JP5418791B2 - 画像加工装置、画像加工方法及びプログラム - Google Patents

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Description

本発明は、写実的画像を非写実的画像に加工する画像加工装置、画像加工方法及びプログラムに関する。
たとえば、下記の特許文献1には、デジタルカメラ等の撮像装置で撮像された写実的画像を、油絵や水彩画あるいは鉛筆画などの絵画風の非写実的画像に加工する技術(以下、従来技術という)が開示されており、この技術を用いることにより、誰でも簡単に油絵などの作品を作り出すことができる。
特開2006−31688号公報
しかしながら、従来技術は、単に写実的画像を絵画風に加工しているに過ぎないものであり、より一層、印象深い絵画を作り出す点で未だ工夫すべき余地がある。
たとえば、フィンセント・ゴッホ作の『夜のカフェ』(1888年9月:イェール大学美術館)は、娼婦やならず者の溜まり場である場末のカフェの情景を描いた作品で、人間のおぞましい情念を昔ながらのランプの光の色彩で表現しているが、この作品でゴッホは、ランプの光の周囲に幾重もの光の輪(以下、光輪という)を描くことによって、ランプの光の印象を強く引き出している。
このようなテクニックを応用すれば、より一層、印象深い絵画を作り出すことができる。
そこで、本発明は、写実的画像に光の部分が含まれている場合に、その光の印象を強調できるようにし、より印象深い絵画を生成できるようにする。
請求項1記載の発明は、原画像を、画像加工が施された絵画風画像に変換する画像加工手段と、前記原画像に所定値以上の明度で且つ所定値以上の大きさを持つ部分が含まれているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果が肯定の場合に、前記絵画風画像の当該部分を光強調表示させる処理手段と、表示部と、該表示部の光源であるバックライトと、を備え、前記絵画風画像に対する光強調表示は、前記バックライト輝度を局所的に高めることによって行われることを特徴とする画像加工装置を提供するものである。
また、請求項記載の発明は、表示部と、該表示部の光源であるバックライトと、を備えた画像加工装置のコンピュータが、原画像を、画像加工が施された絵画風画像に変換する画像加工工程と、前記原画像に所定値以上の明度で且つ所定値以上の大きさを持つ部分が含まれているか否かを判定する判定工程と、前記判定工程の判定結果が肯定の場合に、前記絵画風画像の当該部分を前記バックライト輝度を局所的に高めることによって光強調表示する処理工程とを実行することを特徴とする画像加工方法を提供するものである。
また、請求項記載の発明は、表示部と、該表示部の光源であるバックライトと、を備えた画像加工装置のコンピュータに、原画像を、画像加工が施された絵画風画像に変換する画像加工手段、前記原画像に所定値以上の明度で且つ所定値以上の大きさを持つ部分が含まれているか否かを判定する判定手段、前記判定手段の判定結果が肯定の場合に、前記絵画風画像の当該部分を前記バックライト輝度を局所的に高めることによって光強調表示する処理手段として機能を実現させるためのプログラムを提供するものである。
本発明によれば、写実的画像に光の部分が含まれている場合に、その光の印象を強調することができ、より印象深い絵画を生成することができる。
実施形態に係る画像加工装置の構成図である。 画像加工部10の動作フローを示す図である。 加工対象の画像を示す図である。 光輪付加を行わない場合の画像加工例を示す図である。 光の部分の抽出概念図である。 光の部分の大きさを判定する概念図である。 光強調表示の概念図である。 光輪付加を行った場合の画像加工例を示す図である。 絵画変換用のパラメータを手動設定できるようにした例を示す図である。 バックライト9の構成図である。
以下、本発明の実施形態を、図面を参照しながら説明する。
図1は、実施形態に係る画像加工装置の構成図である。この図において、画像加工装置1は、たとえば、パーソナルコンピュータまたはデジタルフォトフレームあるいはデジタルカメラを含むその他の画像表示システムとして構成されたものであって、その主要な構成要素として、画像記憶部2と、画像入出力部3と、中央制御部4と、ユーザインターフェース部5と、外部記憶部6と、表示制御部7と、表示部8と、バックライト9と、画像加工部10とを備えている。
