JP5415310B2 - 無線通信システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信システムに関し、特にセクタセルにおけるセクタ構成に関する。
移動体通信システムなどの無線通信システムにおいて、基地局に複数の指向性アンテナを備え、1セルを複数のセクタに分割したセクタセル構成が知られている。
図10は一般的な3セクタ構成を示す図であり、(a)は基地局構成の一例を示す図、(b)はセクタセルを示す図である。
図10の(a)に示すように、局舎121に基地局装置(BS)122が設けられている。基地局装置122は、ベースバンド信号処理を行うベースバンド装置(BB)と無線周波数に関わる処理を行うRF装置(RF)を備えている。一般的な3セクタ構成では、図10の(a)及び(b)に示すように、指向性アンテナを有する3個のRF装置124,125,126と3セクタ共通のベースバンド装置123が正六角形セル127の中心部に配置されている。
このような構成において、3セクタで協調してスケジューリング(ユーザ割当処理)を行うことで特にセクタ端におけるスループットの改善を図ることが可能である。図10(b)中の128は協調スケジューリングの範囲を示している。
図11は、図10に示した3セクタ・正六角形セルを面的に展開した場合について説明するための図である。
前述のように、複数セクタで協調して信号を送信するセクタ間協調送信を行う場合、それぞれのセル127の中の閉じた範囲(図中破線の円128で示す範囲)ではセクタ間協調送信による効果が期待できる。しかしながら、基地局装置(BS)122から遠いセル端領域(図中太線131で示す範囲)では、S/Nが低く干渉が課題となるが、セクタ間協調送信だけではこれに対処することができない。
昨今、光張り出し局配置の導入が進められている。
図12は光張り出し局配置について説明するための図であり、(a)は一般的な基地局配置を示す図、(b)は光張り出し局配置を示す図である。
図12(a)の一般的な基地局配置では、局舎121の上に基地局装置(BS)122を構成するベースバンド装置(BB)123とRF装置124が一体化して設けられる。これに対し、図12(b)の光張り出し局配置では、ベースバンド装置123とRF装置124が別々の装置として分離して構成され、光ファイバIP網等のネットワークを通して接続されている。すなわち、局舎121の上にはRF装置124のみが設けられており、ベースバンド装置123が設けられた基地局装置122は遠隔地に配置され、光ファイバ125及びIP網126を介して前記RF装置124に接続されている。
このような光張り出し局配置構成とすることにより、基地局装置の集約管理が可能となり、屋上設置スペースの節約を図ることができる。また、ベースバンド装置とRF装置の配置が柔軟にできるようになる。
光張り出し装置に関する先行技術文献として例えば特許文献1がある。
なお、特許文献2には、単一の無線セルの中に無線セルの中心方向に指向性を持たせてセクタアンテナを備えるようにした無線通信システムが提案されている。しかしながら、このシステムは複数のセクタに分割されたセルを用いるものではない。
特開2005−323076号公報 特開2008−60851号公報
上述のように、従来のセクタセル構成のセル端における干渉の問題については、セクタ間協調送信による効果を期待することができない。
そこで、本発明は、光張り出し局配置を利用して、セル端領域におけるユーザをセクタ間協調送信により救済することが可能なセクタ構成を有する無線通信システムを提供することを目的としている。
上記目的を達成するために、本発明の無線通信システムは、6セクタ・正六角形のセル構成を採用した無線通信システムであって、同一基地局に所属する3個のアンテナ設置サイトを前記正六角形の120°ごとの頂点に配置し、各アンテナ設置サイトに2個のセクタアンテナを設置し、該2個のセクタアンテナの指向方向の中心を同一基地局に所属する他のアンテナ設置サイトの方向にそれぞれ設定することにより、セル繰り返し可能で面的展開可能なセルを形成したものである。
