JP5461434B2 - 移動デバイスを位置特定するための方法、および移動デバイスを位置特定するための装置 - Google Patents

移動デバイスを位置特定するための方法、および移動デバイスを位置特定するための装置 Download PDF

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Description

本発明は、移動通信の分野に関し、詳細には、移動WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)の分野に関し、さらに、より詳細には、移動WiMAXシステムにおいて移動デバイスを位置特定するための方法、および移動デバイスを位置特定するための装置に関する。
位置特定は、移動デバイスに、移動デバイスの位置についての情報を集めさせる、または正確な特定の位置を提供させる。この技術は、ロケーションに左右される料金請求、フリート追跡、パッケージ追跡および個人追跡、移動体イエローページ、ロケーション・ベースのメッセージング、経路案内、ならびに交通情報を提供することを含め、多くの新たな概念およびサービスを提案する。位置特定は、GSMネットワークおよび3Gネットワークにおいて既に適用されており、次世代無線システムの最も有望で、重要なフィーチャの1つとなる。
WiMAXシステムは、WiMAXフォーラムと呼ばれる業界コンソーシアムがスポンサーとなっているIEEE802.16系の標準の技術に基づく。IEEE802.16系の標準は、マルチメディア・サービスをサポートする固定型および移動型のBWA(ブロードバンド無線アクセス)システムの無線インタフェースを規定する。かつて、802.16dまたは802.16−REVdとも呼ばれていた、固定アクセスに関するIEEE802.16−2004標準が、2004年10月、例えば、「IEEE Standard for Local and metropolitan area networks,Part 16:Air Interface for Fixed Broadband Wireless Access Systems」、IEEE802.16eに公開されている。さらに、この標準は、現在、更新されて、移動アクセスに関する802.16e標準、移動WiMAXに拡張されている。したがって、移動WiMAXは、位置特定によって導入される、これらのサービスを提供する1つの普及した候補プラットフォームである。移動WiMAX市場に新たなPCS(位置計算サービス)サービス・プロバイダが導入されるにつれ、顧客を引き付けるためにサービス・プロバイダ間でより激しい競争が予期される。しかし、我々が知る限りでは、移動WiMAX位置特定に関する実現可能なソリューションは、全く存在しない。
最も広く使用されている位置特定技術は、MS(移動局)と、BSのセットとの間の無線信号を測定することによって、MSを位置特定しようと試みる無線位置特定システムである。無線位置特定システムは、信号強度、AoA(迎角)、ToA(到来時間)、TDoA(到来時間差)、または以上の組合せに基づくことが可能である。さらに、無線位置特定システムは、2つのアプローチ、すなわち、ネットワーク・ベースのアプローチと端末装置ベースのアプローチに分類されることが可能である。ネットワーク・ベースのアプローチの場合、BSが、MSによって送信された信号を測定し、測定された信号を、処理のために中央サイトに中継するのに対して、端末装置ベースのアプローチの場合、MSが、BSによって送信された信号を使用して、MS自らの位置を計算する。いくつかの知られている位置特定法を以下に説明する。
(既知のアプローチ1:GPS)
GPS(グローバル・ポジショニング・システム)は、米国国防省によって軌道に配置された24の衛星のネットワークから成る衛星ベースのナビゲーション・システムである。GPS受信機が、2D位置(緯度と経度)を計算し、さらに動きを追跡するのに、少なくとも3つの衛星の信号にロックオンさせられなければならない。4つ以上の衛星が視野に入っている状態で、受信機は、ユーザの3D位置(緯度、経度、および高度)を特定することができる。GPSは、ToA技術に基づき、衛星信号のLOS(見通し線)伝播を必要とする。残念ながら、すべてのMSにGPS機能を持たせることは、実現可能ではない。したがって、GPSベースの技術は、本提案の範囲外である。
(既知のアプローチ2:信号強度)
信号強度を使用する無線位置特定は、距離につれてのパス・ロス減衰を記述する、知られている数学モデルを使用する、よく知られた位置特定法である。信号強度の測定は、MSとBSの間の距離推定をもたらすので、MSは、BSを中心とする円の上に位置する。複数のBSを使用することによって、MSの位置が、特定されることが可能である。
信号強度ベースの位置特定システムの場合、誤差の主要な源は、マルチパス・フェージングおよびシャドウイングである。信号強度のばらつきは、波長の1/2程度の距離にわたって30〜40dBという大きいものであり得る。信号強度は、RSSI(受信信号強度指標)によって示されることが可能である。さらに、MSは、ダウンリンク・バースト・プリアンブルからRSSI測定を獲得することができる。一続きのRSSI測定から、MSは、RSSIの平均値および標準偏差の推定を導き出し、更新し、さらにREP−RSPメッセージを介して、これらの更新された平均値および標準偏差の推定を報告することになる。しかし、RSSIは、量子化された値であるので、多くの誤差が、依然として、もたらされる。要するに、セル・ベースの移動ネットワークにおける信号強度位置特定アプローチの応用シナリオは、滅多に存在しない。
(既知のアプローチ3:AoA)
AoA技術は、アンテナ・アレイの使用を介して、いくつかのBSにおいてMSからの信号の迎角を最初に測定することによって、MSロケーションを推定する。しかし、LoS信号成分が欠如している場合、アンテナ・アレイは、MSの方向からは来ない可能性がある、反射された信号にロックオンする。LoS成分が存在する場合でさえ、マルチパスは、それでも、角測定に干渉する。アレイ・アンテナが使用されている場合、BSにおいて8つのアンテナが必要とされ、工学上の困難が増加する。アレイ・アンテナは、NLoSには適していないため、移動WiMAXは、通常、アレイ・アンテナ技術を使用しない。
(既知のアプローチ4:時間ベースのアプローチ:ToAおよびTDoA)
時間ベースのアプローチは、MSによって送信され、複数のBSにおいて受信された信号のToAもしくはTDoA、または複数のBSにおいて受信された信号のTDoAもしくはToAをMSによって推定することに基づく。ToAアプローチにおいて、MSとBSの間の距離は、MSとBSの間の一方向伝播時間を求めることによって測定される。幾何学的には、このことは、MSが位置するはずの、BSを中心とした円をもたらし、すなわち、この円の半径は、MSとBSの間の距離である。あいまいさを解決するのに少なくとも3つのBSを使用することによって、MSの位置は、それらの円の交差によって与えられる。図1は、このToA位置特定法を示す。図1に示されるとおり、MSとBS1の間の距離、MSとBS2の間の距離、およびMSとBS3の距離は、それぞれ、R1、R2、およびR3である。前述した定義によれば、MSは、BS1、BS2、およびBS3をそれぞれ中心とする円の上に位置するはずであり、さらに各円の半径は、R1、R2、およびR3であり、したがって、この3つの円の交差点が、MSの位置である。
