JP5456504B2 - プッシュオン同軸コネクタ - Google Patents

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この発明はプッシュオン方式の同軸コネクタに関し、電気的に安定した接触を維持できるようにしたものである。
プッシュオン同軸コネクタは、オス・メスコネクタを、押し込み操作で相互に連結し、引き抜き操作で相互に引き外す形式の同軸コネクタである。高周波伝送に使用される従来のプッシュオン同軸コネクタを図7、図8に示す。図7は同軸コネクタの一方の部品を構成するプラグコネクタ(以下「プラグ」)10を示し、図8は同軸コネクタの他方の部品を構成するジャックコネクタ(以下「ジャック」)12を示す。プラグ10とジャック12は手動操作による軸方向への押し込み操作および引き抜き操作により着脱自在に相互に連結されるように構成されている。
図7においてプラグ10は、外側から順に、外筒14、外部導体16、絶縁体18、中心コンタクト(内部導体)20を同軸に配置し、全体を一体化して構成されている。外部導体16は環状の基端部16aと、該基端部16aに連続して先端側に向けて伸びかつ基端部16aの周方向に相互にスリット16bを介して周方向全周に配列された複数本の板バネ16cを有する。基端部16aに連続して板バネ16cと反対側に伸びた小径部16dには同軸ケーブル(図示せず)の外部導体が外側に被せて接続される。板バネ16cの外周にはスリット入りバネリング24が嵌められている。各板バネ16cの先端寄りの内周面にはロック機構の一方の部分を構成する突部16eが形成されている。板バネ16cと外筒14との間の径方向位置には、ジャック12(図8)を着脱する際に板バネ16cが外方向に撓むのを許容する空隙26が形成されている。板バネ16cと絶縁体18との間の径方向位置にはジャック12の外部導体30と絶縁体32の両先端部が着脱自在に差し込まれる空隙28が形成されている。中心コンタクト20の先端部の中心軸上にはジャック12の中心コンタクト(内部導体)34の先端部が着脱自在に差し込まれる中心穴20aが形成されている。
図8においてジャック12は、外側から順に、外部導体30、絶縁体32、中心コンタクト34を同軸に配置し、全体を一体化して構成されている。絶縁体32と中心コンタクト34の両先端部の間には、プラグ10の絶縁体18と中心コンタクト20の両先端部が着脱自在に差し込まれる空隙36が形成されている。中心コンタクト34の先端部34aはプラグ10の中心コンタクト20の中心穴20aに着脱自在に差し込まれる。外部導体30の外周面には、ロック機構の他方の部分を構成する環状溝30aが周方向全周に延在して構成されている。プラグ10とジャック12を相互に押し込んで連結して突き当たった位置でプラグ10の環状溝30aとジャック12の突部16eが嵌合してロックするように環状溝30aの位置が設定されている。
以上の構成のプラグ10とジャック12は、例えばジャック12が機器に設置され、同軸ケーブル(図示せず)の先端部に装着されたプラグ10を手動操作で押し込みあるいは引き抜くことにより相互に着脱される。すなわちプラグ10を指で摘んでジャック12に押し込むと、プラグ10とジャック12は両先端面の凹凸構造の嵌め合いで相互に連結され、さらに環状溝30aと突部16eの嵌め合いによるロック機構で該連結状態が保持される。この連結状態にあるとき外部導体16,30どうし、中心コンタクト20,34どうしが相互に導通する。外部導体16,30どうしの導通は、外部導体16の板バネ16cがそのバネ力により外部導体30の外周面に押圧当接することにより得られる。この連結状態からプラグ10を指で摘んで引き抜くと、環状溝30aと突部16eの嵌合が外れて、プラグ10とジャック12は相互に外される。
図7、図8の従来の同軸コネクタによれば、板バネ16cの自由端部がプラグ10の先端開口部10aに露出して配置されており、該先端開口部10aが板バネ16cの撓みで拡開できる構造となっている。このため、プラグ10とジャック12の軸が相互に傾いた状態でジャック12の先端部12aがプラグ10の先端開口部10aに差し込まれると、ジャック12の先端部12aが複数本の板バネ16cのうち偏った位置に当たって、該位置の板バネ16cを外側に撓ませながら、ジャック12がプラグ10の先端開口部10a内に進入していく。また、プラグ10とジャック12が完全に連結されたロック状態においても、プラグ10の後部から引き出されている同軸ケーブルが横方向に引っ張られるなどしてプラグ10に横方向の力が加わると、該力が加わった方向の板バネ16cが外方向に撓んでプラグ10が同方向に傾く(横振れする)。