JP5461448B2 - 資源予約装置及び方法及びプログラム - Google Patents
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ユーザ、前記アプリケーション、前記データ、前記計算機、前記ストレージ及び前記ネットワークの各情報を管理する複数のデータベース管理手段と接続され、前記クライアント装置との間で、所要サービスに対応するオブジェクトとコネクションが指定された資源予約メッセージを交換するメッセージ交換手段と、
前記複数のデータベース管理手段と管理対象のドメイン及びドメイン間の関係及びコネクションの端点が特定可能な情報を保持するサービスデータベース管理手段と、
前記資源予約メッセージに基づいて、前記サービスデータベース管理手段を参照して、サービス内容と性能保証の種別と、サービスのために必要となるオブジェクトとコネクション、アプリケーションデータとデータの配置方法、ネットワークインフラ条件に基づくコネクションの資源予約の必要性の、一部または全部について決定するサービス確認手段と、
前記資源予約メッセージにより前記クライアント装置から取得したオブジェクト群とコネクション群の存在や内容を確認するオブジェクト・コネクション解析手段と、
前記サービス確認手段と前記オブジェクト・コネクション解析手段の結果に基づいて、欠損しているオブジェクトを生成すると共に、前記メッセージ交換手段を介して前記各データベース管理手段との間でデータ交換を行うことによりオブジェクトの内容を補完してオブジェクト候補として前記サービスデータベース管理手段に格納するオブジェクト変更手段と、
前記サービス確認手段と前記オブジェクト・コネクション解析手段と前記オブジェクト変更手段の結果に基づいて、欠損しているコネクションを生成すると共に、前記メッセージ交換手段を介して、ネットワークデータを管理するデータベース管理手段とのデータ交換を行うことにより、コネクションの内容を補完してコネクション候補として前記サービスデータベース管理手段に格納するコネクション変更手段と、
前記オブジェクト変更手段と前記コネクション変更手段で探索され、前記サービスデータベース管理手段に格納されたオブジェクト群とコネクション群の組み合わせからなるサービスパターンの中から実際に資源予約する一つのサービスパターンを選択し、選択されたオブジェクトまたはコネクションを構成する資源を管理している各々のデータベース管理手段と連携して資源予約を行う機能を有する資源予約手段と、を有する。
予約可能なオブジェクト候補が無い場合に、サービス内容を変更して、再度処理を行う手段を含む。
前記資源予約メッセージに基づいて、ドメインのタイプに関する情報を格納した前記サービスデータベース管理手段を参照する、
または、
資源予約装置を実現するソフトウェアのソースコードに物理的に記載されているか否かの判断、
のいずれかにより、前記資源予約メッセージで要求されているサービスに対し、ネットワーク資源を予約するか否かを判定する手段を含む。
ユーザ、前記アプリケーション、前記データ、前記計算機、前記ストレージ及び前記ネットワークの各情報を管理する複数のデータベース管理手段と接続される資源予約装置において、
メッセージ交換手段が、前記クライアント装置との間で、所要サービスに対応するオブジェクトとコネクションが指定された資源予約メッセージを交換するメッセージ交換ステップと、
サービス確認手段が、前記資源予約メッセージに基づいて、前記複数のデータベース管理手段と管理対象のドメイン及びドメイン間の関係及びコネクションの端点が特定可能な情報を保持するサービスデータベース管理手段を参照して、サービス内容と性能保証の種別と、サービスのために必要となるオブジェクトとコネクション、アプリケーションデータとデータの配置方法、ネットワークインフラ条件に基づくコネクションの資源予約の必要性の、一部または全部について決定するサービス確認ステップと、
オブジェクト・コネクション解析手段が、前記資源予約メッセージにより前記クライアント装置から取得したオブジェクト群とコネクション群の存在や内容を確認するオブジェクト・コネクション解析ステップと、
オブジェクト変更手段が、前記サービス確認ステップと前記オブジェクト・コネクション解析ステップの結果に基づいて、欠損しているオブジェクトを生成すると共に、前記各データベース管理手段との間でデータ交換を行うことによりオブジェクトの内容を補完してオブジェクト候補として前記サービスデータベース管理手段に格納するオブジェクト変更ステップと、
