JP5425906B2 - リサーチセッションの検出に基づくリサーチツールへのアクセス - Google Patents

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Description

本発明は、一般にワールドワイドウェブを介してアクセスされるコンテンツなどの、情報検索システムを介してアクセスされるコンテンツを収集して体系化するためのリサーチツールに関する。より具体的には、本発明は、このようなリサーチツールへのアクセスを自動的に提供するための技術に関する。
ワールドワイドウェブ上で利用できるコンテンツの増加及びインターネット検索技術の革新により、人々が情報にアクセスする方法が変化してきた。今やユーザは、ウェブを検索することによって旅行の計画、車の購入、又は学術研究の実施などの幅広い種類のリサーチに基づく作業を実施することができる。一般に、求められている情報をウェブ上で見つけることは容易になってきたが、ウェブリサーチを収集して体系化し、これに戻ることは依然として困難なままである。これは、一部には、ウェブベースのリサーチセッションが多くのクエリを含み、複数のセッションにわたり、大量のコンテンツの収集を伴い、新たなリサーチのトピックが出現するにつれ、時間とともに焦点が変化する場合があることに起因する。
ウェブコンテンツを収集して体系化するための現行の方法として、ブックマーク又はタブを保存すること、ウェブコンテンツを文書にまとめること、又はページを局所的に記憶することが挙げられる。ユーザがウェブコンテンツをノートブック形式で選択的に保存して体系化できるようにする様々なツールも開発されてきた。通常、このようなツールは、ウェブブラウザとともに又はこれに組み込んで実行されるように設計される。これらの方法及びツールの各々は便利である一方、ユーザは、特定のトピックに関するリサーチセッションが開始されることを積極的に認識し、次にこの認識に基づいて、ウェブコンテンツを収集して体系化するように選択された方法又はツールを開始するための積極的な行動を起こす必要がある。
本明細書では、検索エンジンのユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションをいつ行っているかを自動的に検出し、その後リサーチセッションが行われていることを検出したことに応答して、ユーザに1又はそれ以上のリサーチ関連ツールへのアクセスを提示するシステム及び方法について説明する。この(単複の)リサーチ関連ツールは、特定のトピックに関するコンテンツを収集し、体系化し、共有するために使用する1又はそれ以上のツールを含むことができる。リサーチセッションの検出に応答して(単複の)リサーチ関連ツールへのアクセスを自動提供することにより、リサーチセッションを行うユーザの経験を有利に向上させることができる。
特に、本明細書では、1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを自動的に提供する方法について説明する。この方法によれば、検索エンジンのユーザにより提出された一連のクエリに関する情報が取得される。取得した情報に基づいて、検索エンジンのユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかが判定される。検索エンジンのユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているという判定に応答して、検索エンジンのユーザに1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスが提供される。
本明細書では、システムについても説明する。システムは、検索エンジンと、この検索エンジンに接続されたリサーチセッションマネージャとを含む。検索エンジンは、ユーザにより提出された一連のクエリを受け取り、この一連のクエリ内の個々のクエリに対応する1又はそれ以上の文書を識別するように構成される。リサーチセッションマネージャは、一連のクエリに関する情報を取得し、この取得した情報に基づいて、検索エンジンのユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを判定し、この判定に基づいて、検索エンジンのユーザに1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを提供するように構成される。
本明細書では、コンピュータプログラム製品についても説明する。コンピュータプログラム製品は、プロセッサが1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを自動的に提供できるようにするためのコンピュータプログラムロジックを記録するコンピュータ可読媒体を含む。コンピュータプログラムロジックは、第1の手段、第2の手段、及び第3の手段を含む。第1の手段は、検索エンジンのユーザにより提出された一連のクエリに関する情報をプロセッサが取得できるようにするためのものである。第2の手段は、取得した情報に基づいて、検索エンジンのユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかをプロセッサが判定できるようにするためのものである。第3の手段は、検索エンジンのユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているという判定に応答して、プロセッサが検索エンジンのユーザに1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを提供できるようにするためのものである。
以下、本発明のさらなる特徴及び利点、並びに本発明の様々な実施形態の構造及び動作について添付図面を参照しながら詳細に説明する。なお、本発明は、本明細書で説明する特定の実施形態に限定されるものではない。本明細書では、これらの実施形態を例示のみの目的で提示する。(単複の)当業者には、本明細書に含まれる教示に基づいて追加の実施形態が明らかになるであろう。
本明細書に組み込まれ本明細書の一部を成す添付図面は、本発明を例示するとともに、記述と併せて本発明の原理について説明し、(単複の)当業者が本発明を実施及び使用できるようにするためにさらに役立つものである。
本発明の実施形態を実施することができる情報検索システムのブロック図である。 ユーザが検索エンジンに提出できるクエリ例を示す図である。 本発明の実施形態による、1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを自動的に提供する方法のフロー図である。 本発明の実施形態による、検索エンジンのユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションをいつ行っているかを検出するためのシステムを示すブロック図である。 本発明の実施形態による、1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを自動的に提供するための代替方法のフロー図である。 本発明の実施形態による、1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを自動的に提供するための別の代替方法のフロー図である。 本発明の実施形態による、リサーチツールにアクセスするための手段を含む検索結果ページを示す図である。 本発明の実施形態による、リサーチツールにアクセスするための手段及びリサーチセッションステータスセクションを含む検索結果ページを示す図である。 本発明の実施形態による、リサーチツールにアクセスするための手段及びリサーチツール起動アイコンを含む検索結果ページを示す図である。 本発明の実施形態による、オンページドロップダウンウィンドウ又はパネルとして実現されるリサーチツールにアクセスするための手段を含む検索結果ページを示す図である。 本発明の実施形態による、オンページドロップダウンウィンドウ又はパネルとして実現されるリサーチツールにアクセスするための手段を含む別の検索結果ページを示す図である。 本発明の実施形態による、オンページドロップダウンウィンドウ又はパネルとして実現されるリサーチツールにアクセスするための手段を含むさらに別の検索結果ページを示す図である。 本発明の実施形態による検索結果ページを示す図である。 本発明の実施形態による、リサーチセッションの検出に応答して検索結果ページ上にオーバーレイ表示されたリサーチツールプレビュー要素を示す図である。 本発明の実施形態による、リサーチツールにアクセスするための第1又は第2の手段をユーザに選択的に提供するための方法のフロー図である。 本発明の実施形態を実施することができる例示的なコンピュータシステムのブロック図である。