TDoAアプローチでは、到来時間の差が使用される。双曲線は、2つのBSの一定の到来時間差の曲線であるので、これらの時間差は、MSが位置するはずであるBSに焦点を有する双曲線を定義する。このため、MSのロケーションは、それらの双曲線の交差点にある。図2は、このTDoA位置特定法を示す。図2に示されるとおり、実線は、焦点が、BS1およびBS3にあり、さらに一定の時間差が、MSからBS1までの距離と、MSからBS3までの距離との間の距離差(R1−R3)である双曲線である。破線は、焦点が、BS1およびBS2にあり、さらに一定の時間差が、MSからBS1までの距離と、MSからBS2までの距離との間の距離差(R1−R2)である双曲線である。前述した定義によれば、MSは、実線の双曲線と破線の双曲線の交差点に位置するはずである。
LoS伝播条件は、それでも、時間ベースの方法に関して高い精度を実現するのに必要であることに留意されたい。しかし、AoAや信号強度などの他の方法と比べて、ToAおよびTDoAの場合、このことに、それほど左右されない。その上、ワイリーの推定1、「The None−Line−of−Sight Problems in Mobile Location Estimation」、IEEE Trans.Aerosp.Electron.Syst.Vol16、748〜753頁などの、どのようにNLOSをLOSから区別すべきかに関する多くの論文および提案が、存在する。したがって、本発明の残りの部分において、我々は、移動WiMAXシステムに関してTDoAをどのように適用すべきかを提案する。
「IEEE Standard for Local and metropolitan area networks,Part 16:Air Interface for Fixed Broadband Wireless Access Systems」、IEEE802.16e、2004年10月 「The None−Line−of−Sight Problems in Mobile Location Estimation」、IEEE Trans.Aerosp.Electron.Syst.Vol16、748〜753頁 Hyoungsoo Lim、「Standardization Standardization and Specifications of WiBro PHY」、TTAS.KO−06.0064R1、2004年12月6日 B.T.Fang、「Simple solutions for hyperbolic and related position fixes」、IEEE Trans.Aerosp.Electron.Syst.、vol.26、748〜753頁、1990年9月 Y.T.ChanおよびK.C.Ho、「A Simple and Efficient Estimator for Hyperbolic Location」、IEEE TRANSACTIONS ON SIGNAL PROCESSING、Vol.42、No.8、1994年、1905〜1915頁 M.P.WylieおよびJ.Holtzman、「The None−Line−of−Sight Problems in Mobile Location Estimation」、WINLAB TR−121、1996年6月 IEEE802.16 TGeのTab.109j、「Part 16:Airinterface to fixed and mobile broadband wireless access systems,Amendment2」、IEEE802.16e、2005年12月
本発明は、移動ユーザ局MSSが、TDDモードで移動WiMAXによってすべて同期されているBSからのダウンリンク・プリアンブルを検出するステップと、異なるBSのプリアンブルのTDoAが、プリアンブル・ベースの同期検出によって獲得され得るステップと、正確なロケーションが、従来のTDoAアルゴリズムを介して計算され得るステップとを備える、ダウンリンク・プリアンブル高速検出DPFDによるWiMAX位置特定のための方法を提供する。
好ましくは、プリアンブル高速検出において検出されたプリアンブルが3つ未満である場合、URAD(アップリンク・レンジング・アシスタント検出)アプローチが実行されて、レンジングを実行するアシスタント・データがもたらされる。ただし、MAC管理メッセージを使用する測定シグナリングが、レンジングを行うのに使用される。MSSは、サービング/アンカBSに対してレンジングを行って、URAD法におけるTDoA計算のためのさらなる遅延測定を得る。1つのRTD(往復遅延)に関して可能な2つのルートが存在する事例において、セルID情報またはセクタID情報が、そのセル/セクタに関する1つの正確なルートを選択するのに使用される。さらに、1つのRTD(往復遅延)に関して可能な2つのルートが存在する事例において、その2つのルートが、同一のセル/セクタにある場合、その2つのルートの中間点が、推定される位置として選択される。
好ましくは、ダウンリンク同期パラメータおよびアップリンク送信パラメータが獲得された後、MSSは、利用可能なレンジング領域からのランダムに選択されたレンジング・スロットの中でランダムに選択されたレンジング符号を送信する。
好ましくは、BSは、このレンジング符号を受信した後、時間補正とともにRNG−RSPメッセージを送り、さらに遅延測定が、同時に得られる。
好ましくは、片道/往復遅延は、初期レンジングまたは周期的レンジングが行われた際にBSによって獲得されることが可能であり、さらにBSが、そのような遅延、すなわち、最新の更新された値を、BSのメモリの中に格納し、この値を、MSSにおいて2つのプリアンブルが検出された際の1つの時間オフセットと一緒にロケーション計算サーバに送る。
好ましくは、MOB_NBR−ADVによって伝送される隣接BS情報が、可能なアンカBSの探索範囲を小さくして、隣接BSのプリアンブル検出時間を短縮するのに使用される。
好ましくは、IEEE802.16eにおいてOFDMA PHYのために設計されたプリアンブルが、或る特定のPN(擬似雑音)符号を用いたブーストBPSK変調を使用して変調される。
好ましくは、移動窓ベースのプリアンブル検出が、TDoA検出のために使用される。このTDoA検出は、1つのサンプル・チップを移動させるステップと、FFT変換するステップと、ローカル候補プリアンブル系列よって隣接BSプリアンブルと互いに関係付けるステップとを備える。
