JP5414429B2 - 文字入力装置、文字入力システム、処理出力装置 - Google Patents

文字入力装置、文字入力システム、処理出力装置 Download PDF

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Description

従来の文字入力装置において、アルファベットや数値などの入力キーを有するものがあった(例えば、特許文献1参照)。また、文字入力の際にタッチパッドを必要とするものがあった(例えば、特許文献2参照)。
また、従来、ひらがなキーボードが存在した(非特許文献1参照)。
特開2009−151646号公報(第1頁、第1図等) 特開2009−53759号公報(第1頁、第1図等)
小型ひらがなキーボードUSB、インターネット<URL:http://www.ttools.co.jp/product/hand/kogata_kbd/index.html>
しかしながら、従来、手軽な文字入力手段が存在しなかった。
本第一の発明の文字入力装置は、2以上の各指に設置され、叩く対象の物である殴打対象を叩いたことを検知する検知手段と、検知手段が殴打対象を叩いたことを検知した場合に、指を識別する指識別子を含む情報であり、叩いたことを示す情報である殴打情報を出力する殴打情報出力手段とを具備する2以上の指入力部と、殴打情報出力手段が出力した殴打情報を、順次、受け付け、一時格納する殴打情報受付部と、殴打情報受付部が受け付けた2または3以上の殴打情報から、文字情報を構成する文字情報構成部と、文字情報構成部が構成した文字情報を出力する文字情報出力部とを具備する文字入力装置である。
かかる構成により、手軽な入力手段を提供できる。
また、本第二の発明の文字入力装置は、第一の発明に対して、文字情報構成部は、2以上の指識別子の組と一の文字情報とを有する文字変換情報を2以上格納している文字変換情報格納手段と、殴打情報受付部が受け付けた2以上の殴打情報に対応する一の文字情報を、文字変換情報格納手段から取得する文字情報取得手段とを具備する文字入力装置である。
かかる構成により、手軽で、文字入力しやすい入力手段を提供できる。
また、本第三の発明の文字入力装置は、第二の発明に対して、文字変換情報格納手段は、順序性を有する2以上の文字識別子と一の文字情報とを有する文字変換情報を2以上格納しており、文字情報取得手段は、殴打情報受付部が受け付けた2以上の殴打情報について、受け付けられた順序も考慮して、2以上の殴打情報に対応する一の文字情報を、文字変換情報格納手段から取得する文字入力装置である。
かかる構成により、手軽で、文字入力しやすい入力手段を提供できる。
また、本第四の発明の文字入力装置は、第一から第三いずれかの発明に対して、文字情報構成部は、構成した1以上の文字情報を一時的に格納し得る文字情報格納バッファを具備し、構成した1以上の文字情報を文字情報格納バッファに一時的に格納し、殴打情報受付部が受け付けた1以上の殴打情報が、予め決められた文字情報の出力指示である場合に、文字情報格納バッファに一時的に格納されている1以上の文字情報を文字情報出力部に渡し、文字情報格納バッファに格納されている1以上の文字情報を文字情報格納バッファから削除し、文字情報出力部は、文字情報構成部から渡された1以上の文字情報を出力する文字入力装置である。
かかる構成により、1以上の文字列が確定させてから、一挙に出力できる。
また、本第五の発明の文字入力装置は、第一から第四いずれかの発明に対して、文字情報出力部は、文字情報構成部が構成した文字情報を、外部の装置に送信する文字入力装置である。
かかる構成により、手軽な入力手段を提供できる。
また、本第六の発明の文字入力装置は、第一から第四いずれかの発明に対して、文字情報出力部は、文字情報構成部が構成した文字情報を音声情報に変換し、音声情報を用いて音声出力する文字入力装置である。
かかる構成により、声を失った方用の、コミュニケーション支援ツールを提供できる。
また、本第七の発明の文字入力装置は、第一から第六いずれかの発明に対して、指入力部は、10個であり、各指入力部は、両手の異なる各指に装着される文字入力装置である。
かかる構成により、手軽な入力手段を提供できる。
また、本第八の発明の文字入力システムは、第一から第七いずれかの発明に対して、文字入力装置と処理出力装置とを具備する文字入力システムであって、文字入力装置は、2以上の指入力部を具備し、指入力部が有する殴打情報出力手段は、2以上の殴打情報を送信し、処理出力装置は、殴打情報受付部と、文字情報構成部と、文字情報出力部とを具備し、殴打情報受付部は、2以上の殴打情報を、順次、受信する文字入力システムである。
かかる構成により、手軽な入力手段を提供できる。
また、本第九の発明の文字入力装置は、第八の発明に対して、文字入力システムを構成する文字入力装置である。
かかる構成により、手軽な入力手段を提供できる。
また、本第十の発明の処理出力装置は、第八の発明に対して、文字入力システムを構成する処理出力装置である。
かかる構成により、手軽な入力手段を提供できる。
本発明による文字入力装置によれば、手軽な文字の入力手段を提供できる。