以下に示す詳細な説明を、全体を通じて同じ参照文字が対応する要素を示す添付図面とともに参照すれば、ここから本発明の特徴及び利点が明らかになるであろう。図面では、一般に同じ参照数字は同一の、機能的に同様の、及び/又は構造的に同様の要素を示す。要素が最初に出現する図面は、対応する参照番号の左端の(単複の)数字によって示す。
A.導入
本明細書では、本発明の特徴を組み込んだ1又はそれ以上の実施形態を開示する。開示する(単複の)実施形態は、本発明を例示するものにすぎない。本発明の範囲は、開示する(単複の)実施形態に限定されるものではない。本発明は、添付の特許請求の範囲により定義される。
本明細書における「1つの実施形態」「実施形態」「例示的な実施形態」などに対する言及は、説明する実施形態が特定の特徴、構造、又は特性を含むことができることを示すものであるが、必ずしも全ての実施形態がこの特定の特徴、構造、又は特性を含まなくてもよい。さらに、このような語句は、必ずしも同じ実施形態を示すわけではない。さらに、特定の特徴、構造、又は特性を実施形態に関連して説明する場合、明示的に説明するかどうかに関わらず、このような特徴、構造、又は特性を他の実施形態との関連において実現することが当業者の認識の範囲内にあると考える。
本発明の実施形態によるシステム及び方法は、検索エンジンのユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションをいつ行っているかを自動的に検出し、その後リサーチセッションが行われていることを検出したことに応答して、ユーザに1又はそれ以上のリサーチ関連ツールへのアクセスを提示する。(単複の)リサーチ関連ツールは、特定のトピックに関するコンテンツを収集し、体系化し、共有するために使用する1又はそれ以上のツールを含むことができる。リサーチセッションの検出に応答して(単複の)リサーチ関連ツールへのアクセスを自動提供することにより、リサーチセッションを行うユーザの経験を有利に向上させることができる。
図1は、本発明の実施形態を実施することができる情報検索システム100のブロック図である。本明細書では、システム100を例示の目的のみで示しており、本発明の実施形態を別の環境で実施することもできる。図1に示すように、システム100は検索エンジン106を含む。第1のコンピュータ104a、第2のコンピュータ104b、及び第3のコンピュータ104cなどの1又はそれ以上のコンピュータ104が通信ネットワーク105に接続される。ネットワーク105は、ローカルエリアネットワーク(LAN)、広域ネットワーク(WAN)、又は通信ネットワークの組み合わせなどのいずれの種類の通信ネットワークであってもよい。実施形態では、ネットワーク105は、インターネット及び/又はイントラネットを含むことができる。コンピュータ104は、ネットワーク105を介してエンティティから文書を検索することができる。ネットワーク105がインターネットを含む実施形態では、コンピュータ104によるネットワーク105を介した検索にワールドワイドウェブ102の一部を成す文書103を含む文書の一群を利用することができる。インターネット上では、http://www.yahoo.com.などの統一資源位置指定子(URL)により、及び/又はその他のメカニズムにより文書を識別/検索することができる。コンピュータ104は、文書103に対応するURLを文書サーバ(図1には図示せず)に供給することにより、ネットワーク105を介して文書103にアクセスすることができる。
図1に示すように、ネットワーク105には検索エンジン106が結合される。検索エンジン106は、ワールドワイドウェブ102の文書などの文書にインデックスを付ける格納インデックス114にアクセスする。特定のトピックに関する1又はそれ以上の文書を検索したいと望むものの、そのような文書の識別子/位置が分からないコンピュータ104aのユーザは、ネットワーク105を介して検索エンジン106にクエリ112を提出することができる。検索エンジン106はクエリ112を受け取り、インデックス114を分析してクエリ112に関する文書を見つける。例えば、検索エンジン106は、インデックス114によってインデックス付けされた、クエリ112の用語を含む文書セットを識別することができる。文書セットは、何十、何百、何千、何百万、又は何十億もの文書を含む、あらゆる数の文書を含むことができる。検索エンジン106は、ランキング又は関連機能を使用して、検索した文書セットの文書にユーザへの関連性の高い順番でランク付けすることができる。ユーザが文書セット全体を解析する必要性を避ける試みの中で、文書セットのうちの最も関連性が高いと判定された文書を、戻す文書のリストの最上位に表示することができる。戻す文書のリストは、「検索結果ページ」と呼ばれる文書との関連において提供することができる。
検索エンジン106は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらのあらゆる組み合わせで実現することができる。例えば、検索エンジン106は、1又はそれ以上のサーバなどの1又はそれ以上のコンピュータシステムの1又はそれ以上のプロセッサ内で実行するソフトウェア/ファームウェアを含むことができる。ネットワーク105を介してアクセスできる検索エンジン106の例として、以下に限定されるわけではないが、Yahoo! Search(商標)(http://www.yahoo.com)、Ask.com(商標)(http://www.ask.com)、及びGoogle(商標)(http://www.google.com)が挙げられる。
図2は、図1のコンピュータ104a〜104cのうちの1つのユーザが検索エンジン106に提出できる例示的なクエリ112を示している。図2に示すように、クエリ112は、第1の用語202a、第2の用語202b、及び第3の用語202cなどの1又はそれ以上の用語202を含む。クエリ内にはあらゆる数の用語202が存在することができる。図2に示すように、クエリ112の用語202a、202b、及び202cは、それぞれ「1989」、「赤」、及び「コルベット」である。検索エンジン106は、これらの用語202a〜202cをインデックス114に適用して、「1989」、「赤」、及び「コルベット」にマッチする1又はそれ以上のインデックス済みの文書のURLなどの文書ロケータを検索し、ランキングに従って文書のリストを順序付けることができる。
やはり図1に示すように、検索エンジン106は、クエリログ108を生成することができる。クエリログ108は、検索エンジン106を使用して行った検索の記録である。クエリログ108は、(クエリ112の用語202などの)質問語とともに、クエリの結果として得られる文書のリスト、ユーザがリストを再検討することによって選択/クリック(「クリック」)されたリスト内の文書のリスト/表示、クリックされた文書のランキング、クエリが検索エンジン106によっていつ受け取られたかを示すタイムスタンプ、質問語を提出した(コンピュータ、携帯電話などの)一意のデバイスを識別するIP(インターネットプロトコル)アドレス、質問語を提出するユーザに関連する(ウェブブラウザクッキー内のユーザ識別子などの)識別子、及び/又はさらなる情報/属性などの、クエリごとのさらなる情報/属性を含むことができる。
図1にさらに示すように、システム100はまた、検索エンジン106及びクエリログ108に接続されたリサーチセッションマネージャ116も含む。リサーチセッションマネージャ116は、検索エンジン106を使用して検索した文書(及びこれに含まれるコンテンツ)を容易に収集し、単一のリサーチ文書に体系化できるようにする1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスをコンピュータ104a〜104cのユーザに自動的に提供するように構成される。実施形態では、(単複の)リサーチツールへのアクセスが、検索エンジン106により生成される検索結果ページを介してユーザに提供される。