このように図7、図8の同軸コネクタによれば、板バネ16cに外方向への無理な力が掛かりやすい。またたとえプラグ10とジャック12の軸に傾きが無い状態で着脱を行ったとしても、着脱の度にロック機構で板バネ16cが拡開されるので、板バネ16cに外方向への力が掛かる。このように従来の同軸コネクタは板バネ16cに外方向への力が掛かる機会が多いので、板バネ16cは比較的早期のうちに復元力が弱くなり(へたりが生じて、外側に変形したまま元に戻らなくなる)、これに比例して板バネ16cと外部導体30との接触力が弱くなり、これにより電気的接触が不安定となって高周波等の伝送に支障をきたす問題があった。
この発明は上述の点に鑑みてなされたもので、電気的に安定した接触を維持できるようにしたプッシュオン同軸コネクタを提供しようとするものである。
この発明の同軸コネクタは、第1のコネクタと第2のコネクタを具え、相互の押し込み操作、引き抜き操作で該第1のコネクタと該第2のコネクタが着脱されるプッシュオン同軸コネクタにおいて、前記第1のコネクタの外部導体は、外筒と、該外筒の内側に配置される外側接触バネ部材と、該外側接触バネ部材の内側に該外側接触バネ部材に対し径方向の第1の空隙を形成して配置される内側接触バネ部材を同軸に具え、前記外側接触バネ部材は、前記第1のコネクタの相対的に先端寄りの位置に形成された第1の環状部と、該第1の環状部に連続して該第1のコネクタの基端側に向けて伸び、かつ該第1の環状部の周方向に配列された複数本の第1の板バネを具え、前記第1の環状部は前記外筒の相対的に先端寄りの位置に固定支持され、該固定支持された状態で前記外筒の内周面と前記第1の板バネの外周面との間には該第1の板バネが外方向に撓むのを許容する径方向の第2の空隙が形成され、前記内側接触バネ部材は、前記第1のコネクタの相対的に基端寄りの位置に形成された第2の環状部と、該第2の環状部に連続して該第1のコネクタの先端側に向けて伸び、かつ該第2の環状部の周方向に配列された複数本の第2の板バネを具え、前記第2の環状部は前記外筒の相対的に基端寄りの位置に固定支持され、前記外側接触バネ部材と前記内側接触バネ部材は前記外筒に固定支持されたそれぞれの箇所を介して相互に導通し、前記第2のコネクタの外部導体は筒状部を具え、該筒状部は前記外側接触バネ部材と前記内側接触バネ部材との間の前記第1の空隙に抜き差し可能に差し込まれる先端部と、該先端部の内側で前記内側接触バネ部材が抜き差し可能に差し込まれる内側空間を具え、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタを相互に連結した状態で、前記筒状部はその外周面に前記第1の板バネが押圧当接し、その内周面に前記第2の板バネが押圧当接して、前記外側接触バネ部材および前記内側接触バネ部材とそれぞれ導通し、かつ前記外側接触バネ部材の前記第1の環状部は前記筒状部の基端側の部分を概ね隙間無く収容し、かつ前記筒状部の前記内側空間の先端側の部分は前記内側接触バネ部材の前記第2の環状部を概ね隙間無く収容するものである。
この発明によれば、第1のコネクタと第2のコネクタの外部導体どうしは、第2のコネクタの筒状部の外周面に第1のコネクタの第1の板バネが押圧当接しかつその内周面に第1のコネクタの第2の板バネが押圧当接して接続されるので、片方の板バネだけで押圧当接する場合に比べて電気的接触を確実なものにすることができる。また外側接触バネ部材の第1の環状部が第1のコネクタの先端寄りの位置に配置されているので、第1のコネクタの先端寄りの位置で外側接触バネ部材は拡開しない構造となっている。このため第1のコネクタと第2のコネクタの軸が大きく傾いた状態では第2のコネクタを第1のコネクタに差し込むことはできない。したがって必然的に第1のコネクタと第2のコネクタの軸が大きく傾いていない状態で差し込みが行われることになるので、複数本の第1の板バネのうち偏った位置に無理な力が掛かるのが防止される。また連結後は第2のコネクタの筒状部は第1のコネクタの軸方向に相互にずれた位置に配置された第1の環状部と第2の環状部により支持されるので、第1のコネクタに横方向の力が加わっても、第1のコネクタは第2のコネクタに対して傾きが生じにくい。したがってこれによっても板バネに無理な力が掛かるのが防止される。したがって板バネにへたりが生じにくく、長期間にわたり電気的に安定した接触を維持できる。
