JP5419246B1 - 生活用具 - Google Patents

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Abstract

【課題】日常生活において、感覚や感情を快適に刺激する用具としては、ゲームやパズルなどの遊具があるが、ゲームは勝った時の快感、又、パズルは、完成したときの達成感を満喫する用具である。しかし、最近のゲームやパズルは、ハード(機器)が、高度で複雑、又、ソフト(使用方法)に難しいルールがあり、ルールを理解するまでに時間を要すると共に、相応のスキルがないと十分に楽しめないものが多い。
【解決手段】キャラクター形状物、該キャラクター形状物の載置舞台を表面に設けた上箱となる載置具及び該キャラクター形状物を分別手段により収納できる該上箱により閉塞される下箱となる収納箱とで生活用具を形成し、該キャラクター形状物は板状又は立体形状物で、該収納箱に収納自在とされ、該載置舞台と接する底部に第1の接触固定機構、底部以外の外部表面の一部に第2の接触固定機構を各々設け、該キャラクター形状物は、第4の接触固定機構を設けた該載置具の載置舞台において第1の接触固定機構により着脱自在とされ、第3の接触固定機構を設けた様々な容器、キャラクター構造物等は、該第2の接触固定機構によりキャラクター形状物の外部表面に着脱自在としたことを特徴とする生活用具。
【選択図】図12

Description

本発明は、底部に接触固定機能を有するキャラクター形状物と、載置・収納機能を有する載置具・収納箱及び両者のセットからなるハードと、これらのハードに多様なソフトを組み合わせることにより、ゲームやパズルとは異なった種類の体験ができ、日常生活において手軽に快適な感覚(五感)や感情(心)の刺激が得られる生活用具に関する。
現代人は、モノよりサービス、モノにおいては、ハード(機器)よりソフト(使用方法)に価値を感じる傾向にある。
また、モノやサービスから得られる実用的価値(例えば便利さ、安さ)よりも、むしろモノやサービスから受容又は感応する感覚(五感)や感情(心)の快適な刺激(例えば楽しさ、癒し)を重視するソフト化志向が進行している。
従来、ハードとソフトの組み合わせからなる用具としては、ゲームやパズル等の遊具があるが、これらの遊具を用いた遊技は、勝敗競争や難問解決等目的が明確で、勝敗や難問解決の結果と目的達成までのプロセス、スピード、スキル、スリルを楽しむものが主流であった。
本発明と目的を同一とするもの及びハード、ソフトにおいて類似する先行技術を知らない。敢えて先行技術に言及すれば、底部に磁性を有する碁石や将棋等の駒と薄い鉄板を張った遊具盤から構成され、これらは磁気的吸引力の作用により着脱自在な固着状態を保持し、意図しない振動等の負荷による碁石や駒の移動を阻止し、勝敗を楽しむ携帯囲碁・将棋等のゲームがあった。
特開2010−167234公報
ゲームは、勝つか負けるか、また、パズルは出来るか出来ないかの二者択一の結果からなり、ゲームは勝った時の快感、パズルは出来た時の達成感を満喫する遊技である。
しかし、最近のゲームやパズルは、ハードが高度で複雑、ソフトに難しいルールがあり、ルールを理解するまでに時間を要すると共に相応のスキルがないと十分楽しめないものが多い。これらの課題に鑑み、本発明の目的は、簡単なハードと多様なソフトの組み合わせにより、二者択一の結果ではなく、個性や感性の違いに応じた結果の多様性と、プレイを通じてゲームやパズルとは異なった種類の体験と快適な感覚や感情の刺激が得られ、日常生活において、感覚(五感)や感情(心)を豊かにする用具、即ち、生活のソフト化(官能と情緒を重視した生活の構築)に寄与する生活用具を実現することである。
これらの課題を解決する手段として、底部に接触固定機能を有するキャラクター形状物と、載置・収納機能を有する載置具・収納箱及び両者のセットからなるハードと、これらのハードに多様なソフトを組み合わせた生活用具を実現することである。
以下、本発明に係わるキャラクター形状物と、これらの載置具・収納箱及び両者のセットからなるハードの具体的要件を提示し、ソフトに関しては実施例において説明する。
本発明の基本発明は、本分割出願の基となる出願に係る発明で、該基本発明は、
開閉可能な密閉構造を備えた複数のキャラクター形状容器、該複数のキャラクター形状容器の載置舞台を表面に設けた上箱となる載置具及び該キャラクター形状容器を分別手段により分別収納できる該上箱により閉塞される下箱となる収納箱とで生活用具を形成し、各キャラクター形状容器は、該収納箱に収納自在とされ、その内部に液体、固体、これらの混合物又はそれらを収納した容器等の各種生活用品よりなる被収納体を取り出し自在に収納し、該載置舞台と接する底部に第1の接触固定機構を設け、他方、該載置具の載置舞台には、該キャラクター形状容器の該第1の接触固定機構と着脱自在となる第4の接触固定機構を設け、該載置舞台を該複数のキャラクター形状容器の取着面とした生活用具を特徴とする、
である。
これに対し、本発明は、キャラクター形状物、該キャラクター形状物の載置舞台を表面に設けた上箱となる載置具及び該キャラクター形状物を分別手段により収納できる該上箱により閉塞される下箱となる収納箱とで生活用具を形成し、該キャラクター形状物は板状又は立体形状物で、該収納箱に収納自在とされ、該載置舞台と接する底部に第1の接触固定機構、底部以外の外部表面の一部に第2の接触固定機構を各々設け、該キャラクター形状物は、第4の接触固定機構を設けた該載置具の載置舞台に第1の接触固定機構により着脱自在とされ、第3の接触固定機構を設けた様々な容器、キャラクター構造物等は、該第2の接触固定機構によりキャラクター形状物の外部表面に着脱自在とした生活用具を特徴とする。
以下、上記基本発明となる発明を説明すると、該基本発明は、
1.容器に開閉可能な密閉構造(生活用品を構成する液体・固体等の漏出防止及び取り入れ、取り出しを可能とする構造)を有すること、
2.容器の底部に第1の接触固定機構を設置(容器の載置具の接触固定面と着脱自在な接触固定強度を保持し、接触固定面上でのキャラクター形状容器の転倒防止を図るもの)すること、
3.生活用品(味覚、香り、お洒落等)を選択すること、
4.収容が可能な空間(生活用品の収容、収納、保管をするもの)を得るための容器、
5.動物のキャラクターなどの形状(観賞)、構造及び機能を有するキャラクター形状 容器、
に関する。
基本発明の上記「密閉構造」とは、容器の内部に収容された生活用品を構成する液体・固体等の漏出を防ぎ、容器の内部の生活用品の出し入れができる構造を意味し、例えば、蓋、キャップ等が該当する。
「容器の底部」とは、容器を置く際に底となる部分であり、キャラクター形状容器Aを接触固定面に置く際に接触固定面となる取着面と接触する部分である。
「載置具」とは、基本発明に係わるキャラクター形状容器Aを着脱自在な状態で接触固定させる接触固定面となる取着面を有する部分である。
「第1の接触固定機構」とは、キャラクター形状容器Aの載置具の接触固定面に接触固定をし、着脱自在に接触固定するキャラクター形状容器Aの底部に設置された部材又は構造を意味する。
接触固定する部材又は構造の例として、磁石、鉄板、吸盤、面ファスナー、嵌め込み部材、両面テープ等が該当する。
第1の接触固定機構は、キャラクター形状容器Aの載置具の接触固定面に接触固定するための接触強度を保持しつつ、キャラクター形状容器Aの載置具の接触固定面と着脱自在であり、キャラクター形状容器Aの転倒を防止する。
「接触固定面となる取着面」とは、第1の接触固定機構により基本発明に係わるキャラクター形状容器Aの底部を接触固定する面であって、第1の接触固定機構と着脱自在な、例えば、キャラクター形状容器Aの磁石と逆の極の磁石又は鉄板、キャラクター形状容器Aの吸盤が吸着しやすい面、キャラクター形状容器Aの嵌め込み部材を嵌め込むための部材が載置された面等が該当する。
「第1の接触固定機構を設け」とは、キャラクター形状容器Aの底の部分に第1の接触固定機構を有するという意味であり、キャラクター形状容器Aの底の部分が第1の接触固定機構である場合に限らず、キャラクター形状容器Aの底の部分の内部にマグネットを内蔵させるような場合も含まれる。
「容器内部への収容」とは、容器内部に直接生活用品を収容することだけではなく、生活用品を収容したビン等の容器を収容した場合(間接的に生活用品を収容すること)も含まれる。
「生活用品」とは、化粧品、香料類、香水、薬剤、栄養補助食品(サプリメント)、紙類(メモ用紙等)、おもちゃ、菓子類、調味料、香辛料、嗜好品(酒類、茶類、コーヒー、タバコ等)及びこれらの組み合わせに限定する。
「キャラクター形状容器」とは、容器の全体又は一部が動物のキャラクター、イラスト、アニメ、漫画のキャラクターから構成され又は容器の外部表面の全体又は一部にこれらが描写されている容器と定める。
基本発明により、開閉可能な密閉構造を介して、キャラクター形状容器Aの内部に、化粧品等の生活用品を直接的又は間接的に収容することができる。
更に、キャラクター形状容器Aの底部は、キャラクター形状容器Aの載置具の接触固定面と着脱自在な第1の接触固定機構を有するため、密閉構造で密閉した態様で載置具の接触固定面に安定して載置することができる。
