JP5453193B2 - 傾き検出装置、撮像装置および方法 - Google Patents
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本発明は、入力画像の傾きを検出する傾き検出装置および傾き検出方法と、傾きの検出結果に応じて入力画像の傾きを補正する撮像装置および撮像方法に関するものである。
近年、従来のOHP(オーバーヘッドプロジェクタ)に代わって、透明なガラス板からなる原稿台の上にカタログや書籍等の原稿を下向きに載置し、下方からカメラで撮影して得た画像を液晶プロジェクタで投影する書画撮像装置が提案されている(特許文献1参照)。このような書画撮像装置では、原稿台に原稿を載せる際に原稿を傾けて載せてしまうと、文字や画像が傾いて投影されるという問題がある。そこで、従来より、原稿の傾きを検出して文字や画像の傾きを補正するようにしていた。
以下、従来の傾き検出方法について図9のフローチャートを用いて説明する。この傾き検出方法では、カメラで撮影した画像を一定の角度だけ回転させ(図9ステップS100)、回転後の画像を2値化する(ステップS101)。この2値化により、文字や画像は黒画素に変換され、空白の領域は白画素に変換される。続いて、2値化画像を水平方向に走査して特徴(ここでは黒画素)があるかどうかを調べる(ステップS102)。特徴が有る場合には(ステップS103においてNO)、ステップS105に進む。一方、特徴が無い場合には(ステップS103においてYES)、走査したラインが空白ラインであると認識し、空白ライン数を1加算する(ステップS104)。
次に、走査ライン数を1加算し(ステップS105)、最終ラインまで走査し終えたかどうかを判定する(ステップS106)。ここでは、最終ラインまで走査し終えていないので、次のラインに移動し(ステップS107)、次のラインを走査して特徴があるかどうかを調べる(ステップS102)。こうして、ステップS102〜S105の処理がライン毎に実施される。そして、最終ラインを走査し終えた後に(ステップS106においてYES)、空白ライン数を全ライン数で除算することにより、空白ラインの割合を計算する(ステップS108)。
次に、画像の回転角度が所定の角度(例えば90度)以上になったかどうかを判定する(ステップS109)。画像の回転角度が所定の角度以上になっていない場合には、空白ライン数および走査ライン数のデータを初期化して、先頭ラインに戻り(ステップS110)、再び画像を一定の角度だけ回転させる(ステップS100)。こうして、画像を回転させながら、ステップS101〜S110の処理を行い、画像の回転角度が所定の角度以上になった時点で処理を終える。そして、角度毎に計算した空白ラインの割合のうち最も大きい値を示した回転角度を、原稿の傾きとして検出すればよい。
また、特許文献1には、カメラで撮影した画像から1文字分のイメージデータを切り出し、文字認識を行って、認識処理した文字の傾き又は文字の正中線から原稿の傾きを検出する技術が開示されている。
さらに、特許文献1には、カメラで撮影した画像を処理して原稿の輪郭を抽出し、原稿の傾きを検出する技術が開示されている。
さらに、特許文献1には、カメラで撮影した画像を処理して原稿の輪郭を抽出し、原稿の傾きを検出する技術が開示されている。
図9で説明した方法では、画像を回転させながら計算を繰り返す必要があるので、原稿の傾きを検出するまでに時間がかかるという問題点があった。また、図9で説明した方法では、文字列間の空間の領域を探索することで、原稿の傾きを検出しているため、絵図が印刷された原稿や手書きの文章が記載された原稿に対しては、傾きの検出精度が低くなるという問題点があった。
また、認識処理した文字の傾き又は文字の正中線から原稿の傾きを検出する方法では、手書きの文章が記載された原稿に対して、傾きの検出精度が低くなるという問題点があった。
また、原稿の輪郭を抽出して原稿の傾きを検出する方法では、傾きの検出精度が輪郭の抽出精度によって左右される。しかしながら、特許文献1に開示された方法では、原稿の輪郭を抽出する技術として公知の方法を用いるとしており、輪郭の抽出精度を保証する技術について開示されていないので、例えば原稿の内容に影響されて輪郭の抽出精度が悪化し、その結果として傾きの検出精度が低くなる可能性があった。