実施形態では、リサーチセッションマネージャ116が、ユーザが検索エンジン106を使用して特定のトピックに関するリサーチセッションを行っていると判定したことに応答して(単複の)リサーチツールへのアクセスを提供するように構成される。この目的のために、リサーチセッションマネージャ116は、このような判定を自動的に行うように構成されたリサーチセッション検出器118を含む。リサーチセッション検出器118は、本明細書でより詳細に説明するような判定を行うために、クエリログ108及び/又はその他の情報ソースにアクセスすることができる。ユーザが検索エンジン106を使用してリサーチセッションを行っているかどうかをリサーチセッション検出器118が自動的に判定する方法、及びリサーチセッションマネージャ116がこのような判定に応答して(単複の)リサーチツールへのアクセスを提供する方法については以下でより詳細に説明する。
リサーチセッションの自動検出に応答して1又はそれ以上のリサーチ関連ツールへのアクセスを自動的に提供することにより、リサーチセッションマネージャ116は、リサーチセッションを行うユーザの経験を有利に向上させることができる。例えば、このような特徴により、(単複の)リサーチ関連ツールへのアクセスが適当な時間に、及びユーザにとって便利な状況で提供されることが確実になる。この方法はまた、ユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションが開始されることを積極的に認識し、その後この認識に基づいて、(単複の)リサーチツールを開始するために積極的な行動を起こさなければならないような方法を超えた改善も示す。この後者の方法は、ユーザによる必要以上の計画及び努力を必要とする。(単複の)リサーチツールへのアクセスを常にユーザに提供する方法は、特にユーザが行う検索セッションの大部分において(単複の)リサーチツールが役に立たない場合、実際にはユーザが(単複の)このようなツールを無視するようにすることもあるので、この方法よりもリサーチセッションマネージャ116により実施される方法の方が好ましいとみなすこともできる。
検索エンジン106と同様に、リサーチセッションマネージャ116は、ハードウェア、ソフトウェア、ファームウェア、又はこれらのあらゆる組み合わせで実現することができる。例えば、リサーチセッションマネージャ116は、1又はそれ以上のサーバなどの1又はそれ以上のコンピュータシステムの1又はそれ以上のプロセッサ内で実行するソフトウェア/ファームウェアを含むことができる。
B.リサーチセッションの検出及びこれに応答したリサーチツールへのアクセスの提供
図3は、本発明の実施形態による、検索エンジンのユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っていることを検出したことに応答して、1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを自動的に提供するための方法のフロー図300である。フロー図300の方法について、システム100の要素を参照しながら説明する。しかしながら、この方法は、この実施構成に限定されるわけではない。
図3に示すように、フロー図300の方法はステップ302から開始し、ここでリサーチセッション検出器118が、検索エンジン106のユーザにより提出された一連のクエリに関する情報を取得する。ユーザは、例えばコンピュータ104a〜104cのユーザのいずれかとすることができ、前述した方法でコンピュータ104a〜104cのいずれか1つからネットワーク105を介して検索エンジン106にクエリを提出することができる。
クエリに関する情報は、クエリ自体に加え、クエリを受け取ったことに応答して検索エンジン106により識別される文書に関する情報を含むことができる。検索エンジン106により識別される文書に関する情報は、例えば、文書のタイトル、文書に関連するURL、文書のテキスト、検索エンジン106により生成された文書の要約又は概要、文書に関連する1又は複数のタグ、文書に関連する様々なメタデータを含むことができる。
一連のクエリに関する情報はまた、この連続内のクエリの総数を含むこともできる。連続内のクエリの数は、特定の情報検索セッションの長さを示すものであると考えることができる。一連のクエリに関する情報は、個々のクエリに応答して検索された文書のうちの、検索エンジン106により提供された検索結果ページを介してその後ユーザがアクセスした文書の数をさらに含むことができる。
実施構成によっては、一連のクエリに関する情報の全て又は一部を、クエリログ108から及び/又は直接的に検索エンジン106から取得することができる。また、一連のクエリに関する情報の全て又は一部を、検索エンジン106を保持する同じエンティティが保持できる閲覧履歴ログ(図1には図示せず)から取得することもできる。閲覧履歴ログは、ユーザが検索エンジン106により提供された検索結果ページなどのインターフェイスを介してアクセスしたかどうかに関わらず、ユーザが以前にアクセスした文書のリストを保持する。特定のユーザの閲覧履歴情報を保持するには、文書へのアクセスに使用するコンピュータ上に特定のブラウザソフトウェアをインストールする必要がある。さらに、一連のクエリに関する情報の全て又は一部を、検索エンジン106を保持する同じエンティティが保持できる1又はそれ以上のネットワークレベルのサーバログから取得することもできる。またさらに、一連のクエリに関する情報の全て又は一部を、コンピュータ104a〜104cのうちの1つにローカルに記憶し、その後コンピュータと検索エンジン106との間のやりとりの一部としてネットワーク105を介して通信することもできる。
図4は、本発明の様々な実施形態による、リサーチセッション検出器118、及びこの検出器が検索エンジン106のユーザにより提出された一連のクエリに関する情報を取得できる様々なソースを示すブロック図400である。図4に示すように、リサーチセッション検出器118は、一連のクエリに関する情報を、クエリログ108、閲覧履歴ログ402、1又はそれ以上のネットワークレベルのサーバログ404から、検索エンジン106から、又はユーザのコンピュータ104から取得することができる。ブロック図400は、リサーチセッション検出器118が、一連のクエリに関する情報をこれらの全てのソースから取得しなければならないことを示すように意図するものではなく、むしろ一連のクエリに関する情報を、実施構成に応じてこれらのソースの1又はそれ以上から取得できることを示すように意図するものである。
ここで再びフロー図300を参照すると、ステップ302において、リサーチセッション検出器118が、ユーザにより提出された一連のクエリに関する情報を取得した後、ステップ304に示すように、リサーチセッション検出器118が、取得した情報に基づいて、検索エンジン106のユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを判定する。検索エンジン106のユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかをリサーチセッション検出器118が判定する方法については、以下でより詳細に説明する。引き続き図4のブロック図400を参照すると、このステップの出力は「リサーチセッションの判定」と示されている。
リサーチセッション検出器118からの、検索エンジン106のユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているという判定に応答して、ステップ306において、リサーチセッションマネージャ116が、ユーザに1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを提供する。(単複の)リサーチツールへのアクセスは、例えば、検索結果ページ、又は検索エンジン106がユーザに関連するコンピュータ104に提供するその他のインターフェイス内に、又はこれらの上に特定のプロンプト又はユーザインターフェイス要素を挿入又はオーバーレイ表示することを通じて提供することができる。次の節では、本発明の実施形態による、(単複の)リサーチツールへのアクセスを提供できるようにする様々な手段について説明する。
