000℃から約1400℃の範囲の温度で焼成する前に最初に乾燥させることができる。乾燥は、大気圧雰囲気又は真空下で行うことができる。焼成は、バッチプロセス又は連続プロセスで実施することができ、良好な気固接触を促進するために撹拌動作又は混合動作を用いることが好ましい。適切な焼成時間は、約1分から約10時間の範囲である。焼成時間は、蛍光体を生成するために処理される材料の量、又は固体と雰囲気ガスとの接触の程度、或いは混合物が焼成又は加熱されるときの混合の度合いに依存する点に留意されたい。温度は約1000℃から約1400℃の範囲が好ましい。
該混合物は、急速に最終温度まで上昇されてその温度で保持することができる。もしくは、該混合物は、約10℃/分から約200℃/分、好ましくは約10℃/分から約100℃/分といった、より低速で最終温度にまで昇温することができる。
本発明の製造方法に好適な還元性雰囲気は、水素、一酸化炭素、アンモニア、ヒドラジン、又はこれらの化合物のうちの1つと、窒素、ヘリウム、アルゴン、クリプトン、キセノン、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される不活性ガスとの混合物などの還元性ガスを含む。好ましい還元性ガスは、約0.5容量パーセントから約10容積パーセントの量の水素を含有する、水素と窒素との混合物である。もしくは、還元性ガスの混合物は、反応器又は焼成チャンバ内の残留酸素と、該残留酸素を除去するためそれらの中に充填された炭素粒子との反応によって生成される。
好ましい実施形態において、蛍光体を生産するための出発材料の混合物はまた、ホウ酸、四ホウ酸リチウム、炭酸リチウム、ハイドロジェン・ボレート、水素化ホウ素アルカリ、又はこれらの混合物などのフラックスを含む。フラックスからの残留可溶性不純物を除去するため、生成物を熱水で洗浄するのが望ましい。
本発明の別の態様によれば、フラックスは、ユーロピウム、前記アルカリ土類金属、又は前記13族金属(及び蛍光体の13族金属の一部が3族金属及びユーロピウム以外の希土類と置換されている場合には、前記3族金属及び/又はユーロピウム以外の希土類金属)の少なくとも1つのハロゲン化合物を含むことができる。1つの実施形態において、該ハロゲン化合物はフッ化物である。ハロゲン化合物は焼成段階の間にフラックスとして作用し、該混合物の約10重量パーセントまでを構成することができる。フラックスはまた、ハロゲン化アルカリであってもよい。フラックスがハロゲン化アルカリの場合、残留アルカリ化合物を除去するために焼成後に蛍光体を洗浄することが望ましいとすることができる。
ユーロピウム、前記少なくとも2つのアルカリ土類金属、及び前記少なくとも1つの13族金属の酸素含有化合物は、酸化物、炭酸塩、硝酸塩、硫酸塩、リン酸塩、クエン酸塩、カルボン酸塩、及びこれらの組み合わせからなる群から選択することができる。酢酸塩のような、低級カルボン酸塩(例えば、1個から5個の炭素原子を包括して有する)が望ましいとすることができる。
別の態様によれば、蛍光体を製造する方法は、(a)(1)ユーロピウム;(2)少なくとも2つのアルカリ土類金属;及び(3)少なくとも1つの13族金属の化合物を含む第1の溶液を準備する段階と、(b)該第1の溶液と、水酸化アンモニウム;ユーロピウム、前記少なくとも2つのアルカリ土類金属、及び前記少なくとも1つの13族金属からなる群から選択される少なくとも1つの元素の水酸化物;有機エステル;有機ジカルボン酸;及び有機アミンからなる群から選択される少なくとも1つの化合物を含む第2の溶液と組み合わせて沈殿物を生成する段階と、(c)該沈殿物をユーロピウム、前記少なくとも2つのアルカリ土類金属、及び前記少なくとも1つの13族金属を含む酸素含有材料に転化するのに十分な時間にわたって、該沈殿物を酸素含有雰囲気中で約700℃から約1300℃の範囲の温度で加熱する段階と、(d)前記酸素含有材料を蛍光体に転化するのに十分な時間にわたって、前記酸素含有材料を還元性雰囲気中で約1000℃から約1400℃の範囲の温度で焼成する段階とを含む。