また、原稿の輪郭を抽出して原稿の傾きを検出する方法では、傾きの検出精度が輪郭の抽出精度によって左右される。しかしながら、特許文献1に開示された方法では、原稿の輪郭を抽出する技術として公知の方法を用いるとしており、輪郭の抽出精度を保証する技術について開示されていないので、例えば原稿の内容に影響されて輪郭の抽出精度が悪化し、その結果として傾きの検出精度が低くなる可能性があった。
本発明は、上記課題を解決するためになされたもので、入力画像の内容に左右されずに、短時間かつ高い精度で入力画像の傾きを検出することができる傾き検出装置および傾き検出方法を提供することを目的とする。
本発明の傾き検出装置は、画像の水平エッジを抽出する水平エッジ抽出処理手段と、水平エッジ抽出処理後の画像の中央部における所定の領域を黒抜きする黒抜き処理手段と、黒抜き処理後の画像を2値化する2値化処理手段と、2値化処理後の画像中の白画素を所定画素分膨張させる膨張処理手段と、黒抜き処理後の画像中の白画素の座標値を取得する座標取得処理手段と、この座標取得処理手段が取得した座標値に基づいて、黒抜き処理後の画像中の直線を検出する直線検出処理手段と、この直線検出処理手段が検出した直線の傾きを算出することにより、入力画像の傾きを算出する傾き算出処理手段とを備え、前記水平エッジ抽出処理手段は、入力画像に対する1回目の水平エッジ抽出処理と前記膨張処理手段が処理した画像に対する2回目の水平エッジ抽出処理とを実行し、前記黒抜き処理手段は、前記1回目の水平エッジ抽出処理後の画像に対する1回目の黒抜き処理と前記2回目の水平エッジ抽出処理後の画像に対する2回目の黒抜き処理とを実行し、前記2値化処理手段は、前記1回目の黒抜き処理後の画像を2値化し、前記座標取得処理手段は、前記2回目の黒抜き処理後の画像中の白画素の座標値を取得し、前記直線検出処理手段は、前記2回目の黒抜き処理後の画像中の直線を検出することを特徴とするものである。
また、本発明の撮像装置は、原稿を撮像する撮像手段と、この撮像手段で得られた画像を入力画像とする傾き検出装置と、前記傾き算出処理手段の算出結果に応じて、前記入力画像の傾きを補正する傾き補正手段とを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の傾き検出方法は、入力画像の水平エッジを抽出する第1の水平エッジ抽出処理ステップと、この第1の水平エッジ抽出処理ステップで処理した画像の中央部における所定の領域を黒抜きする第1の黒抜き処理ステップと、この第1の黒抜き処理ステップで処理した画像を2値化する2値化処理ステップと、この2値化処理ステップで処理した画像中の白画素を所定画素分膨張させる膨張処理ステップと、この膨張処理ステップで処理した画像の水平エッジを抽出する第2の水平エッジ抽出処理ステップと、この第2の水平エッジ抽出処理ステップで処理した画像の中央部における所定の領域を黒抜きする第2の黒抜き処理ステップと、この第2の黒抜き処理ステップで処理した画像中の白画素の座標値を取得する座標取得処理ステップと、この座標取得処理ステップで取得した座標値に基づいて、前記第2の黒抜き処理ステップで処理した画像中の直線を検出する直線検出処理ステップと、この直線検出処理ステップで検出した直線の傾きを算出することにより、前記入力画像の傾きを算出する傾き算出処理ステップとを備えることを特徴とするものである。
また、本発明の撮像方法は、原稿を撮像する撮像ステップと、この撮像ステップで得られた画像を入力画像とする傾き検出方法の各ステップと、前記傾き算出処理ステップの算出結果に応じて、前記入力画像の傾きを補正する傾き補正ステップとを備えることを特徴とするものである。
本発明によれば、水平エッジ抽出処理手段と黒抜き処理手段と2値化処理手段と膨張処理手段と座標取得処理手段と直線検出処理手段と傾き算出処理手段とを設けることにより、入力画像の内容に左右されずに、短時間かつ高い精度で入力画像の傾きを検出することができる。
[実施の形態]