実施の形態1における文字入力システム1を構成する文字入力装置11の外観図 同文字入力システムのブロック図 同指入力部の外観図 同指入力部の正面図、側面図、および下面図 同文字入力システムの動作について説明するフローチャート 同50音表と指識別子との対応を示す図 同文字変換情報管理表の例を示す図 同文字入力システム1の具体的な構成例を示す図 同文字入力システム1の具体的な構成例を示す図 同文字変換情報管理表の例を示す図 同バッファクリア処理の動作について説明するフローチャート 同文字変換情報管理表を示す図 同文字変換情報管理表を示す図 同文字変換情報管理表の動作について説明するフローチャート 実施の形態2における文字入力装置のブロック図
以下、文字入力装置等の実施形態について図面を参照して説明する。なお、実施の形態において同じ符号を付した構成要素は同様の動作を行うので、再度の説明を省略する場合がある。
(実施の形態1)
本実施の形態において、センサ等の検知手段を設置した入力部を、各指に装着し、当該入力部により入力された2以上の情報を組み合わせて文字を構成し、出力する文字入力システム等について説明する。
図1は、本実施の形態における文字入力システム1を構成する文字入力装置11の外観図である。文字入力システム1は、文字入力装置11、処理出力装置12を備える。文字入力装置11は、文字を入力する、ユーザとのインターフェイスである。文字入力装置11は、殴打対象を叩いたことを検知し、叩いた指を識別する指識別子を含む情報であり、叩いたことを示す情報である殴打情報を出力する装置である。また、処理出力装置12は、文字入力装置11を用いて入力された情報を文字に変換し、出力する装置である。
図2は、本実施の形態における文字入力システム1のブロック図である。
文字入力装置11は、複数の指入力部111を備える。文字入力装置11は、通常、両方の手の全部の指に装着されるので、10個の指入力部111を備える。指入力部111は、検知手段1111、殴打情報出力手段1112を備える。
処理出力装置12は、殴打情報受付部121、文字情報構成部122、文字情報出力部123を備える。文字情報構成部122は、文字変換情報格納手段1221、文字情報取得手段1222、文字情報格納バッファ1223を備える。
指入力部111は、指に装着される。指入力部111は、殴打対象を叩いたことを検知した場合に、指を識別する指識別子を含む情報であり、叩いたことを示す情報である殴打情報を出力する。殴打情報が指識別子を含むとは、殴打情報の受け取り側が、殴打された指を識別できれば良い趣旨である。指識別子は、実体的に存在しなくても良い。殴打情報は、指識別子のみでも良い。ここで、殴打対象とは、机、台、壁など、接触できるものであれば何でも良い。指識別子は、予め、指入力部111が格納している。また、殴打とは、必ずしも強く叩く意味ではなく、接触程度でも良い趣旨である。ただし、殴打対象の材質、大きさ、形状などは問わず、殴打や接触可能であれば、殴打対象は何でも良い。また、出力とは、外部の装置への送信が好適であるが、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタへの印字、音出力、記録媒体への蓄積、他の処理出力装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。指入力部111は、図3に示すように、例えば、指輪状のパイプである指先固定部1113により、各指に固定される。また、指入力部111は、ユーザが、任意の殴打対象13を叩くことにより、文字が入力される。また、図4は、指入力部111の(a)正面図、(b)側面図、(c)下面図である。指入力部111は、検知手段1111と、指先固定部1113とを具備する。なお、指先固定部1113は、指に指入力部111を固定するものであれば、パイプ状でなくても良い。指先固定部1113は、例えば、接着剤、シールなどにより、指に指入力部111を固定するものであっても良い。なお、例えば、指入力部111から、電線が引き出され、後述する処理出力装置12に導かれる。
また、検知手段1111は、2以上の各指に設置され、叩く対象の物である殴打対象が叩かれたことを検知する。検知手段1111は、図4においては、スイッチになっているが、形状等は問わない。検知手段1111は、例えば、圧力センサ、歪みセンサ、電気的なスイッチ等である。また、上述したように、ユーザが文字入力する際に叩く強さは、問わない。接触する程度でも良い。つまり、叩く強さは、検知手段1111の検知の感度による。
殴打情報出力手段1112は、検知手段1111が殴打対象を叩いたことを検知した場合に、直ちに、指を識別する指識別子を含む情報であり、叩いたことを示す情報である殴打情報を出力する。殴打情報出力手段1112は、指識別子を予め格納している。指識別子は、指入力部111から伸びている信号線に対応付けられている情報でも良い。殴打情報出力手段1112は、信号を出力できる手段であれば何でも良い。
殴打情報受付部121は、殴打情報出力手段1112が出力した殴打情報を、順次、受け付け、一時格納する。殴打情報受付部121は、殴打情報を格納する記憶媒体(バッファ)を有する。殴打情報受付部121は、2以上の殴打情報を、順次、受信する。ここで、受け付けとは、通常、有線もしくは無線の通信回線を介して送信された情報の受信である。
文字情報構成部122は、殴打情報受付部121が受け付けた2または3以上の殴打情報から、文字情報を構成する。ここで、構成とは、検索や読み出しや取得などを含む概念である。
