JP5450896B2 - 無線インターフェース共通再構成 - Google Patents

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Description

本発明は、無線インターフェース共通再構成(radio interface common reconfiguration)を要求する方法と、基地局と、無線インターフェース共通再構成を実行する方法と、ユーザ装置と、コンピュータ・プログラム・プロダクト(computer program product)とに関する。
単一キャリア・ワイヤレス電気通信システムが、知られている。これらの知られているシステムにおいては、無線カバレッジは、地理的エリアにより、ユーザ装置、例えばモバイル電話に対して提供される。基地局は、各地理的エリアの中に位置していて、要求された無線カバレッジを提供する。基地局によってサービスされるエリアの中のユーザ装置は、基地局から情報およびデータを受信し、また基地局に対して情報およびデータを送信する。高速ダウンリンク・パケット・アクセス(High−Speed Downlink Packet Access)(HSDPA)電気通信ネットワークにおいては、データおよび情報は、無線周波数キャリアの上でデータ・パケットの形で、ユーザ装置と、基地局との間で送信される。
基地局によりユーザ装置に対して送信される情報およびデータは、ダウンリンク・キャリアとして知られている無線周波数キャリアの上で発生する。ユーザ装置により基地局に対して送信される情報およびデータは、アップリンク・キャリアとして知られている無線周波数キャリアの上で発生する。
単一キャリア・モードで動作する、知られているワイヤレス電気通信システムにおいては、ユーザ装置は、複数の地理的基地局のカバレッジ・エリアの間で移動することができる。ユーザ装置に対して提供されるサービスは、無線ネットワーク制御装置(Radio Network Controller)(RNC)によって監視される。RNCは、ユーザ装置および基地局と通信し、また各ユーザ装置がどの基地局に主として接続されるかを決定する。さらに、ユーザ装置が、1つの基地局によってサービスされる地理的エリアから別の基地局によってサービスされる地理的エリアへと移動するときに、RNCは、基地局およびユーザ装置を制御し、またそれらと通信するように振る舞う。
基地局およびユーザ装置が、おのおの、複数のキャリアの上で同時に送信することを可能にすることが、提案されてきている。さらに、ユーザ装置および基地局が、複数のキャリアの上で同時に受信することを可能にすることが、提案されてきている。各キャリアは、アップリンクとダウンリンクとの両方ともに、一般的に、基地局によって独立してパワー制御される。例えば、4つの周波数キャリアの上の、複数のダウンリンク・キャリアの提供は、ユーザ装置に対するデータ・スループットの増大を可能にする。2つよりも多いキャリアを有するネットワークは、「マルチ・セル高速ダウンリンク・パケット・アクセス」(MC−HSDPA)ネットワークと称されることが可能である。本明細書において使用される「マルチ・キャリア」ネットワークという用語は、2つ(例えば、デュアル・セルHSDPAおよびデュアル・セルHSUPA)、3つ、4つまたはそれより多いダウンリンク(またはアップリンク)キャリアが、ネットワークにおいて提供される場合を対象とすることが想定される。
マルチ・キャリア機能の提供は、関連する問題を有する可能性がある。したがって、マルチ・キャリア機能を有するワイヤレス電気通信ネットワークのオペレーションを改善することが、望ましい。
第1の態様によれば、マルチ・キャリア・ワイヤレス通信システムにおいて基地局によってサポートされている複数のユーザ装置の内部からユーザ装置のグループのおのおのによって行われるべき無線インターフェース共通再構成を要求する一方法が、提供されており、本方法は、ユーザ装置のグループのおのおのによって行われるべき無線インターフェース共通再構成を決定するステップと、高速共用制御チャネル(high speed shared control channel)(HS−SCCH)命令のペイロード・フィールドの中の無線インターフェース共通再構成を符号化するステップと、HS−SCCH命令において、ユーザ装置のグループにHS−SCCH命令を関連づける表示を符号化するステップと、基地局によってサポートされている複数のユーザ装置に対してHS−SCCH命令を送信するステップとを備える。
第1の態様は、既存のマルチ・キャリア機能に伴う1つの問題が、ユーザ装置と、基地局との間の無線インターフェースを再構成して、例えば、エネルギーを節約し、干渉を低減させることが必要なはずであることであり、あるいは他の理由から、これは、次には、それらが、それらの無線インターフェースを再構成することを要求するメッセージをユーザ装置のおのおのに対して送信することにより行われるにすぎない可能性があることを認識するものである。そのようなメッセージを各ユーザ装置に対して送信することが、次には、時間がかかり、またリソースを消費するようになることが、理解されるであろう。これは、そのような再構成が提供することができるどのような利益を利用する機会も結果として低減させることになる可能性がある。
したがって、基地局によってサポートされているユーザ装置のグループに共通な必要とされる無線インターフェース再構成についての決定が行われることが可能である。ユーザ装置のグループは、基地局によってサポートされているすべてのユーザ装置のサブセットとすることができる。再構成は、そのグループの中のすべてのユーザ装置によって実行されるべき同じ再構成とすることができる。次いで、再構成の詳細は、例えば、ペイロード・フィールドの中のHS−SCCH命令の中で符号化されることが可能である。したがって、ペイロード・フィールドは、グループの内部の各ユーザ装置によって実装されることが必要とされる無線インターフェース再構成の表示を提供することができる。適切な任意の符号化技法を利用して、ユーザ装置のグループによって実行されるべき再構成を符号化することができることが理解されるであろう。表示はまた、ユーザ装置のあらかじめ決定されたグループにその命令を関連づけるHS−SCCH命令の中で符号化されることも可能である。この表示は、個別のユーザ装置のために用いられる予定である既存のHS−SCCH命令から、ユーザ装置のグループのために用いられる予定であるHS−SCCH命令を差別化する助けをすることが理解されるであろう。表示はまた、HS−SCCH命令が、ユーザ装置の複数のグループのうちのどれのために用いられる予定であるかを示すこともできる。そのときには、HS−SCCH命令は、基地局によってサポートされている複数のユーザ装置に対して送信されることが可能である。
それゆえに、単一のHS−SCCH命令が、ユーザ装置のグループに対して送信され得ることが分かる。これは、これらのユーザ装置のおのおのに対して個別のメッセージを送信する必要性を回避させる。HS−SCCH命令は、メッセージが、ユーザ装置のどのグループのために用いられる予定であるかを識別することができ、このようにしてそのグループの内部にないユーザ装置が、メッセージを無視することを可能にしている。しかしながら、グループの内部のこれらのユーザ装置は、次いで、その後にそのグループの内部のすべてのユーザ装置を通して共通に実装されることになる要求された無線インターフェースの変更を実行することができる。すなわち、グループの内部のあらゆるユーザ装置は、要求された変更を実装することになる。それゆえに、単一のメッセージが、ユーザ装置のグループに対して送信されて、ユーザ装置のそのグループが、再構成を実行するためにかかる時間を短縮させ、また再構成を実行するために利用されるリソースの量を最小限にする、それらの無線インターフェースの共通再構成を行うようにさせることができる。