1.リサーチセッション検出要因
リサーチセッション検出器118は、検索エンジン106のユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを判定するために様々な要因を考慮することができる。このような個々の要因を使用して、検索エンジン106とのユーザのやりとりの様子又は結果に基づいてユーザがリサーチの意図を有しているかどうかを判別することができる。以下、これらの要因のいくつかについて説明する。これらの要因の各々は、単独で又は他の要因と組み合わせて考慮することができる。要因の組み合わせを考慮する場合、リサーチセッションが行われているかどうかの最終判定に到達する際に個々の要因に重み付けを行うことができる。なお、以下の要因は一例として説明するものにすぎず、本発明を限定するものではない。
情報検索セッションの長さ。1つの実施形態では、ユーザがリサーチの意図を有しているかどうかを判別する試みにおいて情報検索セッションの長さを考慮する。一般的には、情報検索セッションが長いほど、ユーザがリサーチに関与している可能性が高い。実施形態では、ユーザにより提出された検索クエリの現在の総数を情報検索セッションの長さの指標として使用する。
情報検索セッション中にアクセスされた文書数。1つの実施形態では、ユーザ側のリサーチの意図を判別する試みにおいて情報検索セッション中にアクセスされた文書数を考慮する。例えばユーザが、検索エンジン106により提供された検索結果ページ上で文書へのリンクを起動した場合、文書にアクセスすることができる。一般的には、ユーザがアクセスした文書が多いほど、ユーザがリサーチに関与している可能性が高い。アクセスされた文書数は、単独で、文書の識別に関与した特定のクエリに関して、又はユーザが提出したクエリの総数に関して分析することができる。例えば、アクセスされた文書数の提出されたクエリ数に対する比率が高い場合、リサーチセッションが行われている可能性が高いとみなすことができる。逆に、数多くのクエリが提出されたが、アクセスされた文書がほとんど無かった場合、ユーザはリサーチを行っているよりもむしろ、クエリの生成が困難である可能性が高いとみなすことができる。
クエリ間の類似性。1つの実施形態では、ユーザがリサーチの意図を有しているかどうかを判別する試みにおいて一連のクエリ内の質問語間の類似性の程度を考慮する。2又はそれ以上のクエリ間に高いレベルの類似性が認められる場合、ユーザが同じトピックを中心に複数の検索を行っていることを示唆するので、リサーチセッションを示している可能性がある。当業では、異なる単語又は単語列間の類似性を測定するための様々な技術が知られている。例えば、このような技術として、異なる単語又は単語列間の共通項又は基本概念を識別することを挙げることができる。このようにして識別された共通項又は基本概念をさらに使用して、リサーチセッションのトピックの1つが検出された場合にこれを識別して記述する役に立てることができる。
クエリに応答して識別された文書間の類似性。1つの実施形態では、ユーザ側のリサーチの意図を判別する試みにおいて、検索エンジン106が異なるクエリに応答して識別した文書間の類似性の測度が考慮される。異なるクエリに応答して識別された文書間に高いレベルの類似性が認められる場合、ユーザが同じトピックを中心に複数の検索を行っていることを示唆するので、リサーチセッションを示している可能性がある。
文書を比較することは、文書内のテキストを比較すること、或いは文書のタイトル、文書に関連するURL、検索エンジン106により生成された文書の要約又は概要、文書に関連するタグ、文書に関連する様々なメタデータなどの、文書の内容を表すその他の情報を比較することを含むことができる。多くの文書内のテキストを比較する場合には、テキストの選択した部分のみを比較することができる。例えば、1つの実施形態では、個々の文書内に最も頻繁に登場する特定数の用語のみを比較する。比較しようとする情報がテキストを含む場合、異なる単語又は単語列間の類似性を測定するための当業で公知の様々な技術を使用して類似性測定を行うことができる。上述したように、このような技術として、異なる単語又は単語列間の共通項又は基本概念を識別することを挙げることができる。このようにして識別された共通項又は基本概念をさらに使用して、リサーチセッションのトピックの1つが検出された場合にこれを識別して記述する役に立てることができる。
文書を比較することは、検索エンジン106が異なるクエリに応答して識別した文書の一部のみを比較することを含むことができる。例えば、個々のクエリに最も関連性があるとされる所定数の文書のみを比較することができる。或いは、情報検索セッション中にユーザによりアクセスされた文書のみを比較において使用することができる。
以前のリサーチセッション。1つの実施形態では、ユーザが、現在同じトピックに関すると思われるクエリを提出し又は検索結果を生成している場合、ユーザが以前の情報検索セッション中に特定のトピックに関するリサーチセッションを開始又は実施したという指標を重要と考える。この場合、ユーザが同じリサーチセッションを継続しており、従って(単複の)リサーチツールへのアクセスを提供することが適当であると推測することができる。ユーザが以前の情報検索セッション中に特定のトピックに関するリサーチセッションを開始又は実施したかどうかを示すために使用するデータは、リサーチセッションマネージャ116が保持することができ、又はユーザに関連するコンピュータ104から取得することができる。
要因の組み合わせ。実施構成によっては、上述した要因の様々な組み合わせを考慮して、ユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを判定することができる。例えば、一連のクエリ内の所定数のクエリが同じトピックに関連すると判定され、これらのクエリに応答して検索エンジン106により識別された一定数の文書がユーザによってアクセスされた場合、リサーチセッションを検出することができる。(単複の)当業者であれば、リサーチセッションの検出において上述の要因の他の組み合わせ及び置換を考慮できることを容易に理解するであろう。
2.リサーチセッション検出方法の多様性
フロー図300の方法は、リサーチセッション検出器118が、1回の情報検索セッション中に検索エンジン106のユーザにより提出された一連のクエリに関する情報を分析して、ユーザがリサーチセッションを行っているかどうかを判定するシナリオについて説明するものである。一方で、本発明の代替の実施形態では、リサーチセッション検出器118が、複数の情報検索セッション中に検索エンジン106のユーザにより提出されたクエリに関する情報を分析して、ユーザがリサーチセッションを行っているかどうかを判定することができる。このような方法は、実際にはユーザが長時間にわたってトピックに関するリサーチを行うこともあり、従ってリサーチが複数の情報検索セッションにわたる場合があるという認識を前提としている。
この代替の方法を図5のフロー図500に示す。図示のように、フロー図500の方法はステップ502から開始し、ここでリサーチセッション検出器118が、現在の情報検索セッション中に検索エンジン106のユーザにより提出された一連のクエリに関する情報を取得する。このステップは、上述したフロー図300のステップ302に類似しており、従ってさらに説明する必要はない。ステップ504において、リサーチセッション検出器118が、1又はそれ以上の以前のリサーチセッション中に検索エンジン106のユーザにより提出された一連のクエリに関する情報を取得する。ステップ504中に取得される情報は、ユーザが行った1又はそれ以上の以前の情報検索セッションに関するものであることを除き、ステップ502で取得した情報と同じ種類であっても、及び同じソースから取得したものであってもよい。ステップ506において、リサーチセッション検出器118が、ステップ502及び504の両方で取得した情報に基づいて、検索エンジン106のユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを判定する。このような判定を行う際にリサーチセッション検出器118が分析する要因として、このような要因が以前の情報検索セッションに関するデータも含むことができる点を除き、例えば前節で説明した要因のいずれかを挙げることができる。ステップ508において、検索エンジン106のユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているというリサーチセッション検出器118からの判定に応答して、リサーチセッションマネージャ116が、ユーザに1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを提供する。