コネクション変更手段が、前記サービス確認ステップと前記オブジェクト・コネクション解析ステップと前記オブジェクト変更ステップを実行した結果に基づいて、欠損しているコネクションを生成すると共に、ネットワークデータを管理するデータベース管理手段とのデータ交換を行うことにより、コネクションの内容を補完してコネクション候補として前記サービスデータベース管理手段に格納するコネクション変更ステップと、
資源管理手段が、前記オブジェクト変更ステップと前記コネクション変更ステップで探索され、前記サービスデータベース管理手段に格納されたオブジェクト群とコネクション群の組み合わせからなるサービスパターンの中から実際に資源予約する一つのサービスパターンを選択し、選択されたオブジェクトまたはコネクションを構成する資源を管理している各々のデータベース管理手段と連携して資源予約を行う機能を有する資源予約ステップと、実行する。
予約可能なオブジェクト候補が無い場合に、サービス内容を変更して、再度処理を行う。
前記資源予約メッセージに基づいて、ドメインのタイプに関する情報を格納した前記サービスデータベース管理手段を参照する、
または、
資源予約装置を実現するソフトウェアのソースコードに物理的に記載されているか否かの判断、
のいずれかにより、前記資源予約メッセージで要求されているサービスに対し、ネットワーク資源を予約するか否かを判定する。
オブジェクト <識別子>{
<種別>
<個数>
エレメント{
<識別子>
<使用時間>
<特徴>
}
}
「オブジェクト」の識別子は、例えば数字や文字列などで表現されてもよい。この識別子は、資源予約メッセージを通じて、クライアント装置から資源予約装置に送付されたオブジェクト群やコネクション群の中で特定のオブジェクトを指し示すための値である。それゆえクライアントが指定しなくてもよく、資源予約装置が自動的に付与してもよい。
コネクション <識別子>{
エレメント{
<コネクションの端点>
<上記端点の反対側の端点>
<識別子>
<使用時間>
<特徴>
}
}
コネクションの識別子は例えば数字や文字列などで表現されてもよい。この識別子は、資源予約メッセージを通じて、クライアント装置から資源予約装置100に送付されたオブジェクト群やコネクション群の中で特定のコネクションを指し示すための値である。それゆえクライアントが指定しなくてもよく、資源予約装置が自動的に付与してもよい。
クライアントが所要のサービスを実現できるように資源予約メッセージを送信する際、資源予約メッセージは図12と図13の内容を満足するように所要サービスに対応したオブジェクトやコネクションを含む必要がある。
種別1: 計算機
種別2: ストレージ
種別3: ネットワーク(=コネクション+ノード)
種別4: 計算機とストレージ
種別5: 計算機とネットワーク(=コネクション+ノード)
種別6: ストレージとネットワーク(=コネクション+ノード)
種別7: 計算機とストレージとネットワーク(=コネクション+ノード)
種別8: なし(どの資源も性能保証をしない)
しかしながら、図21に示されるとおり、サービスの種別や性能保証の有無に関わらずコネクションの補完が必要となる場合がある。図21の判断の分岐条件2に示されるとおり、ネットワークのインフラがコネクション型網である場合、資源予約装置100は性能保証の要求の有無にかかわらず、コネクションに基づいてネットワーク資源を予約し、通信路を確立する必要がある(ステップ201,202、Yes)。一方、コネクションレス型網であり、尚且つクライアントから性能保証の要求がない場合、資源予約装置100はネットワーク資源を予約しない(ステップ201,No、202,No,203、Yes/No)。その場合、性能保証された通信路を確立できないが、オブジェクトに該当する資源と、他の資源との間の通信自体は確立できる。それゆえまず、図21の判断の分岐条件1で示されるとおりに資源予約装置100のサービス確認部130は、クライアントがコネクションの資源予約の要否を確認する。資源予約装置100のサービス確認部130はクライアントとの間でサービス確認ステップより前、もしくは同時にコネクションの資源予約の要否についてのメッセージを交換する。具体的なメッセージ交換は、図23や、図24、図25を用い、後述する。但し、サービスとして常にコネクションの資源を予約するものとして規定してもよく、その場合は資源予約の要否を確認する必要もない。
方法1を下記に示す。
方法2を下記に示す。
・伝達方法1: サービス(複数のオブジェクトやコネクション)の単位での交換;
・伝達方法2: オブジェクトやコネクションの単位での交換;
・伝達方法3: オブジェクトやコネクションを構成する情報単位での交換;
