JP5411577B2 - 電気式ボイラ - Google Patents

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本発明は、循環経路に循環ポンプによって循環される熱媒を加熱する電気式ボイラに関する。
従来のこの種の電気式ボイラとしては、たとえば、1個のタンクを設け、このタンク内に循環経路から戻ってきた熱媒を蓄え、タンク内に設けた電気式ヒータによって熱媒を再度加熱し、このタンクから加熱された熱媒を循環経路に送り出すようにしたものが知られている。
このものでは、1個の循環ポンプを備えており、複数の循環経路に熱媒を循環する必要がある場合には、タンクから循環ポンプによって送り出された熱媒は、送り出しの管路が途中で分岐されており、加熱された熱媒を各分岐された経路に流すように構成されている。
特開2003−106542号公報(図1,図2)
上記従来のものでは、循環ポンプを1台備えており、この循環ポンプによって送り出された熱媒を配管途中で各循環経路に分岐している。各循環経路に一様に熱媒を循環させる場合には不都合は生じないが、たとえば一部の循環経路のみに熱媒を流したい場合や、各循環経路での熱媒の流量を変更したい場合には、分岐部分で一部の循環経路を閉鎖し、あるいは絞る必要がある。ところが、このように循環経路の一部を閉鎖し、あるいは絞ると循環経路全体の抵抗が変化して、循環ポンプを駆動しているモータに過度の負荷がかかって寿命が短くなるという不都合が生じる。
そこで本発明は、上記の問題点に鑑み、上述の不具合の生じない電気式ボイラを提供することを課題とする。
上記課題を解決するために本発明による電気式ボイラは、複数の循環経路に加熱された熱媒を供給して、循環経路から戻ってきた熱媒を再度加熱して循環経路に送出する電気式ボイラにおいて、各循環経路から戻ってきた熱媒を貯留する1個の戻りタンクと、各循環経路に送出する熱媒を貯留する1個の送り出しタンクとを有すると共に、戻りタンクと送り出しタンクとを連通する複数本の連通管を設け、各連通管の外周面に連通管を加熱することにより連通管内を流れる熱媒を加熱する電気式ヒータを配設し、さらに、各循環経路ごとに個別に熱媒の循環流量を変更することのできる循環ポンプを各循環経路毎に設けると共に、上記複数の連通管に配設された電気式ヒータは少なくとも循環経路の個数と同じ数のグループに分けられており、各グループ毎に通電制御することができることを特徴とする。
上記構成によれば、複数の循環経路の各々に専用の循環ポンプを設けたので、循環経路毎に循環量を絞ったり停止することができ、かつ、その際に循環ポンプを駆動しているモータに過度の負荷がかかることがない。
なお、上記複数の連通管に配設された電気式ヒータは少なくとも循環経路の個数と同じ数のグループに分けられており、各グループ毎に通電制御することができるように構成し
以上の説明から明らかなように、本発明は、各循環経路毎に循環ポンプを設けたので、循環ポンプを駆動するモータに過度の負担を与えることなく循環量を個別に変更することができ、また、循環経路内の圧力が循環量に関わらず高くならないので循環経路からの熱媒の漏れのおそれが少ない。
本発明の一実施の形態の構成を示す図 電気式ボイラの内部構造を示すブロック図
図1を参照して、1は本発明による電気式ボイラの一例である。本実施の形態では、家屋Hの近傍に設置され、玄関先に埋設された循環経路C1とガレージに埋設された循環経路C2とに熱媒である不凍液を加熱して循環するために設けた。これら循環経路C1、C2は融雪のために埋設したものであり、たとえば夜間に積雪した場合に、早朝に電気式ボイラ1を作動させて玄関先やガレージの積雪を融雪するために用いる。なお、電気式ボイラ1の作動制御は図示しない室内リモコンによって行われる。
図2を参照して、電気式ボイラ1には1個の戻りタンク21と、同じく1個の送り出しタンク22とが設けられている。そして、これら戻りタンク21と送り出しタンク22とは複数本の連通管3で相互に連通されている。本実施の形態では8本の連通管で連通した。そして、これら8本の連通管3の外周面を電気式ヒータ4で被覆した。
この電気式ヒータ4は耐熱性の樹脂からなる断熱層でコーティングされており、通電されることにより生じる熱は、外部に放熱されることなく連通管3を加熱するように構成されている。また、各電気式ヒータ4は各々個別に通電制御してもよいが、本実施の形態では2つのグループに分けて通電制御するようにした。なお、22aは送り出しタンク22内の不凍液の温度を検知する温度センサであり、図外のコントローラはこの温度センサ22aの検知温度に基づいて電気式ヒータ4の通電を制御する。
戻りタンク21には上記の循環経路C1、C2からの不凍液を戻す2個の循環ポンプ51、52が各々接続されている。また、送り出しタンク22内の不凍液は循環経路C1および循環経路C2に供給されるように配管した。
上記構成で、玄関先およびガレージの積雪を同程度に融雪したい場合には、すべての電気式ヒータ4に規定の電流値の通電を行うと共に、両循環ポンプ51、52を通常の吐出能力で作動させる。すると、循環経路C1、C2には同じ温度の不凍液が同じ流量で循環されることになり、玄関先とガレージとは同程度に融雪されることになる。
ここで、ガレージの融雪を優先して行いたい場合には、循環ポンプ51を間欠運転するか、あるいは一時的に停止させればよい。たとえば循環ポンプ51を停止させた場合、不凍液は循環経路C2のみに循環される。各連通管3を流れる不凍液の流量は半分になるので、両循環ポンプ51、52を作動させていた状態よりも不凍液は高温に加熱される。そして、この高温になった不凍液が循環経路C2を流れるため、ガレージの融雪を急速に行うことができる。ガレージの融雪がある程度進行すると、停止していた循環ポンプ51を作動させることによりガレージのみならず玄関先の融雪も行うことができる。
なお、ガレージの融雪が完了した後は循環ポンプ52を停止させてもよいが、玄関先の融雪を急速に行う必要がない場合には、電気式ヒータ4への通電量を減少させればよい。各電気式ヒータ4への供給電力を一律に半分にしてもよいが、本実施の形態では電気式ヒータ4を2つのグループに分けて、一方のグループのみに通電し、他方のグループへの通電を停止させることとした。
ところで、上記実施の形態では電気式ボイラ1を家屋H周りの融雪に用いたが、他の用途に用いることができる。たとえば農作物を栽培する温室の暖房に用いる場合、2個の温室の各々に循環経路を埋設しておき、両循環経路に不凍液を循環させることにより温室を暖房する。
なお、両温室で各々別個の植物を栽培している場合などでは、暖房能力を相違させる場合がある。例えば、一方の設定室温が他方の設定室温より高い場合や、一方の温室は終日暖房する必要があるが、他方の温室は夜間のみ暖房するだけでよい場合等である。この場合も、両循環ポンプ51,52の運転制御だけで上述の温室の暖房を実現することができる。すなわち、一方の循環ポンプ51は運転し続け、他方の循環ポンプ52を間欠運転させたり夜間のみ運転させればよい。
なお、本発明は上記した形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々の変更を加えてもかまわない。
1 電気式ボイラ
4 電気式ヒータ
21 戻りタンク
22 送り出しタンク
22a 温度センサ
52 循環ポンプ
C1 循環経路
C2 循環経路

Claims (1)

  1. 複数の循環経路に加熱された熱媒を供給して、循環経路から戻ってきた熱媒を再度加熱して循環経路に送出する電気式ボイラにおいて、各循環経路から戻ってきた熱媒を貯留する1個の戻りタンクと、各循環経路に送出する熱媒を貯留する1個の送り出しタンクとを有すると共に、戻りタンクと送り出しタンクとを連通する複数本の連通管を設け、各連通管の外周面に連通管を加熱することにより連通管内を流れる熱媒を加熱する電気式ヒータを配設し、さらに、各循環経路ごとに個別に熱媒の循環流量を変更することのできる循環ポンプを各循環経路毎に設けると共に、上記複数の連通管に配設された電気式ヒータは少なくとも循環経路の個数と同じ数のグループに分けられており、各グループ毎に通電制御することができることを特徴とする電気式ボイラ。
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