JP5415480B2 - 地絡検出装置、プログラム - Google Patents

地絡検出装置、プログラム Download PDF

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Description

本発明は、地絡検出装置、プログラムに関する。
直流回路の地絡を検出する装置としては、地絡検出継電器が知られている。地絡検出継電器は、例えば、直流回路の正極側または負極側に所定の抵抗値の地絡抵抗が接続され、正極側の接地抵抗の電圧及び負極側の接地抵抗の電圧の差が所定値より大きくなると地絡を検出する(例えば、特許文献1参照)。
特開2010−187513号公報
ところで、例えば、直流回路の正極側及び負極側の対地絶縁抵抗のうち正極側の対地絶縁抵抗が低下してしまうと、直流回路の正極側の接地抵抗の電圧は小さくなるとともに、負極側の接地抵抗の電圧は大きくなる。このような場合、所定の抵抗値よりも小さな値の地絡抵抗が負極側に接続されないと、正極側の接地抵抗の電圧及び負極側の接地抵抗の電圧の差は所定値より大きくならない。このように、直流回路の正極側及び負極側の何れかの対地絶縁抵抗が低下して双方の対地絶縁抵抗がアンバランスになってしまうと、直流回路の地絡検出継電器は、精度良く地絡を検出できないという問題があった。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、直流回路の対地絶縁抵抗が低下した場合であっても、精度良く地絡を検出することが可能な地絡検出装置を提供する。
上記目的を達成するため、本発明の一つの側面に係る地絡検出装置は、直流回路の正極側に設けられた第1接地抵抗に発生する第1電圧と、前記直流回路の負極側に設けられた第2接地抵抗に発生する第2電圧とを測定する測定部と、前記第1及び第2電圧の一方の電圧に対する他方の電圧の大きさが第1所定値より大きいか否かを判定する第1判定部と、前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記第1所定値より大きい場合、前記直流回路の正極側または負極側に第1地絡抵抗を接続する接続部と、前記第1地絡抵抗が接続されると、前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記第1所定値より小さい場合に測定された前記第1及び第2電圧と、前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記第1所定値より大きい場合に測定された前記第1及び第2電圧と、前記第1地絡抵抗が接続された際に測定された前記第1及び第2電圧と、前記第1地絡抵抗の抵抗値とに基づいて、前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記第1所定値より大きくなった際に前記直流回路に接続された第2地絡抵抗の抵抗値を算出する算出部と、算出された前記第2地絡抵抗の抵抗値に基づいて、前記直流回路の地絡を検出する検出部と、を備える。
直流回路の対地絶縁抵抗が低下した場合であっても、精度良く地絡を検出することが可能な地絡検出装置を提供することができる。
本発明の一実施形態である地絡検出継電器15が設けられた直流電源装置10を示した図である。 直流電源装置10に地絡が発生する前の直流電源装置10の対地間抵抗を示す図である。 直流電源装置10に地絡が発生した際の直流電源装置10の対地間抵抗を示す図である。 直流電源装置10に地絡が発生しつつ抵抗32が母線21に接続された際の直流電源装置10の対地間抵抗を示す図である。 記憶装置41の記憶領域の一例を示す図である。 マイコン42が実現する機能ブロックの一例を示す図である。 地絡検出継電器15を動作させるべくマイコン42が実行する処理の一例を示すフローチャートである。 地絡検出処理の一例を示すフローチャートである。 地絡継続判定処理の一例を示すフローチャートである。 母線21に地絡が発生した際の直流電源装置10の対地間抵抗を示す図である。 母線22に地絡が発生した際の直流電源装置10の対地間抵抗を示す図である。
本明細書および添付図面の記載により、少なくとも以下の事項が明らかとなる。
図1は、本発明の一実施形態である地絡検出継電器15が設けられた直流電源装置10の構成例を示す図である。