この発明の同軸コネクタはさらに、前記第1の板バネと前記筒状部の外周面との当接面、前記第2の板バネと前記筒状部の内周面との当接面のいずれか一方に、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタの相互の押し込み操作、引き抜き操作で着脱される凹凸の嵌め合わせ構造からなるロック機構を形成する(他方にはロック機構を形成しない)ことができる。これによれば、ロック機構は前記第1の板バネと前記筒状部の外周面との当接面、前記第2の板バネと前記筒状部の内周面との当接面のいずれか一方に形成されているので、着脱動作を繰り返しても他方の板バネはロック動作に伴う拡開を生じない。したがって一方の板バネが着脱動作により拡開を繰り返してたとえへたりを生じても、他方の板バネで電気的に安定した接触を維持することができる。
ロック機構は、例えば、前記第1の板バネがその内周面側に突出する突部を具えかつ前記筒状部がその外周面に周方向に延在する溝を具え、あるいは前記第2の板バネがその外周面側に突出する突部を具え、前記筒状部がその内周面に周方向に延在する溝を具え、該突部と該溝が相互に嵌合した位置で前記第1のコネクタと前記第2のコネクタが相互に連結された状態(第1、第2のコネクタどうしが嵌合した状態)となるように構成することができる。この場合、前記突部と前記溝が完全に嵌合する直前位置で前記第1のコネクタと前記第2のコネクタの突き合わせ面どうしが突き合わされて該第1のコネクタと該第2のコネクタ相互の軸方向の移動が係止されて、前記第1の板バネのバネ力により該状態が保持されるように構成することができる。このようにすると連結後の軸方向のがたつきを抑制することができる。第1のコネクタと第2のコネクタどうしの突き合わせは、例えば、第2の板バネの先端面と筒状部の内周面に形成された段部どうしの突き合わせで実現することができる。これによれば外部導体の内周側で第2の板バネと筒状部とが軸方向に繋がるので、特に高周波伝送を安定に行うことができる。
前記第1のコネクタは、前記第1の外部導体のほかに、第1の中心コンタクト、該第1の外部導体と該第1の中心コンタクトとの間に配置された第1の絶縁体を同軸に具えることができる。ここで前記第1の絶縁体は前記内側接触バネ部材の内側空間に収容して固定支持され、前記第1の中心コンタクトは前記第1の絶縁体の中心穴に収容して固定支持されたものとすることができる。また前記第2のコネクタは、前記第2の外部導体のほかに、第2の中心コンタクト、該第2の外部導体と該第2の中心コンタクトとの間に配置された第2の絶縁体を同軸に具えることができる。ここで前記第2の絶縁体は前記筒状部の前記内側空間において前記内側接触バネ部材の抜き差しを阻害しない位置に収容して固定支持され、前記第2の中心コンタクトは前記第2の絶縁体の中心穴に収容して固定支持されたものとすることができる。この場合、前記第1の中心コンタクトの先端に細径部が形成され、前記第2の中心コンタクトの先端に中心穴が形成され、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタを相互に連結した状態で、前記細径部と前記中心穴が相互に嵌り合って前記第1の中心コンタクトと前記第2の中心コンタクトが相互に接続され、前記第1の絶縁体の先端部は内周面側が切り欠かれて第1の薄肉部が形成され、前記第2の絶縁体の先端部は外周面側が切り欠かれて第2の薄肉部が形成され、前記第1の板バネは前記第1の薄肉部の外周面上に配置され、前記第2の中心コンタクトの前記中心穴の周囲の壁面は前記第2の薄肉部の内周面上に配置され、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタを相互に連結した状態で、記第1の絶縁体と前記第2の絶縁体は、前記第1の薄肉部と前記第2の薄肉部が相互に嵌り合って軸方向に連続した絶縁体層を形成するように構成することができる。これによれば、第1の板バネはその内周側が第1の絶縁体の第1の薄肉部でガードされているので、損傷を受けにくい。また第2の中心コンタクトの中心穴の周囲の壁面はその外周側が第2の絶縁体の第2の薄肉部でガードされているので、損傷を受けにくい。
図2のプラグと図3のジャックを相互に連結した状態を示す図で、上側半分を断面で示したものである。 この発明による同軸コネクタのプラグの実施の形態を示す図で、上側半分を断面で示したものである。 図2のプラグと連結されるこの発明による同軸コネクタのジャックの実施の形態を示す図で、上側半分を断面で示したものである。 図2のプラグの一部破断斜視図である。 図3のジャックの一部破断斜視図である。 図1と同じプラグとジャックの連結状態を示す一部破断斜視図である。 従来の同軸コネクタのプラグを示す図で、上側半分を断面で示したものである。 図7のプラグと連結される従来の同軸コネクタのジャックを示す図で、上側半分を断面で示したものである。