画像記憶部2は、ハードディスクやシリコンディスクあるいはフラッシュメモリ等の不揮発性書き換え可能な大容量記憶デバイスであり、原画像(写実的画像)や、画像加工部10によって所要の画像加工が施された絵画風画像(非写実的画像)などを記憶保存する。なお、ここでは“画像”記憶部2としているが、これに限定されない。画像以外のデータを記憶保存するものであってもかまわない。
外部記憶部6は、脱着可能な汎用メモリデバイスであり、この汎用メモリデバイスは、たとえば、デジタルカメラの一般的な記憶デバイスであるSDカード型のメモリデバイスとしてもよい。
画像入出力部3は、中央制御部4の制御を受け、画像記憶部2に記憶保存されている画像を読み出して画像加工部10に出力したり、表示制御部7を介して表示部8に出力したりする。あるいは、外部記憶部6から画像を取り込んで画像記憶部2に記憶保存したりする。または、図示を略した外部インターフェースを介してパーソナルコンピュータ等の外部機器から画像を取り込んで画像記憶部2に記憶保存したり、画像記憶部2に記憶保存されている画像を外部機器に出力したりする。
ユーザインターフェース部5は、この画像加工装置1の操作に必要な操作手段(キーデバイスやタッチデバイス等)を備える。また、必要であればその操作手段に相当する機能を有するリモコンからの光又は無線による操作信号を受信する受信部を含んでいてもよい。ユーザインターフェース部5は、操作手段またはリモコンに対して任意に行われるユーザ操作に対応した操作信号を発生して中央制御部4に出力する。
表示制御部7は、中央制御部4から適宜に出力される表示情報を表示信号に変換して表示部8に出力する。表示部8は、たとえば、液晶ディスプレイパネルなどの高精細な二次元表示デバイスであり、バックライト9は、表示部8の背面に設けられた面光源である。
中央制御部4は、プログラム制御方式の制御要素であって、不図示のフラッシュメモリ等の記憶要素とコンピュータとを含み、記憶要素にあらかじめ格納されている制御プログラムをコンピュータで実行することにより、この画像加工装置1に必要な様々な機能を実現する。
一の機能はスライドショーである。中央制御部4は、外部記憶部6に記憶保存されている画像を読み出し、表示制御部7を介して表示部8に出力し、表示部8に表示するという動作を実行することができる。このとき、メモリデバイスに複数の画像が記憶保存されていた場合には、一の画像を読み出して表示部8に表示した後、所定の時間が経過すると、次の画像を読み出して表示部8に表示するというスライドショーの動作を繰り返し実行する。スライドショーは、外部記憶部6にSDカードが装着されたときに自動的に実行してもよいし、あるいは、ユーザ操作に応答して任意に実行してもよい。
二の機能は画像の転送である。中央制御部4は、外部記憶部6に記憶保存されている画像を読み出し、その画像を画像記憶部2に転送して記憶保存させるという動作を実行することができる。また、この画像の転送は、画像記憶部2から外部記憶部6の方向でも行うことができ、さらに、画像記憶部2からパーソナルコンピュータ等の外部機器の間でも行うことができる。この画像の転送も、外部記憶部6にSDカードが装着されたときに自動的に実行してもよいし、あるいは、ユーザ操作に応答して任意に実行してもよい。
三の機能は画像の加工である。中央制御部4は、ユーザ操作に応答して、外部記憶部6に記憶保存されている画像、または、画像記憶部2に記憶保存されている画像の一つを選択し、その画像を原画像にして絵画風の画像に変換するという画像の加工を行うことができる。この画像の加工は、ソフトウェア的に行ってもよいが、本実施形態では、画像加工部10でハードウェア的に行うものとする。
画像加工部10は、画像加工のためのハードウェア要素であり、HSV解析部11と、V値フィルタ部12と、第1判断部13と、範囲計算部14と、第2判断部15と、光輪付加部16と、絵画変換部17と、画像バッファ18とを備える。
HSV解析部11は、画像の画素値(一般的にはRGB系の画素値)をHSV系の画素値に変換する。HSV系は画素値を色相(Hue)と彩度(Saturation)と明度(Value)で表したものであり、RGB(赤、緑、青)系に比べて人間の感覚に近い色表示系である。HSB系ということもある。以下、変換後の画像をHSV画像という。