直流電源装置10(直流回路)は、例えば電気所に設けられた各種電気機器(不図示)を動作させるための直流電源を生成する装置であり、蓄電池20、及び母線21,22を含んで構成される。
蓄電池20は、交流を直流に変換する整流器(不図示)により充電され、例えば、110Vの電圧を生成する。母線21は、蓄電池20の正極側の電圧が印加される電線ケーブルであり、母線22は、蓄電池20の負極側の電圧が印加される電線ケーブルである。また、直流電源装置10では、供給する直流回路の正極側に対して母線21とグランドの間に対地絶縁抵抗25が存在し、供給する直流回路の負極側に対しては母線22とグランドの間に対地絶縁抵抗26が存在する。なお、本実施形態では、対地絶縁抵抗25,26の抵抗値を夫々Rp,Rnとする。
地絡検出継電器15(地絡検出装置)は、母線21,22の間に接続され、直流電源装置10に地絡が発生しているか否かを検出する装置である。地絡検出継電器15は、抵抗30〜32、スイッチ33、AD(Analog to Digital)コンバータ40、記憶装置41、マイコン42、及び表示装置43を含んで構成される。
抵抗30(第1接地抵抗)は、正極側の母線21を接地する接地抵抗であり、抵抗31(第2接地抵抗)は、負極側の母線22を接地する接地抵抗である。なお、抵抗30,31の抵抗値はともに“Ra(例えば、12kΩ)”であり、抵抗値Raは、対地絶縁抵抗25,26の抵抗値Rp,Rnより十分小さいこととする。このような場合、抵抗30に発生する電圧Vpの大きさはおよそ55Vとなり、抵抗31に発生する電圧Vnの大きさも55Vとなるため、電圧Vp,Vnの大きさはほぼ等しくなる。
スイッチ33は、マイコン42からの指示に基づいて、母線21,22の何れか一方を、抵抗32を介して強制的に地絡させるためのスイッチである。このため、抵抗32(第1地絡抵抗)は、人工地絡抵抗に相当する。また、本実施形態では、抵抗32の抵抗値をR1(例えば、5kΩ)とする。
ADコンバータ(ADC)40は、電圧Vp,Vnの値をデジタル値に変換してマイコン42へ出力する。
記憶装置41は、マイコン42が実行するプログラムデータや、マイコン42が各種処理を実行する際に使用するデータ等を記憶する。
マイコン42は、地絡検出継電器15を統括制御するとともに、電圧Vp,Vnに基づいて、直流電源装置10に地絡が発生した際の地絡抵抗の値を算出する。そして、マイコン42は、算出された地絡抵抗の値を、地絡発生の際の基準となる地絡抵抗の値と比較して、直流電源装置10に地絡が発生しているか否かを検出する。なお、地絡発生の際の基準となる地絡抵抗の値(整定値Rs)は、10kΩであることとする。また、記憶装置41及びマイコン42の詳細については後述する。表示装置43は、例えば、直流電源装置10に地絡が発生しているか否か表示する。
==直流電源装置10に地絡が発生した際の地絡抵抗の値の算出方法について==
ここで、図2〜4を参照しつつ、直流電源装置10に地絡が発生した際の地絡抵抗50(第2地絡抵抗)の値の算出方法について説明する。なお、ここでは、直流電源装置10の正極側の母線21に、抵抗値“Rg”の地絡抵抗50が接続される地絡が発生することとする。また、直流電源装置10においては、接地抵抗30,31の抵抗値Raは既知の値であるが、対地絶縁抵抗25,26の抵抗値Rp,Rnは不明である。したがって、地絡抵抗50の値を算出する際の未知数は3つ(Rg,Rp,Rn)である。
まず、図2に示すように、直流電源装置10に地絡が発生していない場合の電圧Vp0,Vn0の間には、式(1)に示す関係が成立する。
Vn0/Vp0=Ry/Rx・・・(1)
ここで、“Rx”は、抵抗値Ra,Rpの合成抵抗値であり、“Ry”は、抵抗値Rb,Rnの合成抵抗値である。
つぎに、図3に示すように、直流電源装置10に地絡が発生している場合の電圧Vp1,Vn1の間には、式(2)に示す関係が成立する。
Vn1/Vp1=Ry/(Rx//Rg)=Ry/Rg+Ry/Rx・・・(2)
また、図4に示すように、直流電源装置10に地絡が発生した後に、母線21に抵抗値R1の抵抗32が接続された状態における電圧Vp2,Vn2の間には、式(3)に示す関係が成立する。
Vn2/Vp2=Ry/(Rx//Rg//R1)
=Ry/Rg+Ry/Rx+Ry/R1・・・(3)
ここで、式(2)及び式(3)から、式(4)が導き出される。
