JP5452979B2 - 部品供給装置 - Google Patents

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本発明は、ホッパー内に貯留される部品をトレー上に供給する部品供給装置に関する。
一般に、自動車のエンジン等の組立ラインでは、作業員が組立作業を行う作業台または組立ロボット等の組立装置の周囲に部品供給装置が設置されている。この種の部品供給装置は、ボルト等の部品を作業員または組立装置に供給する装置であり、螺旋状の搬出路が内面に形成されたボウルに部品を投入し、ボウルに振動を与えることで搬出路に沿って部品を1つずつ上方に搬送する振動ボウル式が一般的である(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、従来の部品供給装置では、ボウル等によりその体格が大きくなる他、搬送された部品を整列させるために直進フィーダ等の整列装置が付設されることで、設置スペースや設備コストが大きくなることが避けられなかった。
特開2003−341825号公報
これを解消するために、部品を貯留したホッパーと、このホッパーから供給される複数の部品を並べるトレーとを備えて構成を簡素化し、設置スペースや設備コストの低減を図るとともに、トレー上に並べた部品の個数を計数する計数手段を備えて作業員または組立装置に必要量の部品を過不足なく供給可能とする部品供給装置が想定されている。ここで、トレー上に並べた部品の個数を計数する計数手段として、対象となる部品のシルエット像を予め登録しておき、このシルエット像とトレー上の撮像画像のシルエットパターンとを比較して部品の個数を計数するパターンマッチングを用いた構成が知られている。
しかし、パターンマッチングによる手法では、部品の位置姿勢まで認識するため、計算処理に時間がかかり、多数の部品の個数を計数する場合には、サイクルタイムが長くなるといった問題がある。
そこで、本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、トレー上に並べた部品の個数を計数する際の処理速度を向上させ、サイクルタイムを短縮化できる部品供給装置を提供することを目的とする。
上述課題を解決するため、本発明は、部品を貯留したホッパーと、前記ホッパーから供給される複数の部品を並べるトレーと、前記トレー上に並べた部品の個数を計数する計数手段とを備え、前記計数手段が、前記トレーの面に、計数対象となる部品の種類に応じた大きさ及び配置間隔に設定された複数の独立したマークをマトリックス状に備えると共に、前記トレーの上方に配置される撮像装置を備え、前記マークの面積または画素数を前記撮像装置で撮像して計測する構成とし、前記トレー上に前記部品が無い状態で撮像された前記マークのそれぞれの面積または画素数と、該トレー上に部品を並べた状態で撮像された前記マークのそれぞれの面積または画素数とを比較し、前記部品を並べた状態での或る前記マークの面積または画素数が所定の閾値よりも小さくなった場合に、該マーク上に前記部品が延在すると判断する手段を備え、前記部品が延在することにより隠された前記マークを除外して、残りのマークの個数に基づき、前記部品の個数を計数することを特徴とする。
この構成によれば、部品により隠されたマーク又は光源を除外した残りのマーク又は光源の個数に基づき、トレー上に並べた部品の個数を簡単に計数することができるため、当該部品の個数を計数する際の処理速度を向上させ、サイクルタイムを短縮することができる。また、部品を貯留したホッパーと、このホッパーから供給される複数の部品を並べるトレーと、このトレー上に並べた部品の個数を計数する計数手段とを備えて部品供給装置が構成されるため、当該部品供給装置の構成を簡素化することができ、製造コストの低減化を実現できる。
この構成において、前記計数手段が、前記残りのマークの個数を撮像装置で撮像して計数する構成としても良い。この構成によれば、撮像装置で撮像した画像から、部品により隠されたマークを除外した残りのマークの個数を簡単に計数することができ、簡単な構成でトレー上に並べた部品の個数を計数することができる。