好ましくは、多くのNLoSプリアンブル、および2つのLoSプリアンブルが検出された場合、ワイリー識別法を使用して、いずれの信号がNLoSであるかが識別され、さらにこの2つのLoS信号、およびアップリンク・レンジング情報が、前述のURAD−TDoAアプローチを介してロケーションを計算するのに使用される。
好ましくは、1つだけのLoSプリアンブルが検出された場合、または1つだけのLoSが、NLoS信号から再構築された場合、アップリンク・レンジング・アシスタント・セル/セレクタIDアプローチが、使用される。
好ましくは、1つだけのLOSプリアンブルが検出される事例に関して、レンジング情報が、直径がRTDである円を獲得するのに使用され、さらにセルIDおよびセクタIDが、位置特定を支援するのに使用される。セクタにおける弧の中央が、推定される位置特定として使用される。
好ましくは、いくつかのメッセージが、位置特定サービス開始要求および位置特定サービス結果レポートのためにCSN側に追加されて、位置特定サービス手続きのプロセス全体を完成させる。これらのメッセージには、LOC_REQメッセージ、LOC_RSPメッセージ、LOC_ENQメッセージが含まれる。
本発明は、以下の構成要素、すなわち、MSSにおいて時間差検出を実行するためのPHY層モジュールと、アプリケーション層からの位置特定要求に応じて、或るシグナリングを実行するため、およびチャネル測定のための条件を提供するためのMAC層モジュールと、測定に基づいて、位置特定計算、またはオプションの速度計算を実行するためのアプリケーション層モジュールとを備える、移動WiMAX位置特定のための装置をさらに提供する。
好ましくは、前述のMSSは、MOB_SCN−RSPメッセージによって、現在のサービス/アンカ基地局に時間差を報告する。
好ましくは、チャネル測定のための前述の条件は、アイドル期間である。
好ましくは、位置特定アルゴリズムが、CSNにおけるロケーション計算サーバの中に埋め込まれる。
好ましくは、位置特定アルゴリズムが、MSSにおけるロケーション関連のアプリケーションの中に埋め込まれる。
好ましくは、位置特定アルゴリズムを有するロケーション計算サーバは、移動WiMAXにおけるすべての位置特定ベースのサービスに関する必須の部分であるものと想定される。
本発明の実施形態は、アップリンク・レンジング・アシスタント・ダウンリンク・プリアンブル検出を使用することによって、移動ユーザ機器のロケーションを測定する新たな方法を提供する。本発明は、これまでのところ、移動WiMAXにおける最初のそのような方法である。移動WiMAXが、ITUによって3G標準として受け入れられ、広く定着するにつれ、WiMAXに基づく位置特定は、市場潜在力を有するサービスである。
ToA位置特定法を示す概略図である。 TDoA位置特定法を示す概略図である。 移動WiMAX TDDフレーム構造の例を示す図である。 移動WiMAXネットワーク・アーキテクチャを示す図である。 本発明の提案されるソリューションにおける機能モジュールを示す図である。 周波数領域におけるセグメント0に関するプリアンブル構造を示す図である。 2048FFTサイズに関する時間領域構造を示す図である。 2048FFTサイズに関する時間領域におけるプリアンブルの絶対等級値を示す図である。 128FFTサイズに関する時間領域におけるプリアンブルの絶対等級値を示す図である。 2048FFTサイズに関する自己相関出力を示す図である。 128FFTサイズに関する自己相関出力を示す図である。 異なるFFTサイズに関する相互相関出力値を示す図である。 異なるFFTサイズに関する相互相関出力値を示す図である。 移動窓検出を使用する相互相関を示す図である。 提案される移動WiMAX位置特定ソリューションを示す図である。 サービスBSのTDoA情報を使用するURAD−TDoA位置特定アプローチを示す図である。 レンジング手続きを示す図である。 URA−Cell−IDアプローチを示す図である。 ネットワークによって開始されるユーザ・アシスタント位置特定を示す図である。 ユーザによって開始されるユーザ・アシスタント位置特定を示す図である。 ネットワークによって開始されるネットワーク・アシスタント位置特定を示す図である。 ユーザによって開始されるネットワーク・アシスタント位置特定を示す図である。 ファン(Fang)のアルゴリズムを使用するDPFDと、LoSの状況におけるURAD−TDoAとの間の性能比較を示す図である。 異なる位置アプローチの例を比較することを示す図である。
次に、本発明の好ましい実施形態を、図面を参照して説明し、実施形態の例は、これらの図面に示される。すべての図面にわたって、同一の符号は、同一の要素を表す。以下の実施形態が、本発明を説明する目的で、添付の図面を参照して説明される。
1)移動WiMAXフレーム構造
移動WiMAXシステムは、TDD(時分割複信)およびFDD(周波数分割複信)をサポートすることができる。本発明の、この提案は、物理層が、少なくともFBSS(高速BSスイッチング)ハンドオフ能力を伴うOFDMA(直交周波数分割多元接続)技術に基づく、TDDモードに主に的を絞る。そのようなシステムの例が、802.16e標準に現在、対応しており、さらに2006年に韓国の2つの事業者によって市販されたWiBroである。図3は、OFDMAを使用する移動WiMAX TDDフレーム構造の例を示す。
図3に示されるとおり、このフレーム構造は、以下から成る。すなわち、第1のOFDM(直交周波数分割多重化)シンボルにおけるプリアンブル、DL PUSCゾーンおよびDL_MAPのリソース割当てのための固定サイズを有するFCH、DLデータ・バーストおよびULデータ・バーストのリソース割当てのためのDL_MAPメッセージおよびUL_MAPメッセージ、データ・メッセージまたは制御メッセージのためのDL/ULデータ・バースト、およびレンジングのためのUL制御チャネル、UL ACK(肯定応答)、およびCQIフィードバックである。プリアンブルおよびアップリンク・レンジングは、本発明の提案されるURAD−TDoAスキームにおいて使用される。WiBroの場合、アップリンクにおける最初の3つのOFDMAシンボルは、2004年12月6日に公開されたHyoungsoo Lim、「Standardization Standardization and Specifications of WiBro PHY」、TTAS.KO−06.0064R1に準拠して、レンジングのために確保されることに留意されたい。しかし、提案されるアップリンクCDMAレンジング符号検出法は、依然として、図3に示される移動WiMAXフレーム・フォーマット、およびWiBroのフレーム・フォーマットに関して有効である。
移動WiMAXは、通常、村落の周波数分割複信において周波数分割を使用し、したがって、複数のBSが、1つのMSからの信号を受信することは、不可能である。TDoAが、移動WiMAXにおいて使用される場合、複数のBSの信号が、MS(移動局)によって測定されなければならない。複数の信号源に関する位置特定法の前提条件は、その複数の信号源の同期である。OFDMAおよびTDDを使用していることのために、BSは、精度がナノ秒のオーダである、IEEE802.16eにおけるGPS受信機によって同期される。WCDMAにおけるBSの同期とは異なり、このことにより、移動WiMAXシステムにおけるBSの高い同期精度のため、プリアンブルに基づく位置特定が可能になる。移動WiMAXシステムは、より広い帯域幅(10Mhz、20Mhz)を使用し、このことにより、より正確に位置特定する、より小さい時間的分解能を有するようになる。
2)移動WiMAX位置特定アーキテクチャ
図4は、移動WiMAXネットワークのアーキテクチャを示す。本発明は、無線インタフェースを介してユーザ端末装置位置特定手続きを指定する。これらの動作は、IEEE802.16e−2005標準において規定されるMAC管理メッセージを利用する。位置特定サービスは、IMSサービスの1つと見なされることが可能である。位置特定サービスは、ロケーション計算サーバが、WiMAX CSN(接続サービス・ネットワーク)内の位置特定サービスのための1つの構成要素であるものと想定する。
図4に示されるとおり、移動WiMAXネットワーク・アーキテクチャは、ユーザ端末装置と、アクセス・サービス・ネットワークと、接続サービス・ネットワークとを含む。ユーザ端末装置は、移動WiMAX端末装置、ポータブルWiMAX端末装置、および固定WiMAX端末装置などを含む。接続サービス・ネットワークは、移動WiMAX基地局およびASN−GW(アクセス・サービス・ネットワーク・ゲートウェイ)を含む。移動WiMAX基地局とASN−GWは、ネットワーク相互運用性インタフェースを介して互いに対話する。接続サービス・ネットワークは、例えば、AAAサーバ、MIP HA(移動IPホーム・エージェント)、料金請求サポート・システム、コンテンツ・サービス、IMSサービス、運用サポート・システムなどを含む、サービス・プロバイダIPベースのコア・ネットワークである。ユーザ端末装置と、アクセス・サービス・ネットワークにおける移動基地局とは、無線インタフェースなどのネットワーク相互運用性インタフェースを介して互いに対話する。さらに、接続サービス・ネットワークと、アクセス・サービス・ネットワークにおけるASN−GWとは、ローミング・ネットワークなどのネットワーク相互運用性インタフェースを介して互いに対話する。
このイノベーションにおいて、DPFDベースのURAD−TDoAスキームが、移動WiMAX位置特定のために提案される。さらに、2つだけしかBSが検出されない際に、TDoAのためのアシスタント・データをもたらすURAアプローチが、導入される。さらに、MOB_NBR−ADVによって伝送される隣接BS情報が、隣接BSのプリアンブルに関する検出時間を短縮するように採用される。
図5に示されるとおり、本発明の位置特定ソリューションは、3つの機能モジュール、すなわち、時間差検出ユニット510、チャネル測定条件供給ユニット520、および位置特定ユニット530から成る。PHY層における時間差検出ユニット510は、MSSにおいて時間差検出を実行する、この構造の重要な部分である。時間差検出ユニット510は、指定された手続きに従って、アップリンク・チャネル測定およびダウンリンク・チャネル測定を実行する。サービングBSを含め、2つだけしかBSが検出されない事例に関して、アップリンク・レンジングが、必要である。チャネル測定条件供給ユニット520は、位置特定ユニットからの位置特定要求に従って、或るシグナリングを実行するため、およびチャネル測定のための条件(アイドル期間などの)を供給するために、MAC層にある。MAC層におけるチャネル測定条件供給ユニット520は、より高位の層からの位置特定要求に従って、チャネル測定の準備をするように或るシグナリング・プロセスを実行する。例えば、MSSは、サービングBSと候補BSの間の時間差を、MOB_SCN−RSPによって、CSN内に位置する位置特定サーバに報告する。アプリケーション層における位置特定ユニット530は、測定に基づいて、位置計算、またはオプションの速度計算を行うモジュールである。位置特定ユニット530は、ロケーション関連のアプリケーションと、適切なアルゴリズムを選択し、結果を計算して、その後、それらの結果を、この情報を求める相手に送るロケーション計算サーバとを含む。例えば、時間差検出ユニット510は、移動ユニット機器の位置を計算するように遠隔の位置特定サーバ(MAC層における)に測定結果を送った。ほとんどの事例において、位置特定アルゴリズムは、CSNにおけるロケーション計算サーバの中に組み込まれる。他の事例において、位置特定アルゴリズムは、MSSのロケーション関連のアプリケーションの中に埋め込まれる。アプリケーション層における構成要素(MSS内のロケーション関連のアプリケーションまたはCSN内のアプリケーション、およびロケーション計算サーバを含む)の間の通信は、このイノベーションの範囲の外であるMPP(移動位置特定プロトコル)に従うことが可能である。このイノベーションにおいて、位置特定アルゴリズムを有するロケーション計算サーバは、移動WiMAXにおけるすべての位置特定ベースのサービスに関する必須の部分であるものと常に想定される。本発明が、移動WiMAX位置特定のために提案したURAD−TDoAスキームは、4つのステップ、すなわち、(1)DPFD(ダウンリンク・プリアンブル高速検出)、(2)DPFDにおいて検出されたプリアンブルが、3つ未満である場合のURA検出、(3)MAC管理メッセージを使用する測定シグナリング、(4)ロケーション計算に分けられることが可能である。
3)移動WiMAX DPFD(ダウンリンク・プリアンブル高速検出)
移動WiMAX DPFD(ダウンリンク・プリアンブル高速検出)が、以下に詳細に例示される。第1に、MSSが、TDDモード移動WiMAXにおけるGPSによってすべて同期されているBSからダウンリンク・プリアンブルを検出する。次に、異なるBSのプリアンブルのTDoAが、プリアンブル・ベースの同期検出によって得られることが可能である。最終的に、正確なロケーションは、従来のTDoAアルゴリズム(以降、ファン(Fang)のアルゴリズム、およびチャン(Chan)のアルゴリズムと呼ばれる、B.T.Fang、「Simple solutions for hyperbolic and related position fixes」、IEEE Trans.Aerosp.Electron.Syst.、vol.26、748〜753頁、1990年9月、およびY.T.ChanおよびK.C.Ho、「A Simple and Efficient Estimator for Hyperbolic Location」、IEEE TRANSACTIONS ON SIGNAL PROCESSING、Vol.42、No.8、1994年、1905〜1915頁)を介して計算されることが可能である。
