JP5456836B2 - Elevator control device - Google Patents
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Description
本発明の実施形態は、地震や強風等による建物の揺れに伴うロープ振れを検出して管制運転に切り替えるエレベータの制御装置に関する。 Embodiments described herein relate generally to an elevator control device that detects a rope shake accompanying a shaking of a building due to an earthquake, a strong wind, or the like and switches to a control operation.
建物が高層化されると、建物の固有振動数が低下するため、地震発生時や強風時に共振現象が起こりやすくなる。ここで、建物の固有振動数と昇降路内に設けられたエレベータのロープ(主ロープ、ガバナロープ等)の固有振動数が一致すると、ロープが共振により大きく振れてしまい、昇降路内の機器や昇降路壁に接触し、いわゆる「閉じ込め事故」が発生する危険がある。 When a building is made taller, the natural frequency of the building decreases, so that resonance phenomenon is likely to occur during an earthquake or a strong wind. Here, if the natural frequency of the building matches the natural frequency of the elevator rope (main rope, governor rope, etc.) installed in the hoistway, the rope will shake greatly due to resonance, and the equipment in the hoistway and the elevator There is a risk of contact with the road wall and a so-called “confinement accident”.
このような事故を防止するため、近年のエレベータでは、「管制運転装置」と呼ばれる安全装置を備えている。これは、建物が揺れた場合に、その建物揺れに伴うロープ振れを検出し、その振れ量が予め設定された閾値以上の場合に乗りかごを待避階(非共振階)へ移動させ、運転サービスを休止する技術である。 In order to prevent such an accident, recent elevators are equipped with a safety device called a “control operation device”. This means that when a building shakes, it detects a rope runout associated with the building shake and moves the car to a evacuation floor (non-resonant floor) if the runout is greater than a preset threshold. Is a technology to pause.
ここで、建物の揺れ量と乗りかごの位置からリアルタイムにロープの振れ量を推測するシステムでは、所定の関数式を用いて前回のロープ振れ量を順次更新しながら今回のロープ振れ量を求めていく。 Here, in the system that estimates the amount of rope swing in real time from the amount of shaking of the building and the position of the car, the current amount of rope swing is obtained while sequentially updating the previous amount of rope swing using a predetermined function formula. Go.
ところが、例えば停電やマイコンのトリップなどにより制御装置の機能が停止した場合、再起動したときにロープ振れ量がゼロにリセットされた状態で演算処理が再開される。このため、真値つまり実際のロープ振れ量との誤差が大きくなり、危険な状態で運転サービスを再開してしまう可能性があった。 However, when the function of the control device is stopped due to, for example, a power failure or a microcomputer trip, the arithmetic processing is resumed in a state in which the rope runout amount is reset to zero when restarted. For this reason, an error from the true value, that is, the actual rope runout amount becomes large, and there is a possibility that the driving service is restarted in a dangerous state.
本発明が解決しようとする課題は、再起動時に現在のロープ振れ量をリアルタイムに正しく得て、安全に運転サービスを再開することのできるエレベータの制御装置を提供することである。 The problem to be solved by the present invention is to provide an elevator control device that can correctly obtain the current rope runout amount in real time at the time of restart and can safely restart the driving service.
本実施形態に係るエレベータの制御装置は、建物の昇降路内に設置されたロープを介して昇降動作する乗りかごを備えたエレベータの制御装置において、上記建物の揺れを検出する建物揺れ検出手段と、上記建物揺れ検出手段によって検出された建物の揺れ量と上記乗りかごの位置とに基づいて上記ロープの振れ量をリアルタイムで推測するロープ振れ推測手段と、上記ロープの振れを減衰させることが可能な階床を減衰階として設定する減衰階設定手段と、上記ロープ振れ推測手段の機能が停止した際に、上記乗りかごを上記減衰階設定手段によって設定された減衰階に移動させた後に上記ロープ振れ推測手段を再起動する起動制御手段とを具備する。 The elevator control device according to the present embodiment includes an elevator control device including a car that moves up and down via a rope installed in a hoistway of the building, and a building shake detection unit that detects the shake of the building. The rope swing estimation means for estimating the rope swing amount in real time based on the building swing amount detected by the building swing detection means and the position of the car, and the rope swing can be attenuated. When the function of the attenuation floor setting means for setting a stable floor as the attenuation floor and the function of the rope runout estimation means is stopped, the rope is moved to the attenuation floor set by the attenuation floor setting means and then the rope Activation control means for restarting the shake estimation means.