これにより、キャラクター形状容器A内部に生活用品を収容した状態で、載置具の接触固定面に着脱自在にキャラクター形状容器Aを載置することができ、転倒防止につながる。また、動物のキャラクター等の形状を有するため観賞が期待できる。
基本発明は、上記キャラクター形状容器Aにおいて、該キャラクター形状容器Aの底部以外の外部表面の一部に第2の接触固定機構の設置を付加することによりキャラクター形状容器Aaを形成している。
基本発明は、上記キャラクター形状容器Aの構造と機能を有し、更に、該キャラクター形状容器Aの底部以外の外部表面の一部に第2の接触固定機構を設置(接触固定機構を有する他の容器、構造物の装着)する構造と機能を有するキャラクター形状容器Aaとしている。
「底部以外の外部表面の一部に」とは、キャラクター形状容器Aaの底部には第1の接触固定機構が設置されるため、底部以外の外部表面の一部とした。
「第2の接触固定機構」とは、キャラクター形状容器Aの底部に設置された第1の接触固定機構と部材及び構造とは関係なく、設置位置の違いによる区別である。
「設け」とは、底部以外の外部表面の一部と第2の接触固定機構を接着、嵌め込み等により固定することを意味する。
基本発明により、キャラクター形状容器Aに係る効果を有すると共に、接触固定機構を有する他の容器、構造物と着脱自在に装着できるため、バラエティーに富んだ観賞が期待できる。
上記したキャラクター形状容器に係る基本発明に対し、本発明のキャラクター形状物Bは、動物のキャラクター等の形状からなり、容器以外の立体形状物であって、該立体形状物の載置具の接触固定面に接触固定するため、該立体形状物の底部に、前記載置具の接触固定面と着脱自在な第1の接触固定機構が設置された立体形状物(キャラククー形状物B)において、該立体形状物の底部以外の外部表面の一部に第2の接触固定機構の設置が付加されたキャラクター形状物Baを形成している。
本発明は、
1.容器以外の立体形状物の底部に第1の接触固定機構を設置(載置具の接触固定面と 着脱自在な接触強度を保持し、接触固定面上でのキャラクター形状物Bの転倒防止をする)すること、
2.外部表面の一部に第2の接触固定機構を設置(接触固定機構を有する他の容器、構 造物と着脱自在な装着)すること、
3.動物のキャラクター等の形状(観賞)の構造と機能を有するキャラクター形状物Ba、
に関する。
「キャラクター形状物B」とは、動物のキャラクター等の形状を有する、容器以外の構造物であって、該構造物の底部に接触固定機構を有する部材、構造が配置され、載置具の接触固定面と着脱自在な接触強度を有する構造物である。
「キャラクター形状物Ba」とは、キャラクター形状物Bの底部以外の外部表面の一部に第2の接触固定機構を有する部材、構造が配置され、接触固定機能を有する他の容器、構造物と着脱自在な接触強度を有する形状物である。
本発明により、キャラクター形状物B、Baは、キャラクター形状容器A、Aaに比較して、密閉構造及び生活用品の収納構造が無いため、設計の自由度が向上し、複雑な形状物が作製でき、また、板状にできるため小型、軽量化、高精度化、低価格化が可能となる。
また、容器の機能は、第2の接触固定機構を通じて付加すればよい。
その結果、舞台上に多数のプレイヤーが参加でき、バラエティーに富んだ観賞効果が期待できる。
本発明は、上記キャラクター形状物Baと、開閉可能な密閉構造を有する容器であって、該密閉構造を介して、内部に生活用品の収容が可能な空間を有する容器Cとにおいて、前記キャラクター形状物Baの第2の接触固定機構と、該容器Cに第3の接触固定機構の設置が付加された容器Caの第3の接触固定機構が着脱自在に装着される容器Ca装着型キャラクター形状物Ba又はキャラクター形状物Bの一部と容器Cの一部が固定設置される容器C設置型キャラクター形状物Bに関する。
本発明は、容器Ca装着型キャラクター形状物Baと容器C設置型キャラクター形状物Bに関する。
容器Ca装着型キャラクター形状物Baは、キャラクター形状物Bの構造と機能、容器Cの構造と機能及び第2の接触固定機構を設けたキャラクター形状物Ba、容器Cに第3の接触固定機構を着脱自在に設置(両者の取り付け、取り外し自在)した容器Caの構造と機能を有する。
また、容器C設置型キャラクター形状物Bは、キャラクター形状容器Aの構造と機能から一部の構造と機能を除いたもので、容器Cの構造と機能及びキャラクター形状物Bと容器Cの固定設置又は一体化(単体による紛失防止)の構造と機能を有する。
「容器C」とは、開閉可能な密閉構造を有し、内部に生活用品の液体・固体等の収容可能な空間が存在する構造物である。動物のキャラクター等の形状からなる容器も含む。
「容器Ca」とは、容器Cに第3の接触固定機構が設置され、キャラクター形状物Baの第2の接触固定機構と着脱自在に装着可能な容器である。
「第3の接触固定機構」とは、容器Caに設置され、キャラクター形状物Baの底部以外に設置された第2の接触固定機構と着脱自在な部材又は構造を意味する。
「容器Ca装着型キャラクター形状物Ba」とは、容器Caに設置された第3の接触固定機構とキャラクター形状物Baに設置された第2の接触固定機構が着脱自在に装着された構造物である。
「容器C設置型キャラクター形状物B」とは、容器Cとキャラクター形状物Bが固定設置又は一体化された構造物である。
本発明により、容器Ca装着型キャラクター形状物Baにおいては、各自所有のキャラクター形状物Baから容器Caを取り外し交換でき、情報交換ツールとして利用できる。
また、容器C設置型キャラクター形状物Bにおいては、容器Cとキャラクター形状物Bが固定設置されているため、どちらか一方の紛失が防止できる。
その他、キャラクター形状物B、Ba共にキャラクター形状容器A、Aaに比較して、密閉構造と生活用品の収容機能がないため、設計の自由度が向上し、複雑な構造物が作製でき、また、小型、軽量化、高精度化が可能となる。
本発明の容器は、上部に開閉可能な密閉構造を有する容器であって、該容器は、容器の載置具の接触固定面に接触固定するため、該容器の底部に、前記載置具の接触固定面と着脱自在な第1の接触固定機構が設置され、前記密閉構造を介して、内部に生活用品の収容が可能な空間を有する容器(容器Cb)と、動物のキャラクター等の形状からなる立体形状物(キャラクター構造物D)とにおいて、前記容器の底部以外の外部表面の一部に、第2の接触固定機構の設置が付加された容器(容器Cc)の第2の接触固定機構と、該立体形状物に第3の接触固定機構の設置が付加された立体形状物(キャラクター構造物Da)の第3の接触固定機構が、着脱自在に装着されるキャラクター構造物Da装着型容器Cc又は容器Cbの一部とキャラクター構造物Dの一部が固定設置されるキャラクター構造物D設置型容器Cbである。
本発明は、キャラクター構造物Da装着型容器Ccとキャラクター構造物D設置型容器Cbに関し、キャラクター構造物Da装着型容器Ccは、容器Ccとキャラクター構造物Daの構造と機能及び容器Ccの第2の接触固定機構とキャラクター構造物Daの第3の接触固定機構が着脱自在に設置(両者の取り付け、取り外し自在)の構造と機能を有する。
また、キャラクター構造物D設置型容器Cbは、容器Cbとキャラクター構造物Dの構造と機能及び容器Cbとキャラクター構造物Dの固定設置又は一体化(単体による紛失の防止)の構造と機能を有する。
「容器Cb」とは、開閉可能な密閉構造を有し、底部に第1の接触固定機構が設置され、内部に生活用品の液体・固体等の収容可能な空間が存在する構造物である。動物のキャラクター等の形状からなる容器(キャラクター形状容器Aと同じ)を含む。
「容器Cc」とは、容器Cb(キャラクター形状容器Aを含む)の底部以外の外部表面の一部に第2の接触固定機構が設置された構造物である。
「キャラクター構造物D」とは、動物のキャラクター等の形状からなる立体形状物である。
「キャラクター構造物Da」とは、キャラクター構造物Dに第3の接触固定機構が設置された立体形状物である。
「キャラクター構造物Da装着型容器Cc」とは、容器Ccに設置された第2の接触固定機構とキャラクター構造物Daに設置された第3の接触固定機構が着脱自在に装着される構造物である。
「キャラクター構造物D設置型容器Cb」とは、キャラクター構造物Dと容器Cbが固定設置又は一体化された構造物である。
本発明により、キャラクター構造物Da装着型容器Ccにおいては、容器Ccとキャラクター構造物Daは着脱自在なため、いろいろな容器と構造物の組み合わせが考えられ、気分やTPOに応じた組み合わせができ、気分転換と観賞が期待できる。
また、キャラクター構造物D設置型容器Cbにおいては、容器と構造物が固定設置又は一体化形成しているため、両者の単独な紛失が防止できる。
キャラクター形状容器、キャラクター形状物、キャラクター構造物の構造の違いを簡単に記すと、キャラクター形状容器は、上部に開閉可能な密閉構造、底部に載置具の接触固定面と着脱自在に接触固定する接触固定機構、内部に生活用品の収容可能な空間を有する動物のキャラクター等の形状からなる容器である。
