JP5453240B2 - ターゲット・セルのアップリンク・チャネル品質を利用するハンドオーバー・メカニズム - Google Patents

ターゲット・セルのアップリンク・チャネル品質を利用するハンドオーバー・メカニズム Download PDF

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Description

関連出願の参照
本件特許出願は、2007年3月19日付けで出願された「INTRA-RAT Handover Using Target Cell UL Channel Quality for LTE」という名称の米国出願第60/895,585号、および2007年5月30日付けで出願された「A METHOD AND APPARATUS FOR HANDOVER BASED ON UL MEASUREMENT」という名称の米国出願第60/940,967号に基づいて優先権を主張するものである。これらの米国出願の全体は、参照によって本件明細書に組み込まれている。
本件明細書は、一般にワイヤレス通信に関係し、より詳細にはワイヤレス通信システムにおけるモバイル端末のハンドオーバーのためのハンドオーバー・メカニズムに関係する。
モバイル通信ネットワーク(例えば、セルフォン・ネットワーク)内の情報を送信するために利用される従来技術は、周波数、時間および符号分割をベースとする技術を含んでいる。一般に、周波数分割をベースとする技術により、コールは、周波数アクセス方法に基づいて分離される。ここにおいて、それぞれのコールは、別々の周波数上に配置される。時分割をベースとする技術により、それぞれのコールは、指定される周波数上の時間の特定の部分に割り当てられる。符号分割をベースとする技術により、それぞれのコールは、固有の符号と関連づけられ、および利用可能な周波数上に分散される。それぞれの技術は、1つまたは複数のユーザーによる多元接続に適応することができる。
特に、周波数分割ベースの技術は、スペクトルを帯域幅の一様な幅に分けることによって異なるチャネルに典型的に分離する。例えば、ワイヤレス・セルラー電話通信のために割り当てられる周波数帯域の分割は、30個のチャネルに分けられてもよく、それらのチャネルの各々は、音声会話、またはデジタル・サービスによりデジタル・データを伝送することができる。各々のチャネルは、一度にたった1人のユーザーにのみ割り当てられることができる。一般に利用される変形の1つは、全体的なシステム帯域幅を多重直交副帯域へ有効に分割する直交周波数分割技術である。これらの副帯域はまた、トーン、搬送波、副搬送波、ビン、および周波数チャネルと呼ばれる。各々の副帯域は、データにより変調されることができる副搬送波と関連づけられる。時分割ベースの技術により、帯域は、連続的なタイム・スライスまたはタイム・スロットに時間的に分割される。チャネルの各ユーザーは、ラウンド・ロビンの方法で情報を送信および受信するためにタイム・スライスにより提供される。例えば、任意の所与の時間tにおいて、短いバーストの間ユーザーにチャネルへのアクセスが提供される。その後、情報を送信および受信するための短いバースト時間が提供されている他のユーザーへアクセスを切り替える。「交代」のサイクルは継続し、ゆくゆくは各々のユーザーに多重送信および受信バーストが提供される。
符号分割をベースとする技術は、一般に、領域においていつでも利用可能な多数の周波数上でデータを送信する。一般に、データは、デジタル化され、利用可能な帯域幅上へ分散される。ここにおいて、複数のユーザーは、チャネル上にオーバーレイされてもよく、およびそれぞれのユーザーは、固有のシーケンス・コードを割り当てられてもよい。ユーザーは、スペクトルの同じ広さの帯域の幅において送信することができる。ここにおいて、各ユーザーの信号は、その信号のそれぞれの固有の分散コードによって帯域幅全体に分散される。当該技術は、1つまたは複数のユーザーが同時に送信および受信することができるという意味の共有(sharing)に対処することができる。そのような共有は、分散スペクトル・デジタル変調によって達成されてもよい。ここにおいて、ユーザーのビット・ストリームは、符号化され、および偽似乱数的に非常に広いチャネルにわたって分散される。受信機は、特定のユーザーについてのビットを一貫的に集めるために、関連する固有のシーケンス・コードを認識し、乱数化を復元するように設計されている。
典型的なワイヤレス通信ネットワーク(例えば、周波数分割技術、時間分割技術、および符号分割技術を採用すること)は、カバレッジ・エリアを提供する1つまたは複数の基地局、およびカバレッジ・エリア内でデータを送信および受信することができる1つまたは複数のモバイル(例えば、ワイヤレス)端末を含む。典型的な基地局は、ブロードキャスト、マルチキャスト、および/またはユニキャスト・サービスのために複数のデータ・ストリームを同時に送信することができる。ここにおいて、データ・ストリームは、モバイル端末の受信の関心と独立であり得るデータのストリームである。その基地局のカバレッジ・エリア内のモバイル端末は、複合ストリームによって伝送される1つ、2つ以上、またはすべてのデータ・ストリームを受信することに関心があってもよい。同様に、モバイル端末は、基地局または他のモバイル端末にデータを送信することができる。基地局とモバイル端末との間、またはモバイル端末間のそのような通信は、チャネルの変化および/または干渉電力の変化により低下する場合がある。例えば、前述の変化は、1つまたは複数のモバイル端末のための基地局のスケジューリング、電力制御および/またはレート予測に影響を及ぼす場合がある。
前述のワイヤレス通信システムにおいて、ハンドオーバーの決定は、実質的に任意の適切なメトリックのために、ハンドオフされるべきターゲット基地局およびアクセス端末中のダウンリンク(DL)チャネル品質メトリックに典型的に基づく。ハンドオフの解決に対するそのような従来のアプローチは、ターゲット・セルのアップリンク(UL)チャネル品質表示を組込むことに失敗する。しかし、典型的なワイヤレス通信設計におけるULおよびDLは、実質的に異なる特性を有している可能性があるがゆえに、一般にリンク・インバランスと呼ばれるULおよびDL送信および受信の品質の間のインバランスを提供する。加えて、ULおよびDL信号のための異なる伝搬環境がULおよびDLチャネル品質においてさらなる相違に至る場合がある。したがって、ターゲット基地局の1セットのDL品質表示のみに依存するハンドオーバーの決定は、不十分である場合がある。特に、DLチャネル状態がハンドオフのための閾値よりも高いかもしれないが、ULチャネル状態がそのような閾値よりも低いかもしれないというようなリンク品質インバランスの場合である。したがって、DLおよびULチャネル品質の両方に依存するハンドオーバー・メカニズムのニーズが当該技術分野にある。
下記は、本開示の実施形態のいくつかの態様の基本的な理解を提供するために単純化された概要を提供する。当該概要は、広範な概観ではなく、また、そのような実施形態の要所または重要な要素を識別するよう、および範囲を表すようには意図されていない。この目的は、後に提供されるより詳細な説明の前置きとして、単純化された形式で説明される実施形態のいくつかの概念を提供することである。
ワイヤレス通信システムにおけるモバイル端末のハンドオーバーのためのシステムおよび方法が提供される。ハンドオフの解決は、サービング基地局とモバイル端末との間のダウンリンク・チャネル品質表示、および端末とターゲット基地局の測定セットとの中のアップリンク・チャネル品質表示の両方に依存する。ULチャネル品質インジケーターを生成するために、モバイル局は、ナローバンドまたはブロードバンドの探索基準信号(sounding reference signal)を伝送し、サービングおよびターゲット基地局は、ULおよびDLのパフォーマンス・メトリック(例えば、基準信号受信電力(RSRP)、基準信号強度インジケーター(RSSI)、または熱雑音上の基準信号(RSOT))を測定する。逆方向ハン
ドオーバーにおいて、ターゲット・セルからのULチャネル状態情報は、バックホール通信によってサービング基地局において受信され、およびハンドオフは、ULおよびDL品質報告書の両方に基づいて解決される。順方向ハンドオーバーにおいて、ハンドオフのためのターゲット・セルを決定するために1セットのUL品質報告書がモバイル局へ伝送される。
ある態様において、ワイヤレス・システムにおけるハンドオーバーを容易にするための方法が開示される。ここにおいて、前記方法は、バックホール通信インターフェースによって1セットのアップリンク(UL)チャネル品質メトリックを受信することと、ULチャネル品質メトリックを生成することと、1セットのダウンリンク・チャネル状態を受信することと、前記受信されたULおよびDLチャネル品質表示に少なくとも部分的に基づいてハンドオフを解決することとを具備する。
他の態様において、本件明細書は、以下のものを具備するワイヤレス・デバイスを説明する。すなわち、ポイント・ツー・ポイントの幹線ネットワーク通信によって1セットのアップリンク・チャネル品質報告書を受信し、ワイヤレス・リンク上の1セットのダウンリンク・チャネル状態インジケーターを受信し、受信されたULチャネル品質報告書およびDLチャネル状態インジケーターに少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを確立するように構成されているプロセッサーと、および前記プロセッサーに連結されているメモリー。
他の態様において、ワイヤレス環境において作動する装置が開示される。ここにおいて、前記装置は、バックホール通信インターフェースによってアップリンク(UL)チャネル品質メトリックのセットを受信するための手段と、ULチャネル品質表示を生成するための手段と、ダウンリンク(DL)チャネル状態のセットを受信するための手段と、および前記受信されたULチャネル品質メトリックおよびDLチャネル品質表示の前記セットに少なくとも部分的に基づいてハンドオフを解決するための手段とを具備する。
さらなる態様において、本件明細書は、以下のものを含むコンピューター可読媒体を具備するコンピューター・プログラム製品を説明する。すなわち、少なくとも1つのコンピューターにバックホール通信インターフェースによってアップリンク(UL)チャネル品質報告書のセットを受信させるためのコードと、少なくとも1つのコンピューターにULチャネル品質メトリックを生成させるため、ダウンリンク(DL)チャネル・メトリックのセットを受信させるため、ULチャネル品質報告書の前記セットおよびDLチャネル・メトリックの前記セットに少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを確立させるためのコード。
ある態様において、本件明細書は、ワイヤレス・システムにおけるハンドオーバーを容易にするための方法を説明する。ここにおいて、前記方法は、アップリンク(UL)チャネル品質メトリックを受信することと、前記受信されたULチャネル品質メトリックのソースに関連するハンドオーバー適合性スコアを保持することと、前記受信されたULチャネル・メトリックおよび前記保持されたチャネル品質メトリックに少なくとも部分的に基づいてハンドオフを確立することとを具備する。
他の態様において、本件明細書は、ワイヤレス環境において作動する装置を開示する。ここにおいて、前記装置は、アップリンク(UL)チャネル品質インジケーターのセットを受信し、探測基準信号を伝送し、ダウンリンク・チャネル状態報告書のセットを生成し、前記受信されたULチャネル・メトリックのセットに少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを解決するように構成されているプロセッサーと、および前記プロセッサーに連結されているメモリーとを具備する。
他の態様において、ワイヤレス・デバイスが開示される。ここにおいて、前記デバイスは、アップリンク(UL)チャネル・メトリックを受信するための手段と、ダウンリンク(DL)チャネル状態のセットを決定するための手段と、前記受信されたULチャネル・メトリックのソースに関連するハンドオーバー適合性スコアを保持するための手段と、前記受信されたULチャネル・メトリックに少なくとも部分的に基づいてハンドオフを確立するための手段と、および前記受信されたULチャネル・メトリックおよび前記保持されたハンドオーバー適合性スコアに少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを解決するための手段とを具備する。
さらなる態様において、本件明細書は、以下のものを含むコンピューター可読媒体を具備するコンピューター・プログラム製品を開示する。すなわち、少なくとも1つのコンピューターにアップリンク(UL)チャネル・メトリックを受信させるためのコードと、前記少なくとも1つのコンピューターに前記受信されたULチャネル・メトリックのソースに関連するハンドオーバー適合性スコアを保持させるためのコードと、前記少なくとも1つのコンピューターに前記受信されたULチャネル・メトリックに少なくとも部分的に基づいてハンドオフを決定させるためのコードと、および前記少なくとも1つのコンピューターに前記受信されたULチャネル・メトリックおよび前記保持されたハンドオーバー適合性スコアに少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを解決させるためのコード。
