JP5452979B2 - 部品供給装置 - Google Patents
部品供給装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP5452979B2 JP5452979B2 JP2009131794A JP2009131794A JP5452979B2 JP 5452979 B2 JP5452979 B2 JP 5452979B2 JP 2009131794 A JP2009131794 A JP 2009131794A JP 2009131794 A JP2009131794 A JP 2009131794A JP 5452979 B2 JP5452979 B2 JP 5452979B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- tray
- parts
- mark
- bolts
- counting
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Feeding Of Articles To Conveyors (AREA)
Description
しかしながら、従来の部品供給装置では、ボウル等によりその体格が大きくなる他、搬送された部品を整列させるために直進フィーダ等の整列装置が付設されることで、設置スペースや設備コストが大きくなることが避けられなかった。
しかし、パターンマッチングによる手法では、部品の位置姿勢まで認識するため、計算処理に時間がかかり、多数の部品の個数を計数する場合には、サイクルタイムが長くなるといった問題がある。
また、本発明によれば、撮像装置で撮像した画像から、部品により隠されたマークを除外した残りのマークの個数を簡単に計数することができ、簡単な構成でトレー上に並べた部品の個数を計数することができる。
また、本発明によれば、受光装置が受光した光源の個数から、部品により隠された光源を除外した残りの光源の個数を簡単に計数することができ、簡単な構成でトレー上に並べた部品の個数を計数することができる。
また、本発明によれば、部品の個数と前記マーク又は光源の個数との関係を求めた実験値から、部品の個数が計数されるため、当該部品の個数を計数する際の処理速度の向上及び処理の精度の向上を図ることができる。
部品供給システム10は、図1に示すように、エンジン等のワークWの組立ライン20に設置され、この組立ライン20の作業台21でワークWの組立作業を行う作業員Pにボルト(部品)を供給するものである。組立ライン20には、複数の作業台21、21・・が設けられ、これら作業台21は、それぞれ搬送コンベア22によって連結されている。ワークWは、この搬送コンベア22で搬送されて各作業台21を順次移動する。
部品供給システム10は、作業台21に隣接して配置されるロボット11と、このロボット11の周囲に配置される複数の部品供給装置12とを備える。これら部品供給装置12は、ボルトの種類(例えば、径や長さ等)ごとに設けられ、本実施形態では、種類の異なる3種類のボルト13A、13B、13Cに対応して3台の部品供給装置12が設置されている。なお、これらボルト13A〜13Cについて区分けが不要の場合には、単にボルト13と記載する。
また、トレー32には、このトレー32上に供給されたボルト13同士の重なりを防止するために、トレー32に振動を与えるバイブレータ35が配置されている。このバイブレータ35は制御装置34により動作が制御される。
ホッパー31には、このホッパー31内のボルト13をトレー32に供給するための供給口31Aが形成され、この供給口31Aには、当該供給口31Aを開閉するシャッタ機構36が設けられている。このシャッタ機構36は、不図示の駆動モータの動作により、供給口31Aを開閉し、この供給口31Aが開放された際にボルト13をトレー32に供給する。駆動モータの動作タイミング及び駆動時間(シャッタの開閉時間)は制御装置34により制御されている。
すなわち、ホッパー31からトレー32上に供給されるボルト13の個数管理をしない場合、当該供給されるボルト13の個数が、ロボット11が取得する個数よりも少ないと、ホッパー31からトレー32に新たにボルト13が供給されるまでロボット11の動作が停止するため、その分、ワークWの組立作業が遅れてしまう。一方、ホッパー31からトレー32上に供給されるボルト13の個数が、ロボット11が取得する個数に比べて多い場合には、時間経過とともに、過剰に供給されたボルト13同士がトレー32上で重なるため、バイブレータ35を駆動させて重なりを防止する必要があり、その分、ワークWの組立作業が遅れてしまう。
具体的には、ホッパー31からトレー32上に供給されるボルト13の個数が通常10個であるとした場合について説明する。
(1)トレー32上に残存するボルト13の個数が0個の場合には、ホッパー31からトレー32上に10個のボルト13を供給すれば良いため、制御装置34は、シャッタ機構36の駆動モータの駆動時間を基準値(10個に相当する時間)に設定して制御する。
(2)また、トレー32上に残存するボルト13の個数が1個または2個の場合には、ホッパー31からトレー32上に供給されるボルト13の個数が通常の状態よりも多いため、制御装置34は、シャッタ機構36の駆動モータの駆動時間を基準値よりも僅かに短い時間に設定して制御する。これにより、トレー32上に残存するボルト13の個数が徐々に0個に近づくため、当該個数が0個となったら、駆動モータの駆動時間を基準値に戻せば良い。
(3)また、トレー32上に残存するボルト13の個数が8個または9個の場合には、ホッパー31からトレー32上に供給されるボルト13の個数が通常よりも少ない状態にある。この場合、制御装置34は、ロボット11が動作するよりも前に、シャッタ機構36の駆動モータの駆動時間を基準値よりも遥かに短い時間、ずなわち、ホッパー31からトレー32上に2、3個のボルト13を供給できる時間に設定して制御する。これにより、トレー32上には、10個以上のボルト13が並べられるため、ロボット11の動作が停止することが防止され、ワークWの組立作業の遅れを回避できる。ここで、ロボット11の動作後には、トレー32上に1個または2個のボルト13が残存するが、この場合には、(2)の制御に移行すれば良い。