また、本発明の他の無線通信システムは、3セクタセル構成を採用した無線通信システムであって、同一基地局に所属する3個のアンテナ設置サイトを正三角形の各頂点に配置し、各アンテナ設置サイトに1個ずつのセクタアンテナを設置し、前記セクタアンテナの指向方向の中心を循環的に、同一基地局に所属する他のアンテナ設置サイトの方向に設定することにより、セル繰り返し可能で面的展開可能なセルを形成したものである。
さらに、本発明のさらに他の無線通信システムは、3セクタセル構成を採用した無線通信システムであって、同一基地局に所属する第1及び第2のアンテナ設置サイトを離間して配置し、前記第1のアンテナ設置サイトに1個のセクタアンテナを設置して、該セクタアンテナの指向方向の中心を前記第2のアンテナ設置サイトの方向に設定し、前記第2のアンテナ設置サイトに2個のセクタアンテナを設置して、該2個のセクタアンテナの指向方向の中心を前記第1のアンテナ設置サイトの方向からそれぞれ左右60度方向に設定することにより、セル繰り返し可能で面的展開可能なセルを形成したものである。
さらにまた、ベースバンド信号処理を行うベースバンド装置と、前記ベースバンド装置と前記セクタアンテナに接続され、無線周波数に関わる処理を行うRF装置を備え、前記RF装置は前記セクタアンテナとともに前記アンテナ設置サイトに設置され、前記ベースバンド装置は前記アンテナ設置サイトとは異なる場所に設置されているものである。
さらにまた、ベースバンド信号処理を行うベースバンド装置と、前記ベースバンド装置と前記セクタアンテナに接続され、無線周波数に関わる処理を行うRF装置を備え、前記RF装置は前記セクタアンテナとともに前記アンテナ設置サイトに設置され、前記ベースバンド装置は前記アンテナ設置サイトとは異なる場所に集中的に設置されているものである。
さらにまた、ベースバンド信号処理を行うベースバンド装置と、前記ベースバンド装置と前記セクタアンテナに接続され、無線周波数に関わる処理を行うRF装置を備え、前記RF装置は前記セクタアンテナとともに前記アンテナ設置サイトに設置され、前記ベースバンド装置は前記アンテナ設置サイトのうちの一部のアンテナ設置サイトに設置されているものである。
さらにまた、ベースバンド信号処理を行うベースバンド装置と、前記ベースバンド装置と前記セクタアンテナに接続され、無線周波数に関わる処理を行うRF装置を備え、前記アンテナ設置サイトに、前記ベースバンド装置、前記RF装置及び前記セクタアンテナを設置したものである。
このような本発明の無線通信システムによれば、アンテナから遠いセル端領域がセクタ間協調送信が行われる範囲内となり、セクタ間協調送信を行うことでセル端領域におけるスループットを改善することが可能となる。
本発明の無線通信システムの参考例におけるセクタ構成例を示す図である。 図1のセクタ構成を有するセルを面的展開した状態を示す図である。 6セクタ・正六角形のセル構成の場合に適用した本発明の実施の形態について説明する図である。 本発明のさらに他の実施の形態について説明するための図である。 ベースバンド装置とRF装置の設置形態について説明するための図である。 セクタ間協調送信の形態について説明するための図である。 セクタ間協調送信において位相制御を行わない場合(電力合成)と、位相制御により同相合成を行う場合について説明するための図である。 アンテナ設置サイトからの距離が一定値以上離れた場所に位置するユーザ(セル端ユーザ)の平均スループットのシミュレーション結果を示す図である。 セル全体のスループットのCDF特性のシミュレーション結果を示す図である。 一般的な3セクタ構成を示す図である。 3セクタ・正六角形セル構成におけるセル端領域について説明するための図である。 光張り出し局配置について説明するための図である。
図1は本発明の無線通信システムの参考例におけるセクタ構成例を示す図である。
この図に示す例は、3セクタ・正六角形のセル構成とされており、セル1は図示するように正六角形の形状となっている。11は基地局装置(BS)であり、その中に3セクタ共通のベースバンド装置(BB)12が設けられている。正六角形のセル1の120°ごとの頂点(一つおきの頂点)にアンテナ設置サイト(アンテナを設置する建物)13,14及び15が配置されており、各アンテナ設置サイトにはセクタアンテナ(指向性アンテナ)を有するRF装置(RF)が設けられている。前記基地局装置11内のベースバンド装置12と、アンテナ設置サイト13内のRF装置(RF#1)、アンテナ設置サイト14内のRF装置(RF#2)及びアンテナ設置サイト15内のRF装置(RF#3)とは光ファイバ16で接続されており、前述した光張り出し局配置が採用されている。