1つの実施形態において、ユーロピウム、前記少なくとも2つのアルカリ土類金属、及び前記少なくとも1つの13族金属の化合物が容易に水に溶解する場合には、該第1の溶液は単に水溶液である。
別の実施形態において、該第1の溶液はまた、3族金属又は、ユーロピウム以外の希土類金属の少なくとも1つの化合物を含むことができる。
別の実施形態において、ユーロピウム、前記少なくとも2つのアルカリ土類金属、及び前記少なくとも1つの13族金属の酸化物又は他の酸素含有化合物は、塩酸、硝酸、硫酸、クエン酸、又は酢酸といった酸溶液に溶解されて第1の溶液が形成される。酸溶液の濃度は、該酸化物又は酸素含有化合物を急速に溶解するように選択され、該選択は当業者の技術の範囲内である。次いで、第2の溶液(例えば、水酸化アンモニウム)を撹拌しながら徐々に第1の溶液に加えて、ユーロピウム、前記少なくとも2つのアルカリ土類金属、及び前記少なくとも1つの13族金属の酸素含有化合物の混合物が沈殿する。メタノールアミン、エタノールアミン、プロパノールアミン、ジメタノールアミン、ジエタノールアミン、ジプロパノールアミン、トリメタノールアミン、トリエタノールアミン、又はトリプロパノールアミンなどの有機塩基は、水酸化アンモニウムの代わりに使用することができる。もしくは、酢酸、プロピオン酸、酪酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、又はグルタル酸のメチル、エチル、又はプロピルエステル;シュウ酸、マロン酸、コハク酸、又はグルタル酸のジメチル、ジエチル、又はジプロピルエステルなどの有機酸のエステルを用いて沈殿させることができる。もしくは、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、及びグルタル酸からなる群から選択される有機酸を用いて、該沈殿物を生成することができる。該沈殿物は濾過され、脱イオン水で洗浄され、任意選択的に乾燥される。乾燥した沈殿物は、ボールミル又は他の方法で完全にブレンドされ、次いで、前記還元性雰囲気中で約1000℃から約1400℃、好ましくは約1200℃から約1400℃の範囲の温度で焼成される。もしくは、湿った沈殿物は、最初に加熱又は焼成することができ、その後、ボールミル又は他の方法で完全にブレンドされる。
本発明の方法の1つの実施形態においては、フラックスは第1の溶液内に含まれる。フラックスは、乾式法に関して上記で開示された群から選択される。
加熱段階(c)における酸素含有雰囲気は、空気;酸素;酸素と、窒素、ヘリウム、アルゴン、クリプトン、キセノン、及びそれらの組み合わせからなる群から選択される不活性ガスとの混合物;NOx;又はSOxとすることができる。酸素含有雰囲気は、該加熱温度で分解されて酸素含有化合物を生じるガスを含むことができる。段階(c)での加熱時間は、約1分から約10時間の範囲である。
本発明の製造方法に好適な還元性雰囲気は、水素、一酸化炭素、アンモニア、ヒドラジン、又はこれらの化合物のうちの1つと窒素、ヘリウム、アルゴン、クリプトン、キセノン、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される不活性ガスとの混合物からなる群から選択される還元性ガスを含む。好ましい還元性ガスは、約0.5容量パーセントから約10容積パーセントの量の水素を含有する、水素と窒素との混合物である。焼成時間は、約1分から約10時間の範囲が適切である。焼成時間は、蛍光体を製造するのに処理される材料の量、又は雰囲気気体と固体との間の接触の程度、或いは混合物が焼成されるときの混合の度合いに依存する可能性がある点に留意されたい。
本発明の更に別の態様によれば、蛍光体を製造する方法は、(a)ユーロピウム、少なくとも2つのアルカリ土類金属、及び少なくとも1つの13族金属からなる群から選択される少なくとも1つの蛍光体元素の少なくとも1つの化合物を含む第1の溶液を準備する段階と、(b)該第1の溶液を、該第1の溶液内に存在しない蛍光体元素の水酸化物を含む第2の溶液と組み合わせて沈殿物を生成する段階と、(c)該沈殿物をユーロピウム、前記少なくとも2つのアルカリ土類金属、及び前記少なくとも1つの13族金属を含む酸素含有化合物に転化するのに十分な時間にわたって、該沈殿物を酸素含有雰囲気中で約700℃から約1300℃の範囲の温度で加熱する段階と、(d)前記混合物を蛍光体に転化するのに十分な時間にわたって、前記混合物を還元性雰囲気中で約1000℃から約1400℃の範囲の温度で焼成する段階とを含む。