本実施形態では、図2Aに示すように、トレー32の上面32Aには、複数の独立した円形のマーク32Bがマトリックス状に形成されている。この図2Aでは、4列×4行で合計16個のマーク32Bが形成されている。このマーク32Bは、背景となるトレー上面32Aに比べて、コントラストの高い色彩等が施されており、カメラ33で撮像した際に、マーク32Bを容易に認識しやすいようになっている。また、マーク32Bの形状は、簡単であって、回転しても形状の変化の少ない円形状とすることが望ましい。また、マーク32Bの形状は、円形状の外に正方形状や正三角形状としても良い。なお、正方形状や正三角形状が良いという理由は、マーク32Bとマーク32Bとの間の隙間が小さい方が、ボルト13がちょうど当該隙間に入ることを防ぐことができるからである。
制御装置34は、トレー32上にボルト13が並べられた状態をカメラ33で撮像し、この撮像画像において、ボルト13により隠されたマーク32Bを除外して、残りのマーク32Bの個数に基づいて、ボルト13の個数を計数する。
制御装置34は、トレー32上にボルト13が無い状態での各マーク32Bの面積または画素数と、トレー32上にボルト13を並べた状態での各マーク32Bの面積または画素数とを比較して、当該マーク32B上にボルト13が延在しているか否かを判断する。具体的には、各マーク32Bの面積または画素数が所定の閾値よりも小さくなった場合には、当該マーク32B上にボルト13が延在していると判断する。
この構成によれば、ボルト13で隠されたマーク32Bを除外した残りのマーク32Bの個数を認識するだけで、ボルト13の個数を計数できるため、この計数処理の高速化を図ることができる。また、残りのマーク32Bの個数とボルト13の個数とを、繰り返し実験により関係付けておき、この実験の平均値からボルト13の個数を計数するため、当該ボルト13の個数を計数する際の精度を向上させることができる。
このため、ホッパー31からトレー32上に供給されるボルト13の個数管理を簡単な構成で、かつ高速に処理することができるため、トレー32上に必要量のボルト13の個数を並べておくことができ、ロボット11がトレー32上のボルト13を確実に作業者用トレー23に移すことができる。このため、組立ライン20を流れるワークWの組立作業を遅滞なく実行することができる。
この構成によれば、受光装置が受光した光源の個数から、ボルト13により隠された光源を除外した残りの光源の個数を簡単に計数することができ、簡単な構成でトレー32上に並べたボルト13の個数を計数することができる。
また、上記実施形態では、1つの作業台21に対して、ロボット11が1台配置した構成としているが、このロボット11を複数の作業台21に対して設けても良い。なお、計数するカメラ33は、ホッパー31から供給を受けるトレー32の上方に配置されるものの例を示したが、当該カメラ33は、ロボット11の腕に1台取り付けてもかまわない。
11 ロボット
12 部品供給装置
13 ボルト
13A ボルト
20 組立ライン
21 作業台
22 搬送コンベア
23 作業者用トレー
31 ホッパー
31A 供給口
32 トレー
32A 上面
32A トレー上面
32B マーク(撮像装置)
33 カメラ(計数手段)
34 制御装置(計数手段)
36 シャッタ機構
38 十字マーク
P 作業員
W ワーク
Claims (3)
- 部品を貯留したホッパーと、
前記ホッパーから供給される複数の部品を並べるトレーと、
前記トレー上に並べた部品の個数を計数する計数手段とを備え、
前記計数手段が、
前記トレーの面に、計数対象となる部品の種類に応じた大きさ及び配置間隔に設定された複数の独立したマークをマトリックス状に備えると共に、前記トレーの上方に配置される撮像装置を備え、前記マークの面積または画素数を前記撮像装置で撮像して計測する構成とし、
前記トレー上に前記部品が無い状態で撮像された前記各マークのそれぞれの面積または画素数と、該トレー上に部品を並べた状態で撮像された前記各マークのそれぞれの面積または画素数とを比較し、前記部品を並べた状態での或る前記マークの面積または画素数が所定の閾値よりも小さくなった場合に、該マーク上に前記部品が延在すると判断する手段を備え、
前記部品が延在することにより隠された前記マークを除外して、残りのマークの個数に基づき、前記部品の個数を計数することを特徴とする部品供給装置。 - 前記部品の個数と前記マークの個数との関係を、予め繰り返し実験による実験値で求めておいて、該実験値に従い、前記部品の個数を計数することを特徴とする請求項1に記載の部品供給装置。
- 前記トレー上に並べられた前記部品を取得するロボットを備えると共に、前記ロボットが前記部品を取得した後に、前記計数手段が前記部品を計数し、前記トレー上の部品数が予め決められた所定数となるように、前記ホッパーから前記トレーに供給される部品数を調整する手段を備えたことを特徴とする請求項1または2に記載の部品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009131794A JP5452979B2 (ja) | 2009-06-01 | 2009-06-01 | 部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2009131794A JP5452979B2 (ja) | 2009-06-01 | 2009-06-01 | 部品供給装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2010275093A JP2010275093A (ja) | 2010-12-09 |
JP5452979B2 true JP5452979B2 (ja) | 2014-03-26 |
Family
ID=43422423
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2009131794A Expired - Fee Related JP5452979B2 (ja) | 2009-06-01 | 2009-06-01 | 部品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP5452979B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
GB2486939B (en) * | 2011-12-01 | 2012-11-21 | Data Detection Technologies Ltd | Method and apparatus for dispensing items |