IEEE802.16eにおいてOFDMA PHYのために設計されたプリアンブルが、或る特定のPN(擬似雑音)符号を用いたブーストBPSK変調を使用して変調される。各セグメントは、それぞれの第3の副搬送波を、プリアンブルに関する搬送波セットとして使用する。したがって、セグメント0/1/2は、プリアンブル搬送波セット0/1/2を使用する。図6は、周波数領域におけるセグメント0に関するプリアンブル構造を示す。
したがって、時間領域におけるプリアンブル構造は、共役対称構造である。2048FFTサイズに関する時間領域構造が、図7に例示される。
2048FFTサイズおよび128FFTサイズに関する時間領域におけるプリアンブルの絶対等級値が、それぞれ、図8(a)および図8(b)に示される。
本発明において使用されるフレーム同期アルゴリズムは、時間領域における反復するパターン間の相関パラメータに基づく。このアルゴリズムは、粗いタイミング推定、および細かいタイミング推定から成る。
粗い推定ステップは、プリアンブル・シンボル内の反復する部分の間の自己相関に基づく。フレーム開始点の粗い推定n^coarseは、以下のとおり定義されることが可能である。すなわち、
この式で、rは、サンプリングされた、受信された信号であり、N=Lは、相関窓長と等しい反復長である。自己相関出力値が、図9に示され、この図において、シンボル時間内に暗黙に3回、反復する特性を見て取ることができる。図9aは、2048FFTサイズに関する自己相関出力を示し、図9bは、128FFTサイズに関する自己相関出力を示す。
細かい推定ステップにおいて、フレーム開始点の推定n^fineは、以下のとおり定義されることが可能である。すなわち、
この式で、cは、ローカル・プリアンブルのIFFTである。図10(a)および図10(b)は、異なるFFTサイズに関する相互相関出力値を示す。
位置特定サービスは、移動局とネットワークの接続の後に開始されるため、その時点で、移動局は、現在のサービス基地局によってブロードキャストされたMOB_NBR−ADVメッセージから、隣接セルのプリアンブル情報を獲得し、さらに隣接セルのプリアンブルと互いに関係付けて、位置を迅速に実行し、エネルギーを節約することができる。
移動窓ベースのプリアンブル検出が、TDoA検出のために使用されることが可能である。図11は、移動窓検出を使用する相互相関を示す。図11を参照すると、このことは、以下のステップを備える。すなわち、
時間領域における1つのサンプルを移動させるステップ、
FFT変換するステップ、および
ローカル候補プリアンブル系列によって隣接BSプリアンブルと互いに関係付けるステップである。
例えば、4つのプリアンブルが存在し、さらにMSSが、第1のプリアンブルと同期している場合。前述の3つのステップにおけるプリアンブル相関検出を介して、MSSは、第2のプリアンブル、および第3のプリアンブルの時間オフセット(第1のプリアンブルに対する)を知ることができる。
IEEE802.16eにおけるハード・ハンドオフに専用のMSSの場合、MSSのPHY層は、プリアンブルのTDoAを検出する機能を、標準に要件が全く存在しないので、有さない。しかし、MSSのPHY層は、プリアンブルを検出し、同期を実現する機能を有する。したがって、強化機能が、MSSのPHY層に導入されなければならない。FBSSおよびSHO(ソフト・ハンドオーバ)に専用のMSSの場合、標準は、TDoA測定が得られることが可能であるように明確な要件を有する。
一部の事例において、3つすべてのプリアンブルが、LoS信号である。このため、ファンのアルゴリズムが、このアルゴリズムが3つのプリアンブルしか必要としないため、働かせられることが可能である。さらに、チャンのアルゴリズムが、精度を向上させるように、さらなる測定を利用することが可能である。しかし、MSSは、NLoS(非見通し線)信号を受信することも可能である。このため、本発明は、以下のとおり、図12に示されるソリューションを提案する。
n個のプリアンブルを受信すること
ワイリー識別を実行して、m個のLoSプリアンブル、および(n−m)個のNLoS(n>m)を検出すること
多くのNLoSプリアンブル、および3つ以上のLoSプリアンブルが検出された場合、本発明は、ワイリー識別法を使用して、いずれの信号がNLoSであるかを識別しなければならず(例えば、以降、参照文献3として言及される、M.P.WylieおよびJ.Holtzman、「The None−Line−of−Sight Problems in Mobile Location Estimation」、WINLAB TR−121、1996年6月)、さらに、その後、本発明は、他の3つのLoS信号を使用して、ファンのアルゴリズムを介してロケーションを計算することができる。また、本発明は、2つのLoS信号、およびアップリンク・レンジング情報を使用して、本発明によって提案されるURAD−TDoAアプローチを介してロケーションを計算することもできる。
多くのNLoSプリアンブル、および2つのLoSプリアンブルが検出された場合、本発明は、ワイリー識別法を使用して、いずれの信号がNLoSであるかを識別しなければならない[参照文献3]。次に、本発明は、2つのLoS信号、およびアップリンク・レンジング情報を使用して、提案されるURAD−TDoAアプローチを介してロケーションを計算することができる。
多くのNLoSプリアンブル、および1つのLoSプリアンブルが検出された場合、本発明は、ワイリー識別法を使用して、いずれの信号がLoSであるかを識別しなければならない[参照文献3]。次に、(n−m)が、0より大きいかどうかが判定される。(n−m)が、0以下である場合、URA検出とセルIDを組み合わせるアプローチが、使用されなければならず、0より大きい場合、本発明は、ワイリー法[例えば、参照文献3]を使用して、NLoS信号から(n−m)個のLoS信号を再構築しなければならない。次に、2つまたは3つのLoS信号が、ファンのアルゴリズム、またはURAD−TDoAアプローチを使用するロケーション計算のために利用可能である。
多くのNLoSプリアンブルが検出され、LoSが全く検出されない場合、本発明は、ワイリー識別法を使用して、すべてのNLoSを識別しなければならない[例えば、参照文献3]。次に、本発明は、ワイリー法[例えば、参照文献3]を使用して、NLoS信号からLoS信号を再構築しなければならない。次に、LoS信号が、前述のアルゴリズムを参照するロケーション計算のために利用可能である。
1つだけのLoSプリアンブルが検出される、または1つだけのLoSプリアンブルが、NLoS信号から再構築される場合、アップリンク・レンジング・アシスタント・セル/セクタIDアプローチが、このイノベーションにおいて示唆される。
4)2つのプリアンブルに関する移動WiMAX URAD−TDoAアプローチ
多くのセルが、ネットワークを構成する場合、隣接セルのプリアンブルは、現在のセルの信号強度が非常に強い場合、忘却であり得る。したがって、「ブラインド領域」が生じ、検出されるプリアンブルが低減して、位置特定されることが可能な領域が小さくなることになる。