図中の矢印は、アンテナ設置サイト13,14及び15に設けられているセクタアンテナの指向方向を示すものであり、この図に示すように、セル1の周辺部に配置された3個のセクタアンテナの指向方向の中心は、セル1の中心部に向けられている。これにより、図中、2、3及び4で示すセクタが形成されている。
このような構成において、3セクタのセクタ間協調送信を行うと、その効果が期待できる範囲は破線5で示される範囲となり、アンテナからの距離が大きくS/Nが低いセル端領域(図中太線6により示される領域)は破線5で示す範囲の中となる。したがって、アンテナ設置サイト13、14及び15に設置されているセクタアンテナからの送信電力を協調して制御することにより、セル端領域6に位置するユーザのS/Nを向上することができる。
送信電力協調制御の方法としては、スケジューリングの他に、複数のセクタから同一のユーザに対して送信を行う方法がある。複数のセクタにおいてセル端領域にユーザが存在しているときには、一方のユーザのみを選択することで、そのユーザに対する干渉を少なくすることができる。また、セル端領域に存在するユーザに対して、複数のセクタから同時に送信を行うことにより、そのユーザの信号受信電力を増加させることができる。
なお、ここではアンテナ設置サイトを正六角形の120°ごとの頂点に配置するとしたが、厳密に120°ごととする必要はなく、その近傍の位置に配置すれば良い。この後に説明する実施の形態においても、配置位置の厳密さは要求されない。
このようなセクタ構成を有するセルは、前述した従来のセクタ構成を有するセルと同様に、セル繰り返し可能で面的展開可能である。
図2は、前記図1に示したセクタ構成を有するセルを面的展開した状態を示す図である。
この図において、21、22、23及び24はベースバンド装置を備えた基地局装置(BS)、31、32、33及び34は前記基地局装置21、22、23及び24内にそれぞれ設けられたベースバンド装置(BB)、41、42、43及び44は基地局装置21〜24によりカバーされる正六角形形状のセル、51、52、53、54、55、56、57及び58は、前記セル41〜44の正六角形の120度ごとの頂点に配置されたアンテナ設置サイトである。
このにおいては、各アンテナ設置サイト51〜58にはそれぞれ3個のRF装置(RF)が設けられており、該3個のRF装置は、それぞれ、異なる基地局装置21〜24に設けられたベースバンド装置31〜34に接続されている。
例えば、セル41の周辺部には、図示するように、アンテナ設置サイト51、52及び53が配置されており、前記基地局装置21のベースバンド装置31が、アンテナ設置サイト51に設けられている1個のRF装置、アンテナ設置サイト52に設けられている1個のRF装置及びアンテナ設置サイト53に設けられている1個のRF装置に光ファイバを介して接続されており、基地局装置21に接続されたRF装置に接続されたセクタアンテナの指向方向の中心は図中に矢印で示すように、セル41の中心部の方向とされている。また、アンテナ設置サイト53、54及び55に設けられているRF装置のうちの1個はそれぞれ基地局装置22内のベースバンド装置32に接続されており、該RF装置に接続されているセクタアンテナの指向方向の中心は、セル42の中心部の方向とされている。同様に、アンテナ設置サイト56、53及び57に設けられているRF装置のうちの1個はそれぞれ基地局装置23内のベースバンド装置33に接続され、該RF装置に接続されているセクタアンテナの指向方向の中心はセル43の中心部の方向とされており、アンテナ設置サイト58、51及び56に設けられているRF装置のうちの1個はそれぞれ基地局装置24内のベースバンド装置34に接続され、該RF装置に接続されているセクタアンテナの指向方向の中心はセル44の中心部の方向とされている。