Ry=(Vn2/Vp2−Vn1/Vp1)×R1・・・(4)
そして、式(1)及び式(4)から、式(5)が導き出される。
Rx=(Vp0/Vn0)×(Vn2/Vp2−Vn1/Vp1)×R1・・・(5)
また、式(2)を変形すると、式(6)のようになる。
Rg=Ry/(Vn1/Vp1−Ry/Rx)・・・(6)
そして、式(4)〜(6)から、式(7)が導き出される。
Rg=(Vn2/Vp2−Vn1/Vp1)/(Vn1/Vp1−Vn0/Vp0)
・・・(7)
このように、地絡が発生する前の状態と、地絡が発生した後の状態と、人工地絡抵抗である抵抗32が接続された状態と、のそれぞれで得られる電圧Vp,Vnと、抵抗32の抵抗値R1を用いることにより、地絡抵抗50の抵抗値Rgを算出することができる。
なお、ここでは、母線21に地絡が発生し、抵抗32を母線21に接続した場合の抵抗値Rgの算出方法について説明したが、母線22に地絡が発生し、抵抗32を母線21に接続した場合も同様に計算すると、式(8)に示すように抵抗値Rgを得ることができる。
Rg=(Vp2/Vn2−Vp1/Vn1)/(Vp1/Vn1−Vp0/Vn0)
・・・(8)
算出された抵抗値Rgと整定値Rsとを比較することにより、発生した地絡の地絡抵抗いが把握される。そこで、地絡検出継電器15では、抵抗値Rgを算出し、算出された抵抗値Rgと整定値Rsとを比較することにより地絡を検出している。
==記憶装置41及びマイコン42の詳細について==
ここで、地絡検出継電器15の記憶装置41及びマイコン42の詳細について説明する。記憶装置41(記憶部)の記憶領域には、図5に示すように少なくとも、プログラムデータ記憶部60、抵抗値記憶部61、整定値記憶部62、及び電圧値記憶部63が設けられている。
プログラムデータ記憶部60は、マイコン42が実行する各種プログラムを記憶する。抵抗値記憶部61は、例えば抵抗値Ra,R1や、マイコン42で算出される地絡抵抗50の抵抗値Rgを記憶する。
整定値記憶部62は、地絡発生の際の基準となる地絡抵抗(第3地絡抵抗)の値(ここでは、10kΩ)を、整定値Rs(第2抵抗値)として記憶する。
電圧値記憶部63は、マイコン42で測定された電圧Vp,Vnを記憶する。
図6は、マイコン42が記憶装置41に記憶されるプログラムデータを実行することにより、マイコン42に実現される機能ブロックを示す図である。マイコン42は、測定部70、異常判定部71、電圧変化判定部72、差電圧判定部73,74、接続部75、算出部76、地絡検出部77、及び警報出力部78の機能を実現する。
測定部70は、ADコンバータ40からの出力を取得して、電圧Vp,Vnを測定する。また、測定部70は、測定した電圧Vp,Vnを記憶装置41の電圧値記憶部63に適宜格納する。
異常判定部71は、地絡検出継電器15が起動した際に、直流電源装置10に異常がないかを判定する。なお、地絡検出継電器15が起動した際に、直流電源装置10に地絡が発生していないと、電圧Vpの大きさと電圧Vnの大きさの差を示す差電圧V0(=Vn−Vp)は、ほぼ0Vとなる。しかし、地絡検出継電器15が起動した際に、直流電源装置10に地絡が発生していると、例えば、差電圧V0は、0Vから大きく増加する。このため、異常判定部71は、差電圧V0が所定値(例えば、20V)より大きい場合、直流電源装置10に異常があることを判定し、差電圧V0が所定値より小さい場合、直流電源装置10は正常であることを判定する。
電圧変化判定部72は、地絡発生の兆候を検出すべく、差電圧V0の時間変化(ΔV0)の大きさが、所定値(例えば、5V)より大きいか否かを判定する。
差電圧判定部73(第1判定部)は、地絡抵抗50の抵抗値Rgの算出を開始させるために、差電圧V0の大きさが所定値Aより大きいか否かを判定する。
差電圧判定部74(第2判定部)は、直流電源装置10に完全地絡に近い故障が発生したことを検出すべく、差電圧V0の大きさが所定値B(>所定値A)より大きいか否かを判定する。
なお、所定値A(第1所定値)は、対地絶縁抵抗25,26の抵抗値Rp,Rnが十分大きい場合(例えば、100MΩ(第1抵抗値)より大きい場合)において、直流電源装置10に整定値Rsの地絡抵抗50が接続された際の差電圧V0を示す基準値Rよりも小さい値である。一方、所定値B(第2所定値)は、基準値Rよりも大きい値である。本実施形態では、抵抗30,31の抵抗値Raが12kΩであるため、対地絶縁抵抗25,26の抵抗値Rp,Rnが例えば100MΩより大きい場合に抵抗値10kΩの地絡抵抗50が直流電源装置10に接続されると、差電圧V0を示す基準値Rは約41Vとなる。そこで、本実施形態では、所定値Aを例えば20V(<41V)とし、所定値Bを例えば90V(>41V)とする。