キャラクター形状物は、底部に載置具の接触固定面と着脱自在に接触固定する接触固定機構を有する動物のキャラクター等の形状からなる構造物である。
キャラクター構造物は、動物のキャラクター等の形状からなる構造物である。
要約すると、キャラクター形状容器から容器の構造を除いたものが、キャラクター形状物で、キャラクター形状物から底部の接触固定機構を除いたものがキャラクター構造物である。
また、キャラクター形状容器Aとキャラクター形状容器Aa、キャラクター形状物Bとキャラクター形状物Ba、容器Cbと容器Ccの構造の違いは、符号A、B又はCbを有するものは、載置具の接触固定面と接触固定する第1の接触固定機構のみ存在し、符号Aa、Ba又はCcを有するものは第1の接触固定機構と第2の接触固定機構が存在する。
容器C、容器Ca、容器Cb、容器Ccの構造の違いは、容器Cと容器Caは載置具と接触固定しないため、第1の接触固定機構が存在しない。容器Cbと容器Ccは第1の接触固定機構が存在する。
接触固定機構の符号1,2,3,4,5,6,7は、キャラクター形状容器やキャラクター形状物、載置具等における接触固定機構設置部位を示すもので、接触固定機構を構成する部材又は構造とは関係ない。
本発明は、上記キャラクター形状物Baとキャラクター構造物Daとにおいて、上記キャラクター形状物Baの第2の接触固定機構と、該キャラクター構造物Daの第3の接触固定機構が、着脱自在に装着されるキャラクター構造物Da装着型キャラクター形状物Ba又はキャラクター形状物Bの一部とキャラクター構造物Dの一部が固定設置されるキャラクター構造物D設置型キャラクター形状物Bである。
本発明は、キャラクター構造物Da装着型キャラクター形状物Baとキャラクター構造物D設置型キャラクター形状物Bに関する。
キャラクター構造物Da装着型キャラクター形状物Baは、キャラクター形状物Baとキャラクター構造物Daの構造と機能及びキャラクター形状物Baの第2の接触固定機構とキャラクター構造物Daの第3の接触固定機構が着脱自在に設置(両者の取り付け、取り外し自在)の構造と機能を有する。
また、キャラクター構造物D設置型キャラクター形状物Bは、キャラクター構造物Dとキャラクター形状物Bの構造と機能及び両者の固定設置又は一体化(単体による紛失防止)の構造と機能を有する。
本発明により、キャラクター構造物Da装着型キャラクター形状物Baにおいては、両者が着脱自在に装着できるため、色々な組み合わせが考えられ、気分転換と観賞が期待できる。また、キャラクター構造物D設置型キャラクター形状物Bにおいては、両者が固定設置又は一体化形成しているため、両者の単独な紛失が防止できる。
本発明は、上記キャラクター形状容器Aaと容器Caとにおいて、上記キャラクター形状容器Aaの第2の接触固定機構と該容器Caの第3の接触固定機構が、着脱自在に装着される容器Ca装着型キャラクター形状容器Aa又はキャラクター形状容器Aの一部と容器Cの一部が固定設置される容器C設置型キャラクター形状容器Aである。
本発明は、容器Ca装着型キャラクター形状容器Aaと容器C設置型キャラクター形状容器Aに関する。
容器Ca装着型キャラクター形状容器Aaは、キャラクター形状容器Aaと容器Caの構造と機能及びキャラクター形状容器Aaの第2の接触固定機構と容器Caの第3の接触固定機構が着脱自在に設置(両者の取り付け、取り外し自在)の構造と機能を有する。
また、容器C設置型キャラクター形状容器Aは、キャラクター形状容器Aと容器Cの構造と機能及び容器Cとキャラクター形状容器Aの固定設置又は一体化(単体による紛失防止)の構造と機能を有する。
本発明により、容器Ca装着型キャラクター形状容器Aaは、両者が着脱自在に装着できるため、いろいろな組み合わせが考えられ、気分転換と観賞が期待できる。
また、容器C設置型キャラクター形状容器Aは、両者が固定設置又は一体化形成しているため、両者の単独な紛失が防止できる。
本発明は、上記キャラクター形状容器A、キャラクター形状容器Aa、キャラクター形状物B、キャラクター形状物Ba、容器Ca装着型キャラクター形状物Ba、容器C設置型キャラクター形状物B、容器Cb、容器Cc、キャラクター構造物Da装着型容器Cc又はキャラクター構造物Da装着型容器Cb、キャラクター構造物Da装着型キャラクター形状物Ba、キャラクター構造物D設置型キャラクター形状物B、容器Ca装着型キャラクター形状容器Aa、容器C設置型キャラクター形状容器A等の底部を接触固定するための接触固定面を上部面として有する前記キャラクター形状容器A等の載置具であって、該載置具の接触固定面は、前記キャラクター形状容器A等の底部に設置された第1の接触固定機構と着脱自在な第4の接触固定機構を有し、前記接触固定面の大きさは、ISO216規格によるA4規格(210mm×297mm)以下であり、前記キャラクター形状容器A等の載置具の内部に、構成要素を収納する空間を有し、前記キャラクター形状容器A等の載置具の接触固定面の縁の内側に、該キャラクター形状容器A等を載置する範囲を規定する境界が設置されたキャラクター形状容器A等の載置と収納機能を有する載置具・収納箱である。
本発明は、
1.接触固定面を上部面(キャラクター形状容器A等を着脱自在に接触固定)とすること、
2.着脱自在な第4の接触固定機構(キャラクター形状容器A等の底部の第1の接触固定機構と着脱自在な接触強度を保持し、接触固定面上での転倒防止)を設けること、
3.接触固定面の縁の内側にキャラクター形状容器A等を載置する範囲を規定する境界を設置(舞台の範囲指定、キャラクター形状容器A等の心理的落下抑止)すること、
4.接触固定面の大きさはA4規格以下(載置具の携帯性確保)とすること、
5.収納する空間(構成要素の収容、収納、保管)の構造と機能を有するキャラクター形状容器A等の載置具・収納箱、
に関する。
「キャラクター形状容器A等」とは、キャラクター形状容器A、キャラクター形状容器Aa、キャラクター形状物B、キャラクター形状物Ba、容器Ca装着型キャラクター形状物Ba、容器C設置型キャラクター形状物B、容器Cb、容器Cc、キャラクター構造物Da装着型容器Cc又はキャラクター構造物Da装着型容器Cb、キャラクター構造物Da装着型キャラクター形状物Ba、キャラクター構造物D設置型キャラクター形状物B、容器Ca装着型キャラクター形状容器Aa、容器C設置型キャラクター形状容器Aの全て又は一部を指示する。
「構成要素」とは、キャラクター形状容器A等に容器Ca及びキャラクター構造物Daを追加したものの全て又は一部を意味する。
「接触固定面を上部面として有する」とは、キャラクター形状容器A等の載置具を置く際に上となる部分の面として接触固定面が存在することを意味する。
「第4の接触固定機構」とは、キャラクター形状容器A等の底部に設置された第1の接触固定機構と着脱自在に載置具の接触固定面に設置された部材又は構造を意味する。
「キャラクター形状容器A等の載置具の接触固定面」とは、必ずしも完全な平面である必要はなく、例えば、キャラクター形状容器A等の嵌め込み部材を嵌め込むための部材が接触固定面に存在しても構わない。
「接触固定面の大きさは、ISO216規格によるA4以下」とは、接触固定面が縦横共にA4以下の大きさに収まることを意味し、本発明に係わる載置具・収納箱が、普通のバッグ等に収まる携帯サイズの部品であることを意味する。
「キャラクター形状容器A等の載置具の接触固定面の縁の内側」とは、接触固定面の端から3cm以内の部分とする。
「キャラクター形状容器A等を載置する範囲を規定する境界」とは、キャラクター形状容器A等を載置する舞台の範囲を規定する境界として、境界線、段差、壁等を設置することを意味する。
境界線等を設置することにより、舞台の範囲の明確化(境界の内部を舞台に設定)及びキャラクター形状容器A等の落下に対する心理的抑止力を作用させることができる。
本発明により、
1.キャラクター形状容器A等の底部に設置された第1の接触固定機構と載置具の接触固定面に設置された第4の接触固定機構が着脱自在であり、キャラクター形状容器A等を載置具の接触固定面に着脱自在に載置することができる(載置機能)。
2.収納箱は内部に構成要素を収納する空間を保有しているため、これらの収容、収納、保管ができる(収容、収納、保管機能)。
3.載置具の接触固定面の縁の内側に境界が設置され、キャラクター形状容器A等の演出する舞台が形成できる(舞台機能)。
4.載置具の接触固定面はA4以下の平面であるため、バッグ等に入れ、携帯して持ち運ぶことが可能である(携帯機能)。
本発明は、上記キャラクター形状容器A等と載置具・収納箱とのセットからなる生活用具で、上記キャラクター形状容器A等の載置、収納、転倒防止、携帯、保管、舞台、味覚、観賞等の機能を有するキャラクター形状容器A等と載置具・収納箱とのセットからなる生活用具に関する発明である。
本発明は、キャラクター形状容器A等と載置具・収納箱とのセットからなるハードに、多様なソフトを付加することにより、日常生活において感覚(五感)や感情(心)を豊かにする生活用具の実現が可能となる。
本発明の生活用具の主な用途を列挙すると、携帯アクセサリー、癒し、熟年女性の人生懐古、情報共有化ツール、幼児の知的情緒教育等がある。