このようなセクタ構成によれば、アンテナからの距離が大きくS/Nが低いセル端領域、セル41を例にとれば、太線59で示される領域が、セクタ間協調送信が行われる範囲(図中は線で示す円)内にあり、この領域内のユーザをセクタ間協調送信により救済することができる。
前記図11に示した従来のセクタ構成の場合は、セルの中心部に基地局装置が配置され、セクタアンテナの指向性はセルの中心から外側に向かうように設定されていた。このため、図11におけるセル端領域131に位置するユーザを救済するためには、セル間で協調送信を行う必要があったが、図2に示すセクタセル構成の場合には、同一の基地局の配下にあるベースバンド装置により管理されるRF装置を用いるセクタ間協調により救済することができる。
同一セル内で協調を行う場合は、セル間で協調を行う場合と比較して、1個のベースバンド装置に閉じて協調を行うことができるため、ネットワークを通じてのベースバンド装置間での信号のやり取り等が不要となるという利点がある。
次に、6セクタ・正六角形のセル構成の場合に適用した本発明の実施の形態について、図3を参照して説明する。
図3の(a)は従来の6セクタ・正六角形のセル構成のセクタ構成を示す図である。この図において、前記図11と同一の構成要素には同一の番号を付し、説明を省略する。
図3の(a)に示す従来のセクタセル構成の場合には、正六角形のセル127の中心部に基地局装置(BS)122が配置され、同じ場所に設置された6個のセクタアンテナの指向性はセルの外周部に向かうように設定されていた。この場合は、太線132で囲まれたセル端領域のユーザをセクタ間送信協調により救済することができなかった。
図3の(b)は6セクタ・正六角形のセル構成の場合に適用した本発明の実施の形態のセクタ構成例を示す図である。この図において、前記図2と同一の構成要素には同一の番号を付し、説明を省略する。
前記図2の3セクタの場合との相違は、正六角形のセル41〜44の120°ごとの頂点に設けられているアンテナ設置サイト61〜68が、それぞれ6個のRF装置を備えており、各RF装置に接続されたセクタアンテナの指向方向の中心は、そのRF装置が所属する基地局装置21〜24によりカバーされるセル41〜44の中心部の方向とされている。
図示する例では、セル41の周辺部に配置されているアンテナ設置サイト61に設けられている6個のRF装置のうちの2個のRF装置、アンテナ設置サイト62に設けられている6個のRF装置のうちの2個のRF装置、及び、アンテナ設置サイト63に設けられている6個のRF装置のうちの2個のRF装置は、基地局装置21に設けられているベースバンド装置31に接続されており、各RF装置に接続されているセクタアンテナの指向方向の中心は、セル41の中心部の方向とされている。また、セル42の周辺部に等間隔に配置されているアンテナ設置サイト63、64及び65のそれぞれに6個ずつ設けられているRF装置のうちの2個ずつのRF装置は、基地局装置22内に設けられているベースバンド装置32に接続されており、各RF装置に接続されているセクタアンテナの指向方向の中心はセル42の中心部の方向とされている。同様に、セル43の周辺部に配置されているアンテナ設置サイト66、63及び67のそれぞれに6個ずつ設けられているRF装置のうちの2個ずつのRF装置は基地局装置23内のベースバンド装置33に接続され、各RF装置に接続されているセクタアンテナの指向方向の中心はセル43の中心部の方向とされており、セル44の周辺部に配置されているアンテナ設置サイト68、61及び66のそれぞれに6個ずつ設けられているRF装置のうちの2個ずつのRF装置は基地局装置24内のベースバンド装置34に接続され、各RF装置に接続されているセクタアンテナの指向方向の中心はセル44の中心部の方向とされている。
これにより、各セクタアンテナからの距離が大きいセル端領域、例えば、セル41の場合における太線59で示す領域は、破線示すセクタ間協調送信が行われる範囲内となり、該セル端領域59に位置するユーザをセクタ間協調送信により救済することができる。
次に、本発明のさらに他の実施の形態について図4の(a)及び(b)を参照して説明する。この実施の形態は、3セクタセル構成に適用したものであるが、前記図1に示した参考例と各セクタアンテナの指向方向が異なっており、その結果セルの形状が正六角形とは異なる形状となっている。しかしながら、その形状は、正六角形の場合と同様に、セル繰り返し可能で面的展開が可能な形状である。
