JP5409191B2 - 無線通信方法及び無線通信装置 - Google Patents

無線通信方法及び無線通信装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5409191B2
JP5409191B2 JP2009192125A JP2009192125A JP5409191B2 JP 5409191 B2 JP5409191 B2 JP 5409191B2 JP 2009192125 A JP2009192125 A JP 2009192125A JP 2009192125 A JP2009192125 A JP 2009192125A JP 5409191 B2 JP5409191 B2 JP 5409191B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wireless
wireless communication
unit
lan
time
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2009192125A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2011044928A (ja
Inventor
圭 五十嵐
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NTT Docomo Inc
Original Assignee
NTT Docomo Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NTT Docomo Inc filed Critical NTT Docomo Inc
Priority to JP2009192125A priority Critical patent/JP5409191B2/ja
Publication of JP2011044928A publication Critical patent/JP2011044928A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5409191B2 publication Critical patent/JP5409191B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02DCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES [ICT], I.E. INFORMATION AND COMMUNICATION TECHNOLOGIES AIMING AT THE REDUCTION OF THEIR OWN ENERGY USE
    • Y02D30/00Reducing energy consumption in communication networks
    • Y02D30/70Reducing energy consumption in communication networks in wireless communication networks

Landscapes

  • Mobile Radio Communication Systems (AREA)

Description

本発明は、二種類の無線ネットワークの間で流れるデータを中継する無線通信方法及び無線通信装置に関する。
近年、様々な装置に無線LANインタフェースが搭載され、無線LANを介しての通信が可能となっている(例えば下記特許文献1参照)。特に、パーソナルコンピュータ(PC)や各種家電製品、携帯端末などへのIEEE(The Institute of Electrical and Electronics Engineers, Inc.)802.11の普及は著しい。
IEEE802.11において、移動機が無線端末(ステーション:STA)となる場合には移動機の消費電力を抑えることが重要になる。下記非特許文献1には無線端末の省電力化を実現する手法が記載されている。