文字情報構成部122は、構成した1以上の文字情報を一時的に格納し得る文字情報格納バッファ1223を具備しても良い。そして、かかる場合、文字情報構成部122は、構成した1以上の文字情報を文字情報格納バッファ1223に一時的に格納し、殴打情報受付部121が受け付けた1以上の殴打情報が、予め決められた文字情報の出力指示(例えば、ENTERに該当する)である場合に、文字情報格納バッファ1223に一時的に格納されている1以上の文字情報を文字情報出力部123に渡す。そして、1以上の文字情報を文字情報出力部123に渡した後、文字情報構成部122は、文字情報格納バッファ1223に格納されている1以上の文字情報を文字情報格納バッファ1223から削除する(クリアする)ことは好適である。また、文字情報格納バッファ1223を利用する場合、通常、文字情報格納バッファ1223に格納された文字情報は、図示しないバッファ内表示手段により、表示される。バッファ内表示手段は、ディスプレイのドライバーソフトまたは、ディスプレイのドライバーソフトとディスプレイ等で実現され得る。
文字情報構成部122は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。文字情報構成部122の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
文字変換情報格納手段1221は、文字変換情報を2以上格納している。文字変換情報は、2以上の指識別子の組と、一の文字情報とを有する。なお、文字情報は、消去などの制御コードを含む、と考えても良い。文字変換情報格納手段1221は、順序性を有する2以上の指識別子と一の文字情報とを有する文字変換情報を2以上格納していることが好適である。文字情報とは、文字コード、文字を特定するIDなど、文字を識別できる情報であれば良い。「順序性を有する」とは、指識別子の順序も意味を有することである。文字変換情報格納手段1221は、不揮発性の記録媒体が好適であるが、揮発性の記録媒体でも実現可能である。文字変換情報格納手段1221に文字変換情報が記憶される過程は問わない。例えば、記録媒体を介して文字変換情報が文字変換情報格納手段1221で記憶されるようになってもよく、通信回線等を介して送信された文字変換情報が文字変換情報格納手段1221で記憶されるようになってもよく、あるいは、入力デバイスを介して入力された文字変換情報が文字変換情報格納手段1221で記憶されるようになってもよい。
文字情報取得手段1222は、殴打情報受付部121が受け付けた2以上の殴打情報に対応する一の文字情報を、文字変換情報格納手段1221から取得する。文字情報取得手段1222は、殴打情報受付部121が受け付けた2以上の殴打情報について、受け付けられた順序も考慮して、2以上の殴打情報に対応する一の文字情報を、文字変換情報格納手段1221から取得することが好適である。「順序も考慮して」とは、2以上の指識別子の組み合わせが一致しても、順序が一致しない場合は、一致しないとして、文字情報を取得しない意味である。2以上の殴打情報とは、通常、2つの殴打情報である。かかる場合、最初の殴打情報により、文字の子音または母音が特定され、次の殴打情報により、文字の母音または子音が特定される。また、文字情報取得手段1222は、上述したように、取得した文字情報を文字情報格納バッファ1223に一時的に蓄積し、1以上の殴打情報が、予め決められた文字情報の出力指示である場合に、文字情報格納バッファ1223内の1以上の文字情報を、文字情報出力部123に渡して、その後、文字情報格納バッファ1223に格納されている1以上の文字情報を文字情報格納バッファ1223から削除することは好適である。一方、文字情報取得手段1222は、文字情報を取得するごとに、取得した文字情報を文字情報出力部123に渡しても良い。
文字情報取得手段1222は、通常、MPUやメモリ等から実現され得る。文字情報取得手段1222の処理手順は、通常、ソフトウェアで実現され、当該ソフトウェアはROM等の記録媒体に記録されている。但し、ハードウェア(専用回路)で実現しても良い。
文字情報出力部123は、文字情報構成部122が構成した文字情報を出力する。つまり、文字情報出力部123は、通常、文字情報構成部122から1以上の文字情報を渡された後、直ちに、渡された1以上の文字情報を出力する。ここで、出力とは、ディスプレイへの表示、プロジェクターを用いた投影、プリンタへの印字、外部の装置への送信、音出力、記録媒体への蓄積、他の処理出力装置や他のプログラムなどへの処理結果の引渡しなどを含む概念である。文字情報出力部123は、ディスプレイやスピーカー等の出力デバイスを含むと考えても含まないと考えても良い。文字情報出力部123は、出力デバイスのドライバーソフトまたは、出力デバイスのドライバーソフトと出力デバイス等で実現され得る。
次に、文字入力システム1の動作について、図5のフローチャートを用いて説明する。
(ステップS501)文字入力装置11を構成する指入力部111の検知手段1111は、殴打対象が叩かれたことを検知したか否かを判断する。検知すればステップS502に行き、検知しなければステップS501に戻る。
(ステップS502)殴打情報出力手段1112は、指識別子を取得する。