図4の(a)において、22、23及び24は前述の基地局装置、32、33及び34は前述のベースバンド装置、81〜87はアンテナ設置サイトである。図示する例では各アンテナ設置サイト81〜87には、それぞれ、3個のRF装置が設けられており、それぞれ異なる基地局装置22〜24に設けられているベースバンド装置32〜34に接続されている。そして、各RF装置に接続されたセクタアンテナの指向方向の中心は、循環的に同一の基地局装置に接続された他のアンテナ設置サイトの方向に設定されている。
具体的には、基地局装置24のベースバンド装置34はアンテナ設置サイト81の1個のRF装置、アンテナ設置サイト82の1個のRF装置及びアンテナ設置サイト83の1個のRF装置に接続されている。そして、アンテナ設置サイト81のRF装置に接続されたセクタアンテナの指向方向の中心はアンテナ設置サイト82の方向とされており、アンテナ設置サイト82のRF装置に接続されたセクタアンテナの指向方向の中心はアンテナ設置サイト83の方向とされており、アンテナ設置サイト83のRF装置に接続されたセクタアンテナの指向方向の中心はアンテナ設置サイト81の方向とされている。
同様に、基地局装置22のベースバンド装置32はアンテナ設置サイト83の1個のRF装置、アンテナ設置サイト84の1個のRF装置及びアンテナ設置サイト85の1個のRF装置に接続されており、アンテナ設置サイト83のRF装置に接続されたセクタアンテナの指向方向の中心はアンテナ設置サイト84の方向に、アンテナ設置サイト84のRF装置に接続されたセクタアンテナの指向方向の中心はアンテナ設置サイト85の方向に、アンテナ設置サイト85のRF装置に接続されたセクタアンテナの指向方向の中心はアンテナ設置サイト83の方向に設定されている。さらに、基地局装置23のベースバンド装置33にはアンテナ設置サイト86、83及び87に設けられている1個のRF装置に接続されており、それらのRF装置に接続されたセクタアンテナの指向方向の中心は、アンテナ設置サイト86→アンテナ設置サイト83→アンテナ設置サイト87となるように設定されている。
このようにして形成されるセルの形状は、図中71で示す形状となる。すなわち、アンテナ設置サイト81、82及び83を中心とする3個の正六角形から、各正六角形を3等分する五角形のうちの1個を結合した形状となる。
この形状のセルにおいても、アンテナから遠いセル端領域がセクタ間協調送信の範囲内となっており、セクタ間協調送信だけでセル端領域のユーザを救済することができる。また、図から明らかなように、この形状は、セル繰り返し可能で面的展開可能な形状である。
図4の(b)は、さらに他の実施の形態の構成を示す図である。
この図に示す実施の形態においては、一つのアンテナ設置サイトに3個のRF装置が設けられており、基地局装置に設けられたベースバンド装置は、第1のアンテナ設置サイトに設けられた3個のRF装置のうちの2個のRF装置と、該第1のアンテナ設置サイトに隣接する(第1のアンテナ設置サイトの2個のRF装置側の)第2のアンテナ設置サイトに設けられた1個のRF装置に接続される。そして、第2のアンテナ設置サイトのRF装置に接続されたセクタアンテナの指向方向の中心は、前記第1のアンテナ設置サイトの方向に設定されており、前記第1のアンテナ設置サイトに含まれる2個のRF装置に接続された2個のセクタアンテナの指向方向の中心は、前記第2のアンテナ設置サイトの方向から左右60度の方向(第2のアンテナ設置サイトの方向プラス60度の方向とマイナス60度の方向)に設定されている。
具体的には、図示するように、基地局装置21のベースバンド装置31は、アンテナ設置サイト82内の2個のRF装置と、アンテナ設置サイト84の1個のRF装置に接続されている。そして、アンテナ設置サイト84のRF装置に接続されたセクタアンテナの指向方向の中心は前記アンテナ設置サイト82の方向とされており、前記アンテナ設置サイト82の2個のRF装置に接続されたセクタアンテナの指向方向の中心は、前記アンテナ設置サイト84の方向プラス60度及び前記アンテナ設置サイト84の方向マイナス60度に設定されている。同様に、基地局装置22のベースバンド装置32は、アンテナ設置サイト83内の2個のRF装置とアンテナ設置サイト86内の1個のRF装置に接続されており、基地局装置24のベースバンド装置34は、アンテナ設置サイト81内の2個のRF装置とアンテナ設置サイト83内の1個のRF装置に接続されている。そして、各セクタアンテナの指向方向の中心は、それぞれ、前述と同様の方向に設定されている。