上記の目的および関連する目的を達成するために、1つまたは複数の実施形態は、以下において十分説明されかつ特許請求の範囲において特に指摘される特徴を具備している。以下の記述および添付の図面は、ある例示的態様を詳細に記述するものであって、実施形態の原理が採用され得るさまざまな方法のうちのごく少数のものを示すものである。他の利点および新規な特徴は、図面とともに考慮されるとき、以下の詳細な説明から明白なものとなるであろう。また、ここに開示される実施形態は、そのような態様とそれらの均等物とをすべて含むように意図されている。
図1は、本件明細書に記述されるさまざまな態様にしたがってワイヤレス多元接続通信システムを例示する図である。 図2Aは、本件明細書において説明される態様にしたがって、ULおよびDLチャネル状態に基づいてハンドオーバーを容易にするシステムの例のブロック図である。 図2Bは、ULおよびDL測定、および図2Aにおけるシステムの作動中に伝送される通信インジケーターのブロック図である。 図2Cは、ULおよびDLチャネル状態に基づいてハンドオーバーを容易にするシステムの例のブロック図である。 図3は、本件明細書において説明される態様にしたがって順方向ハンドオーバーを容易にするシステムの例のブロック図である。 図4は、本件明細書において説明される態様を利用することができるMIMO操作における送信機システムおよび受信機システムの実施形態の例のブロック図である。 図5は、MU−MIMOシステムの例を例示するブロック図である。 図6は、本件明細書に記述される態様にしたがってハンドオーバーを解決するための方法の例のフローチャート図を提供する。 図7Aは、ULおよびDLチャネル状態メトリックをそれぞれ修正するための方法の例のフローチャート図を提供する。 図7Bは、ULおよびDLチャネル状態メトリックをそれぞれ修正するための方法の例のフローチャート図を提供する。 図8は、本件明細書において開示される態様にしたがってULチャネル状態の少なくとも部分的に基づいて順方向ハンドオーバーを確立するための方法の例のフローチャート図を提供する。 図9は、本件明細書における態様にしたがって、ハンドオーバー(HO)適合性スコアおよびULチャネル状態に少なくとも部分的に基づいてHOを決定するための方法の例のフローチャート図を提供する。 図10は、本件明細書において説明される態様にしたがって逆方向ハンドオーバーを利用可能にするシステムのブロック図を例示する。 図11は、本件明細書において説明される態様にしたがって順方向ハンドオーバーを利用可能にするシステムのブロック図を例示する。
発明の詳細な説明
次に、図面に関してさまざまな実施形態が説明される。ここにおいて、同様の参照数字が同様の要素を言及するために全体を通して使用される。以下の記述において、説明の目的上、1つまたは複数の実施形態の完全な理解を提供するために多数の特定の詳細が記述される。しかしながら、そのような実施形態は、これらの詳細な説明によることなく実施可能でもあるということは明白であろう。他の実例において、1つまたは複数の実施形態を説明することを容易にするために、周知の構造およびデバイスはブロック図の形式で表される。
本件出願において使用されているように、「コンポーネント」、「モジュール」、「システム」、および同様の語は、コンピューター関連のエンティティー−ハードウェア、ファームウェア、ハードウェアとソフトウェアとの組み合わせ、ソフトウェア、または実行中のソフトウェアのいずれか−を指すよう意図されている。例えば、コンポーネントは、プロセッサー上で実行中のプロセス、プロセッサー、オブジェクト、実行可能ファイル、実行スレッド、プログラム、および/またはコンピューターであってもよい。しかし、これらに限るものではない。実例として、計算デバイス上で実行中のアプリケーション、および計算デバイスは、ともにコンポーネントであり得る。1つまたは複数のコンポーネントは、プロセスおよび/または実行スレッドの中に在ることができる。また、コンポーネントは、1つのコンピューターに局所化されたもの、および/または2つ以上のコンピューター間で分散されたものであることができる。加えて、これらのコンポーネントは、各種データ構造を内蔵するさまざまなコンピューター可読媒体から実行することができる。これらのコンポーネントは、1つまたは複数のデータ・パケット(例えば、ローカルシステム、分散システム、および/または信号を用いて他のシステムと通信するインターネットのようなネットワーク上で他のコンポーネントと相互作用するコンポーネントからのデータ)を有する信号にしたがっているようなローカル・プロセスおよび/またはリモート・プロセスを用いて通信をすることができる。
さらに、「または」という語は、排他的な「または」ではなく包括的な「または」を意味するように意図される。すなわち、特定されない限り、または文脈から明らかでない限り、「Xは、AまたはBを採用する」というのは、任意の自然な包括的な入れ替えを意味するように意図される。すなわち、Xは、Aを採用する、Xは、Bを採用する、またはXがAとBの両方を採用する場合、「Xは、AまたはBを採用する」は、いずれかの前述の実例において満たされる。加えて、本件明細書および添付の特許請求の範囲において使用される冠詞「a」および「an」は、特に「1つまたは複数」と明示的に述べられない限り、または単数形で示されるべきことが文脈から明白でない限り「1つまたは複数」を意味すると一般的に解釈されるべきである。
さまざまな実施形態は、本件明細書においてワイヤレス端末と関係して説明される。ワイヤレス端末は、ユーザーへ音声および/またはデータ接続を提供するデバイスと呼ばれてもよい。ワイヤレス端末は、ラップトップ・コンピューターまたはデスクトップ・コンピューターのような計算デバイスに接続されてもよく、またはそれは、携帯情報端末(PDA)のような自己内蔵型デバイスであってもよい。ワイヤレス端末は、システム、加入者ユニット、加入者局、モバイル局、モバイル端末、モバイル、遠隔局、アクセス・ポイント、遠隔端末、アクセス端末、ユーザー端末、ユーザー代理、ユーザーデバイス、またはユーザー設備と呼ばれることもある。ワイヤレス端末は、加入者局、ワイヤレス・デバイス、セルラー電話、PCS電話、コードレス電話、SIP(セッション・イニシエーション・プロトコル)電話、WLL(ワイヤレス・ローカル・ループ)局、PDA(携帯情報端末)、ワイヤレス接続能力のある携帯デバイス、またはワイヤレス・モデムに接続される他の処理デバイスであってもよい。
基地局は、1つまたは複数のセクターによってワイヤレス端末と、およびバックホールネットワーク通信によって他の基地局と空間インターフェース上で通信するアクセス・ネットワークにおけるデバイスと呼ばれてもよい。基地局は、受信される空間インターフェースのフレームをIPパケットに変換することによって、ワイヤレス端末と残りのアクセス・ネットワークとの間のルーターとして活動してもよい。残りのアクセス・ネットワークは、IPネットワークを含んでいてもよい。基地局はまた、空間インターフェースについての属性の管理を調整する。さらに、さまざまな実施形態が本件明細書において基地局に関係して説明される。基地局は、モバイル・デバイスと通信するために利用され、アクセス・ポイント、ノードB、放出ノードB(eノードB)、またはある他の用語で呼ばれてもよい。
これから図を参照し、図1は、さまざまな態様にしたがったワイヤレス多元接続通信システム100の例示である。ある例において、ワイヤレス多元接続通信システム100は、複数の基地局110および複数の端末120を含んでいる。さらに、1つまたは複数の基地局110は、1つまたは複数の端末120と通信することができる。非制限的な例として、基地局110は、アクセス・ポイント、ノードB、および/または他の適切なネットワーク・エンティティーであってもよい。各々の基地局110は、特定の地理的なエリア102a-cのために通信カバレッジを提供する。本件明細書および一般に当該技術分野において使用されるように、「セル」という語は、当該用語が使用される文脈によって、基地局110および/またはそのカバレッジ・エリア102a-cと呼ばれてもよい。
システムの容量を改善するために、基地局110に対応するカバレッジ・エリア102a、102b、または102cは、複数のより小さなエリア(例えば、エリア104a、104b、および104c)へ分割されてもよい。より小さなエリア104a、104b、および104cの各々は、それぞれのベース・送受信機・サブシステム(BTS(示されていない))によって供給されてもよい。本件明細書および一般に当該技術分野において使用されるように、「セクター」という語は、当該用語が使用される文脈によって、BTSおよび/またはそのカバレッジ・エリアと呼ばれてもよい。ある例において、セル102a、102b、102cにおけるセクター104a、104b、104cは、基地局110におけるアンテナのグループ(示されていない)によって形成されることができる。ここにおいて、アンテナの各グループは、セル102a、102b、または102cの部分にある端末120と通信する責任がある。例えば、基地局110のサービングセル102aは、セクター104aに対応する第1アンテナ・グループ、セクター104bに対応する第2アンテナ・グループ、およびセクター104cに対応する第3アンテナ・グループを有していてもよい。しかしながら、本件明細書において開示されるさまざまな態様は、セクター化されたセルおよび/またはセクター化されていないセルを有するシステムにおいて使用されてもよいということが認識されるべきである。さらに、任意の数のセクター化されたセルおよび/またはセクター化されていないセルを有するすべての適切なワイヤレス通信ネットワークは、本件明細書に添付されている特許請求の範囲の範囲内であるように意図されているということが認識されるべきである。単純化のために、本件明細書において使用される「基地局」という語は、セルを供給する局のみならず、セクターを供給する局とも呼ばれてもよい。本件明細書においてさらに使用されるように、「サービング」アクセス・ポイントは、端末がアップリンク・トラヒック(データ)送信を備えるものであり、および「近隣」(非サービング)アクセス・ポイントは、端末がダウンリンク・トラヒックを有するおよび/またはダウンリンクおよびアップリンク制御送信の両方を有するが、いかなるアップリンク・トラヒックも有さない場合があるものである。本件明細書において使用されているように、互に素なリンク・シナリオにおけるダウンリンク・セクターは、近隣セクターであるということが認識されるべきである。下記の説明は、単純化のために各々の端末が1つのサービング・アクセス・ポイントと通信するシステムに一般に関係するが、端末は、任意の数のサービング・アクセス・ポイントと通信することができるということが認識されるべきである。
ある態様にしたがって、端末120は、システム100の全体にわたって分散されてもよい。各端末120は、固定されるか、または携帯されてもよい。非制限的な例として、端末120は、アクセス端末(AT)、モバイル局、ユーザー設備、加入者局、および/または他の適切なネットワーク・エンティティーであってもよい。端末120は、ワイヤレス・デバイス、セルラー電話、携帯情報端末(PDA)、ワイヤレス・モデム、ハンドヘルド・デバイス、または他の適切なデバイスであってもよい。さらに、端末120は、任意の所与の瞬間において、任意の数の基地局110と通信してもよいし、またはいずれの基地局110とも通信しなくてもよい。
他の例において、システム100は、1つまたは複数の基地局110に連結されていてもよいシステム・コントローラー130を採用することによって集中型アーキテクチャーを利用することができ、および基地局110のために調整および制御を提供することができる。代替的な態様にしたがって、システム・コントローラー130は、単一のネットワーク・エンティティーまたはネットワーク・エンティティーの集まりであってもよい。追加的に、システム100は、基地局110が必要に応じて相互に通信することを可能にするために分散されたアーキテクチャーを利用してもよい。バックホールネットワーク通信135は、そのような分散されたアーキテクチャーを採用する基地局の間のポイント・ツー・ポイント通信を容易にすることができる。ある例において、システム・コントローラー130は、複数のネットワークへの1つまたは複数の接続を追加的に含んでいてもよい。これらのネットワークは、システム100における1つまたは複数の基地局110との通信において端末120へおよび/または端末120から情報を提供することができるインターネット、その他のパケットベースのネットワーク、および/または回路切換音声ネットワークを含んでいてもよい。他の例において、システム・コントローラー130は、端末120へのおよび/または端末120からの送信をスケジュールすることができるスケジューラー(示されていない)を含んでいてもよい、またはスケジューラーと結合されていてもよい。代替的に、前記スケジューラーは、各々の個別のセル102、各々のセクター104、またはそれらの組み合わせにおいて存在することができる。
ある例において、システム100は、CDMA、TDMA、FDMA、OFDMA、単一搬送波FDMA(SC−FDMA)、および/またはその他の適切な多元接続スキームのような1つまたは複数の多元接続スキームを利用してもよい。TDMAは、時分割多重化(TDM)を利用する。ここにおいて、異なる端末120のための送信は、異なる時間間隔において送信することによって直交化される。FDMAは、周波数分割多重化(FDM)を利用する。ここにおいて、異なる端末120のための送信は、異なる周波数副搬送波において送信することによって直交化される。ある例において、TDMAおよびFDMAシステムはまた、符号分割多重化(CDM)を使用することができる。ここにおいて、複数の端末のための送信は、たとえそれらが同じ時間間隔または周波数副搬送波において送信されたとしても、異なる直交符号(例えばウォルシュ・コード)を使用して直交化されることができる。OFDMAは、直交周波数分割多重(OFDM)を利用し、およびSC−FDMAは、単一搬送波周波数分割多重化(SC−FDM)を利用する。OFDMおよびSC−FDMは、システム帯域幅を多元直交副搬送波(例えば、トーン、ビンなど)へ分割することができる。多元直交副搬送波の各々は、データにより変調されてもよい。典型的に、変調シンボルは、OFDMにより周波数領域において、およびSC−FDMにより時間領域において送信される。追加的におよび/または代替的に、システム帯域幅は、1つまたは複数の周波数搬送波に分割されてもよい。周波数搬送波の各々は、1つまたは複数の副搬送波を含んでいてもよい。システム100はまた、OFDMAおよびCDMAのような多元接続スキームの組み合わせを利用してもよい。本件明細書において提供される電力制御技術は、OFDMシステムについて一般に説明されるが、本件明細書において説明される技術は、任意のワイヤレス通信システムへ同様に適用されることができるということが認識されるべきである。
他の例において、システム100における基地局110および端末120は、1つまたは複数のデータ・チャネルを使用してデータを通信することができ、および1つまたは複数の制御チャネルを使用してシグナリングを通信することができる。システム100によって利用されるデータ・チャネルは、任意の所与の時間において各々のデータ・チャネルが1つの端末のみによって使用されるように、活用できる端末120に割り当てられてもよい。代替的に、データ・チャネルは、複数の端末120に割り当てられてもよい。複数の端末120は、データ・チャネル上に重ねられるか、または直交的にスケジュールされてもよい。システム資源を維持するために、システム100によって利用される制御チャネルはまた、例えば、符号分割多重化を使用して複数の端末120内で共有されてもよい。ある例において、周波数および時間においてのみ直交的に多重化されたデータ・チャネル(例えば、CDMAを使用して多重化されていないデータ・チャネル)は、対応する制御チャネルよりもチャネル状態および受信機の欠陥による直交性の損失の影響を受けにくい場合がある。
図2A、2B、および2Cは、それぞれ、本件明細書において説明される態様にしたがって、ULおよびDLチャネル状態に基づいてハンドオーバーを容易にするシステムの例のブロック図、ULおよびDL測定、および図2Aにおけるシステムの作動中に伝送される通信インジケーターの図、およびULおよびDLチャネル状態に基づいてハンドオーバーを容易にするシステムの例のブロック図である。
図2Aは、モバイル局の順方向ハンドオーバーを容易にするシステムの例のブロック図200である。システム200において、サービング・ノード210は、CQIジェネレーター212およびシーケンス・ジェネレーター214を含んでいる。そのようなコンポーネントは、ブロードバンドまたはナローバンドのダウンリンク(DL)基準信号の生成を容易にする。DL基準信号は、CQIジェネレーター212によってチャネル品質表示の生成のためにユーザー設備230へ送信されてもよい。DL CQI226は、サービングeノードB210に報告される。DLチャネル状態の生成は、周期的に遂行されてもよい。CQI報告のための周期は、サービングeノードB210によってカバーされるセルにおけるトラヒックおよびロードによって決定されてもよい。加えて、報告のための周期は、正確なDL CQI226がサービングeノードB210において受信されることを保証するために、報告されたDLチャネル状態に依存してもよい。加えて、DL CQI226の生成および報告は、イベントが起因となってもよい。例えば、追加のワイヤレス・デバイスがeノードB210のカバレッジ・エリアに侵入する、近隣のセルにおけるアクセス端末がその他のセクターの干渉を実質的に増加するデータのバーストを送信する、データ・バッファー・サイズ(メモリー218に在る)を増加する、およびUE230または異なるUEのための通信資源が調節を必要とするなどのイベントが起因となってもよい。
UE230からDL CQI226を受信することに加え、サービングeノードBは、UL探測基準信号(SRS)228を受信する。UL SRS228は、ナローバンド(例えば、RACH探測信号の場合のように1.08MHz)またはブロードバンドにおいて送信されるシーケンスであってもよい。(UL SRSは、シーケンス・ジェネレーター214と実質的に同じ方法で作動するシーケンス・ジェネレーター234によって生成されるということに注目すべきである。)探測信号は、チャネル状態(例えば、信号の強度、C/I比率など)のUL測定を行なうためにサービングeノードB210によって利用されてもよい。チャネル状態は、ハンドオーバー・アルゴリズムにおける基準メトリックとして利用されてもよい。ハンドオーバー・アルゴリズム222は、メモリーに常駐してもよく、および下記において議論される態様にしたがってUE230のハンドオフを解決するためにプロセッサー216によって実行されてもよい。必要ならばULチャネル状態報告書は、メモリー218に記憶されてもよい。サービングeノードBにおけるUL測定は、CQIジェネレーター232と同様に作動するCQIジェネレーター212によって行われてもよい。
ある態様において、ユーザー設備230はまた、UL SRS2421-242Nを1セットのターゲットeノード2501-250N(Nは正の整数)へ伝送する。ターゲット基地局2501-250Nの各々は、UL測定を行なうために受信されたUL探測チャネルを利用することができ、およびULチャネル状態の報告書を決定することができる。UL測定262がいったん終了されると、結果がサービングeノードB210へ伝送される。ある態様において、そのような通信は、バックホールネットワーク260、またはLTEにおけるX2インターフェースによって生じる。この方法において、サービングeノードB210は、サービング・ノードに付属するULのためにおよびターゲットeノードB2501-250N の測定セットに付属するULのために、ULチャネル状態に接続することができる。アップリンク・チャネル状態情報およびDLチャネル品質推定がサービングeノードN210に対して利用可能であるということが認識されるべきである。したがって、メモリーにおけるハンドオーバー・アルゴリズム222を利用することによって、サービング基地局210は、ULおよびDLチャネルの両方の品質情報に少なくとも部分的に基づいてユーザー設備230のハンドオフを解決することができる。後者は、UL/DLリンク・インバランスのような問題を解決することができ、およびそれは、特に、動作周波数に実質的な不均衡があるFDDシステムの場合のように、チャネル内の信号が違ったふうに伝送するような場合にあっては、ULおよびDLのための異なるハンドオーバーの境界線を説明することもできる。
他の態様において、サービング基地局210は、ユーザー設備230によって生成される{UL SRS}1-N266、およびさまざまなシステム情報を具備する{通信インジケーター}1-N264を伝送することができる。(i)バックホール通信によってUL SRSを提供することは、セル・トラヒックを低減することができるということ、そのことは、異なるアクセス端末のQoSにとって有益であるということが認識されるべきである。加えて、悪いチャネル状態の場合、バックホール260によるポイント・ツー・ポイント通信は、ターゲット・セルにおける十分な受信を確実にする。さらに、そのようなシステム情報を伝送することは、ハンドオフのための準備において、ユーザー設備230によるターゲットeノードB2501-250Nの間接的な事前同期または粗い同期を容易にする。バックホールネットワーク上にブロードキャストされるULおよびDL測定と通信機インジケーターが次に提供される。
プロセッサー216および236は、基地局210およびUE230のそれぞれにおいて実質的に任意のコンポーネントの機能性を実行するために必要な機能的アクション(例えば、計算)の少なくとも一部分を行うように構成されているということに注意すべきである。メモリー218および238は、それぞれのデータ構造、コード命令、アルゴリズムなどを保持することができる。これらは、基地局210またはUE230にそれの機能性を与えるとき、それぞれのプロセッサー216および236によって採用されてもよい。
図2Bは、UL測定によって集められることができる情報272を図示する。そのような情報は次のものを含む。ブロードバンドまたはナローバンド探測基準信号(SRS)基準電力は、信号強度(ES)を示し、およびULチャネルにおいて伝送される放射の弱化と関連する、ULパス損失または弱化を明らかにする:干渉の影響を一般に伝送するブロードバンドまたはナローバンドSRS強度インジケーターは、平均的背景雑音に対する信号の強度(例えば、ES/IO )を示し、前記測定された背景雑音は、セル内およびセル間の干渉を含む:およびES/NOとして一般に伝送される、熱雑音上のブロードバンドまたはナローバンドSRSである。加えて、ブロック274は、DL測定によって収集される情報、RSRPおよびRSSIを示す。DL RSSPおよびDL RSSIは、アクセス端末のハンドオーバーを解決するためにサービング基地局によって従来から利用されているということが認識されるべきである。ULおよびDL測定によって収集されるチャネル状態は、一般に異なるということがさらに認識されるべきである。特に、LTEにおいては、さまざまなセル/セクター干渉に関係するUL RSSIは、バックホール通信260によってサービング基地局の間で伝送されるのに対して、パスの損失に関係するUL RSRP(例えば、Qオフセット)の表示は、ブロードキャスト・チャネル上で送信される。
図2Bにおけるブロック276は、基地局の測定セット(例えば、2501-250N)によって採用されてもよい通信インジケーターを示す。すなわち、例えばLTEにおいて、1.25MHから20MHzにわたる複数の値を具備することができるシステム帯域幅、ブロードバンドおよびナローバンドの探測基準信号において採用されるパイロット・シーケンス、CQI報告書の反復因数、およびチャネル品質表示(例えば、274および272において示されるようなDLまたはUL測定)の決定の頻度または周期を決定するCQIチャネル命令、特に非同期システムにおけるセルDLタイミング、およびDL通信に関するULタイミング・オフセット。
図2Cは、アクセス端末の逆方向ハンドオーバーを容易にするシステムの例のブロック図280である。システム280は、システム200と実質的に同じ機能性を有する。システム280において、順方向ハンドオフ能力を提供するために、ユーザー設備230は、ULチャネル状態情報の報告書を受信する。ある態様において、そのような報告書は、ターゲットeノードB2501-250Nのための1セットの微分品質インジケーター
Figure 0005453240
として受信される。微分メトリックは、サービング基地局210のためのアップリンク・チャネル品質メトリックに関係する。すなわち、
Figure 0005453240
の場合、
Figure 0005453240
である。ターゲット・セル2501-250NのためにULチャネル品質表示を受信することに加え、UE230は、CQIジェネレーター232によってDLチャネル状態の報告書を生成することができるということが認識されるべきである。さらに、ユーザー設備230は、メモリーに在るハンドオーバー・アルゴリズム222、およびメモリー238において利用可能なUL CQIを利用することによって順方向ハンドオフを解決することができる。メモリー222および282は、明白なメモリー・プラットフォームとして示されているが、そのようなメモリーは、メモリー238内に存在することができるということに注意すべきである。
プロセッサー236は、UE230において実質的に任意のコンポーネントの機能を実行するのに必要な機能的なアクション(例えば、計算)の少なくとも一部分を行なうように構成されているということに注意すべきである。メモリー238は、データ構造、コード命令、アルゴリズムなどを保持することができる。これらは、UE230にそれの機能性を与えるとき、プロセッサー236によって採用されてもよい。