上述のフロー図300及びフロー図500の方法は、検索エンジン106のユーザにより提出された一連のクエリに関する情報を分析してリサーチセッションを自動的に検出することに依拠する。しかしながら、本発明の代替の実施形態では、リサーチセッション検出器118を、ユーザがワールドワイドウェブ105上でアクセスした文書に関する情報を、このような文書が検索エンジン106によって識別されたか、或いは検索エンジン106が提供するインターフェイスを介してユーザによりアクセスされたかに関わらず分析するように構成することができる。このような情報は、図4を参照しながら上述したような閲覧履歴ログ402などのブラウザログ又はその他の何らかのソースから取得することができる。
このような方法を図6のフロー図600に示す。図6に示すように、フロー図600の方法はステップ602から開始し、ここでリサーチセッション検出器118が、ユーザによりアクセスされたいくつかの文書に関する情報を取得する。上述したように、このような情報は、図4を参照しながら上述したような閲覧履歴ログ402などのブラウザログ又はその他の何らかのソースから取得することができる。ステップ604において、リサーチセッション検出器が、ステップ602で取得した情報に基づいて、ユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを判定する。ユーザがリサーチセッションを行っているかどうかの判定は、ユーザがアクセスした文書又はこれに関する情報を分析してこのような文書間の類似性を検出し、又は文書中から共通のトピックを検出することを含むことができる。ステップ606において、ユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているというリサーチセッション検出器118からの判定に応答して、リサーチセッションマネージャ116が、1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを提供する。
3.リサーチツールへのアクセスの提供
ここで、本発明の実施形態による、リサーチセッションマネージャ116がユーザに1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを提供できるようにする様々な手段について説明する。一般的には、本節で説明する実施形態の各々では、(単複の)リサーチツールへの最初のアクセスが、検索結果ページ、又は検索エンジン106がコンピュータ104に提供するその他のインターフェイス内に、又はこれらの上に特定のプロンプト又はユーザインターフェイス要素を自動的に挿入又はオーバーレイ表示することを通じてユーザに提供される。しかしながら、本発明はこのような実施形態に限定されるものではなく、(単複の)リサーチツールへのアクセスを提供するための他の手段を使用することもできる。
図7は、本発明の実施形態による、リサーチツールにアクセスする手段を含む検索結果ページ700を示している。検索結果ページ700は、検索エンジン106によりユーザに提示することができる。図7に示すように、検索結果ページ700は、検索結果セクション702及びヘッダセクション704を含む。検索結果セクション702は、ユーザによる検索クエリの提出に応答して検索エンジン106により識別された文書に関する情報を表示するために使用される。ヘッダセクション704は、データ入力ボックス712及び検索ボタン714を含む。データ入力ボックス712はユーザ編集可能領域を定め、この中に1又はそれ以上の質問語を入力することができる。検索ボタン714は、ユーザによって起動されたときに、データ入力ボックス712に入力された(単複の)質問語に基づいて検索エンジン106に文書検索を実行させるインターフェイス要素を含む。検索結果ページ700では、データ入力ボックス712に「フラクタル半導体熱力学」という質問語が含まれている。これらの質問語は、検索エンジン106が検索結果セクション702に記述される文書を識別するために使用した質問語を表すように意図されている。
さらに図7に示すように、検索結果ページ700は、リサーチツールアクセスセクション706も含む。リサーチツールアクセスセクション706は、リサーチセッション検出器118によるリサーチセッションの検出に応答して、自動的に検索結果ページ700内に含まれるようにすることができる。リサーチツールアクセスセクション706は、案内部分722及びリサーチツール起動ボタン724を含む。案内部分722は、ユーザが自身のリサーチを要約したいかと思うどうかをユーザに尋ねるテキストを含む。リサーチツール起動ボタン724は、ユーザによって起動されたときに、ユーザにリサーチツールが表示されるようにするインターフェイス要素を含む。例えば、検索結果ページ700が表示されるウィンドウ上にオーバーレイ表示される新たなウィンドウ内にリサーチツールを表示することができる。1つの実施形態では、リサーチツールが、ユーザがリサーチを行った主題に関するリサーチ文書内に具体化される。
図8は、本発明の実施形態による、リサーチツールにアクセスするための手段を含む代替の検索結果ページ800を示している。検索結果ページ800も、検索エンジン106によりユーザに提示することができる。図8に示すように、検索結果ページ800は、検索結果セクション802と、ヘッダセクション804と、リサーチツールアクセスセクション806とを含む。これらのセクションは、検索結果ページ700を参照しながら上述したような検索結果セクション702、ヘッダセクション704、及びリサーチツールアクセスセクション706とそれぞれ基本的に同じものであり、同様に機能する。
さらに図8に示すように、検索結果ページ800は、リサーチセッションステータスセクション808も含む。リサーチツールアクセスセクション806と同様に、リサーチセッションステータスセクション808も、リサーチセッション検出器118によるリサーチセッションの検出に応答して、自動的に検索結果ページ800内に含まれるようにすることができる。リサーチセッションステータスセクション808は、特定のトピックに関するリサーチがユーザのために記録されることをユーザに示すように意図されている。リサーチセッションステータスセクション808は、図8に示すように「フラクタル半導体」というトピックの記述812を含み、これに関するリサーチが記録される。トピックの記述は、例えば、ユーザにより提出された検索クエリの分析及び/又はこのようなクエリに応答して検索エンジン106により識別された文書に由来することができる。上述したように、このような分析は、リサーチセッション検出器118によって行われるリサーチセッション検出機能の一部として行うことができる。リサーチセッションステータスセクション808はまた、特定のトピックに関してユーザが行った検索回数の表示814、及び特定のトピックに関してユーザがアクセスした文書数の表示816も含む。
図9は、本発明の実施形態による、リサーチツールにアクセスするための手段を含む検索結果ページ900のさらなるバージョンを示している。検索結果ページ700及び800と同様に、検索結果ページ900は、検索結果セクション902と、ヘッダセクション904と、リサーチツールアクセスセクション906とを含む。リサーチツールアクセスセクション906は、リサーチセッション検出器118によるリサーチセッションの検出に応答して、検索結果ページ900内に自動的に含まれるようにすることができる。リサーチツールアクセスセクション906は、案内部分922及びリサーチツール起動リンク924を含む。案内部分922は、ユーザが自身のリサーチを要約したいと思うどうかをユーザに尋ねるテキストを含む。リサーチツール起動リンク924は、ユーザによって起動されたときに、ユーザにリサーチツールが表示されるようにするインターフェイス要素を含む。例えば、検索結果ページ900が表示されるウィンドウ上にオーバーレイ表示される新たなウィンドウ内にリサーチツールを表示することができる。
さらに図9に示すように、検索結果ページ900のヘッダセクション904は、データ入力ボックス912及び検索ボタン914を含む。一般的には、これらのインターフェイス要素は、検索結果ページ700のデータ入力ボックス712及び検索ボタン714とそれぞれ同様に機能する。しかしながら、検索結果ページ700のデータ入力ボックス712とは異なり、検索結果ページ900のデータ入力ボックス912は、リサーチツール起動アイコン932も含む。リサーチツール起動アイコン932は、ユーザによって起動されたときに、リサーチツール起動リンク924と同様の方法でリサーチツールへのアクセスを提供するインターフェイス要素である。しかしながら、リサーチツール起動リンク924が、リサーチセッション検出器118によってリサーチセッションが検出されたときにのみ検索結果ページ900内に含まれるようになるのとは異なり、リサーチツール起動アイコン932は、リサーチセッションが検出されたかどうかに関わらず表示される。従って、リサーチツール起動アイコン932は、リサーチツールを呼び出すためのより持続的な手段をユーザに提供する。この手段は、ユーザが未だリサーチセッションを開始してはいないがとにかくリサーチツールを呼び出したいという状況、或いはユーザがリサーチセッションに関与してはいるがリサーチセッション検出器118がこのことを検出できなかったという状況において有用となり得る。いくつかの実施形態では、リサーチツール起動アイコン932を起動すると、ユーザにより又はユーザのために蓄積されたリサーチ文書のメニューが立ち上がり、これらのリサーチ文書の1つを選択するとリサーチツールが表示されるようになる。
図10は、本発明の実施形態による、オンページドロップダウンウィンドウ又はパネルとして実現されるリサーチツールにアクセスするための手段を含む検索結果ページ1000を示している。図10に示すように、検索結果ページ1000は、検索結果セクション1002と、ヘッダセクション1004と、リサーチツールアクセスセクション1006と、スポンサードサーチ結果のための2つのセクション1008及び1010とを含む。リサーチツールアクセスセクション1006は、リサーチセッション検出器118によるリサーチセッションの検出に応答して、検索結果ページ1000内に自動的に含まれるようにすることができる。リサーチツールアクセスセクション1006は、リサーチツール起動リンク1022を含む。リサーチツール起動リンク1022は、ユーザによって起動されたときに、ユーザにリサーチツールが表示されるようにするインターフェイス要素である。リサーチツール起動リンク1022は、検出されたリサーチセッションのトピックを記述するテキスト、及びユーザが自身のリサーチに関する記録を取りたいと思うかどうかをユーザに尋ねるテキストを有利に含む。図10に示すように、リサーチセッション検出器118により検出されたリサーチセッションのトピックは「hdtv」である。リサーチツールアクセスセクション1006はまた、リサーチツールにアクセスするための案内をユーザが拒絶できるようにするキャンセル要素1024(「×」で図示)も含む。キャンセル要素1024は、ユーザによって起動されると、リサーチツールアクセスセクション1006が検索結果ページ1000から削除され、記録したあらゆるリサーチセッション結果が破棄されるようにする。
ユーザがリサーチツール起動リンク1022を起動すると、検索結果ページ1000内のオンページドロップダウンウィンドウ内にリサーチツールがユーザに対して表示される。オンページドロップダウンウィンドウは、ヘッダセクション1004の下方から延びる。具体的には、図10に示すように、ヘッダセクション1004の下部にあるタブから2つのオンページドロップダウンウィンドウにアクセスすることができ、「支援」と示される第1のタブ部1012は、検索クエリの作成及び所望の情報の検索においてユーザを支援することを意図された支援ツールへのアクセスを促し、「記録」と示される第2のタブ部1014は、リサーチツールへのアクセスを促す。これらのツールのいずれかにアクセスするには、適当なタブ部を選択し、次に拡張要素1016を起動する必要がある。リサーチツールを表示するために、別個のウィンドウとは対照的にオンページドロップダウンウィンドウ又はパネルを使用することで、リサーチを行いながらウィンドウ管理の問題を回避又は少なくとも軽減することによりユーザ経験を向上させることができる。
図11は、本発明の実施形態による、オンページドロップダウンウィンドウ又はパネルとして実現されたリサーチツールにアクセスするための手段を含む別の検索結果ページ1100を示している。図11に示すように、検索結果ページ1100は、検索結果セクション1102と、ヘッダセクション1104と、リサーチツールアクセスセクション1106と、スポンサードサーチ結果専用の2つのセクション1108及び1110とを含む。検索結果ページ1100では、リサーチツールアクセスセクション1106が、ヘッダセクション1104の下にあるオンページドロップダウンウィンドウ又はパネル内に現れるリサーチツールの簡略版を含む。リサーチツールの簡略版は、リサーチセッション検出器118によるリサーチセッションの検出に応答して、オンページドロップダウンウィンドウ内に出現することができる。リサーチツツールの完全版又は拡張版にアクセスするには、ユーザは、リサーチツールアクセスセクション1106内の拡張要素1112を起動しなければならない。リサーチツールアクセスセクション1106はまた、ユーザがリサーチツールの簡略版の閲覧を中止できるようにするキャンセル要素1114(「×」と図示)も含む。キャンセル要素1114は、ユーザによって起動されると、リサーチツールアクセスセクション1206内のウィンドウが閉じられ、記録したあらゆるリサーチセッション結果が破棄されるようにする。
図12は、本発明の実施形態による、オンページドロップダウンウィンドウ又はパネルとして実現されるリサーチツールにアクセスするための手段を含むさらに別の検索結果ページ1200を示している。図12に示すように、検索結果ページ1200は、検索結果セクション1202と、ヘッダセクション1204と、第1のリサーチツールアクセスセクション1206と、第2のリサーチツールアクセスセクション1208と、スポンサードサーチ結果専用の2つのセクション1210及び1212とを含む。検索結果ページ1200では、リサーチセッション検出器118によるリサーチセッションの検出に応答して、第1のリサーチツールアクセスセクション1206及び第2のリサーチツールアクセスセクション1208を各々表示することができる。
第1のリサーチツールアクセスセクション1206は、ヘッダセクション1204の下にあるオンページドロップダウンウィンドウ内に現れるリサーチツールの簡略版(リサーチツールアクセスセクション1106に類似)を含む。第2のリサーチツールアクセスセクション1208は、リサーチツール起動リンク1212を含む。リサーチツール起動リンク1212は、ユーザによって起動されると、第1のリサーチツールアクセスセクション1206内に示される簡略化されたリサーチツールの拡張版がユーザに表示されるようにする。リサーチツール起動リンク1212は、検出されたリサーチセッションのトピックを記述するテキスト(「hdtv」)、及びユーザが自身のリサーチに関する記録を再開したいと思うかどうかをユーザに尋ねるテキストを有利に含む。リサーチツール起動リンク1212内で記録を再開することへの言及は、リサーチセッション検出器118によって検出されたリサーチセッションが、ユーザに関連する既存のリサーチセッションの延長であることを示す。第2のリサーチツールアクセスセクション1208はまた、リサーチセッションを再開するための案内をユーザが拒絶できるようにするキャンセル要素1214(「×」と図示)も含む。