この構成において、前記トレー上に並べられた前記部品を取得するロボットを備えると共に、前記ロボットが前記部品を取得した後に、前記計数手段が前記部品を計数し、前記トレー上の部品数が予め決められた所定数となるように、前記ホッパーから前記トレーに供給される部品数を調整する手段を備えたことを特徴とする。
この構成において、前記部品の個数と前記マークの個数との関係を、実験による実験値で求めておいて、該実験値に従い、前記部品の個数を計数する構成としても良い。この構成によれば、部品の個数と前記マークの個数との関係を求めた実験値から、部品の個数が計数されるため、当該部品の個数を計数する際の処理速度の向上及び処理の精度の向上を図ることができる。
本発明によれば、部品により隠されたマーク又は光源を除外した残りのマーク又は光源の個数に基づき、トレー上に並べた部品の個数を簡単に計数することができるため、当該部品の個数を計数する際の処理速度を向上させ、サイクルタイムを短縮することができる。また、部品を貯留したホッパーと、このホッパーから供給される複数の部品を並べるトレーと、このトレー上に並べた部品の個数を計数する計数手段とを備えて部品供給装置が構成されるため、当該部品供給装置の構成を簡素化することができ、製造コストの低減化を実現できる。
また、本発明によれば、撮像装置で撮像した画像から、部品により隠されたマークを除外した残りのマークの個数を簡単に計数することができ、簡単な構成でトレー上に並べた部品の個数を計数することができる。
また、本発明によれば、受光装置が受光した光源の個数から、部品により隠された光源を除外した残りの光源の個数を簡単に計数することができ、簡単な構成でトレー上に並べた部品の個数を計数することができる。
また、本発明によれば、部品の個数と前記マーク又は光源の個数との関係を求めた実験値から、部品の個数が計数されるため、当該部品の個数を計数する際の処理速度の向上及び処理の精度の向上を図ることができる。
以下、本発明の一実施形態を添付した図面を参照して説明する。図1は、本実施形態に係る部品供給装置を備える部品供給システムを示す全体構成図である。
部品供給システム10は、図1に示すように、エンジン等のワークWの組立ライン20に設置され、この組立ライン20の作業台21でワークWの組立作業を行う作業員Pにボルト(部品)を供給するものである。組立ライン20には、複数の作業台21、21・・が設けられ、これら作業台21は、それぞれ搬送コンベア22によって連結されている。ワークWは、この搬送コンベア22で搬送されて各作業台21を順次移動する。
部品供給システム10は、作業台21に隣接して配置されるロボット11と、このロボット11の周囲に配置される複数の部品供給装置12とを備える。これら部品供給装置12は、ボルトの種類(例えば、径や長さ等)ごとに設けられ、本実施形態では、種類の異なる3種類のボルト13A、13B、13Cに対応して3台の部品供給装置12が設置されている。なお、これらボルト13A〜13Cについて区分けが不要の場合には、単にボルト13と記載する。
ロボット11は多軸式の汎用ロボットであり、各部品供給装置12からそれぞれ所定数のボルト13A〜13Cを取得し、これらボルト13A〜13Cを所定の組立の順番に作業者用トレー23の上に並べる動作を行う。ロボット11は、画像認識により、部品供給装置12のトレー32上に供給されたボルト13の位置及び姿勢を認識する。作業者用トレー23は、作業台21の近くで作業者の手元に設けられている。これにより、作業者は、作業者用トレー23に並べられた各ボルト13A〜13Cの順番に従うことにより、ワークWに対して、各ボルト13A〜13Cを容易に定められた順番に組み付けることができる。
部品供給装置12は、ボルト13が貯留されるホッパー31と、このホッパー31から供給される複数のボルト13を並べるトレー32と、このトレー32の上方に配置されるカメラ(撮像装置)33と、部品供給装置12全体の動作を制御する制御装置34とを備える。本実施形態では、カメラ33で撮像した画像に基づいて、制御装置34がトレー32上に並べたボルト13の個数を計数する。このため、カメラ33及び制御装置34を備えて計数手段を構成する。
また、トレー32には、このトレー32上に供給されたボルト13同士の重なりを防止するために、トレー32に振動を与えるバイブレータ35が配置されている。このバイブレータ35は制御装置34により動作が制御される。