本発明は、位置特定されることが可能な領域を拡大する、2つだけのプリアンブルを使用することによる位置特定法を提案する。しかし、このアプローチは、3つのプリアンブルのシナリオに関してもうまく働く。
URADアプローチにおいて、MSSは、サービング/アンカBSに対してレンジングを行って、TDoA計算のためのさらなる遅延測定を得なければならない。このため、MSSのロケーションは、双曲線と円の交差点にある。通常の事例において、1つだけのRTDが与えられた場合、可能な2つのルートが存在する。セル/セクタ構造に関して、本発明は、セルID情報またはセクタID情報を使用して、1つの正確なルートを選択することができる。しかし、一部の事例(生じる確率が低い)では、その2つのルートは、同一のセル/セクタ内にある可能性がある。このため、いずれのルートが破棄されるべきかを特定するのが困難である。このイノベーションにおいて、そのような低い確率の事象が生じた場合、(x1,y1)および(x2,y2)が、その可能な2つのルートの座標であり、中間点{(x1+x2)/2,(y1+y2)/2}が、推定された位置として選択される。
図13は、サービスBSのTDoA情報を使用するURAD−TDoA位置特定法を示す。第1に、MSは、半径がMSSとBS2の間の距離である、サービス基地局BS2を中心とする円に位置する。同時に、MSは、焦点が、MSSとBS1の間、またはMSSとBS2の間の一定の差である、BS1およびBS2に焦点を有する双曲線に位置する。したがって、MSSは、図13の右側に示されるとおり、この円と、この双曲線との交差点に位置するはずである。この2つの交差点は、正しいルートを求めるためにセルIDまたはセクタIDからの支援によって選択されることが可能である。さもなければ、この2つのルートの座標の平均値が、本発明の方法に従ってMSSのロケーションとして選択される。
レンジング手続きが、図14に示される。ダウンリンク同期パラメータおよびアップリンク送信パラメータを獲得した後、MSSは、利用可能なレンジング領域からのランダムに選択されたレンジング・スロットの中でランダムに選択されたレンジング符号を送信する。BSは、レンジング符号を受信した後、時間補正とともにRNG−RSPメッセージを送る。同時に、遅延測定が得られる。
MSのレンジング符号Ttrに関する送信時間は、以下のとおり、BSにおいて定義される。すなわち、

tr=Tfull−T’delay (3)

であり、この式で、Tfullは、BSにおけるDLフレーム開始点からULフレーム開始点までの時間間隔である。T’delayは、考慮されるレンジング符号のUL伝播遅延BSである。
MSのレンジング符号に関する着信時間Treは、以下のとおりである。すなわち、

re=Ttr+Tdelay (4)

であり、この式で、Tdelayは、レンジング符号の真のUL伝播遅延である。
時間差Tdiffは、以下のとおり、BSにおいて得られることが可能である。すなわち、

diff =Tfull−Tre
=(Ttr+T’delay)−(Ttr+Tdelay
=T’delay−Tdelay (5)
diffに応じて、BSは、MSのレンジング符号に関するTtrを調整することができる。最終的に、レンジング符号は、BSにおけるULフレーム開始点において着信する。さらに、推定されるUL伝播遅延T’delayは、真の遅延Tdelayと等しい。
を、BSにおけるアップリンクOFDMシンボル・タイミングとし、Tを、BSにおけるダウンリンクOFDMシンボル・タイミングとすると、アップリンク・レンジングに関する片道遅延は、以下のとおりである。すなわち、

delay=T−T−Ttr−Tdiff (6)
より正確な遅延測定が、レンジング・プロセスが完了した後(Tdiff=0)、達せられることが可能である。その時点で、アップリンク・レンジングに関する片道遅延は、以下のとおりである。すなわち、

delay=T−T−Ttr (7)
以上の分析から、片道/往復遅延は、初期レンジングまたは周期的レンジングが行われた際に、BSによって獲得されることが可能であることを見て取ることができる。したがって、BSは、BSのメモリの中にそのような遅延(最新の更新された値)を格納し、この値を、MSSにおいて2つのプリアンブルが検出された際の1つの時間オフセットと一緒にロケーション計算サーバに送ることができる。
5)1つだけのプリアンブルを検出することに関する移動WiMAX URA−Cell−ID統合アプローチ
1つだけのLOSプリアンブルしか検出されない事例に関して、我々は、レンジング情報を使用して、直径がRTDであり、中心がBSである円を獲得し、RTDは、BSからMSSまでの距離である。次に、セルIDおよびセクタIDが、位置特定を支援するのに使用されることが可能である。セクタにおける弧の中央が、参考のための図15を参照して、推定される位置特定として使用される。
6)URAD−TDoAに関する移動WiMAX MACメッセージ・フローチャート
MOB_NBR−ADV、MOB_SCN−REQ、MOB_SCN−RSP、およびMOB_SCN−REPなどのMAC管理メッセージが、本発明の提案されるURAD−TDoAにおいて利用される。このソリューションにおいて測定結果を伝送するために使用されるすべてのMACメッセージは、IEEE802.16e標準において定義されているため、本発明は、それらのメッセージを、それらのメッセージが使用されるべき仕方で使用する。
また、本発明は、LOC_REQ、LOC_RSP、LOC_ENQなどの、位置特定サービス手続きのプロセス全体を完成させる位置特定サービス開始要求および位置特定サービス結果レポートのための、CSN側に追加されるいくつかのメッセージも提案する。
無線位置特定システムにおいて考慮され得る多数の位置特定技術が、存在する。そのような技術は、2つのカテゴリ、すなわち、(1)ネットワークにおけるロケーション計算、(2)ユーザ端末装置におけるロケーション計算に広く分類されることが可能である。本発明によって提案されるURAD−TDOAスキームも、この2つのカテゴリを有する。
6.1)ネットワークにおけるロケーション計算
このタイプの位置特定技術は、既存のハンドセットにおける変更を全く有さない。
6.1.1)ネットワークによって開始される位置特定
ネットワークによって開始される位置特定のシグナリング・フローチャートが、図16として示される。CSNにおけるロケーション関連のアプリケーションが、位置関連のアプリケーションがロケーション計算サーバにLOC_REQメッセージを送信することによって、位置特定を呼び出す。LOC_REQメッセージは、SSID(位置特定ターゲットMSS ID)を含む。ロケーション計算サーバは、このロケーション要求を実行し、要求をサービングBSに転送する。この要求を受信した後、サービングBSは、隣接BSの数、およびそれらのBSのBS IDをMSSに知らせるMOB_NBR−ADVを送る。次に、サービングBSは、スキャンに関する開始フレームおよび終了フレームを示すMOB_SCN−RSPをユーザ端末装置に送る。サービングBSは、MSSスキャンのために隣接BSとスキャン間隔をネゴシエートすることも行わなければならない。
