JP5451545B2 - ノイズ除去条件決定装置、ノイズ除去条件決定方法、及びプログラム - Google Patents
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図1に本発明の実施の形態に係るシステムの全体構成図を示す。図1に示すように、本実施の形態に係るシステムは、本発明に係るノイズ除去条件決定装置10、ログ収集格納装置20、及び映像受信装置30が、通信ネットワーク40を介して接続されて構成されている。
次に、図3に示すフローチャートに示す手順に沿って、ノイズ除去条件決定装置10の動作を説明する。説明において、図4〜図6を適宜参照する。
ログ取得部101が、ログ収集格納装置20から視聴ログを取得し、ログ格納部102に格納する。ログ格納部102に格納される視聴ログ(=ログ収集格納装置20において格納される視聴ログ)は、例えば、(ログ取得時刻、ユーザID、視聴チャンネル、番組ID、視聴開始時刻、視聴終了時刻、番組開始時刻、番組終了時刻、視聴割合、継続視聴時間)からなる情報である。
ノイズ除去条件候補提供部103は、最適ノイズ除去条件を決定する対象となるユーザを除く各ユーザの最適ノイズ除去条件をノイズ除去条件格納部115から取得し、それらをノイズ除去済ログ抽出部104に与える。なお、ノイズ除去条件格納部115は、ユーザ毎にノイズ除去条件を格納しており、既に最適ノイズ除去条件として決定しているノイズ除去条件に関しては、最適であることを示すフラグが立てられている。フラグが立てられていないノイズ除去条件は、ノイズ除去条件候補であり、最適ノイズ除去条件を決定するための候補として用いられる。また、最適ノイズ除去条件が決定していないユーザに関して、複数種類のノイズ除去条件候補が格納されている。
次に、評価用ログ抽出部106が、評価のために使用するログとして、ノイズ除去済ログ格納部105から学習用ログ、正解ログ、履歴ログを取得し、それぞれ学習用ログ格納部108、正解ログ格納部107、履歴ログ格納部109に格納する。
次に、行動予測部110が、基準点より前のデータである学習用ログ及び履歴ログを用いて、行動予測を行う。本実施の形態では、ログを用いたレコメンド手法としてよく用いられている協調フィルタリングによる行動予測を行う。
続いて、比較評価部112が、行動予測結果と、正解ログ格納部107に格納されている正解ログとを比較し、合致するアイテム(本実施形態では、番組(つまり、番組ID)である)の個数を算出する。
図5に示す例では、F値=2/(8/4+6/4)=2/3.5≒57.1%となる。この値が高い場合、行動予測(レコメンド)が総合的に高精度(網羅的で外れが少ない)であることを示す。すなわち、本実施の形態では、最も良い評価結果は、最も高いF値に相当する。通常、再現率と適合率は、一方が高くなると他方が低くなる傾向がある。
続いて、最適ノイズ除去条件決定部114が、現在の対象ユーザに関する最適ノイズ条件決定のための繰り返し処理を終了するか否かを判定する(ステップ6)。この判定においては、例えば、異なるノイズ除去条件候補に基づくF値が予め定めた数だけ得られたこと(すなわち、繰り返し処理が予め定めた回数に達したこと)を終了条件することができる。また、予め定めたF値以上のF値が得られたことを終了条件としてもよい。また、ノイズ除去条件候補が、少しずつ値をずらすことができるもの("視聴割合がX%以上"等)である場合、その値を例えば1%ずつ増加又は減少させながらF値を求める処理を繰り返す中で、最大のF値が得られたと判定することを終了条件としてもよい。更に、所定回数が終了した時点で、最大のF値に対応するノイズ除去条件を中心にして、上記のように少しずつ値をずらしながら処理を繰り返し、更に大きなF値が得られるノイズ除去条件を決定してもよい。
ステップ6で終了であると判定した場合にはステップ8に進む。ステップ8において、最適ノイズ除去条件決定部114は、評価結果格納部113に格納された複数のF値のうちの最大のF値を求めるために使用したノイズ除去条件候補を、最適ノイズ除去条件として、該当のユーザIDとともにノイズ除去条件格納部115に格納する。すなわち、当該ユーザに関してノイズ除去条件格納部115に格納されたノイズ除去条件候補のうち、最適であると決定されたノイズ除去条件候補に対して最適ノイズ除去条件であることを示すフラグが立てられる。最適ノイズ除去条件を決定した後、当該ユーザについての最適ノイズ除去条件以外のノイズ除去条件候補をノイズ除去条件格納部115から削除することとしてもよい。
上記のようにして得られた各ユーザの最適ノイズ除去条件は、例えば、ログを用いてレコメンドを行うレコメンド装置に提供され、当該レコメンド装置において、ログからユーザ毎のノイズ除去を行うことにより、ユーザ毎に適切にノイズが除去されたノイズ除去済ログを取得することができ、当該ノイズ除去済ログを用いることにより、精度の高いレコメンドを行うことができる。また、上記のようにして得られた各ユーザの最適ノイズ除去条件を、ログを用いてマーケティングデータを算出するマーケティングデータ算出装置に提供してもよく、これにより、マーケティングデータ算出装置は精度の高いマーケティングデータを得ることができる。