ホッパー31には、このホッパー31内のボルト13をトレー32に供給するための供給口31Aが形成され、この供給口31Aには、当該供給口31Aを開閉するシャッタ機構36が設けられている。このシャッタ機構36は、不図示の駆動モータの動作により、供給口31Aを開閉し、この供給口31Aが開放された際にボルト13をトレー32に供給する。駆動モータの動作タイミング及び駆動時間(シャッタの開閉時間)は制御装置34により制御されている。
このように、部品供給システム10では、部品供給装置12のトレー32上に並べられたボルト13をロボット11が取得する。この場合、所定時間内でワークWの組立工程を終了させるために、ロボット11は、ワークWが作業台21に搬送される前に、作業者用トレー23に必要なボルト13A〜13Cを並べることが要求される。このため、ロボット11の動作時間を短縮するために、トレー32上に並べられたボルト13の個数を、当該ロボット11が取得する個数と略同一にすることが望ましく、ホッパー31からトレー32上に供給されるボルト13の個数管理が重要となる。
すなわち、ホッパー31からトレー32上に供給されるボルト13の個数管理をしない場合、当該供給されるボルト13の個数が、ロボット11が取得する個数よりも少ないと、ホッパー31からトレー32に新たにボルト13が供給されるまでロボット11の動作が停止するため、その分、ワークWの組立作業が遅れてしまう。一方、ホッパー31からトレー32上に供給されるボルト13の個数が、ロボット11が取得する個数に比べて多い場合には、時間経過とともに、過剰に供給されたボルト13同士がトレー32上で重なるため、バイブレータ35を駆動させて重なりを防止する必要があり、その分、ワークWの組立作業が遅れてしまう。
このため、本実施形態では、制御装置34は、ロボット11がボルト13の取得動作をした後に、トレー32上に残存するボルト13の個数をカメラ33を用いて計数し、この計数した個数に基づいて、シャッタ機構36の駆動モータの駆動時間を調整することにより、トレー32上に供給されるボルト13の個数を調整している。
具体的には、ホッパー31からトレー32上に供給されるボルト13の個数が通常10個であるとした場合について説明する。
(1)トレー32上に残存するボルト13の個数が0個の場合には、ホッパー31からトレー32上に10個のボルト13を供給すれば良いため、制御装置34は、シャッタ機構36の駆動モータの駆動時間を基準値(10個に相当する時間)に設定して制御する。
(2)また、トレー32上に残存するボルト13の個数が1個または2個の場合には、ホッパー31からトレー32上に供給されるボルト13の個数が通常の状態よりも多いため、制御装置34は、シャッタ機構36の駆動モータの駆動時間を基準値よりも僅かに短い時間に設定して制御する。これにより、トレー32上に残存するボルト13の個数が徐々に0個に近づくため、当該個数が0個となったら、駆動モータの駆動時間を基準値に戻せば良い。
(3)また、トレー32上に残存するボルト13の個数が8個または9個の場合には、ホッパー31からトレー32上に供給されるボルト13の個数が通常よりも少ない状態にある。この場合、制御装置34は、ロボット11が動作するよりも前に、シャッタ機構36の駆動モータの駆動時間を基準値よりも遥かに短い時間、ずなわち、ホッパー31からトレー32上に2、3個のボルト13を供給できる時間に設定して制御する。これにより、トレー32上には、10個以上のボルト13が並べられるため、ロボット11の動作が停止することが防止され、ワークWの組立作業の遅れを回避できる。ここで、ロボット11の動作後には、トレー32上に1個または2個のボルト13が残存するが、この場合には、(2)の制御に移行すれば良い。
次に、トレー32上のボルト13の個数を計数する構成について説明する。図2Aは、トレー32上にボルト13が並べられた状態を示す上面図であり、図2Bは、図2Aを画像処理した状態を示す図である。
本実施形態では、図2Aに示すように、トレー32の上面32Aには、複数の独立した円形のマーク32Bがマトリックス状に形成されている。この図2Aでは、4列×4行で合計16個のマーク32Bが形成されている。このマーク32Bは、背景となるトレー上面32Aに比べて、コントラストの高い色彩等が施されており、カメラ33で撮像した際に、マーク32Bを容易に認識しやすいようになっている。また、マーク32Bの形状は、簡単であって、回転しても形状の変化の少ない円形状とすることが望ましい。また、マーク32Bの形状は、円形状の外に正方形状や正三角形状としても良い。なお、正方形状や正三角形状が良いという理由は、マーク32Bとマーク32Bとの間の隙間が小さい方が、ボルト13がちょうど当該隙間に入ることを防ぐことができるからである。
制御装置34は、トレー32上にボルト13が並べられた状態をカメラ33で撮像し、この撮像画像において、ボルト13により隠されたマーク32Bを除外して、残りのマーク32Bの個数に基づいて、ボルト13の個数を計数する。
このため、マーク32Bの大きさ及び配置間隔はボルト13の種類に応じて設定されている。具体的には、マーク32Bの直径Dは、ボルト13の頭部130の直径d1と略同一に形成されている。また、マーク32B、32B間の距離L1は、ボルト13の軸部131の直径d2よりも大きく形成されている。さらに、マーク32B、32Bの中心間の距離L2は、ボルト13の長さHよりも大きく形成されている。これにより、本実施形態では、マーク32Bは、ボルト13がトレー32上に並べられた場合に、通常、ボルト13により2つのマーク32Bが覆われるような大きさ及び配置間隔に形成されている。
制御装置34は、トレー32上にボルト13が無い状態での各マーク32Bの面積または画素数と、トレー32上にボルト13を並べた状態での各マーク32Bの面積または画素数とを比較して、当該マーク32B上にボルト13が延在しているか否かを判断する。具体的には、各マーク32Bの面積または画素数が所定の閾値よりも小さくなった場合には、当該マーク32B上にボルト13が延在していると判断する。
図2Bにおいて、十字マーク38が設けられたマーク32Bは、制御装置34により、ボルト13で隠されたマーク32Bを除外した残りのマーク32Bと判断されたものである。制御装置34は、この残りのマーク32Bの個数(8個)から、ボルト13の個数を計数する。この残りのマーク32Bの個数とボルト13の個数とは、予め実験を繰り返すことにより、この実験値によって関係付けられている。例えば、残りのマーク32Bの個数とボルト13の個数との関係を、当該ボルト13の個数ごとに繰り返し実験し、この実験の平均値により関係付けておく。そして、この平均値に従って計数すれば、簡単にボルト13の個数を計数することができる。
この構成によれば、ボルト13で隠されたマーク32Bを除外した残りのマーク32Bの個数を認識するだけで、ボルト13の個数を計数できるため、この計数処理の高速化を図ることができる。また、残りのマーク32Bの個数とボルト13の個数とを、繰り返し実験により関係付けておき、この実験の平均値からボルト13の個数を計数するため、当該ボルト13の個数を計数する際の精度を向上させることができる。
本実施形態によれば、ボルト13を貯留したホッパー31と、このホッパー31から供給される複数のボルト13を並べるトレー32と、このトレー32上に並べたボルト13の個数を計数するカメラ33及び制御装置34とを備え部品供給装置12が構成されるため、当該部品供給装置12の構成を簡素化することができ、製造コストの低減化を実現できる。また、この部品供給装置12では、トレー32の上面32Aに、複数の独立したマーク32Bをマトリックス状に備えると共に、制御装置34が、カメラ33によって撮像された撮像画像から、ボルト13により隠されたマーク32Bを除外して、残りのマーク32Bの個数に基づき、トレー32上に並べたボルト13の個数を簡単に計数することができるため、当該ボルト13の個数を計数する際の処理速度を向上させ、サイクルタイムを短縮することができる。
このため、ホッパー31からトレー32上に供給されるボルト13の個数管理を簡単な構成で、かつ高速に処理することができるため、トレー32上に必要量のボルト13の個数を並べておくことができ、ロボット11がトレー32上のボルト13を確実に作業者用トレー23に移すことができる。このため、組立ライン20を流れるワークWの組立作業を遅滞なく実行することができる。