(ステップS503)殴打情報出力手段1112は、指識別子を含む殴打情報を出力する。なお、ここで、殴打対象が叩かれた場合、すべての指に配置されている指入力部111から、同一の信号が出力され、信号を受け付ける側で、どの指で叩いたかを識別できる場合も、指識別子を含む殴打情報が出力された、とする。
(ステップS504)処理出力装置12の殴打情報受付部121は、殴打情報を受け付けたか否かを判断する。殴打情報を受け付ければステップS505に行き、殴打情報を受け付けなければステップS504に戻る。
(ステップS505)殴打情報受付部121は、ステップS504で受け付けた殴打情報をバッファに一時格納する。
(ステップS506)文字情報構成部122の文字情報取得手段1222は、バッファ内のすべての殴打情報を用いて、文字変換情報格納手段1221を検索する。
(ステップS507)文字情報取得手段1222は、ステップS506における検索の結果、バッファ内のすべての殴打情報に合致する殴打情報を有する文字変換情報が存在するか否かを判断する。存在すればステップS508に行き、存在しなければステップS501に戻る。
(ステップS508)文字情報取得手段1222は、バッファ内のすべての殴打情報に合致する殴打情報を有する文字変換情報に含まれる文字情報を取得する。
(ステップS509)文字情報出力部123は、ステップS508で取得された文字情報を出力する。
(ステップS510)文字情報取得手段1222は、バッファをクリアする。かかる処理をバッファクリア処理という。ステップS501に戻る。
なお、図5のフローチャートにおいて、電源オフや処理終了の割り込みにより処理は終了する。
また、図5のフローチャートにおいて、殴打情報に含まれる指識別子が実体を有さない場合、ステップS502の処理は省略される。
以下、本実施の形態における文字入力システム1の具体的な動作について説明する。文字入力システム1の概念図は図1である。
今、文字入力システム1において、例えば、右手の小指の指識別子を「1」、右手の薬指の指識別子を「2」、右手の中指の指識別子を「3」、右手の人差し指の指識別子を「4」、右手の親指の指識別子を「5」、左手の親指の指識別子を「6」、左手の人差し指の指識別子を「7」、左手の中指の指識別子を「8」、左手の薬指の指識別子を「9」、左手の小指の指識別子を「10」である、とする。
そして、文字入力システム1を用いた場合、図6に示すように、2つの指識別子により、一の文字情報が特定できる、とする。図6は、ひらがなの50音表である。また、文字入力システム1を用いて入力する場合、第一の入力(殴打)により母音が決定され、第二の入力(殴打)により子音が決定される、とする。つまり、第一の入力(殴打)により、50音表の行が決定され、第二の入力(殴打)により50音表の列が決定される。なお、第一の入力(殴打)により子音が決定され、第二の入力(殴打)により母音が決定されても良いことは言うまでもない。
また、上記の条件の場合、文字変換情報格納手段1221は、図7に示す文字変換情報管理表を保持している。文字変換情報管理表は、「文字」「文字情報」「指識別子群」を有するレコードを1以上(通常、50以上)格納している。「文字」は表示される文字である。「文字情報」は、ここでは文字コード(ここでは、SJIS)である。「指識別子群」は、2以上の指識別子である。
以上の環境の元、以下の2つの具体例を用いて、文字入力システム1について説明する。
(具体例1)
具体例1は、文字入力システム1を、声を失った方用のコミュニケーション支援ツールとして利用する場合の例である。
そして、ユーザは、図1に示すように、10個の文字入力装置11を、それぞれ対応する指に装着した、とする。
かかる場合の文字入力システム1の構成は、図8のようになる。つまり、ここでの文字入力システム1の検知手段1111は、感圧センサ(例えば、タクトスイッチ)である。また、殴打情報出力手段1112は、例えば、BlueTooth(登録商標)を用いた無線通信手段である。また、殴打情報受付部121は、例えば、BlueTooth(登録商標)による通信が可能な無線通信手段である。また、文字情報構成部122は、例えば、ソフトウェアにより実現される。また、文字情報出力部123は、音声合成ソフトウェアとスピーカ(またはイヤホン)からなる。そして、殴打情報受付部121および文字情報構成部122と音声合成ソフトウェアとは、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ内に設置、格納されている。
以上の状況において、ユーザは、殴打対象である机を、右手の親指で殴打した、とする。すると、検知手段1111は、右手の親指での殴打を検知する。
次に、殴打情報出力手段1112は、指識別子「1」を取得する。そして、殴打情報出力手段1112は、指識別子を含む殴打情報(ここでは「1」)をパーソナルコンピュータに送信(出力)する。
次に、処理出力装置12の殴打情報受付部121は、指識別子「1」を受信する。そして、殴打情報受付部121は、受信した指識別子「1」をバッファに一時格納する。ここでのバッファの内容は「1」である。
次に、文字情報構成部122の文字情報取得手段1222は、バッファ内のすべての殴打情報「1」を用いて、図7の文字変換情報管理表を検索する。そして、文字情報取得手段1222は、指識別子「1」に一致する指識別子群を有するレコードが、文字変換情報管理表に存在しない、と判断する。