また、本発明を構成するキャラクター形状容器A等と載置具・収納箱及びこれらからなるセット(ハード)において、利用者が目的(例えば携帯アクセサリーの作製)を設定し、利用者自身の個性や感性に応じた想像力の発揮と作製する過程(想像・作製過程)と、想像・作製した結果(創作物)の出来栄えに対する満足感を享受する過程(評価過程)が有り、一度に2回の体験が満喫できる生活用具である。
例えば、食事環境において、キャラクター形状容器A等と載置具・収納箱からなるセット(ハード)をバッグ等から取り出し、お洒落な携帯アクセサリーの作製を目的として、複数のキャラクター形状容器A等の要素の舞台上での載置位置を想像・工夫し、試行錯誤しながら選択配置(作成)を決定する過程を経て、完成した創作物(携帯アクセサリー)をテーブル上に配置する。
即ち、キャラクター形状容器A等の要素の舞台上への選択配置(作成)する過程と、携帯アクセサリー(創作物)を机上に配置してお洒落を満喫する過程(魅せる悦び)の2回の体験が得られる生活用具が実現できる(実施例1参照)。
本発明は、上記した構成要素と載置具・収納箱とのセットであって、上記構成要素と収納箱の内部の仕切り板により間仕切りされた各構成要素の収納部との位置関係が、一つの組として構成され、識別表示記載された組が、複数存在する構成要素と載置具・収納箱とのセットである。
「識別表示」とは、例えば、構成要素の色と収納箱内部の収納部の一部の色の統一(同色による識別)、構成要素の表面に印刷した番号と収納部に印刷した番号の一致(同番号による識別)等により、構成要素と収納部の位置関係を見分けるための表示である。
この識別表示により、収納箱内部の収納部のどの位置に、どの構成要素を収納するか、載置具・収納箱セットの利用者が認識でき、説明書が無くとも容易に構成要素の収納ができる。
「識別表示記載された組」とは、構成要素と収納箱内部の収納部とにそれぞれに対応する様に識別表示記載がなされることで一組とした場合の各組を意味する。
本発明により、収納箱内部の収納部のどの位置に、どの構成要素を収納するかを載置具・収納箱セットの利用者が認識でき、説明書が無くても所定の位置に収納できる。
また、多数の構成要素をこれらの収納箱に収納する際に、
1.確実に正確に収納できる。
2.収納の位置関係が明確なため、収納時間が短くて済む。
3.収納時、紛失物がその場で判る利点がある。
本発明は、上記構成要素と載置具・収納箱とのセットであって、上記構成要素の底部に設置された第1の接触固定機構又は外部表面に設置された第2の接触固定機構の磁石と、該収納箱の前記構成要素の収納部の内部に設置された第5の接触固定機構の鉄粉等の強磁性体材料の粉末が充填されたプラスチック樹脂の組み合わせから構成され、両者は磁気的吸引力により着脱自在に装着され、また、該収納箱内の前記構成要素の収納部は、予め指定され、前記構成要素と該収納箱内の前記構成要素の収納部との位置関係は、一つの組として構成され、識別表示記載された組が複数存在する構成要素と載置具・収納箱とのセットである。
本発明は、
構成要素に設置された第1の接触固定機構と第2の接触固定機構の材質、収納箱の構成要素の収納部に設置された第5の接触固定機構の材質及び構成要素と収納箱内の構成要素の収納部の位置関係の識別表示に関する。
「磁石」とは、フェライト磁石、金属磁石、ゴム磁石、サマリウム・コバルト等のレアアース含有磁石を意味する。
「鉄粉等の強磁性体材料の粉末が充填されたプラスチック樹脂」とは、PP、PE等のプラスチック樹脂に鉄、ニッケル、コバルト等の粉末を必要な接触強度に合わせ、充填量を調整した強磁性体粉末材料混合樹脂である。収納箱全体を成型により作製する場合と収納部表面に印刷により厚膜形成する場合がある。
本発明により、上記に記載した利点の他に、収納箱の内部にある仕切り板が不要、また、載置具・収納箱全体を該プラスチック樹脂で成型することにより、載置具の第4の接触固定機構と第5の接触固定機構が一度に作製でき、コスト低減が期待できる。
本発明は、上記キャラクター形状容器A等に設置された接触固定機構において、上記キャラクター形状容器A、キャラクター形状容器Aa、キャラクター形状物B、キャラクター形状物Ba、容器Cb、容器Ccの底部に設置された第1の接触固定機構と載置具の接触固定面に設置された第4の接触固定機構及びキャラクター形状物Baと容器Ca、容器Ccとキャラクター構造物Da、キャラクター形状物Baとキャラクター構造物Da、キャラクター形状容器Aaと容器Caの各々に設置された第2、第3の接触固定機構が、磁石と鉄粉等の強磁性材料の粉末が充填されたプラスチック樹脂、紙又は陶磁器との組み合わせからなる着脱自在な接触強度を有する接触固定機構である。
本発明は、
キャラクター形状容器A等に設置された第1の接触固定機構と載置具の接触固定面に設置された第4の接触固定機構及び第2、第3の接触固定機構の材質の組み合わせと接触強度に関する。
接触固定機構同士の接触強度は、磁石の磁力と形状及び鉄粉等の強磁性材料の粉末が充填されたプラスチック樹脂、紙又は陶磁器の形状要因(接触面積、厚み等)と充填粉末材料の材質と量により決定する。接触強度の調整は、磁石の種類とプラスチック樹脂等の形状要因と充填粉末材料の材質と量により実施される。
「着脱自在な接触強度」とは、第1、第4の接触固定機構及び第2、第3の接触固定機構の着脱自在な接触強度は、0.01Nから5Nの範囲とする。
本発明は、磁石と鉄粉等の強磁性材料の粉末を充填したプラスチック樹脂等を組み合わせることで、容易に必要な接触強度を得ることができる。
本発明は、上記キャラクター形状容器A等において、該キャラクター形状容器A等の外部表面の一部と利用者の気分状態を表わす気分情報表現部品が直接設置又は前記キャラクター形状容器A等の外部表面の一部に設置された第6の接触固定機構と該気分情報表現部品の外部表面に設置された第7の接触固定機構が、着脱自在に装着可能な構造を有するキャラクター形状容器A等又はキャラクター形状容器A等と気分情報表現部品とのセットである。
本発明は、キャラクター形状容器A等の外部表面の一部に、利用者の気分状態を表す気分情報表現部品を直接設置又は接触固定機構を介して着脱自在に装着する構造を有するキャラクター形状容器A等又は該キャラクター形状容器A等と気分情報表現部品とのセットに関する。
キャラクター形状容器A等の外部表面の一部に設置又は装着された気分情報表現部品の記載内容により、利用者の現在の気分状態の把握が可能である。
「利用者の気分状態を表わす気分情報表現部品」とは、利用者の気分状態を表現する文字、記号、絵、マーク等で、例えば、利用者の気分状態をGREAT(最高)、GOOD(良好)、NOT BAD(普通)、BAD(悪い)、TERRIBLE(最悪)、SECRET(秘密)の6ランクと、NO
COMMENT(無視)の合計7個に区分けし、その内容が表示されたチップ、シール等が該当する。
「直接設置」とは、例えば、キャラクター形状容器A等の外部表面の一部に小さな隙間を2箇所開け、異なった内容の気分情報を連続して記載した薄い短冊を挟み込む。気分情報を表示する場合は、短冊をスライドさせ、気分状態に合致した内容を選択表示する方法等がある。
「第6の接触固定機構」とは、キャラクター形状容器A等の外部表面の一部に設置された磁石等、また、「第7の接触固定機構」とは、気分情報表現部品の外部表面に設置された対極の磁石、鉄板等を意味する。
キャラクター形状容器A等の外部表面の一部に気分情報が記載されたチップ、シール等が装着されることにより、利用者の現在の気分の状態の代弁と周辺への伝達が可能となる。
本発明は、上記した構成要素において、該構成要素の収納空間の効率的利用等を図るため、該構成要素の一部の形状を変化させることができる形状可変部を有する構成要素又は該構成要素と載置具・収納箱とのセットである。
本発明は、構成要素の一部に形状可変な構造又は形状可変な機能を有する構成要素に関する。
構成要素の形状可変部の屈曲、伸縮、着脱等により、形状の可変が可能である。
「形状可変部」は、屈曲性、伸縮性を有する金属、プラスチック樹脂等からなるバー、チューブ、フレキシブルチューブの部材又は着脱自在な磁石、面ファスナー等で構成される。
形状可変部の設置により屈曲、伸縮、着脱が簡単に行うことができ、構成要素の一部の形状を変化させることができる。
構成要素の一部の形状を変化させることができるため、収納・保管時は小さく、舞台搭載時は大きく形状の調整ができ、収納スペースの効率的利用、舞台効果のアップが期待でき、また、携帯に便利である。
本発明は、上記キャラクター形状容器A等において、該キャラクター形状容器A等に、利用者の気分状態を代弁させるため、該キャラクター形状容器A等の一部の形状を変化させ、該キャラクター形状容器A等の表情を変化させることができ、種々の表情が表現できる表情可変部を有するキャラクター形状容器A等又は該キャラクター形状容器A等と載置具・収納箱とのセットである。
本発明は、キャラクター形状容器A等の顔面部の構成部の部材の可変、可動構造とそれにともない種々の表情が表現できる機能を有するキャラクター形状容器A等又は該キャラクター形状容器A等と載置具・収納箱とのセットに関する。キャラクター形状容器A等における表情の違いの表現が可能である。