以下、図面を参照して実施形態を説明する。 Hereinafter, embodiments will be described with reference to the drawings.
図1は一実施形態に係るエレベータの構成を示す図である。今、ある建物10の中に1台のエレベータ11が設置されている場合を想定する。
FIG. 1 is a diagram illustrating a configuration of an elevator according to an embodiment. Assume that one
図1に示すように、建物10の最上部の機械室10aに、エレベータ11の駆動源である巻上機12が設置されている。なお、マシンルームレスタイプのエレベータでは、昇降路10b内の上部に巻上機12が設置される。
As shown in FIG. 1, a hoisting
この巻上機12にメインロープ13が巻回されている。メインロープ13の一端側には乗りかご14、他端側にはカウンタウェイト15に取り付けられている。また、昇降路10bの最下部にはコンペンシーブ16が配設されており、このコンペンシーブ16を介してコンペンロープ17の端部がそれぞれ乗りかご14とカウンタウェイト15の下部に取り付けられている。
A
また、乗りかご14の上部にはかご制御装置18が設けられており、乗りかご14が各階の乗場21a,21b,21c…のいずれかに着床した時にかごドア19を開閉制御する。なお、かご制御装置18は、テールコードと呼ばれる伝送ケーブル20で後述する制御装置22と接続されている。
Further, a
一方、建物10の機械室10aあるいはマシンルームレスタイプでは昇降路10b内に、エレベータ11を運転制御するための制御装置22が設置されている。
On the other hand, in the
この制御装置22は、CPU、ROM、RAM等を搭載したコンピュータからなり、巻上機12の駆動制御など、エレベータ11の運転制御に関わる一連の処理を実行する。また、この制御装置22は、地震や強風等によって建物10が揺れた場合に、その建物10の揺れに伴うロープの振れを推測する機能、その推測結果に基づいて乗りかご14の戸開閉を制御する機能などを備える。
The
なお、「ロープ振れ」とは、建物10が揺れることで、ロープが水平方向に振れることである。また、ここで言う「ロープ」とは、乗りかご14の昇降動作に関連したロープのことであり、図1の例ではメインロープ13の他にコンペンロープ17も含む。
The “rope swing” means that the rope swings in the horizontal direction when the
ここで、建物10の上部付近には、地震や強風等による建物10の揺れを検出するための加速度センサ23が設置されている。この加速度センサ23は、建物の水平方向(x方向とy方向)の加速度を検出可能な2軸加速度センサからなり、その検出信号を制御装置22に出力する。
Here, an
図2は本実施形態におけるエレベータの制御装置22の機能構成を示すブロック図である。
FIG. 2 is a block diagram showing a functional configuration of the
図2に示すように、制御装置22は、ロープ振れ推測部31、運転制御部32、報知部33、記憶部34を備える。
As shown in FIG. 2, the
ロープ振れ推測部31は、加速度センサ23によって検出された建物10の揺れ量と乗りかご14の位置とに基づいてロープの振れ量を推測する。詳しくは、所定の関数式を用いて直前に求めたロープの振れ量を逐次更新しながらリアルタイムで現在のロープの振れ量を推測する。なお、具体的な計算方法については公知であるため、ここではその詳しい説明は省略するものとする。かご位置は、巻上機12の回転軸に取り付けられた図示せぬパルスジェネレータから巻上機12の回転に同期して出力されるパルス信号などから検出できる。
The rope
運転制御部32は、ロープの振れ状態に応じて乗りかご14の運転を制御する。この運転制御部32は、減衰階設定部32aと起動制御部32bを有する。
The
減衰階設定部32aは、ロープの振れを減衰させることが可能な階床を減衰階として設定する。起動制御部32bは、例えば停電等でロープ振れ推測部31の機能が停止した際に、乗りかご14を減衰階設定部32aによって設定された減衰階に移動させた後、ロープ振れ推測部31を再起動する。
The attenuation
報知部33は、ロープ振れ推測部31を再起動させるために乗りかご14を減衰階に移動させたときや、管制運転により乗りかご14の運転を休止する場合などに乗客にその旨を報知する。報知方法としては、具体的には音声アナウンスあるいはメッセージ表示などである。なお、音声アナウンスとメッセージ表示の両方を用いて報知しても良い。本実施形態では、音声アナウンスにより報知する場合を例にして説明する。
The