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る書画撮像装置の構成を示すブロック図である。書画撮像装置は、ガラス製の原稿台1と、レンズ2と、撮像手段となるCCDカメラ等のカメラ3と、蛍光灯4と、A/D変換器5と、メモリ6と、傾き検出装置7と、傾き補正装置8と、プロジェクタ9とを有する。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照して説明する。図1は本発明の実施の形態に係る書画撮像装置の構成を示すブロック図である。書画撮像装置は、ガラス製の原稿台1と、レンズ2と、撮像手段となるCCDカメラ等のカメラ3と、蛍光灯4と、A/D変換器5と、メモリ6と、傾き検出装置7と、傾き補正装置8と、プロジェクタ9とを有する。
この書画撮像装置では、蛍光灯4から出射した照明光が原稿台1に照射される。これにより、原稿台1上に下向きに載置された原稿10が照らされることになる。カメラ3は、原稿10を下方から撮像して画像信号を出力する。A/D変換器5は、カメラ3から出力された画像信号をA/D変換して画像データを出力する。この画像データは、メモリ6に一時的に格納される。
傾き検出装置7は、メモリ6に格納された画像データを処理して原稿10の傾きを検出する。傾き補正装置8は、傾きの検出結果に応じて、メモリ6に格納された画像データを補正する。傾き補正装置8で補正された画像データは、プロジェクタ9に出力される。プロジェクタ9は、図示しないスクリーンに画像を投影する。
次に、以上のような書画撮像装置における傾き検出装置7の構成と動作について説明する。図2は傾き検出装置7の構成を示すブロック図、図3は傾き検出装置7の動作を示すフローチャートである。傾き検出装置7は、水平エッジ抽出処理部70と、黒抜き処理部71と、2値化処理部72と、膨張処理部73と、座標取得処理部74と、直線検出処理部75と、傾き算出処理部76とから構成される。
傾き検出装置7の水平エッジ抽出処理部70は、メモリ6に格納された画像を取り込み、この画像の水平エッジを抽出する(図3ステップS1)。ここで、水平エッジとは、画像の水平方向に対して平行な成分を有するエッジのことを言う。図4は書画撮像装置の原稿台1に対して傾いて載置された原稿10を示す平面図である。本実施の形態では、原稿台1の長辺方向がカメラ3で撮影される画像の水平方向(X軸方向)に対応し、原稿台1の短辺方向が画像の垂直方向(Y軸方向)に対応する。水平エッジ抽出処理を行う理由は、図4に示す原稿10の長辺40を抽出するためである。
水平エッジは、画像に対してフィルタ処理を行うことにより抽出することができる。図5(A)、図5(B)は水平エッジ抽出処理を説明する図である。図5(A)の枡目は画素を表し、枡目中のg0〜g3は画素の輝度を表している。本実施の形態で用いる水平エッジの抽出方法は、図5(A)に示す注目画素50を含む4つの画素の輝度値に対して、図5(B)に示すような係数を乗算し、結果を合計することで注目画素の輝度値を算出する方法である。具体的には、垂直方向(Y軸方向)の輝度差を抽出している。図5(A)に示す4つの画素の輝度値に対して図5(B)に示す係数を乗算して乗算結果を合計する積和演算を行うと、注目画素の輝度値は、g0×1+g1×0+g2×(−1)+g3×0となる。水平エッジ抽出処理部70は、以上のような水平エッジ抽出処理を注目画素を1つずつずらしながら、画像の全画素に対して行えばよい。この水平エッジ抽出処理により、水平エッジ部分の画素値が大きくなり、他の部分の画素値が小さくなる。
続いて、傾き検出装置7の黒抜き処理部71は、水平エッジ抽出処理後の画像の中央部における所定の領域を黒抜きする(図3ステップS2)。言うまでもなく、黒抜きとは、領域内を黒画素で塗りつぶすことを言う。黒抜き処理を行う理由は、原稿10の長辺以外の情報を削除するためである。本実施の形態では、黒抜き処理の対象となる領域を、画像の水平方向の全範囲に対して例えば1/10〜9/10の範囲、画像の垂直方向の全範囲に対して例えば1/5〜4/5の範囲としている。
次に、傾き検出装置7の2値化処理部72は、黒抜き処理後の画像を2値化する(図3ステップS3)。この2値化処理により、ステップS1の水平エッジ処理で抽出された水平エッジ部分の画素が白画素に変換される。
傾き検出装置7の膨張処理部73は、2値化処理後の画像中の白画素を膨張させる(図3ステップS4)。この膨張処理では、対象となる白画素を上下左右斜めの8方向に2画素分膨張させればよい。膨張処理を行う理由は、画像の2値化によって発生したノイズを除去するためである。