V値フィルタ部12は、HSV画像に対してV値フィルタをかける部分である。V値は明度(Value)のことであり、画素の明るさのことをいう。V値が大きいほど明るい。V値の最大は白レベル、最小は黒レベルである。「V値フィルタをかける」とは、HSV画像から所定の明るさ(V値閾値)以上の画素を取り出すことをいう。
第1判断部13は、HSV画像にV値閾値を超える明るさを持つ画素が見つかったか否かを判断し、見つからなかった場合は、HSV画像を絵画変換部17に送り、見つかった場合は、HSV画像を第2判断部15に送る。
範囲計算部14は、V値フィルタ部12のフィルタ結果に基づき、V値閾値を超える明るさを持つ部分の大きさを計算する。この計算は、HSV画像に含まれる光の大きさを計算することに相当する。大きさをサイズ、または範囲と言い換えてもよい。第2判断部15は、計算された光の大きさが所定の基準値(以下、範囲閾値)以下であれば、HSV画像を絵画変換部17に送り、範囲閾値以上であれば、HSV画像を光輪付加部16に送る。
光輪付加部16は、HSV画像に含まれる範囲閾値以上の大きさの光に所定の強調表示(ここでは光輪)を付加し、付加後のHSV画像を絵画変換部17に送る。
絵画変換部17は、第1判断部13から送られたHSV画像、第2判断部15から送られたHSV画像、または、光輪付加部16から送られたHSV画像のいずれかに対して所要の画像加工(たとえば、ユーザ操作によって指定された油絵風や水彩画風あるいは鉛筆画風など)を行い、加工後の画像を画像バッファ18を介して画像記憶部2に出力するとともに、表示制御部7を介して表示部8に出力する。
図2は、画像加工部10の動作フローを示す図である。なお、画像の加工をソフトウェア的に行う場合は、このフローチャートと同等の機能を有する処理プログラムを中央制御部4で実行すればよい。
このフローチャートでは、まず、ユーザ操作による絵画変換処理要求(ステップS1)に応答して、変換対象の画像を読み込む(ステップS2)。読み込む画像は画像記憶部2に保存されている画像であってもよく、あるいは、外部記憶部6に保存されている画像であってもよい。
次いで、画像の画素情報から人間の感覚に近いHSV系の画素値を計算し(ステップS3)、所定の明るさ(V値閾値)以上の明るさ(V値)の画素が存在するか否かを判定する(ステップS4)。
V値閾値以上のV値が存在しなければ、そのまま絵画変換処理(ステップS7)を実行するが、V値閾値以上のV値が存在している場合は、そのV値の範囲が所定の大きさ(範囲閾値)以上か否かを判定し(ステップS5)、範囲閾値以上でなければ、そのまま絵画変換処理(ステップS7)を実行する一方、範囲閾値以上であれば、光を円や楕円で囲むという光輪付加処理(ステップS6)を実行してから絵画変換処理(ステップS7)を実行する。
そして、いずれの場合も、この絵画変換処理(ステップS7)で所要の画像加工(たとえば、ユーザ操作によって指定された油絵風や水彩画風あるいは鉛筆画風など)を施し、加工後の画像を画像バッファ18を介して画像記憶部2に出力するとともに、表示制御部7を介して表示部8に出力(ステップS8)して、フローを終了する。
以上の画像加工を具体例を挙げて説明する。
図3は、加工対象の画像を示す図である。この図では、室内を撮影した画像19を例にしている。画像19には、いくつかの明かり(フロアスタンド20やデスクスタンド21及び鏡に反射した光22)が写し込まれている。なお、(a)は画像19の原画である。この原画は実際にはカラーであるが、特許図面の制約上、モノクロに変換し、さらにデザリング処理している。(b)は説明のための画像19の線画である。
図4は、光輪付加を行わない場合の画像加工例を示す図である。たとえば、この加工例では、原画(画像19)に対して油絵風の加工を行った画像23を示しており、画像23は、油絵の具の色合いや質感及び絵筆のタッチなどが再現されている。この画像23は、絵画風の非写実的画像であり、「絵画作品」としての一応の面白みを得られるが、光の印象を際立たせるという点で不足している。
そこで、本実施形態では、原画(画像19)から光の部分を抽出し、その光の部分の大きさが所定の大きさを超える場合に、その光の部分を強調表示(たとえば、光輪を付加するなど)してから、所要の画像加工(たとえば、油絵風の加工)を行うようにした。
図5は、光の部分の抽出概念図である。この図において、原画である画像19に対してV値フィルタを適用すると、所定のV値閾値を超えるV値(明るさ)を持つ部分が取り出される。図中の白い部分24、25、26がV値閾値を超える明るさを持つ部分である。