本発明の更に別の態様によれば、蛍光体を製造する方法は、(a)(1)少なくとも2つのアルカリ土類金属及び(2)ユーロピウムの化合物を含む第1の溶液を準備する段階と、(b)該第1の溶液と、水酸化アンモニウム;ユーロピウム及び少なくとも2つのアルカリ土類金属からなる群から選択される少なくとも1つの元素の水酸化物;有機エステル;有機ジカルボン酸;及び有機アミンからなる群から選択される少なくとも1つの化合物を含む第2の溶液とを組み合わせて沈殿物を生成する段階と、(c)該沈殿物をユーロピウム及び前記少なくとも2つのアルカリ土類金属を含む酸素含有材料に転化するのに十分な時間にわたって、該沈殿物を酸素含有雰囲気中で約700℃から約1300℃の範囲の温度で加熱する段階と、(d)前記酸素含有材料を、少なくとも1つの13族金属の少なくとも1つの酸素含有化合物(及び任意選択的に、少なくとも1つの3族金属の少なくとも1つの酸素含有化合物及び/又はユーロピウム以外の少なくとも1つの希土類金属の少なくとも1つの酸素含有化合物)と組み合わせて混合物を形成する段階と、(e)前記混合物を蛍光体に転化するのに十分な時間にわたって、前記混合物を還元性雰囲気中で約1000℃から約1400℃の範囲の温度で焼成する段階とを含む。
1つの実施形態において、ユーロピウム、及び前記少なくとも2つのアルカリ土類金属の化合物が容易に水に溶解する場合には、該第1の溶液は単に水溶液である。
別の実施形態において、ユーロピウム及び前記少なくとも2つのアルカリ土類金属の酸化物又は他の酸素含有化合物は、塩酸、硝酸、硫酸、クエン酸、又は酢酸のような酸溶液に溶解されて第1の溶液が形成される。酸溶液の濃度は、該酸化物又は酸素含有化合物を急速に溶解するように選択され、該選択は当業者の技術の範囲内である。次いで、第2の溶液(例えば、水酸化アンモニウム)を撹拌しながら徐々に第1の溶液に加えて、ユーロピウム、及び前記少なくとも2つのアルカリ土類金属の酸素含有化合物の混合物が沈殿する。メタノールアミン、エタノールアミン、プロパノールアミン、ジメタノールアミン、ジエタノールアミン、ジプロパノールアミン、トリメタノールアミン、トリエタノールアミン、又はトリプロパノールアミンなどの有機塩基は、水酸化アンモニウムの代わりに使用することができる。もしくは、酢酸、プロピオン酸、酪酸、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、又はグルタル酸のメチル、エチル、又はプロピルエステル;シュウ酸、マロン酸、コハク酸、又はグルタル酸のジメチル、ジエチル、又はジプロピルエステルなどの有機酸のエステルを用いて沈殿させることができる。もしくは、シュウ酸、マロン酸、コハク酸、及びグルタル酸からなる群から選択される有機酸を第2の溶液中で用いて、該沈殿物を生成することができる。該沈殿物は濾過され、脱イオン水で洗浄され、任意選択的に乾燥される。乾燥した沈殿物は、前記少なくとも1つの13族金属の酸素含有化合物と組み合される前に、ボールミル又は他の方法で完全にブレンドされ、次いで、前記還元性雰囲気中で約1000℃から約1400℃、好ましくは約1200℃から約1400℃の範囲の温度で焼成される。
本発明の方法の1つの実施形態においては、フラックスは第1の溶液内に含まれる。フラックスは、乾式法に関して上記で開示された群から選択される。
[実施例1]
:蛍光体Sr3.9Eu0.1Al1222の製造
次の量の材料がローラーミル内で4時間、イットリア部分安定化ジルコニアの1/4インチ及び1/2インチボールを用いて共に完全にブレンドされ、混合物が形成された。
SrCO: 6.909g
Eu: 0.211g
Al: 7.339g
BO(フラックスとして):0.742g