MSSは、トリガ・アクションが、DCDメッセージの中で0x5または0x6である場合、いくつかの測定を能動的に行い、MOB_SCN−REPを介してサービングBSに結果を送ることができる。この場合、MSSは、MSSのサービングBSによって送られたMOB_NBR−ADVメッセージを利用して、MOB_NBR−ADVメッセージの中にある隣接BSの数、およびそれらのBSのBS IDを使用することによって、スキャン間隔を短くすることもできる。
MOB_SCN−REPのメッセージ・フォーマットが、IEEE802.16 TGeのTab.109j、「Part 16:Airinterface to fixed and mobile broadband wireless access systems,Amendment2」、IEEE802.16e、2005年12月に示される。隣接BSとサービングBSの間の測定遅延を報告すべきか否かは、レポート・メトリックのフィールド(ビット2)において示される。また、MOB_SCN−REPは、レポート・メトリックのフィールド(ビット3)において示されるRTD(往復遅延)情報も含む。しかし、IEEE802.16eは、MSSにおいて、これらの値を獲得する実現可能なソリューションを提供しない。このイノベーションにおいて、本発明は、相対遅延およびRTTに関して、PHY層における可能な2つのソリューションを示した。
サービングBSは、LOC_RSPメッセージを使用して、ロケーション測定情報およびRTDをロケーション計算サーバに転送する。LOC_RSPメッセージは、(SSID、BSID、遅延、RTD)を含み、ここで、BSIDは、隣接BS IDおよびサービングBS IDであり、さらに遅延は、TDoA測定である。ロケーション計算サーバが、適切な算術を選択して、ユーザのロケーションを計算し、LOC−RSPによってロケーション関連のアプリケーションに送り、ネットワークによって開始されるユーザ・アシスタント位置特定を終える。
6.1.2)ユーザによって開始される位置特定
ユーザによって開始される位置特定のシグナリング・フローチャートが、図17に示される。ユーザ端末装置におけるアプリケーションが、ユーザ端末装置自らのSSIDを有するLOC_REQメッセージをロケーション管理サーバに送って、測定を要求する。ロケーション計算サーバが、位置特定測定をトリガするためにサービングBSに問い合わせる。サービング基地局は、無線チャネル測定を実行するためにユーザ端末装置にMOB_NBR−ADVおよびMOB SCN−REPを送り、さらに或るスキャン間隔の後、ロケーション測定情報、MOB_SCN−REPを受信する。その後、サービングBSは、ロケーションを計算するために、LOC_RSP(SSID、BSID、遅延、RTD)メッセージの中でロケーション計算サーバにパラメータを転送する。ロケーション計算サーバは、適切なアルゴリズムを選択し、ユーザのロケーションを計算する。計算結果は、ユーザ端末装置のSSID、およびユーザ端末装置のロケーション(x,y)を含むLOC_REPメッセージを使用して、ユーザ端末装置に送り返される。ロケーション計算サーバは、ユーザのロケーションをユーザに知らせる。
6.2)ユーザ端末装置におけるロケーション計算
このタイプの位置特定技術は、ロケーションを計算すること、ならびに背景地図において、そのロケーションを表示することを担う、既存のハンドセット上で実行されるソフトウェア・アプリケーションを要求する。
また、ロケーションは、ユーザ端末装置機器に埋め込まれたいくつかのアプリケーションによって計算されることも可能である。さらに、隣接BSのロケーションなどの、いくらかの補助情報が、必要とされる可能性もある。ネットワークによって開始されるネットワーク・アシスタント位置特定のシグナリング・フローチャート、および端末装置によって開始されるネットワーク・アシスタント位置特定のシグナリング・フローチャートが、それぞれ、図18および図19に示される。
図18は、ネットワークによって開始されるネットワーク・アシスタント位置特定法のフローチャートを示す。ロケーション関連のアプリケーションが、LOC_REQ(SSID)を介してロケーション計算サーバにロケーション測定要求を送る。ロケーション計算サーバは、この測定要求をネットワーク側からサービング基地局に転送する。サービング基地局は、MOB_NBR−ADVメッセージおよびMOB_SCN−RSPメッセージをユーザ端末装置に送る。ユーザ端末装置は、無線チャネル測定を実行し、さらに或るスキャン間隔の後に適切なアルゴリズムを選択してユーザのロケーションを計算する。さらに、ユーザ端末装置は、ロケーション計算間隔の後にユーザのロケーションを計算し、さらにLOC_REP(SSID,x,y)を介して、ロケーション関連のアプリケーションにユーザのロケーションを送る。
図19は、ユーザ端末装置によって開始されるネットワーク・アシスタント位置特定法のフローチャートを示す。ユーザ端末装置が、測定を要求するためにサービング基地局にMOB_SCN−REQメッセージを送る。サービング基地局が、MOB_NBR−ADVおよびMOB_SCN−RSPをユーザに送る。ユーザ端末装置が、無線チャネル測定を実行し、さらに或るスキャン間隔の後に測定結果を送り、さらに適切なアルゴリズムを選択して、ユーザのロケーションを計算する。
性能比較
LoS環境におけるファンのアルゴリズム、およびURAD−TDoAを使用するDPFDの性能比較が、図20に示される。LoSに関して、AWGNチャネルが、想定される。本発明は、URAD−TDoAが、DPFD−ファンの性能と同一の性能をほぼ有することを示す。しかし、DPFD−ファンは、2つのプリアンブルの事例に関しては、機能しない。
図21は、異なる位置特定アプローチの性能比較の例を示す。この例は、マルチパス環境を想定する。LoSアプローチに関して、LoSは、直接に検出される、または再構築されることが可能である。NLoSアプローチに関して、我々は、NLoS信号が、位置特定アルゴリズムによって直接に使用されるものと想定する。
NLoSに関して、cost259(通常、Urban)チャネルモデルが、想定される。正規化されたドップラ周波数は、50hz/10Mhz=5x10−6である。NLOS誤差は、平均値が300メートルである指数分布に従う。
一般に、LoSに関して、DPFD−ファンのアルゴリズムは、位置特定することに関して良好な推定をもたらすことができることを見て取ることができる。提案されるURAD−TDoAは、2つのプリアンブルの検出に関して実現可能なソリューションを提供する。しかし、このソリューションは、特にNLoS事例に関して、DPFD−ファンのソリューションほど正確ではない。NLOS誤差が、精度に相当に影響を及ぼす。したがって、真のLoS信号を再構築することが、非常に重要である。