図13A及び図13Bは、本発明の実施形態による、検索結果ページ1300、及びリサーチセッションの検出に応答して検索結果ページ1300上にオーバーレイ表示されるリサーチツールプレビュー要素1306を示している。図13Aに示すように、検索結果ページ1300は、検索結果セクション1302及びヘッダセクション1304を含む。図13Bに示すように、リサーチセッション検出器118によるリサーチセッションの検出に応答して、リサーチツールプレビュー要素1306が検索結果ページ1300上にオーバーレイ表示される。リサーチツールプレビュー要素1306は、ユーザがリサーチツールへのアクセスを選択した場合、リサーチツールを具体化するリサーチ文書がどのように見えるかについての描写を提供する。図13Bにさらに示すように、検索結果ページ1300上には決定ボックス1308もオーバーレイ表示される。決定ボックス1308は、「OK」をクリックすることによりリサーチの記録の継続を承認してリサーチ文書が保持されるようにするか、或いは「キャンセル」をクリックすることによりリサーチの記録の継続をキャンセルして、リサーチ文書が破棄されるようにするかのいずれかをユーザに求める。
本発明の特定の実施形態では、リサーチセッションの検出に関連する信頼性レベルに応じて、リサーチツールにアクセスするための異なる手段をユーザに提示することができる。従って、例えば、リサーチセッション検出器118によってリサーチセッションが検出されたものの信頼性レベルが比較的低い場合、リサーチツールにアクセスするための第1の手段をユーザに提示することができる。一方、リサーチセッション検出器118によってリサーチセッションが検出されたものの信頼性レベルが比較的高い場合、リサーチツールにアクセスするための第2の手段をユーザに提示することができる。第1の手段は、第2の手段と比較して、リサーチツールへのアクセスをユーザに勧めるためのより目立たない又は押し付けがましくない方法を含むことができる。このようにして、ユーザの関与のレベルが、ユーザがリサーチツールにアクセスすることから恩恵を受ける確実性のレベルとマッチするようになる。例えば、1つの実施形態では、第1の手段が、図9に示すように、リサーチツールを使用するための案内を検索結果ページ本体に単純に挿入すること、又は図11に示すように、検索結果ページ内のドロップダウンウィンドウ内にリサーチツールの簡略版を出現させることを含むことができるのに対し、第2の手段は、図13A及び図13Bに示すように、検索結果ページ上にリサーチツールプレビュー要素をオーバーレイ表示することを含むことができる。この方法の他の変形例を使用することもできる。この方法の一般的説明を図14にフロー図形式で示す。
C.例示的なコンピュータシステムの実施構成
本明細書に記載する実施形態は、システム、方法/処理、及び/又は装置を含め、図15に示すコンピュータ1500などの周知のサーバ/コンピュータを使用して実施することができる。例えば、1又はそれ以上のコンピュータ1500を使用して、図1の検索エンジン106及びリサーチセッションマネージャ116、並びに図3、図5、図6、及び図14に示すフロー図に記載する方法を実施することができる。
コンピュータ1500は、International Business Machines社、Apple社、Sun社、HP社、Dell社、Cray社などから市販されているコンピュータなどの、本明細書で説明する機能を実施できるいずれの市販の周知のコンピュータであってもよい。コンピュータ1500は、デスクトップコンピュータ、サーバなどを含むいずれの種類のコンピュータであってもよい。
コンピュータ1500は、プロセッサ1504などの1又はそれ以上のプロセッサ(中央処理装置又はCPUとも呼ばれる)を含む。プロセッサ1504は、通信バスなどの通信インフラ1502に接続される。いくつかの実施形態では、プロセッサ1504が、複数の計算スレッドを同時に演算することができる。
コンピュータ1500はまた、ランダムアクセスメモリ(RAM)などの一次又はメインメモリ1506も含む。メインメモリ1506は、制御ロジック1528A(コンピュータソフトウェア)及びデータを記憶する。
コンピュータ1500はまた、1又はそれ以上の2次記憶装置1510も含む。2次記憶装置1510は、例えば、ハードディスクドライブ1512及び/又は取り外し可能ストレージデバイス又はドライブ1514、並びにメモリカード及びメモリスティックなどのその他の種類のストレージデバイスを含む。例えば、コンピュータ1500は、メモリスティックなどのデバイスとインターフェイス接続するためのユニバーサルシリアルバス(USB)インターフェイスなどの業界標準インターフェイスを含むことができる。取り外し可能ストレージドライブ1514は、フロッピー(登録商標)ディスクドライブ、磁気テープドライブ、コンパクトディスクドライブ、光学ストレージデバイス、テープバックアップなどを表す。
取り外し可能ストレージドライブ1514は、取り外し可能ストレージユニット1516と相互作用する。取り外し可能ストレージユニット1516は、コンピュータソフトウェア1528B(制御ロジック)及び/又はデータを記憶するコンピュータ使用可能又はコンピュータ可読ストレージ媒体1524を含む。取り外し可能ストレージユニット1516は、フロッピー(登録商標)ディスク、磁気テープ、コンパクトディスク、DVD、光学ストレージディスク、又はその他のいずれかのコンピュータデータストレージデバイスを表す。取り外し可能ストレージドライブ1514は、取り外し可能ストレージユニット1516との間で周知の方法で読み出し/書き込みを行う。
コンピュータ1500はまた、モニタ、キーボード、ポインティングデバイスなどの入力/出力/ディスプレイデバイス1522も含む。
コンピュータ1500は、通信又はネットワークインターフェイス1518をさらに含む。通信インターフェイス1518は、コンピュータ1500が遠隔システム及びデバイスと通信できるようにする。例えば、通信インターフェイス1518により、コンピュータ1500は、LAN、WAN、インターネットなどの通信ネットワーク又は媒体1542を介して通信できるようになる。ネットワークインターフェイス1518は、有線又は無線接続を介して遠隔サイト又はネットワークとインターフェイス接続することができる。
通信媒体1542を介してコンピュータ1500へ及びコンピュータ1500から制御ロジック1528Cを送信することができる。より具体的には、コンピュータ1200は、制御ロジック1528Cで変調された搬送波(電磁信号)を通信媒体1542を介して送受信することができる。
本明細書では、制御ロジック(ソフトウェア)を記憶するコンピュータ使用可能又はコンピュータ可読媒体を含むあらゆる装置又は製品をコンピュータプログラム製品又はプログラムストレージデバイスと呼ぶ。これには、以下に限定されるわけではないが、コンピュータ1500、メインメモリ1506、2次記憶装置1510、及び取り外し可能ストレージユニット1516が含まれる。制御ロジックを記憶するこのようなコンピュータプログラム製品は、1又はそれ以上のデータ処理デバイスにより実行された場合、このようなデータ処理デバイスを本明細書で説明するように動作させ、本発明の実施形態を表すようにする。
本発明は、本明細書で説明した以外のソフトウェア、ハードウェア、及び/又はオペレーティングシステムの実施構成で機能することもできる。本明細書で説明した機能を実施するのに適したあらゆるソフトウェア、ハードウェア、及びオペレーティングシステムの実施構成を使用することができる。
D.結論
以上、本発明の様々な実施形態について説明したが、これらは一例として提示したものにすぎず、限定ではない点を理解されたい。(単複の)当業者であれば、添付の特許請求の範囲に定義するような本発明の思想及び範囲から逸脱することなく、上述の実施形態に形式及び詳細の様々な変更を加えることができることが明らかであろう。従って、本発明の幅及び範囲は、上述した例示的な実施形態のいずれかによって限定すべきものではなく、以下の特許請求の範囲及びその同等物によってのみ定義すべきものである。
302 検索エンジンのユーザにより提出された一連のクエリに関する情報を取得