「表情可変部」とは、キャラクター形状容器A等の顔面部を構成している、眼、眉、鼻、口の部分を指し、表情可変部の構成部材としては金属、プラスチック等の材質からなる球又は屈曲性、伸縮性を有する形状可変なバー、チューブ、フレキシブルチューブ等を意味する。
顔面部を構成する眼や眉等の部材の一部に突起部を設置し、顔面部の対応部に設置した穴に嵌め込み又は部材の一部に磁石を接着等により設置し、顔面部の対応部に形成された対極を有する磁石や鉄等の強磁性材料に着脱自在に接触固定させる。
表情可変部の部材は可動でき、形状の変化が可能で、意図した位置で穴の内周側壁と突起接触部の摩擦力又は磁気的吸引力により着脱自在に接触固定が保持される。
「該キャラクター形状容器A等の表情を変化させることができ、種々の表情が表現できる」とは、顔面部を構成する眼や眉等の部材が可動により形状を変化させることができ、顔面部の表情の違いが表現可能であることを意味する。
キャラクター形状容器A等の顔面部において、種々の表情が表現できることを通じて、利用者の現在の気分状態の代弁と周囲への伝達が可能となる。
本発明は、上記載置具において、該載置具に、利用者の所持する携帯電話を着脱自在に保持するため、該載置具の外周部の一部に携帯電話取付具を設置する載置具である。
本発明は、載置具の外周部の一部に、利用者の所持する携帯電話を着脱自在に保持するため、携帯電話取付具を設置した載置具に関する。
「携帯電話取付具」とは、金属、プラスチック樹脂又はその組み合わせからなる屈曲性又は伸縮性を有するチューブで、該チューブの最上部にフックが設置され、該フックに携帯電話に取り付けられたストラップの紐を掛け、携帯電話を着脱自在に立て掛け装着する取付具である。
載置具の外周部の一部に、携帯電話取付具を設置することにより、利用者が食事等において、誤って汁を溢した場合の携帯電話の汚損を軽減、また、携帯電話を載置具に保持するため、置き忘れが防止できる。
キャラクター形状物B等と載置具・収納箱及びこれらのセットからなるハードに多様なソフトを組み合わせることにより、ゲームやパズルとは異なった体験と快適な感覚や感情の刺激が得られ、日常生活を感覚的(五感)、感情的(心)に豊かにする生活用具の実現が期待できる。
実施例1のウサギ容器を示す正面図。 実施例1のドングリS容器を示す正面図。 実施例1のカメを示す側面図。 実施例1の生活用具を示す斜視図。 実施例1の下箱を示す平面図。 実施例1の上箱を示す断面図。 実施例2の樽を示す斜視図。 実施例2の載置具・収納箱を示す斜視図。 実施例3のウサギ形状物を示す正面図。 実施例3の円筒容器を示す斜視図。 実施例3のチップを示す平面図。 実施例4の生活用具を示す斜視図。 実施例4のドングリ容器を示す正面図。 実施例5のウサギ容器を示す斜視図。 実施例5のカメ容器を示す斜視図。 実施例5のカラスを示す斜視図。 実施例5の太陽を示す正面図。 実施例5の魚を示す正面図。 実施例5の載置具・収納箱を示す斜視図。 実施例5の下箱を示す平面図。
以下、本発明を実施するための形態として様々に応用した商品のうち5つの実施例について説明する。
1)お洒落と味覚等を楽しむ生活用具
1.機器
実施例1の生活用具は、図4に示すように、キャラクター形状容器Aaとしてウサギ容器1、キャラクター形状容器AとしてドングリS容器10、ドングリA容器28を3個、ドングリB容器27を3個、ドングリC容器26を3個、キャラクター形状物Aのカメ16、木21、草25、森29、花30及びキャラクター構造物Daとしてリボン20、ブローチ3とこれらの載置具・収納箱24からなるセットの13種類、19個の構成物からなり、ウサギ容器1にリボン20、ブローチ3が着脱自在に装着された状態は、キャラクター構造物Da装着型容器Aaに該当する。
載置具・収納箱24を除いた18個の構成物の材質は、全てプラスチック樹脂で、リボン20、ブローチ3を除いた16個の構成物は、全て底部固定部に第1の接触固定機構が設置されており、舞台23上でどこにでも自由に載置可能な可動物である。
図1のウサギ容器1は、ウサギの形状を有し、リボン設置部2、ブローチ3の設置部、香料内蔵部4、香料5、底部固定部6、磁石7、開閉部8、調整弁9から構成されている。リボン設置部2、ブローチ3の設置部、底部固定部6には、磁石7が接着により固定設置されている。
図1は、ウサギ容器1にリボン20及びブローチ3が、すでに設置されている状態を示している。
ウサギ容器1の略中央部には開閉部8が設けられ、嵌め合いにより開閉できる構造を有し、内部は香料内蔵部4の空間を持ち、香料5が内蔵されている。また、ウサギ容器1の背後に香料5の調整弁9が設置され、ネジ構造を有する調整弁9の開閉度合に応じて香気の量の調整が出来る様に工夫されている。
図2のドングリS容器10は、ドングリ形状を有し、開閉部11、内蔵部12、内蔵されているラー油S13、底部固定部14及び磁石15から構成されている。底部固定部14と磁石15は、接着により固定設置されている。また、ドングリS容器10の開閉部11は、ネジ構造を有し、回転により自由に開閉が可能である。ドングリS容器10を開口すると、内蔵部12を有し、内蔵部12にはメーカーSが製造するラー油S13が収容されている。
図4に示すドングリA容器28、ドングリB容器27、ドングリC容器26は、材質、形状、構造は同一であるが、容器表面が全て色違いになっている。
ドングリS容器10は、ドングリA容器28、ドングリB容器27、ドングリC容器26と材質、構造は同一であるが、色違いで形状は一回り大きくなっている。
また、ドングリA容器28は、ラー油A、ドングリB容器27は、ラー油B、ドングリC容器26は、ラー油Cとそれぞれメーカー、種類の異なったラー油が収容されている。
図3のカメ16は、カメの形状を有し、首の部分の形状可変部17、底部固定部18、磁石19から構成され、底部固定部18と磁石19は接着により固定設置されている。形状可変部17は、伸縮自在で屈曲性を有するフレキシブルチューブ樹脂からなり、カメ16の胴体への接続は接着により固定設置されている。
カメ16を舞台23に載置する場合は、首を拡大することにより存在感を発揮させ、また、載置具・収納箱24に収納する場合は、首を縮小することにより省スペースを図る構造になっている。
図4に示す木21、草25、森29、花30もカメ16と形状は異なるが、接触固定機構は同一で、底部固定部と磁石の接着により固定設置されている。
載置具・収納箱24の材質は紙からなり、上部表面46が楕円形状の筒状を呈し、上箱47が下箱32を包む嵌め合い構造を有し、簡単に開閉が可能である。
図6に示すように、上箱47の上部表面46には、薄板鉄板48が接着により固定設置され、薄板鉄板48の縁22は、図4に示すように、太線が印刷され、内側が舞台23を形成している。
図5に示すように、下箱32の底部のウサギ容器1等の収納部は、ウサギ容器収納部31、ブローチ収納部35、ドングリS容器収納部36、ドングリA容器収納部37、ドングリB容器収納部38、ドングリC容器収納部39、リボン収納部40、森収納部41、カメ収納部42、木収納部43、花収納部44、草収納部45からなり、また、下箱32内部は、仕切り板33により区分けされ、ウサギ容器1等は、それぞれの描画が表現されている領域に収納される。
2.使用方法
実施例1は、ウサギ容器1等のプレイヤーを載置具・収納箱24の舞台23上に種々の想像を発揮しながら配置する過程で、快適な感覚や感情の刺激が得られる生活用具である。
例えば、中華料理店等の食事環境において、テーブルに着席しバッグ等から載置具・収納箱24を取り出し開口する。
載置具・収納箱24の下箱32を後側に、上箱47を手前に置き、上箱47は舞台23の面を上に向けて載置する。
下箱32の所定の位置からウサギ容器1、リボン20、ブローチ3を取り出し、ウサギ容器1のリボン設置部2、ブローチ設置部に磁気的吸引力の作用により接触固定させる。また、必要に応じて、ウサギ容器1の背後にある調整弁9を緩めて香気の量を好みに合わせる。
例えば、ウサギとカメの物語を想像しながら構想を練り、ウサギ容器1の舞台23上での載置位置を決める(想像・構想過程)。
構想に従って順次、カメ16、花30、ドングリS容器10等の可動物の載置位置を工夫しながら載置する(創作過程)。
次に、上箱47と下箱32を嵌合し、ウサギ容器1等が載置された載置具・収納箱24をテーブル左側手前に載置する(携帯アクセサリーの装飾過程)。
料理がテーブルに運ばれると、舞台23から料理、好みにあったドングリ容器を取り、開閉部を開口して料理に添加してグルメを楽しむ(味覚の堪能過程)。
使用後のドングリ容器は元の場所に戻す。
気に入った創作物が完成した場合は、携帯電話で写真撮影する(記録過程)。
食事終了後、ウサギ容器1等を下箱32の所定の位置に戻し、上箱47と下箱32を嵌合し載置具・収納箱24をバッグに収納する。
3.効果
実施例1の生活用具は、中華料理店等の食事環境において、好みの味を創作する味覚のドレスアップ、自己の視覚化を演出し魅せる悦びを享受するお洒落な携帯アクセサリー、想像・創作活動を通じて、ゆとり、ユーモア、好奇心を満喫する心の贅沢とストレス解消、すなわち、遊び心の満喫と癒し、暇潰しによる料理待ち時間の有効活用などの複合機能を有し、味わう食事から楽しむ食事への意識の転換が期待できる。