乗りかご14内には、各階に対応した行先階釦41、戸開釦42a、戸閉釦42b、スピーカ43が設けられている。行先階釦41の操作によって利用者の行先階が指定されると、その指定された行先階がかご呼びとして制御装置22に送られる。制御装置22では、かご呼びを受信すると、乗りかご14を利用者が指定した階に移動させる。
In the
戸開釦42aは乗客が戸開を指示するための操作ボタン、戸閉釦42bは乗客が戸閉を指示するための操作ボタンである。また、スピーカ43は、報知部33によって報知される信号を音声出力する。
The
なお、各階の乗場21a,21b,21c…には、図示せぬ乗場呼び釦が設けられている。この乗場呼び釦の操作によって乗場呼び(行先方向)が登録されると、その乗場呼びが制御装置22に送られる。制御装置22では、乗場呼びを受信すると、乗りかご14を乗場呼びが登録された階に移動させる。
In addition, hall call buttons (not shown) are provided at the
ここで、ロープ振れとかご位置との関係について説明する。 Here, the relationship between the rope runout and the car position will be described.
「ロープ」とは、メインロープ13とコンペンロープ17のことである。詳しくは、メインロープ13については、乗りかご14側に取り付けられたメインロープ13aとカウンタウェイト15側に取り付けられたメインロープ13bに分けられる。コンペンロープ17については、乗りかご14側に取り付けられたコンペンロープ17aとカウンタウェイト15側に取り付けられたコンペンロープ17bに分けられる。
“Rope” refers to the
これらのロープ13a,13b,17a,17bの長さは、乗りかご14の位置によって変化する。例えばメインロープ13に着目すると、乗りかご14が最下階にいる場合には、乗りかご14側のメインロープ13aが最も長くなり、逆にカウンタウェイト15側のメインロープ13bが最も短くなる。
The lengths of these
制御装置22に設けられたロープ振れ推測部31では、これらのロープ13a,13b,17a,17bを監視対象として、所定の関数式を用いて建物揺れに対するロープ振れとかご位置との関係を解析する。
The rope shake
ここで、図3乃至図6にロープ13a,13b,17a,17bについて、ロープの振れとかご位置との関係を解析した結果の一例を示す。
Here, FIG. 3 to FIG. 6 show examples of the results of analyzing the relationship between the rope swing and the car position for the
図3は乗りかご14側のメインロープ13aの振れ(最大変位)とかご位置との関係を示す図である。図4はカウンタウェイト15側のメインロープ13bの振れ(最大変位)とかご位置との関係を示す図である。
FIG. 3 is a diagram showing the relationship between the deflection (maximum displacement) of the
乗りかご14側のメインロープ13aは、乗りかご14が最下階付近に位置しているときに最も大きく振れる特性を有し、中央階から最上階付近に位置しているときに振れが少ない。一方、カウンタウェイト15側のメインロープ13bは、乗りかご14が最上階付近に位置しているときに最も大きく振れる特性を有し、中央階から最下階付近に位置しているときに振れが少ない。
The
図5は乗りかご14側のコンペンロープ17aの振れ(最大変位)とかご位置との関係を示す図である。図6はカウンタウェイト15側のコンペンロープ17bの振れ(最大変位)とかご位置との関係を示す図である。
FIG. 5 is a diagram showing the relationship between the deflection (maximum displacement) of the compen-
乗りかご14側のコンペンロープ17aは、乗りかご14が中央階から少し上方側の階に位置しているときに最も大きく振れる特性を有し、中央階から下方側に位置しているときに振れが少ない。一方、カウンタウェイト15側のコンペンロープ17bは、乗りかご14が中央階から少し下方側の階に位置しているときに最も大きく振れる特性を有し、中央階から上方側に位置しているときに振れが少ない。
The compen-
なお、図3乃至図6は建物10がある一定の揺れ量とした場合の一例を示すものであり、建物10の揺れ量が大きくなるに従い、ロープ13a,13b,17a,17bの振れ量も比例して大きくなる。また、建物10の揺れ量からロープ13a,13b,17a,17bの振れ量を求める具体的な方法については公知であるため、その詳しい説明は省略するものとする。
3 to 6 show an example in which the
次に、同実施形態の動作について説明する。 Next, the operation of the embodiment will be described.
