JP5428921B2 - ハンガーラインからのワーク回収装置及び方法 - Google Patents

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本発明は、ハンガーラインからのワーク回収装置及び方法に関する。
部品の外面塗装などを行うための生産ラインとしてハンガーラインが知られている。
ハンガーラインは、ワークを吊り下げる複数のハンガーが搬送ライン(コンベア)に取り付けられ、ハンガーに設けられたフック(吊下げ部)にワーク(又はワークの吊下げ治具)を引っ掛けて、吊り下げられた状態とすることでワークを供給し搬送する装置である。以下、フックを有するハンガーを単に「ハンガー」と呼ぶ。
ハンガーラインにおいて、ハンガーに吊り下げられた状態で搬送されたワークは、例えば塗装装置内の塗装ブースを通過し、人、ロボット、又は自動装置によりスプレーガン等を用いて塗装される。次にワークは、搬送されながら自然乾燥又は乾燥装置により塗装面が乾燥され、次いで、ハンガーのフックから取り外して回収される。
一般的にハンガーラインは、閉じたループ状になっており、ワークの供給位置と回収位置は近傍で行われる。また上述の例では、ハンガーラインは塗装ラインであるが、ハンガーラインは、これに限定されず、その他のライン、例えばラインサイドへの部品供給などにも利用される。
従来、上述したハンガーラインにおけるワークの供給は、移動するハンガーの速度に合わせながら、作業員がワークをハンガーのフックに吊下げることで通常行なわれていた。
また、これを自動化する手段として、特許文献1,2が既に提案され、既に一部で実施されている。
特許文献1は、ハンガーを一旦流れから切り離し、定位置に停止させてワークの供給を行うものである。
特許文献2は、搬送コンベアと同期して移動する位置決め装置でハンガーに吊るされたワークをガイドし、これと同期するものである。
特許第2500122号公報、「ロボットハンドおよび該ロボットハンドを用いたワーク吊り下げ方法」 特許第3195689号公報、「部材の移載方法およびその装置」
上述した従来例は、ワークの供給に関するものであり、ハンガーラインからワークを回収する手段は、従来提案されていない。
また、上述した従来のワーク供給手段には、以下のような問題点があった。
(1)ワークの供給を手作業で行う場合、一連の塗装工程の所要時間が短い場合に、その所要時間に見合うようにワークを供給する必要があり、そのために多数の作業員が必要となる。
また、ハンガーラインにより吊り下げられ、振れ動く状態のワークに近接しながらの作業のため、ワークと人が接触する可能性や、ワークの取り外し損ないによるワークと人の接触やワークの損傷の可能性がある。またそのため、ハンガーラインの高速化が困難である。
(2)特許文献1の場合、ハンガーを一旦流れから切り離し、定位置に停止させ、ワークの吊り下げ完了後にハンガーラインに戻すために、特別な付帯設備等が必要となる。
また、特許文献1の場合、フックの方向が限定される場合にしか対応できない、もしくはフックの方向を事前にある方向又はある範囲にするための付帯設備等が必要となる。
さらに、特許文献1の実施例に示される複数のワークを同一のハンガーに掛ける場合では、フックにワークを掛けた後でも、ハンガー全体がワークの自重等で傾かないようなハンガー構成が必要となる。
(3)特許文献2の場合、ハンガーに吊るされたワークを案内するための付帯設備が必要となる。
また、特許文献2の場合、フックの方向が限定される場合にしか対応できない、もしくはフックの方向を事前にある方向又はある範囲にするための付帯設備等が必要となる。
さらに、ハンガーやワークの動きではなく、それに吊るされたコンベアの動きをモニタし、かつガイドはハンガー又はワークに接触するため、ガイド内で接触時に外乱等でハンガーやワークが振れてしまうと、装置が停止する原因となる。もしくはそれらを吸収した上で移載可能とする移載装置が必要となる。
本発明は、上述した問題点を解決するために創案されたものである。