本実施の形態で説明した技術により、ノイズ除去条件を、アンケート調査等の手間をかけることなく自動的に決定することが可能となるので、ノイズ除去条件決定の時間を短縮できる。そのため、よりきめ細かいノイズ除去条件を求めることが可能となる。更に、本実施の形態の技術によれば、個人の感覚やアンケート調査等の主観評価によらず、客観的な評価を用いてノイズ除去条件を決定するので、個人の嗜好を的確に反映した精度の高いノイズ除去条件を決定することが可能となる。
20 ログ収集格納装置
30 映像受信装置
40 通信ネットワーク
101 ログ取得部
102 ログ格納部
103 ノイズ除去条件候補提供部
104 ノイズ除去済ログ抽出部
105 ノイズ除去済ログ格納部
106 評価用ログ抽出部
107 正解ログ格納部
108 学習用ログ格納部
109 履歴ログ格納部
110 行動予測部
111 行動予測結果格納部
112 比較評価部
113 評価結果格納部
114 最適ノイズ除去条件決定部
115 ノイズ除去条件格納部
121 協調フィルタ生成部
122 協調フィルタ格納部
123 予測行動抽出部
200 ノイズ除去済ログ抽出装置
201 ノイズ除去条件決定部
202 ノイズ除去済ログ抽出部
203 ノイズ除去済ログ格納部
300 マーケティングデータ算出装置
400 レコメンド装置
Claims (6)
- ユーザの行動ログからノイズを除去するために用いるノイズ除去条件を決定するノイズ除去条件決定装置であって、
ログ格納手段に格納された行動ログから、ノイズ除去条件候補を用いてノイズを除去し、ノイズ除去済ログを抽出するノイズ除去済ログ抽出手段と、
前記ノイズ除去済ログ抽出手段により抽出された前記ノイズ除去済ログから、ある基準点より前の行動ログからなる学習用ログと、ノイズ除去条件を決定する対象となる対象ユーザの前記基準点以降の行動ログからなる正解ログとを抽出する評価用ログ抽出手段と、
前記評価用ログ抽出手段により抽出された前記学習用ログを用いて、前記対象ユーザの行動予測を行い、行動予測結果を行動予測結果格納手段に格納する行動予測手段と、
前記行動予測手段により得られた行動予測結果と、前記正解ログとを比較し、両者の一致度合いに基づいて、所定の基準で行動予測結果の評価を行う比較評価手段と、
ノイズ除去条件候補を変更しながら、前記ノイズ除去済ログ抽出手段、前記評価用ログ抽出手段、及び前記比較評価手段による処理を繰り返す制御を行い、繰り返しの結果得られる複数の評価結果のうち最も良い評価結果に対応するノイズ除去条件候補を、前記対象ユーザのノイズ除去条件として決定する最適ノイズ除去条件決定手段と
を備えたことを特徴とするノイズ除去条件決定装置。 - 前記行動予測手段は、前記学習用ログから協調フィルタリングによってフィルタを生成し、当該フィルタを用いて前記対象ユーザの行動予測を行うことを特徴とする請求項1に記載のノイズ除去条件決定装置。
- 前記比較評価手段は、前記行動予測結果と前記正解ログとの間で一致した一致アイテム数と、前記行動予測結果のアイテム数との比である適合率を算出し、前記一致アイテム数と前記正解ログのアイテム数との比である再現率を算出し、算出した適合率と再現率とを用いて評価結果を算出することを特徴とする請求項1又は2に記載のノイズ除去条件決定装置。
- 前記行動ログは、放送番組を受信する映像受信装置から送信され、通信ネットワークを介して収集された視聴ログであることを特徴とする請求項1ないし3のうちいずれか1項に記載のノイズ除去条件決定装置。
- ユーザの行動ログからノイズを除去するために用いるノイズ除去条件を決定するノイズ除去条件決定装置が実行するノイズ除去条件決定方法であって、
ログ格納手段に格納された行動ログから、ノイズ除去条件候補を用いてノイズを除去し、ノイズ除去済ログを抽出するノイズ除去済ログ抽出ステップと、
前記ノイズ除去済ログ抽出ステップにより抽出された前記ノイズ除去済ログから、ある基準点より前の行動ログからなる学習用ログと、ノイズ除去条件を決定する対象となる対象ユーザの前記基準点以降の行動ログからなる正解ログとを抽出する評価用ログ抽出ステップと、
前記評価用ログ抽出ステップにより抽出された前記学習用ログを用いて、前記対象ユーザの行動予測を行い、行動予測結果を行動予測結果格納手段に格納する行動予測ステップと、
前記行動予測ステップにより得られた行動予測結果と、前記正解ログとを比較し、両者の一致度合いに基づいて、所定の基準で行動予測結果の評価を行う比較評価ステップと、
ノイズ除去条件候補を変更しながら、前記ノイズ除去済ログ抽出ステップ、前記評価用ログ抽出ステップ、及び前記比較評価ステップによる処理を繰り返す制御を行い、繰り返しの結果得られる複数の評価結果のうち最も良い評価結果に対応するノイズ除去条件候補を、前記対象ユーザのノイズ除去条件として決定する最適ノイズ除去条件決定ステップと
を備えたことを特徴とするノイズ除去条件決定方法。 - コンピュータを、請求項1ないし4のうちいずれか1項に記載のノイズ除去条件決定装置における各手段として機能させるためのプログラム。
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