具体的には、IEEE802.11で規定された無線LAN通信では、基地局は所定の周期で共通通知情報(以下「ビーコン」という)を無線端末に送信する。ビーコンの中には、省電力モードで動作中の各無線端末に送信するために蓄積されているデータの有無を示す、TIM(Traffic Indication Map)と呼ばれるビットマップが含まれている。省電力モードで動作中の無線端末は、ビーコンを受信する周期を規定するListen Intervalというパラメータに従って規則的に受信休止状態(Doze状態)から受信待機状態(Awake状態)に遷移し、ビーコンを受信する。無線端末は受信したビーコンのTIMを解析することで、自端末宛のデータが基地局(アクセスポイント:AP)に蓄積されているか否かを判断する。無線端末は、自端末宛のデータが蓄積されている場合には、PS-Poll(Power Save-Poll)という制御フレームを基地局に送信することでそのデータを基地局から転送させ、フレームを受信するまでAwake状態を維持し、自端末宛のデータが蓄積されていない場合にはDoze状態へ遷移する。つまり、無線端末は一定周期でAwake状態およびDoze状態を繰り返す。
このような間欠受信技術により無線端末の省電力効果は期待できるが、基地局などのアクセスポイントでは常時Awake状態を維持する必要がある。アクセスポイントが常時電源供給される状態にあれば問題はないが、移動機がアクセスポイントの役割を果たす際にはやはり消費電力が重大な問題になる。下記非特許文献2には、この問題を解決する手法として基地局の間欠受信方法が記載されている。
この方法では、アクセスポイントの役割を担う基地局が、Durationフィールド内に所定の値を設定したビーコンを無線端末に送信することで配下の無線端末に対してNAV(Network Allocation Vector)を設定し、そのNAVで示された期間だけスリープする。NAVとはDurationフィールドに記載された期間だけパケット送信を禁止する機能であり、IEEE802.11に規定されている。下記非特許文献2では、基地局は、IEEE802.11eにおけるADDTSを利用して予め無線端末から通知されたトラフィック情報に基づいて、最適なNAVを算出する。
特開2006−101147号公報
ANSI/IEEE std 802.11, Wireless LAN medium access control (MAC) andphysical layer (PHY) specifications, 1999 五十嵐 圭・山田 曉・大矢智之、「無線LANアクセスポイントの間欠受信方法に関する検討」、信学技報、vol. 108、no. 249、RCS2008-123、pp.123-128、2008年10月
しかしながら、無線端末がIEEE802.11eを実装していない場合には、アクセスポイントである基地局はトラフィック情報を取得できないため、最適なNAVを算出することができない。
本発明は上記課題を解決するためになされたものであり、トラフィック情報を無線端末から取得することなくアクセスポイントの省電力化を実現することが可能な無線通信方法および無線通信装置を提供することを目的とする。
本発明の無線通信方法は、第1の無線ネットワークに存在する無線端末との間でデータを送受信するための第1のネットワーク・インタフェースと、第2の無線ネットワークに存在する通信装置との間でデータを送受信するための第2のネットワーク・インタフェースとを備え、第1の無線ネットワークと第2の無線ネットワークとの間で伝送されるデータを中継する無線通信装置、により実行される無線通信方法であって、所定の時刻において無線通信装置内に保持されている蓄積パケット量、第1の時刻における蓄積パケット量と第2の時刻における蓄積パケット量との差分、所定の期間における再送パケット数、び第1の無線ネットワークと第2の無線ネットワークとの間の通信速度差のうち少なくとも一つの情報を取得する取得ステップと、取得された少なくとも一つの情報に基づいてスリープ時間を算出する算出ステップと、第1のネットワーク・インタフェースを算出されたスリープ時間だけ省電力状態にする制御ステップと、を含むことを特徴とする。
また、本発明の無線通信装置は、第1の無線ネットワークに存在する無線端末との間でデータを送受信するための第1のネットワーク・インタフェースと、第2の無線ネットワークに存在する通信装置との間でデータを送受信するための第2のネットワーク・インタフェースとを備え、第1の無線ネットワークと第2の無線ネットワークとの間で伝送されるデータを中継する無線通信装置であって、所定の時刻において無線通信装置内に保持されている蓄積パケット量、第1の時刻における蓄積パケット量と第2の時刻における蓄積パケット量との差分、所定の期間における再送パケット数、び第1の無線ネットワークと第2の無線ネットワークとの間の通信速度差のうち少なくとも一つの情報を取得する取得手段と、取得された少なくとも一つの情報に基づいてスリープ時間を算出する算出手段と、第1のネットワーク・インタフェースを算出されたスリープ時間だけ省電力状態にする制御手段と、を備えることを特徴とする。