この発明の同軸コネクタの実施の形態を以下説明する。この実施の形態の同軸コネクタは高周波伝送用SMB型(Sub Miniature type B)同軸コネクタとして構成されたものである。図2、図4はこの発明による同軸コネクタの一方の部品を構成するプラグ40、図3、図5はこの発明による同軸コネクタの他方の部品を構成するジャック(レセプタクル)42である。ジャック42は機器(方向性結合器、分配器、合成器、同軸終端器、同軸アッテネータ、インピーダンス整合器等)に設置され、同軸ケーブル(図示せず)の先端部に装着されたプラグ40がジャック42に着脱自在に相互に連結される。プラグ40とジャック42を相互に連結した状態を図1、図6に示す。
はじめにプラグ40について説明する。図2、図4においてプラグ40は、外側から順に、外筒(シェル)44、ロック機構による機械的連結機能と電気的接触機能を併せ持つ外側接触バネ部材46、電気的接触機能専用の内側接触バネ部材48、絶縁体(誘電体)50、中心コンタクト(内部導体)52を同軸に配置し、全体を一体化して構成されている。外側接触バネ部材46と内側接触バネ部材48は外筒44を介して相互に導通しており、これら3つの部材44,46,48で外部導体54を構成している。各部品の材料は例えば、外筒44および外側接触バネ部材46がそれぞれ黄銅(ニッケルメッキ被覆)、内側接触バネ部材48がリン青銅(ニッケルメッキ被覆)である。外筒44の外周面にはプラグ40を指で摘んでジャック42に抜き差しする際の滑り止め用に格子状溝56が形成されている。
外側接触バネ部材46はプラグ40の先端側(ジャック42の差込口側)に形成された環状部46aと、該環状部46aに連続してプラグ40の基端側(同軸ケーブルが引き出される側)に向けて伸びかつ環状部46aの周方向に相互に狭いスリット46b(軸方向に延在する切り込み)を介して周方向全周に(環状に)配列された複数本の板バネ46cを有する。環状部46aにはスリットは形成されていない(すなわち周方向のいずれの箇所も切断されてなく、周方向全周に連続して形成されている)。環状部46aは外筒44の内側空間44dの開口部44c側の段部44aに嵌め込み固定されている。板バネ46cの外周にはスリット入りバネリング51が嵌められている。スリット入りバネリング51は例えばベリリウム製で、周方向の1箇所が切断されて(スリットが形成されて)拡開できるように構成されており、板バネ46cを外周側から締め付けて該板バネ46cの復元力を補助する働きをする。各板バネ46cの自由端寄りの内周面にはロック機構70(図1、図6)の一方の部分を構成する突部46dが形成されている。板バネ46cと外筒44との間の径方向位置には、ジャック42(図3)を着脱する際に板バネ46cが外方向に撓むのを許容するための空隙58が周方向全周に延在して形成されている。
内側接触バネ部材48はプラグ40の基端側に形成された環状部48aと、該環状部48aに連続してプラグ40の先端側に向けて伸びかつ環状部48aの周方向に相互に狭いスリット48b(軸方向に延在する切り込み)を介して周方向全周に(環状に)配列された複数本の板バネ48cを有する。環状部48aにはスリットは形成されていない(すなわち周方向のいずれの箇所も切断されてなく、周方向全周に連続して形成されている)。環状部48aは外筒44の内側空間44dの奥の段部44bに嵌め込み固定されている。内側接触バネ部材48と外側接触バネ部材46との間の径方向位置には、ジャック42(図3)の外部導体62の筒状部62hが着脱自在に差し込まれる空隙49が周方向全周に延在して形成されている。
絶縁体50は例えばテフロン(登録商標)で構成され、内側接触バネ部材48の内側空間48dに嵌め込み装着されている。内側接触バネ部材48の板バネ48cは絶縁体50の表面から僅かに浮いており、プラグ40とジャック42を連結したときにジャック42の筒状部62hの先端側に開口している内側空間62cの内周面62caに押圧当接して撓んで(すぼめられて)、外部導体62との電気的接触が確実に行われるようにしている。絶縁体50の中心穴50aには中心コンタクト52が嵌め込み装着されている。中心コンタクト52の材料は例えば黄銅(金メッキ被覆)である。外筒44の後部には小径部44e(図4)が形成されている。小径部44eの外周面には同軸ケーブルの外部導体が被せて接続される。小径部44eの内部空間44fには同軸ケーブルの絶縁体が差し込まれる。