一実施形態においては、ユーザ装置のグループは、セル専用チャネル(セル_DCH(Cell_DCH))状態にあり、無線インターフェース共通再構成は、少なくとも1つのキャリアをアクティブにすること、少なくとも1つのキャリアを非アクティブにすること、一次キャリアを変更すること、サービスするセルについて変更すること、正常な送信と不連続な送信との間の変更、および正常な受信と不連続な受信との間の変更のうちの少なくとも1つを備える。したがって、ユーザ装置は、高いスループットが、必要とされ、またその高いスループットをサポートする無線インターフェースに対する急激な変化が、必要とされることも可能であるセル_DCH状態において動作していることができる。セル_DCH状態にあるユーザ装置のグループでは、キャリアをアクティブにすることまたは非アクティブにすること、一次キャリアを変更すること、サービスするセルを変更すること、不連続な送信または受信へと、またはそれから切り替えること、または無線インターフェースの他の再構成を実行することを可能とすることができる。このようにして、ユーザ装置の大きなグループの態様を非常に急速に非アクティブにすること、またはアクティブにすることが可能であることが分かる。例えば、基地局は、干渉制御またはエネルギー節約の目的のためにユーザ装置のグループ、またはすべてのグループについての特定の二次キャリアを非アクティブにすることができる。エネルギー節約の場合には、基地局は、低トラフィックの結果として、そのキャリアのうちの1つをオフにすることを、またそれゆえにユーザ装置のグループ、またはすべてのグループについての二次キャリアを非アクティブにすることを望む可能性がある。
一実施形態においては、表示を符号化するステップは、HS−SCCH命令の少なくとも1つのフィールドと、ユーザ装置のグループに共通な識別子とから導き出される修正された巡回冗長検査フィールドをHS−SCCH命令に追加するステップを備える。それに応じて、修正された巡回冗長検査フィールドは、HS−SCCH命令に追加されることが可能である。この修正された巡回冗長検査フィールドは、グループの内部のすべてのユーザ装置に共通な識別子を使用して計算されることが可能である。実施形態においては、そのような共通の識別子は、基地局によってユーザ装置にあらかじめ割り付けられる二次的な高速ダウンリンク共用チャネル無線ネットワーク・トランザクション識別子(High−speed downlink shared channel Radio Network Transaction Identifier)(H−RNTI)とすることができる。そのような事前割付けは、他の目的のために基地局によって実行されることが可能であり、またはこの特定の目的のためにユーザ装置に対して信号で伝えられることが可能である。そのような二次的なH−RNTIのうちの特定の信号方式は、これらの共通の識別子を割り当てる際に、基地局により多くの制御を提供することが、理解されるであろう。したがって、特定のグループの内部のユーザ装置に共通な識別子を用いて巡回冗長検査フィールドを修正することにより、その識別子を所有するそのグループの内部のこれらのユーザ装置だけが、有効な巡回冗長検査を実行し、またそのようにして、要求された再構成を実装することができるようになることが、分かる。一般的に、各ユーザ装置は、最初にその固有の識別子を使用して巡回冗長検査を実行しようと試みることもあり、またそれが失敗する場合には、その共通の識別子を使用して巡回冗長検査を実行しようと試みることもある。他のグループに属するすべてのユーザ装置は、メッセージが、そのユーザ装置のために用いられる予定ではないことを仮定することになるか、またはメッセージが、破損していることを仮定することになるかのいずれかである。いずれの場合においても、すべての他のユーザ装置は、要求された再構成を実装しないことになる。
一実施形態においては、表示を符号化するステップは、ユーザ装置のグループに共通な識別子を符号化する修正されたヘッダ・フィールドをHS−SCCH命令に追加するステップを備える。それに応じて、HS−SCCH命令のヘッダ・フィールドは、ユーザ装置のグループに共通な識別子を符号化するように修正されることが可能である。言い換えれば、修正されたヘッダは、命令が、ユーザ装置のグループのために用いられる予定であるマルチ・キャスト命令であることを示すことができる。次いで、ユーザ装置は、次には、そのようなマルチ・キャスト命令に修正された処理を適用して、メッセージがそのユーザ装置のために用いられる予定であるかどうかを決定することができる。それゆえに、ユーザ装置が、修正されたヘッダを有するHS−SCCH命令を受信するときには、ヘッダによって示される二次的なH−RNTIを有するこれらのユーザ装置だけが、メッセージを復号しようと試みることになる。すべての他のユーザ装置は、メッセージを無視することになる。ヘッダは、H−RNTIそれ自体を符号化することができ、または、一般的により少ないビット数で、ユーザ装置が属しているグループのグループ識別子を示すインジケータを符号化することができることが、理解されるであろう。基地局とユーザ装置との両方が、二次的なH−RNTIからグループ識別子を導き出すように動作可能になることが、理解されるであろう。
一実施形態においては、表示を符号化するステップは、HS−SCCH命令が、ユーザ装置のグループのために用いられる予定であることを示すインジケータを符号化する修正されたヘッダ・フィールドをHS−SCCH命令に追加するステップを備える。それに応じて、修正されたヘッダは、HS−SCCH命令が、ユーザ装置のグループのために用いられる予定である修正された命令であることを示すことができる。
一実施形態においては、表示を符号化するステップは、ユーザ装置のグループに共通な識別子を表すグループ・インジケータを符号化する修正されたヘッダ・フィールドをHS−SCCH命令に追加するステップを備える。
一実施形態においては、本方法は、無線インターフェース共通再構成を必要とする、基地局によってサポートされているユーザ装置の数量を決定するステップと、複数のHS−SCCH命令のおのおのが、あらかじめ決定された最大値よりも小さいサイズを有するユーザ装置の関連するグループによって受信可能である、複数のHS−SCCH命令を符号化するステップおよび送信するステップとを備える。ユーザ装置のグループに対してHS−SCCH命令を送信するステップに伴う問題は、これらのユーザ装置のおのおのが、共通再構成が行われたことを示す肯定応答を用いて応答することになり、またこれらの肯定応答メッセージが、基地局を圧倒する可能性があることである。どの時点においても送信されているそのような肯定応答の数を低減させるために、いくつかのHS−SCCH命令が、適切なサイズのグループに対して送信される。それに応じて、再構成が行われる必要があるユーザ装置の数が、決定される。再構成されるべきユーザ装置の数が、あらかじめ決定されたしきい値よりも大きい場合、そのときにはいくつかのHS−SCCH命令が、符号化され、また送信されることが可能であり、それらの命令のおのおのは、しきい値よりも小さいいくつかのユーザ装置の数に影響を及ぼす。このようにして、受信される肯定応答メッセージの数は、ネットワークと基地局との上の負荷を低減させるために、あらかじめ決定された数量よりも少なく制限されることが可能である。
一実施形態においては、送信するステップは、複数のHS−SCCH命令のうちの少なくとも別の命令とは異なる時点において、複数のHS−SCCH命令のうちの少なくとも1つを送信するステップを備える。それゆえに、異なる時点において複数のHS−SCCH命令を送信することにより、肯定応答メッセージは、同様に、もっと分散されたものになり、このようにしてネットワークと基地局との上のピーク負荷を低減させている。