このような発明によれば、無線通信装置内の蓄積パケット量、蓄積パケット量の差分、再送パケット数、びネットワーク間の通信速度差のうちの少なくとも一つの情報に基づいてスリープ時間が算出され、その時間に基づいて無線通信装置が省電力状態となる。スリープ時間の算出に用いられるこれらの情報はいずれも、無線端末から受信する必要があるトラフィック情報ではない。したがって、トラフィック情報を無線端末から取得することなくアクセスポイント(無線通信装置)の省電力化を実現できる。
本発明の無線通信方法では、算出ステップにおいて、スリープ時間が、蓄積パケット量および差分に対する単調増加関数と、再送パケット数に対する単調増加関数と、信速度差に対する単調増加関数とのうち少なくとも一つに基づいて算出されることが好ましい。
この場合、単調増加関数という単純で実装容易な関数を用いてスリープ時間が算出されるので、スリープ時間を簡易に算出できる。
本発明の無線通信方法では、制御ステップにおいて、無線通信装置と接続する無線端末の数が0から1以上に変化したときにはスリープ時間を0として第1のネットワーク・インタフェースを制御し、その後、算出ステップにおいて算出されたスリープ時間だけ第1のネットワーク・インタフェースを省電力状態にすることが好ましい。
この場合、無線通信装置に接続する無線端末数が0である後に無線通信装置と1台以上の無線端末とが接続された場合に、スリープ時間が一旦リセットされてからスリープ時間が算出される。したがって、無線通信装置が1台以上の無線端末と接続し始めた時点のスリープ時間を適切に設定することができる。
このような無線通信方法及び無線通信装置によれば、トラフィック情報とは異なる情報(無線通信装置内の蓄積パケット量、蓄積パケット量の差分、再送パケット数、無線端末数、及びネットワーク間の通信速度差のうちの少なくとも一つの情報)に基づいてスリープ時間が算出され、その時間に基づいて無線通信装置が省電力状態になるので、トラフィック情報を無線端末から取得することなくアクセスポイント(無線通信装置)の省電力化を実現できる。
実施形態に係るアクセスポイントを含む無線通信システムの全体構成を示す図である。 図1に示すアクセスポイントのハードウェア構成を示す図である。 図1に示すアクセスポイントの機能構成を示す図である。 アクセスポイントにおけるAwake状態とDoze状態との切替を示す図である。 図1に示すアクセスポイントの動作を示すフローチャートである。 NAV値が随時更新されていく様子を示す図である。
以下、添付図面を参照しながら本発明の実施形態を詳細に説明する。本実施形態では、本発明に係る無線通信装置をアクセスポイント(AP)として機能する移動端末に適用する。なお、図面の説明において同一又は同等の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
まず、図1〜4を用いて実施形態に係るアクセスポイント10の機能及び構成を説明する。図1は実施形態に係るアクセスポイント10を含む無線通信システム1の全体構成を示す図である。図2はアクセスポイント10のハードウェア構成を示す図である。図3はアクセスポイント10の機能構成を示す図である。図4はアクセスポイント10におけるAwake状態とDoze状態との切替を示す図である。
アクセスポイント10は、携帯電話機や携帯情報端末(Personal Digital Assistant:PDA)などの移動端末であり、無線LAN(以下では単に「LAN」という)2及び無線WAN(移動体通信網、以下では単に「WAN」という)3を備える無線通信システム1の一構成要素である。アクセスポイント10はLAN2(第1の無線ネットワーク)とWAN3(第2の無線ネットワーク)との間で伝送されるデータ(パケット)を中継する機能、すなわちブリッジ機能を実行する。したがって、アクセスポイント10はゲートウェイということもできる。
LAN2は、無線LANインタフェースを備える無線端末(STA)200とアクセスポイント10とを含んで構成されている。WAN3は、アクセスポイント10と、そのアクセスポイント10との間でデータを送受信する基地局301と、その上流に位置するバックボーンネットワーク302とを含んで構成されている。本実施形態において、LAN2及びWAN3の伝送レートはそれぞれ384k(bps),11M(bps)とする。