上記の伝達方法2を実現するための実装条件としては、交換されるメッセージは、交換された情報がどの資源予約要求の一部であるのか、を識別するための識別子を含む。
次にサービス確認ステップ(ステップ120)において、コア部110はサービス確認部130と連携してサービスの内容を確認する。図22はサービス確認ステップ(ステップ120)の詳細な流れの一例である。
インタフェース <インタフェース名>{
メソッド <メソッド名>{
フィールド <フィールド名>{
<値>
}
}
}
図23に示す方法はインタフェース名の違いを利用して実現する例である。一方、図24はメソッド名の違いを利用して実現する例である。また、図25では、サービスや性能保証を区分するためのフィールドを設け、そのフィールドのパラメータの値の違いを利用して実現する例である。図23もしくは図24の実現手段を採用した資源予約装置100は、サービス確認部130が不要となり、コア部110が資源予約メッセージ交換ステップ110を行うことによりサービスや性能保証種別を確認する。
・選択肢1: 装置仕様に基づいて判断ならびに確定
・選択肢2: アプリケーション種別に基づいて判断
・選択肢3: データ種別に基づいて判断
・選択肢4: アプリケーション種別とデータ種別の組合せに基づいて判断
・選択肢5: サービス、性能保証の種別、もしくはその両方に基づいて判断
選択肢1の実現方法は、資源予約装置のソフトウェアのソースコードに明記する方法である。もしくはサービスデータベース管理部120において、アプリケーションとデータを常に同じ計算機もしくはストレージに集める、もしくは常に分離しておく、ということを識別するための値を記憶しておき、サービス確認部130がサービスデータベース管理部120を参照することによって確定する方法である。この場合、アプリケーション種別やデータ種別に関係なく、アプリケーションとデータとを同じ計算機もしくはストレージに集める、もしくは分離する、ということを常に実行する。
・選択肢1: クライアントに資源予約失敗を応答し、尚且つ資源予約メッセージを廃棄
・選択肢2: 資源予約メッセージを廃棄
また、もし資源予約メッセージの中にサービスに関係しない、もしくは性能保証外のオブジェクトやコネクションが含まれる場合、サービス確認部130は次のように動作することを決定する。以下のいずれかだけでよい。また、下記動作と異なる動作を実行しても良い。
・選択肢1: エラーで応答
・選択肢2: 該オブジェクトを無視して資源予約
・選択肢3: 必要に応じて内容を補完しながら該オブジェクトに従って資源予約
本実施の形態では選択肢1に基づいて説明する。
次に、オブジェクト・コネクション解析部は資源予約メッセージの交換を通じて提供されるオブジェクト群やコネクション群を確認し、さらにサービス確認ステップの結果に基づいて情報の欠損しているオブジェクトやコネクションを確認する。
本ステップでは、上記のとおり、資源予約メッセージで交換されるオブジェクト群とコネクション群と、図12から図13の差異にもとづき、図14および図15にしたがってオブジェクト群とコネクション群の欠損状況を確認できる。
次にオブジェクト変更ステップの内容を説明する。
・選択肢1: 対象の種別の資源を管理している全ドメインを選択;
・選択肢2: 対象の種別の資源を管理し、尚且つユーザとオブジェクト群との間の中継ドメイン数が少なくなるようなドメインを優先的にN個選択;
・選択肢3: 対象の種別の資源を管理し、尚且つオブジェクト間の中継ドメイン数が少なくなるようなドメインを優先的にN個選択;
・選択肢4: 対象の種別の資源を管理し、尚且つユーザ及び各オブジェクトの間の中継ドメイン数が少なくなるようなドメインを優先的にN個選択;
・選択肢5: 対象の種別の資源を管理し、尚且つオブジェクト間の中継ドメイン数が多くなるようなドメインを優先的にN個選択;
・選択肢6: 対象の種別の資源を管理し、尚且つ利用頻度の高いドメインを優先的にN個選択;
・選択肢7: 対象の種別の資源を管理し、尚且つ利用頻度の低いドメインを優先的にN個選択;
・選択肢8: ランダムに対象の種別の資源を管理しているドメインをN個選択;
・選択肢9: 上記の選択肢1から選択肢8までのうちの一部の組合せ;
選択肢2は選択肢1と比べ、予約される資源がユーザの近くに集まり易いためにユーザと各資源との間で交換される通信信号の伝搬遅延時間が少なくなり易い。結果的に高性能なサービスを提供しやすい。
・選択肢1: 該当のデータベース管理部群のそれぞれに並列的に問合せ
・選択肢2: 該当しているデータベース管理部群のそれぞれに順番に問合せ