また、同一部品を使用しているにもかかわらず異なった創作物が作製できるため、個性が発揮される。
生活用具の使用過程においては、想像する楽しみ、創作する楽しみ、装飾する楽しみ、味覚の楽しみ、コミュニケーションの楽しみ、写真撮影する楽しみ等6個の楽しみが満喫できる。
2)ちょっとした贅沢、癒し、寛ぎの一時を楽しむ生活用具
1.機器
実施例2の生活用具は、容器Ccとしての樽A49、樽B、樽C、樽D、樽E、樽Sの合計6樽とキャラクター構造物DaとしてのチップA57、チップB、チップC、チップD、チップE、チップFの合計6チップとこれらの載置具・収納箱65からなるセット及び付帯品のウイスキーA、ウイスキーB、ウイスキーC、ウイスキーD、ウイスキーEを内蔵した5種類の容器50mLのミニチュアボトルA50、並びに6種類の小物の攪拌棒、グラス、コースター、ナプキン、紙皿、お手拭の合計14種類、24個の構成物からなる。
樽にチップが着脱自在に装着された形態は、キャラクター構造物Da装着型容器Ccに該当する。
図7は、樽A49にチップA57が装着され、内蔵部52にミニチュアボトルA50が内蔵されている状態を示している。
24個の構成物の材質は、樽及び載置具・収納箱65は30%鉄粉充填プラスチック樹脂、チップはプラスチック樹脂、コースター、ナプキン、紙皿、お手拭は紙で、そして、ミニチュアボトル、攪拌棒、グラスはガラスからなる。可動物は樽である。
図7に示す樽A49は、ウイスキーを熟成する実物の樽のミニチュア形状を有し、チップの設置部51、内蔵部52、底部固定部53、磁石54、シール59、開閉部60、開閉部支点61、蓋62、取っ手63、覗き窓64から構成され、樽A49のシール59を剥がし、取っ手63を回すと、蓋62は開閉部支点61を回転中心として開閉部60から開口し、内蔵部52にはメーカーA製ウイスキーのミニチュアボトルA50が収容されている。
また、樽A49の背後には、覗き窓64が設置され、外からウイスキーの銘柄が確認出来る様になっている。
樽A49の胴体表面のチップの設置部51は、30%鉄粉充填プラスチック樹脂から構成されるため、チップA57の背面の一部に接着固定された磁石55と着脱自在に接触固定が可能となる。
また、樽A49の底部固定部53に設置された磁石54と載置具・収納箱65の上箱67の上部表面71上に形成された舞台73の配置部66とは、載置具・収納箱65の材質が30%鉄粉充填プラスチック樹脂のため、着脱自在に接触固定が可能となる。
樽A49乃至樽Eは材質、形状、構造は、全て同一、樽Sは、覗き窓を除いてこれらと材質、構造は同一であるが、形状は一回り大きく、また、樽A49から樽Sは胴体表面が全て色違いになっている。
樽Sには小物6種類が内蔵されている。
チップA57乃至チップFの6個のチップは、全てウサギ形状を有し、顔面部58の眉、鼻、口がフレキシブルチューブからなる表情可変部56と背部の磁石55から構成される。
チップの材質、形状、構造は、全て同一であるが、表面は全て色違いになっている。
図8の載置具・収納箱65は、直方体形状を有し、上箱67と下箱70から構成される。上箱67には縁68、上部表面71、舞台73、配置部66、また、下箱70にはその側面に取っ手69、内部には仕切り線72が印刷されている。
舞台73は、上箱67の上部表面71の外周部に印刷された太線の縁68の内側に設定されている。
下箱70は、側面中央部に設置された取っ手69を手前にスライドさせる事により開口させることができる。
6個の樽は、チップを装着した状態で下箱70の底部に予め仕切り線72で指定された範囲に樽の底部固定部に設置された磁石と底部の30%鉄粉充填プラスチック樹脂に磁気的吸引力が作用し接触固定した状態で収納される。
2.使用方法
実施例2は、仕事や勉強等の束縛から解放され、ちょっとした贅沢、癒し、寛ぎの世界に自己を埋没させ、日常生活に一瞬の潤いを与える生活用具の実現である。
自宅等の静かな環境において、載置具・収納箱65の取っ手69を手前に引き、下箱70を開口し、樽A49乃至樽E及び樽Sの6個の樽と6個のチップを取り出し、下箱70を閉じる。
各樽の底部固定部に設置された磁石を上箱67の上部表面71の舞台73上の配置部66の好みの位置に接触固定させる。樽の位置を楽しむ。
各チップの背面に設置された磁石を各樽の設置部に接触固定させる。
ウサギチップと樽の組み合わせの妙を楽しむ。
各ウサギチップの顔面部の眉、鼻、口を構成しているフレキシブルバーを形状調節して好みの表情に変える。表情の創作を楽しむ。
各樽の覗き窓からウイスキー銘柄を見て、飲みたいウイスキーを探し出す。
ウイスキーの選択を楽しむ。
次に、樽のシールを剥がし、取っ手を回し、蓋を開けてウイスキーを取り出す。
樽Sに内蔵されているグラスを取り出し、ウイスキーを注ぎ豊かな時間を過ごす。
心豊かな時間を楽しむ。
ウイスキーを飲んだ後、ウサギチップの表情可変部の表情で美味しさを評価する。
最後に6個の樽と6個のチップを載置具・収納箱65の所定の位置に収納する。
実施例2は、5個のプロセスを楽しむ生活用具の実現である。
3.効果
ちょっとした心の贅沢、癒し、好奇心、寛ぎが体験できる。
好みのウイスキーにジャストフィットするまで好みのウイスキー探しの旅に挑戦できる。
チップの表情をいろいろ変換できるため玩具として楽しめる。
また、実用効果として、容量700mLのウイスキー1本の価格で5〜10種類のウイスキーが購入できる。飲酒が計画的に楽しめ、飲み過ぎがセーブできる等の複合効果が期待できる生活用具の実現である。
3)熟年女性が自分の過去を振り返り懐かしむ生活用具
1.機器
実施例3の生活用具は、図9に示すキャラクター形状物Baとしてのウサギ形状物74、図10に示す容器Caとしての円筒容器83、載置具・収納箱とからなるセット及び図11に示す付属品としてのチップ88から構成され、ウサギ形状物74は、ウサギ形状物A、ウサギ形状物B、ウサギ形状物C、ウサギ形状物D、ウサギ形状物E、ウサギ形状物F及びウサギ形状物Sの7個、円筒容器83は、円筒容器A、円筒容器B、円筒容器C、円筒容器D、円筒容器E、円筒容器F及び円筒容器Sの7個、載置具・収納箱1個及びチップ88は、チップA、チップB、チップC、チップD、チップE、チップF及びチップSの7個、計4種類、22構成物からなり、円筒容器83がウサギ形状物74に着脱自在に装着された状態は、容器Ca装着型キャラクター形状物Baに該当する。
ウサギ形状物74及び載置具・収納箱の材質は、30%鉄粉充填プラスチック樹脂、また、チップ88及び円筒容器83の材質は、プラスチック樹脂からなる。可動物はウサギ形状物74となる7個である。
ウサギ形状物74は、ウサギ形状を有する板で、前面部は、顔面部75、チップ貼付部76、胴体部77、ステージ表示部78、サプリメント名表示部80、底部固定部81、磁石82、また、背面部は円筒容器装着部79から構成される。
ウサギ形状物74のA乃至Fは、材質、形状、構造が全て同一、また、ウサギ形状物74となるSは、材質、構造は同一であるが、形状は一回り大きく、ウサギ形状物74のA乃至Sは、胴体部77表面が全て色違いになっている。ウサギ形状物74のA乃至Sの顔面部75は、全て円形状でウサギ形状物74のA乃至Fは全て同一形状、ウサギ形状物74のSは、他のウサギ形状物74より一回り大きな円形状を有している。また、顔面部75の略中央部の鼻の部分は、チップ貼付機能を有しており、チップ貼付部76には、円形の領域が表示されている。
ウサギ形状物74のA乃至Sのステージ表示部78には、各ステージ・世代に応じて、ウサギ形状物74のAには、誕生から幼児までの幼年期、以下、ウサギ形状物のB乃至Sには、それぞれ、小学校から中学校までの少女期、高校から大学までの思春期、OL時代の青春期、活躍時代の壮年期、充実時代の円熟期、現在の熟年期と表示されている。また、ウサギ形状物74のA乃至Sの顔面75には、それぞれのステージにおけるウサギの顔面が描かれている。ウサギ形状物74のA乃至Sのサプリメント名表示部80には、熟年女性の美容と健康に必要なサプリメント名、例えば、ウサギ形状物74のAのサプリメント表示部80には、グルコサミン、以下、ウサギ形状物74のB乃至Fのサプリメント表示部80には、対応するサプリメント名が、また、ウサギ形状物74となるSのサプリメント表示部80には、治療薬と表示されている。
ウサギ形状物74のA乃至Sの底部固定部81には、磁石82が接着により固定設置、また、背面の円形容器装着部79には、円形の領域が印刷されている。
図10の円筒容器83は、円筒形状を有し、サプリメント名表示部84、開閉部86、内蔵部87、ウサギ形状物装着部85から構成され、円筒容器83の表面のウサギ形状物装着部85には、磁石が接着により固定設置され、また、開閉部86はネジ構造を有し回転により自由に開閉でき、内蔵部87には、サプリメント名表示部84に記載されたサプリメントが収容されている。
円筒容器83のA乃至Fは、材質、形状、構造が全て同一、円筒容器83としてのSの材質、構造は、同一であるが、形状は一回り大きい。ただサプリメント名表示部84は全て異なったサプリメント名が記載され、内蔵部87には、対応するサプリメントが収容されている。また、円筒容器83の側面は、全て色違いになっている。