一実施形態においては、送信するステップは、最低の信号受信レベルを有するグループの内部のそのユーザ装置のために設定されるパワー・レベルでHS−SCCH命令を送信するステップと、複数のキャリアの上でHS−SCCH命令を送信するステップとのうちの少なくとも一方を備える。それに応じて、最大の程度の信号減衰を有するユーザ装置のために設定されるパワー・レベルでHS−SCCH命令を送信することにより、HS−SCCH命令が、そのユーザ装置によって、またグループの内部のすべての他のユーザ装置によって受信されることが、保証されることが可能である。同様に、それらのキャリアのおのおのの上でHS−SCCH命令を送信することにより、命令が、各ユーザ装置によって受信される可能性が、増大される。また、実施形態においては、異なるキャリアの上で送信される命令は、ユーザ装置によってソフト結合される(soft combined)ことも可能である。
一実施形態においては、本方法は、ユーザ装置のグループのおのおのからの肯定応答メッセージを監視するステップと、各HS−SCCH命令が、肯定応答メッセージを送信することに失敗したユーザ装置のグループのうちの1つのために符号化されている、HS−SCCH命令を再送信するステップと、少なくとも1つのHS−SCCH命令を送信するステップとのうちの少なくとも一方とを備える。それに応じて、基地局は、要求された再構成が受信されていることを示す、各ユーザ装置から受信される肯定応答メッセージを監視することができる。あらかじめ決定された期間の後に、基地局は、次いで、ユーザ装置のグループに対してHS−SCCH命令を再送信すべきか、または以前のHS−SCCH命令に肯定応答することに失敗しているこれらのユーザ装置に対して個別のメッセージを送信すべきかを決定することができる。
第2の態様によれば、基地局によってサポートされている複数のユーザ装置の内部からユーザ装置のグループのおのおのによって行われるべき無線インターフェース共通再構成を要求するように動作可能な基地局が提供されており、本基地局は、ユーザ装置のグループのおのおのによって行われるべき無線インターフェース共通再構成を決定するように動作可能な決定ロジックと、HS−SCCH命令のペイロード・フィールドの中の無線インターフェース共通再構成を符号化するように、またHS−SCCH命令において、ユーザ装置のグループにHS−SCCH命令を関連づける表示を符号化するように動作可能な符号化ロジックと、基地局によってサポートされている複数のユーザ装置に対してHS−SCCH命令を送信するように動作可能な送信ロジックとを備える。
一実施形態においては、ユーザ装置のグループは、セル専用チャネル(セル_DCH)状態にあり、また無線インターフェース共通再構成は、少なくとも1つのキャリアをアクティブにすること、少なくとも1つのキャリアを非アクティブにすること、一次キャリアを変更すること、サービスするセルについて変更すること、正常な送信と不連続な送信との間の変更、および正常な受信と不連続な受信との間の変更のうちの少なくとも1つを備える。
一実施形態においては、符号化ロジックは、HS−SCCH命令の少なくとも1つのフィールドと、ユーザ装置のグループに共通な識別子とから導き出されている修正された巡回冗長検査フィールドをHS−SCCH命令に追加するように動作可能である。
一実施形態においては、符号化ロジックは、ユーザ装置のグループに共通な識別子を符号化する修正されたヘッダ・フィールドをHS−SCCH命令に追加するように動作可能である。
一実施形態においては、符号化ロジックは、HS−SCCH命令が、ユーザ装置のグループのために用いられる予定であることを示すインジケータを符号化する修正されたヘッダ・フィールドをHS−SCCH命令に追加するように動作可能である。
一実施形態においては、符号化ロジックは、ユーザ装置のグループに共通な識別子を表すグループ識別子を符号化する修正されたヘッダ・フィールドをHS−SCCH命令に追加するように動作可能である。
一実施形態においては、決定ロジックは、無線インターフェース共通再構成を必要とする基地局によってサポートされているユーザ装置の数量を決定するように動作可能であり、また符号化ロジックと送信ロジックとは、複数のHS−SCCH命令のおのおのが、あらかじめ決定された最大値よりも小さいサイズを有するユーザ装置の関連するグループによって受信可能である、複数のHS−SCCH命令を符号化するように、および送信するように動作可能である。
一実施形態においては、送信ロジックは、最低の信号受信レベルを有するグループの内部のそのユーザ装置のために設定されるパワー・レベルでHS−SCCH命令を送信するステップと、複数のキャリアの上でHS−SCCH命令を送信するステップとのうちの少なくとも一方を実行するように動作可能である。
一実施形態においては、送信ロジックは、複数のHS−SCCH命令のうちの少なくとも別の命令とは異なる時点において、複数のHS−SCCH命令のうちの少なくとも1つを送信するように動作可能である。
一実施形態においては、基地局は、ユーザ装置のグループのおのおのからの肯定応答メッセージを監視するように動作可能な監視ロジックを備えており、また符号化ロジックと送信ロジックとは、複数のHS−SCCH命令のおのおのが、肯定応答メッセージを送信することに失敗したユーザ装置のグループのうちの1つのために符号化されている、HS−SCCH命令を再送信するステップと、複数のHS−SCCH命令を送信するステップとのうちの少なくとも一方を実行するように動作可能である。
第3の態様によれば、サポートする基地局からの要求に応じてユーザ装置において無線インターフェース共通再構成を実行する一方法が、提供されており、本方法は、基地局からHS−SCCH命令を受信するステップと、ユーザ装置のグループにHS−SCCH命令を関連づける、HS−SCCH命令の中の表示を復号するステップと、その表示が、ユーザ装置が関連づけられるグループとマッチするかどうかを決定するステップと、マッチが起こる場合に、HS−SCCH命令の中の無線インターフェース共通再構成を復号するステップ、および無線インターフェース共通再構成を実行するステップとを備えている。
一実施形態においては、ユーザ装置は、セル専用チャネル(セル_DCH)状態にあり、無線インターフェース共通再構成は、少なくとも1つのキャリアをアクティブにすること、少なくとも1つのキャリアを非アクティブにすること、一次キャリアを変更すること、サービスするセルについて変更すること、正常な送信と不連続な送信との間の変更、および正常な受信と不連続な受信との間の変更のうちの少なくとも1つを備える。
一実施形態においては、復号し、また決定するステップは、HS−SCCH命令から巡回冗長検査フィールドを抽出するステップと、ユーザ装置のグループに共通な識別子を使用して巡回冗長検査を実行するステップとを備える。それに応じて、その固有のH−RNTIを使用してユーザ装置によって実行される受信されたHS−SCCH命令の上の正常な巡回冗長検査が、失敗する場合、そのときにはユーザ装置は、共通の識別子を使用して巡回冗長検査を実行することができる。共通の識別子を使用した巡回冗長検査が、その場合に肯定的であることが分かる場合、そのときには、ユーザ装置は、要求された再構成を実装することができる。
一実施形態においては、復号し、また決定するステップは、HS−SCCH命令が関連づけられる、ユーザ装置のグループを示す、HS−SCCH命令のヘッダ・フィールドの中の表示を識別するステップを備える。それゆえに、HS−SCCH命令が、ユーザ装置のグループに関連づけられるという決定は、ヘッダ・フィールドから直接に決定されることが可能である。
一実施形態においては、復号し、また決定するステップは、HS−SCCH命令が、ユーザ装置のグループに関連づけられることを示す、HS−SCCH命令のヘッダ・フィールドの中のインジケータを識別するステップと、HS−SCCH命令から巡回冗長検査フィールドを抽出するステップと、ユーザ装置のグループに共通な識別子を使用して巡回冗長検査を実行するステップとを備える。それに応じて、ユーザ装置が、ヘッダ・フィールドから、HS−SCCH命令が、ユーザ装置のグループのために用いられる予定であることを決定する場合、そのときにはユーザ装置は、共通の識別子を使用して巡回冗長検査を最初に実行することができ、それによってその固有のH−RNTIを使用して第1の巡回冗長検査を実行する必要性を取り除く。