本実施の形態では選択肢1に従って説明する。
・選択肢1: オブジェクト毎に問合せ;
・選択肢2: 複数のオブジェクトを一括で、もしくは並列して問合せ;
本実施の形態では選択肢2に従って説明する。
・選択肢1: ひとつのオブジェクトに対して該当候補のすべてを応答;
・選択肢2: ひとつのオブジェクトに対して該当候補のうちのNコに限定して応答;
本実施の形態では選択肢1に従って説明する。
・選択肢1: 利用料金が低い候補を優先的に選択;
・選択肢2: 使用頻度の高い資源を優先的に選択;
・選択肢3: 使用頻度の低い資源を優先的に選択;
・選択肢4: 消費電力の低い資源を優先的に選択;
・選択肢5: 稼働率の高い資源を優先的に選択;
・選択肢6: ランダム;
本実施の形態では選択肢2に従って説明する。
・選択肢1: 限定しない;
・選択肢2: 応答された候補のうちのNコに限定;
本実施の形態では選択肢1に従って説明する。
次に、コネクション変更部160における、図43の例に従ってコネクション変更ステップ(ステップ150)を説明する。
・選択肢1: 該当のデータベース管理部群のそれぞれに並列的に問合せ;
・選択肢2: 該当しているデータベース管理部群のそれぞれに順番に問合せ;
また、ひとつのドメインに複数のコネクションが存在する可能性がある。それゆえ、コネクション変更部160から各データベース管理部10〜60への問合せ方法は一般的に下記のいずれかに従って実現される。但し、下記以外の方法でもよい。
・選択肢1: コネクション毎に問合せ;
・選択肢2: 複数のコネクションを一括で、もしくは並列して問合せ;
本実施の形態では、上記の選択肢2に従って説明する。
・選択肢1: ひとつのコネクションに対して該当候補のすべてを応答;
・選択肢2: ひとつのコネクションに対して該当候補のうちのN個に限定して応答;
本実施の形態では上記の選択肢1に従って説明する。
・選択肢1: 利用料金が低い候補を優先的に選択
・選択肢2: 使用頻度の高い資源を優先的に選択
・選択肢3: 使用頻度の低い資源を優先的に選択
・選択肢4: 消費電力の低い資源を優先的に選択
・選択肢5: 稼働率の高い資源を優先的に選択
・選択肢6: ランダム
本実施の形態では選択肢2に従って説明する。
・選択肢1: 限定しない
・選択肢2: 応答された候補のうちのN個に限定
本実施の形態では選択肢1に従って説明する。
最後に、図3の資源予約ステップ(ステップ160)について説明する。
・選択肢1: トータルでの利用料金が低いパターンを優先的に選択;
・選択肢2: トータルでの使用頻度の高いパターンを優先的に選択;
・選択肢3: トータルでの使用頻度の低いパターンを優先的に選択;
・選択肢4: トータルでの消費電力の低いパターンを優先的に選択;
・選択肢5: トータルでの稼働率の高いパターンを優先的に選択;
・選択肢6: コネクション群だけについて利用料金が低いパターンを優先的に選択;
・選択肢7: コネクション群だけについて使用頻度の高いパターンを優先的に選択;
・選択肢8: コネクション群だけについて使用頻度の低いパターンを優先的に選択;
・選択肢9: コネクション群だけについて消費電力の低いパターンを優先的に選択;
・選択肢10: コネクション群だけについて稼働率の高いパターンを優先的に選択;
・選択肢11: オブジェクト群だけについて利用料金が低いパターンを優先的に選択;
・選択肢12: オブジェクト群だけについて使用頻度の高いパターンを優先的に選択;
・選択肢13: オブジェクト群だけについて使用頻度の低いパターンを優先的に選択;
・選択肢14: オブジェクト群だけについて消費電力の低いパターンを優先的に選択;
・選択肢15: オブジェクト群だけについて稼働率の高いパターンを優先的に選択;
・選択肢16: パターンの識別子の若番から優先的に選択;
・選択肢17: パターンの識別子の老番から優先的に選択;
・選択肢18: ランダム;
・選択枝19: 上記のうちの一部の組合せ;
選択肢1を実現する場合、サービスデータベース管理部120は、図50に示されるようなテーブルを保有し、尚且つコア部120は同テーブルを参照して適当なパターンを選択する。
本実施の形態は、第1の実施の形態に基づいた、TV会議サービスの例であり、図54に示されるドメイン構成を例として説明する。便宜上、計算機ドメイン"1"に計算機データベース管理部"1"とアプリケーションデータベース管理部"1"が配備され、計算機ドメイン"2"に計算機データベース管理部"2"とアプリケーションデータベース管理部"2"が配備されるモデルとする。同様、ネットワークドメイン"X"にはネットワークデータベース管理部"X"が配備されるモデルとする。本実施の形態において"X"は数字である。