接続部75は、差電圧判定部73が、差電圧V0の大きさが所定値Aより大きいことを判定すると、スイッチ33を制御し、抵抗32を母線21,22の何れかに接続する。その後、接続部75は、例えば所定のタイミングで母線21,22と抵抗32との間を開放する。
算出部76は、地絡が発生する前の状態の電圧Vp0,Vn0と、地絡が発生した後の状態の電圧Vp1,Vn1と、人工地絡抵抗である抵抗32が接続された状態の電圧Vp2,Vn2と、抵抗32の抵抗値R1を用いることにより、地絡抵抗50の抵抗値Rgを算出する。さらに、算出部76は、例えば、地絡抵抗50の抵抗値Rgを算出する際に取得した情報に基づいて、対地絶縁抵抗Rp,Rnを算出する。
地絡検出部77は、差電圧判定部74が、差電圧V0が所定値B(90V)より大きいと判定した場合、または算出された抵抗値Rgが整定値Rsよりも小さい場合、直流電源装置10に地絡が発生していることを検出する。また、地絡の発生が検出された後に、差電圧判定部73が差電圧V0の大きさが所定値A(20V)より小さいことを判定すると、地絡検出部77は、地絡が発生していないこと(地絡が解消されたこと)を検出する。
警報出力部78は、地絡検出部77が、地絡が発生していることを検出すると警報を出力し、表示装置43に地絡が発生している旨の情報を表示させる。また、警報出力部78は、地絡の発生が解消されると警報の出力を停止し、表示装置43に地絡が解消した旨の情報を表示させる。
==地絡検出継電器15を動作させるべくマイコン42が実行する処理について==
ここで、図7〜図9を参照しつつ、地絡検出継電器15を動作させるべくマイコン42が実行する処理の一例について説明する。
まず、地絡検出継電器15が起動すると、測定部70は、電圧Vp,Vnを測定する(S100)。そして、異常判定部71は、測定された電圧Vp,Vnから差電圧V0を算出し、差電圧V0が例えば20Vより大きいか否か、すなわち、直流電源装置10の状態が正常であるか否かを判定する(S101)。差電圧V0が20Vより大きい場合、つまり、直流電源装置10の状態が正常では無い場合(S101:NO)、異常判定部71は、直流電源装置10に異常があることを示す“エラー表示”を表示装置43に表示させ(S102)、処理を終了する。
一方、差電圧V0が20Vより小さい場合、つまり、直流電源装置10の状態が正常ではある場合(S101:YES)、測定部70は、処理S100で取得された電圧Vp,Vnを、地絡が発生していない状態の電圧Vp0,Vn0(初期値)として記憶装置41に格納する。
そして、測定部70は電圧Vp,Vnを測定すると(S104)、電圧変化検出部72は、地絡発生の兆候を検出すべく、差電圧V0の時間変化(ΔV0)の大きさが5Vより大きいか否かを判定する(S105)。なお、ΔV0は、例えば、処理S100で測定された電圧Vp,Vnの差電圧と、処理S104で測定された電圧Vp,Vnの差電圧との変化で求められる。差電圧V0の時間変化(ΔV0)の大きさが5Vより小さい場合(S105:NO)、すなわち地絡発生の兆候が無い場合、測定部70は、処理S104で測定された電圧Vp,Vnを初期値(Vp0,Vn0)として更新し(S106)、再び処理S104を実行する。
一方、差電圧V0の時間変化(ΔV0)の大きさが5Vより大きい場合(S105:YES)、すなわち、地絡発生の兆候がある場合、差電圧判定部73は、差電圧V0の大きさが、20V(所定値A)より大きいか否かを判定する(S107)。そして、差電圧V0の大きさが20Vより小さい場合(S107:NO)、つまり、発生している地絡の地絡抵抗値が整定値Rsより十分大きい場合、前述した処理S106が実行される。一方、差電圧V0の大きさが20Vより大きい場合(S107:YES)、つまり、発生している地絡の地絡抵抗値が整定値Rsより小さい可能性がある場合、地絡検出処理S108が実行される。
==地絡検出処理S108==