該混合物は、180℃/時間の割合で1300℃まで加熱され、窒素中1パーセント(容量)水素の還元性雰囲気において1300℃で5時間にわたり焼成された。次いで、該材料は、180℃/時間の割合で同じ還元性雰囲気中で室温まで冷却された。次に、該材料は、熱水で洗浄されてホウ酸が除去され、ラックミルによって約13マイクロメートルの大きさに粉砕されて、乾燥され、Sr3.9Eu0.1Al1222の蛍光体を生じた。
[実施例2]
:蛍光体Sr3.8Ca0.1Eu0.1Al1222の製造
この蛍光体を製造する手順は、以下の量の材料が使用されたことを除いては実施例1で記述されたものと同一である。
SrCO: 6.732g
Eu: 0.211g
Al: 7.339g
CaCO: 0.12g
BO(フラックスとして):0.742g
[実施例3]
:蛍光体Sr3.7Ca0.2Eu0.1Al1222の製造
この蛍光体を製造する手順は、以下の量の材料が使用されたことを除いては実施例1で記述されたものと同一である。
SrCO: 6.555g
Eu: 0.211g
Al: 7.339g
CaCO: 0.24g
BO(フラックスとして):0.742g
[実施例4]
:蛍光体Sr3.5Ca0.4Eu0.1Al1222の製造
この蛍光体を製造する手順は、以下の量の材料が使用されたことを除いては実施例1で記述されたものと同一である。
SrCO: 6.2g
Eu: 0.211g
Al: 7.339g
CaCO: 0.48g
BO(フラックスとして):0.742g
[実施例5]
:蛍光体Sr3.4Ca0.5Eu0.1Al1222の製造
この蛍光体を製造する手順は、以下の量の材料が使用されたことを除いては実施例1で記述されたものと同一である。
SrCO: 6.023g
Eu: 0.211g
Al: 7.339g
CaCO: 0.6g
BO(フラックスとして):0.742g
[実施例6]
:蛍光体Sr3.3Ca0.6Eu0.1Al1222の製造
この蛍光体を製造する手順は、以下の量の材料が使用されたことを除いては実施例1で記述されたものと同一である。
SrCO: 5.846g
Eu: 0.211g
Al: 7.339g
CaCO: 0.721g
BO(フラックスとして):0.742g
[実施例7]
:蛍光体Sr2.9LaEu0.1Al11MgO22の製造
この蛍光体を製造する手順は、以下の量の材料が使用されたことを除いては実施例1で記述されたものと同一である。
SrCO: 4.281g
Eu: 0.176g
Al: 5.606g
MgO: 0.403g
La: 1.629g
BO(フラックスとして):0.618g
[実施例8]
:蛍光体Sr1.9LaEu0.1Al10Mg22の製造
この蛍光体を製造する手順は、以下の量の材料が使用されたことを除いては実施例1で記述されたものと同一である。
SrCO: 2.805g
Eu: 0.176g
Al: 5.097g
MgO: 0.403g
La: 3.258g
BO(フラックスとして):0.618g
[実施例9]
:蛍光体Sr0.9LaEu0.1AlMg22の製造
この蛍光体を製造する手順は、以下の量の材料が使用されたことを除いては実施例1で記述されたものと同一である。
SrCO: 1.329g
Eu: 0.176g
Al: 4.587g
MgO: 1.209g
La: 4.887g
BO(フラックスとして):0.618g
[実施例10]
:蛍光体Sr2.9LaEu0.1Al13MgO25の製造
この蛍光体を製造する手順は、以下の量の材料が使用されたことを除いては実施例1で記述されたものと同一である。
SrCO: 4.281g
Eu: 0.176g
Al: 6.626g
MgO: 0.403g
La: 1.629g
BO(フラックスとして):0.618g
[実施例11]
:蛍光体Sr1.9LaEu0.1Al12Mg25の製造
この蛍光体を製造する手順は、以下の量の材料が使用されたことを除いては実施例1で記述されたものと同一である。
SrCO: 2.805g
Eu: 0.176g
Al: 6.116g
MgO: 0.806g
La: 3.258g
BO(フラックスとして):0.618g
[実施例12]