すなわち、本発明の目的は、ハンガーラインにおいて移動する複数のハンガーに吊下げられたワークを、ハンガーの移動を停止することなく、かつフックの方向を制限することなく、特別な付帯設備を用いずに、ハンガーから安全かつ確実に回収することができ、これにより人手に頼らずにハンガーラインからのワーク回収が可能となるとともに、ハンガーラインの速度を高めることができるハンガーラインからのワーク回収装置及び方法を提供することにある。
本発明によれば、ワークを把持するハンドを有し該ハンドを3次元的に移動可能なロボットと、
該ロボットを制御するロボット制御装置と、
ハンガーライン内を移動するワークの画像を撮影するワーク撮像装置と、
ハンガーライン内を移動するハンガーの画像を撮影するハンガー撮像装置と、
ロボット制御装置へハンドの手先軌道を出力するリアルタイム計算機と、を備え、
前記ワーク画像に基づきワークの位置と姿勢を検出し、該検出結果に基づいてハンドをワークの移動に追従させてワークをハンドで把持し、
次いで、前記ハンガー画像に基づき前記ハンガーに設けられたフックの位置と姿勢を検出し、該検出結果に基づいてワークを把持したハンドをフックの移動に追従させてフックからワークを取り外す、ことを特徴とするハンガーラインからのワーク回収装置が提供される。
本発明の実施形態によれば、前記リアルタイム計算機は、前記フックからワークを取り外す回収基本軌道を記憶する記憶装置と、
前記ワーク画像に基づき前記ワークの位置と姿勢を検出するワーク画像処理装置と、
前記ハンガー画像に基づき前記フックの位置と姿勢を検出するフック画像処理装置と、
前記ワークの位置と姿勢から、ハンドをワークの移動に追従させてワークを把持できる位置まで移動させるアプローチ動作と、前記回収基本軌道に基づき移動するフックからワークを取り外す回収動作とに必要なハンドの手先軌道を出力する軌道計算装置と、を備える。
また、前記ハンガー、フック又はワークは、画像処理用のマーカー又は特徴点を有しており、
前記画像処理装置は、前記マーカー又は特徴点に基づき前記フックの位置と姿勢を検出する。
また、前記ロボットの鉛直な旋回中心が、ハンガーライン内のフックの移動経路の真上もしくは真下又は真上もしくは真下の近傍に設定されている、ことが好ましい。
また、本発明によれば、ワークを把持するハンドを有し該ハンドを3次元的に移動可能なロボットと、
該ロボットを制御するロボット制御装置と、
ハンガーライン内を移動するワークの画像を撮影するワーク撮像装置と、
ハンガーライン内を移動するハンガーの画像を撮影するハンガー撮像装置と、
ロボット制御装置へハンドの手先軌道を出力するリアルタイム計算機と、を備え、
前記ワーク画像に基づきワークの位置と姿勢を検出し、該検出結果に基づいてハンドをワークの移動に追従させてワークをハンドで把持し、
次いで、前記ハンガー画像に基づき前記ハンガーに設けられたフックの位置と姿勢を検出し、該検出結果に基づいてワークを把持したハンドをフックの移動に追従させてフックからワークを取り外す、ことを特徴とするハンガーラインからのワーク回収方法が提供される。
本発明の実施形態によれば、前記リアルタイム計算機により、
前記フックからワークを取り外す回収基本軌道記憶ステップ(A)と、
前記ワーク画像に基づき前記ワークの位置と姿勢を検出するワーク検出ステップ(B)と、
前記ハンガー画像に基づき前記フックの位置と姿勢を検出するフック検出ステップ(C)と、
前記ワークの位置と姿勢から、ハンドをワークの移動に追従させてワークを把持できる位置まで移動させるアプローチ動作と、前記回収基本軌道に基づき移動するフックからワークを取り外す回収動作とに必要なハンドの手先軌道を出力する軌道出力ステップ(D)と、を実行する。
また、前記アプローチ動作において、前記ワークの位置と姿勢で決まるワーク座標に逐次座標変換して、ワークとロボットの相対的な位置と姿勢が、ハンドがワークを把持できる位置になるように、前記手先軌道を生成する。