図7は同実施形態におけるエレベータの制御装置22の建物揺れ発生時の処理動作を示すフローチャートである。
FIG. 7 is a flowchart showing the processing operation at the time of building shaking of the
地震や強風等により建物10が揺れると、機械室10aに設置された加速度センサ23から建物10の揺れ量に対応した加速度信号が制御装置22に出力される。建物10の揺れが検出されると(ステップS101のYes)、制御装置22に設けられたロープ振れ推測部31は、加速度信号から得られる建物10の揺れ量と現在のかご位置とに基づいてロープの振れ量をリアルタイムで推測する(ステップS102)。詳しくは、ロープ13a,13b,17a,17bのそれぞれについて、建物10の揺れ量に対するロープの振れ量を所定の関数式を用いて求める。
When the
このロープ振れ推測部31によって順次得られる推測値つまり現在のロープの振れ量は記憶部34に記憶される(ステップS103)。
The estimated value sequentially obtained by the rope
ここで、ロープの振れ量が所定量以上であった場合(ステップS104Yes)、運転制御部32は、減衰階設定部32aを通じてロープの振れを減衰させることが可能な階床を減衰階として設定する(ステップS105)。
Here, when the amount of rope deflection is equal to or greater than the predetermined amount (step S104 Yes), the
この場合、減衰階設定部32aでは、ロープ振れ推測部31のロープ振れ特性の解析結果に基づいて、ロープの振れが少ない階床を減衰階として設定する。すなわち、図3および図4に示したように、乗りかご14側のメインロープ13aでは、中央階から最上階付近に乗りかご14が位置しているときに振れが少なく、カウンタウェイト15側のメインロープ13bであれば、中央階から最下階に乗りかご14が位置しているときに振れが少ない。
In this case, the attenuation
また、図5および図6に示したように、乗りかご14側のコンペンロープ17aであれば、中央階から下方側に乗りかご14が位置しているときに振れが少なく、カウンタウェイト15側のコンペンロープ17bであれば、中央階から上方側に乗りかご14が位置しているときに振れが少ない。
Further, as shown in FIG. 5 and FIG. 6, the compen-
減衰階は、これらのロープ13a,13b,17a,17bの振れ特性を総合的に解析した結果から得られる。一般的には、建物10の中央付近がロープ13a,13b,17a,17bの振れが少ないので、その中央付近の階が最も有効な減衰階の1つとして設定される。
The attenuation floor is obtained from the result of comprehensive analysis of the swing characteristics of these
減衰階が設定されると、運転制御部32は、乗客を乗せたままで乗りかご14をその減衰階まで移動させ、そこで戸閉停止してロープの振れが収束するのを待つ(ステップS106)。
When the attenuation floor is set, the
このとき、制御装置22に設けられた報知部33が起動され、例えば「建物揺れを感知しましたので、しばらくお待ち下さい」といった音声アナウンスが乗りかご14内のスピーカ43から出力される(ステップS107)。乗りかご14が減衰階で待機している間にロープの振れが収束して所定量未満になれば、運転制御部32は、乗りかご14の運転を再開し、減衰階から目的階に向けて走行させる。
At this time, the
ところで、例えば停電等により制御装置22のロープ振れ推測部31の機能が停止すると、それまで求めていたロープ振れ量がリセットされてしまう。このため、再起動時に真値(実際のロープ振れ量)との間に誤差が生じる問題がある。
By the way, for example, when the function of the rope
以下では、このような問題を解消するための復旧時の処理動作について説明する。
図8は同実施形態におけるエレベータの制御装置22の復旧時の処理動作を示すフローチャートである。
Hereinafter, the processing operation at the time of recovery for solving such a problem will be described.