ここで、図8を参照しつつ、地絡検出処理S108について説明する。まず、測定部70は電圧Vp,Vnを測定し、測定結果を地絡が発生した状態の電圧Vp1,Vn1として記憶装置41に格納する(S200)。そして、差電圧判定部74は、差電圧V0の大きさが90V(所定値B)より大きいか否か、つまり、整定値Rsよりも十分小さい抵抗値の地絡(完全地絡に近い故障)が発生しているか否かを判定する(S201)。差電圧V0の大きさが90Vより大きい場合(S201:YES)、つまり、整定値Rsよりも十分小さい抵抗値の地絡が発生している場合、地絡検出部77は地絡(整定値Rsに応じた地絡抵抗より完全地絡に近い故障)が発生していることを検出する(S210)。
一方、差電圧V0の大きさが90Vより小さい場合(S201:NO)、つまり、整定値Rs近くの抵抗値による地絡が発生している場合、接続部75は、電圧Vp1の大きさと電圧Vn1の大きさとを比較する(S203)。そして、電圧Vp1の大きさが電圧Vn1の大きさより小さい場合(S203:NO)、つまり、正極側で地絡が発生している場合、接続部75は抵抗32を正極側に接続する(S204)。一方、電圧Vp1の大きさが電圧Vn1の大きさより大きい場合(S203:YES)、つまり、負極側で地絡が発生している場合、接続部75は抵抗32を負極側に接続する(S205)。
また、測定部70は電圧Vp,Vnを測定し、測定結果を抵抗32が接続された状態の電圧Vp2,Vn2として記憶装置41に格納する(S206)。その後、接続部75は、抵抗32及び直流電源装置10の間が開放されるよう、抵抗32を直流電源装置10から切り離す(S207)。また、算出部76は、記憶装置41に格納されている、電圧Vp0,Vn0、Vp1,Vn1、Vp2,Vn2、及び抵抗値R1を用いて、地絡抵抗の抵抗値Rgを算出する(S208)。抵抗値Rgが算出されると、地絡検出部77は、算出された抵抗値Rgが整定値Rsよりも小さいか否かを判定する(S209)。そして、抵抗値Rgが整定値Rsよりも小さい場合(S209:YES)、地絡検出部77は地絡(整定値Rsに応じた地絡抵抗より完全地絡に近い故障)が発生していることを検出する(S210)。一方、抵抗値Rgが整定値Rsよりも大きい場合(S209:NO)、地絡検出部77は地絡(整定値Rsに応じた地絡抵抗より完全地絡に近い故障)が発生していないことを検出する(S211)。
そして、処理S210,211が実行されると、図8で示した地絡検出処理は終了し、図7で示した処理S109が実行される。地絡検出部77が、地絡が発生していないことを検出すると(S109:NO)、処理S106を実行させる。一方、地絡検出部77が、地絡が発生したことを検出すると(S109:YES)、算出部76は算出した抵抗値Rgを記憶装置41に格納し、警報出力部78は警報を出力する(S110)。そして、地絡が継続しているか否かを判定する地絡継続判定処理S111が実行される。
==地絡継続判定処理S111==
ここで、図9を参照しつつ、地絡継続判定処理S111について説明する。まず、測定部70は電圧Vp,Vnを測定する(S300)。そして差電圧判定部73は、処理S300で測定された際の差電圧V0の大きさが、20V(所定値A)より大きいか否かを判定する(S301)。差電圧V0の大きさが20Vより大きい場合(S301:YES)、地絡検出部77は地絡が継続していることを検出する(S302)。一方、差電圧V0の大きさが20Vより小さい場合(S301:NO)、地絡検出部77は地絡が解消され、地絡が発生していないこと検出する(S303)。地絡が発生していないことが検出されると、警報出力部78は警報出力を停止する(S304)。
そして、処理S302,304が実行されると、図8で示した地絡継続判定処理は終了し、図7で示した処理S112が実行される。地絡検出部77は、地絡が継続していることを検出すると(S112:YES)、処理S111を実行させる。一方、地絡検出部77は、地絡が継続していないことを検出すると(S112:NO)、前述した処理S106を実行させる。このような処理が地絡検出継電器15で実行されることにより、直流電源装置10において地絡が検出できる。
==対地絶縁抵抗の抵抗値が低下した場合の具体例==
ここで、対地絶縁抵抗25の抵抗値Rpが200MΩであるが、対地絶縁抵抗26の抵抗値Rnが50MΩまで低下した場合における地絡検出継電器15の動作の一例について、図10を参照しつつ説明する。なお、前述のように、抵抗30,31の抵抗値Raは12kΩ、整定値Rsは10kΩ、抵抗32の抵抗値R1は5kΩである。また、ここでは、9.5kΩの地絡抵抗50が正極側の母線21に接続されたこととする。