傾き検出装置7の膨張処理部73は、2値化処理後の画像中の白画素を膨張させる(図3ステップS4)。この膨張処理では、対象となる白画素を上下左右斜めの8方向に2画素分膨張させればよい。膨張処理を行う理由は、画像の2値化によって発生したノイズを除去するためである。
続いて、傾き検出装置7の水平エッジ抽出処理部70は、膨張処理後の画像の水平エッジを抽出する(図3ステップS5)。水平エッジ抽出の方法は上記で説明したとおりである。水平エッジ抽出処理を再度行う理由は、原稿10の長辺を明確に精度良く抽出するためである。
傾き検出装置7の黒抜き処理部71は、ステップS5の水平エッジ抽出処理後の画像の中央部における所定の領域を黒抜きする(図3ステップS6)。黒抜きの方法は上記で説明したとおりである。黒抜き処理を再度行う理由は、原稿10の長辺以外の情報をより確実に削除するためである。
傾き検出装置7の黒抜き処理部71は、ステップS5の水平エッジ抽出処理後の画像の中央部における所定の領域を黒抜きする(図3ステップS6)。黒抜きの方法は上記で説明したとおりである。黒抜き処理を再度行う理由は、原稿10の長辺以外の情報をより確実に削除するためである。
次に、傾き検出装置7の座標取得処理部74は、ステップS6の黒抜き処理後の画像中の全ての白画素の座標値を取得する(図3ステップS7)。
そして、傾き検出装置7の直線検出処理部75は、座標取得処理部74が取得した座標値にハフ(Hough)変換処理を施すことにより、黒抜き処理後の画像中の直線を検出する(図3ステップS8)。
そして、傾き検出装置7の直線検出処理部75は、座標取得処理部74が取得した座標値にハフ(Hough)変換処理を施すことにより、黒抜き処理後の画像中の直線を検出する(図3ステップS8)。
最後に、傾き検出装置7の傾き算出処理部76は、直線検出処理部75が検出した直線のX軸に対する傾き(つまり、原稿台1の長辺に対する原稿10の長辺の傾き)を算出する(図3ステップS9)。
以上で、傾き検出装置7の動作が終了する。
以上で、傾き検出装置7の動作が終了する。
傾き補正装置8は、傾き検出装置7の検出結果に応じて、メモリ6に格納された画像データを補正する。この補正は、原稿10に記載された文字や画像が正立するように、すなわち原稿台1の長辺と原稿10の長辺とが平行になるように行われる。こうして、原稿10の傾きを補正することができる。
図6(A)〜図8(C)は本実施の形態の効果を説明する図である。図6(A)はカメラ3によって撮影された画像を示している。この画像における60が原稿10の長辺である。図6(B)はステップS1の水平エッジ抽出処理後の画像を示し、図7(A)はステップS2の黒抜き処理後の画像を示している。図7(A)によると、画像の中央部が黒くなっていることが分かる。
図7(B)はステップS3の2値化処理後の画像を示し、図7(C)はステップS4の膨張処理後の画像を示し、図8(A)はステップS5の水平エッジ抽出処理後の画像を示している。図8(A)によると、原稿10の長辺を明確に抽出できていることが分かる。図8(B)はステップS6の黒抜き処理後の画像を示している。この黒抜き処理後の画像中の白画素の座標値を取得し、座標値にハフ変換処理を施すことにより、黒抜き処理後の画像中の直線を検出し、直線の傾きを算出する。図8(C)は図6(A)の画像を傾き補正した後の画像を示している。図8(C)によると、図6(A)と比較して原稿10の傾きが補正されていることが分かる。
本実施の形態では、図9で説明した従来の傾き検出方法よりも処理時間を短くすることができる。また、本実施の形態では、入力画像に含まれる原稿イメージの輪郭情報を基に入力画像の傾きを検出するので、入力画像の内容に左右されずに、高い精度で入力画像の傾きを検出することができる。
なお、本実施の形態では、書画撮像装置を例に挙げて説明しているが、これに限るものではなく、本発明の傾き検出方法は例えばスキャナなどの他の撮像装置に適用することも可能である。
本実施の形態の傾き検出装置7と傾き補正装置8とは、例えばCPU、記憶装置およびインタフェースを備えたコンピュータとこれらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このようなコンピュータを動作させるためのプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録された状態で提供される。CPUは、読み込んだプログラムを記憶装置に書き込み、このプログラムに従って本実施の形態で説明した処理を実行する。