(結論)
IEEE802.16 TGe、「Part 16:Airinterface to fixed and mobile broadband wireless access systems,Amendment2」、IEEE802.16e、2005年12月は、位置特定アプリケーションのための新たな、実現可能なURAD−TDoAソリューションを提供しない。本発明は、移動WiMAX位置特定のための新たなURAD−TDoA法を提案する。このスキームは、特に、3つ以上のプリアンブルが検出される場合に、DPFD(ダウンリンク・プリアンブル高速検出)に基づく。さらに、2つだけのBSのプリアンブルしか検出されない場合に、URA(アップリンク・レンジング・アシスタント)アプローチが、TDoAにアシスタント・データを供給するように導入される。本発明は、LoSアプリケーションに関するURAD−TDoAの精度が、AWGNチャネルにおけるファンの精度とほぼ同一であることをさらに示す。URAD−TDoAは、2つより多くのプリアンブルが検出される場合にも機能するものの、特に、NLoS環境に関して、3つのプリアンブルを使用するDPFD−ファンの精度と比べて、それほど正確ではない。
IEEE802.16eは、相対時間遅延および往復遅延を伝送するのに、MOB_SCN−REPと呼ばれるMACメッセージを定義しているが、PHY層において、これらの値をどのように獲得すべきかを示していない。本発明は、両方のパラメータを検出するためのソリューションも提供し、このことは、WiMAX位置特定アルゴリズムに不可欠である。
また、本発明は、MOB_NBR−ADVによって伝送される隣接BS情報を使用して、隣接BSのプリアンブル検出時間を短縮することも提案する。この研究によって、提案されるURAD−TDoAスキームは、位置特定アプリケーションを効率的に実現し、さらにWiMAX位置特定に関する実現可能なソリューションを提供することができる。
(商業的価値)
位置特定は、移動デバイスに、移動デバイスの位置についての情報を集めさせる、または正確な特定のロケーションを提供させることができる。この技術は、ロケーションに左右される料金請求、フリート追跡、パッケージ追跡および個人追跡、移動体イエローページ、ロケーション・ベースのメッセージング、経路案内、ならびに交通情報を提供することを含め、多くの新たな概念およびサービスを提案する。位置特定は、GSMネットワークおよび3Gネットワークにおいて既に適用されており、次世代無線システムの最も有望で、重要なフィーチャの1つとなる。
本発明は、IEEE802.16e標準に完全に基づき、既存の移動WiMAX装置に容易に適用され得る。
本発明の目的、技術的ソリューション、および利用可能性は、本発明の好ましい実施形態を参照して例示されるものの、本発明の趣旨および範囲を逸脱することなく、本発明の様々な変更、置換、および改変が可能であることが、当業者によって理解され得る。したがって、本発明は、前述の実施形態に限定されるのではなく、添付の特許請求の範囲、および均等の範囲によってだけ限定される。

Claims (13)

  1. ダウンリンク・プリアンブル高速検出DPFDによるWiMAX位置特定のための方法であって、
    移動ユーザ局MSSが、TDDモード移動WiMAXによってすべて同期されているBSからのダウンリンク・プリアンブルを検出するステップと、
    プリアンブル・ベースの同期検出を介して異なるBSのプリアンブルのTDoAを獲得するステップと、
    従来のTDoAアルゴリズムを介して正確なロケーションを計算するステップとを備え
    3つ未満のプリアンブルが検出されたときには、URAD(アップリンク・レンジング・アシスタント検出)アプローチが実行され、レンジングを実行するアシスタント・データがもたらされる、方法。
  2. 前記MSSは、サービング/アンカBSに対してレンジングを行い、前記URADアプローチにおけるTDoA計算のためのさらなる遅延測定を獲得する、請求項に記載の方法。
  3. 1つの往復遅延RTDに関して可能な2つのルートが存在するときには、セルID情報またはセクタID情報が、セル/セクタに関する1つの正確なルートを選択するのに使用される、請求項に記載の方法。
  4. 1つの往復遅延RTDに関して可能な2つのルートが存在するときには、前記2つのルートが同一のセル/セクタにある場合、前記2つのルートの中間点が推定される位置として選択される、請求項に記載の方法。
  5. ダウンリンク同期パラメータおよびアップリンク送信パラメータが獲得された後、前記MSSは、利用可能なレンジング領域からのランダムに選択されたレンジング・スロットの中でランダムに選択されたレンジング符号を送信する、請求項1に記載の方法。
  6. 前記BSがレンジング符号を受信した後、時間補正とともにRNG−RSPを送り、さらに前記遅延測定が同時に得られる、請求項1に記載の方法。
  7. 片道/往復遅延は、初期レンジングまたは周期的レンジングが行われた際に、BSによって獲得されることが可能であり、さらに前記BSは、前記BSのメモリの中にそのような遅延、すなわち、最新の更新された値、を格納し、さらに、この値を、MSSにおいて2つのプリアンブルが検出された際の1つの時間オフセットと一緒にロケーション計算サーバに送る、請求項1に記載の方法。
  8. 移動窓ベースのプリアンブル検出がTDoA検出のために使用される、請求項1に記載の方法。
  9. 前記TDoA検出は、
    1つのサンプル・チップを移動させるステップと、
    FFT変換するステップと、
    ローカル候補プリアンブル系列によって隣接BSプリアンブルと互いに関係付けるステップとを備える、請求項に記載の方法。
  10. 多くのNLoSプリアンブルおよび2つのLoSプリアンブルが検出されたときには、ワイリー識別法を使用して、いずれの信号がNLoSであるかが識別され、さらに、
    2つのLoS信号およびアップリンク・レンジング情報を使用して、URAD−TDoAアプローチを介してロケーションが計算される、請求項1に記載の方法。
  11. 1つだけのLoSプリアンブルが検出される、または1つだけのLoSプリアンブルが、NLoS信号から再構築されるときには、アップリンク・レンジング・アシスタント・セル/セクタIDアプローチが使用される、請求項1に記載の方法。
  12. 1つだけのLOSプリアンブルしか検出されないことに関して、レンジング情報を使用して、直径がRTDである円が獲得され、さらにセルIDおよびセクタIDが位置特定を支援するのに使用される、請求項1に記載の方法。
  13. 前記セクタにおける弧の中央が、推定される位置特定として使用される、請求項12に記載の方法。
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