図3は、ターゲットeノードBと関連するHO適合性スコアに依拠するHO方法に少なくとも部分的に基づいて、順方向ハンドオーバーを容易にするシステムの例のブロック図である。システム300において、ユーザー設備は、ターゲットeノードB380へのハンドオーバーを解決(例えば、承諾または拒絶)することができるハンドオーバー・コンポーネント315を具備する。ハンドオーバーを承諾または拒絶するために、UE310は、シーケンス・ジェネレーター234と関係する上記の議論と実質的に同じ方法で、シーケンス・ジェネレーター325によってUL探測基準信号377を生成する。ある態様において、UL SRS377は、UL SRS伝送が近隣のeノードB(例えば、ターゲットeノードB380)のそれぞれの層をカバーすることを保証するために、UEのサービング信号へ伝送される基準信号に関して
Figure 0005453240
を超える電力で伝送される。上で議論されたように、UL SRSは、M個のサブフレームまたはQ個のスロットのような、特定のタイム・スパンのために、ナローバンド・チャネル(例えば、LTEにおけるRACH)上で送信されてもよい。さらに、衝突を回避するために、異なるUEは、典型的に、異なる時間・周波数資源においてUL SRSを送信することができる。衝突回避は、基準信号を伝送することと関連する典型的なバッテリーの低下を和らげることができるので望ましい。
基準信号UL SRS377は、例えば、測定によって、CQIUL379としてダウンリンクにおいてUE310へ報告されるULチャネル状態(例えば、RSRP、RSSI、またはRSOT)を推定するためにCQIジェネレーター385によって採用される。CQIジェネレーター385によって行なわれるチャネル状態の推定を改善するために、UE310は、P回までUL SRSを繰り返すことができる。しかしながら、ハンドオーバー・コンポーネント315は、Pの値を最大値PMAXの上限として定めることができる。そのことは、より正確なCQI UL報告書およびセル/セクター容量、または処理量を受信することの利点と、UL SRSシーケンスの実質的反復によってセル負荷を増加することに関連するバッテリー・コストとの間の適切なトレードオフを保証する。ある態様において、ハンドオーバー・コンポーネント315は、セル/セクター干渉、トラヒック、および負荷メトリックにおける変化に少なくとも部分的に基づいてPMAXの最適な値を適応的に見つけだすためにインテリジェント・コンポーネント(示されていない)に依拠してもよい。代替的または追加的態様において、UL SRS377を伝送するナローバンドまたはブロードバンド・チャネルの過度な負荷を防ぐために、UE310は、UL SRS377が
Figure 0005453240
である実例において送信されるような方法で、ターゲットeノードB380と関連するHO適合性スコア
Figure 0005453240
に依拠してもよい。ここにおいて、
Figure 0005453240
は、スコア閾値である。そのようなスコアは、報告されるULチャネル状態(例えばCQI UL379)にしたがって増加または減少することで適合させられてもよい。ある態様において、ハンドオーバー・コンポーネント315は、所定のアルゴリズム(例えば、関数f(・))にしたがって、特定のeノードBと関連する内蔵された
Figure 0005453240
の大きさを修正することができる。その所定のアルゴリズムは、ハンドオーバー・アルゴリズム・メモリー355に格納されることができる。HO適合性スコアは、HO適合性ストレージ335において保持されることができる。ある態様において、前記アルゴリズム、すなわち関数f(・)は、現在の通信状態(トラヒック、干渉など)のみならず、メモリー335に内蔵される
Figure 0005453240
の過去の値に依拠してもよい。加えて、ハンドオーバー・コンポーネント315は、
Figure 0005453240
のために調節アルゴリズムを適合させるためにインテリジェント・コンポーネント(示されていない)を利用してもよい。
ターゲット・セル(例えば、ターゲットeノードB380)への順方向ハンドオーバーを解決するために、ハンドオーバー・コンポーネントは、UEにおいて受信されたCQI報告書に依拠してもよい。ハンドオフがいったん起こると、ユーザー設備310は、現在のサービス・セルとの同期を調節することができる。
プロセッサー365は、UE310における実質的に任意のコンポーネントの機能を実装するために必要な機能的なアクション(例えば、計算)の少なくとも一部分を行なうことができるように構成されている。すなわち、例えば、ハンドオーバー・コンポーネント315、そこに駐在するインテリジェント・コンポーネントなどである。メモリー375は、UE310に自己の機能性を与えるとき、プロセッサー365によって採用されることができるデータ構造、コード命令、アルゴリズムなどを保持することができる。
本件明細書において前に採用されたように、HO適合性スコアの適応との関係において、および発明の説明のその他の部分において、「インテリジェンス」という語は、システムについての今ある情報に基づいてシステムの現在または将来の状態について推理し、結論を引き出し、例えば、推論する能力のことをいう。人工知能は、人の介在によらずに特定の文脈またはアクションを識別するために、またはシステムの特定の状態の確率分布を生成するために採用されてもよい。人工知能は、高度な数学的アルゴリズム(例えば、デシジョン・ツリー、ニューラル・ネットワーク、回帰分析、クラスター分析、遺伝アルゴリズム、および強化学習)をシステム上の1セットの利用可能なデータ(情報)に適用することに依拠する。
特に、上で説明されたさまざまな自動化された態様および本件明細書において説明された発明のイノベーションに関連するその他の自動化された態様の完成のために、インテリジェント・コンポーネント(示されていない)は、データから学ぶために、およびその後、そのように構成されたモデルから推論を引き出すために、1つまたは多数の方法を採用してもよい。(例えば、HMM(Hidden Markov Models)および関連する基本的依存型モデル、Bayesianネットワークのような、より一般的な確立グラフ・モデル、例えば、Bayesianモデル・スコアまたは近似を使用する構造検索によって作成されるモデル、サポート・ベクトル・マシン(SVM)のようなリニア選別器、「ニューラル・ネットワーク」方法と呼ばれる方法のような非リニア選別器、ファジー論理方法、およびデータ融合を行なうその他のアプローチなど。)。
図4は、本件明細書において述べられる1つまたは複数の態様にしたがったワイヤレス環境におけるセル(またはセクター)通信に備えることができる複数入力・複数出力(MIMO)システムにおける(ノードB210のような)送信機システム410、および受信機システム450(例えば、アクセス端末230)の実施形態のブロック図400である。送信機システム410において、いくつかのデータ・ストリームのためのトラヒック・データがデータ・ソース412から送信(TX)データ・プロセッサー414へ提供されてもよい。ある実施形態において、各データ・ストリームは、それぞれの送信アンテナ上で送信される。TXデータ・プロセッサー414は、コード化されたデータを提供するために、各々のデータ・ストリームについて選択された特定の符号化スキームに基づいて、各々のデータ・ストリームのためのトラヒック・データをフォーマットし、コード化し、およびインターリーブする。各データ・ストリームのためのコード化されたデータは、OFDM技術を使用してパイロット・データで多重化されてもよい。パイロット・データは、チャネル応答を推定するために、既知の方法において処理され、および受信機システムにおいて使用されてもよい典型的に既知のデータ・パターンである。その後、各々のデータ・ストリームについて多重化されたパイロットおよび符号化されたデータは、変調シンボルを提供するために、そのデータ・ストリームのために選択される特定の変調スキーム(例えば、二進数の位相シフト・キーイング(BPSK)、直交位相シフト・キーイング(QPSK)、多重位相シフト・キーイング(M−PSK)、またはM−アリー直交振幅変調(M−QAM))に基づいて変調(例えば、シンボル・マップ)される。各々のデータ・ストリームについてのデータ・レート、符号化、および変調は、プロセッサー430によって実行される命令によって決定されてもよい。データと同様に命令もメモリー432に記憶されてもよい。
その後、すべてのデータ・ストリームについての変調シンボルは、変調シンボル(例えば、OFDM)をさらに処理することができるTX MIMOプロセッサー420に提供されてもよい。その後、TX MIMOプロセッサー420は、NT個の送受信機(TMTR/RCVR)422Aないし422TへNT個の変調シンボル・ストリームを提供する。ある実施形態において、TX MIMOプロセッサー420は、データ・ストリームのシンボル、およびシンボルが送信されているアンテナにビームフォーミング重み(または、プリコーディング)を適用する。各々の送受信機422は、1つまたは複数のアナログ信号を提供するために、それぞれのシンボル・ストリームを受信しおよび処理し、またMIMOチャネル上での送信に適している変調信号を提供するために、アナログ信号をさらに調整(例えば、増幅、フィルター、およびアップコンバート)する。その後、送受信機422Aないし422TからのNT個の変調信号は、NT個のアンテナ4241ないし424Tのそれぞれから送信される。受信機システム450において、送信変調信号は、NR個のアンテナ4521ないし452Rによって受信され、各々のアンテナ452から受信された信号は、それぞれの送受信機(RCVR/TMTR)454Aないし454Rへ提供される。各々の送受信機4541−454Rは、それぞれの受信信号を調整(例えば、フィルター、増幅、およびダウンコンバート)し、サンプルを提供するために調整された信号をデジタル化し、および対応する「受信される」シンボル・ストリームを提供するためにサンプルをさらに処理する。
その後、RXデータ・プロセッサー460は、N個の「検出された」シンボル・ストリームを提供するために特定の受信機処理技術に基づいて、NR個の送受信機4541-454RからNR個の受信されたシンボル・ストリームを受信し、および処理する。その後、RXデータ・プロセッサー460は、データ・ストリームのためにトラヒック・データを復元するために、各々の検出されたシンボル・ストリームを復調し、逆インターリーブし、および復号する。RXデータ・プロセッサー460による処理は、送信機システム410においてTX MIMOプロセッサー420およびTXデータ・プロセッサー414によって行なわれる処理と相補的なものである。プロセッサー470は、どのプリコーディング・マトリックスを使用するかを周期的に決定する。そのようなマトリックスは、メモリー472に記憶されてもよい。プロセッサー470は、マトリックス・インデックス部分およびランク値部分を具備する逆方向リンク・メッセージを公式化する。メモリー472は、プロセッサー470によって実行されるとき、逆方向リンク・メッセージを公式化するという結果をもたらす命令を記憶してもよい。逆方向リンク・メッセージは、通信リンクまたは受信データ・ストリーム、またはそれらの組み合わせに関するさまざまなタイプの情報を具備していてもよい。特に、そのような情報は、(DL CQI226または{UL測定}1-N262のような)(複数の)チャネル品質インジケーター報告書、スケジュールされた資源を調節するためのオフセット、またはリンク(またはチャネル)推定のための探測基準信号を具備することができる。その後、逆方向リンク・メッセージは、データ・ソース436からいくつかのデータ・ストリームのためのトラヒック・データをも受信するTXデータ・プロセッサー438によって処理され、変調器480によって変調され、送受信機454Aないし454Rによって調整され、および送信機システム410へ送信し戻される。
送信機システム410において、受信機システム450からの変調された信号は、アンテナ4241−424Tによって受信され、送受信機422A−422Tによって調整され、変調器440によって変調され、および受信機システム450によって送信された逆方向リンク・メッセージを抽出するために、RXデータ・プロセッサー442によって処理される。その後、プロセッサー430は、ビームフォーミング重みを決定するためにどのプリコーディング・マトリックスを使用するかを決定し、および抽出されたメッセージを処理する。
モバイル局230は、前述の受信機によって報告されたチャネル品質インジケーターに少なくとも部分的に依存して、SIMO、SU-MIMO、およびMU-MIMOにおいて作動するためにスケジュールされてもよい。次に、オペレーションのこれらのモードにおける通信が説明される。SIMOモードにおいて、受信機における単一のアンテナ(NR=1)が通信のために採用されるということが注目される。したがって、SIMOオペレーションは、SU−MIMOの特別のケースとして解釈されることができる。前述の図4に図示されるように、およびそれらとの関係において説明されたオペレーションにしたがって、単一ユーザーMIMOモードのオペレーションは、単一の受信機システム450が送信機システム410と通信するケースに対応する。そのようなシステムにおいて、NT個の送信機4241−424T(TXアンテナとしても知られる)およびNR個の受信機4521−452R(RXアンテナとしても知られる)は、ワイヤレス通信のためにMIMOマトリックス・チャネル(例えば、遅いまたは速いフェージングを備えるレイリー・チャネル、またはガウス・チャネル)を形成する。上で言及されたように、SU−MIMOチャネルは、ランダム複素数のNR×NTマトリックスによって説明される。チャネルのランクは、NR×NTマトリックスの代数ランクと等しい。時空、または空間・周波数コーディングの観点から、ランクは、ストリーム間干渉を与えずにSU−MIMOチャネル上で送信されうる独立のデータ・ストリーム(または、層)の数NV≦最小{NT、NR}に等しい。
ある態様において、SU−MIMOモードにおいて、トーンωにおけるOFDMによる送信/受信シンボルは、次の式によってモデル化されてもよい。
Figure 0005453240
ここにおいて、
Figure 0005453240
は、受信データ・ストリームであって、NR×1のベクトルであり、
Figure 0005453240
は、トーンω(例えば、時間依存チャネル応答マトリックスのフーリエ送信)におけるチャネル応答NR×NTのマトリックスであり、
Figure 0005453240
は、NT×1の出力シンボル・ベクトルであり、および
Figure 0005453240
は、NR×1の雑音ベクトル(例えば、追加の白色ガウス雑音)である。プリコーディングは、NV×1の層ベクトルをNT×1のプリコーディング出力ベクトルに変換することができる。NVは、送信機410によって送信されるデータ・ストリーム(層)の実際の数であって、NVは、チャネル状態(例えば、サービング・アクセス・ポイントによって確立される報告アプローチにしたがって報告されるCQI)と端末(例えば、受信機450)によるスケジューリング要求において報告されたランクとに少なくとも部分的に基づいて送信機(例えば、送信機410、ノードB410、またはアクセス・ポイント210)の裁量によってスケジュールされることができる。
Figure 0005453240
は、少なくとも1つの多重化スキーム、および送信機によって適用される少なくとも1つのプリコーディング(またはビームフォーミング)スキームの結果であることが認識されるべきである。追加的に、
Figure 0005453240
は、各々のデータ・ストリームNVを送信するために送信機410が割り当てる電力の量を決定する電力利得マトリックスを用いてコンボリューション計算されてもよい。そのような電力利得マトリックスは、報告されたCQIに少なくとも部分的に応答してサービング・ノードにおけるスケジューラーによって端末(例えば、アクセス端末230、受信機450、またはUE230)に割り当てられる資源であってもよいということが認識されるべきである。
上で言及されたように、ある態様によると、端末のセットのMU-MIMOオペレーションは、本件発明の範囲内である。さらに、スケジュールされたMU−MIMO端末は、SU−MIMO端末およびSIMO端末と連帯的に作動する。図5は、複数ユーザーMIMOシステム500の例を例示する。システム500において、実質的に受信機450と同じ受信機において具現化される3つのATS450P、450U、および450Sは、ノードBを具現化する送信機410と通信する。システム500のオペレーションは、サービング・アクセス・ポイントに存在する集中型スケジューラーによってサービス・セル内のMU−MIMOオペレーションにおいてスケジュールされるワイヤレス・デバイスの実質的にいずれかのグループのオペレーションの典型であるということが認識されるべきである。上で言及されたように、送信機410は、NT 個のTXアンテナ4241−424Tを有し、およびATsの各々は、複数のRXアンテナを有する。すなわち、ATは、N個のアンテナ4521−452Pを有し、ATUは、NU個のアンテナ4521−452Uを有し、およびATSは、NS個のアンテナ4521−452Sを有する。端末とアクセス・ポイントとの間の通信は、アップリンク515P、515U、および515Sによって遂行される。同様に、ダウンリンク510P、510U、および510Sは、ノードB410と端末AT、AT、およびATのそれぞれとの間の通信を容易にする。追加的に、各々の端末と基地局との間の通信は、図4において示されるように、およびそれらの説明において議論されたのと実質的に同じコンポーネントによって、実質的に同じ方法で実装される。
端末は、アクセス・ポイント410によってサービスされるセル内の実質的に異なる位置に位置される場合がある。したがって、各々のユーザー設備450P、450U、および450Sは、独自のランク(または、等価的に特異値分解)、および独自の関連するチャネル品質インジケーターを備える、独自のMIMOマトリックス・チャネル
Figure 0005453240
、および応答マトリックス
Figure 0005453240
を有する。複数のユーザーが基地局410によってサービスされるセル内にあるので、セル内干渉が存在し、端末450P、450U、および450Sの各々によって報告されるCQI値に影響を及ぼすことがありうる。
MU−MIMOシステムは、図5において、3つの端末により例示されているが、実質的に任意の数の端末を具備することができるということが認識されるべきである。そのような端末の各々は、下記においてインデックスkで示される。さまざまな態様にしたがって、アクセス端末450P、450U、および450Sの各々は、ノードB410へCQIを報告することができる。そのような端末は、周期的または並列的な報告のアプローチを利用して、1つまたは複数のアンテナからCQIを報告することができる。そのような報告の周波数およびスペクトルの特性(例えば、サブバンド)は、サービング・ノードB410によって命令されてもよい。加えて、ノードB410は、SU−MIMOまたはSISOのようなオペレーションの異なるモードにおいて端末450P、450U、および450Sの各々をダイナミックに再スケジュールし、各々の端末のために異なる(複数の)CQI報告命令を確立することができる。
ある態様において、トーンωにおける、およびユーザーkのためのOFDMによる送信/受信シンボルは、次のようにモデル化されてもよい。
Figure 0005453240
ここにおいて、シンボルは、方程式(1)と同じ意味を有する。複数ユーザーの多様性により、ユーザーkによって受信される信号におけるその他のユーザー干渉は、方程式(2)の左辺における第2の項によりモデル化されるということが認識されるべきである。プライム符号(‘)のシンボルは、送信シンボル・ベクトル
Figure 0005453240
が合計から除外されるということを示す。級数における項目は、セル内のk以外のユーザーに送信機(例えば、アクセス・ポイント210)によって送信されたシンボルがユーザーkによって(自己のチャネル応答H によって)受信されることを表す。
上で示され説明された例示的システム、および関連する態様に照らし、図8、9、および10のフローチャート図を参照すると、本件開示の主題にしたがって実装されることができる柔軟なチャネル品質インジケーター報告のための方法がよりよく理解されることができる。本方法は、説明の簡素化のために一連のブロックとして示され説明されているけれど、いくつかのブロックは、本件明細書において図示され説明されているものとは異なる順序、および/または他のブロックと同時に起きることも可能であるから、特許請求の範囲の主題はブロックの数や順序によって限定されるべきではない、ということが理解され認識されるべきである。さらに、例示されているブロックが以下に記述される方法を実装するためにすべて必要とされるわけでもない。上記ブロックに関連する機能性は、ソフトウェア、ハードウェア、これらの組み合わせ、または他の適切な手段(例えば、デバイス、システム、プロセス、コンポーネント)によって実装可能であるということが認識されるべきである。以下においておよび本件明細書全体にわたって開示されている方法は、当該方法をさまざまなデバイスに移送および転送することを促進するために、製造品に記憶されることが可能であるということもさらに認識されるべきである。本件技術分野の当業者であれば、方法は、一連の相互に関係する状態または出来事として、例えば状態遷移図のような形式において、代替的に表現可能であることも理解し、認識するであろう。
上で示され説明された例示的システムに照らし、図6-9のフローチャート図を参照すると、本件開示の主題にしたがって実装されることができるアップリンク・チャネル状態情報に少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを解決するための方法がよりよく理解されることができる。本方法は、説明の簡素化のために一連のブロックとして示され説明されているけれど、いくつかのブロックは、本件明細書において図示され説明されているものとは異なる順序、および/または他のブロックと同時に起きることも可能であるから、特許請求の範囲の主題はブロックの数や順序によって限定されるべきではない、ということが理解され認識されるべきである。さらに、例示されているブロックが以下に記述される方法を実装するためにすべて必要とされるわけでもない。上記ブロックに関連する機能性は、ソフトウェア、ハードウェア、これらの組み合わせ、または他の適切な手段(例えば、デバイス、システム、プロセス、コンポーネント)によって実装可能であるということが認識されるべきである。追加的に、以下においておよび本件明細書全体にわたって開示されている方法は、当該方法をさまざまなデバイスに移送および転送することを促進するために、製造品に記憶されることが可能であるということもさらに認識されるべきである。本件技術分野の当業者であれば、方法は、一連の相互に関係する状態または出来事として、例えば状態遷移図のような形式において、代替的に表現可能であることも理解し、認識するであろう。
図6は、ターゲット・セルのULチャネル状態に少なくとも部分的に基づいて逆方向のハンドオーバーを解決するための方法600のフローチャート図を提供する。一般に、方法600は、サービスされたアクセス端末の逆方向ハンドオーバーを決定するために基地局によって利用されてもよい。610において、測定セットが決定される。測定の決定は、セル/システム検索によって実施することができる。そのようなセルの獲得は、ULおよびDLチャネルのためのパフォーマンス・メトリック、またはハンドオーバー・メトリック(例えば、干渉対熱雑音比、信号対干渉比、信号対雑音比、信号対干渉および雑音比など)が所定の閾値に達すると同時に、行なわれることができる。例えば、測定セットの決定を引き起こす閾値は、セル処理量、最大データ・レート、最小データ・レート、セル/セクター容量、通信潜在などのようなQoSインジケーターに少なくとも部分的に基づくことができる。代替的に、測定セットは、ユーザー設備の位置に基づいてサービス・プロバイダーによって予め決定されていてもよい。620において、測定セットは、サービング基地局に関連するメモリー内で典型的に保持される。
630において、図2Bにおいて示されているもののような通信インジケーターのセットは、測定セットにおいて1セットのセルへ伝達される。640において、1セットのULチャネル状態メトリックは、測定セットにおける1セットのセルから受信される。加えて、そのようなメトリックは、周期的に受信されることができるか、または下記のようなイベントによって起因されてもよい。すなわち、例えば、特定のセル/セクターの負荷レベルが到達される、特定のセル内またはセル間干渉レベルが検出される、新しいシステム情報がスケジュールされるなどである。追加的な態様において、ULチャネル状態メトリックは、バックホール通信(例えば、LTEにおけるX2インターフェース)によって受信される。そのような通信は、有線または光ファイバー・ネットワーク経由の基地局(例えば、2301および260)間のポイント・ツー・ポイント通信であるので、通信チャネル状態に無反応であることによって利益を得るのである。例えば、T1/E1ラインまたはT搬送波/E搬送波プロトコルおよび/またはパケットベースのインターネット・プロトコルのその他のリンクである。バックホール通信インターフェースの有線の性質は、ULパフォーマンスが適切に受信されおよび処理されることを保証することができる。
650において、ULチャネル状態メトリックのセットは、モバイル局(MS)へ伝送される。660において、1セットのダウンリンク・チャネル状態がモバイル局から受信される。典型的に、DLチャネル状態を報告するモバイル局は、ハンドオーバーを経験することができるモバイル局である。実行670において、MSのハンドオーバーは、受信されたULおよびDLチャネル状態に少なくとも部分的に基づいて解決される。
