JP5412189B2 - 管継手 - Google Patents

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本発明は、食品用配管に適した管継手に関する。
食品や飲料を流す配管は雑菌が繁殖生じやすいために、通常、使用する毎に分解して洗浄を行う必要があり、そのために配管を分解しやくする必要がある。
このため、食品用配管では、管端部のフランジを付き合わせ、これをボルトナットにより締め付ける一般的フランジ管継手ではなく、管端部のフランジの周囲に一対の半円状クランプ部材を一端で枢着したクランプをまわし、両半円状部材の自由端側を相互に引きつけるようにして締め付ける管継手が広く用いられているが、食品用配管では連結/分解が頻繁であるために、より容易に連結及び連結解除(分解)作業ができるようにすることが求められている。
このような要求に対応して、管の連結・連結解除作業をしやすくするための管継手が開発されてきている(例えば、特許文献1及び2参照)。しかし、それらはいずれも部品点数が多く、食品や飲料分野の管継手において求められる分解のしやすさ、洗浄のしやすさという点を十分に満足していない。
特開2006−226532号公報 特開2004−125158号公報
本発明は、このような点に鑑みなされたものであり、簡単な操作で連結/連結解除が可能で、部品点数も少なく洗浄のしやすい管継手を提供することを目的とする。
すなわち、本発明は、
ソケットと、該ソケットに挿入連結されるプラグとからなる管継手において、
ソケットは、
プラグを受け入れる筒状のソケット本体であって、周方向で間隔をあけて設けられ当該ソケット本体を半径方向で貫通するようにされた2つの開口を有するソケット本体と、
該ソケット本体の周りを周方向で延びて該ソケット本体を囲むように設定された施錠部材であって、周方向で相互に対向するようにされた両端部分と、該両端部分間において該2つの開口内を通り、該ソケット本体の内周面の内側に入るプラグ施錠部とを有する施錠部材と、
該施錠部材の該両端部分の間に設定された施錠操作部材であって、該施錠部材の両端部分が相互に離れる方向で変位するのを阻止する施錠位置と、該両端部分を相互に引き離す解放位置と、該両端部分が相互に離れるのを許容する自由位置との間で変位可能とされた施錠操作部材と、
を有し、
該プラグは、ソケット本体内に挿入される挿入部と、該挿入部に形成された嵌合凹部であって、該施錠部材のプラグ施錠部が嵌合された状態で、該施錠操作部材が該施錠位置とされたときに、該施錠部材のプラグ施錠部との嵌合によって該挿入部が該ソケット本体から引き出されるのを阻止する嵌合凹部とを有する管継手を提供する。
この管継手においては、プラグをソケットに挿入して、施錠操作部材を施錠位置に動かすだけで、当該管継手の連結を確実にすることができる。また、ソケットを構成する基本的要素がソケット本体、施錠部材、施錠操作部材であり、従来のこの種の管継手のものに比べて部品点数が少ない。従って、ソケットの組立分解が容易であり、従って、当該管継手の分解洗浄が容易で、衛生をたもつことが容易となる。
具体的には、
該施錠部材が板バネ材から形成され、該施錠操作部材が該自由位置にあるときに、該施錠部材の弾性力でプラグ施錠部が該ソケット本体の内周面の内側に入るようにされており、該プラグの挿入部は、それがソケット本体内に挿入されるときに該プラグ施錠部を半径方向外側に押し出すようにしてソケット本体内に進められるようにされており、該嵌合凹部が該施錠部材のプラグ施錠部と整合したときに該プラグ施錠部が該施錠部材の弾性力で該嵌合凹部内に嵌合されるようにすることができる。
このようにすることにより、プラグをソケットに挿入するだけで、施錠部材によるプラグとソケットとの間の施錠状態が作られ、その状態で施錠操作部材を施錠位置にすることにより、当該管継手の連結を確実にすることができる。
また、施錠操作部材が、ソケット本体の半径方向に延びる軸線の周りで回動可能に取り付けられ、回動することにより該施錠位置、該解放位置、該自由位置となるようにされており、該プラグの挿入部がソケット本体内に挿入されない状態においては、該施錠部材の両端部分が係合して該施錠部材が該自由位置に保持されるようにすることができる。
プラグの挿入部がソケット本体内に挿入されない状態において、施錠部材が自由位置に保持されるので、プラグがソケット本体内に挿入されるときに、該プラグの挿入部が該施錠部材を半径方向外側に押し広げるように進むことが許容される。