304 取得した情報に基づいて、検索エンジンのユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを判定
306 検索エンジンのユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているという判定に応答して、ユーザに1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを提供

Claims (12)

  1. 1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを自動的に提供する方法であって、
    検索エンジンのユーザにより提出された一連のクエリに関する情報をプロセッサによって取得するステップと、
    前記取得した情報に基づいて、前記検索エンジンの前記ユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを前記プロセッサによって判定するステップと、
    前記検索エンジンの前記ユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているという判定に応答して、前記検索エンジンの前記ユーザに前記1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを前記プロセッサによって提供するステップであって、前記アクセスは、前記ユーザが前記リサーチセッションを行っているという判定に関連する信頼性レベルに基づいて選択された前記1又はそれ以上のリサーチツールへアクセスするための複数の手段の内の1つによって提供されるものであるステップと、
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 検索エンジンのユーザにより提出された一連のクエリに関する情報を取得するステップが、
    前記一連のクエリ内の個々のクエリの1又はそれ以上の質問語と、
    前記一連のクエリ間で共有される1又はそれ以上の基本概念と、
    前記一連のクエリを受け取ったことに応答して、前記検索エンジンによって識別される1又はそれ以上の文書に関する情報と、
    前記一連のクエリ内のクエリの総数と、
    前記一連のクエリ内の1又はそれ以上のクエリを受け取ったことに応答して前記検索エンジンによって識別された文書のうちの、前記ユーザによりアクセスされた数と、
    のうちの1又はそれ以上を取得するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記一連のクエリを受け取ったことに応答して前記検索エンジンによって識別される前記1又はそれ以上の文書の各々に関する前記情報が、
    前記文書のタイトルと、
    前記文書に関連するURLと、
    前記文書のテキストと、
    前記文書の要約と、
    前記文書に関連する1又はそれ以上のタグと、
    前記文書に関連するメタデータと、
    のうちの1又はそれ以上を含む、
    ことを特徴とする請求項2に記載の方法。
  4. 前記検索エンジンの前記ユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを判定するステップが、前記一連のクエリが提出された期間中の情報検索セッションの長さを分析するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  5. 前記検索エンジンの前記ユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを判定するステップが、前記一連のクエリ内の前記クエリの1又はそれ以上に応答して識別された文書のうちの、前記ユーザによってアクセスされた数を分析するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  6. 前記検索エンジンの前記ユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを判定するステップが、前記一連のクエリ内の2又はそれ以上のクエリ間の類似性を測定するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  7. 前記検索エンジンの前記ユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを判定するステップが、前記クエリを受け取ったことに応答して前記検索エンジンによって識別された2又はそれ以上の文書間の類似性を測定するステップを含む、ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  8. 前記検索エンジンの前記ユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを判定するステップが、前記ユーザが前記特定のトピックに関するリサーチセッションを以前に行ったかどうかを判定するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  9. 前記検索エンジンの前記ユーザに前記1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを提供するステップが、前記検索エンジンによって前記ユーザに提供される検索結果ページ内に1又はそれ以上のユーザインターフェイス要素を挿入するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  10. 前記検索エンジンの前記ユーザに前記1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを提供するステップが、前記検索エンジンによって前記ユーザに提供される検索結果ページ上に1又はそれ以上のウィンドウをオーバーレイ表示するステップを含む、
    ことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  11. ユーザにより提出された一連のクエリを受け取って、該一連のクエリ内の個々のクエリに対応する1又はそれ以上の文書を識別するように構成された検索エンジンと、
    前記検索エンジンに接続され、前記一連のクエリに関する情報を取得し、該取得した情報に基づいて、前記検索エンジンの前記ユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを判定し、前記ユーザが前記リサーチセッションを行っているという判定に関連する信頼性レベルに基づいて選択された前記1又はそれ以上のリサーチツールへアクセスするための複数の手段の内の1つによって、前記検索エンジンの前記ユーザに1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを提供するように構成されたリサーチセッションマネージャと、
    を備えることを特徴とするシステム。
  12. プロセッサが1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを自動的に提供できるようにするためのコンピュータプログラムロジックを記録したコンピュータ可読記録体であって、前記コンピュータプログラムロジックが、
    前記プロセッサが、検索エンジンのユーザにより提出された一連のクエリに関する情報を取得できるようにするための第1の手段と、
    前記プロセッサが、前記取得した情報に基づいて、前記検索エンジンの前記ユーザが特定のトピックに関するリサーチセッションを行っているかどうかを判定できるようにするための第2の手段と、
    前記ユーザが前記リサーチセッションを行っているという判定に関連する信頼性レベルに基づいて選択された前記1又はそれ以上のリサーチツールへアクセスするための複数の手段の内の1つによって、前記プロセッサが、前記検索エンジンの前記ユーザに前記1又はそれ以上のリサーチツールへのアクセスを提供できるようにするための第3の手段と、
    を含むことを特徴とするコンピュータ可読記録媒体
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