図7Aおよび7Bは、ULおよびDLチャネル状態メトリックをそれぞれ収集するための方法700および750の例のフローチャート図を提供する。710において、1セットのアップリンク・チャネル状態メトリック、またはハンドオーバー・メトリックが測定される。そのようなメトリックは、図2Bに図示されるものを一般に具備する。ある態様において、そのようなチャネル状態メトリックは、特定の数のスロット、フレーム、またはスーパーフレームを具備するサイクルにおいて、周期的に測定されてもよく、または所定のイベントが発生するときに測定されてもよい。別の態様において、測定は、特定の数の時間資源または周波数資源(例えば、副帯域)にわたって時間平均化されてもよい。さらに、ULチャネル状態メトリックはまた、資源ブロックのような、特定の時間・周波数資源のセットにわたる平均として決定されてもよい。720において、ULチャネル状態メトリックのセットが伝送される。図7Bを参照して、実行760および770は、実行710および720と実質的に同じ範囲内であるが、測定は、ダウンリンクにおいて行なわれる。
図8は、ULチャネル状態に少なくとも部分的に基づいて順方向ハンドオーバーを確立するための方法800のフローチャート図を提供する。810において、測定セットにおけるセルのためのULチャネル状態メトリック、またはハンドオーバー・メトリックのセットが受信される。820において、DLチャネル状態メトリックのセットは、測定セットにおけるセルのために決定される。830において、測定セットにおけるターゲット・セルへの(順方向)ハンドオーバーは、受信されたULチャネル状態と決定された(例えば、方法750によって)DLチャネル状態とに少なくとも部分的に基づいて確立される。
図9は、ハンドオーバー(HO)適合性スコアおよびULチャネル状態に少なくとも部分的に基づいてHOを決定するための方法900の例のフローチャート図を提供する。910において、ターゲットeノードB(例えば、280J:図2)が所定の閾値より上のHO適合性スコアを所有するかどうかを評価するために、1つまたは複数の妥当性チェックが行なわれる。そのような適合性スコアは、ターゲットeノードBとサービングeノードB内の微分チャネル品質の関数f(・):
Figure 0005453240
である。閾値は、(1)測定セットにおけるセルのCQIについてのヒストリック・データ、(2)サービングおよびターゲットeノードBを具備するカバレッジ・エリアにおけるCQIのための周期的値、(3)セル/セクターの負荷またはトラヒック、(4)セル干渉、(5)ハンドオフを経験することになるモバイル局を作動するユーザーのサービス層(例えば、プレミアム・ユーザー、宣伝的ユーザー、散発的ユーザーなど)などのようなさまざまな基準にしたがって決定されてもよい。ターゲットeノードBが910において課される基準をいったん満たすと、920においてUL探測基準信号がターゲットeノードBに伝送される。930において、応答の存在が調査される。応答が欠如していたら、ターゲットeノードBは、「好ましくない」もの、すなわち探測されたターゲットeノードBがチャネル状態の報告に失敗したという情報を伝送する実質的に任意の他のラベルとして分類される。例えば、「応答なし」が使用されてもよい。応答が受信された場合、適合性スコアは、ターゲットeノードBと関連する
Figure 0005453240
にしたがって更新される。そのような更新は、HO適合性スコアを増加させるか、または減少させることを含むことができる。実行960において、受信された応答は、ターゲットeノードBのためにULチャネル状態と関連づけられる。
970において、ターゲットeノードBへのハンドオーバーは、HO適合性スコアおよびターゲットeノードBのULチャネル状態の現在の(例えば、更新された)値に少なくとも部分的に基づいて決定される。ある態様において、決定は、サービスeノードBと関連するハンドオーバー・アルゴリズムにしたがって行われてもよい。そのような場合、ハンドオーバーは、逆方向ハンドオーバーとなる。代替的に、970における決定は、アクセス端末によって伝送されてもよく、および達成されたハンドオーバーは、順方向ハンドオーバーである。逆方向ハンドオーバーを行なうことは、レイテンシー問題を悪化させる可能性があるのに対して、順方向ハンドオーバーを行なうことは、ユーザー設備の複雑さの増加を犠牲にしてより少ないレイテンシー問題という結果をもたらすことができるということが認識されるべきである。
図10は、本件明細書において説明される態様にしたがって順方向ハンドオーバーを利用可能にするシステム1000のブロック図を例示する。システム1000は、バックホール通信インターフェースによってアップリンク(UL)チャネル品質メトリックのセットを受信するためのモジュール1010と、ULチャネル品質表示を生成するためのモジュール1020と、ダウンリンク(DL)チャネル状態のセットを受信するためのモジュール1030と、前記受信されたULチャネル品質メトリックおよびDLチャネル品質表示のセットに少なくとも部分的に基づいてハンドオフを解決するためのモジュール1040と、探測基準信号(SRS)基準電力、SRS強度インジケーター、または熱雑音上のSRSの少なくとも1つを測定するための手段を含むULチャネル品質表示を生成するためのモジュール1050と、ワイヤレス・リンク上のULチャネル品質メトリックのセットを伝送するためのモジュール1060と、およびワイヤレス・リンク上のULチャネル品質メトリックのセットにおけるULチャネル品質メトリックのうちの少なくとも1つを、前記少なくとも1つのメトリックがメトリック閾値よりも上のとき、伝送するためのモジュール1070とを含む。モジュール1010、1020、1030、1040、1050、1060、および1070は、プロセッサーまたは任意の電子デバイスであってもよく、およびメモリー・モジュール1080に連結されてもよい。
図11は、本件明細書において説明された態様にしたがって順方向ハンドオーバーを利用可能にするシステム1100のブロック図を例示する。システム1100は、アップリンク(UL)チャネル・メトリックを受信するためのモジュール1110と、ダウンリンク(DL)チャネル状態のセットを決定するためのモジュール1120と、受信されたULチャネル・メトリックのソースに関連するハンドオーバー適合性スコアを保持するためのモジュール1130と、受信されたULチャネル・メトリックに少なくとも部分的に基づいてハンドオフを確立するためのモジュール1140と、および前記受信されたULチャネル・メトリックおよび前記保持されたハンドオーバー適合性スコアに少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを解決するためのモジュール1150とを含んでもよい。モジュール1110、1120、1130、1140、および1150は、プロセッサー、または任意の電子デバイスであってもよく、およびメモリー・モジュール1160に連結されてもよい。
ソフトウェアによる実装の場合、本件明細書において説明された技術は、本件明細書において説明された機能を実行するモジュール(例えば、手段、機能など)により実装されてもよい。ソフトウェア・コードは、メモリー・ユニットに記憶され、およびプロセッサーによって実行されてもよい。メモリー・ユニットは、プロセッサーの内部またはプロセッサーの外部で実行されてもよい。プロセッサーの外部の場合、当該技術分野において知られるようなさまざまな手段によってプロセッサーへ通信的に結合されてもよい。
本件明細書において説明されるさまざまな態様または特徴は、標準的なプログラミングおよび/または工学的技術を使用して、方法、装置、または製造品として実装されることができる。本件明細書において使用されているような「製造品(article of manufacture)」という語は、任意のコンピューター可読デバイス、搬送波、または媒体からアクセス可能なコンピューター・プログラムを含むように意図されている。例えば、コンピューター可読媒体は、磁気記憶デバイス(例えば、ハードディスク、フレキシブル・ディスク、磁気ストリップなど)、光ディスク(例えば、コンパクト・ディスク(CD)、ディジタル・バーサタイル・ディスク(DVD)など)、スマート・カード、およびフラッシュメモリーデバイス(例えば、EPROM、カード、スティック、キードライブなど)を含むことができる。ただし、これらのものに制限されない。追加的に、本件明細書において説明されるさまざまな記憶媒体は、情報を記憶するための1つまたは複数のデバイスおよび/またはその他の機械可読媒体を提供することができる。「機械可読媒体」という語は、以下のものに限られるわけではないが、ワイヤレス・チャネルおよび他のさまざまなメディアであって、命令および/またはデータを記憶する、含む、および/または運ぶことができるものを含むことができる。
本件明細書において採用されるように、「プロセッサー」という語は、伝統的なアーキテクチャーまたは量子コンピューターを指すことができる。伝統的なアーキテクチャーは、単一のコア・プロセッサーと、ソフトウェア・マルチスレッド実行能力を備える単一プロセッサーと、複数コア・プロセッサーと、ソフトウェア・マルチスレッド実行能力を備える複数コア・プロセッサーと、ハードウェア・マルチスレッド技術を備える複数コア・プロセッサーと、並列プラットフォームと、および分散共有メモリーを備える並列プラットフォームとを具備する。しかし、これらに制限されるものではない。追加的に、プロセッサーは、集積回路、特定用途集積回路(ASIC)、デジタル信号プロセッサー(DSP)、フィールド・プログラマブル・ゲートアレー(FPGA)、プログラマブル論理コントローラー(PLC)、複雑なプログラマブル論理デバイス(CPLD)、離散ゲートまたはトランジスター論理、離散ハードウェア・コンポーネント、または本件明細書において説明された機能を行なうように設計されたそれらの任意の組み合わせを指すことができる。量子コンピューター・アーキテクチャーは、ゲート型または自己アセンブル型の量子ドットに具現化された量子ビット、核磁気反応プラットフォーム、超伝導ジョセフソン接合などに基づいてもよい。プロセッサーは、空間使用を最大限に活用するか、またはユーザー設備のパフォーマンスを強化するために、分子および量子ドットベースのトランジスター、スイッチおよびゲートのようなナノ規模のアーキテクチャーを開発することができる。しかし、これらに制限されるものではない。プロセッサーはまた、計算デバイスの組み合わせ(例えば、DSPとマイクロプロセッサーの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサー、DSPコアと結合する1つまたは複数のマイクロプロセッサー、または任意のその他のそのような構成)として実装されてもよい。
さらに、本件明細書において、「メモリー」という語は、データ記憶、アルゴリズム記憶、およびイメージ記憶、デジタル音楽およびビデオ記憶、チャート、およびデータベースのようなその他の情報記憶を指してもよい。しかし、これらに制限されるものではない。本件明細書において説明されたメモリー・コンポーネントは、発揮性メモリーまたは非発揮性メモリーのいずれかであってもよい、または発揮性メモリーおよび非発揮性メモリーの両方を含んでもよい。実例として、以下のものに制限はされないが、非発揮性メモリーは、読み出し専用メモリー(ROM)、プログラマブルROM(PROM)、電気的プログラマブルROM(EPROM)、電気的消去可能ROM(EEPROM)、またはフラッシュメモリーを含むことができる。揮発性メモリーは、ランダム・アクセス・メモリー(RAM)を含むことができる。それは外部キャッシュ・メモリーとして働く。非制限的な例示として、RAMは、同時RAM(SRAM)、動的なRAM(DRAM)、シンクロナスDRAM(SDRAM)、ダブル・データ・レートSDRAM(DDR SDRAM)、強化SDRAM(ESDRAM)、シンクリンクDRAM(SLDRAM)、および直接的ランバスRAM(DRRAM)のような複数の形式において使用可能である。追加的に、本件明細書におけるシステムおよび/または方法の開示されたメモリー・コンポーネントは、これらに制限されずに、これらおよび任意のその他の適切なメモリーのタイプを具備するように意図される。
上記で説明されたものは、1つまたは複数の実施形態の例を含んでいる。前述の実施形態を説明する目的のためにコンポーネントまたは方法の考えられるすべての組み合わせを説明することはもちろん不可能であるが、通常の当業者であるならば、さまざまな実施形態の多くのさらなる組み合わせおよび入れ替えが可能であるということを認識することができる。したがって、説明された実施形態は、別添の特許請求の範囲の要旨および範囲内の変更、修正、および変形のようなすべてを包括するように意図される。さらに、「含む(include)」、「含んでいる(including)」、「獲得する(possess)」、および「獲得している(possessing)」という語が本件明細書において使用される限りにおいて、その語は、「具備する(comprising)」/「含む(include)」という語が特許請求の範囲において接続的用語として使用されるときに解釈されるのと同じような意味合いで包括的であるように意図されている。
以下に、本願出願の当初の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