同軸ケーブルの中心軸上には内部導体が通されており、この内部導体の先端部は中心コンタクト52の中心穴52aに差し込まれてハンダ付けで中心コンタクト52に固定される。絶縁体50の先端部には内周面側が切り欠かれて薄肉部50bが形成されている。また中心コンタクト52の先端部には細径部52bが形成されている。これにより、絶縁体50の薄肉部50bと中心コンタクト52の細径部52bとの間の径方向位置には、空隙60が周方向全周に延在して形成されている。この空隙60にはジャック42の絶縁体64の先端の薄肉部64cおよび中心コンタクト66の先端の中心穴66aの周囲の壁面66cが着脱自在に差し込まれる。板バネ48cは絶縁体50の薄肉部50bの外周面上に配置されている。
以上のように構成されるプラグ40は例えば次の手順で組み立てられる。
(1) 内側接触バネ部材48の内側空間48dに絶縁体50を基端側から圧入して嵌め込む。
(2) 上記(1)で組み付けられた部品を外筒44の開口部44cから進入させて、内側接触バネ部材48の環状部48aの後端部を外筒44の内側空間44dの奥の段部44bに圧入して嵌め込み、外筒44に内側接触バネ部材48を固定する。
(3) 外側接触バネ部材46の外周にバネリング51を嵌め込む。
(4) バネリング51が嵌められた外側接触バネ部材46を外筒44の開口部44cから進入させて、外筒44内に組み込む。
(5) 外筒44の先端の縁部を周方向全周にわたり外側からかしめる。これにより外側接触バネ部材46は環状部46aで外筒44に固定される。
次にジャック42について説明する。図3、図5においてジャック42は、外側から順に、外部導体62、絶縁体(誘電体)64、中心コンタクト(内部導体)66を同軸に配置し、全体を一体化して構成されている。各部品の材料は例えば、外部導体62が黄銅(ニッケルメッキ被覆)、絶縁体64がテフロン(登録商標)、中心コンタクト66がベリリウム銅(金メッキ被覆)である。外部導体62の基端部にはジャック42を機器にねじ止めするための正面正方形状のフランジ62dが形成されている。フランジ62dの四隅にはネジを差し込む穴62e(図5、図6)が形成されている。絶縁体64の先端部は外周面側が切り欠かれて薄肉部64cが形成されている。また中心コンタクト66の先端部には中心穴66aが形成されている。絶縁体64の薄肉部64cと中心コンタクト66の中心穴66aの周囲の壁面66cはプラグ40内に形成された空隙60に着脱自在に差し込まれる。また薄肉部64cが形成された位置で筒状部62hは内周面が切り欠かれて切欠部62iが形成されている。これにより、絶縁体64の薄肉部64cと筒状部62hの切欠部62iとの間の径方向位置には、空隙68が周方向全周に延在して形成されている。この空隙68にはプラグ40の絶縁体50の先端の薄肉部50bと板バネ48cが着脱自在に差し込まれる。中心コンタクト66の先端部には、プラグ40の中心コンタクト52の先端の先細形状の細径部52bが着脱自在に差し込まれる中心穴66aが形成されている。中心穴66aが形成された位置で、中心コンタクト66の壁面66cには、周方向に均等間隔の複数箇所(例えば2箇所)に、軸方向に延在するスリット66dが形成されている。このスリット66dにより、該壁面66cに板バネ性が付与されて、中心コンタクト52の先端の細径部52bと中心コンタクト66の中心穴66aの周囲の壁面66cとの接触が良好になる。中心コンタクト66の中心穴66aの周囲の壁面66cは絶縁体64の薄肉部64cの内周面上に配置されている。この壁面66cは絶縁体64の中心穴64bの内壁面から僅かに浮いており、プラグ40とジャック42を連結したときにコンタクト52の細径部52bが差し込まれることにより押し広げられて、中心コンタクト52,66どうしの電気的接触が確実に行われるようにしている。中心コンタクト66の後端部66e(図5、図6)は、このジャックが装着される機器内の端子に接続される。筒状部62hの外周面62cbには、ロック機構70(図1、図6)の他方の部分を構成する環状溝62aが周方向全周に延在して構成されている。プラグ40とジャック42を連結して突き当たった位置でプラグ40の環状溝62aとジャック42の突部46dが嵌合してロックするように環状溝62aの位置が設定されている。
以上のように構成されるジャック42は例えば次の手順で組み立てられる。
(1) 絶縁体64の中心穴64bに中心コンタクト66を基端側から圧入して嵌め込む。
(2) 上記(1)で組み付けられた部品を外部導体62の中空部62bに基端側から進入させて、外部導体62内に組み込む。