FIG. 8 is a flowchart showing the processing operation at the time of restoration of the
いま、停電等によりロープ振れ推測部31の機能を含め、エレベータの運転サービスが停止した状態から復旧したとする(ステップS201のYes)。なお、このとき、乗りかご14は任意の階で停止しているものとする。
Now, it is assumed that the elevator service including the function of the rope
エレベータの運転サービスが復旧すると、制御装置22の起動制御部32bでは、まず、ロープ振れ推測部31aの機能停止時間を判断する(ステップS202)。その結果、ロープ振れ推測部31aの機能停止時間が所定時間内であった場合には(ステップS202のYes)、起動制御部32bは、ロープ振れ推測部31を再起動可能であると判断し、記憶部34からロープ振れ推測部31が停止した直前のロープ振れ量を読み込む(ステップS203)。なお、上記所定時間は、例えば瞬時停電のときのように、短い時間の機能停止を想定して設定されている。
When the elevator operation service is restored, the
起動制御部32bは、記憶部34から読み込んだロープ振れ量をロープ振れ推測部31に与えて再起動する(ステップS204)。ロープ振れ推測部31では、ロープ振れ推測部31が停止した直前のロープ振れ量から演算処理を再開して、その演算結果として順次得られるロープ振れ量を現時点のロープ振れ量として出力する。
The
このように、短い時間の機能停止であれば、停止直前に求めていたロープ振れ量を用いて、以後のロープ振れ量を正しく演算することができ、その演算結果から運転の可否を判断して安全に運転サービスを再開することができる。 In this way, if the function is stopped for a short period of time, the rope runout amount obtained immediately before the stop can be used to correctly calculate the subsequent rope runout amount. Driving service can be resumed safely.
一方、ロープ振れ推測部31の機能停止時間が所定時間を超えていた場合には(ステップS202)、起動制御部32bは、乗りかご14の停止位置と建物10の揺れ量と基づいて再起動の可否を判断する(ステップS205,S206)。
On the other hand, when the function stop time of the rope
ここで、乗りかご14の停止位置が共振階であり(ステップS205のYes)、かつ、建物の揺れ量が所定量を超える場合には(ステップS206のYes)、起動制御部32bは再起動不可であると判断し、エレベータ(乗りかご14)の運転サービスを休止する(ステップS207)。
Here, when the stop position of the
「共振階」とは、建物10の揺れに共振してロープが振れる階床のことである。図3乃至図6に示したように、乗りかご14側のメインロープ13aであれば、最下階付近が共振階に相当する。カウンタウェイト15側のメインロープ13bであれば、最上階付近が共振階に相当する。また、乗りかご14側のコンペンロープ17aであれば、中央階から少し上方側の階が共振階に相当する。カウンタウェイト15側のコンペンロープ17bであれば、中央階から少し下方側の階が共振階に相当する。
The “resonance floor” is a floor where the rope swings in resonance with the shaking of the
乗りかご14が共振階で停止していると、ロープが共振現象により大きく振れてしまう。このときのロープの振れ量は建物10の揺れ量に依存し、建物10の揺れ量が大きいほど、ロープの振れ量も大きくなり、昇降路内の機器等に絡まる可能性が高くなる。したがって、運転サービスを休止にして安全を確保することが好ましい。
When the
一方、乗りかご14が共振階以外の階で停止中であった場合(ステップS205のNo)あるいは建物10の揺れ量が所定量以外であった場合には(ステップS206のNo)、起動制御部32bは再起動可能であると判断し、ロープ振れを減衰させることの可能な減衰階に乗りかご14を一旦移動させた後に(ステップS208)、ロープ振れ推測部31に予め設定されたロープ振れ量の初期値をプリセットしてから再起動する(ステップS209)。
On the other hand, if the
なお、上記ステップS205で言う「共振階以外の階」とは、共振現象によるロープ振れが少ない階つまり非共振階のことである。これに対し、「減衰階」とは、ロープ振れを減衰可能な階のことであり、非共振階を含む。この「減衰階」は、乗客が乗り降りできる階床に限らず、ロープ振れを減衰可能な場所であれば、階床間や特定の位置であっても良い。同様に、「共振階」や「共振階以外の階」についても、乗客が乗り降りできる階床に限らず、階床間や特定の位置であっても良い。 