図6は、光の部分の大きさを判定する概念図である。この図において、図5の白い部分24、25、26のうち、二つの部分24、25の周囲に枠線が描かれている。これは、これら二つの部分24、25の大きさが範囲閾値以上の大きさを持つことを示している。
図7は、光強調表示の概念図である。この図において、範囲閾値を超えた大きさの明かりの周囲(図6の白い部分24、25参照)に光強調表示を行っている。光強調表示の一例は光輪27、28の付加である。光輪とは光の輪のことである。輪は円であっても楕円であってもよい。輪の大きさは、対象となる明かりの大きさに応じて比例的に変化することが望ましい。輪の数も一つに限らず、複数であってもよい。複数の場合は外に行くほど明度を下げてもよい。光輪の色は明かりの同色であってもよいし、類似した色であってもよい。また、光輪を若干透明にして背景が透けて見えるようにしてもよい。あるいは、輪は連続していなくてもよい。つまり、途切れた輪であってもよい。この場合、輪の途切れは1カ所であっても複数箇所であってもよい。
図8は、光輪付加を行った場合の画像加工例を示す図である。この加工例でも、先の図4と同様に、油絵風の加工を行った画像29を示しているが、加工対象の画像が原画19そのものではなく、原画19に対して光輪27、28の付加を行った後の画像である点で先の図4と相違する。したがって、この図8の加工画像は、油絵の具の色合いや質感及び絵筆のタッチなどが再現されていることに加え、さらに、光輪27、28によって光の印象深さを強調しているから、より、美観に優れた絵画作品とすることができる。
以上説明したとおり、本実施形態によれば、画像内に光る部分が存在した場合に、その光の部分に光輪を付加してから、画像加工を行うようにしたので、光を強調表示し、より一層、印象深い絵画を生成することができるという利点が得られる。
なお、前記実施形態の絵画変換用のパラメータ(V値閾値や範囲閾値)をユーザの好みに応じて任意に変更できるようにしてもよい。
図9は、絵画変換用のパラメータを手動設定できるようにした例を示す図である。この図において、インターフェース画面30には、二つのスライドコントロール31、32が設けられている。上に位置する第1のスライドコントロール31はV値閾値設定用であり、下に位置する第2のスライドコントロール32は範囲閾値設定用である。
第1のスライドコントロール31のつまみをドラッグして左に移動させるとV値閾値を低くすることができ、右に移動させるとV値閾値を高くすることができる。したがって、V値閾値を低くすれば、暗めの光を取り出すことができるようになり、その逆にV値閾値を高くすれば、より明るい光だけを取り出すことができるようになる。
また、第2のスライドコントロール32のつまみをドラッグして左に移動させると範囲閾値を狭くすることができ、右に移動させると範囲閾値を広くすることができる。したがって、範囲閾値を狭くすれば、小さな光に対しても光輪を付加することができるようになり、その逆に範囲閾値を広くすれば、より大きい光にのみ光輪を付加することができるようになる。
作品の仕上がり具合を見ながら、試行錯誤的にV値閾値や範囲閾値を設定することにより、ユーザの好みに適合した光強調効果を得ることができる。
また、以上の実施形態では、画像の加工で光の強調を行っているが、これに限定されない。たとえば、バックライト9の局所的な輝度制御を併用してもよい。画像の光部分の背景輝度(バックライト輝度)を上げることにより、見た目どおりに光の強調表示を行うことができる。
図10は、局所的な輝度制御を行うことができるバックライト9の構成図である。この図において、バックライト9は、多数の点光源(LED等)を行列状にマトリクス配列した発光パネル9aと、その発光パネル9の表面を覆う光拡散板9bと、点光源の輝度を個別に制御する行駆動部9c及び列駆動部9dとを備える。
このような構成を有するバックライト9は、通常は表示部8に対する面光源として働くが、たとえば、図8のような非写実的画像を表示部8に表示する際には、その光の部分の背景輝度(バックライト9の輝度)を局所的に高めることにより、光の強調表示を行うことができる。
以上、本発明のいくつかの実施形態を説明したが、この発明は、これらに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下に、本件出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記1)