(3) 外部導体62の筒状部62hの側面に形成された穴62f(図3)から接着剤を注入して、絶縁体64に形成された穴64aおよび中心コンタクト66の側面に形成された溝66bに流し込み硬化させて外部導体62、絶縁体64、中心コンタクト66を一体化する。
以上の構成のプラグ40とジャック42を連結した状態を図1、図6に示す。プラグ40とジャック42を着脱する操作について説明する。ジャック42はフランジ62dを機器にねじ止めして設置される。プラグ40は同軸ケーブル(図示せず)の先端部に装着されている。プラグ40をジャック42に連結するときは、プラグ40を指で摘んでプラグ40の先端開口部40aにジャック42の先端部42a(筒状部62hの先端部)を差し込む。このときプラグ40の先端開口部40aは、外側接触バネ部材46の環状部46aが配置されて拡開できないので、プラグ40とジャック42の軸どうしがあまり傾斜した状態では、ジャック42の先端部42aをプラグ40の先端開口部40aに差し込めない。その結果プラグ40とジャック42の軸どうしがあまり傾斜していない状態でこの差し込みが行われることになり、ジャック42の先端部が外側接触バネ部材46の板バネ46cに偏って当接し難くなり、板バネ46cに無理な力が掛かるのが防止される。プラグ40の先端開口部40aにジャック42の先端部42aを差し込んだ後、プラグ40をさらに押し込んでいくと、ジャック42の先端部が空隙49に進入し、各板バネ46cの突部46dに押し当たって各板バネ46cを均等に押し広げていく。そしてジャック42の先端部が突部46dを乗り越えると、突部46dが環状溝62aに嵌り込んでロック状態に引き込まれる。突部46dが環状溝62aに完全に嵌り込む直前に、内側接触バネ部材48の板バネ48cの先端面48caが筒状部62hの内周面62caの段部62gに突き当たり、そこで差し込みが係止される。このとき板バネ46cは外力が加えられていない自然な状態(すぼまった状態)よりも押し広げられた状態にあり、突部46dと環状溝62aの斜面46da,62aaどうしが板バネ46cのバネ力で押し付けられた状態となるので、突き合わせ面48ca,62gどうしを突き合わせる方向に力が作用し続け、プラグ40とジャック42の軸方向のがたつきは生じない。プラグ40とジャック42が連結されると、絶縁体50,64の各先端の薄肉部50b,64cは相互に嵌り合って軸方向に連続した絶縁体層を形成する。プラグ40をジャック42に押し込むときに、板バネ48cはその内周側が絶縁体50の薄肉部50bでガードされ、中心コンタクト66の壁面66cはその外周側が絶縁体64の薄肉部64cでガードされているので、それぞれ損傷を受けにくい。
以上のようにして、プラグ40とジャック42は、両先端面の凹凸構造の嵌め合いで相互に連結され、さらに環状溝62aと突部46dの嵌め合いによるロック機構70で該連結状態が保持される。この連結状態にあるときに外部導体54,62どうし、中心コンタクト52,66どうしが相互に導通する。外部導体54,62どうしの導通は、外側接触バネ部材46の板バネ46cがそのバネ力により筒状部62hの外周面62cbに当接し、かつ内側接触バネ部材48の板バネ48cがそのバネ力により筒状部62hの内周面62caに当接することにより行われる。このようにプラグ40の外部導体を構成する外側接触バネ部材46、内側接触バネ部材48は、ジャック42の筒状部62hにその内外両面62ca,62cb側から押圧当接するので、外部導体54,62全体として良好な電気的接触が得られる。またプラグ40とジャック42が連結された状態では、プラグ40の外側接触バネ部材46の環状部46aは筒状部62hの基端側の部分を概ね隙間無く収容し(この軸方向位置で環状部46aの内径は筒状部62hの外径よりも僅かに大きい)、かつ筒状部62hの内側空間62cの先端側の拡がった部分62ccは内側接触バネ部材48の環状部48aを概ね隙間無く収容する(この軸方向位置で環状部48aの外径は筒状部62hの先端部42aの内径よりも僅かに小さい)ので、ジャック42の筒状部62hはプラグ40の軸方向に相互にずれた位置にある環状部46aと環状部48aの2点で支持される。したがってプラグ40に接続されている同軸ケーブルが横方向に引っ張られるなどしてプラグ40に横方向の力が加わっても、プラグ40はジャック42に対してほとんど傾き(横振れ)が生じず、プラグ40とジャック42は真っ直ぐに結合した状態に保たれる。したがって板バネ46c,48cに無理な力が掛かるのが防止される。したがって板バネ46c,48cにへたりが生じにくく、長期間にわたり電気的に安定した接触を維持できる。また、特に内側接触バネ部材48は電気的接触専用でロック機能を有していない(ロック機構が形成されていない)ので、着脱を繰り返しても板バネ48cにへたりが生じにくい。中心コンタクト52,66どうしについても、プラグ40にほとんど傾きが生じないので、同様に長期間にわたって良好な電気的接触状態を維持することができる。したがって高周波伝送を安定に維持することができる。