Note that the “floor other than the resonance floor” referred to in step S205 is a floor where there is little rope fluctuation due to the resonance phenomenon, that is, a non-resonance floor. On the other hand, the “attenuating floor” is a floor capable of attenuating rope runout and includes a non-resonant floor. The “attenuating floor” is not limited to a floor where passengers can get on and off, and may be a certain position between floors as long as the rope swing can be attenuated. Similarly, “resonance floors” and “floors other than the resonance floors” are not limited to floors on which passengers can get on and off, and may be between floors or at specific positions.
図3乃至図6に示したように、乗りかご14側のメインロープ13aでは、最上階付近が減衰階に相当する。カウンタウェイト15側のメインロープ13bであれば、最下階付近が減衰階に相当する。また、乗りかご14側のコンペンロープ17aやカウンタウェイト15側のコンペンロープ17bであれば、中央階付近が減衰階に相当する。
As shown in FIGS. 3 to 6, in the
既に説明したように、減衰階は、これらのロープ13a,13b,17a,17bの振れ特性を総合的に解析した結果から得られる。一般的には、建物10の中央付近がロープ13a,13b,17a,17bの振れが少ないので、その中央付近の階が最も有効な減衰階の1つとして設定される。
As already described, the attenuation floor is obtained from the result of comprehensive analysis of the swing characteristics of these
図9にロープ13a,13b,17a,17bに共通の減衰階に乗りかご14を移動させる例を示す。
FIG. 9 shows an example in which the
例えば1階〜60階の建物10において、乗りかご14が15階で停止中にあったとする。ここで、ロープ13a,13b,17a,17bに共通の減衰階が30階に設定されたとすると、復旧にした際に、乗りかご14を15階から30階へ移動させる。
For example, in the
乗りかご14を減衰階である30階へ移動させると、共振現象が起きないので、ロープ13a,13b,17a,17bの振れが徐々に収束していく。したがって、一定時間後(ロープ振れの収束に必要な時間後)にロープ振れ推測部31にロープ振れ量の初期値をプリセットしてから再起動すれば、現状に近い状態からロープ振れ量の計算を続けることができる。これにより、真値(実際のロープ振れ量)との誤差を最小限に抑えて、リアルタイムで正確なロープ振れ量を得ることができる。
When the
なお、上記ステップS205において、乗りかご14が共振階以外の階に停止中であり、その停止階が減衰階であったならば、乗りかご14を移動させる必要はなく、同じ場所で一定時間後にロープ振れ推測部31を再起動するものとする。
In step S205, if the
また、上記ステップS208では、乗りかご14をロープ13a,13b,17a,17bに共通の減衰階に移動させて、それぞれの振れが徐々に収束するのを待つものとして説明したが、別の方法として、ロープ13a,13b,17a,17bのそれぞれに固有の減衰階に移動させて、強制的にそれぞれの振れを収束させることでも良い。
In step S208 described above, the
図10にロープ13a,13b,17a,17bのそれぞれに固有の減衰階に乗りかご14を移動させる例を示す。
FIG. 10 shows an example in which the
例えば1階〜60階の建物10において、乗りかご14が15階で停止中にあったとする。ここで、乗りかご14側のメインロープ13aの減衰階として最上階の60階が設定され、カウンタウェイト15側のメインロープ13bの減衰階として最下階の1階が設定されているとする。また、乗りかご14側のコンペンロープ17aおよびカウンタウェイト15側のコンペンロープ17bの減衰階として中央階の30階が設定されているとする。
For example, in the
このような場合、乗りかご14をロープ13a,13b,17a,17bのそれぞれに固有の減衰階に移動させるべく、まず、乗りかご14を最下階の1階に移動させる。最初に1階に移動させるは、現在位置(15階)から近い階であると共に、メインロープ13に関する減衰階であるからである。
In such a case, in order to move the
すなわち、本実施形態が監視対象としているメインロープ13の振れ量とコンペンロープ17の振れ量とを比較すると、メインロープ13の振れ量の方が非常に大きい。したがって、まず、メインロープ13の振れ(詳しくは乗りかご14側のメインロープ13aの振れとカウンタウェイト15側のメインロープ13bの振れ)を減衰させるのに有効な減衰階に乗りかご14を移動させることが好ましい。
That is, when comparing the amount of swing of the
乗りかご14を最下階の1階に移動させると、カウンタウェイト15側のメインロープ13bの長さが最短となるので、振れが強制的に収束することになる。続いて、乗りかご14を最上階の60階に移動させる。これにより、乗りかご14側のメインロープ13aが最短になるので、振れが強制的に収束することになる。