無線端末200としては、例えばノート型パーソナルコンピュータや無線LAN付きゲーム機、デジタルカメラなどが考えられるが、無線端末の種類はこれらに限定されない。
なお、図1ではアクセスポイント10を1台のみ示しているが、アクセスポイントは無線通信システム1内に何台存在してもよい。また、図1ではアクセスポイント10の配下に3台の無線端末200が存在しているが、1台のアクセスポイントに接続する無線端末の台数も限定されない。
図2に示すように、アクセスポイント10はハードウェア構成として、演算処理を実行するCPU101と、ソフトウェアやデータなどを記憶するROM102,RAM103と、操作キーなどの操作部104と、LANインタフェース(第1のネットワーク・インタフェース)105a及びWANインタフェース(第2のネットワーク・インタフェース)105bから成る無線通信部105と、各種データを表示するディスプレイ106とを備えている。LANインタフェース105aはLAN2において無線端末200との間でデータ通信を実行する部分であり、通信を実行可能なAwake状態(通常モード)と電力供給が抑制されて通信を実行できないDoze状態(省電力モード、スリープモード)という二つのモードの間を遷移する。WANインタフェース105bはWAN3において基地局(通信装置)301との間でデータ通信を実行する部分である。
後述するアクセスポイント10の各機能は、CPU101やROM102、RAM103上に所定のコンピュータソフトウェアを読み込ませ、CPU101の制御の下で操作部104や無線通信部105、ディスプレイ106を動作させるとともに、ROM102やRAM103に対してデータの読み出し又は書き込みを行うことで実現される。
図3に示すように、アクセスポイント10は機能的構成要素としてWAN送受信部11、LAN受信部12、時刻管理部13、ビーコン周期管理部14、バッファリング部(取得手段)15、再送数管理部(取得手段)16、STA管理部(取得手段)17、NAV算出部(取得手段、算出手段)18、状態制御部(制御手段)19、パケット生成部20、及びLAN送信部21を備えている。
WAN送受信部11は無線通信部105(WANインタフェース105b)に実装され、基地局301との間でパケットを送受信する部分である。WAN送受信部11は基地局301から送られてきたパケット(WANパケット)を受信してバッファリング部15に出力する。また、WAN送受信部11はバッファリング部15から入力されたパケット(無線端末200から送られてきたパケット)を基地局301に送信する。
このような送受信処理に加えて、WAN送受信部11はWAN3の実効通信速度を測定し、測定値を通信速度情報としてNAV算出部18に出力する。
LAN受信部12は無線通信部105(LANインタフェース105a)に実装され、無線端末200から送られてきたパケット(LANパケット)を受信する部分である。LAN受信部12は受信したパケットから送信元の無線端末200のアドレス情報(送信元アドレス情報)を抽出してSTA管理部17に出力する。また、LAN受信部12は受信したパケットをバッファリング部15及び再送数管理部16に出力する。
このような受信処理に加えて、LAN受信部12はLAN2の実効通信速度を測定し、測定値を通信速度情報としてNAV算出部18に出力する。
時刻管理部13はCPU101に実装され、バッファリング部15及び状態制御部19に時刻情報を出力する部分である。
ビーコン周期管理部14はROM102に実装され、予め記憶されているビーコン周期(ビーコンの送信間隔)の値をNAV算出部18に出力する部分である。本実施形態ではビーコン周期を30ms(ミリ秒)とするが、ビーコン周期の値はこれに限定されない。
バッファリング部15はROM102及びRAM103に実装され、LAN受信部12から入力されたLANパケットとWAN送受信部11から入力されたWANパケットとを一時的に記憶する部分である。WAN送受信部11がパケットを送信可能な場合には、バッファリング部15は蓄積しているLANパケットをWAN3側に転送するためにWAN送受信部11に出力する。また、LAN送信部21がパケットを送信可能な場合には、バッファリング部15は蓄積しているWANパケットをLAN2側に転送するためにパケット生成部20に出力する。