前記実施の形態では第1の板バネ46cの内周面と筒状部62hの外周面62cbの対向面にロック機構70を形成したが、これに代えて第2の板バネ48cの外周面と筒状部62hの内周面62caの間にロック機構を形成する(第2の板バネ48cの外周面に突部を形成し、筒状部62hの内周面62caの周方向全周に該突部に嵌合する溝を形成する)こともできる。また前記実施の形態では第1のコネクタをプラグ、第2のコネクタをジャック(レセプタクル)としたが、これとは逆に第1のコネクタをジャック(レセプタクル)、第2のコネクタをプラグとすることもできる。また前記実施の形態ではこの発明を高周波伝送用SMB型同軸コネクタに適用した場合について説明したが、この発明はSMB型以外の各種プッシュオン同軸コネクタに適用することができる。
40…プラグ(第1のコネクタ)、42…ジャック(第2のコネクタ)、42a…筒状部の先端部、44…外筒、46…外側接触バネ部材、46a…第1の環状部、46b…スリット、46c…第1の板バネ、46d…突部、48…内側接触バネ部材、48a…第2の環状部、48b…スリット、48c…第2の板バネ、48ca,62g…第1のコネクタと前記第2のコネクタの突き合わせ面(48ca…第2の板バネの先端面、62g…筒状部の内周面に形成された段部)、48d…内側接触バネ部材の内側空間、49…第2の空隙、50…第1の絶縁体、50a…第1の絶縁体の中心穴、50b…第1の薄肉部、52…第1の中心コンタクト、52b…細径部、54…第1の外部導体(第1のコネクタの外部導体)、58…第1の空隙、62…第2の外部導体(第2のコネクタの外部導体)、62a…溝、62c…筒状部の内側空間、62ca…筒状部の内周面、62cb…筒状部の外周面、62h…筒状部、64…第2の絶縁体、64b…第2の絶縁体の中心穴、64c…第2の薄肉部、66…第2の中心コンタクト、66a…第2の中心コンタクトの中心穴、66c…第2の中心コンタクトの中心穴の周囲の壁面、70…ロック機構

Claims (4)

  1. 第1のコネクタと第2のコネクタを具え、相互の押し込み操作、引き抜き操作で該第1のコネクタと該第2のコネクタが着脱されるプッシュオン同軸コネクタにおいて、
    前記第1のコネクタの外部導体は、外筒と、該外筒の内側に配置される外側接触バネ部材と、該外側接触バネ部材の内側に該外側接触バネ部材に対し径方向の第1の空隙を形成して配置される内側接触バネ部材を同軸に具え、
    前記外側接触バネ部材は、前記第1のコネクタの相対的に先端寄りの位置に形成された第1の環状部と、該第1の環状部に連続して該第1のコネクタの基端側に向けて伸び、かつ該第1の環状部の周方向に配列された複数本の第1の板バネを具え、前記第1の環状部は前記外筒の相対的に先端寄りの位置に固定支持され、該固定支持された状態で前記外筒の内周面と前記第1の板バネの外周面との間には該第1の板バネが外方向に撓むのを許容する径方向の第2の空隙が形成され、
    前記内側接触バネ部材は、前記第1のコネクタの相対的に基端寄りの位置に形成された第2の環状部と、該第2の環状部に連続して該第1のコネクタの先端側に向けて伸び、かつ該第2の環状部の周方向に配列された複数本の第2の板バネを具え、前記第2の環状部は前記外筒の相対的に基端寄りの位置に固定支持され、
    前記外側接触バネ部材と前記内側接触バネ部材は前記外筒に固定支持されたそれぞれの箇所を介して相互に導通し、
    前記第2のコネクタの外部導体は筒状部を具え、該筒状部は前記外側接触バネ部材と前記内側接触バネ部材との間の前記第1の空隙に抜き差し可能に差し込まれる先端部と、該先端部の内側で前記内側接触バネ部材が抜き差し可能に差し込まれる内側空間を具え、
    前記第1のコネクタと前記第2のコネクタを相互に連結した状態で、前記筒状部はその外周面に前記第1の板バネが押圧当接し、その内周面に前記第2の板バネが押圧当接して、前記外側接触バネ部材および前記内側接触バネ部材とそれぞれ導通し、かつ前記外側接触バネ部材の前記第1の環状部は前記筒状部の基端側の部分を概ね隙間無く収容し、かつ前記筒状部の前記内側空間の先端側の部分は前記内側接触バネ部材の前記第2の環状部を概ね隙間無く収容するプッシュオン同軸コネクタ。