次に、ユーザは、殴打対象である机を、左手の中指で殴打した、とする。
次に、殴打情報出力手段1112は、指識別子「8」を取得する。そして、殴打情報出力手段1112は、指識別子を含む殴打情報(ここでは「8」)をパーソナルコンピュータに送信(出力)する。
次に、処理出力装置12の殴打情報受付部121は、指識別子「8」を受信する。そして、殴打情報受付部121は、受信した指識別子「8」をバッファに一時格納する。ここでのバッファの内容は「1,8」である。
次に、文字情報構成部122の文字情報取得手段1222は、バッファ内のすべての殴打情報「1,8」を用いて、図7の文字変換情報管理表を検索する。そして、文字情報取得手段1222は、指識別子「1,8」に一致する指識別子群を有するレコードが、文字変換情報管理表に存在する、と判断する。
そして、文字情報取得手段1222は、バッファ内のすべての殴打情報に合致する殴打情報を有する文字変換情報に含まれる文字情報「82E7」(文字「ら」のSJISコード)を取得する。なお、ここでの文字情報は、文字「ら」でも良い。
次に、音声合成ソフトウェアは、文字情報(「82E7」または「ら」)から、「ら」の音情報を構成し、スピーカーに出力する。そして、「ら」が聞こえる。
以上の動作を繰り返すことにより、種々の文字が音声出力され得る。そのため、声を失った方用の、コミュニケーション支援ツールを提供できる。
(具体例2)
具体例2は、文字入力システム1を、手軽に文字を入力するツールとして利用する場合の例である。
そして、ユーザは、図1に示すように、10個の文字入力装置11を、それぞれ対応する指に装着した、とする。
かかる場合の文字入力システム1の構成は、図9のようになる。つまり、ここでの文字入力システム1の検知手段1111は、感圧センサ(例えば、タクトスイッチ)である。また、殴打情報出力手段1112は、例えば、BlueTooth(登録商標)を用いた無線通信手段である。また、殴打情報受付部121は、例えば、BlueTooth(登録商標)による通信が可能な無線通信手段である。また、文字情報構成部122は、例えば、ソフトウェアにより実現される。また、文字情報出力部123は、文字表示ソフトウェアとディスプレイからなる。そして、殴打情報受付部121および文字情報構成部122と文字表示ソフトウェアとは、例えば、いわゆるパーソナルコンピュータ内に設置、格納されている。
以上の状況において、ユーザは、具体例1の場合と同様に、殴打対象である机を、右手の親指で殴打し、次に、左手の中指で殴打した、とする。
すると、文字情報出力部123により、文字「ら」がディスプレイに表示される。文字「ら」を構成する文字コードが取得されるまでの処理(文字情報出力部123に文字情報が渡されるまでの処理)は、具体例1と同様であるので説明を省略した。
以上、本具体例において、手軽で、文字入力しやすい文字の入力手段を提供できる。
以上、本実施の形態によれば、手軽で、文字入力しやすい文字の入力手段を提供できる。また、本実施の形態によれば、声を失った方用の、コミュニケーション支援ツールを提供できる。
なお、本実施の形態によれば、文字入力システム1は、文字入力装置11、処理出力装置12に分離されていた。しかし、実施の形態2で示すように、一体の装置でも良い。
また、本実施の形態の具体例において、ひらがなの50音の文字変換情報管理表について説明した。しかし、文字変換情報管理表は、ひらがなの50音だけではなく、ひらがなの濁音(「が」、「ぎ」等)や、カタカナやアルファベット、「delete」や「スペース」や「Enter」などのキー等に対応していることは好適である。例えば、かかる場合の文字変換情報管理表は、図10である。図10の文字変換情報管理表は、「文字等」「文字情報/制御コード」「指識別子群」を有するレコードを1以上(通常、50以上)格納している。「文字等」は、文字または制御コードを示す。制御コードは、例えば、1文字を消去する「delete」や、入力を確定等する「Enter」や、文字入力のモード変換を行う「モード変換」である。モード変換は、例えば、ひらがた文字入力やカタカナ文字入力やアルファベット入力などのモードの変換である。モード変換の入力を受け付けるごとに、例えば、文字入力のモードが「ひらがた文字入力→カタカナ文字入力→アルファベット入力→ひらがた文字入力・・・」と切り替わる、とする。また、1打目や3打目に受け付けられた指識別子が「6」以上である場合、50音以外の文字の入力、または制御コードの入力として処理される。つまり、文字情報取得手段1222が、指識別子群「1,6」を受け付けた段階では、文字「は」と認識するが、次に(3打目に)指識別子「7」を受け付ければ文字「ぱ」と認識する。また、文字情報取得手段1222が、指識別子「6」を受け付ければ、1文字削除する(文字情報出力部123は、1文字削除の制御コードを出力する)。
なお、かかる場合、バッファ内の殴打情報をクリアするタイミングが、図5のフローチャートとは異なる。つまり、ステップS510のバッファクリア処理は、図11のフローチャートのようになる。