When the
最後に、乗りかご14を30階に移動させ、乗りかご14側のコンペンロープ17aおよびカウンタウェイト15側のコンペンロープ17bの振れを強制的に収束させた後、ロープ振れ推測部31に初期値をプリセットして再起動する。
Finally, the
このように、ロープ13a,13b,17a,17bのそれぞれに固有の減衰階に乗りかご14を移動させれば、すべてのロープの振れを強制的に収束させて、ロープ振れ量の演算処理をより早く再開することができる。
In this way, if the
以上述べた少なくとも1つの実施形態によれば、再起動時に現在のロープ振れ量をリアルタイムに正しく得て、安全に運転サービスを再開することのできるエレベータの制御装置を提供することができる。 According to at least one embodiment described above, it is possible to provide an elevator control device that can correctly obtain the current rope runout amount in real time at the time of restart and can safely restart the driving service.
なお、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。 In addition, although some embodiment of this invention was described, these embodiment is shown as an example and is not intending limiting the range of invention. These novel embodiments can be implemented in various other forms, and various omissions, replacements, and changes can be made without departing from the scope of the invention. These embodiments and modifications thereof are included in the scope and gist of the invention, and are included in the invention described in the claims and the equivalents thereof.
10…建物、11…エレベータ、12…巻上機、13,13a,13b…メインロープ、14…乗りかご、15…カウンタウェイト、16…コンペンシーブ、17,17a,17b…コンペンロープ、18…かご制御装置、19…かごドア、20…伝送ケーブル、21a,21b,21c…乗場、22…制御装置、23…加速度センサ、31…ロープ振れ推測部、32…運転制御部、32a…減衰階設定部、32b…起動制御部、33…報知部、34…記憶部、41…行先階釦、42a…戸開釦、42b…戸閉釦、43…スピーカ。
DESCRIPTION OF
Claims (8)
上記建物の揺れを検出する建物揺れ検出手段と、
上記建物揺れ検出手段によって検出された建物の揺れ量と上記乗りかごの位置とに基づいて上記ロープの振れ量をリアルタイムで推測するロープ振れ推測手段と、
上記ロープの振れを減衰させることが可能な階床を減衰階として設定する減衰階設定手段と、
上記ロープ振れ推測手段の機能が停止した際に、上記乗りかごを上記減衰階設定手段によって設定された減衰階に移動させた後に上記ロープ振れ推測手段を再起動する起動制御手段と
を具備したことを特徴とするエレベータの制御装置。 In an elevator control device equipped with a car that moves up and down via a rope installed in a hoistway of a building,
Building shaking detection means for detecting the shaking of the building,
Rope swing estimation means for estimating the amount of swing of the rope in real time based on the amount of swing of the building detected by the building swing detection means and the position of the car;
Attenuation floor setting means for setting a floor capable of attenuating the swing of the rope as an attenuation floor,
An activation control means for restarting the rope shake estimation means after moving the car to the attenuation floor set by the attenuation floor setting means when the function of the rope shake estimation means is stopped; An elevator control device characterized by the above.