より具体的には、
該施錠操作部材が、該軸線を中心に回転可能とされたハブ部分と、該ハブ部分の直径方向で対向する位置から延びる一対のアーム部分とを有し、該一対のアーム部分が該ハブ部分から半径方向外側に間隔をあけて該軸線の周りの時計方向及び反時計方向の一方に延びるようにされた周方向部分を有し、該施錠部材のプラグ施錠部が該プラグの挿入部の嵌合凹部に嵌合された状態で、該施錠操作部材が該軸線の周りで該一方に回動されることにより該施錠位置となったときに、該アーム部分の該周方向部分が該施錠部材の両端部分の半径方向外側位置となり、該両端部分が相互に離れるように動くのを阻止するようにすることができる。
この施錠操作部材は、施錠部材の両端部分間でソケット本体の外周面上に回転可能に取り付ければよく、構造が簡単で、ソケット本体への取付け・取外しが容易となる。
この場合、該アーム部分の周方向部分の半径方向内側縁が、該施錠操作部材が該施錠位置とされたときに、該施錠部材の両端部分に係合して該時計方向及び反時計方向の他方に回転するのを阻止する第1の施錠部材係止部を有するようにすることができる。施錠操作部材を確実に施錠位置に保持するためである。
また、該ハブ部が、その外周縁に第2の施錠部材係止部を有し、該第2の施錠部材係止部が、該プラグの挿入部の該ソケット本体の受入部に挿入されていない状態で該施錠操作部材が該自由位置とされたときに、該施錠部材の両端部分と係合して、該施錠操作部材が該軸線の周りで回動しないようにすることができる。プラグの挿入部がソケット本体内に挿入されたときに、該挿入部が施錠部材を半径方向外側に押し出すことができるようにするのを保障するためである。
また、該施錠操作部材は、該他方に回動されて、該施錠位置から該解放位置とされるときに、該アーム部分が該施錠部材の両端部分の半径方向外側位置から外れた状態となったときに、該両端部分にその半径方向内側から該ハブ部が係合して、該施錠操作部材の回転に伴って該両端部分を相互に離し、該施錠部材のプラグ施錠部が該プラグの嵌合凹部から外れるようにすることができる。施錠部材のプラグ施錠部が該プラグの嵌合凹部から外れた解放位置とすることにより、プラグをソケットから引き出すことを可能にする。
具体的には、
該ハブ部が、該施錠操作部材が該施錠位置から該解放位置に回動されるときに、該施錠部材の両端部分によって係合される係合位置が、該施錠操作部材の該回動に伴って該軸線から離れるように輪郭付けされるようにすることができる。施錠操作部材の回動に伴って、該施錠部材の両端部分を引離すようにするものである。
この場合、該施錠操作部材が該施錠位置と該解放位置との間で動かされるときに該施錠部材の両端部分と該施錠操作部材とが係合される位置が、該施錠部材の両端部分から該施錠操作部材のハブ部に作用する半径方向内向きの弾性力が該時計方向及び反時計方向の該一方への回転モーメントを生じるような位置とすることができる。このようにすることにより、該解放位置にした施錠操作部材から作業者が手を離し該施錠操作部材を自由にした場合に、該施錠操作部材が施錠位置に向かって回動され、その途中において施錠部材の両端部分がハブ部の第2の施錠部材係止部に係合して、当該施錠操作部材を自由位置に保持することが可能となる。
施錠部材は、具体的には、その両端部分間の略中央の位置で、ソケット本体に固定され、該固定部分から該両端部分に延びる部分に該施錠部が形成されるようにすることができる。
以下、本発明に係る管継手の実施形態を添付図面に基づき説明する。
図1は、本発明に係る管継手の平面図であり、該管継手を構成するソケットとプラグとが分離されており、ソケットの施錠操作部材が自由位置にある状態を示す。 図2は、図1のソケットのII-II線断面図である。 図3は、ソケット本体及び該ソケット本体に嵌合されるプラグの上半分を断面とした一部断面の平面図である。 図4は、ソケット本体の上半分を断面とした一部断面側面図である。 図5は、施錠操作部材を示し、(a)は平面図、(b)は側面図である。 図6は、施錠部材を示し、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は側面図である。 図7は、図8のIIX−IIX線断面図である。 図8は、施錠操作部が自由位置にあるソケットにプラグが挿入された状態を示す平面図である。 図9は同平面図で、施錠操作部材が自由位置から施錠位置に向けて反時計方向に回動されはじめた状態を示す。 図10は、施錠操作部材が更に反時計方向に回された状態を示す平面図である。 図11は同平面図であり、施錠操作部材が施錠位置とされた状態を示す。 図12は同平面図であり、施錠操作部材が施錠位置から解放位置に向けて時計方向に回動されはじめた状態を示す。 図13は同平面図であり、施錠操作部材が更に時計方向に回された状態を示す。 図14は同平面図であり、施錠操作部材が解放位置まで回された状態を示す。 図15は、図14のXV−XV線断面図である。