(ステップS1101)文字情報取得手段1222は、受け付けられた殴打情報の殴打が奇数打目であるか否かを判断する。奇数打目であればステップS1102に行き、奇数打目でなければステップS1103に行く。なお、例えば、文字情報取得手段1222は、バッファ内の指識別子が奇数個存在するか否かにより、奇数打目であるか否かを判断する。
(ステップS1102)文字情報取得手段1222は、バッファ内の最後の指識別子が6以上であるか否かを判断する。6以上であればステップS1104に行き、6以上でなければ上位処理にリターンする。
(ステップS1103)文字情報取得手段1222は、モード変換等の特定の制御コードなどの指識別子群(入力確定の指識別子群)に、バッファ内の指識別子群が一致するか否かを判断する。一致すればステップS1104に行き、一致しなければ上位処理にリターンする。
(ステップS1104)文字情報取得手段1222は、バッファをクリアする。上位処理にリターンする。
また、本実施の形態において、文字変換情報格納手段1221に格納されている2以上の文字変換情報は、図12に示す文字変換情報管理表でも良い。図12に示す文字変換情報管理表は、2識別子用の表である。2識別子用の表とは、2回の連続する殴打(入力)により、文字情報が決定される場合に利用する表である。図12の文字変換情報管理表を採用する場合、例えば、左手の小指の指識別子が「1」、左手の薬指の指識別子を「2」、左手の中指の指識別子を「3」、左手の人差し指の指識別子を「4」、左手の親指の指識別子を「5」、右手の親指の指識別子を「6」、右手の人差し指の指識別子を「7」、右手の中指の指識別子を「8」、右手の薬指の指識別子を「9」、右手の小指の指識別子を「10」である、とする。そして、図12によれば、例えば、主として、第一の入力(殴打)により子音(50音表の列)が決定され、第二の入力(殴打)により母音(50音表の行)が決定される、とする。つまり、図12において、(第一の入力の指識別子,第二の入力の指識別子)[以下、2つの入力、と適宜、表現する。]が(1,6)である場合、文字情報取得手段1222は、文字情報「あ」を取得する。そして、2つの入力が(1,7)である場合、文字情報取得手段1222は、文字情報「い」を取得する。また、2つの入力が(2,6)である場合、文字情報取得手段1222は、文字情報「か」を取得する。また、2つの入力が(1,1)である場合、文字情報取得手段1222は、命令「消去」を取得し、1文字削除する、とする。ここで、削除とは、文字情報格納バッファ1223内の文字情報の削除である。
また、2つの入力が(1,5)である場合、文字情報取得手段1222は、文字情報「スペース」を取得する。また、2つの入力が(5,5)である場合、文字情報取得手段1222は、予め決められた文字情報の出力指示であると判断し、文字情報格納バッファ1223内の1以上の文字情報を、文字情報出力部123に渡して、その後、文字情報格納バッファ1223に格納されている1以上の文字情報を文字情報格納バッファ1223から削除する。さらに、2つの入力が(1,2)(1,3)(1,4)(2,2)(2,3)(2,4)(3,2)(3,3)(3,4)(4,2)(4,3)(4,4)(5,2)(5,3)(5,4)である場合、2つの連続する入力(殴打)では、文字情報または制御命令(出力命令や消去命令など)は決定されず、3つの連続する入力(殴打)により、文字情報または制御命令が決定される、とする。
そして、3つの連続する入力(殴打)により、決定される文字情報または制御命令を特定する文字変換情報管理表(3識別子用の表)を、図13に示す。図13の文字変換情報管理表も、文字変換情報格納手段1221に格納されていることは言うまでもない。図13の行は第一の入力の指識別子と第二の入力の指識別子を示し、図13の列は第三の入力の指識別子を示す。つまり、図13において、3つの連続する入力(第一の入力の指識別子,第二の入力の指識別子,第三の入力の指識別子)が(2,4,6)の場合、文字情報取得手段1222は、文字情報「が」を取得する。また、図13において、3つの連続する入力が(6,3,6)の場合、文字情報取得手段1222は、文字情報「ぱ」を取得する。さらに、図13において、3つの連続する入力が(8,2,8)の場合、文字情報取得手段1222は、文字情報「ゅ」(小さい「ゆ」)を取得する。
図12、図13の文字変換情報管理表によれば、濁音および半濁音を含む文字(ひらがな又はカタカナ)の母音、子音に規則性があり、ユーザにとって、文字の入力が容易であり、優れている。また、図12、図13の文字変換情報管理表によれば、図12の(列,行)=(2,1)、(3,1)、(4,1)、(6,1)、(7,1)、(7,2)、(7,3)、(7,4)、(7,5)、(8,1)、(8,2)、(8,3)、(8,4)、(8,5)、(9,1)、(9,2)、(9,3)、(9,4)、(9,5)、(10,1)、(10,2)、(10,3)、(10,4)および(10,5)といった、多数の空き入力セットが存在し、新しい制御命令や文字情報が規定されやすい。