図11のチップ88は、円形を有し、表面は、写真貼付部90、裏面の装着部89には磁石が接着により固定設置されている。
チップ88のA乃至Sの面の大きさは、対応するウサギ形状物74のA乃至Sの顔面部75の大きさに一致している。
ウサギ形状物74のA乃至Sの顔面部75に各ステージにおける自己の写真を貼付する場合は、各ステージにおける自己の写真をチップ88の写真貼付部90に糊付けし、磁石を接着固定設置した装着部89をウサギ形状物74の顔面部75のチップ貼付部76に接触させればよい。ウサギ形状物74のAの顔面部75のチップ貼付部76を構成する30%鉄粉充填プラスチック樹脂と、チップ88のAの装着部89に設置された磁石及びウサギ形状物74のAの円筒容器装着部79を構成する30%鉄粉充填プラスチック樹脂と円筒容器83のAのウサギ形状物装着部85に設置された磁石は、磁気吸引力の作用により着脱自在に装着される。即ち、ウサギ形状物74のAの場合は、チップ88のA及び円筒容器83のAが、それぞれ対応する。以下、同様である。
載置具・収納箱は、載置具と収納箱の機能を有し、上箱と下箱から構成され、上箱は、上部表面が長方形の直方体形状を有し、上箱が下箱を包む嵌め合い構造で簡単に開閉が可能である。
上箱の上部表面は縁にピンクの太線が印刷され、内側が舞台を形成している。また、舞台を構成する30%鉄粉充填プラスチック樹脂とウサギ形状物74の底部固定部81の磁石82は、磁気的吸引力の作用により着脱自在に装着が可能である。
下箱内部は、底部の仕切り線により区分けされ、ウサギ形状物74、円筒容器83、チップ88は、それぞれの描画が印刷された領域に収納される。
2.使用方法
子育てが終了した熟年女性は、時間と経済的に比較的余裕が有り、しかも、好奇心に富み、自由を楽しみたいと思う傾向にある。
美容と健康には関心があるが、体力が低下し、体調不良を感じる様になる。その結果、治療薬やサプリメントを併用しつつ、過去の自分を懐かしく思う傾向にある。
この実施例では、治療薬やサプリメントを飲む度に、過去の自分を振り返り、懐かしく思うと同時に思い出に浸ることが出来、日常生活を感覚的、感情的に豊かにする生活用具の実現である。
自宅などの静かな環境において、テーブルに座り、載置具・収納箱を取り出して開口し、下箱からウサギ形状物74のA乃至Sの7個、円筒容器83のA乃至Sの7個、チップ88のA乃至Sの7個を取り出す。円筒容器83のA乃至Fには、サプリメントA乃至F、円筒容器83のSには、治療薬が収容され、また、チップA乃至Sには、自分の各世代の顔写真が糊付けされている。
また、特にチップSには、現在の自分の写真が糊付けされている。
ウサギ形状物74のA乃至Sに対応する部分に、円筒容器83のA乃至S及びチップ88のA乃至Sを装着する。
円筒容器83としてのSとチップ88のSを装着したウサギ形状物74のSを舞台上の好みの場所に載置する。
他の円筒容器83、装着型ウサギ形状物74のA乃至Fのバランスを考慮しながら舞台上に載置する。
治療と美容・健康のバランスを考慮して、治療薬、サプリメントを選択しながら摂取する。
その際、各世代における自分の写真を見ながら過去の思い出に浸り、豊かな時を満喫する。
しばらくしてから、ウサギ形状物74、円筒容器83、チップ88は、下箱のそれぞれの描画が印刷された領域に収納する。
3.効果
サプリメント等の使用の度に過去の思い出に浸り、豊かな時を過ごす事が出来る。
玩具として癒し、遊び心が満喫できる。
サプリメントと治療薬を同一収納箱で保管するため、飲み忘れ、紛失が防止できる。
旅行の携帯用として最適である。
ボケの防止が期待できる等の複合機能を有する生活用具として発展が期待できる。
4)情報の共有化と親密度を増進する生活用具
1.機器
実施例4の生活用具は、図12に示すキャラクター形状物Baとしてのウサギ形状物91、図13に示す容器Caとしてのドングリ容器111、キャラクター構造物Daとしてのリボン106、チップ95の7枚と、これらの載置具・収納箱99からなるセット及び付属品のメモ用紙114で6種類、12構造物からなる。
ウサギ形状物91にドングリ容器111が着脱自在に装着された状態は、容器Ca装着型キャラクター形状物Ba、また、ウサギ形状物91にリボン106、チップ95が着脱自在に装着された状態は、キャラクター構造物Da装着型キャラクター形状物Baに該当する。ウサギ形状物91及び載置具・収納箱99の材質は、30%鉄粉充填プラスチック樹脂、リボン106及びチップ95は、プラスチック樹脂、ドングリ容器111及びメモ用紙114は、紙からなる。可動物は、ウサギ形状物91である。
ウサギ形状物91は、ウサギ形状を有する厚さ約10mmの板で、前面部はリボン装着部に装着されたリボン106、顔面部93、フレキシブルバー92、チップ装着部96、底部固定部磁石98、背面部は、ドングリ容器装着部94から構成される。
リボン装着部、チップ装着部96及びドングリ容器装着部94を構成する30%鉄粉充填プラスチック樹脂とリボン106、チップ95の背面及びドングリ容器111の外部表面に接着固定設置された磁石107、105、112が、着脱自在に接触固定できる構造を有している。
顔面部93に設置された眉、鼻、口は、形状が可変できるプラスチック樹脂のフレキシブルバー92から形成され、略中央部に突起を有し、顔面部93の所定の位置に設置された板の穴に嵌め込む構造になっている。
図13のドングリ容器111は、ドングリ形状を有し、開閉部115、磁石112、内蔵部113から構成され、内蔵部113には、メモ用紙114が収容され、また、ドングリ容器111の外部表面と磁石112は、接着により固定設置されている。ドングリ容器111の開閉部115は、ネジ構造を有し、回転により自由に開閉でき、内蔵部113は、情報伝達に必要なメモ用紙114を収容するスペースを保有している。
チップ95は、ハート型状を有する薄い板7枚からなり、前部は、気分情報表現部97、後部は、磁石105から構成される。
また、7枚のチップ95の気分情報表現部97には、それぞれGREAT、GOOD、NOTBAD、BAD、TERRIBLE、SECRET、NO
COMMENTの7種類の英文字が記載されている。
図12に示すように、載置具・収納箱99は、載置機能、収納機能、取り付け機能を有し、上箱100と下箱102から構成され、上箱100は、上部表面が略円形状の薄い筒状を呈し、上箱100が下箱102を包む嵌め合い構造で簡単に開閉部101から開閉が出来る。上箱100の上部表面の縁104に赤い太線が印刷され、内側が舞台103を形成している。また、舞台103形成する30%鉄粉充填プラスチック樹脂とウサギ形状物91の底部固定部磁石98は、磁気的吸引力の作用により着脱自在に接触固定される。
上箱100の外周部109aに設置された円柱状の携帯電話取付具108に伸縮自在チューブ109が取り付けられ、伸縮自在チューブ109を伸ばし、携帯電話に取り付けられたストラップの紐をフック110に吊るすことにより該携帯電話が装着される。下箱102内部は、仕切り線により区分けされ、ウサギ形状物91、ドングリ容器111、付属品のメモ用紙114等は、それぞれの描画が印刷された領域に収納される。
2.使用方法
ビジュアル環境において、ウサギ形状物91を通じて、相手・仲間に自己の気分情報を伝達し、会話によるコミュニケーションを図り、情報の共有化と親密度を増進すると共に、日常生活を感覚的、感情的に豊かにする生活用具の実現である。
例えば、仲間と二人でレストランに行きテーブルに着席し、バッグから載置具・収納箱99を取り出し開口する。載置具・収納箱99の下箱102からウサギ形状物91、ドングリ容器111、チップ95を7枚、メモ用紙114、リボン106を取り出す。現在の自分の気分状態を直感的、感覚的に把握し、ウサギ形状物91の顔面部93に設置された眉、鼻、口を形成するフレキシブルバー92で気分に合致した表情を表現する。
気分に合致した表現が記載されたチップ95を選択、抽出し、チップ95の背面の磁石105をウサギ形状物91のチップ装着部96に接触固定させる。リボン106の磁石107をウサギ形状物91のリボン装着部に接触固定させる。
ドングリ容器111の表面に固定設置された磁石112を、ウサギ形状物91のドングリ容器装着部94に接触固定させる。ドングリ容器111の内蔵部113には仲間に伝達したい情報が、予めメモ用紙に記載され封入されている。残りのチップ95の6枚、メモ用紙114は、下箱102に収納し、上箱100に嵌め込む。
載置具・収納箱99の上部表面に形成された舞台103上に、ドングリ容器111が装着されたウサギ形状物91の底部固定部磁石98を舞台103の好みの位置に接触固定させる。
携帯アクセサリーとしてテーブルに載置し、お洒落を楽しむ。
終了後、ウサギ形状物91からドングリ容器111を取り外し、仲間に渡す。
仲間は、後程、ドングリ容器111の内蔵部113に収容されているメモ用紙114に記載された情報内容を楽しむ。
3.効果