また、前記回収動作において、前記フックの位置と姿勢で決まるフック座標に逐次座標変換して、フックとロボットの相対的な位置と姿勢が、前記回収基本軌道になるように、前記手先軌道を生成する。
また、前記フックの姿勢に応じた複数の回収動作を予め記憶し、
検出した前記フックの姿勢をパラメータとして、前記複数の回収動作のうち1つを選択し該回収動作に切り換える、ことが好ましい。
上記本発明の装置及び方法によれば、ワーク撮像装置とハンガー撮像装置によりワークとハンガーの画像をそれぞれ撮影し、ワーク画像に基づきワークの位置と姿勢を検出し、この検出結果に基づいてハンドをワークの移動に追従させてワークをハンドで把持し、次いで、ハンガー画像に基づきハンガーに設けられたフックの位置と姿勢を検出し、この検出結果に基づいてワークを把持したハンドをフックの移動に追従させてフックからワークを取り外すので、
ハンガーラインにおいて移動する複数のハンガーに吊下げられたワークを、ハンガーの移動を停止することなく、かつフックの方向を制限することなく、特別な付帯設備を用いずに、ハンガーから安全かつ確実に回収することができ、これにより人手に頼らずにハンガーラインからのワーク回収が可能となるとともに、ハンガーラインの速度を高めることができる。
本発明によるワーク回収装置の全体構成図である。 本発明によるワーク回収装置のシステム構成図である。 本発明によるハンガーラインからのワーク回収のイメージ図である。 フックの位置と姿勢を検出する手段の説明図である。 フックからワークを取り外す回収基本軌道の説明図である。 吊下げ治具を用いたワークの回収の模式図である。 本発明によるワーク回収方法の全体フロー図である。 フックの姿勢に応じた2種の回収動作の説明図である。 ロボットの鉛直な旋回中心が、ハンガーライン内のフックの移動経路の真下又は真下近傍に設定されている場合の回収動作の説明図である。 複数フックをもつハンガーの説明図である。
以下、本発明の好ましい実施形態を添付図面に基づいて詳細に説明する。なお、各図において共通する部分には同一の符号を付し、重複した説明を省略する。
図1は、本発明によるワーク回収装置の全体構成図であり、図2は、本発明によるワーク回収装置のシステム構成図である。
図1及び図2に示すように、本発明のワーク回収装置10は、ロボット12、ロボット制御装置14、フック撮像装置16、ワーク撮像装置17、及びリアルタイム計算機18を備える。
ロボット12は、ワーク1を把持するハンド11を有し、このハンド11を3次元的に6自由度に移動可能なロボットである。
ワーク1は、その上部に吊下げリング1aを有する。吊下げリング1aは、ハンガーライン2内を移動するハンガー3に設けられたフック4に引っ掛けて、吊り下げるようになっている。
この例でハンド11は、ロボット12のロボットアーム12aの手先部に搭載され、ワーク1を把持して移動できるようになっている。
ハンド11は、例えば吸着パッドであり、ワーク1を吸着して把持するようになっている。なおハンド11は、吸着パッドに限定されず、電磁パッドや機械的なハンドであってもよい。
ロボット12は、この例では、所定の位置に固定された多関節ロボットであるが、本発明はこれに限定されず、その他のロボットであってもよい。
ロボット制御装置14は、ロボット12を制御する。
すなわち、ロボット制御装置14は、ロボット12を制御してロボットアーム12aの手先軌道から各関節の回転量を算出し、ロボットアーム12aを動作させて、ハンド11を3次元的に6自由度に移動する。
フック撮像装置16は、例えばCCDカメラ又はCMOSカメラであり、ハンガーライン2内を移動するハンガー3の画像を撮影する。
ワーク撮像装置17は、例えばCCDカメラ又はCMOSカメラであり、ハンガーライン2内を移動するワーク1の画像を撮影する。
図2において、ワーク撮像装置17は、固定位置に設置されたワーク撮像装置17Aとハンドに設置されたワーク撮像装置17Bとからなる。