本実施の形態は、第1の実施の形態に基づいたファイルダウンロードサービスの例であり、図60に示されるドメイン構成を例として説明する。便宜上、ストレージドメイン"1"にストレージデータベース管理部"1"とアプリケーションデータベース管理部"1"とデータデータベース管理部"1"が配備され、ストレージドメイン"2"にストレージデータベース管理部"2"とアプリケーションデータベース管理部"2"とデータデータベース管理部"2"が配備されるモデルとする。同様、ネットワークドメイン"X"にはネットワークデータベース管理部"X"が配備されるモデルとする。本実施の形態において"X"は数字である。
〔第4の実施の形態〕
・条件1:クライアントの所望の使用時間よりも以前にデータのコピー作業を実行できるために、同使用時間以前にも対象のストレージ資源が予約可能であること。
・条件2:コネクション"3"のエレメントの特徴となる帯域は、予約されるストレージ資源の有するネットワークインターフェースカードの物理帯域とする。もしくは、サービスデータベース管理部120に予め規定の帯域が設定されており、オブジェクト変更部150やコネクション変更部160がその値を参照する。
・条件3:条件2に基づき、新たに追加される使用時間は次のように設定される。
新たに追加される使用時間は次の時間よりも以前になることを満たす必要がある。
当初のクライアントの所望の開始時刻−"データ転送1"の実行所要時間
なお、上記において"<="とは"以前"を表現する記号とし、"−"とは"時間を遡ること"を表現する記号とする。
20 データデータベース管理部
30 アプリケーションデータベース管理部
40 計算機データベース管理部
50 ストレージデータベース管理部
60 ネットワークデータベース管理部
70 トランザクションマネージャ
100 資源予約装置
110 コア部
120 サービスデータベース管理部
130 サービス確認部
140 オブジェクト・コネクション解析部
150 オブジェクト変更部
160 コネクション変更部
Claims (7)
- アプリケーション、データ、計算機、ストレージ及びネットワークを含む資源を管理し、クライアント装置からの予約要求に応じて資源を予約する資源予約装置であって、
ユーザ、前記アプリケーション、前記データ、前記計算機、前記ストレージ及び前記ネットワークの各情報を管理する複数のデータベース管理手段と接続され、前記クライアント装置との間で、所要サービスに対応するオブジェクトとコネクションが指定された資源予約メッセージを交換するメッセージ交換手段と、
前記複数のデータベース管理手段と管理対象のドメイン及びドメイン間の関係及びコネクションの端点が特定可能な情報を保持するサービスデータベース管理手段と、
前記資源予約メッセージに基づいて、前記サービスデータベース管理手段を参照して、サービス内容と性能保証の種別と、サービスのために必要となるオブジェクトとコネクション、アプリケーションデータとデータの配置方法、ネットワークインフラ条件に基づくコネクションの資源予約の必要性の、一部または全部について決定するサービス確認手段と、
前記資源予約メッセージにより前記クライアント装置から取得したオブジェクト群とコネクション群の存在や内容を確認するオブジェクト・コネクション解析手段と、
前記サービス確認手段と前記オブジェクト・コネクション解析手段の結果に基づいて、欠損しているオブジェクトを生成すると共に、前記メッセージ交換手段を介して前記各データベース管理手段との間でデータ交換を行うことによりオブジェクトの内容を補完してオブジェクト候補として前記サービスデータベース管理手段に格納するオブジェクト変更手段と、
前記サービス確認手段と前記オブジェクト・コネクション解析手段と前記オブジェクト変更手段の結果に基づいて、欠損しているコネクションを生成すると共に、前記メッセージ交換手段を介して、ネットワークデータを管理するデータベース管理手段とのデータ交換を行うことにより、コネクションの内容を補完してコネクション候補として前記サービスデータベース管理手段に格納するコネクション変更手段と、
前記オブジェクト変更手段と前記コネクション変更手段で探索され、前記サービスデータベース管理手段に格納されたオブジェクト群とコネクション群の組み合わせからなるサービスパターンの中から実際に資源予約する一つのサービスパターンを選択し、選択されたオブジェクトまたはコネクションを構成する資源を管理している各々のデータベース管理手段と連携して資源予約を行う機能を有する資源予約手段と、