請求項1記載の発明は、写実的画像を非写実的画像に加工する画像加工手段と、前記写実的画像に所定値以上の明るさで且つ所定値以上の大きさを持つ部分が含まれているか否かを判定する判定手段と、前記判定手段の判定結果が肯定の場合に当該部分を強調表示するように画像処理する処理手段とを備えたことを特徴とする画像加工装置である。
(付記2)
請求項2記載の発明は、前記強調表示は、円または楕円の付加によって行われることを特徴とする請求項1に記載の画像加工装置である。
(付記3)
請求項3記載の発明は、前記円または楕円の大きさが、前記判定手段によって肯定が判定された場合の対象部分の大きさに比例して変化することを特徴とする請求項2に記載の画像加工装置である。
(付記4)
請求項4記載の発明は、前記円または楕円の本数が、前記判定手段によって肯定が判定された場合の対象部分の明るさに比例して増えることを特徴とする請求項2又は請求項3に記載の画像加工装置である。
(付記5)
請求項5記載の発明は、前記強調表示は、前記非写実的画像を表示する表示部のバックライト輝度を局所的に高めることによって行われることを特徴とする請求項1乃至請求項4いずれかに記載の画像加工装置である。
(付記6)
請求項6記載の発明は、写実的画像を非写実的画像に加工する画像加工工程と、前記写実的画像に所定値以上の明るさで且つ所定値以上の大きさを持つ部分が含まれているか否かを判定する判定工程と、前記判定工程の判定結果が肯定の場合に当該部分を強調表示するように画像処理する処理工程とを含むことを特徴とする画像加工方法である。
(付記7)
請求項7記載の発明は、コンピュータに、写実的画像を非写実的画像に加工する画像加工手段、前記写実的画像に所定値以上の明るさで且つ所定値以上の大きさを持つ部分が含まれているか否かを判定する判定手段、前記判定手段の判定結果が肯定の場合に当該部分を強調表示するように画像処理する処理手段としての機能を実現させるためのプログラムである。
1 画像加工装置
4 中央制御部(コンピュータ)
8 表示部
9 バックライト
13 第1判断部(判定手段)
15 第2判断部(判定手段)
16 光輪付加部(処理手段)
17 絵画変換部(画像加工手段)

Claims (4)

  1. 原画像を、画像加工が施された絵画風画像に変換する画像加工手段と、
    前記原画像に所定値以上の明度で且つ所定値以上の大きさを持つ部分が含まれているか否かを判定する判定手段と、
    前記判定手段の判定結果が肯定の場合に、前記絵画風画像の当該部分を光強調表示させる処理手段と
    表示部と、該表示部の光源であるバックライトと、
    を備え、
    前記絵画風画像に対する光強調表示は、前記バックライト輝度を局所的に高めることによって行われることを特徴とする画像加工装置。
  2. 前記原画像を絵画風画像に変換する画像加工手段は、前記原画像のHSV画像を、油絵風、水彩画風、または鉛筆画風のいずれかに加工して絵画風画像に変換することを特徴とする請求項1記載の画像加工装置。
  3. 表示部と、該表示部の光源であるバックライトと、を備えた画像加工装置のコンピュータが、
    原画像を、画像加工が施された絵画風画像に変換する画像加工工程と、
    前記原画像に所定値以上の明度で且つ所定値以上の大きさを持つ部分が含まれているか否かを判定する判定工程と、
    前記判定工程の判定結果が肯定の場合に、前記絵画風画像の当該部分を前記バックライト輝度を局所的に高めることによって光強調表示する処理工程と
    を実行することを特徴とする画像加工方法。
  4. 表示部と、該表示部の光源であるバックライトと、を備えた画像加工装置のコンピュータに、
    原画像を、画像加工が施された絵画風画像に変換する画像加工手段、
    前記原画像に所定値以上の明度で且つ所定値以上の大きさを持つ部分が含まれているか否かを判定する判定手段、
    前記判定手段の判定結果が肯定の場合に、前記絵画風画像の当該部分を前記バックライト輝度を局所的に高めることによって光強調表示する処理手段
    として機能を実現させるためのプログラム。
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