:蛍光体Sr0.9LaEu0.1Al11Mg25の製造
この蛍光体を製造する手順は、以下の量の材料が使用されたことを除いては実施例1で記述されたものと同一である。
SrCO: 1.329g
Eu: 0.176g
Al: 5.606g
MgO: 1.209g
La: 4.887g
BO(フラックスとして):0.618g
本発明の他の蛍光体は、同じ乾式法によって又は上述の湿式法によって調製することができる。
本発明の蛍光体の非限定的な実施形態及びこれらの量子効率(「QE」)が、表1に示される。表1で報告されているQEの値は、SrAl1425:Eu2+(QE値100)の標準的な市販の青緑色蛍光体と比較した相対値である。
Figure 0005461752
加えて、好ましくは、13族金属の一部は、少なくとも1つの3族金属と置換することができる。例えば、ガドリニウムは、Sc、Y、La、及びこれらの組み合わせからなる群から選択される少なくとも1つの元素と部分的に置換することができる。
本発明の蛍光体は、青色、緑色、及び赤色光を放出する他の蛍光体とブレンドして、高いCRIを有する光源用の白色光を提供することができる。例えば、本発明の蛍光体は、赤色発光蛍光体、赤色発光蛍光体及び青色発光蛍光体、又は赤色発光蛍光体、青色発光蛍光体、及び緑色発光蛍光体と組み合わせることができる。例えば、以下のブレンドが、CRI>85を与えることができる:(a) (Ba,Sr,Ca)MgAl1017:Eu2+; Y:Eu3+; LaPO:Ce3+,Tb3+, and SrAl1425:Eu2+; (b) (Ba,Sr,Ca)MgAl1017:Eu2+, LaPO:Ce3+,Tb3+, SrAl1425:Eu2+; and YBO:Eu3+; (c) BaMgAl1017:Eu2+,Mn2+; ZnSiO:Ge4+,Mn2+; and Y:Eu3+; and (d) BaMgAl1017:Eu2+,Mn2+; ZnSiO:Ge4+,Mn2+; Y:Eu3+;及びSrAl1425:Eu2+
白色発光デバイス
本発明の青緑色発光蛍光体(本明細書において上述された)、赤色発光蛍光体、及び青色発光蛍光体を含む蛍光体のブレンドを水銀放電デバイス中に組み込むことにより、従来技術のデバイスよりも高い効率を有する白色発光デバイスが提供される。
必要であれば、本発明の蛍光体に加えて他の緑色発光蛍光体を使用することができる。このような他の緑色発光蛍光体の非限定的な例は、GdMgB10:Ce3+,Tb3+; CeMgAl1119:Ce3+,Tb3+; Ca(PO(Cl,F,OH):Sb3+,Mn2+,Eu2+; SrAl1425:Eu2+; and BaAl13:Eu2+;及びこれらの組み合わせである。
青色発光蛍光体の非限定的な例は、(Ba,Sr,Ca)(PO(Cl,F,OH):Eu2+; (Ba,Sr,Ca)MgAl1017:Eu2+; (Ba,Sr,Ca)BPO:Eu2+;及びこれらの組み合わせである。
他の青緑色発光蛍光体の非限定的な例は、BaAl13:Eu2+; 2SrO・0.84P・0.16B:Eu2+; MgWO; BaTiP; (Ba,Sr,Ca)MgAl1017:Eu2+,Mn2+; (Ba,Sr,Ca)(PO(Cl,F,OH):Sb3+である。
赤色発光蛍光体の非限定的な例は、(Y,Gd,La,Lu,Sc):Eu3+; (Y,Gd,La,In,Lu,Sc)BO:Eu3+; (Y,Gd,La)(Al,Ga)O:Eu3+; (Ba,Sr,Ca)(Y,Gd,La,Lu):Eu3+; (Y,Gd)Al12:Eu3+; 単斜晶Gd:Eu3+; (Gd,Y)(Al,Ga):Eu3+; (Ca,Sr)(Gd,Y)(Ge,Si)AlO:Eu3+; (Sr,Mg)(PO:Sn2+; GdMgB10:Ce3+,Mn2+; and 3.5MgO?0.5MgF?GeO:Mn4+である。
本発明の蛍光体ブレンドに使用される緑色発光蛍光体は、好ましくは、ヒトの眼が最も感知しやすい、約530nm〜約550nmの範囲にピーク発光を有する光を放射する。本発明の蛍光体ブレンドに使用される青色発光蛍光体は、約420nm〜約500nmの範囲にピーク波長を有する光を放射するのが好ましい。赤色発光蛍光体は、約600nm〜約620nmの範囲にピーク波長を有する光を放射するのが好ましい。