を有することを特徴とする資源予約装置。 - 前記オブジェクト変更手段は、
予約可能なオブジェクト候補が無い場合に、サービス内容を変更して、再度処理を行う手段を含む
請求項1記載の資源予約装置。 - 前記サービス確認手段は、
前記資源予約メッセージに基づいて、ドメインのタイプに関する情報を格納した前記サービスデータベース管理手段を参照する、
または、
資源予約装置を実現するソフトウェアのソースコードに物理的に記載されているか否かの判断、
のいずれかにより、前記資源予約メッセージで要求されているサービスに対し、ネットワーク資源を予約するか否かを判定する手段を含む
請求項1または2記載の資源予約装置。 - アプリケーション、データ、計算機、ストレージ及びネットワークを含む資源を管理し、クライアント装置からの予約要求に応じて資源を予約する資源予約方法であって、
ユーザ、前記アプリケーション、前記データ、前記計算機、前記ストレージ及び前記ネットワークの各情報を管理する複数のデータベース管理手段と接続される資源予約装置において、
メッセージ交換手段が、前記クライアント装置との間で、所要サービスに対応するオブジェクトとコネクションが指定された資源予約メッセージを交換するメッセージ交換ステップと、
サービス確認手段が、前記資源予約メッセージに基づいて、前記複数のデータベース管理手段と管理対象のドメイン及びドメイン間の関係及びコネクションの端点が特定可能な情報を保持するサービスデータベース管理手段を参照して、サービス内容と性能保証の種別と、サービスのために必要となるオブジェクトとコネクション、アプリケーションデータとデータの配置方法、ネットワークインフラ条件に基づくコネクションの資源予約の必要性の、一部または全部について決定するサービス確認ステップと、
オブジェクト・コネクション解析手段が、前記資源予約メッセージにより前記クライアント装置から取得したオブジェクト群とコネクション群の存在や内容を確認するオブジェクト・コネクション解析ステップと、
オブジェクト変更手段が、前記サービス確認ステップと前記オブジェクト・コネクション解析ステップの結果に基づいて、欠損しているオブジェクトを生成すると共に、前記各データベース管理手段との間でデータ交換を行うことによりオブジェクトの内容を補完してオブジェクト候補として前記サービスデータベース管理手段に格納するオブジェクト変更ステップと、
コネクション変更手段が、前記サービス確認ステップと前記オブジェクト・コネクション解析ステップと前記オブジェクト変更ステップを実行した結果に基づいて、欠損しているコネクションを生成すると共に、ネットワークデータを管理するデータベース管理手段とのデータ交換を行うことにより、コネクションの内容を補完してコネクション候補として前記サービスデータベース管理手段に格納するコネクション変更ステップと、
資源管理手段が、前記オブジェクト変更ステップと前記コネクション変更ステップで探索され、前記サービスデータベース管理手段に格納されたオブジェクト群とコネクション群の組み合わせからなるサービスパターンの中から実際に資源予約する一つのサービスパターンを選択し、選択されたオブジェクトまたはコネクションを構成する資源を管理している各々のデータベース管理手段と連携して資源予約を行う機能を有する資源予約ステップと、
を実行することを特徴とする資源予約方法。 - 前記オブジェクト変更において、
予約可能なオブジェクト候補が無い場合に、サービス内容を変更して、再度処理を行う
請求項4記載の資源予約方法。 - 前記サービス確認ステップにおいて、
前記資源予約メッセージに基づいて、ドメインのタイプに関する情報を格納した前記サービスデータベース管理手段を参照する、
または、
資源予約装置を実現するソフトウェアのソースコードに物理的に記載されているか否かの判断、
のいずれかにより、前記資源予約メッセージで要求されているサービスに対し、ネットワーク資源を予約するか否かを判定する
請求項4または5記載の資源予約方法。 - 請求項1乃至3のいずれか1項に記載の資源予約装置を構成する各手段としてコンピュータを機能させるための資源予約プログラム。
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JP2011007235A JP5461448B2 (ja) | 2011-01-17 | 2011-01-17 | 資源予約装置及び方法及びプログラム |
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