図1及び図2に示すように、本発明に係る管継手10は、ソケット12と、該ソケットに挿入連結されるプラグ14とからなる。ソケット12及びプラグ14は、それぞれの後端部に管Tが連結される。
ソケット12は、プラグ14の挿入部14aを受け入れるソケット本体16と、該ソケット本体の周りを周方向で延びて該ソケット本体を囲むように設定された施錠部材18(図2)と、ソケットに対するプラグの連結・連結解除を行うために該施錠部材18を操作するための施錠操作部材20と、施錠部材18及び施錠操作部材20をソケット本体16に取り付けるためのネジ部材22,24とからなる。
ソケット本体16は、図3及び図4に示すように全体として筒状の部材とされ、その先端からプラグ14の挿入部14aを受け入れる大径の受入部16aから後端まで延びる貫通孔16bを有する。
受入部16aを画定している周壁16cには、その左右側部に細長い開口16d、16dが周方向で相互に整合され、且つ、周壁16cを半径方向で貫通するように設けられている。
図2に示すように、施錠部材18は、細長い板バネ材から形成されて、左右の開口16d、16dに半径方向で重なるようにして周方向で延びている。施錠部材18の両端部分18a、18aは、ソケット本体16の頂部部分において相互に対向するようにされている。施錠部材18の両端部分18a、18a間の中央下部部分18bはネジ部材22によってソケット本体16の周壁16cにネジ止めされている。施錠部材18の中央下部部分18bから両端部分18a、18aに延びる部分は、該施錠部材18の弾性力により半径方向内向きに付勢されており、その一部は周壁16cの内周面16fの内側に入るプラグ施錠部18c、18cとされている。このプラグ施錠部は、受入部16a内に挿入されたプラグ14の挿入部14aによって押し広げられると共に、該挿入部16aに形成されている環状の嵌合凹部14bに整合すると該嵌合凹部14bに嵌合して、該挿入部14aを受入部16a内に施錠する。図示の例では、施錠部材18の両端部分18a、18aは、開口16d、16dの上端部16e、16eから上方に延び、その先端部分を外側にわずかに折り曲げた形状とされている。
施錠操作部材20は、施錠部材18の両端部分18a、18a間においてソケット本体16の外周面にネジ部材24によって回転可能に止められており、施錠部材18の両端部分18a、18aが半径方向外側に広がるのを阻止する施錠位置(図11)と、両端部分18a、18aを相互に離す解放位置(図14)と、両端部分18a、18aが相互に離れるのを許容する自由位置(図1)との間で変位可能とされている。後述するが、自由位置は、プラブ14がソケット本体16に挿入されていない状態のときの位置で、プラグ14の挿入部14aがソケット本体の受入部16a内に挿入されてきたときに、該挿入部14aがプラグ施錠部18c、18cを半径方向外側に押し出して受入部16a内に進むのを可能にする位置であり、施錠位置は、プラグ14の挿入部14aがソケット本体内に挿入されたときに該挿入部14aの嵌合凹部14bに嵌合したプラグ施錠部18c、18cが該嵌合凹部14bから外れるのを阻止し、プラグ14の挿入部14aが受入部16a内に施錠されるようにするための位置であり、解放位置はプラグ施錠部18c、18cをプラグの嵌合凹部14bから外してプラグをソケットから引き出すことを可能にするための位置である。
施錠操作部材20は、具体的には、ネジ部材24の軸線24aを中心に回転可能とされたハブ部分20aと、該ハブ部分20aの直径方向で対向する位置から延びる一対のアーム部分20b、20bとを有し、該アーム部分20b、20bは、ハブ部分20aから半径方向外側に間隔をあけて軸線24aの周りの反時計方向に延びるようにされた周方向部分20c、20cを有する。周方向部分20c、20cの先端には、作業者が当該施錠操作部材20を回動するときに指をかける突起20f、20fが設けられている。