この実施の形態により形成されるセルの形状は、図中74で示す形状となる。すなわち、アンテナ設置サイト81を中心とする正六角形において、該正六角形を3等分する5角形のうちの2個と、該アンテナ設置サイト81に隣接するアンテナ設置サイト83を中心とする正六角形において該正六角形を3等分する5角形のうちの1個を結合した形状となる。
この形状のセルにおいても、アンテナから遠いセル端領域がセクタ間協調送信の範囲内となっており、前述の実施の形態の場合と同様に、セクタ間協調送信だけでセル端領域のユーザを救済することができる。また、図から明らかなように、この形状は、セル繰り返し可能で面的展開可能な形状である。
なお、図2に示した参考例では、各アンテナ設置サイト51〜58にそれぞれ3個ずつのRF装置が設けられているものとして説明し、図3に示した実施の形態では各アンテナ設置サイト61〜68にそれぞれ6個ずつのRF装置が設けられているものとして説明し、図4の(a)及び(b)に示した実施の形態では、各アンテナ設置サイト81〜87にそれぞれ3個ずつのRF装置が設けられているものとして説明したが、これに限られることはなく、任意の数のRF装置を任意の数のアンテナ設置サイトに設けることができる。例えば、アンテナ設置サイトに上述した数よりも少ないRF装置を設けた場合には、アンテナ設置サイトの数を増加させればよい。
また、上述した各実施の形態においては、ベースバンド装置31〜34が設けられた基地局装置21、22、23及び24が、それぞれ独立して配置されているものとして説明したが、これに限られることはない。各種のベースバンド装置(BB)とRF装置の設置形態を採用することができる。
ベースバンド装置とRF装置の各種の設置形態について図5を参照して説明する。なお、図5の(a)〜(c)において、前述した図2と同一の構成要素には同一の番号を付し、説明を省略する。
図5の(a)は、複数のベースバンド装置を局舍等に集中配置し、RF装置を各アンテナ設置サイトに配置する設置形態の一例を示す図である。
この図において、90は、例えばデータセンターなどの局舎であり、局舎90内に前述したベースバンド装置31〜34が集中配置されている。そして、各ベースバンド装置31〜34は、それぞれ、対応するアンテナ設置サイト51〜58内に設けられているRF装置に接続されている。
図5の(b)は、ベースバンド装置を特定のアンテナ設置サイトに集中配置し、RF装置を各アンテナ設置サイトに配置する設置形態の一例を示す図である。
この図に示す例では、アンテナ設置サイト54にRF装置とともにベースバンド装置31及び32が設置されており、アンテナ設置サイト58にRF装置とともにベースバンド装置33及び34が設置されている。そして、各ベースバンド装置31〜34はそれぞれ対応するアンテナ設置サイト51〜58に設けられているRF装置に接続される。
なお、ここでは、アンテナ設置サイト54と58に2個のベースバンド装置が設置されている例を示したが、設置されるベースバンド装置の数は任意に決定することができる。また、ベースバンド装置が集中配置されるアンテナ設置サイトも任意に決定することができる。
図5の(c)は、ベースバンド装置を各アンテナ設置サイトに配置し、RF装置を各アンテナ設置サイトに設置する設置形態の一例を示す図である。
この図に示す例では、各アンテナ設置サイト51〜58にRF装置とともにベースバンド装置を1個併設し、各ベースバンド装置31〜34がそれぞれ対応するアンテナ設置サイト51〜58にあるRF装置と接続するようにしている。なお、各アンテナ設置サイトに複数のベースバンド装置を配置するようにしてもよい。
以上説明したように、本発明の各実施の形態においては、セルの周辺部に複数のアンテナ設置サイトを配置し、各セクタアンテナの指向方向の中心をセルの内部の方向に設定している。これにより、アンテナから遠いセル端領域がセクタ間協調送信が行われる範囲内となってセクタ間協調送信が可能となり、セル端領域におけるスループットを改善することができる。