また、図12、図13の文字変換情報管理表を用いた場合(文字情報格納バッファ1223に1以上の文字情報を一時格納し、文字情報の出力指示を受け付けた場合に、文字情報格納バッファ1223内の1以上の文字情報を出力する場合)の、文字入力システム1の動作について、図14のフローチャートを用いて説明する。図14のフローチャートにおいて、図5のフローチャートと異なる点についてのみ説明する。 (ステップS1401)文字情報取得手段1222は、バッファ内のすべての殴打情報に合致する文字情報または制御コードを、文字変換情報から取得する。なお、制御コードとは、出力指示を示すコード(例えば、ENTERに該当)、一文字消去を示すコード(例えば、命令コードなど)、バッファクリアを示すコードなどである。ただし、制御コードは、その他の制御を示すコード(例えば、画面ダンプや入力モード変換(ひらがな、カタカナなどの入力モード変換)など)でも良い。なお、文字情報の中に制御コードが含まれると考えても良い。 (ステップS1402)文字情報取得手段1222は、ステップS1401で取得した文字情報または制御コードが出力指示を示す制御コードであるか否かを判断する。出力指示を示す制御コードであればステップS1403に行き、出力指示を示す制御コードでなければステップS1405に行く。例えば、図12において、バッファ内のすべての殴打情報(例えば、2つの指識別子)が(5,5)である場合に、文字情報取得手段1222は、ステップS1401で取得した文字情報または制御コードが出力指示を示す制御コードであると判断する。
(ステップS1403)文字情報出力部123は、文字情報格納バッファ1223の中のすべての文字情報を出力する。
(ステップS1404)文字情報取得手段1222は、文字情報格納バッファ1223の中のすべての文字情報を削除する。ステップS501に戻る。
(ステップS1405)文字情報取得手段1222は、ステップS1401で取得した文字情報または制御コードが、出力指示以外の制御コードであるか否かを判断する。出力指示以外の制御コードであればステップS1406に行き、出力指示以外の制御コードでなければステップS1407に行く。
(ステップS1406)文字情報取得手段1222または図示しない制御手段は、取得した制御コードに対応する制御(1文字消去や、バッファ内の文字列クリアや、画面ダンプなど)を実行する。ステップS501に戻る。
(ステップS1407)文字情報取得手段1222は、文字情報格納バッファ1223に、取得した文字情報を追記する。ステップS501に戻る。
さらに、本実施の形態における処理は、ソフトウェアで実現しても良い。そして、このソフトウェアをソフトウェアダウンロード等により配布しても良い。また、このソフトウェアをCD−ROMなどの記録媒体に記録して流布しても良い。なお、このことは、本明細書における他の実施の形態においても該当する。なお、本実施の形態における処理出力装置を実現するソフトウェアは、以下のようなプログラムである。つまり、このプログラムは、コンピュータを、殴打情報を、順次、受け付け、一時格納する殴打情報受付部と、前記殴打情報受付部が受け付けた2または3以上の殴打情報から、文字情報を構成する文字情報構成部と、前記文字情報構成部が構成した文字情報を出力する文字情報出力部として機能させるためのプログラム、である。
また、上記プログラムにおいて、前記文字情報構成部は、2以上の指識別子の組と一の文字情報とを有する文字変換情報を2以上格納している文字変換情報格納手段と、前記前記殴打情報受付部が受け付けた2以上の殴打情報に対応する一の文字情報を、前記文字変換情報格納手段から取得する文字情報取得手段とを具備するものとして、コンピュータを機能させるためのプログラムであることは好適である。
また、上記プログラムにおいて、前記文字変換情報格納手段は、順序性を有する2以上の文字識別子と一の文字情報とを有する文字変換情報を2以上格納しており、前記文字情報取得手段は、前記前記殴打情報受付部が受け付けた2以上の殴打情報について、受け付けられた順序も考慮して、前記2以上の殴打情報に対応する一の文字情報を、前記文字変換情報格納手段から取得するものとして、コンピュータを機能させるためのプログラムであることは好適である。
(実施の形態2)
本実施の形態において、実施の形態1の文字入力システム1が一体となった装置である文字入力装置2について説明する。
図15は、本実施の形態における文字入力装置2のブロック図である。
文字入力装置2は、指入力部111、殴打情報受付部121、文字情報構成部122、文字情報出力部123を備える。
文字入力装置2を構成する指入力部111、殴打情報受付部121、文字情報構成部122、文字情報出力部123の動作について、実施の形態1で説明したので、文字入力装置2の動作についての説明は省略する。
以上、本実施の形態によれば、手軽で、文字入力しやすい文字の入力手段を提供できる。また、本実施の形態によれば、声を失った方用の、コミュニケーション支援ツールを提供できる。
なお、上記プログラムにおいて、情報を送信するステップや、情報をする受信ステップなどでは、ハードウェアによって行われる処理、例えば、送信するステップにおけるモデムやインターフェースカードなどで行われる処理(ハードウェアでしか行われない処理)は含まれない。
また、上記プログラムを実行するコンピュータは、単数であってもよく、複数であってもよい。すなわち、集中処理を行ってもよく、あるいは分散処理を行ってもよい。
また、上記各実施の形態において、各処理(各機能)は、単一の装置(システム)によって集中処理されることによって実現されてもよく、あるいは、複数の装置によって分散処理されることによって実現されてもよい。