図10に示すように、地絡が発生した状態では、電圧Vpの大きさは約38Vであり、電圧Vnの大きさは約71Vであるため、差電圧V0の大きさは約33Vである。この33Vは、抵抗値Rp,Rnがともに200MΩの場合に、直流電源装置10に整定値Rsの地絡抵抗50が接続された際の差電圧V0を示す基準値R(41V)より小さい。したがって、例えば、一般的な地絡検出継電器を用いた場合には、整定値10kΩより小さい地絡抵抗50が接続されていても、地絡を検出することができない。
しかしながら、地絡検出継電器15は、差電圧V0の大きさが33Vで、所定値A(20V)より大きいため、抵抗値Rgの計算を実行する(処理S208)。そして、前述した式(7)を用いた場合、抵抗値Rgは“9.494kΩ”と算出される。この結果、算出されたRg(9.494kΩ)は、整定値Rs(10kΩ)より小さくなるため(処理S209:YES)、地絡検出継電器15は地絡(整定値Rsに応じた地絡抵抗より完全地絡に近い故障)が発生していることを検出する。
また、図10と同様の条件において、11kΩの地絡抵抗50が負極側の母線22に接続された場合について図11を参照しつつ説明する。地絡が発生した状態では、電圧Vpの大きさは約76Vであり、電圧Vnの大きさは約34Vであるため、差電圧V0の大きさは約41.2Vである。つまり、地絡が発生した際の差電圧V0の大きさは、基準値R(41V)よりも大きくなる。したがって、例えば、一般的な地絡検出継電器を用いた場合には、整定値10kΩより大きい地絡抵抗50が接続されていても、地絡を検出してしまうことになる。
しかしながら、地絡検出継電器15は、差電圧V0の大きさが41.2Vで、所定値A(20V)より大きいため、抵抗値Rgの計算を実行する(処理S208)。そして、前述した式(8)を用いた場合、抵抗値Rgは“10.997kΩ”と算出される。この結果、算出されたRg(10.997kΩ)は、整定値Rs(10kΩ)より大きくなるため(処理S209:NO)、地絡検出継電器15は地絡(整定値Rsに応じた地絡抵抗より完全地絡に近い故障)が発生していないことを検出する。
以上、本発明の一実施形態である地絡検出継電器15について説明した。地絡検出継電器15は、地絡抵抗50の抵抗値Rgを算出している。このため、対地絶縁抵抗25,26の抵抗値Rp,Rnの値が、気象条件(温度、湿度)や事故等により低下した場合であっても、精度良く地絡を検出することが可能となる。したがって、地絡検出継電器15は、一般的な地絡検出継電器で発生する地絡検出の際の誤動作、誤不動作を防止することができる。
また、地絡検出処理S108は、差電圧V0が20V(所定値A)より大きくなると開始される。そして、所定値Aは、整定値Rsに基づいて定まる基準値R(41V)より小さい値である。このため、例えば、図10で説明したように、一般的な地絡検出継電器が地絡を検出できないような場合でも確実に地絡を検出できる。
また、差電圧V0が90V(所定値B)より大きくなると、地絡検出部77は、直ちに地絡が発生していることを検出する。このため、整定値Rsより十分小さい抵抗値による完全地絡に近い故障が発生した場合、抵抗値Rgの算出をすることなく、高速に地絡を検出することができる。
また、人工地絡抵抗である抵抗32は、地絡が発生した母線に接続される。このような場合、式(2)、(3)において共通の項が多くなる。したがって、抵抗値Rgの計算を簡略化することができる。なお、抵抗32は、地絡が発生していない側の母線に接続しても良い。
また、地絡が発生していることが地絡検出部77により検出されると、警報出力部78は警報を出力する。したがって、利用者は、直ちに直流電源装置10に地絡があることを把握することができる。
また、警報出力部78は、地絡が過渡的なものであり地絡が解消されると警報の出力を停止する。この場合、地絡検出継電器15は再度地絡を検出することができる。
また、抵抗値Rgは記憶装置41に格納されるため、利用者は、地絡に関する情報を取得することができる。