また、バッファリング部15は所定のタイミングにおけるWANパケットの蓄積量、すなわちこれからLAN2側に送信するために記憶しているパケットの量(蓄積パケット量)を測定する。更に、バッファリング部15は前回測定した蓄積パケット量(第1の時刻における蓄積パケット量)と今回測定した蓄積パケット量(第2の時刻における蓄積パケット量)との差分を算出する。そして、バッファリング部15は蓄積パケット量およびその差分をNAV算出部18に出力する。本実施形態では、バッファリング部15はビーコン周期毎にこのような測定および算出を行うこととするが、処理のタイミングはこれに限定されず、バッファリング部15は例えばビーコン周期の整数倍の期間毎に上記処理を実行してもよい。バッファリング部15は時刻管理部13から入力される時刻情報に基づいて実効タイミングを管理する。
再送数管理部16はCPU101及びROM102に実装され、所定の期間における再送パケット数を取得する部分である。再送数管理部16はLAN受信部12から入力されたパケットから再送フラグを読み出して、入力されたパケットが再送されたものか否かを判定する。再送フラグが1であればそのパケットは再送されたものであることを示し、0であればそのパケットは初めて送られてきたものであることを示す。再送数管理部16は、再送フラグが1である場合にのみ、所定の期間における再送パケット数を1だけ増分して保持する。そしてその期間が経過すると、再送数管理部16は保持している再送パケット数をNAV算出部18に出力する。本実施形態ではビーコン周期を所定の期間とするが、再送数の集計期間はこれに限定されず、例えばビーコン周期の整数倍の期間などの任意の期間としてもよい。
STA管理部17はROM102に実装され、アクセスポイント10の配下にある無線端末200の数を取得する部分である。STA管理部17はLAN受信部12から入力された送信元アドレス情報を保持し、アクセスポイント10と通信可能な端末数をその情報に基づいて算出する。そして、STA管理部17は後述するNAV値算出処理のタイミングで端末数をNAV算出部18に出力する。
NAV算出部18はCPU101及びRAM103に実装され、LAN送信部21(LANインタフェース105a)のNAV値(スリープ時間)を算出する部分である。NAV算出部18は算出したNAV値を状態制御部19及びパケット生成部20に出力する。
NAV算出部18は、NAV値を算出するために、ビーコン周期管理部14から入力されたビーコン周期の値と、バッファリング部15から入力された蓄積パケット量およびその差分と、再送数管理部16から入力された再送パケット数と、STA管理部から入力された端末数と、LAN受信部12から入力されたLAN2の通信速度情報と、WAN送受信部11から入力されたWAN3の通信速度情報とを受け付ける。
続いて、NAV算出部18は入力された各値を下記式(1)に代入することでNAV値を算出する。式(1)において、NAV(t)は時刻(算出周期)tにおけるNAV値を意味し、0以上ビーコン周期以下の値である。また、NAV(t−1)は1ビーコン周期前のNAV値である。
NAV(t)=NAV(t−1)−f(x,Δx,t)
−g(y,t)−h(z,t)−i(n,t) …(1)
f(x,Δx,t)は蓄積パケット量x及びその差分Δxに対する単調増加関数である。g(y,t)は再送パケット数yに対する単調増加関数である。h(z,t)は端末数zに対する単調増加関数である。i(n,t)はLAN2とWAN3との通信速度差nに対する単調増加関数である。
NAV値を算出するためにこれらの要素を考慮するのは次の理由からである。まず、蓄積パケット量を考慮するのは、この値がこれからLAN2に送信しなければならないトラフィック量を示すものであり、許容できるスリープ時間に影響するからである。また、蓄積パケット量の差分を考慮するのは、その量が減少傾向にあるか増加傾向にあるかによって担保すべきトラフィックが変わり、許容できるスリープ時間に影響するからである。すなわち、蓄積パケット量が減少傾向(例えば15パケットから10パケットに減少)であればNAV値をある程度増加させてもトラフィックを担保できるが、蓄積パケット量が増加傾向(例えば5パケットから10パケットに増加)にあるならばトラフィックを担保するためにNAV値を下げることが好ましい。
再送パケット数を考慮するのは、この値がLAN2におけるトラフィックの密集の度合いを示すものであり、許容できるスリープ時間に影響するからである。再送は無線端末200間のパケットの衝突により発生するが、この衝突は、LANインタフェース105aがAwake状態である時間が短いほど発生しやすくなる。したがって、再送パケット数が多い場合にはNAV値を下げることが好ましい。
端末数を考慮するのは、この値がLAN2においてトラフィックが密集する可能性の大きさを示すものであり、許容できるスリープ時間に影響するからである。端末数が多ければNAV値を小さくし、端末数が少なければNAV値を大きくすることが好ましい。