本発明の1つの実施形態において、全般照明、特に高CRIを必要とする特定の照明目的に好適な高CRI(例えば約85から約100の範囲のCRI)を有する白色光を発生する光源10が図14に示される。光源10は、真空シールハウジング50と、ハウジング50内に配置されるUV放射線発生手段70と、ハウジング50内部に配置され、UV放射線によって励起されるよう適合された蛍光体ブレンド80とを備える。1つの実施形態において、光源10は蛍光ランプであり、真空ハウジング50は、真空ガラス管と付属エンドキャップ52とを備える。別の実施形態において、蛍光体ブレンドは、ハウジング50の内側表面上に配置される。UV放射線発生手段70は、高エネルギ電子を発生させる手段74と、高エネルギ電子のエネルギを吸収する手段72とを含むガスの組み合わせである。1つの実施形態において、高エネルギ電子のエネルギを吸収する手段72は、水銀蒸気を含むガスであり、該ガスは高エネルギ電子のエネルギを吸収して水銀蒸気放電を生成し、蛍光体を励起する。水銀蒸気に加え、該ガスは、アルゴン、クリプトン、又はキセノンなどの不活性ガスを含むことができる。高エネルギ電子を発生する手段70は、タングステンのような仕事関数の低い(4.5eV未満のような)金属のフィラメント、又は、当該技術分野で良く知られたアルカリ土類金属酸化物で被覆した該フィラメントとすることができる。電子発生手段74に電力を供給するためにピン54が設けられている。該フィラメントは、高圧電源に結合されて、その表面から電子を発生させる。本発明の蛍光体は、蛍光照明技術で使用される他の従来型蛍光体と組み合わせて使用することができる。例えば、本発明の蛍光体は、本明細書で上述された従来型の赤色、緑色、及び青色発光蛍光体と組み合わせて、水銀放電ランプから白色光を発生させることができる。TiO及び/又はAlを含む粒子状材料を蛍光体ブレンドと共に使用して、光源10によって発生した光を散乱させることができる。このような光散乱材料は、蛍光体ブレンド中にブレンドするか、又はハウジング50の内側表面と蛍光体層80との間の層として配置することができる。図3に示される光源10は、直線型ハウジング50を備えるが、他のハウジング形状も適用できることは理解されるべきである。例えば、コンパクト型蛍光ランプは、1つ又はそれ以上の湾曲部を有するハウジングを有し、電源ピン54は光源10の一方の端部に配置される。
別の実施形態において、本発明の青緑色発光蛍光体を用いて、UV又はUV−青色発光ダイオード或いはレーザーダイオード(便宜上、まとめて「LED」と称する)に基づく可視光源を提供することができる。このような青緑色発光蛍光体は、単独で用いて単色光源を提供することができ、又は青色発光蛍光体及び赤色発光蛍光体(或いは青色発光蛍光体、赤色発光蛍光体、及び他の緑色発光蛍光体)などの他の蛍光体とブレンドして用いて白色光を出す光源を提供することができる。白色光源は、単一のLEDの使用によって点光源デバイスを提供し、又は複数のLEDの使用によって大面積照明デバイスを提供するように製作することができる。例えば、LEDベースの光源110が、図21に示される。光源110は、約180nmから約480nmの範囲のUV又はUV−青色光を発光するLED100と、本発明の蛍光体とを備える。LED100は、LED100に隣接する反射面140を有するカップ120内に取付けられる。放射線の発生源として好適である例示的なUV又はUV−青色LEDは、米国特許第5,777,350号及び第6,210,987号で記述されたものであり、該特許は引用により本明細書に組み込まれる。大きなバンドギャップをもたらすために種々の金属がドープされたGaNベースのLEDなどの、他のUV−青色LEDも使用してもよい。LED100に電力を供給するため導線150及び152を備える。エポキシ、シリコーン、又はガラス180から構成される透明キャスティング160内には、本発明の蛍光体の粒子200が実質的に均質に分散されている。