  2. 第1のコネクタと第2のコネクタを具え、相互の押し込み操作、引き抜き操作で該第1のコネクタと該第2のコネクタが着脱されるプッシュオン同軸コネクタにおいて、
    前記第1のコネクタは、第1の外部導体、第1の中心コンタクト、該第1の外部導体と該第1の中心コンタクトとの間に配置された第1の絶縁体を同軸に具え、
    前記第1の外部導体は、外筒と、該外筒の内側に配置される外側接触バネ部材と、該外側接触バネ部材の内側に該外側接触バネ部材に対し径方向の第1の空隙を形成して配置される内側接触バネ部材を同軸に具え、
    前記外側接触バネ部材は、前記第1のコネクタの相対的に先端寄りの位置に形成された第1の環状部と、該第1の環状部に連続して該第1のコネクタの基端側に向けて伸び、かつ該第1の環状部の周方向に配列された複数本の第1の板バネを具え、前記第1の環状部は前記外筒の相対的に先端寄りの位置に固定支持され、該固定支持された状態で前記外筒の内周面と前記第1の板バネの外周面との間には該第1の板バネが外方向に撓むのを許容する径方向の第2の空隙が形成され、
    前記内側接触バネ部材は、前記第1のコネクタの相対的に基端寄りの位置に形成された第2の環状部と、該第2の環状部に連続して該第1のコネクタの先端側に向けて伸び、かつ該第2の環状部の周方向に配列された複数本の第2の板バネを具え、前記第2の環状部は前記外筒の相対的に基端寄りの位置に固定支持され、
    前記外側接触バネ部材と前記内側接触バネ部材は前記外筒に固定支持されたそれぞれの箇所を介して相互に導通し、
    前記第1の絶縁体は前記内側接触バネ部材の内側空間に収容して固定支持され、
    前記第1の中心コンタクトは前記第1の絶縁体の中心穴に収容して固定支持され、
    前記第2のコネクタは、第2の外部導体、第2の中心コンタクト、該第2の外部導体と該第2の中心コンタクトとの間に配置された第2の絶縁体を同軸に具え、
    前記第2の外部導体は筒状部を具え、該筒状部は前記外側接触バネ部材と前記内側接触バネ部材との間の前記第1の空隙に抜き差し可能に差し込まれる先端部と、該先端部の内側で前記内側接触バネ部材が抜き差し可能に差し込まれる内側空間を具え、
    前記第2の絶縁体は前記筒状部の前記内側空間において前記内側接触バネ部材の抜き差しを阻害しない位置に収容して固定支持され、
    前記第2の中心コンタクトは前記第2の絶縁体の中心穴に収容して固定支持され、
    前記第1のコネクタと前記第2のコネクタを相互に連結した状態で、前記筒状部はその外周面に前記第1の板バネが押圧当接し、その内周面に前記第2の板バネが押圧当接して、前記外側接触バネ部材および前記内側接触バネ部材とそれぞれ導通し、かつ前記外側接触バネ部材の前記第1の環状部は前記筒状部の基端側の部分を概ね隙間無く収容し、かつ前記筒状部の前記内側空間の先端側の部分は前記内側接触バネ部材の前記第2の環状部を概ね隙間無く収容し、かつ前記第1の中心コンタクトと前記第2の中心コンタクトが相互に接触して導通するプッシュオン同軸コネクタ。
  3. 前記第1の中心コンタクトの先端に細径部が形成され、
    前記第2の中心コンタクトの先端に中心穴が形成され、
    前記第1のコネクタと前記第2のコネクタを相互に連結した状態で、前記細径部と前記中心穴が相互に嵌り合って前記第1の中心コンタクトと前記第2の中心コンタクトが相互に接続され、
    前記第1の絶縁体の先端部は内周面側が切り欠かれて第1の薄肉部が形成され、
    前記第2の絶縁体の先端部は外周面側が切り欠かれて第2の薄肉部が形成され、
    前記第1の板バネは前記第1の薄肉部の外周面上に配置され、
    前記第2の中心コンタクトの前記中心穴の周囲の壁面は前記第2の薄肉部の内周面上に配置され、
    前記第1のコネクタと前記第2のコネクタを相互に連結した状態で、記第1の絶縁体と前記第2の絶縁体は、前記第1の薄肉部と前記第2の薄肉部が相互に嵌り合って軸方向に連続した絶縁体層を形成する請求項2記載のプッシュオン同軸コネクタ。
  4. 前記第1の板バネと前記筒状部の外周面との当接面、前記第2の板バネと前記筒状部の内周面との当接面のいずれか一方に、前記第1のコネクタと前記第2のコネクタの相互の押し込み操作、引き抜き操作で着脱される凹凸の嵌め合わせ構造からなるロック機構を形成してなる請求項1から3のいずれか1つに記載のプッシュオン同軸コネクタ。
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