上記起動制御手段は、
上記ロープ振れ推測手段の機能停止時間が所定時間内であれば、上記乗りかごを上記減衰階に移動させずに、上記記憶手段に記憶された機能停止直前の上記ロープの振れ量を上記ロープ振れ推測手段に与えて再起動することを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。 Storage means for storing the amount of rope swing estimated by the rope swing estimation means;
The activation control means includes
If the function stop time of the rope swing estimation means is within a predetermined time, the rope swing amount immediately before the function stop stored in the storage means is stored in the rope swing without moving the car to the attenuation floor. 2. The elevator control apparatus according to claim 1, wherein the control means is restarted by giving to the estimation means.
上記ロープ振れ推測手段の機能停止時間が所定時間を超えている場合に、上記乗りかごの停止位置と上記建物の揺れ量とに基づいて再起動の可否を判断することを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。 The activation control means includes
2. The restartability determination is made based on the stop position of the car and the amount of shaking of the building when the function stop time of the rope swing estimation means exceeds a predetermined time. The elevator control device described.
上記乗りかごの停止位置が上記建物の揺れに共振して上記ロープが振れる共振階以外であった場合または上記建物の揺れ量が所定量以下であった場合には再起動可能であると判断し、上記乗りかごを上記減衰階設定手段によって設定された減衰階に移動させた後に上記ロープ振れ推測手段を再起動することを特徴とする請求項3記載のエレベータの制御装置。 The activation control means includes
If the stop position of the car is other than the resonance floor where the rope swings in resonance with the shaking of the building, or if the amount of shaking of the building is less than a predetermined amount, it is determined that the vehicle can be restarted. 4. The elevator control apparatus according to claim 3, wherein the rope run-out estimating means is restarted after the car is moved to the attenuation floor set by the attenuation floor setting means.
上記乗りかごの停止位置が上記建物の揺れに共振して上記ロープが振れる共振階であり、かつ、上記建物の揺れ量が所定量を超える場合には再起動不可であると判断し、運転休止にすることを特徴とする請求項3記載のエレベータの制御装置。 The activation control means includes
If the stop position of the car is at the resonance floor where the rope swings in resonance with the shaking of the building, and the amount of shaking of the building exceeds a predetermined amount, it is determined that the vehicle cannot be restarted, and the operation is suspended The elevator control device according to claim 3, wherein
監視対象とするロープが複数存在し、上記減衰階設定手段によって上記各ロープのそれぞれに減衰階が設定されている場合に、上記各ロープで共通の減衰階に上記乗りかごを移動させた後に上記ロープ振れ推測手段を再起動することを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。 The activation control means includes
When there are a plurality of ropes to be monitored and an attenuation floor is set for each of the ropes by the attenuation floor setting means, the rope is moved to a common attenuation floor for each rope, and then 2. The elevator control device according to claim 1, wherein the rope swing estimation means is restarted.
監視対象とするロープが複数存在し、上記減衰階設定手段によって上記各ロープのそれぞれに減衰階が設定されている場合に、上記各ロープの減衰階に上記乗りかごを移動させた後に上記ロープ振れ推測手段を再起動することを特徴とする請求項1記載のエレベータの制御装置。 The activation control means includes
When there are a plurality of ropes to be monitored and an attenuation floor is set for each of the ropes by the attenuation floor setting means, the rope runout after the cage is moved to the attenuation floor of each rope 2. The elevator control device according to claim 1, wherein the estimating means is restarted.
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