また、今まで説明した各実施の形態のいずれの場合も、パターン的に繰り返し可能な構成となっているので、面的展開も可能である。
次に、1ユーザに対して複数のセクタから送信を行うセクタ間協調送信について説明する。
図6は、セクタ間協調送信の形態について説明するための図である。ここでは、3セクタ・正六角形のセル構成の場合について説明する。この場合、セクタ間協調送信の形態としては、(a)セクタ間協調送信を行わない場合、(b)2セクタがセクタ間協調送信を行う場合、及び(c)3セクタがセクタ間協調送信を行う場合の3通りある。
そして、(a)のセクタ間協調送信を行わない場合は、各セクタが自セクタセル内に位置するユーザに対して送信をする場合であり、その組合せは1通り(セクタ組合せが1通り、ユーザ選択が1通り)となる。(b)の2セクタが協調送信を行う場合は、協調送信を行うセクタの組合せが3通り(3セクタ中の2セクタの選択)、ユーザの選択が2通り(協調送信を行う2個のセクタ内に位置するユーザのどちらを選択するか)あることから6通りの組合せがある。また、(c)の3セクタがセクタ間協調送信を行う場合は、協調送信を行うセクタの組合せは1通り(3セクタ)、ユーザの選択が3通り(3セクタのうちのどのセクタ内に位置するユーザを選択するか)あることから3通りの組合せがある。
以上のことから、この場合には、セクタ間協調送信の形態が10通りあり、その全10通りの組合せの中からセル全体のスループットを最大とする組合せを選択する。
セクタ間協調送信においては、協調送信を行う複数のセクタから同一の信号を送信する。このとき、セクタ間で位相制御を行わない場合(電力合成)と、位相制御により同相合成を行う場合がある。
図7の(a)はセクタ間で位相制御を行わない場合であり、RF装置111から送信された信号とRF装置112から送信された信号がユーザの受信機で電力合成される。
RF装置111及び112からの送信信号をs、RF装置111から受信機までの伝搬路応答をh1、RF装置112から受信機までの伝搬路応答をh2とすると、受信電力rPは、次式で表される。
Figure 0005415310
図7の(b)は位相制御を行う場合であり、RF装置111から送信された信号とRF装置112から送信された信号が位相を合わせて受信機に到達し、同相合成される。
この場合、RF装置112は次式で示される信号を送信する。
Figure 0005415310
受信機における受信電力rPは、次式で表される。
Figure 0005415310
次に、計算機シミュレーションにより、本発明のセクタ構成及びセクタ間協調送信の特性を評価した結果について説明する。ここで、セル配置を19セル正則配置、3セクタ、サイト間距離を500[m]、基地局送信電力を46[dBm]、アンテナ構成を送信1、受信1、送信アンテナ利得を14[dB]、水平面アンテナ指向性をA(θ)=-min[12(θ/θ3dB)2,Am][dB]、θ3dB=70[degree](半値幅)、Am=20(FB比)、屋内浸透損失20[dB]、伝搬損失を128.1-37.6log10(R)[dB]; R=距離[km]とし、スループットをSIRに基づくシャノン容量より算出した。また、シャドウイングは考慮せず、さらに、干渉リミテッドな環境を仮定し熱雑音も考慮しないものとした。
図8は、アンテナ設置サイトからの距離が一定値以上離れた場所に位置するユーザ(セル端ユーザ)の平均スループットを示す図である。本発明のセクタ構成では、アンテナ設置サイトから離れたセル端においてセクタ間協調送信の効果が顕著に現れるため、従来配置と比較して大幅に特性を改善できる。セル半径の0.9倍以上離れた場所の平均スループットは、同相合成時において、本発明のセクタ構成では約1.2bps/Hz、従来配置では約0.23bps/Hzとなり、約5倍特性が優れている。また、協調無しの場合と比較しても2倍以上の改善が図られている。