ハブ部分20aは、その外周縁に第2施錠部材係止部としての凹部20e、20eを有し、該凹部20e、20eは、プラグ14の挿入部14aがソケット本体16の受入部16aに挿入されていない状態では、施錠部材18の該両端部分18a、18aと係合して、施錠操作部材20が軸線24aの周りで回動しないようにして当該施錠操作部材20を上述の自由位置に保持する。
施錠操作部材20が自由位置にあるときに、プラグ14の挿入部14aがソケット本体16の受入部16a内に挿入されて、挿入部14aの嵌合凹部14bにプラグ施錠部18c、18cが嵌合した状態では、施錠部材18の両端部分18a、18aがハブ部分20aの凹部20e、20eから外側にわずかに外れた状態となる(図7)。
この状態で、施錠操作部材20を軸線24aの周りで反時計方向に回動すると、アーム部分20b、20bの周方向部分20c、20cが施錠部材18の両端部分18a、18aの半径方向外側で該両端部分に隣接した状態となり、該両端部分が相互に離れるのを阻止する。この位置が施錠操作部材20の上述の施錠位置であり、本実施形態においては、アーム部分20b、20bの周方向部分20c、20cの半径方向内側縁には、施錠部材18の両端部分18a、18aに係合して時計方向に回転するのを阻止する施錠部材係止部としての突起20d、20dを有する。
施錠位置にある施錠操作部材20の突起20d、20dが施錠部材18の両端部分18a、18aと係合している側面20g、20gは傾斜がつけられており、施錠操作部材20を、一定以上の力で時計方向に回動すると、この傾斜した側面20g、20gが施錠部材18の両端部分18a、18aを半径方向内側に変位させながら回動する。これにより施錠部材が施錠位置(図11)から解放位置(図14)とされると、アーム部分20b、20bの周方向部分20c、20cが施錠部材18の半径方向外側位置から外れ、ハブ部20aが施錠部材18の両端部分18a、18aに半径方向内側から係合して、両端部分18a、18aを相互に引離し、施錠部材18のプラグ施錠部18c、18cが該プラグ14の挿入部14aの嵌合凹部14bから外れるようにする。
ハブ部分20aは、施錠操作部材20が施錠位置から解放位置に回動されるときに、施錠部材18の両端部分18a、18aと係合する係合位置が、施錠操作部材20の回動に伴って軸線24aから次第に離れるように輪郭付けられており、両端部分18a、18aが施錠操作部材20の解放位置への回動によって次第に相互に離されるようにされている。
ハブ部分20がそのような輪郭とされているために、施錠部材18の両端部分18a、18aは、その幅方向の一端18dでハブ部分20aと係合するようになっており、施錠部材18の両端部分18a、18aから施錠操作部材20のハブ部20aに作用する半径方向内向きの弾性力P、P(図13)が、該施錠操作部材20を反時計方向へ回転させる回転モーメントを生じるようになっている。
このため、作業者が施錠操作部材20を解放位置として、プラグをソケットから引き出した後に、施錠操作部材20から手を離すと、該施錠操作部材は施錠部材18の弾性力によって反時計方向に回動され、該施錠操作部材が自由位置(図1)まで来たときに第2施錠部材係止部としての凹部20e、20eに係合され、施錠操作部材は自由位置に保持される。
以上、本発明に係る管継手の一実施形態につき説明したが、本発明はこれに限定されるものではない。
管継手10;ソケット12;プラグ14;挿入部14a;嵌合凹部14b;ソケット本体16;受入部16a;貫通孔16b;周壁16c;開口16d、16d;上端部16e、16e;内周面16f;施錠部材18;両端部分18a、18a;中央下部部分18b;プラグ施錠部18c、18c;一端18d;施錠操作部材20;ハブ部分20a;アーム部分20b、20b;周方向部分20c、20c;突起20d、20d;凹部20e、20e;側面20g、20g;ネジ部材22,24;軸線24a;弾性力P;管T

Claims (9)

  1. ソケットと、該ソケットに挿入連結されるプラグとからなる管継手において、
    ソケットは、
    プラグを受け入れる筒状のソケット本体であって、周方向で間隔をあけて設けられ当該ソケット本体を半径方向で貫通するようにされた2つの開口を有するソケット本体と、