一実施形態においては、本方法は、ランダムなオフセットと、固定されたオフセットと、固有の識別子から導き出されるオフセットとのうちの少なくとも1つに依存した時間オフセットにおいて肯定応答を基地局に対して送信するステップを備える。このようにして、ユーザ装置からの肯定応答メッセージは、時間と共に分散されて、それによって基地局の上の過負荷を防止することができる。
第4の態様によれば、サポートする基地局からの要求に応じて無線インターフェース共通再構成を実行するように動作可能なユーザ装置が、提供されており、ユーザ装置は、基地局からHS−SCCH命令を受信するように動作可能な受信ロジックと、ユーザ装置のグループにHS−SCCH命令を関連づける、HS−SCCH命令の中の表示を復号するように動作可能な復号ロジックと、表示が、ユーザ装置が関連づけられるグループにマッチするかどうかを決定するように動作可能な決定ロジックと、マッチが行われることを示す決定ロジックからの表示に応じて、HS−SCCH命令の中の無線インターフェース共通再構成を復号するように、また無線インターフェース共通再構成を実行するように動作可能な再構成ロジックとを備える。
一実施形態においては、ユーザ装置は、セル専用チャネル(セル_DCH)状態にあり、また無線インターフェース共通再構成は、少なくとも1つのキャリアをアクティブにすること、少なくとも1つのキャリアを非アクティブにすること、一次キャリアを変更すること、サービスするセルについて変更すること、正常な送信と不連続な送信との間の変更、および正常な受信と不連続な受信との間の変更のうちの少なくとも1つを備える。
一実施形態においては、復号ロジックと決定ロジックとは、HS−SCCH命令から巡回冗長検査フィールドを抽出するように、またユーザ装置のグループに共通な識別子を使用して巡回冗長検査を実行するように動作可能である。
一実施形態においては、復号ロジックと決定ロジックとは、HS−SCCH命令が関連づけられる、ユーザ装置のグループを示すHS−SCCH命令のヘッダ・フィールドの中の表示を識別するように動作可能である。
一実施形態においては、復号ロジックと決定ロジックとは、HS−SCCH命令がユーザ装置のグループに関連づけられることを示す、HS−SCCH命令のヘッダ・フィールドの中のインジケータを識別するように、HS−SCCH命令から巡回冗長検査フィールドを抽出するように、またユーザ装置のグループに共通な識別子を使用して巡回冗長検査を実行するように動作可能である。
一実施形態においては、ユーザ装置は、ランダムなオフセットと、固定されたオフセットと、固有の識別子から導き出されるオフセットとのうちの少なくとも1つに依存した時間オフセットにおいて肯定応答を基地局に対して送信するように動作可能な送信ロジックを備える。
第5の態様によれば、コンピュータの上で実行されるときに、第1の態様の方法ステップを実行するように動作可能なコンピュータ・プログラム・プロダクトが、提供されている。
第6の態様によれば、コンピュータの上で実行されるときに、第3の態様の方法ステップを実行するように動作可能なコンピュータ・プログラム・プロダクトが、提供されている。
さらなる特定の、また好ましい態様は、添付の独立請求項および従属請求項において詳細に説明される。従属請求項の特徴は、必要に応じて独立請求項の特徴と組み合わされ、また特許請求の範囲において明示的に詳細に説明されるこれらの特徴以外のものと組み合わされることが可能である。
本発明の実施形態は、次に、添付図面を参照してさらに説明されるであろう。
一実施形態によるワイヤレス電気通信システム10を示す図である。 HS−SCCH命令を受信するときのユーザ装置の一般的なオペレーションを示す図である。 HS−SCCH命令の巡回冗長検査を示す図である。 基地局とユーザ装置との間のHS−SCCH命令とHS−DPCCH肯定応答との伝送を示す図である。
図1は、一実施形態によるワイヤレス電気通信システム10を示すものである。ユーザ装置50は、ワイヤレス電気通信システムを通してローミングする。無線カバレッジ30のエリアをサポートする基地局20が、提供される。いくつかのそのような基地局20は、ユーザ装置50に対するカバレッジの広いエリアを提供するために、提供され、また地理的に分散される。ユーザ装置が、基地局によってサービスされるエリア30の内部にあるときに、関連する無線リンクの上でユーザ装置と基地局との間で、通信が確立されることが可能である。各基地局は、一般的に、サービスの地理的エリア30の内部でいくつかのセクタをサポートする。
一般的に、基地局の内部の異なるアンテナは、各関連するセクタをサポートする。それに応じて、各基地局20は、複数のアンテナを有しており、また異なるアンテナを通して送信される信号は、セクタ化されたアプローチを提供するように電子的に重みが付けられる。もちろん、図1は、典型的な通信システムの中に存在することができるユーザ装置と基地局との総数のうちの小さなサブセットを示していることが理解されるであろう。
ワイヤレス通信システムの無線アクセス・ネットワークは、無線ネットワーク制御装置(RNC)40によって管理される。無線ネットワーク制御装置40は、バックホール通信リンク60の上で複数の基地局と通信することによりワイヤレス通信システムのオペレーションを制御する。ネットワーク制御装置はまた、各基地局を経由してユーザ装置50と通信する。
無線ネットワーク制御装置40は、基地局20によってサポートされる複数のセクタの間の地理的関係についての情報を含む近隣リストを保持する。さらに、無線ネットワーク制御装置40は、ワイヤレス通信システム10の内部のユーザ装置50のロケーションについての情報を提供するロケーション情報を保持する。無線ネットワーク制御装置は、回路交換網とパケット交換網とを経由してトラフィックをルーティングするように動作可能である。それゆえに、無線ネットワーク制御装置が通信することができるモバイル交換局が、提供される。モバイル交換局は、公衆交換電話網(public switched telephone network)(PSTN)70などの回路交換網と通信することができる。同様に、ネットワーク制御装置は、サービス汎用パッケージ無線サービス・サポート・ノード(service general package radio service support nodes)(SGSN)およびゲートウェイ汎用パケット・サポート・ノード(gateway general packet support node)(GGSN)と通信することができる。GGSNは、例えば、インターネットなどのパケット交換コア(packet switched core)と通信することができる。
ユーザ装置50は、一般的に情報およびデータを基地局20に対して送信し、その結果、それは、ワイヤレス電気通信ネットワークの内部で再びルーティングされることが可能になる。ユーザ装置は、例えば、テキスト・メッセージ、ユーザがその装置を使用して、電話の通話を行っているときの音声情報、または他のデータを中継するために、基地局に対してデータを送信する必要がある可能性がある。基地局20は、無線ネットワーク制御装置40によって設定されるパラメータと組み合わせて、ワイヤレス電気通信ネットワーク10のオペレーションを最適にすることを目指すようにして、ユーザ装置にリソースを割り付ける。
ユニバーサル・モバイル電気通信システム(Universal Mobile Telecommunications System)(UMTS)において、マルチ・セル高速ダウンリンク・パケット・アクセス(Multi−Cell High Speed Downlink Packet Access)(MC−HSDPA)構成が提供される。MC−HSDPAにおいては、セクタは、基地局またはノードBの地理的カバレッジ・エリアとして定義される。セクタは、いくつかのセルから成ることができ、ここでは、各セルは、同じ地理的カバレッジをセクタとして対象とすることを目指しており、またその送信のために別個の周波数キャリアを使用する。周波数キャリアは、同じ周波数帯域の内部にあるか、または2つの周波数帯域の上で分散されることが可能である。MC−HSDPAは、デュアル・セル高速ダウンリンク・パケット・アクセス(Dual Cell High Speed Downlink Packet Access)(DC−HSDPA)に対する拡張である。MC−HSDPAにおいては、ユーザ装置は、4つの異なるセルから4つまでの同時ダウンリンク送信を受信することができる。それゆえに、MC−HSDPAは、場合によっては、DC−HSDPAと(単一セル)HSDPAとのダウンリンク・スループットをそれぞれ二倍にし、また四倍にすることができる。ユーザ装置が、4つのセルまたは3つのセルからそれぞれ同時送信を受信するときに、MC−HSDPAはまた、時には、4C−HSDPA(4セルHSDPA)または3C−HSDPAと称されることもある。
マルチ・キャリア・システムにおいては、各キャリアは、基地局からユーザ装置への独立したダウンリンク無線リンクを有することになる。各キャリアは、ユーザ装置に対して異なる無線伝搬経路を有する可能性が高いことになるので、これらのダウンリンク無線リンクは、独立に管理される。マルチ・キャリア・モードで動作することができるHSDPAシステムでは、2つよりも多いダウンリンク・キャリアが、提供される可能性がある。マルチ・キャリア・ネットワークにおいては、ダウンリンク・キャリアの数は、アップリンク・キャリアの数とマッチしない可能性があることが理解されよう。さらに、提供されるダウンリンク・キャリアの数は、提供されるアップリンク・キャリアの数のちょうど2倍でない可能性もある。HSDPAマルチ・キャリア・モードにおいては、基地局によってサービスされる各セクタは、いくつかのキャリア周波数、またはそれに関連する「キャリア」を有することができる。キャリア、またはキャリアによってサポートされるセルは、セクタとして同じ地理的領域を対象として含んでいる。各セルは、異なるキャリア周波数によってサービスされる。したがって、単一キャリア・システムにおいては、セクタが、ただ1つのセルまたはキャリア周波数を有するだけなので、セルは、セクタと同等であることが、理解されるであろう。それにもかかわらず、マルチ・キャリア・ネットワークにおいては、各セクタは、各セルが、異なるキャリア周波数によって同時にサービスされているいくつかのセルを備えることができる。
ユーザ装置は、アイドリング・モードに、または無線リソース制御(Radio Resource Control)(RRC)接続モードにあることが可能である。セル_DCH状態は、ユーザ装置が、高データ・スループットで送信し、また受信することができるというRRC接続モードの内部の状態のうちの1つである。MC−HSDPA機能は、セル_DCH状態で動作し、この場合に、この状態では、ユーザ装置とノードBとは、アップリンクとダウンリンクとにおいて物理レイヤ同期化を維持する。HS−DSCH無線ネットワーク・トランザクション識別子(H−RNTI)は、HSDPAにおいて動作するユーザ装置のための固有の識別子であり、またそれは、セル_DCH状態における各ユーザ装置に固有である。
さらに、基地局によってサポートされているユーザ装置のすべてまたは1つのグループに共通な、二次的なH−RNTIが、割り付けられる。HS−DSCHを経由して共通の制御信号を送信するための、拡張されたセル_FACH状態およびセル_PCH状態において使用される二次的なH−RNTIは、この目的のために利用されることが可能であり、二次的なH−RNTIのこの組は、システム情報ブロードキャスト(System Information Broadcast)(SIB)5および5ビットでブロードキャストされている。代わりに、二次的なH−RNTIの組は、この目的のために基地局によって具体的に割り付けられることも可能である。二次的なH−RNTIを具体的に割り付けることは、基地局により多くの制御を提供して、以下でより詳細に説明されるようにユーザ装置によって生成される同時肯定応答メッセージの数を低減させるようにグループのサイズを制限する。
MC−HSDPAにおいては、一次キャリアは、絶対に必要な制御チャネルを搬送するセルであり、それは、非アクティブにされることが可能ではない。ただ1つの一次キャリアが存在しており、また他のセルは、二次キャリア(例えば、二次キャリア1、二次キャリア2、および二次キャリア3)と呼ばれる。ユーザ装置は、一次キャリア無線リンクが、失敗する場合には、たとえ二次キャリアが、完全に機能しているとしても(例えば、それらが軽い負荷をかけられている場合、またはそれらがよりよい無線チャネルを有する場合)、無線リンクの失敗を宣言することになる。それらの二次キャリアは、自然の無線リンクの冗長度を提供するが、これらの冗長度は、利用されることが可能ではない。
キャリアの制御は、HS−SCCH(高速共用制御チャネル)命令を使用して実行されることが可能である。HS−SCCH命令は、サポートする基地局から高速コマンド/命令が行われることを可能にするユーザ装置へのレイヤ1の信号である。二次キャリアの非アクティブ化/アクティブ化とは別に、HS−SCCH命令を使用して、不連続な送信および受信をオンにすることもできる。
実施形態は、多数のユーザ装置の高速な再構成が、修正されたHS−SCCH命令を利用することにより行われることを可能にする一技法を提供している。例えば、基地局が、セルの中のユーザ装置の大きなグループを非アクティブにすることを、またはアクティブにすることを必要とする場合のシナリオが存在している。例えば、基地局が、干渉の制御またはエネルギーの節約の目的のために、ユーザ装置の1つのグループ、またはすべてのために、特定の二次キャリアを非アクティブにすることができる場合には、それは有益である。エネルギーの節約においては、低トラフィック状態に起因して、基地局は、以下でより詳細に説明されるように、そのキャリアのうちの1つをオフにしようと、またそのためにセルの中のすべてのユーザ装置のための二次キャリアを非アクティブにしようと望む可能性がある。
図2は、HS−SCCH命令を受信するときのユーザ装置の一般的なオペレーションを示すものである。図2に示される例においては、HS−SCCH命令は、対応する高速ダウンリンク共用チャネル(High Speed Downlink Shared Channel)(HS−DSCH)を復号するために必要とされる情報を含んでおり、またはユーザ装置のための命令を含んでいる。HS−SCCH命令が送信されるときには、それは、図2に示されるように、2スロット分先行して送信され、そこでは第1のスロットは、その情報を含んでおり、その結果、ユーザ装置は、2スロット分後にHS−DSCHを復号することを開始することができるようになる。これは、それゆえに、ユーザ装置が、それ自体を再構成するための1つのスロット(スロット2)を与える。
図2に示されるように、HS−SCCH命令105は、3つの主要なフィールドを備える(他のフィールドは、明確さを改善するために省略されている)。これらの3つの主要なフィールドは、ヘッダ・フィールド100、ペイロード・フィールド110、および巡回冗長検査フィールド120である。巡回冗長検査は、ユーザ装置において、エラー検出のためにHS−SCCH命令に対して適用され、また一般的に、そのユーザ装置によって実行される巡回冗長検査だけが合格することを保証するために、ユーザ装置に固有のH−RNTIを用いてマスクされる。
図2に示されるように、少なくとも3つの異なる修正された形式のHS−SCCH命令105A〜105Cが、基地局によって送信されることが可能であり、これらの修正された形式のHS−SCCH命令は、それらが、複数のユーザ装置によって受信されるように意図されるので、ブロードキャスト命令、またはマルチキャスト命令であるように考えられることが可能である。類似したユニキャスト形式のこれらの命令は、以下でより詳細に説明されるように、マルチキャスト命令に肯定応答することに失敗するこれらのユーザ装置のために利用されることが可能である。
第1の形式のHS−SCCH命令105Aにおいては、標準のヘッダ・フィールド100が、指定されたグループの内部のユーザ装置によって行われるべき共通再構成を符号化する6ビットの命令フィールド110Aと一緒に、利用される。巡回冗長検査フィールド120Aは、その後に図3に示されるようなグループの内部のすべてのユーザ装置に共通な二次的なH−RNTI(16ビット)を用いてマスクされる従来の巡回冗長検査(16ビット)を含んでいる。
第2の形式のHS−SCCH命令105Bにおいては、ヘッダは、HS−SCCH命令が、ユーザ装置のグループによる受信のために用いられる予定である修正されたHS−SCCH命令であることを示す修正されたヘッダ100Bである。修正されたヘッダ・フィールド100Bはまた、命令が用いられる予定であるグループの表示を含んでいる。一般的に、グループ・インジケータは、その共通のH−RNTIから基地局とユーザ装置との両方によって導き出すことが可能である二次的なH−RNTIの符号化された表現になる。この場合にも、命令は、上記で述べられる命令と同じであるが、巡回冗長検査は、どのようなH−RNTIマスキングもない標準の巡回冗長検査である。
第3の形式のHS−SCCH命令105Cにおいては、メッセージが、マルチキャストHS−SCCH命令であることを示す、さらなる修正されたヘッダ・フィールド100Cが、使用される。命令フィールド110Aは、上記で説明される2つのメッセージと同一であるが、巡回冗長検査フィールド120Aは、二次的なH−RNTIを用いてマスクされる巡回冗長検査を含んでいる。
それゆえに、第1の形式のHS−SCCH命令105Aを用いて、ユーザ装置は、メッセージの受信をするとすぐに、図3に示されるように、その固有のH−RNTIを使用してHS−SCCH命令に標準の処理を実行することになる。マスクされたCRCとH−RNTIとは、巡回冗長検査フィールド120Aから取り除かれ、またそれは、固有のH−RNTIを用いてマスクされて(マスクされないで)、巡回冗長検査ビットを抽出する。次いで、巡回冗長検査ビットは、エラー検出のために復号される。別のユーザ装置(すなわち、ターゲット・ユーザ装置)のために用いられる予定である、異なる固有のH−RNTIを使用して、基地局において巡回冗長検査をマスクするので、HS−SCCHが、ユーザ装置のために用いられる予定でない場合には、エラーが、起きることになる。たとえ正しいH−RNTIが、HS−SCCH命令の中の本物のエラーに起因して使用されるとしても、HS−SCCHが巡回冗長検査の復号化に失敗することもまた、可能である。ユーザは、それらがエラーを含むので、巡回冗長検査の復号化に失敗するどのようなHS−SCCH命令も切り捨てることになる。しかしながら、巡回冗長検査が失敗する場合、そこでの処理を単に停止するのではなく、ユーザ装置は、次いで二次的なH−RNTIを使用して巡回冗長検査を再実行することになる。巡回冗長検査が合格する場合、そのときにはユーザ装置は、マルチキャストHS−SCCH命令について修正された復号化を使用して命令フィールド110Aを復号することになる。任意の適切な符号化技法が、利用されて、上記で述べられた無線インターフェースの再構成のための必要とされる情報を符号化することができることが、理解されるであろう。
しかしながら、第1の形式のHS−SCCH命令105Aの復号化に伴う問題は、巡回冗長検査が、2回にわたって実行される必要があることであることが、理解されるであろう。したがって、第2の形式のHS−SCCH命令105Bにおいては、ヘッダ・フィールド100Bは、メッセージが、マルチキャストHS−SCCH命令であり、その命令が用いられる予定であるグループの表示を提供することを示す構成になっている。表示が、ユーザ装置が属するグループにマッチすることを仮定すると、そのときにはユーザ装置は、その固有のH−RNTIを使用せずに、巡回冗長検査を実行することになる。巡回冗長検査が合格することを仮定すると、そのときにはユーザ装置は、命令フィールドを復号し、また要求された再構成を実装することになる。
同様に、第3の形式のHS−SCCH命令105Cを用いて、ユーザ装置は、メッセージが、マルチキャストHS−SCCH命令であり、またその二次的なH−RNTIを使用してその巡回冗長検査を直接に実行することになることを修正されたヘッダ・フィールド100Cから導き出すことができる。これは、固有のH−RNTIを最初に使用して巡回冗長検査を実行すべき必要性を回避させ、またそのプロセスを高速化する。巡回冗長検査が合格することを仮定すると、そのときにはユーザ装置は、命令フィールドを復号し、また要求された再構成を実行することになる。
基地局は、HS−SCCH命令105A〜105Cをその命令がグループの内部のすべてのユーザ装置に到達することになるのに十分に高いパワーで送信しようと試みることになる。HS−SCCH命令は、最大の許容パワーで、または最も貧弱な無線状態を有するユーザ装置にも到達する(すなわち、最も遠く離れている、または最大レベルの信号減衰を有するユーザ装置にも到達する)ことになるパワーで、送信されることが可能である。HS−SCCH命令105A〜105Cの信頼性は、すべての構成されたキャリアの上で送信されることにより、さらに改善されることが可能である。次いで、異なるキャリアからの受信されたHS−SCCH命令は、ユーザ装置においてベース・バンド・レベルでソフト結合されることが可能である。それゆえに、複数のアクティブなキャリアを有するこれらのユーザ装置は、複数のキャリアの上で同じHS−SCCH命令を受信することにより追加の信頼性を獲得することになる。
セル_DCH状態にあるときに、HS−SCCH命令は、高速専用物理制御チャネル(High Speed Dedicated Physical Control Channel)(HS−DPCCH)フィードバック・チャネルを使用してユーザ装置によって肯定応答される。それに応じて、大きなグループのユーザ装置に送信されるHS−SCCH命令は、HS−DPCCHの上で肯定応答の多数の同時送信をトリガすることができる。これは、基地局において過負荷または干渉を引き起こす可能性がある。それゆえに、どの時点においても、基地局において受信される肯定応答の数を低減させるために、HS−SCCH命令は、異なる時点に異なるグループのユーザ装置に対してブロードキャストされ、その結果、各グループからのフィードバックは、異なる時点に基地局に到達するようになる。各グループのサイズは、基地局が、これらのユーザ装置からの可能性のある同時肯定応答を取り扱うことができ、またこのサイズが、二次的なH−RNTIの割付けを制御することにより制御されることが可能になるように選択される。すべての4つのキャリアがアクティブな40台のユーザ装置を有する4C−HSDPAセクタの一例を考えてみよう。それらのキャリアは、C1、C2、C3およびC4として名前が付けられる。C1は、一次キャリアであり、それゆえに非アクティブにされることはできない。4つの二次的なH−RNTIが、10台以下のユーザ装置に各グループのサイズを制限するように割り付けられている。専用のユーザ装置と二次的なH−RNTIとが、以下の表のように割り付けられる。
Figure 0005450896
次に、キャリアC1とC4とが、過負荷をかけられることを仮定する。基地局は、以下の表のように、ユーザ装置の半分のためにキャリアC2を非アクティブにするように、またユーザ装置の残りの半分のためにキャリアC4を非アクティブにするように決定する。
Figure 0005450896
基地局は、それゆえに、以下の構成を有する4つの別個のHS−SCCHマルチキャスト命令を送信する。
Figure 0005450896
多数の同時HS−DPCCH肯定応答メッセージを受信することを回避するために、基地局は、HS−SCCH命令1と、HS−SCCH命令3とを一緒に送信し、また次いで、5つの時間間隔の後に、HS−SCCH命令2と、HS−SCCH命令4とを一緒に送信する。これは、図4において、より詳細に示されている。