もしくは、蛍光体粒子はLED100上に塗布することができ、或いは透明キャスティング160の一部にのみ分散させることができる。また、他の透明ポリマーを用いて、透明キャスティングを形成することができる。加えて、光源110から放出される光の均質性を向上させるために、透明キャスティングにおいて蛍光体粒子中にTiO又はAlのような光散乱材料の粒子を含めることができる。LEDのInGaN活性層の組成及びキャスティング内に施工される蛍光体の量は、蛍光体によって吸収されないLEDが発光する青色光の一部と、蛍光体によって発光される光とが組み合わされて、所望の色温度及びCRIの白色光源110が形成されるように選択することができる。
本発明の青緑色発光蛍光体はまた、青色、緑色、及び赤色発光蛍光体を含む、陰極線管などのディスプレイ用の蛍光体ブレンドの成分として使用することができる。この場合、高エネルギ電子が、蛍光体ブレンドのコーティングが配置された画面に衝突して、可視スペクトル領域の光を放出する。例えば、図22は、本発明の蛍光体を単独で、又は他の蛍光体と組み合わせて使用するディスプレイ310を概略的に示す。ディスプレイ310は、電子銃320が設置されたシールハウジング315を備える。電子銃320は、高エネルギの電子のビームを生成し、該ビームはシステム330によって形成される電磁場により偏向される。偏向された電子は、アノード350に向かって加速し、ディスプレイ画面385の内側表面に配置された蛍光体層380に衝突して、層380内の蛍光体を励起し可視光380を発生する。蛍光体層380は、本発明の少なくとも1つの蛍光体を含む。好ましくは、蛍光体層380はまた、カラー表示を提供する他の原色を発光する他の蛍光体を含む。
本発明の特定の好ましい実施形態を上記で説明してきたが、添付の請求項で定義される本発明の概念及び範囲を逸脱することなく、多くの修正、置換、又は変形を該実施形態に対して行うことができることは、当業者には理解されるであろう。図面中の参照符号に対応する請求項中の参照番号は、請求項に記載した発明の理解を容易にするためのものに過ぎず、請求される発明の範囲を狭めることを意図するものではない。本出願の請求項に記述されることは、本明細書の説明の一部として本明細書に組み込まれる。
本発明のSr3.8Ca0.1Eu0.1Al1222蛍光体の発光スペクトルを示す図。 本発明のSr3.7Ca0.2Eu0.1Al1222蛍光体の発光スペクトルを示す図。 本発明のSr3.5Ca0.4Eu0.1Al1222蛍光体の発光スペクトルを示す図。 本発明のSr3.3Ca0.6Eu0.1Al1222蛍光体の発光スペクトルを示す図。 本発明のSr3.1Ba0.2Ca0.6Eu0.1Al1222蛍光体の発光スペクトルを示す図。 本発明のSr2.5Ba0.6Ca0.8Eu0.1Al1222蛍光体の発光スペクトルを示す図。 本発明のSr3.8Ca0.1Eu0.1Al1425蛍光体の発光スペクトルを示す図。 本発明のSr3.1Ba0.2Ca0.6Eu0.1Al1425蛍光体の発光スペクトルを示す図。 本発明のSr2.5Ba0.6Ca0.8Eu0.1Al1425蛍光体の発光スペクトルを示す図。 本発明のSr3.4Ca0.5Eu0.1Al1222蛍光体の吸収スペクトルを示す図。 本発明のSr3.3Ca0.6Eu0.1Al1222蛍光体の吸収スペクトルを示す図。 本発明のSr3.1Ba0.2Ca0.6Eu0.1Al1222蛍光体の吸収スペクトルを示す図。 本発明のSr2.5Ba0.6Ca0.8Eu0.1Al1222蛍光体の吸収スペクトルを示す図。 本発明の蛍光体を組み込む光源の概略図。 本発明のSr2.9LaEu0.1Al11MgO22蛍光体の発光スペクトルを示す図。 本発明のSr1.9LaEu0.1Al10Mg22蛍光体の発光スペクトルを示す図。 本発明のSr0.9LaEu0.1AlMg22蛍光体の発光スペクトルを示す図。 本発明のSr2.9LaEu0.1Al13MgO25蛍光体の発光スペクトルを示す図。 本発明のSr1.9LaEu0.1Al12Mg25蛍光体の発光スペクトルを示す図。 本発明のSr0.9LaEu0.1Al11Mg25蛍光体の発光スペクトルを示す図。 放射線の発生源が発光ダイオードである、本発明の蛍光体を用いる光源の概略図。 放射線の発生源が高エネルギ電子である、本発明の蛍光体を用いるディスプレイの概略図。