実施例4は、レストラン等のビジュアル環境において、お洒落な携帯アクセサリー、遊び心の満喫と癒し、情報交換ツールとして情報の共有化と親密度増進、自己の気分情報の演出、コミュニケーションツールとして利用する等の複合機能を有する生活用具として期待できる。
5)幼児の知的情操教育と親子の触れ合いを楽しむ生活用具
1.機器
実施例5の生活用具は、図14、15に示すキャラクター形状容器Aaとしての親ウサギ容器116と親カメ容器126、容器Caとしての子ウサギ容器124と子カメ容器131、図16、17に示すキャラクター形状物Bとしてのカラス136と太陽139、図18に示すキャラクター形状物Baとしての魚141、図16のキャラクター構造物Dのリボン138、図18のキャラクター構造物Daのリボン143、図19に示す付帯物の絵本及びこれらの載置具・収納箱145からなるセット、10種類、10個の構成物からなる。
親ウサギ容器116に子ウサギ容器124及び親カメ容器126に子カメ容器131が着脱自在に装着された状態は、容器Ca装着型キャラククー形状容器Aa、魚141にリボン143が着脱自在に装着された状態は、キャラクター構造物Da装着型キャラクター形状物Ba及びカラス136にリボン138が固定設置された状態は、キャラクター構造物D設置型キャラクター形状物Baに該当する。
10種類、10個の構成物の材質は、親ウサギ容器116、親カメ容器126、魚141及び載置具・収納箱145は、全て30%鉄粉充填プラスチック樹脂、子ウサギ容器124、子カメ容器131、カラス136、太陽139、リボン138、リボン143は、全てプラスチック樹脂、また、絵本は紙よりなる。
親ウサギ容器116、親カメ容器126、カラス136、太陽139、魚141は、全て底部固定部磁石が設置されており、載置具・収納箱145の舞台146上でどこにでも自由に載置可能な可動物である。
図14の親ウサギ容器116及び図15の親カメ容器131は、共に底部固定部磁石117、127、開閉部118、128、内蔵部120、130から構成され、親ウサギ容器116の内蔵部120には、菓子Aが、また、親カメ容器126の内蔵部130には、菓子Cが収容されている。
図19の載置具・収納箱145は、開口部149を介して上箱150と下箱151に分かれ、嵌め込みにより開閉できる構造を有している。
載置具・収納箱145の上箱150の上部面148の大きさは、略A4サイズで、印刷により縁147が形成され、縁147の内側は、舞台146を形成し、また、上部面148には印刷により背景描画図が描かれている。
絵本は、ウサギとカメの物語の童話からなり、4ページにわたり描画図と物語が記載されている。図20の下箱151の内部底面152は、仕切り線153により区分けされ、5種類の可動物と絵本は、それぞれの描画図に示された領域に収納される。
2.使用方法
実施例5は、1〜3才の幼児を持つ家庭の主婦をターゲットとし、幼児の知的情操教育をしつつ親子の触れ合いが楽しめる生活用具の実現である。
載置具・収納箱145の開口部149を開き、親ウサギ容器116、親カメ容器126等と絵本を取り出し、載置具・収納箱145を閉じる。
載置具・収納箱145の上箱150の上部面148に描画された背景画面図を幼児の正面に向けて置く。
次に、絵本を開くと絵本には、ウサギとカメの物語の文章と親ウサギ容器116等5種類の可動物が描写されている背景描画図が現れる。
1.第1段階:舞台146上で絵本の描画図どおり真似る(守)。
親が絵本を読んで聞かせ、描画図を見せ、幼児は5種類の可動物を描画図どおりに配置する。この行為を何回も繰り返し練習させる。
練習後は、親ウサギ容器116、子ウサギ容器124、親カメ容器126、子カメ容器131に内蔵されている菓子A119、菓子B122、菓子C129、菓子D134を取り出し、親子の触れ合いとおやつタイムを満喫する。
2.第2段階:舞台146上で幼児に自由に想像させ、配置させる(破)。
親が絵本を読んで聞かせ、描画図は見せずに自由に想像させ、思いどおりに可動物を配置させる。幼児の個性、想像力、創作力が発揮される。
3.第3段階:幼児の個性に応じた想像力、創作スタイルを知る(離)。
親が絵本を読まず、描画図も見せず、自由に想像させ、創作させる。
何回も練習すると個性に応じた創作パターンに収束する。
4.第4段階:幼児の創作による新しいウサギとカメの物語完成(創作)。
幼児が創作したウサギとカメの物語の描画図を携帯電話により撮影、また、独自に作成した物語を録音し、これらを編集し保管する。
後日、子供の幼児時代の思い出として収録した録画を見ながら、幼年時代を懐古しつつ家族の団欒が楽しめる。
3.効果
幼児の知的情操教育を通じて、自然に、観察力、想像力、創作力が身に付く。
親子の触れ合いにより、楽しい時間が共有できる。
後片付け、整理整頓の習慣が身に付く。
幼児を中心とした家族の団欒の場ができ、慈しみ・愛情が深まる。
幼児の知的情操教育を通じて、幼児の個性、性質が把握できる。
幼年時代の貴重な体験が、思い出として記録に残る。
上記体験が可能な生活用具として活用が期待できる。

Claims (13)

  1. キャラクター形状物、該キャラクター形状物の載置舞台を表面に設けた上箱となる載置具及び該キャラクター形状物を分別手段により収納できる該上箱により閉塞される下箱となる収納箱とで生活用具を形成し、該キャラクター形状物は板状又は立体形状物で、該収納箱に収納自在とされ、該載置舞台と接する底部に第1の接触固定機構、底部以外の外部表面の一部に第2の接触固定機構を各々設け、該キャラクター形状物は、第4の接触固定機構を設けた該載置具の載置舞台において第1の接触固定機構により着脱自在とされ、第3の接触固定機構を設けた様々な容器、キャラクター構造物等は、該第2の接触固定機構によりキャラクター形状物の外部表面に着脱自在としたことを特徴とする生活用具。
  2. 分別手段を設けた下箱となる収納箱は、キャラクター形状物の収納の他、該キャラクター形状物の外部表面に着脱自在とされる様々な容器、キャラクター構造物等を分別収納してなることを特徴とする請求項1記載の生活用具。
  3. 第3の接触固定機構を設けた様々な容器は、開閉可能な密閉構造を備え、その内部に液体、固体、これらの混合物又はそれらを収納した容器等の各種生活用品よりなる被収納体を取り出し自在に収納し、キャラクター形状物の外部表面の一部に設けた第2の接触固定機構に着脱自在としたことを特徴とする請求項1又は2記載の生活用具。
  4. 被収納体は、化粧品、香料類、香水、薬剤、栄養補助食品、紙類、おもちゃ、菓子類、調味料、香辛料又は嗜好品等のいずれか或いはそれらのいくつかの組み合わせからなることを特徴とする請求項3記載の生活用具。
  5. 載置舞台は、その周囲に縁を形成し、その内側にキャラクター形状物載置のための境界線、段差、壁等の境界を設けたことを特徴とする請求項1乃至4のいずれか記載の生活用具。
  6. 分別手段は、仕切り板により仕切られ、それにより区画された領域を収納部とし、該収納部には複数の被収納物の収納場所を区別するために色、番号等による識別表示を設けたことを特徴とする請求項1乃至5のいずれか記載の生活用具。
  7. 分別手段は、仕切り線により仕切られ、それにより区画された領域を収納部とし、該収納部には複数の被収納物を固定するための鉄粉等の強磁性体粉末材料が充填されたプラスチック樹脂からなる第5の接触固定機構が設置され、該被収納物に設けた第1の接触固定機構又は/及び第2の接触固定機構と該第5の接触固定機構とによって該被収納物を着脱自在に収納してなることを特徴とする請求項1乃至6のいずれか記載の生活用具。
  8. キャラクター形状物の外部表面の一部に第6の接触固定機構を設け、利用者の気分状態を文字、記号、絵又はマーク等で表現した気分情報表現部品に設けた該第7の接触固定機構を該第6の接触固定機構に装着することにより該キャラクター形状物に該気分情報表現部品を着脱自在としたことを特徴とする請求項1乃至7のいずれか記載の生活用具。
  9. キャラクター形状物は、本体の一部に屈曲性又は伸縮性を有する金属、プラスチック樹脂等からなるバー、チューブ、フレキシブルチューブ或いは着脱自在な磁石、面ファスナー等の本体の形状を変化させる形状可変部を設けたことを特徴とする請求項1乃至8のいずれか記載の生活用具。
  10. キャラクター形状物の顔面部は、該顔面部を構成する眼、眉、鼻又は口等を着脱自在とし、その装着位置及び装着状態により顔の表情の変化を可能とした表情可変部を有することを特徴とする請求項1乃至9のいずれか記載の生活用具。
  11. 載置舞台の外周壁部に、携帯電話を着脱自在に保持するための携帯電話取付具を設けたことを特徴とする請求項1乃至10のいずれか記載の生活用具。
  12. 接触固定機構は、磁石、鉄板、吸盤、面ファスナー、嵌め込み部材又は両面テープ等のいずれかとしたことを特徴とする請求項1乃至11のいずれか記載の生活用具。
  13. 接触固定機構は、磁石と鉄粉等の強磁性体粉末材料が充填されたプラスチック樹脂、紙又は陶磁器等との組み合わせからなることを特徴とする請求項1乃至11のいずれか記載の生活用具。
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