なお、フック撮像装置16及びワーク撮像装置17は、固定式のカメラに限定されず、ハンド又はロボットアームの手先部に取り付けたカメラであってもよい。また、フック撮像装置16及びワーク撮像装置17は、1台ずつに限定されず、1台を共用したり、2台以上が連携するようにしてもよい。
図3は、本発明によるハンガーラインからのワーク回収のイメージ図である。
この図において、フック撮像装置16は、ハンガーライン2の上部に下向きに固定されており、フック4からワーク1を取り外すためのワーク回収エリア内でハンガーライン2内を移動するハンガー3のデジタル画像5Aを撮影し、リアルタイム計算機18(図2参照)へ逐次出力するようになっている。
また、ワーク撮像装置17Aは、ハンガーライン2の下部に横向きに固定され、ワーク撮像装置17Bは、ロボット12のハンド11に固定されており、ワーク回収エリア内でハンガーライン2内を移動するワーク1のデジタル画像5Bを撮影し、リアルタイム計算機18(図2参照)へ逐次出力するようになっている。
デジタル画像5A,5Bの画素数は、任意であるが、例えば、約30万画素(横640ピクセル×縦480ピクセル)を有する。また、撮像装置16、17は、デジタル画像5A,5Bを一定の制御周期(例えば30fps:1秒間に30回)で撮影するようになっている。以下、それぞれのデジタル画像を単にハンガー画像5A及びワーク画像5Bという。
図4は、フックの位置と姿勢を検出する手段の説明図である。この図において、(A)はハンガー3を上方から撮影した画像5の模式図である。
なお、図10に示すように、ハンガーには複数フックが固定されているような場合も存在する。
図10のような場合、本発明において「フックの位置と姿勢を検出する」とは、ハンガー内のフック位置が固定されて、位置姿勢関係が既知の場合はハンガーの位置と姿勢を検出して、ハンガーの基準位置の位置と姿勢から各フックの位置と姿勢を算出する場合も含むものとする。
図4(A)において、ハンガー3の上部にフック4の姿勢を示すマーカー6が設けられている。この例でフック4は一端が開いたループ状であり、ハンガー3の下方に取り付けられ、鉛直軸を中心に自由に揺動するようになっている。
マーカー6は、この例では揺動中心と同心の白丸6aと、フック4の開口部の方向に位置する黒丸6bからなる。フック4の姿勢とは、この例ではフック4の開口部の方向である。
ハンガー画像5Aにおいて、フックの基準座標系として、フックの基準位置を原点Oとし、ラインの送り方向をx軸、これに直交する水平方向をy軸、フック4のy軸に平行な軸からの回転角をθと定義する。
また、フック座標系として、フックの開口部の方向をy軸、これに直交する水平方向をx軸、鉛直方向をz軸と定義する。
さらに、ワーク座標系として、ワークの特徴点を基準に直交3軸、x軸、y軸、z軸を定義する。
この場合、フック4の移動距離Lを、ハンガー画像5A上の基準位置Oからの白丸6aの中心位置から検出することができる。また、フック4の開口部を示す回転角θを、白丸6aと黒丸6bの相対角度から検出することができる。
図4(B)(C)は、撮像装置16とマーカーの別の実施形態図である。
これらの例図4(B)(C)において、フック4はハンガー3の下方に紐状部材(ワイヤやロープ)で自由に揺動するように吊り下げられている。
また、図4(B)において、フック4の複数箇所(この例で3箇所)にマーカー6が設けられ、ステレオカメラ等のフック撮像装置16によりマーカー6の3次元位置を計測し、フック4の6自由度の位置と姿勢を算出するようになっている。
さらに、図4(C)において、フック4の上端に取り付けた円板上に複数(この例で3つ)のマーカー6が設けられ、フック撮像装置16によりマーカー6の3次元位置を計測し、フック4の6自由度の位置と姿勢を算出するようになっている。
リアルタイム計算機18は、例えばコンピュータであり、ロボット制御装置14へハンド11の手先軌道7を出力する。
図2において、リアルタイム計算機18は、記憶装置18a、フック画像処理装置18b、ワーク画像処理装置18c、及び軌道計算装置18dを有する。
記憶装置18aは、フック4からワーク1を取り外す回収基本軌道8を記憶する。
なお、リアルタイム計算機は、例えば以下の(1)(2)(3)ような構成であってもよい。
(1)画像処理装置18b、軌道計算装置18c、記憶装置18a、ロボット制御装置14が1つのPC上などに置かれる一体のハードウェア構成、
(2)画像処理装置18b、軌道計算装置18c(+記憶装置18a)+ロボット制御装置14が全て異なるハードウェア構成、
(3)画像処理装置18bのみが計算機上にあり、軌道計算装置18c(+記憶装置18a)+ロボット制御装置14が同一のハードウェア構成。
そのほかに画像処理装置18bと軌道計算装置18cはハードウェア上、一体的に扱い、記憶装置18aだけロボット制御装置側にあって、リアルタイム通信等を利用してリアルタイム計算機側の追従軌道計算装置に逐次読み込むような構成であってもよい。
図5は、フック4からワーク1を取り外す回収基本軌道8の説明図である。
回収基本軌道8は、フック4の鉛直な揺動軸とフック4の開口部を含む鉛直平面内(すなわち、フック座標系におけるy軸−z軸を含む鉛直平面内)において、ハンドの初期位置8aから回収動作の初期位置8bを経て回収動作の最終位置8cまでの軌道である。
この回収基本軌道8は、フック4の位置を原点とするフック座標系において予め教示し、記憶装置18aに記憶する。
図6は、吊下げ治具を用いたワークの吊下げの模式図である。
この例において、フック4は一端が開いたループ状であり、ハンガー3の下方に取り付けられ、鉛直軸を中心に自由に揺動するようになっている。
またワーク1は、吊り下げ治具9を介して、ハンガーライン2内を移動するハンガー3に設けられたフック4に引っ掛けて、吊り下げるようになっている。
また、この場合、ロボット12は、吊り下げ治具9を把持するハンド11を有し、このハンド11を3次元的に6自由度に移動するようになっている。
その他の構成は、上述した図1〜図5と同様である。
図2において、フック画像処理装置18bは、フック撮像装置16で撮影したハンガー画像5Aに基づき、上述したように、フック4の位置(移動距離L)と姿勢(回転角θ)を検出する。
また、ワーク画像処理装置18cは、ワーク撮像装置17で撮影したワーク画像5bに基づき、ワーク1の位置と姿勢を検出する。
軌道計算装置18dは、ワーク1の位置と姿勢と、フック4の位置と姿勢から、アプローチ動作と回収動作に必要なハンドの手先軌道7を出力する。
ここで、アプローチ動作は、ハンド11をワーク1の移動に追従させてハンド11がワーク1を把持できる位置まで移動させる動作である。また、回収動作は、上述した回収基本軌道8に基づき、移動するフック4からワーク1を取り外す動作である。
なお、ロボット(アーム)を軌道制御する場合、TCP(ツールセンターポイント)を設定して、TCPの軌道を与える。また、ロボット制御装置は予め較正されたTCP−ロボットフランジ間の位置姿勢情報を用いて変換する。この際、ワークに引っ掛ける場所があるとすると、そのワークを引っ掛ける点をTCPとして軌道を与える等を行うのが、教示などの際、合理的である。
従って、本発明において、ハンドの手先軌道7とは、ハンドに把持されたワークの軌道であってもよく、任意に設定したTCPの軌道であってもよく、その両方を含むものとする。
上述した構成により、本発明のワーク回収装置10は、ワーク画像5Bに基づきワーク1の位置と姿勢を検出し、この検出結果に基づいてハンド11をワーク1の移動に追従させてワーク1をハンド11で把持し、次いで、ハンガー画像5Aに基づきハンガー3に設けられたフック4の位置と姿勢を検出し、この検出結果に基づいてワーク1を把持したハンド11をフック4の移動に追従させてフック4からワーク1を取り外すようになっている。
図7は、本発明によるワーク回収方法の全体フロー図である。
この図に示すように、本発明のワーク回収方法は、上述した装置を用いて、S1〜S14の各工程(ステップ)を実施し、ワーク画像5Bに基づきワーク1の位置と姿勢を検出し、この検出結果に基づいてハンド11をワーク1の移動に追従させてワーク1をハンド11で把持し、次いで、ハンガー画像5Aに基づきハンガー3に設けられたフック4の位置と姿勢を検出し、この検出結果に基づいてワーク1を把持したハンド11をフック4の移動に追従させてフック4からワーク1を取り外す。
すなわち、リアルタイム計算機18により、フック4からワーク1を取り外す回収基本軌道を記憶する基本軌道記憶ステップ(A)を予め実施する。この段階では、事前準備として、フック4の位置を原点とするフック座標系において回収基本軌道を教示しておく。
また、ロボット12は予め初期位置で待機する(S1)。
次いで、S2において、ワーク1及びフック4が撮像装置16、17の視野内に入ったことを検出する。
次いで、S3において、撮像装置16、17によりハンガーライン2内を移動するハンガー画像5Aとワーク画像5Bを撮影し、画像処理装置18b、18cによるワーク1及びフック4の位置と姿勢を検出する逐次計算(検出ステップ(B)(C))を開始する。
次いで、検出されたワークの位置と姿勢から、ハンド11をワーク1の移動に追従させてハンド11がワーク1を把持できる位置まで移動させるアプローチ動作(S4)を、初期相対位置の偏差が閾値以内になるまで実施する(S5)。
このアプローチ動作(S4)において、ワーク1の位置と姿勢で決まるワーク座標系に逐次座標変換して、ワーク1とロボット12の相対的な位置と姿勢が、ハンド11がワーク1を把持できる位置になるように、手先軌道7を生成する。
なお、この位置は、ワーク1がハンガーに吊り下げられている限りで、上述した回収基本軌道8上になくてもよい。
S5において、初期相対位置の偏差が閾値以内になった後に、ワーク1を把持し(S6)、把持完了を確認し(S7)、ワーク1の位置と姿勢の逐次計算を終了する(S8)。
次いで、検出されたフック4の位置と姿勢から、ワーク1を把持したハンド11をフック4の移動に追従させてワーク1の回収動作の初期位置8bまで移動させ(S9)を、初期相対位置の偏差が閾値以内になるまで実施する(S10)。
この移動動作(S9)において、フック4の位置と姿勢で決まるフック座標系に逐次座標変換して、フック4とロボット12の相対的な位置と姿勢が、上述した回収基本軌道の初期位置8bになるように、手先軌道7を生成する。
S10において、初期相対位置の偏差が閾値以内になった後に、上述した回収基本軌道8に基づき、移動するフック4からワーク1を取り外す回収動作(S11)を、終了相対位置の偏差が閾値以内になるまで実施する(S12)。
この回収動作(S11)において、フック4の位置と姿勢で決まるフック座標に逐次座標変換して、フック4とロボット12の相対的な位置と姿勢が、上述した回収基本軌道8になるように、手先軌道7を生成する。
S12において、終了相対位置の偏差が閾値以内になった後に、フック撮像装置16とフック画像処理装置18bによるフック4の位置と姿勢を検出する逐次計算(フック検出ステップ(C))を終了し(S13)、ロボット12がワーク回収位置に移動してワーク1を開放し、初期位置へ移動して(S14)、本発明によるワーク回収が終了する。
図8は、フックの姿勢に応じた2種の回収動作の説明図である。この図において、(A)はロボット12とハンガーライン2上のフック4の方向(開口部の向き)との関係図、(B)はフック4の方向がロボット側に位置する場合、(C)はフック4の方向がロボットの反対側に位置する場合の模式図である。
図8(A)からわかるように、フック4の方向(開口部の向き)と、ハンガーライン2とロボット12の位置関係によっては、基本となる回収基本軌道8とアプローチ動作を座標変換のみで変更するだけでは、ロボット12とハンガー3との干渉、ロボット12の可動範囲の限界等から、上述したアプローチ動作と回収動作の実施が困難となる場合がある。
そこで、本発明では、フック4の姿勢に応じた複数の回収動作(図8(B)(C))を予め記憶し、検出したフック4の姿勢をパラメータとして、複数の回収動作のうち1つを選択しその回収動作に切り換えるようになっている。
図9は、ロボット12の鉛直な旋回中心が、ハンガーライン内のフック4の移動経路の真下又は真下近傍に設定されている場合の回収動作の説明図である。
この図において、(A)はロボット12とハンガーライン2上のフック4の方向(開口部の向き)との関係図、(B)はフック4の方向がロボット側に位置する場合、(C)はフック4の方向がロボットの反対側に位置する場合の模式図である。
この構成により、図8の例のように、フックの姿勢に応じた複数の回収動作(図8(B)(C))を予め記憶することなく、単にロボット12が旋回するだけで、上述したアプローチ動作と回収動作の実施が可能となる。
なお、ロボット12の鉛直な旋回中心が、ハンガーライン内のフック4の移動経路の真上又は真上近傍に天吊り等で設定されている場合も同様となる。
上述した本発明の装置及び方法によれば、ワーク撮像装置17とハンガー撮像装置16によりワーク1とハンガー3の画像をそれぞれ撮影し、ワーク画像5Bに基づきワーク1の位置と姿勢を検出し、この検出結果に基づいてハンド11をワーク1の移動に追従させてワーク1をハンド11で把持し、次いで、ハンガー画像5Aに基づきハンガー3に設けられたフック4の位置と姿勢を検出し、この検出結果に基づいてワーク1を把持したハンド11をフック4の移動に追従させてフック4からワーク1を取り外す。
従って、ハンガーラインにおいて移動する複数のハンガーに吊下げられたワークを、ハンガーの移動を停止することなく、かつフックの方向を制限することなく、特別な付帯設備を用いずに、ハンガーから安全かつ確実に回収することができ、これにより人手に頼らずにハンガーラインからのワーク回収が可能となるとともに、ハンガーラインの速度を高めることができる。
さらに、本発明の装置及び方法により以下の効果が得られる。
(1) 人とワーク1との接触の可能性を低減し、ワーク1の外し損ないによるワーク1の破損等を低減することができる。
(2) ハンガーライン2から一旦切り離す特別な付帯設備を用いずに、ハンガーライン2へのワーク1の回収を自動化できる。
(3) ハンガー3に掛けた際のワーク1の自重でのハンガー自体の傾きや、フックの向きに左右されずに動作ができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されず、特許請求の範囲の記載によって示され、さらに特許請求の範囲の記載と均等の意味および範囲内でのすべての変更を含むものである。
1 ワーク、1a 吊下げリング、2 ハンガーライン、
3 ハンガー、4 フック、5 デジタル画像、
6 マーカー、6a 白丸、6b 黒丸、7 手先軌道、
8 回収基本軌道、8a ハンドの初期位置、
8b 回収動作の初期位置、8c 回収動作の最終位置、
9 吊り下げ治具、
10 ワーク回収装置、11 ハンド、
12 ロボット、12a ロボットアーム、
14 ロボット制御装置、16 フック撮像装置(カメラ)、
17,17A,17B ワーク撮像装置(カメラ)、
18 リアルタイム計算機、18a 記憶装置、
18b フック画像処理装置、18c ワーク画像処理装置、
18d 軌道計算装置

Claims (9)

  1. ワークを把持するハンドを有し該ハンドを3次元的に移動可能なロボットと、
    該ロボットを制御するロボット制御装置と、
    ハンガーライン内を移動するワークの画像を撮影するワーク撮像装置と、
    ハンガーライン内を移動するハンガーの画像を撮影するハンガー撮像装置と、
    ロボット制御装置へハンドの手先軌道を出力するリアルタイム計算機と、を備え、
    前記ワーク画像に基づきワークの位置と姿勢を検出し、該検出結果に基づいてハンドをワークの移動に追従させてワークをハンドで把持し、
    次いで、前記ハンガー画像に基づき前記ハンガーに設けられたフックの位置と姿勢を検出し、該検出結果に基づいてワークを把持したハンドをフックの移動に追従させてフックからワークを取り外す、ことを特徴とするハンガーラインからのワーク回収装置。
  2. 前記リアルタイム計算機は、前記フックからワークを取り外す回収基本軌道を記憶する記憶装置と、
    前記ワーク画像に基づき前記ワークの位置と姿勢を検出するワーク画像処理装置と、
    前記ハンガー画像に基づき前記フックの位置と姿勢を検出するフック画像処理装置と、
    前記ワークの位置と姿勢から、ハンドをワークの移動に追従させてワークを把持できる位置まで移動させるアプローチ動作と、前記回収基本軌道に基づき移動するフックからワークを取り外す回収動作とに必要なハンドの手先軌道を出力する軌道計算装置と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のハンガーラインからのワーク回収装置。
  3. 前記ハンガー、フック又はワークは、画像処理用のマーカー又は特徴点を有しており、
    前記画像処理装置は、前記マーカー又は特徴点に基づき前記フックの位置と姿勢を検出する、ことを特徴とする請求項2に記載のハンガーラインからのワーク回収装置。
  4. 前記ロボットの鉛直な旋回中心が、ハンガーライン内のフックの移動経路の真上もしくは真下又は真上もしくは真下の近傍に設定されている、ことを特徴とする請求項1に記載のハンガーラインからのワーク回収装置。
  5. ワークを把持するハンドを有し該ハンドを3次元的に移動可能なロボットと、
    該ロボットを制御するロボット制御装置と、
    ハンガーライン内を移動するワークの画像を撮影するワーク撮像装置と、
    ハンガーライン内を移動するハンガーの画像を撮影するハンガー撮像装置と、
    ロボット制御装置へハンドの手先軌道を出力するリアルタイム計算機と、を備え、
    前記ワーク画像に基づきワークの位置と姿勢を検出し、該検出結果に基づいてハンドをワークの移動に追従させてワークをハンドで把持し、
    次いで、前記ハンガー画像に基づき前記ハンガーに設けられたフックの位置と姿勢を検出し、該検出結果に基づいてワークを把持したハンドをフックの移動に追従させてフックからワークを取り外す、ことを特徴とするハンガーラインからのワーク回収方法。
  6. 前記リアルタイム計算機により、
    前記フックからワークを取り外す回収基本軌道記憶ステップ(A)と、
    前記ワーク画像に基づき前記ワークの位置と姿勢を検出するワーク検出ステップ(B)と、
    前記ハンガー画像に基づき前記フックの位置と姿勢を検出するフック検出ステップ(C)と、
    前記ワークの位置と姿勢から、ハンドをワークの移動に追従させてワークを把持できる位置まで移動させるアプローチ動作と、前記回収基本軌道に基づき移動するフックからワークを取り外す回収動作とに必要なハンドの手先軌道を出力する軌道出力ステップ(D)と、を実行することを特徴とする請求項5に記載のハンガーラインからのワーク回収方法。
  7. 前記アプローチ動作において、前記ワークの位置と姿勢で決まるワーク座標に逐次座標変換して、ワークとロボットの相対的な位置と姿勢が、ハンドがワークを把持できる位置になるように、前記手先軌道を生成する、ことを特徴とする請求項6に記載のハンガーラインからのワーク回収方法。
  8. 前記回収動作において、前記フックの位置と姿勢で決まるフック座標に逐次座標変換して、フックとロボットの相対的な位置と姿勢が、前記回収基本軌道になるように、前記手先軌道を生成する、ことを特徴とする請求項6に記載のハンガーラインからのワーク回収方法。
  9. 前記フックの姿勢に応じた複数の回収動作を予め記憶し、
    検出した前記フックの姿勢をパラメータとして、前記複数の回収動作のうち1つを選択し該回収動作に切り換える、ことを特徴とする請求項6に記載のハンガーラインからのワーク回収方法。

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