また、本実施形態によれば、ボルト13の個数とマーク32Bの個数との関係を、実験による平均値で求めておいて、制御装置34はこの平均値に従い、ボルト13の個数を計数するため、ボルト13の個数を計数する際の処理速度の向上及び処理の精度の向上を図ることができる。
なお、本発明は、上記実施形態に限らず、本発明の要旨を逸脱することなく、種々の構成を採り得ることは勿論である。例えば、本実施形態では、トレー32の上面にマーク32Bを設け、当該トレー32上のボルト13により隠されたマーク32Bを除外して、残りのマーク32Bの個数に基づき、ボルト13の個数を計数する構成について説明したが、マーク32Bの変わりに、トレー32の上面にマトリクス状に光源を配置するとともに、トレー32の上方の光源に対向する位置に受光装置を設け、この受光装置で光源から発せられた光を受光することにより、ボルト13の個数を計数する構成としても良い。
この構成によれば、受光装置が受光した光源の個数から、ボルト13により隠された光源を除外した残りの光源の個数を簡単に計数することができ、簡単な構成でトレー32上に並べたボルト13の個数を計数することができる。
また、上記実施形態では、1つの作業台21に対して、ロボット11が1台配置した構成としているが、このロボット11を複数の作業台21に対して設けても良い。なお、計数するカメラ33は、ホッパー31から供給を受けるトレー32の上方に配置されるものの例を示したが、当該カメラ33は、ロボット11の腕に1台取り付けてもかまわない。
本実施形態に係る部品供給装置を備える部品供給システムを示す全体構成図である。 図2Aは、トレー上にボルトが並べられた状態を示す上面図であり、図2Bは、図2Aを画像処理した状態を示す図である。
10 部品供給システム
11 ロボット
12 部品供給装置
13 ボルト
13A ボルト
20 組立ライン
21 作業台
22 搬送コンベア
23 作業者用トレー
31 ホッパー
31A 供給口
32 トレー
32A 上面
32A トレー上面
32B マーク(撮像装置)
33 カメラ(計数手段)
34 制御装置(計数手段)
36 シャッタ機構
38 十字マーク
P 作業員
W ワーク

Claims (3)

  1. 部品を貯留したホッパーと、
    前記ホッパーから供給される複数の部品を並べるトレーと、
    前記トレー上に並べた部品の個数を計数する計数手段とを備え、
    前記計数手段が、
    前記トレーの面に、計数対象となる部品の種類に応じた大きさ及び配置間隔に設定された複数の独立したマークをマトリックス状に備えると共に、前記トレーの上方に配置される撮像装置を備え、前記マークの面積または画素数を前記撮像装置で撮像して計測する構成とし、
    前記トレー上に前記部品が無い状態で撮像された前記マークのそれぞれの面積または画素数と、該トレー上に部品を並べた状態で撮像された前記マークのそれぞれの面積または画素数とを比較し、前記部品を並べた状態での或る前記マークの面積または画素数が所定の閾値よりも小さくなった場合に、該マーク上に前記部品が延在すると判断する手段を備え、
    前記部品が延在することにより隠された前記マークを除外して、残りのマークの個数に基づき、前記部品の個数を計数することを特徴とする部品供給装置。
  2. 前記部品の個数と前記マークの個数との関係を、予め繰り返し実験による実験値で求めておいて、該実験値に従い、前記部品の個数を計数することを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
  3. 前記トレー上に並べられた前記部品を取得するロボットを備えると共に、前記ロボットが前記部品を取得した後に、前記計数手段が前記部品を計数し、前記トレー上の部品数が予め決められた所定数となるように、前記ホッパーから前記トレーに供給される部品数を調整する手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の部品供給装置。
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