本実施の形態の傾き検出装置7と傾き補正装置8とは、例えばCPU、記憶装置およびインタフェースを備えたコンピュータとこれらのハードウェア資源を制御するプログラムによって実現することができる。このようなコンピュータを動作させるためのプログラムは、フレキシブルディスク、CD−ROM、DVD−ROM、メモリカードなどの記録媒体に記録された状態で提供される。CPUは、読み込んだプログラムを記憶装置に書き込み、このプログラムに従って本実施の形態で説明した処理を実行する。
本発明は、入力画像の傾きを検出する技術に適用することができる。
1…原稿台、2…レンズ、3…カメラ、4…蛍光灯、5…A/D変換器、6…メモリ、7…傾き検出装置、8…傾き補正装置、9…プロジェクタ、70…水平エッジ抽出処理部、71…黒抜き処理部、72…2値化処理部、73…膨張処理部、74…座標取得処理部、75…直線検出処理部、76…傾き算出処理部。
Claims (4)
- 画像の水平エッジを抽出する水平エッジ抽出処理手段と、
水平エッジ抽出処理後の画像の中央部における所定の領域を黒抜きする黒抜き処理手段と、
黒抜き処理後の画像を2値化する2値化処理手段と、
2値化処理後の画像中の白画素を所定画素分膨張させる膨張処理手段と、
黒抜き処理後の画像中の白画素の座標値を取得する座標取得処理手段と、
この座標取得処理手段が取得した座標値に基づいて、黒抜き処理後の画像中の直線を検出する直線検出処理手段と、
この直線検出処理手段が検出した直線の傾きを算出することにより、入力画像の傾きを算出する傾き算出処理手段とを備え、
前記水平エッジ抽出処理手段は、入力画像に対する1回目の水平エッジ抽出処理と前記膨張処理手段が処理した画像に対する2回目の水平エッジ抽出処理とを実行し、
前記黒抜き処理手段は、前記1回目の水平エッジ抽出処理後の画像に対する1回目の黒抜き処理と前記2回目の水平エッジ抽出処理後の画像に対する2回目の黒抜き処理とを実行し、
前記2値化処理手段は、前記1回目の黒抜き処理後の画像を2値化し、
前記座標取得処理手段は、前記2回目の黒抜き処理後の画像中の白画素の座標値を取得し、
前記直線検出処理手段は、前記2回目の黒抜き処理後の画像中の直線を検出することを特徴とする傾き検出装置。 - 原稿を撮像する撮像手段と、
この撮像手段で得られた画像を入力画像とする、請求項1記載の傾き検出装置と、
前記傾き算出処理手段の算出結果に応じて、前記入力画像の傾きを補正する傾き補正手段とを備えることを特徴とする撮像装置。 - 入力画像の水平エッジを抽出する第1の水平エッジ抽出処理ステップと、
この第1の水平エッジ抽出処理ステップで処理した画像の中央部における所定の領域を黒抜きする第1の黒抜き処理ステップと、
この第1の黒抜き処理ステップで処理した画像を2値化する2値化処理ステップと、
この2値化処理ステップで処理した画像中の白画素を所定画素分膨張させる膨張処理ステップと、
この膨張処理ステップで処理した画像の水平エッジを抽出する第2の水平エッジ抽出処理ステップと、
この第2の水平エッジ抽出処理ステップで処理した画像の中央部における所定の領域を黒抜きする第2の黒抜き処理ステップと、
この第2の黒抜き処理ステップで処理した画像中の白画素の座標値を取得する座標取得処理ステップと、
この座標取得処理ステップで取得した座標値に基づいて、前記第2の黒抜き処理ステップで処理した画像中の直線を検出する直線検出処理ステップと、
この直線検出処理ステップで検出した直線の傾きを算出することにより、前記入力画像の傾きを算出する傾き算出処理ステップとを備えることを特徴とする傾き検出方法。 - 原稿を撮像する撮像ステップと、
この撮像ステップで得られた画像を入力画像とする、請求項3記載の傾き検出方法の各ステップと、
前記傾き算出処理ステップの算出結果に応じて、前記入力画像の傾きを補正する傾き補正ステップとを備えることを特徴とする撮像方法。
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