〔1〕
ワイヤレス・システムにおけるハンドオーバーを容易にするための方法であって、前記方法は、
復路通信インターフェースによってアップリンク(UL)チャネル品質メトリックのセットを受信することと、
ULチャネル品質メトリックを生成することと、
ダウンリンク・チャネル状態のセットを受信することと、
前記受信されたULおよびDLチャネル品質表示に少なくとも部分的に基づいてハンドオフを解決することと
を具備する方法。
〔2〕
ワイヤレス・リンクによってULチャネル品質メトリックの前記セットを伝送することをさらに具備する、〔1〕に記載の方法。
〔3〕
復路通信インターフェースによって前記生成されたULチャネル品質メトリックを伝送することをさらに具備する、〔1〕に記載の方法。
〔4〕
前記メトリックが閾値よりも上のとき、前記生成されたULチャネル品質メトリックを伝送することをさらに具備する、〔3〕に記載の方法。
〔5〕
復路通信インターフェースによって通信インジケーターのセットを伝送することをさらに具備する、〔1〕に記載の方法。
〔6〕
通信インジケーターの前記セットは、システム帯域幅、パイロット・シーケンス、チャネル品質インジケーター命令、ダウンリンク・タイミング情報、またはDLに関するセル特定ULタイミング・オフセットのうちの少なくとも1つを含む、〔5〕に記載の方法。
〔7〕
ULチャネル品質メトリックを生成することは、UL探測基準信号(SRS)を測定することをさらに具備する、〔3〕に記載の方法。
〔8〕
UL SRSを測定することは、周期的に測定を行なうことを含む、〔7〕に記載の方法。
〔9〕
UL SRSを測定することは、時間・周波数資源のセット上の測定に影響を及ぼすことを含む、〔7〕に記載の方法。
〔10〕
UL SRSを測定することは、時間平均測定または周波数平均測定のうちの少なくとも1つを行なうことを含む、〔9〕に記載の方法。
〔11〕
UL SRSを測定することは、イベント起因測定を行なうことを含む、〔7〕に記載
の方法。
〔12〕
UL探測基準信号(SRS)を測定することは、SRS基準電力、SRS強度インジケーター、または熱雑音上の探測基準信号を測定することのうちの少なくとも1つを含む、〔7〕に記載の方法。
〔13〕
〔1〕に記載の方法を実行するための電子デバイス。
〔14〕
ワイヤレス・デバイスであって、
ポイント・ツー・ポイントの幹線ネットワーク通信によってアップリンク・チャネル品質報告書のセットを受信し、
ワイヤレス・リンク上でダウンリンク・チャネル状態インジケーターのセットを受信し、
前記受信されたULチャネル品質報告書および前記DLチャネル状態インジケーターに少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを確立するように構成されているプロセッサーと、
前記プロセッサーに連結されているメモリーと
を具備するデバイス。
〔15〕
前記プロセッサーは、ULチャネル品質メトリックのセットを生成するようにさらに構成されている、〔14〕に記載のワイヤレス・デバイス。
〔16〕
ULチャネル品質メトリックのセットを生成するために探測基準信号(SRS)基準電力、SRS強度インジケーター、または熱雑音上のSRSのうちの少なくとも1つを測定することを含む、〔15〕に記載のワイヤレス・デバイス。
〔17〕
SRS基準電力、SRS強度インジケーター、または熱雑音上のSRSのうちの少なくとも1つの測定は、周期的に行なわれる測定をさらに含む、〔16〕に記載のワイヤレス・デバイス。
〔18〕
SRS基準電力、SRS強度インジケーター、または熱雑音上のSRSのうちの少なくとも1つの測定は、時間・周波数資源のセット上で行なわれる測定をさらに含む、〔16〕に記載のワイヤレス・デバイス。
〔19〕
SRS基準電力、SRS強度インジケーター、または熱雑音上のSRSのうちの少なくとも1つの測定は、時間平均測定または周波数平均測定のうちの少なくとも1つをさらに含む、〔16〕に記載のワイヤレス・デバイス。
〔20〕
SRS基準電力、SRS強度インジケーター、または熱雑音上のSRSのうちの少なくとも1つの測定は、イベント起因測定をさらに含む、〔16〕に記載のワイヤレス・デバイス。
〔21〕
前記プロセッサーは、ワイヤレス・リンクによってULチャネル品質メトリックのセットを伝送するようにさらに構成されている、〔15〕に記載のワイヤレス・デバイス。
〔22〕
前記プロセッサーは、ULチャネル品質メトリックのセットにおける前記ULチャネル品質メトリックのうちの少なくとも1つを、前記少なくとも1つのメトリックがメトリック閾値よりも上のとき、伝送するようにさらに構成されている、〔15〕に記載のワイヤレス・デバイス。
〔23〕
前記プロセッサーは、復路通信インターフェースによって通信インジケーターのセットを伝送するようにさらに構成されている、〔14〕に記載のワイヤレス・デバイス。
〔24〕
通信インジケーターの前記セットは、システム帯域幅、パイロット・シーケンス、チャネル品質インジケーター命令、ダウンリンク・タイミング情報、またはDLに関するセル特定ULタイミング・オフセットのうちの少なくとも1つを含む、〔23〕に記載のワイヤレス・デバイス。
〔25〕
ワイヤレス環境において作動する装置であって、前記装置は、
復路通信インターフェースによってアップリンク(UL)チャネル品質メトリックのセットを受信するための手段と、
ULチャネル品質表示を生成するための手段と、
ダウンリンク(DL)チャネル状態のセットを受信するための手段と、および
前記受信されたULチャネル品質メトリックおよびDLチャネル品質表示の前記セットに少なくとも部分的に基づいてハンドオフを解決するための手段と
を具備する装置。
〔26〕
探測基準信号(SRS)基準電力、SRS強度インジケーター、または熱雑音上のSRSのうちの少なくとも1つを測定するための手段を含む、ULチャネル品質表示を生成するための手段をさらに具備する、〔25〕に記載の装置。
〔27〕
ULチャネル品質メトリックの前記セットをワイヤレス・リンク上で伝送するための手段をさらに具備する、〔25〕に記載の装置。
〔28〕
ULチャネル品質メトリックの前記セットにおける前記ULチャネル品質メトリックのうちの少なくとも1つを、前記少なくとも1つのメトリックがメトリック閾値よりも上のとき、ワイヤレス・リンク上で伝送するための手段をさらに具備する、〔27〕に記載の装置。
〔29〕
コンピューター・プログラム製品であって、
少なくとも1つのコンピューターに復路通信インターフェースによってアップリンク(UL)チャネル品質報告書のセットを受信させるためのコードと、
少なくとも1つのコンピューターにULチャネル品質メトリックを生成させるため、
ダウンリンク(DL)チャネル・メトリックのセットを受信するため、
ULチャネル品質報告書の前記セットおよびDLチャネル・メトリックの前記セットに少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを確立するため、のコードとを含むコンピューター可読媒体
を具備するコンピューター・プログラム製品。
〔30〕
ULチャネル品質報告書のセットをワイヤレス・リンク上で伝送することを前記少なくとも1つのコンピューターにさせるためのコードをさらに含む、〔29〕に記載のコンピューター可読媒体。
〔31〕
少なくとも1つのコンピューターにULチャネル品質メトリックを生成させるためのコードは、前記少なくとも1つのコンピューターにSRS基準電力、SRS強度インジケーター、または熱雑音上の探測基準信号のうちの少なくとも1つを決定させるためのコードを含む、〔29〕に記載のコンピューター可読媒体。
〔32〕
ワイヤレス・システムにおけるハンドオーバーを容易にするための方法であって、前記
方法は、
アップリンク(UL)チャネル品質メトリックを受信することと、
前記受信されたULチャネル品質メトリックのソースと関連するハンドオーバー適合性
スコアを保持することと、
前記受信されたULチャネル・メトリックおよび前記保持されたチャネル品質メトリックに少なくとも部分的に基づいてハンドオフを確立することと
を具備する方法。
〔33〕
測定セットを決定することをさらに具備する、〔〕32に記載の方法であって、前記測定セットは、基地局のセットを具備し、基地局の前記セットは、ハンドオフのターゲットである、〔32〕に記載の方法。
〔34〕
基地局のセットにおける前記基地局へ探測基準信号を、前記基地局と関連するハンドオーバー適合性スコアが閾値よりも上のとき、伝送することをさらに具備する、〔33〕に記載の方法。
〔35〕
基地局のセットを形成する前記少なくとも1つの基地局を、チャネル品質メトリックが前記少なくとも1つの基地局からの受信に失敗するとき、除くことをさらに具備する、〔34〕に記載の方法。
〔36〕
ワイヤレス環境において作動する装置であって、前記装置は、
アップリンク(UL)チャネル品質インジケーターのセットを受信し、
探測基準信号を伝送し、
ダウンリンク・チャネル状態報告書のセットを生成し、
ULチャネル・メトリックの前記受信されたセットに少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを解決するように構成されているプロセッサーと、および
前記プロセッサーに連結されているメモリー。
〔37〕
前記プロセッサーは、ULチャネル品質インジケーターの前記受信されたセットのうちの少なくとも1つのソースと関連するハンドオーバー適合性スコアを保持するようにさらに構成されている、〔36〕に記載の装置。
〔38〕
前記プロセッサーは、ULチャネル・メトリックの前記受信されたセットおよび前記ハンドオーバー適合性スコアに少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを解決するようにさらに構成されている、〔37〕に記載の装置。
〔39〕
前記プロセッサーは、測定セットを決定するようにさらに構成されている、〔〕36に記載の装置であって、前記測定セットは、基地局のセットを具備し、基地局の前記セットは、ハンドオフのターゲットである、〔36〕に記載の装置。
〔40〕
前記プロセッサーは、基地局のセットにおける前記基地局へ探測基準信号を、前記基地局と関連するハンドオーバー適合性スコアが閾値よりも上のとき、伝送するようにさらに構成されている、〔36〕に記載の装置。
〔41〕
前記プロセッサーは、基地局のセットを形成する前記少なくとも1つの基地局を、チャネル品質メトリックが前記少なくとも1つの基地局からの受信に失敗するとき、除くようにさらに構成されている、〔40〕に記載の装置。
〔42〕
前記探測基準信号は、ナローバンド信号である、〔40〕に記載の装置。
〔43〕
前記探測基準信号は、ブロードバンド信号である、〔40〕に記載の装置。
〔44〕
ワイヤレス・デバイスであって、
アップリンク(UL)チャネル・メトリックを受信するための手段と、
ダウンリンク(DL)チャネル状態のセットを決定するための手段と、
前記受信されたULチャネル・メトリックのソースと関連するハンドオーバー適合性スコアを保持するための手段と、
前記受信されたULチャネル・メトリックに少なくとも部分的に基づいてハンドオフを確立するための手段と、および
前記受信されたULチャネル・メトリックおよび前記保持されたハンドオーバー適合性スコアに少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを解決するための手段と
を具備するデバイス。
〔45〕
コンピューター・プログラム製品であって、
少なくとも1つのコンピューターにアップリンク(UL)チャネル・メトリックを受信させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピューターに前記受信されたULチャネル・メトリックのソースに関連するハンドオーバー適合性スコアを保持させるためのコードと、
前記少なくとも1つのコンピューターに前記受信されたULチャネル・メトリックに少なくとも部分的に基づいてハンドオフを決定させるためのコードと、および
前記少なくとも1つのコンピューターに前記受信されたULチャネル・メトリックおよび前記保持されたハンドオーバー適合性スコアに少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを解決させるためのコードとを含むコンピューター可読媒体
を具備するコンピューター・プログラム製品。

Claims (44)

  1. ワイヤレス・システムにおけるハンドオーバーを容易にするための方法であって、前記方法は、
    バックホール通信インターフェースによってアップリンク(UL)チャネル品質メトリックのセットを受信することと、
    第2のULチャネル品質メトリックを生成することと、
    ダウンリンク・チャネル状態のセットを受信することと、および
    ULチャネル品質メトリックの前記セット、前記第2のULチャネル品質メトリック及びダウンリンク・チャネル状態の前記セットに少なくとも部分的に基づいてハンドオフを解決することと
    を具備する方法。
  2. ワイヤレス・リンクによってULチャネル品質メトリックの前記セットを伝送することをさらに具備する、請求項1に記載の方法。