また、抵抗32の抵抗値R1(5kΩ)は、整定値10kΩより小さい。仮に、抵抗32の抵抗値R1が10kΩよりも非常に大きい場合、式(2)と式(3)とで得られる関係に大きな差がなくなる場合がある。このため、抵抗値R1を整定値10kΩより小さくすることにより、精度良く抵抗値Rgを算出することができる。
また、算出部76は、処理S208において、更に抵抗値Raを用いることにより、対地絶縁抵抗25,26の抵抗値Rp,Rnの値を求めても良い。抵抗値Rp,Rnを取得することにより、利用者は、例えば母線21,22の状態を把握することができる。
なお、上記実施例は本発明の理解を容易にするためのものであり、本発明を限定して解釈するためのものではない。本発明は、その趣旨を逸脱することなく、変更、改良され得ると共に、本発明にはその等価物も含まれる。
なお、処理S107や、処理S201では、差電圧V0と所定値A,Bとを比較したがこれに限られない。例えば、差電圧V0でなく、電圧Vp,Vnの比と、所定値とを比較しても良い。
また、整定値Rsは10kΩと、対地絶縁抵抗の抵抗値Rp,Rnより十分小さい値としたがこれに限られない。本実施形態では、抵抗値Rgを計算により求めているため、整定値Rsを自由(例えば、数Ωや数10MΩ)に設定することもできる。つまり、抵抗値Raや、Rp,Rnの値を考慮することなく、自由に整定値Rsを設定することができる。
10 直流電源装置
15 地絡検出継電器
20 蓄電池
21,22 母線
25,26 対地絶縁抵抗
30〜32, 抵抗
33 スイッチ
40 ADコンバータ
41 記憶装置
42 マイコン
43 表示装置
50 地絡抵抗
60 プログラムデータ記憶部
61 抵抗値記憶部
62 整定値記憶部
63 電圧値記憶部
70 測定部
71 異常判定部
72 電圧変化検出部
73,74 差電圧判定部
75 接続部
76 算出部
77 地絡検出部
78 警報出力部

Claims (10)

  1. 直流回路の正極側に設けられた第1接地抵抗に発生する第1電圧と、前記直流回路の負極側に設けられた第2接地抵抗に発生する第2電圧とを測定する測定部と、
    前記第1及び第2電圧の一方の電圧に対する他方の電圧の大きさが第1所定値より大きいか否かを判定する第1判定部と、
    前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記第1所定値より大きい場合、前記直流回路の正極側または負極側に第1地絡抵抗を接続する接続部と、
    前記第1地絡抵抗が接続されると、前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記第1所定値より小さい場合に測定された前記第1及び第2電圧と、前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記第1所定値より大きい場合に測定された前記第1及び第2電圧と、前記第1地絡抵抗が接続された際に測定された前記第1及び第2電圧と、前記第1地絡抵抗の抵抗値とに基づいて、前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記第1所定値より大きくなった際に前記直流回路に接続された第2地絡抵抗の抵抗値を算出する算出部と、
    算出された前記第2地絡抵抗の抵抗値に基づいて、前記直流回路の地絡を検出する検出部と、
    を備えることを特徴とする地絡検出装置。
  2. 請求項1に記載の地絡検出装置であって、
    前記第1所定値は、
    前記直流回路の対地絶縁抵抗の抵抗値が第1抵抗値より大きい状態において、前記直流回路の正極側または負極側に第3地絡抵抗が接続された際の前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさを示す基準値より小さいこと、
    を特徴とする地絡検出装置。
  3. 請求項2に記載の地絡検出装置であって、
    前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが、前記基準値より大きな第2所定値より大きいか否かを判定する第2判定部を更に備え、
    前記検出部は、
    前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記第2所定値より大きいことが前記第2判定部により判定された場合、または算出された前記第2地絡抵抗の抵抗値が前記第3地絡抵抗の第2抵抗値より小さい場合、前記直流回路に地絡が発生していることを検出すること、