JP2013249140A (ja) * | 2012-05-30 | 2013-12-12 | Fuji Electric Fa Components & Systems Co Ltd | 部品供給システム、部品残量推定装置、および部品残量推定方法 |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5671185A (en) * | 1979-11-12 | 1981-06-13 | Mitsubishi Electric Corp | Detecting device for number of articles |
JP2787151B2 (ja) * | 1993-03-29 | 1998-08-13 | 日立エンジニアリング株式会社 | 物品の数量検査方法及び装置 |
JP3332048B2 (ja) * | 1993-07-27 | 2002-10-07 | カシオ計算機株式会社 | 光学式計数装置 |
JPH0957543A (ja) * | 1995-08-21 | 1997-03-04 | Sony Corp | 部品整列供給装置 |
-
2009
- 2009-06-01 JP JP2009131794A patent/JP5452979B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2010275093A (ja) | 2010-12-09 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
TWI515079B (zh) | 加工系統及加工方法 | |
KR101479857B1 (ko) | 자동차 부품용 자동화 검사장치 | |
US10093025B2 (en) | Part conveyor system and attitude adjusting jig | |
JP6667326B2 (ja) | ダイボンダおよびボンディング方法 | |
WO2012001414A3 (en) | Inspection | |
US10507987B2 (en) | Supply device configured to supply workpiece to take-out device and transport device equipped with supply device | |
KR20130029469A (ko) | 머신비전을 이용한 와셔취부볼트의 양품 선별 장치 | |
US9950874B2 (en) | Article supply device for individually supplying articles | |
US9750169B2 (en) | Method for mounting electronic component | |
JP5452979B2 (ja) | 部品供給装置 | |
KR101722837B1 (ko) | 호스 체결밴드 자동조립시스템 | |
JP2017100142A (ja) | 自動ナット溶接装置 | |
US20140013591A1 (en) | Machining system | |
US9769970B2 (en) | Apparatus and method for feeding electronic components for insertion onto circuit boards | |
JP4941422B2 (ja) | 部品実装システム | |
JP2010275094A (ja) | 部品供給装置 | |
JP2011235398A (ja) | 部品供給装置および部品供給方法 | |
CN108293315B (zh) | 用于工件检测的方法以及检测设备 | |
JP5600705B2 (ja) | 部品実装装置 | |
JP2015139749A (ja) | 選別システム | |
JP6415051B2 (ja) | ワーク整列方法及びワーク整列システム | |
US10874039B2 (en) | Component mounting system, component mounting device, and board transport method | |
US7740122B2 (en) | Workpiece transfer apparatus | |
US10515501B2 (en) | Testing device for testing coin blanks | |
KR101859868B1 (ko) | 인두팁 자동위치조절이 가능한 솔더링 제어시스템 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20111124 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20120517 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130611 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20130613 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20130809 |
|
RD02 | Notification of acceptance of power of attorney |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7422 Effective date: 20130809 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20130910 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20131108 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20131210 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20140106 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |