JP5436501B2 - 映像符号化装置及び映像復号装置 - Google Patents

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Description

本発明は、映像符号化装置及び映像復号装置に係り、特に、映像を複数の符号化処理部及び復号処理部を用いて並列に符号化及び復号するための映像符号化装置及び映像復号装置に関する。
解像度の高い映像を符号化・復号することはコストの高い処理であるため、映像を空間方向もしくは時間方向に分割し、複数の符号化器及び復号器を並列に動作させることで、実時間での処理を可能にしたり、より高いビットレートやフレームレートでの処理を可能にしたりするなどの手法がとられる。
従来の符号化装置及び復号装置として、解像度の高い映像を時間軸方向に分割し、複数の符号化部・復号部を用いた並列処理により処理を高速化する技術がある(例えば、特許文献1、2参照)。
特開2002−199392号公報 特開2008−66851号公報
しかしながら、例えば、特許文献1に示す装置では、各符号化部及び復号部が映像1フレームを処理するのに映像4フレーム相当の時間がかかる場合、4つの符号化部・復号部を用い、映像1フレーム毎各符号化部、復号部で並列に処理させることで実時間での符号化・復号処理が可能となるが、各映像フレームにおいて符号化または復号されたデータを得るまでに映像4フレーム相当の遅延時間がかかることは避けられない。
本発明は、上記の点に鑑みなされたもので、符号化及び復号する装置を、最小の部品構成及び最小のコストで実現すると共に、処理遅延を抑え、かつ空間分割による画質劣化を避けることが可能な映像符号化装置及び映像復号装置を提供することを目的とする。
上記の課題を解決するため、本発明(請求項1)は、入力された映像フレームを複数の符号化処理手段を用いて並列に符号化する符号化装置であって、
前記映像フレームが入力される1つの映像入力手段、または、2つのリンクの映像フレームが入力される2つの映像入力手段と、
前記一つの映像入力手段から入力された一つの映像フレーム、または、前記2つの映像入力手段から入力された2つの映像フレームを1つの映像データとして、一つのフレームを二次元座標上でn等分の小画像に分割するタイル分割手段と、
前記映像入力手段から入力された前記映像フレーム、または、前記タイル分割手段から入力された分割された前記小画像を輝度及び色差成分、または、色成分でコンポーネントのデータに分割するコンポーネント分割手段と、
前記コンポーネントのデータを前記複数の符号化処理手段に入力する映像データ分配手段と、
前記複数の符号化処理手段で符号化されたデータを一つの映像の符号化データとして構成して出力する符号化データ構成手段と
有し、
前記コンポーネント分割手段の分割処理と前記タイル分割手段のタイル分割数と前記符号化処理手段の前記コンポーネントのデータの割り振りを、入力された前記映像フレームの映像フォーマットに応じて、それぞれ切り替え、
前記複数の符号化処理手段は、
並列に動作し、前記映像入力手段を通じて入力された前記映像フォーマットに応じて前記コンポーネントのデータをリアルタイムに符号化する。
また、本発明(請求項2)は、前記映像入力手段において、
入力される前記映像フレームがプログレッシブ映像の場合には、1/2フレーム時間の映像信号が入力された時点で映像1フレームを構成し、前記タイル分割手段に出力する手段を含む。
本発明(請求項3)は、入力された符号化データを複数の復号手段を用いて復号する復号装置であって、
前記符号化データを取得して、映像データの映像フォーマットに応じて、符号化データを輝度及び色差成分、または、色成分で分割する符号化データ分配手段と、
分割された前記符号化データを、前記映像フォーマットに応じて、コンポーネントのデータに復号する処理を並列に実行する複数の復号手段と、
前記複数の復号手段からの前記コンポーネントのデータから小画像を取得し、前記映像フォーマットに応じて、二次元座標上でn等分に分割された該小画像を合成して一つの映像フレームを生成するタイル合成手段と、
前記タイル合成手段で合成された前記映像フレームを取得して前記映像フォーマットに応じて、構成して映像出力手段に出力する映像信号生成手段と、
有し、
2つのリンクの映像フレームを出力する場合には、2つの映像出力手段を備え、
前記タイル合成手段は、
合成された前記映像フレームを2つのリンクに分割して、前記2つの映像出力手段に出力する手段を含む
上記のように本発明によれば、SMPTE 292,274M, 372Mなどで規定される種々の映像フォーマットを符号化及び復号する装置を、最小の部品構成及び最小のコストで構成可能となる。また、映像をコンポーネントで分割し、並列処理を行うことで、処理遅延を抑え、かつ空間分割による画質劣化を避けることができる。
また、Single Linkの利用に限り、可逆圧縮及び高ビットレート圧縮や3D映像のような2つの同期した映像の符号化及び復号が可能である他、50Pもしくは60P映像(プログレッシブ映像)において遅延を最小にした符号化及び復号が可能となる。
本発明の第1の実施の形態における符号化装置の基本構成図である。 本発明の第1の実施の形態における復号装置の基本構成図である。 本発明の第2の実施の形態における符号化装置の処理フロー(その1)である。 本発明のタイル分割部における処理(50pまたは60p以外)である。 本発明の第2の実施の形態における符号化装置の処理フロー(その2)である。 本発明のタイル分割部における処理(50pまたは60pの場合)である。 本発明の第3の実施の形態における符号化装置の処理フロー(その1)である。 本発明の第3の実施の形態における符号化装置の処理フロー(その2)である。 本発明の第4の実施の形態における符号化装置の処理フローである。 本発明の第5の実施の形態におけるタイル合成部における処理(50pまたは60pの場合)を示す図である。
以下図面と共に、本発明の実施の形態を説明する。
[第1の実施の形態]
図1は、本発明の第1の実施の形態における符号化装置の基本構成を示し、図2は、本発明の一実施の形態における復号装置の基本構成を示す。
符号化装置100は、映像入力部110、タイル分割部120、コンポーネント分割部130、映像データ分配部140、4つの映像復号化部150〜150、符号化データ構成部160から構成される。
映像入力部110は、映像フレームを入力する。
タイル分割部120は、1枚の絵を2次元座標上でn等分の小画像に分割(タイル分割)する。
コンポーネント分割部130は、映像フレームを輝度・色差成分や色成分で分割する。
映像データ分配部140は、分割された映像フレームを各映像符号化部150〜150に入力する。
各映像符号化部150は、並列に動作し、入力された映像をHD-SDI規格に基づいて符号化する。
符号化データ構成部160は、各映像符号化部150で符号化されたデータを一つの映像の符号化データとして構成して出力する。
復号装置200は、符号化データ分配部210、4つの映像復号部220、タイル合成部230、映像信号生成部240、映像出力部250から構成される。
図1に示す例では、4つの映像符号化部150を並列に動作させ、映像データ分配部140からHD-SDI (High Definition Serial Digital Interface)で入力される映像をリアルタイムに符号化する。
映像符号化部150、映像復号部220の実装例としては、JPEG 2000コーデックICを4つ搭載し、HD映像(水平1920、垂直1080画素)及び2K映像(水平2048、垂直1080画素)の符号化、復号をリアルタイムに行う装置がある。
なお、復号装置200では、上記の符号化装置100とは逆に、符号化データ分配部210から入力された符号化データを4つの映像復号部220〜220において上記と同様にHD-SDI規格に基づいて、映像フォーマットを復号する。
本発明の特徴は、使用する部品点数(主に映像符号化・復号部)と各部品の性能(コスト)をなるべく最小にし、HD-SDI規格がサポートする種々の映像フォーマットを符号化・復号可能にすることにある。HD-SDIの規格はSMPTE 292, 274M, 372Mなどで規定されている。
図1、図2中にある通り、各映像符号化部150及び各映像復号部220の処理性能は、HDの画素数(1920 x 1080 = 2073600画素)の1/2の、1コンポーネントのデータを1/30秒以内に符号化・復号できる能力であればよい。1コンポーネントというのは、色空間がRGBの場合はRかGかBのどれか、YCbCrの場合はYかCbかCrのどれかである。ただしYCbCr 4:2:2の場合は、CbとCrの画素数は水平方向に1/2に間引かれるため、CbとCrを合わせたものが1コンポーネントのデータ量と等価になる。
[第2の実施の形態]
図3は、本発明の第2の実施の形態における符号化装置の構成を示す。同図において、図1と同一構成部分には同一符号を付し、その説明を省略する。
同図に示す符号化装置100は、映像入力部110を2つ備えた構成である。復号装置200の図は省略するが、映像出力部250を2つ備えた構成となる。
図3に示す符号化装置100は、HD-SDI Dual Link,RGB 4:4:4またはYCbCr 4:4:4の入力時の構成である。
符号化装置100は、HD-SDI Dual Link入力のときは映像入力部110をLink Aの、映像入力部110をLink Bの入出力として使用する。また、復号装置200も、Link Aの出力用として映像出力部250、Link Bの出力用として映像出力部250を具備するものとする。
タイル分割部120は、Link A、Link Bより一つの映像データを構成し、n個のタイルに分割する。なお、当該処理は必須事項ではない。また、入力信号がインターレース、PsFの場合は、図4(B),(C)に示すような処理を行なう。コンポーネント分割部130、映像データ分配部140を介して、全ての映像符号化部150〜150に対して並行してタイル入力を行う。
図3に示す映像符号化部150は、タイル#1〜#nのRまたはY成分の符号化を、映像符号化部150は、タイル#1〜#nのGまたはCb成分の符号化を、映像符号化部1503は、タイル#1〜#nのBまたはCr成分の符号化を行う。映像符号化部150は、不使用であるとする。各映像符号化部150は、24pの場合は1/24秒、30pの場合は1/30秒以内に全てのタイルの処理を完了するものとする。
符号化データ構成部160は、各映像符号化部150〜150から出力されたデータを一つの映像の符号化データとして構成して出力する。
また、図5に示す符号化装置100は、図3に示す構成と同様であるが、HD-SDI Dual Link 50Pまたは60Pの映像が入力される場合を示している。
映像入力部110からLink Aが、映像入力部110からLink Bが入力されると、タイル分割部120は、図6に示すように、Link A、Link Bから映像を構成し、1/2フレーム時間で入力映像を2の倍数(最低2)のタイルに分割する。
各映像符号化部150〜1504では、奇数タイルと偶数タイルに分けて符号化処理を行う。映像符号化部150では、タイル#1〜#2n−1(奇数タイル)のY成分について符号化を行い、映像符号化部150では、タイル#1〜#2 n−1(奇数タイル)のCbCr成分について符号化を行い、映像符号化部150では、タイル#2〜#2n(偶数タイル)のY成分について符号化を行い、映像符号化部150では、タイル#2〜#2n(偶数タイル)のCbCr成分について符号化を行う。符号化データ構成部160では、各映像符号化部150〜150から出力された各映像符号化データを1つの符号化データとして出力する。
なお、復号装置200は、上記の符号化装置100と反対の処理を行う。
符号化データが入力されると、符号化データ分配部210は、デジタル映像信号インタフェースの特性に応じて4つのデータに分配し、4つの映像復号部220〜220に入力する。映像復号部220では、タイル#1〜#2 n−1(奇数タイル)のY成分について復号し、映像復号部220では、タイル#1〜#2 n−1(奇数タイル)のCbCr成分について復号し、映像復号部220では、タイル#2〜#2n(偶数タイル)のY成分について復号し、映像復号部220では、タイル#2〜#2n(偶数タイル)のCbCr成分について復号する。
各映像復号部220〜220で復号された映像データは、タイル合成部230に入力され、映像符号化装置100と反対の方法で、分割されている映像が合成される。合成された映像データは映像信号生成部240で再構成され映像出力部250に出力される。
[第3の実施の形態]
図7は、本発明の第3の実施の形態における符号化装置の構成(その1)を示す。同図に示す構成は前述の第2の実施の形態で示した符号化装置と同様であるが、入力がHD-SDI Single Linkである場合を示している。
同図の例では、Single Linkとして、YCbCr 4:2:2信号が映像入力部110にのみ入力され、映像入力部110は未使用となる。
この場合、タイル分割部120は、入力信号がPsF、インターレースの場合は、前述の図4に示すタイリングを行う。
また、映像符号化部150は、Single Linkの場合は、映像符号化部150では、タイル#1〜#1のY成分の映像データを符号化し、映像符号化部150では、タイル#1〜#nのCbCr成分の映像データを符号化する。映像符号化部150と105は未使用となる。
また、図8は、本発明の第3の実施の形態における符号化装置の構成(その2)を示す。
同図に示す符号化装置100は、HD-SDI Single Link映像が入力される場合を示している。この場合、符号化装置100は、可逆圧縮及び高ビットレート圧縮を行う。
Single Linkとして、YCbCr 4.2.2信号が映像入力部110にのみ入力され、映像入力部110は未使用となる。
この場合、タイル分割部120は、入力映像を2の倍数(最低2)のタイルに分割し、全ての映像符号化部150〜150に対して並行してタイル入力を行う。入力信号がPsF、インターレースの場合は、図4に示すタイリングを行う。
映像符号化部150は、Single Linkの場合は、映像符号化部150では、タイル#1〜#nのY成分の映像データを符号化し、映像符号化部150では、タイル#1〜#nのCbCr成分の映像データを符号化する。映像符号化部1503では、タイル#n+1〜#2nのY成分の映像データを符号化し、映像符号化部105では、タイル#n+1〜#2nのCbCr成分の符号化を行う。24pの場合は、1/24秒、30pの場合は1/30秒以内に全てのタイルの処理を完了するものとする。
復号装置200は上記の符号化装置100の反対の方法で復号処理を行う。
[第4の実施の形態]
本実施の形態では、同期した2つの映像入出力として使用する場合を説明する。
図9は、本発明の第4の実施の形態における符号化装置の構成を示す。本実施の形態では、HD-SDI Single Linkが入力される。
映像入力部110には映像1としてYCbCr 4.2.2信号が入力され、映像入力部1102には映像2としてYCbCr 4.2.2信号が入力される。これらの映像1,映像2は同期して入力されるもので、例えば3D映像などに用いられる。
タイル分割部120は、映像1についてはタイル#1〜#n、映像2についてはタイル#n+1〜#2nとして分割する。入力信号がPsF,インターレースの場合は図4の処理を行う。全ての映像符号化部150〜150に対して並行してタイル入力を順位行う。
映像符号化部150では、タイル#1〜#nのY成分の映像データを符号化し、映像符号化部150では、タイル#1〜#nのCbCr成分の映像データを符号化する。映像符号化部1503では、タイル#n+1〜#2nのY成分の映像データを符号化し、映像符号化部105では、タイル#n+1〜#2nのCbCr成分の符号化を行う。
24pの場合は、1/24秒、30pの場合は1/30秒以内に全てのタイルの処理を完了するものとする。
符号化データ構成部160は、復号装置200において、タイル#1〜#nは映像#1、タイル#n+1〜#2nは映像#2として分離できるように、データ種別を埋め込んで出力する。
これにより、復号装置200では、当該データ種別に対応させて分離して復号する。
上記の第1〜第4の実施の形態において、入力・出力する映像のフォーマットに応じ、図1,3,5,7,8,9のいずれかの処理フローに切り替えることで、同一の部品構成で、かつこれらの映像フォーマット全てに対応可能とするための必要十分な構成で装置を実現することができる。
なお、図8の処理フローは、一般にJPEG 2000可逆圧縮や高ビットレートでの圧縮を行う際、映像符号化・復号部の負荷が高いものとなるため、4つの映像符号化部150、復号部220を全て稼働させることでこれに対応するものである。入出力映像がSingle Linkで映像1つだけの場合に限り、これが可能となる。
また、コンポーネントで分割して並列処理を行うため、画像の空間分割による圧縮効率の劣化を避けることができる。ただし、第2の実施の形態の図5及び第3の実施の形態においては、映像符号化部150、復号部220の処理性能の制約のため、最低2つ以上の空間分割も行った上で並列処理を行う必要がある。また入力映像がインターレースの場合は、奇数フィールドと偶数フィールドを別のタイルとして符号化・復号する方が、圧縮効率が良くなるため、タイル分割部120において、図4に示すように通常はフィールド間で空間分割を行う。それ以外の場合は、分割数は任意である。一般的にタイル分割して処理を行った方が処理速度が速くなることが多いため、圧縮効率とのトレードオフでタイル分割数を決定する。
[第5の実施の形態]
本実施の形態においても符号化装置100、復号装置200の構成は前述の実施の形態と同様である。
次に、別の特徴を説明する。
50P、60Pと呼ばれる毎秒50フレームもしくは60フレームのプログレッシブ映像は、HD-SDI Dual Linkにより入出力がされる。図6に示すように、映像1フレーム時間内に、Link A に奇数フレームの奇数ラインと偶数フレームの偶数ラインが含まれ、Link Bには奇数フレームの偶数ラインと偶数フレームの奇数ラインが含まれる。これは片方のLinkの信号だけを見ると、60i、50iのインターレース信号と同等なものとなっている。
これをインターレース信号の拡張と見なした処理方法にしてしまうと、通常、映像1フレーム時間の信号を取り込んでから、インターレースとPsFと同様の処理を行い、映像2フレーム分の信号を構成し、2フレーム分の信号を4つの符号化部で並列処理を行うという構成になる。ただし、必ず2フレームごとの処理となるため、1フレームの遅延が発生する。
これに対し、本発明では、第2の実施の形態の図6のように映像1/2フレーム時間の信号が入力された時点で映像1フレームを構成し、タイル分割、コンポーネント分割を行い、図5に示すような並列処理を行うことで、遅延を最小に抑えた符号化・復号処理を可能とする。具体的には、図10に示すように、タイル合成部230において、映像1/2フレーム時間で映像復号部220より1フレームの映像を取得し、タイル合成及びHD-SDI信号への出力を行うことで、遅延を最小に抑えることができる。
なお、上記の各実施の形態における符号化装置及び復号装置の構成要素の動作をプログラムとして構築し、符号化装置及び復号装置として利用されるコンピュータにインストールして実行させる、または、ネットワークを介して流通させることが可能である。
本発明は上記の実施の形態に限定されることなく、特許請求の範囲内において、種々変更、応用が可能である。
100 符号化装置
110 映像入力部
120 タイル分割部
130 コンポーネント分割部
140 映像データ分配部
150 映像符号化部
160 符号化データ構成部
200 復号装置
210 符号化データ分配部
220 映像復号部
230 タイル合成部
240 映像信号生成部
250 映像出力部

Claims (3)

  1. 入力された映像フレームを複数の符号化処理手段を用いて並列に符号化する符号化装置であって、
    前記映像フレームが入力される1つの映像入力手段、または、2つのリンクの映像フレームが入力される2つの映像入力手段と、
    前記一つの映像入力手段から入力された一つの映像フレーム、または、前記2つの映像入力手段から入力された2つの映像フレームを1つの映像データとして、一つのフレームを二次元座標上でn等分の小画像に分割するタイル分割手段と、
    前記映像入力手段から入力された前記映像フレーム、または、前記タイル分割手段から入力された分割された前記小画像を輝度及び色差成分、または、色成分でコンポーネントのデータに分割するコンポーネント分割手段と、
    前記コンポーネントのデータを前記複数の符号化処理手段に入力する映像データ分配手段と、
    前記複数の符号化処理手段で符号化されたデータを一つの映像の符号化データとして構成して出力する符号化データ構成手段と
    有し、
    前記コンポーネント分割手段の分割処理と前記タイル分割手段のタイル分割数と前記符号化処理手段の前記コンポーネントのデータの割り振りを、入力された前記映像フレームの映像フォーマットに応じて、それぞれ切り替え、
    前記複数の符号化処理手段は、
    並列に動作し、前記映像入力手段を通じて入力された前記映像フォーマットに応じて前記コンポーネントのデータをリアルタイムに符号化する
    ことを特徴とする符号化装置。
  2. 前記映像入力手段は、
    入力される前記映像フレームがプログレッシブ映像の場合には、1/2フレーム時間の映像信号が入力された時点で映像1フレームを構成し、前記タイル分割手段に出力する手段を含む
    請求項1記載の符号化装置。
  3. 入力された符号化データを複数の復号手段を用いて復号する復号装置であって、
    前記符号化データを取得して、映像データの映像フォーマットに応じて、符号化データを輝度及び色差成分、または、色成分で分割する符号化データ分配手段と、
    分割された前記符号化データを、前記映像フォーマットに応じて、コンポーネントのデータに復号する処理を並列に実行する複数の復号手段と、
    前記複数の復号手段からの前記コンポーネントのデータから小画像を取得し、前記映像フォーマットに応じて、二次元座標上でn等分に分割された該小画像を合成して一つの映像フレームを生成するタイル合成手段と、
    前記タイル合成手段で合成された前記映像フレームを取得して前記映像フォーマットに応じて、構成して映像出力手段に出力する映像信号生成手段と、
    有し、
    2つのリンクの映像フレームを出力する場合には、2つの映像出力手段を備え、
    前記タイル合成手段は、
    合成された前記映像フレームを2つのリンクに分割して、前記2つの映像出力手段に出力する手段を含む
    ことを特徴とする復号装置。
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