図9は、セル全体のスループットのCDF特性を示す図である。セクタ間協調制御によりセル全体のスループットは大きく改善し、特に同相合成時には、従来配置で14%、本発明のセクタ構成で10%セル全体の平均スループットをそれぞれ改善できる。本発明のセクタ構成では、従来のセクタ構成と比較して、ほぼ同等のセル全体のスループットの改善効果を得る一方で、セル端特性を大幅に改善することができる。
1,41,42,43,44:セル、2,3,4:セクタ、11,21,22,23,24:基地局装置、12,31,32,33,34:ベースバンド装置、13,14,15,51,52,53,54,55,56,57,58,61,62,63,64,65,66,67,68,81,82,83,84,85,86,87:アンテナ設置サイト、16:光ファイバ、

Claims (7)

  1. 6セクタ・正六角形のセル構成を採用した無線通信システムであって
    同一基地局に所属する3個のアンテナ設置サイトを前記正六角形の120°ごとの頂点に配置し、各アンテナ設置サイトに2個のセクタアンテナを設置し、該2個のセクタアンテナの指向方向の中心を同一基地局に所属する他のアンテナ設置サイトの方向にそれぞれ設定することにより、セル繰り返し可能で面的展開可能なセルを形成したことを特徴とする無線通信システム。
  2. 3セクタセル構成を採用した無線通信システムであって
    同一基地局に所属する3個のアンテナ設置サイトを正三角形の各頂点に配置し、各アンテナ設置サイトに1個ずつのセクタアンテナを設置し、前記セクタアンテナの指向方向の中心を循環的に、同一基地局に所属する他のアンテナ設置サイトの方向に設定することにより、セル繰り返し可能で面的展開可能なセルを形成したことを特徴とする無線通信システム。
  3. 3セクタセル構成を採用した無線通信システムであって
    同一基地局に所属する第1及び第2のアンテナ設置サイトを離間して配置し、前記第1のアンテナ設置サイトに1個のセクタアンテナを設置して、該セクタアンテナの指向方向の中心を前記第2のアンテナ設置サイトの方向に設定し、前記第2のアンテナ設置サイトに2個のセクタアンテナを設置して、該2個のセクタアンテナの指向方向の中心を前記第1のアンテナ設置サイトの方向からそれぞれ左右60度方向に設定することにより、セル繰り返し可能で面的展開可能なセルを形成したことを特徴とする無線通信システム。
  4. 前記請求項ないしのいずれかに記載の無線通信システムであって、
    ベースバンド信号処理を行うベースバンド装置と、
    前記ベースバンド装置と前記セクタアンテナに接続され、無線周波数に関わる処理を行うRF装置を備え、
    前記RF装置は前記セクタアンテナとともに前記アンテナ設置サイトに設置され、前記ベースバンド装置は前記アンテナ設置サイトとは異なる場所に設置されていることを特徴とする無線通信システム。
  5. 前記請求項ないしのいずれかに記載の無線通信システムであって、
    ベースバンド信号処理を行うベースバンド装置と、
    前記ベースバンド装置と前記セクタアンテナに接続され、無線周波数に関わる処理を行うRF装置を備え、
    前記RF装置は前記セクタアンテナとともに前記アンテナ設置サイトに設置され、前記ベースバンド装置は前記アンテナ設置サイトとは異なる場所に集中的に設置されていることを特徴とする無線通信システム。
  6. 前記請求項ないしのいずれかに記載の無線通信システムであって、
    ベースバンド信号処理を行うベースバンド装置と、
    前記ベースバンド装置と前記セクタアンテナに接続され、無線周波数に関わる処理を行うRF装置を備え、
    前記RF装置は前記セクタアンテナとともに前記アンテナ設置サイトに設置され、前記ベースバンド装置は前記アンテナ設置サイトのうちの一部のアンテナ設置サイトに設置されていることを特徴とする無線通信システム。
  7. 前記請求項ないしのいずれかに記載の無線通信システムであって、
    ベースバンド信号処理を行うベースバンド装置と、
    前記ベースバンド装置と前記セクタアンテナに接続され、無線周波数に関わる処理を行うRF装置を備え、
    前記アンテナ設置サイトに、前記ベースバンド装置、前記RF装置及び前記セクタアンテナを設置したことを特徴とする無線通信システム。
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