    該ソケット本体の周りを周方向で延びて該ソケット本体を囲むように設定された施錠部材であって、周方向で相互に対向するようにされた両端部分と、該両端部分間において該2つの開口を通り、該ソケット本体の内周面の内側に入るプラグ施錠部とを有する施錠部材と、
    該施錠部材の該両端部分の間に設定された施錠操作部材であって、該施錠部材の両端部分が相互に離れる方向で変位するのを阻止する施錠位置と、該両端部分が相互に離れるのを許容する自由位置との間で変位可能とされた施錠操作部材と、
    を有し、
    該プラグは、ソケット本体内に挿入される挿入部と、該挿入部に形成された嵌合凹部であって、該施錠部材のプラグ施錠部が嵌合された状態で、該施錠操作部材が該施錠位置とされたときに、該施錠部材のプラグ施錠部との嵌合によって該挿入部が該ソケット本体から引き出されるのを阻止する嵌合凹部とを有し、
    該施錠操作部材が、ソケット本体の半径方向に延びる軸線の周りで回動可能に取り付けられ、回動することにより該施錠位置、該自由位置となるようにされており、該プラグの挿入部がソケット本体内に挿入されない状態においては、該施錠部材の両端部分が係合して該施錠部材が該自由位置に保持されるようにされている管継手。
  2. 該施錠部材が板バネ材から形成され、該施錠操作部材が該自由位置にあるときに、該施錠部材の弾性力でプラグ施錠部が該ソケット本体の内周面の内側に入るようにされており、該プラグの挿入部は、それがソケット本体内に挿入されるときに該プラグ施錠部を半径方向外側に押し出すようにしてソケット本体内に進められるようにされており、該嵌合凹部が該施錠部材のプラグ施錠部と整合したときに該プラグ施錠部が該施錠部材の弾性力で該嵌合凹部内に嵌合されるようになされた請求項1に記載の管継手。
  3. 該施錠操作部材が、該軸線を中心に回転可能とされたハブ部分と、該ハブ部分の直径方向で対向する位置から延びる一対のアーム部分とを有し、該一対のアーム部分が該ハブ部分から半径方向外側に間隔をあけて該軸線の周りの時計方向及び反時計方向の一方に延びるようにされた周方向部分を有し、該施錠部材のプラグ施錠部が該プラグの挿入部の嵌合凹部に嵌合された状態で、該施錠操作部材が該軸線の周りで該一方に回動されることにより該施錠位置となったときに、該アーム部分の該周方向部分が該施錠部材の両端部分の半径方向外側位置となり、該両端部分が相互に離れるように動くのを阻止するようにした請求項1又は2に記載の管継手。
  4. 該アーム部分の周方向部分の半径方向内側縁が、該施錠操作部材が該施錠位置とされたときに、該施錠部材の両端部分に係合して該時計方向及び反時計方向の他方に回転するのを阻止する第1の施錠部材係止部を有する請求項に記載の管継手。
  5. 該ハブ部が、その外周縁に第2の施錠部材係止部を有し、該第2の施錠部材係止部が、該プラグの挿入部の該ソケット本体の受入部に挿入されていない状態で該施錠操作部材が該自由位置とされたときに、該施錠部材の両端部分と係合して、該施錠操作部材が該軸線の周りで回動しないようにした請求項3又は4に記載の管継手。
  6. 該施錠操作部材は、該施錠位置から該他方に回動されて、該アーム部分が該施錠部材の半径方向外側位置から外れた状態となった状態において、該両端部分にその半径方向内側から該ハブ部が係合して、該施錠操作部材の回転に伴って該両端部分を相互に引離し、該施錠部材のプラグ施錠部が該プラグの挿入部の嵌合凹部から外れるようにする解放位置となるようにされている請求項3乃至5のいずれかに記載の管継手。
  7. 該ハブ部分が、該施錠操作部材が該施錠位置から該解放位置に回動されるときに、該施錠部材の両端部分によって係合される係合位置が、該施錠操作部材の該回動に伴って該軸線から離れるように輪郭付けられている請求項に記載の管継手。
  8. 該施錠操作部材が該施錠位置と該解放位置との間で動かされるときに該施錠部材の両端部分と該施錠操作部材とが係合される位置が、該施錠部材の両端部分から該施錠操作部材のハブ部に作用する半径方向内向きの弾性力が該時計方向及び反時計方向の該一方への回転モーメントを生じるような位置とされている請求項に記載の管継手。
  9. 該施錠部材が、該両端部分の略中央の位置で、該ソケット本体に固定され、該固定部分から該両端部分に延びる部分に該施錠部が形成されている請求項1乃至のいずれかに記載の管継手。
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