ユーザ装置からの同時HS−DPCCH肯定応答の送信の数をさらに低減させるために、グループの中の各ユーザ装置は、異なる時点にそのHS−DPCCH肯定応答を送信することができる。それに応じて、各ユーザ装置は、ランダム数量、互い違いの数量、あらかじめ決定されたオフセット数量に基づいて、またはユーザ装置の識別子に基づいて、そのHS−DPCCH肯定応答を送信することができる。一実施形態においては、オフセットは、次式のような専用のH−RNTIに基づいて決定され、
HS−DPCCH_TTI=専用のH−RNTI MOD K
式中で、HS−DPCCH_TTIは、HS−DPCCH肯定応答を送信する前の送信時間間隔における遅延の量であり、またKは、基地局によって提供されるある数である(この数が、大きくなればなるほど、すべての肯定応答が、基地局に到達するのにかかることになる時間が長くなり、またそれゆえに、この数は、すべての肯定応答を受信することを遅延させるべき必要性と、基地局が取り扱うことができる同時肯定応答の数とをバランスさせるはずである)。
上記で述べられた例においては、2つのHS−SCCHマルチキャスト命令が、各試みにおいて20台のユーザ装置に対して送信されている。20台のユーザ装置からの同時HS−DPCCH肯定応答は、依然として基地局において許容可能でない可能性がある。同時肯定応答の数をさらに低減させるために、HS−DPCCH肯定応答は、K=5の場合の上記式を使用して異なる時点に送信される。この構成を使用して、ユーザ装置1から10のためにHS−DPCCH肯定応答を送信する前に遅延させるべき送信時間間隔の数が、以下の表に示されている。
Figure 0005450896
この例においては、ユーザ装置5および10は、すぐさまHS−DPCCH肯定応答を送信することになり、1つの送信時間間隔だけあとでユーザ装置1および6によって続けられる。同様な計算が、他のグループのユーザ装置のために実行されることが可能である。このようにして、基地局は、図4において、より詳細に示されるように、一度に4つのHS−DPCCH肯定応答だけを受信する。
ひとたびユーザ装置が、HS−DPCCH肯定応答を送信した後に、ユーザ装置は、命令を実行し、またその無線インターフェースを再構成することができる。
基地局は、各ユーザ装置からの肯定応答を監視することになる。HS−SCCHマルチキャスト命令をし損ねたこれらのユーザ装置(これは、基地局において肯定応答をし損ねることによって決定される)では、基地局は、特定のユーザ装置に対して専用のHS−SCCH命令を再送信し(肯定応答に失敗するユーザ装置の数が、小さい場合)、またはHS−SCCHマルチキャスト命令を再送信する(肯定応答することに失敗するユーザ装置の数が、大きい場合)ことができる。
この例においては、ユーザ装置27は、HS−SCCH命令3を復号することに失敗しており、またそれゆえに、命令を受信してはいない。ただ1つのユーザ装置が、命令を受信することに失敗しているので、基地局は、専用のHS−SCCH命令をユーザ装置27に対して送信して、キャリアC4を非アクティブにする。第2の試みにおいては、ユーザ装置27は、命令を受信し、またHS−DPCCHフィードバック・チャネルを経由して肯定応答を返信する。
したがって、40個の個別のHS−SCCH命令を送信してユーザ装置を再構成する必要があるのではなくて、4つのマルチキャストHS−SCCH命令だけが、送信される必要があることが分かる。
それゆえに、基地局が、個別の命令を各ユーザ装置に対して送信するのではなくて、ユーザ装置のグループに対してHS−SCCH命令を送信することができる一技法が、提供される。これは、ユーザ装置のグループを再構成するために必要とされる命令の数量を低減させる。これは、基地局が、例えば、負荷バランシングまたはエネルギー節約の目的のためにユーザ装置のグループのためにキャリアをアクティブにし、または非アクティブにする必要があるときに、特に有用である。
当業者なら、様々な上記に説明された方法のステップが、プログラムされたコンピュータによって実行され得ることを簡単に認識するであろう。本明細書においては、いくつかの実施形態はまた、プログラム・ストレージ・デバイス、例えば、デジタル・データ・ストレージ媒体を対象として含むようにも意図されており、このプログラム・ストレージ・デバイスは、マシン読取り可能、またはコンピュータ読取り可能であり、また命令のマシン実行可能なプログラム、またはコンピュータ実行可能なプログラムを符号化しており、そこでは前記命令は、前記上記で説明された方法のステップの一部または全部を実行する。プログラム・ストレージ・デバイスは、例えば、デジタル・メモリ、磁気ディスクや磁気テープなどの磁気ストレージ媒体、ハード・ドライブ、または光学的に読取り可能なデジタル・データ・ストレージ媒体とすることができる。それらの実施形態はまた、上記で説明された方法の前記ステップを実行するようにプログラムされるコンピュータを対象として含むようにも意図される。
「プロセッサ」または「ロジック」としてラベル付けされた任意の機能ブロックを含めて、図面の中に示される様々な要素についての機能は、専用のハードウェア、ならびに適切なソフトウェアと関連づけてソフトウェアを実行することができるハードウェアの使用を通して提供されることが可能である。プロセッサによって提供されるときに、それらの機能は、単一の専用のプロセッサによって、単一の共用のプロセッサによって、またはそれらのうちのいくつかが共用され得る複数の個別のプロセッサによって提供されることが可能である。さらに、「プロセッサ」または「コントローラ」、あるいは「ロジック」という用語の明示的な使用は、ソフトウェアを実行することができるハードウェアだけを排他的に意味するように解釈されるべきではなく、また限定することなく、デジタル信号プロセッサ(digital signal processor)(DSP)のハードウェアと、ネットワーク・プロセッサと、特定用途向け集積回路(application specific integrated circuit)(ASIC)と、フィールド・プログラマブル・ゲート・アレイ(field programmable gate array)(FPGA)と、ソフトウェアを記憶するためのリード・オンリー・メモリ(read only memory)(ROM)と、ランダム・アクセス・メモリ(random access memory)(RAM)と、不揮発性ストレージとを暗黙のうちに含むことができる。他のハードウェアが、従来および/またはカスタムもまた、含められることも可能である。同様に、図面の中に示される任意のスイッチは、概念的なものにすぎない。それらの機能は、プログラム・ロジックのオペレーションを通して、専用のロジックを通して、プログラム制御と専用のロジックとの相互作用を通して、または手動によってさえも実行されることが可能であり、特定の技法は、文脈からもっと具体的に理解されるように、実装者によって選択可能である。
本明細書における任意のブロック図は、本発明の原理を実施する実例となる回路の概念図を表すことが、当業者によって理解されるべきである。同様に、任意のフロー・チャートと、流れ図と、状態遷移図と、擬似コードなどとは、コンピュータ読取り可能媒体の形で実質的に表され、またそのようにしてコンピュータまたはプロセッサによって、そのようなコンピュータまたはプロセッサが明示的に示されているか否かにかかわらず、実行され得る様々なプロセスを表すことが、理解されるであろう。
説明および図面は、単に本発明の原理を示しているにすぎない。したがって、当業者は、本明細書において明示的に説明されても、または示されてもいないけれど、本発明の原理を実施し、また本発明の精神および範囲の内部に含まれる様々な構成を工夫することができるようになることが理解されるであろう。さらに、本明細書において列挙されるすべての例は、主として、本発明者(単数または複数)が当技術を推進することに寄与している本発明の原理および概念を理解するに際して、読者を支援する教育上の目的のためにすぎないように明示的に意図され、またそのように具体的に列挙された例および状態だけに限定することのないように解釈されるべきである。さらに、本発明の原理、態様および実施形態を列挙している本明細書におけるすべての記述、ならびにその特定の例は、その同等物を包含するように意図されている。

Claims (15)

  1. マルチ・キャリア・ワイヤレス通信システムにおいて基地局によってサポートされている複数のユーザ装置の内部からユーザ装置のグループのおのおのによって行われるべき無線インターフェース共通再構成を要求する方法であって、
    ユーザ装置の前記グループのおのおのによって行われるべき前記無線インターフェース共通再構成を決定するステップと、
    高速共用制御チャネル(HS−SCCH)命令のペイロード・フィールドの中の前記無線インターフェース共通再構成を符号化するステップと、
    前記HS−SCCH命令において、ユーザ装置の前記グループに前記HS−SCCH命令を関連づける表示を符号化するステップと、
    前記基地局によってサポートされている前記複数のユーザ装置に対して前記HS−SCCH命令を送信するステップと
    を備える方法。
  2. ユーザ装置の前記グループは、セル専用チャネル(セル_DCH)状態にあり、また前記無線インターフェース共通再構成は、少なくとも1つのキャリアをアクティブにすること、少なくとも1つのキャリアを非アクティブにすること、一次キャリアを変更すること、サービスするセルについて変更すること、正常な送信と不連続な送信との間の変更、および正常な受信と不連続な受信との間の変更のうちの少なくとも1つを備える、請求項1に記載の方法。
  3. 前記表示を符号化する前記ステップは、
    前記HS−SCCH命令の少なくとも1つのフィールドと、ユーザ装置の前記グループに共通な識別子とから導き出されている修正された巡回冗長検査フィールドを前記HS−SCCH命令に追加するステップ
    を備える、請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記表示を符号化する前記ステップは、
    ユーザ装置の前記グループに共通な識別子を符号化する修正されたヘッダ・フィールドを前記HS−SCCH命令に追加するステップ
    を備える、請求項1乃至3のいずれか1項に記載の方法。
  5. 前記表示を符号化する前記ステップは、
    前記HS−SCCH命令が、ユーザ装置のグループのために用いられる予定であることを示すインジケータを符号化する修正されたヘッダ・フィールドを前記HS−SCCH命令に追加するステップ
    を備える、請求項1乃至4のいずれか1項に記載の方法。
  6. 前記表示を符号化する前記ステップは、
    ユーザ装置の前記グループに共通な識別子を表すグループ・インジケータを符号化する修正されたヘッダ・フィールドを前記HS−SCCH命令に追加するステップ
    を備える、請求項1乃至5のいずれか1項に記載の方法。
  7. 前記無線インターフェース共通再構成を要求している、前記基地局によってサポートされているユーザ装置の数量を決定するステップと、複数の前記HS−SCCH命令を符号化するステップおよび送信するステップとを備え、前記複数の前記HS−SCCH命令のおのおのは、あらかじめ決定された最大値よりも小さいサイズを有する、ユーザ装置の関連するグループによって受信可能である、請求項1乃至6のいずれか1項に記載の方法。
  8. 送信する前記ステップは、
    最低の信号受信レベルを有する、前記グループの内部のそのユーザ装置のために設定されるパワー・レベルで前記HS−SCCH命令を送信するステップと、複数のキャリアの上で前記HS−SCCH命令を送信するステップとのうちの少なくとも一方
    を備える、請求項1乃至7のいずれか1項に記載の方法。
  9. ユーザ装置の前記グループのおのおのからの肯定応答メッセージを監視するステップと、
    前記HS−SCCH命令を再送信するステップ、および複数のHS−SCCH命令を送信するステップのうちの少なくとも一方とを備え、前記複数のHS−SCCH命令のおのおのは、肯定応答メッセージを送信することに失敗したユーザ装置の前記グループのうちの1つのために符号化されている、請求項1乃至8のいずれか1項に記載の方法。
  10. 基地局によってサポートされている複数のユーザ装置の内部から、ユーザ装置のグループのおのおのによって行われるべき無線インターフェース共通再構成を要求するように動作可能な基地局であって、
    ユーザ装置の前記グループのおのおのによって行われるべき前記無線インターフェース共通再構成を決定するように動作可能な決定ロジックと、
    HS−SCCH命令のペイロード・フィールドの中の前記無線インターフェース共通再構成を符号化するように、また前記HS−SCCH命令において、ユーザ装置の前記グループに前記HS−SCCH命令を関連づける表示を符号化するように動作可能な符号化ロジックと、
    前記基地局によってサポートされている前記複数のユーザ装置に対して前記HS−SCCH命令を送信するように動作可能な送信ロジックと
    を備える基地局。
  11. サポートする基地局からの要求に応じてユーザ装置において無線インターフェース共通再構成を実行する方法であって、
    前記基地局からHS−SCCH命令を受信するステップと、
    ユーザ装置のグループに前記HS−SCCH命令を関連づける、前記HS−SCCH命令の中の表示を復号するステップと、
    前記表示が、前記ユーザ装置が関連づけられるグループとマッチするかどうかを決定するステップと、
    マッチが起こる場合に、前記HS−SCCH命令の中の前記無線インターフェース共通再構成を復号するステップ、および前記無線インターフェース共通再構成を実行するステップと
    を備える方法。
  12. 復号し、決定する前記ステップは、前記HS−SCCH命令から巡回冗長検査フィールドを抽出するステップと、ユーザ装置の前記グループに共通な識別子を使用して巡回冗長検査を実行するステップとを備える、請求項11に記載の方法。
  13. 復号し、決定する前記ステップは、前記HS−SCCH命令が関連づけられる、ユーザ装置のグループを示す、前記HS−SCCH命令のヘッダ・フィールドの中の前記表示を識別するステップを備える、請求項11または12に記載の方法。
  14. 復号し、決定する前記ステップは、前記HS−SCCH命令が、ユーザ装置のグループに関連づけられることを示す、前記HS−SCCH命令のヘッダ・フィールドの中のインジケータを識別するステップと、前記HS−SCCH命令から巡回冗長検査フィールドを抽出するステップと、ユーザ装置の前記グループに共通な識別子を使用して巡回冗長検査を実行するステップとを備える、請求項11乃至13のいずれか1項に記載の方法。
  15. サポートする基地局からの要求に応じて無線インターフェース共通再構成を実行するように動作可能なユーザ装置であって、
    前記基地局からHS−SCCH命令を受信するように動作可能な受信ロジックと、
    ユーザ装置のグループに前記HS−SCCH命令を関連づける、前記HS−SCCH命令の中の表示を復号するように動作可能な復号ロジックと、
    前記表示が、前記ユーザ装置が関連づけられるグループにマッチするかどうかを決定するように動作可能な決定ロジックと、
    マッチが行われることを示す前記決定ロジックからの表示に応じて、前記HS−SCCH命令の中の前記無線インターフェース共通再構成を復号するように、また前記無線インターフェース共通再構成を実行するように動作可能な再構成ロジックと
    を備えるユーザ装置。
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