    を特徴とする地絡検出装置。
  4. 請求項3に記載の地絡検出装置であって、
    前記接続部は、
    前記第2電圧の大きさが第1電圧の大きさより大きい場合、前記直流回路の正極側に前記第1地絡抵抗を接続し、前記第2電圧の大きさが第1電圧の大きさより小さい場合、前記直流回路の負極側に前記第1地絡抵抗を接続すること、
    を特徴とする地絡検出装置。
  5. 請求項3または請求項4に記載の地絡検出装置であって、
    前記検出部が前記直流回路に地絡が発生していることを検出すると、警報を出力する警報出力部を更に備えること、
    を特徴とする地絡検出装置。
  6. 請求項5に記載の地絡検出装置であって、
    前記接続部は、
    前記直流回路に前記第1地絡抵抗を接続した後に、前記直流回路と前記第1地絡抵抗との間を開放し、
    前記検出部は、
    前記直流回路と前記第1地絡抵抗との間が開放されるとともに地絡の発生が検出された後に、前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記第1所定値より小さいことが前記第1判定部により判定されると、前記直流回路に地絡が発生していないことを検出し、
    前記警報出力部は、
    前記検出部が前記直流回路に地絡が発生していないことを検出すると、前記警報の出力を停止すること、
    を特徴とする地絡検出装置。
  7. 請求項3〜6の何れかに記載の地絡検出装置であって、
    算出された前記第2地絡抵抗の抵抗値が前記第2抵抗値より小さい場合、算出された前記第2地絡抵抗の抵抗値を記憶する記憶部を更に備えること、
    を特徴とする地絡検出装置。
  8. 請求項〜7の何れかに記載の地絡検出装置であって、
    前記第1地絡抵抗の抵抗値は前記第2抵抗値より小さいこと、
    を特徴とする地絡検出装置。
  9. 請求項〜8の何れかに記載の地絡検出装置であって、
    前記算出部は、
    前記第1地絡抵抗が接続されると、前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記第1所定値より小さい場合に測定された前記第1及び第2電圧と、前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記第1所定値より大きい場合に測定された前記第1及び第2電圧と、前記第1地絡抵抗が接続された際に測定された前記第1及び第2電圧と、前記第1地絡抵抗の抵抗値と、前記第1及び第2接地抵抗の抵抗値とに基づいて、前記直流回路の前記対地絶縁抵抗の抵抗値を算出すること、
    を特徴とする地絡検出装置。
  10. コンピュータに、
    直流回路の正極側に設けられた第1接地抵抗に発生する第1電圧と、前記直流回路の負極側に設けられた第2接地抵抗に発生する第2電圧とを測定する機能と、
    前記第1及び第2電圧の一方の電圧に対する他方の電圧の大きさが所定値より大きいか否かを判定する機能と、
    前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記所定値より大きい場合、前記直流回路の正極側または負極側に第1地絡抵抗を接続する機能と、
    前記第1地絡抵抗が接続されると、前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記所定値より小さい場合に測定された前記第1及び第2電圧と、前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記所定値より大きい場合に測定された前記第1及び第2電圧と、前記第1地絡抵抗が接続された際に測定された前記第1及び第2電圧と、前記第1地絡抵抗の抵抗値とに基づいて、前記一方の電圧に対する前記他方の電圧の大きさが前記所定値より大きくなった際に前記直流回路に接続された第2地絡抵抗の抵抗値を算出する機能と、
    算出された前記第2地絡抵抗の抵抗値に基づいて、前記直流回路の地絡を検出する機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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