  3. 前記バックホール通信インターフェースによって前記第2のULチャネル品質メトリックを伝送することをさらに具備する、請求項1に記載の方法。
  4. 前記第2のULチャネル品質メトリックが閾値よりも上のとき、前記第2のULチャネル品質メトリックを伝送することをさらに具備する、請求項3に記載の方法。
  5. 前記バックホール通信インターフェースによって通信インジケーターのセットを伝送することをさらに具備する、請求項1に記載の方法。
  6. 通信インジケーターの前記セットは、システム帯域幅、パイロット・シーケンス、チャネル品質インジケーター命令、ダウンリンク・タイミング情報、またはDLに関するセル特定ULタイミング・オフセットのうちの少なくとも1つを含む、請求項5に記載の方法。
  7. 前記第2のULチャネル品質メトリックを前記生成することは、UL探測基準信号(SRS)を測定することをさらに含む、請求項3に記載の方法。
  8. 前記UL SRSを前記測定することは、周期的に測定を行なうことを含む、請求項7に記載の方法。
  9. 前記UL SRSを前記測定することは、時間・周波数資源のセットにわたる測定を実施することを含む、請求項7に記載の方法。
  10. 前記UL SRSを前記測定することは、時間平均測定または周波数平均測定のうちの少なくとも1つを行なうことを含む、請求項9に記載の方法。
  11. 前記UL SRSを前記測定することは、イベント起因測定を行なうことを含む、請求項7に記載の方法。
  12. 前記UL SRSを前記測定することは、SRS基準電力、SRS強度インジケーター、または熱雑音上のSRSを測定することのうちの少なくとも1つを含む、請求項7に記載の方法。
  13. 請求項1に記載の方法を実行するための電子デバイス。
  14. ワイヤレス・デバイスであって、
    ポイント・ツー・ポイントの幹線ネットワーク通信によってアップリンク(UL)・チャネル品質報告書のセットを受信し、ULチャネル品質メトリックのセットを生成し、ワイヤレス・リンク上でダウンリンク(DL)・チャネル状態インジケーターのセットを受信し、前記受信されたULチャネル品質報告書、ULチャネル品質メトリックの前記セットおよびDLチャネル状態インジケーターの前記セットに少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを確立するように構成されているプロセッサーと、
    前記プロセッサーに連結されているメモリーと
    を具備するデバイス。
  15. ULチャネル品質メトリックの前記セットを生成することは、探測基準信号(SRS)基準電力、SRS強度インジケーター、または熱雑音上のSRSのうちの少なくとも1つを測定することを含む、請求項14に記載のワイヤレス・デバイス。
  16. 前記SRS基準電力、前記SRS強度インジケーター、または熱雑音上の前記SRSのうちの少なくとも1つの前記測定は、周期的に行なわれる測定をさらに含む、請求項15に記載のワイヤレス・デバイス。
  17. 前記SRS基準電力、前記SRS強度インジケーター、または熱雑音上の前記SRSのうちの少なくとも1つの前記測定は、時間・周波数資源のセット上で行なわれる測定をさらに含む、請求項15に記載のワイヤレス・デバイス。
  18. 前記SRS基準電力、前記SRS強度インジケーター、または熱雑音上の前記SRSのうちの少なくとも1つの前記測定は、時間平均測定または周波数平均測定のうちの少なくとも1つをさらに含む、請求項15に記載のワイヤレス・デバイス。
  19. 前記SRS基準電力、前記SRS強度インジケーター、または熱雑音上の前記SRSのうちの少なくとも1つの前記測定は、イベント起因測定をさらに含む、請求項15に記載のワイヤレス・デバイス。
  20. 前記プロセッサーは、ワイヤレス・リンクによってULチャネル品質メトリックの前記セットを伝送するようにさらに構成されている、請求項14に記載のワイヤレス・デバイス。
  21. 前記プロセッサーは、ULチャネル品質メトリックの前記セットにおける少なくとも1つのULチャネル品質メトリックを、前記少なくとも1つのULチャネル品質メトリックがメトリック閾値よりも上のとき、伝送するようにさらに構成されている、請求項14に記載のワイヤレス・デバイス。
  22. 前記プロセッサーは、バックホール通信インターフェースによって通信インジケーターのセットを伝送するようにさらに構成されている、請求項14に記載のワイヤレス・デバイス。
  23. 通信インジケーターの前記セットは、システム帯域幅、パイロット・シーケンス、チャネル品質インジケーター命令、ダウンリンク・タイミング情報、またはDLに関するセル特定ULタイミング・オフセットのうちの少なくとも1つを含む、請求項22に記載のワイヤレス・デバイス。
  24. ワイヤレス環境において作動する装置であって、前記装置は、
    バックホール通信インターフェースによってアップリンク(UL)チャネル品質メトリックのセットを受信するための手段と、
    ULチャネル品質表示を生成するための手段と、
    ダウンリンク(DL)チャネル状態のセットを受信するための手段と、および前記受信されたULチャネル品質メトリック、前記ULチャネル品質表示およびDLチャネル状態の前記セットに少なくとも部分的に基づいてハンドオフを解決するための手段と
    を具備する装置。
  25. 前記ULチャネル品質表示を生成するための前記手段は、探測基準信号(SRS)基準電力、SRS強度インジケーター、または熱雑音上のSRSのうちの少なくとも1つを測定するための手段を含む、請求項24に記載の装置。
  26. ULチャネル品質メトリックの前記セットをワイヤレス・リンク上で伝送するための手段をさらに具備する、請求項24に記載の装置。
  27. ULチャネル品質メトリックの前記セットにおける少なくとも1つのULチャネル品質メトリックを、前記少なくとも1つのULチャネル品質メトリックがメトリック閾値よりも上のとき、前記ワイヤレス・リンク上で伝送するための手段をさらに具備する、請求項26に記載の装置。
  28. コンピューター読取可能な記録媒体であって、
    少なくとも1つのコンピューターにバックホール通信インターフェースによってアップリンク(UL)チャネル品質報告書のセットを受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピューターにULチャネル品質メトリックを生成させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピューターにダウンリンク(DL)チャネル・メトリックのセットを受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピューターにULチャネル品質報告書の前記セット、前記ULチャネル品質メトリックおよびDLチャネル・メトリックの前記セットに少なくとも部分的に基づいてハンドオーバーを確立させるためのコードとを含む一時的でないコンピューター読取可能な記録媒体
  29. 前記コンピューター読取可能な記録媒体は、ULチャネル品質報告書の前記セットをワイヤレス・リンク上で伝送することを前記少なくとも1つのコンピューターにさせるためのコードをさらに含む、請求項28に記載のコンピューター読取可能な記録媒体
  30. 少なくとも1つのコンピューターにULチャネル品質メトリックを生成させるための前記コードは、前記少なくとも1つのコンピューターにSRS基準電力、SRS強度インジケーター、または熱雑音上のSRSのうちの少なくとも1つを決定させるためのコードを含む、請求項28に記載のコンピューター読取可能な記録媒体
  31. ワイヤレス・システムにおけるハンドオーバーを容易にするための方法であって、前記方法は、
    1つ以上のアップリンク(UL)チャネル品質メトリックを移動デバイスにおいて受信することと、
    前記1つ以上のULチャネル品質メトリックに少なくとも部分的に基づいて、前記1つ以上のULチャネル品質メトリックのソースと関連するハンドオーバー適合性スコアを適応させることと、および
    前記1つ以上のULチャネル・メトリックおよび前記ハンドオーバー適合性スコアに少なくとも部分的に基づいて前記移動デバイスにおいてハンドオフを行うことと
    を具備する方法。
  32. 測定セットを決定することをさらに具備する、請求項31に記載の方法であって、前記測定セットは、基地局のセットを具備し、基地局の前記セットは、前記ハンドオフのターゲットである、請求項31に記載の方法。
  33. 基地局の前記セットにおける前記基地局へ探測基準信号を、前記基地局と関連する前記ハンドオーバー適合性スコアが閾値よりも上のとき、伝送することをさらに具備する、請求項32に記載の方法。
  34. 基地局の前記セットから前記少なくとも1つの基地局を、チャネル品質メトリックが前記少なくとも1つの基地局から受信されることに失敗するとき、除くことをさらに具備する、請求項33に記載の方法。
  35. ワイヤレス環境において作動する装置であって、前記装置は、
    アップリンク(UL)チャネル品質インジケーターのセットを受信し、ULチャネル品質インジケーターの前記セットの少なくとも一部に部分的に基づいてULチャネル品質インジケーターの前記セットの少なくとも1つのソースと関連したハンドオーバー適合性スコアを適応させ、探測基準信号を伝送し、ダウンリンク・チャネル状態報告書のセットを生成し、および、ULチャネル品質インジケーターの前記セットと前記ハンドオーバー適合性スコアに少なくとも部分的に基づいてハンドオフを行うように構成されているプロセッサーと、および
    前記プロセッサーに連結されているメモリーと
    を具備する装置。
  36. 前記プロセッサーは、測定セットを決定するようにさらに構成されている、請求項36に記載の装置であって、前記測定セットは、基地局のセットを具備し、基地局の前記セットは、前記ハンドオフのターゲットである、請求項35に記載の装置。
  37. 前記プロセッサーは、基地局のセットにおける前記基地局へ探測基準信号を、前記基地局と関連するハンドオーバー適合性スコアが閾値よりも上のとき、伝送するようにさらに構成されている、請求項35に記載の装置。
  38. 前記プロセッサーは、基地局の前記セットから前記少なくとも1つの基地局を、チャネル品質メトリックが前記少なくとも1つの基地局から受信されることに失敗するとき、除くようにさらに構成されている、請求項37に記載の装置。
  39. 前記探測基準信号は、ナローバンド信号である、請求項37に記載の装置。
  40. 前記探測基準信号は、ブロードバンド信号である、請求項37に記載の装置。
  41. ワイヤレス・デバイスであって、
    アップリンク(UL)チャネル・メトリックを受信するための手段と、
    ダウンリンク(DL)チャネル状態のセットを決定するための手段と、
    前記ULチャネル・メトリックによって前記ULチャネル・メトリックのソースと関連するハンドオーバー適合性スコアを適応させるための手段と、
    前記ULチャネル・メトリックに少なくとも部分的に基づいて基地局にハンドオフを行うための手段と、および
    前記ULチャネル・メトリックおよび前記ハンドオーバー適合性スコアに少なくとも部分的に基づいて前記ハンドオフを解決するための手段と
    を具備するデバイス。
  42. コンピューター読取可能な記録媒体であって、
    少なくとも1つのコンピューターにアップリンク(UL)チャネル・メトリックを移動デバイスにおいて受信させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピューターに、ULチャネル・メトリックに少なくとも部分的に基づいた前記ULチャネル・メトリックのソースに関連するハンドオーバー適合性スコアを適応させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのコンピューターに前記ULチャネル・メトリックに少なくとも部分的に基づいて前記移動デバイスにおいてハンドオフを行わせるためのコードと、および
    前記少なくとも1つのコンピューターに前記ULチャネル・メトリックおよび前記ハンドオーバー適合性スコアに少なくとも部分的に基づいて前記ハンドオフを解決させるためのコードとを含む一時的でないコンピューター読取可能な記録媒体
  43. 測定セットを決定することをさらに具備する、請求項41に記載のワイヤレス・デバイスであって、前記測定セットは基地局のセットを含み、基地局の前記セットは前記ハンドオフのターゲットである、請求項41に記載のワイヤレス・デバイス。
  44. 前記コンピューター読取可能な記録媒体は、前記少なくとも1つコンピューターに測定セットを決定させるためのコードをさらに含み、前記測定セットは基地局のセットを含み、基地局の前記セットは前記ハンドオフのターゲットである、請求項42に記載のコンピューター読取可能な記録媒体
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