符号の説明
10 光源
50 真空ハウジング
70 UV放射線発生手段
80 蛍光体ブレンド

Claims (10)

  1. 酸化物を含む蛍光体であって、Sr4-a-zaEuz1222及びSr4-a-zaEuz1425からなる群から選択される蛍光体。
    式中、A及びDは、
    (i)Aがバリウムとカルシウムとの組合せであって、Dがアルミニウムであるか、或いは
    (ii)Aがマグネシウムであって、Dがアルミニウムランタンとの組合せであるか
    のいずれかであり、0<a<4、0.001<z<0.3、及び4−a−z>0である。
  2. Sr4-x-y-zBaxCayEuz1222及びSr4-x-y-zBaxCayEuz1425からなる群から選択される材料を含む蛍光体。
    式中、Dはアルミニウムであり、0<x,y≦2であって、x及びyはゼロでなく、0.001<z<0.3、4−x−y−z>0である。)
  3. Sr3.1Ba0.2Ca0.6Eu0.1Al1222、Sr2.7Ba0.2CaEu0.1Al1222、Sr2.5Ba0.6Ca0.8Eu0.1Al1222、Sr1.9BaCaEu0.1Al1222、Sr3.1Ba0.2Ca0.6Eu0.1Al1425、Sr2.7Ba0.2CaEu0.1Al1425、Sr2.5Ba0.6Ca0.8Eu0.1Al1425,及びSr1.9BaCaEu0.1Al1425からなる群から選択される材料を含む蛍光体。
  4. Sr2.9MgEu0.1Al11LaO22、Sr1.9Mg2Eu0.1Al10La222、Sr0.9Mg3Eu0.1Al9La322、Sr2.9MgEu0.1Al13LaO25、Sr1.9Mg2Eu0.1Al12La225、及びSr0.9Mg3Eu0.1Al11La325からなる群から選択される材料を含む蛍光体。
  5. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の蛍光体と、
    (b)赤色発光蛍光体と、
    を含む蛍光体ブレンド。
  6. さらに、青色発光蛍光体及び/又は緑色発色蛍光体を含む、請求項5記載の蛍光体ブレンド。
  7. 請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の蛍光体を製造する方法であって、
    (1)ユーロピウム、(2)2種以上のアルカリ土類金属及び(3)1種以上の13族金属の酸素含有化合物を、(4)ホウ酸、四ホウ酸リチウム、炭酸リチウム、ハイドロジェン・ボレート、水素化ホウ素アルカリ及びこれらの混合物から選択される材料と混合して混合物を形成する段階と、
    前記混合物を前記蛍光体に転化するのに十分な時間にわたって、前記混合物を還元性雰囲気中で1000℃から1400℃の範囲の温度で焼成する段階と、
    を含む方法。
  8. (a)放射線の発生源と、(b)該放射線の発生源に近接して配置され、且つ前記放射線によって励起されて可視光を放出する請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の蛍光体又は請求項5又は請求項6記載の蛍光体ブレンドと、を備える光源(10)。
  9. 前記放射線の発生源が水銀放電ランプ又は発光ダイオードである、請求項8記載の光源(10)。
  10. (a)シールハウジング(315)内に設置される高エネルギー電子ビームの発生源(320)と、(b)前記シールハウジング(315)内部に配置され、且つ前記高エネルギー電子ビームによって励起されて可視光を放出する請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の蛍光体又は請求項5又は請求項6記載の蛍光体ブレンドと、を備えるディスプレイ(310)。
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