本発明は、以上の実施の形態に限定されることなく、種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包含されるものであることは言うまでもない。
以上のように、本発明にかかる文字入力装置は、手軽な入力手段を提供できるという効果を有し、文字入力装置等として有用である。
1 文字入力システム
2 文字入力装置
11 入力装置
12 処理出力装置
13 殴打対象
111 指入力部
121 殴打情報受付部
122 文字情報構成部
123 文字情報出力部
1111 検知手段
1112 殴打情報出力手段
1221 文字変換情報格納手段
1222 文字情報取得手段
1223 文字情報格納バッファ

Claims (9)

  1. 2以上の各指に設置され、叩く対象の物である殴打対象を叩いたことを検知する検知手段と、
    前記検知手段が前記殴打対象を叩いたことを検知した場合に、指を識別する指識別子を含む情報であり、叩いたことを示す情報である殴打情報を出力する殴打情報出力手段とを具備する2以上の指入力部と、
    前記殴打情報出力手段が出力した殴打情報を、順次、受け付け、一時格納する殴打情報受付部と、
    前記殴打情報受付部が受け付けた2または3以上の殴打情報から、文字情報を構成する文字情報構成部と、
    前記文字情報構成部が構成した文字情報を出力する文字情報出力部とを具備し、
    前記文字情報構成部は、
    2以上の指識別子の組と一の文字情報とを有する文字変換情報を2以上格納している文字変換情報格納手段と、
    前記前記殴打情報受付部が受け付けた2以上の殴打情報に対応する一の文字情報を、前記文字変換情報格納手段から取得する文字情報取得手段とを具備し、
    前記2以上の各文字変換情報は、
    第一の殴打により50音の母音が決定され、第二の殴打により50音の子音が決定される文字変換情報、または第一の殴打により50音の子音が決定され、第二の殴打により50音の母音が決定される文字変換情報である文字入力装置。
  2. 2以上の各指に設置され、叩く対象の物である殴打対象を叩いたことを検知する検知手段と、
    前記検知手段が前記殴打対象を叩いたことを検知した場合に、指を識別する指識別子を含む情報であり、叩いたことを示す情報である殴打情報を出力する殴打情報出力手段とを具備する2以上の指入力部と、
    前記殴打情報出力手段が出力した殴打情報を、順次、受け付け、一時格納する殴打情報受付部と、
    前記殴打情報受付部が受け付けた2または3以上の殴打情報から、文字情報を構成する文字情報構成部と、
    前記文字情報構成部が構成した文字情報を出力する文字情報出力部とを具備し、
    前記文字情報構成部は、
    2以上の指識別子の組と一の文字情報とを有する2以上の文字変換情報を有する文字変換情報管理表を格納している文字変換情報格納手段と、
    前記前記殴打情報受付部が受け付けた2以上の殴打情報に対応する一の文字情報を、前記文字変換情報格納手段から取得する文字情報取得手段とを具備し、
    前記文字変換情報格納手段は、
    2回の連続する殴打により、文字情報が決定される2識別子用の表と、3回の連続する殴打により、文字情報が決定される3識別子用の表とを格納しており、前記2識別子用の表は、ひらがなの文字情報が決定される表であり、前記3識別子用の表は、濁音および半濁音の文字情報が決定される表である文字入力装置。
  3. 前記2識別子用の表が有する各文字変換情報は、
    第一の殴打により50音の母音が決定され、第二の殴打により50音の子音が決定される文字変換情報、または第一の殴打により50音の子音が決定され、第二の殴打により50音の母音が決定される文字変換情報である請求項2記載の字入力装置。
  4. 一のひらがなの文字情報と対になる2つの指識別子は、当該一のひらがなに対応する濁点または半濁音のひらがなの文字情報と対になる3つの指識別子に含まれる、という規則性を有する請求項1から請求項3いずれか一項に記載の字入力装置。
  5. 前記文字情報出力部は、
    前記文字情報構成部が構成した文字情報を、外部の装置に送信する請求項1から請求項4いずれか記載の文字入力装置。
  6. 前記文字情報出力部は、
    前記文字情報構成部が構成した文字情報を音声情報に変換し、当該音声情報を用いて音声出力する請求項1から請求項4いずれか記載の文字入力装置。
  7. 文字入力装置と処理出力装置とを具備する文字入力システムであって、
    前記文字入力装置は、
    請求項1から請求項6いずれか記載の2以上の指入力部を具備し、
    前記指入力部が有する殴打情報出力手段は、
    前記2以上の殴打情報を送信し、
    前記処理出力装置は、
    請求項1から請求項6いずれか記載の殴打情報受付部と、文字情報構成部と、文字情報出力部とを具備し、
    前記殴打情報受付部は、
    前記前記2以上の殴打情報を、順次、受信する文字入力システム。
  8. 請求項7記載の文字入力システムを構成する文字入力装置。
  9. 請求項7記載の文字入力システムを構成する処理出力装置。
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