LAN2とWAN3との通信速度差を考慮するのは、この値がパケットのバッファ溢れやそれにより起こる輻輳の可能性を示すものであり、許容できるスリープ時間に影響するからである。例えばLAN2の通信速度の方がWAN3よりも高い場合には、アクセスポイント10はWAN3側に転送できる量以上のパケットをLAN2側から受信する可能性があるが、LAN2側に転送できる量以上のパケットをWAN3側から受信する可能性は低い。したがって、LAN2とWAN3との間の通信速度差に応じてNAV値を設定することが好ましい。
NAV値の計算の具体例を示す。ここでは、各関数f,g,h,iを下記式(2)〜(5)のように定めるものとする。式(5)において、l(t)は時刻tにおけるLAN2の実効通信速度であり、w(t)は時刻tにおけるWAN3の実効通信速度である。
f(x,Δx,t)=x(t)+Δx(t)−8 …(2)
g(y,t)=y(t)−5 …(3)
h(z,t)=z(t)−2 …(4)
i(n,t)=n(t)={l(t)−w(t)}/1000000 …(5)
現在のNAV値=5.0(ms)、蓄積パケット量x=10、蓄積パケット量の差分Δx=5−10=−5、再送パケット数y=3、端末数z=3とする。また、WAN3およびLAN2の実効通信速度がそれぞれ384k(bps)、11M(bps)であり、その差n=(384k−11M)/1000000≒−10.6とする。この場合の新しいNAV値は下記のとおり19.6(ms)となる。
NAV(t)=NAV(t−1)−f(10,−5,t)
−g(3,t)−h(3,t)−i(−10.6,t)
=5−(10−5−8)−(3−5)−(3−2)−(−10.6)
=19.6(ms)
NAV算出部18は所定のタイミングでこのような演算を実行することでNAV値を更新し、最新のNAV値をパケット生成部20及び状態制御部19に出力する。本実施形態ではNAV算出部18はビーコン周期毎にNAV値を算出するが、算出タイミングは任意に決めてよい。例えば、NAV算出部18はビーコン周期の整数倍の期間毎に上記算出処理を実行してもよい。
状態制御部19は無線通信部105に実装され、算出されたNAV値(スリープ時間)の間だけLAN送信部21をDoze状態(省電力モード、スリープモード)にする部分である。NAV算出部18からNAV値が入力されると、状態制御部19はそのNAV値と時刻管理部13から取得した時刻情報とに基づいてLAN送信部21をDoze状態又はAwake状態にする。例えば25(ms)というNAV値が入力された場合には、状態制御部19は次のビーコン周期(30ms)においてまずLAN送信部21にDoze指示を出力することでLAN送信部21を25msの間だけDoze状態にする。そして25ms経過する時に、状態制御部19はLAN送信部21にAwake指示を出力することでLAN送信部21を5ms(30ms−25ms)の間だけAwake状態にする。
このような切替を図4に示す。図4において矩形Bはビーコンの送信タイミングを示し、矩形AはアクセスポイントがAwake状態である期間を示している。また、図4ではビーコン周期およびスリープ時間(NAV値)をそれぞれ30ms,25msとしている。状態制御部19は、ビーコン周期毎にこのような切替を実行する。NAV算出部18から新たなNAV値が入力された場合には、状態制御部19はその新たな値に基づいてLAN送信部21を上記のように制御する。
パケット生成部20はCPU101及びRAM103に実装され、無線端末200に送るパケットを生成する部分である。パケット生成部20はバッファリング部15に記憶されている無線端末200宛のパケットを読み出してLAN送信部21に出力する。また、パケット生成部20は、NAV算出部18からNAV値が入力されると、ビーコンのDurationフィールドにそのNAV値を設定し、そのビーコンをLAN送信部21に出力する。
LAN送信部21は無線通信部105(LANインタフェース105a)に実装され、パケット生成部20から入力されたパケット又はビーコンを宛先の無線端末200に向けて送信する部分である。LAN送信部21は、Awake指示が入力されてからDoze指示が入力されるまでのAwake状態の間に限って送信処理を実行できる。
なお、ビーコンが各無線端末200に送られることで、各無線端末200は図4に示すようにアクセスポイント10と同期してDoze状態またはAwake状態となる。
次に、図5,6を用いてアクセスポイント10の動作を説明するとともに本実施形態に係る無線通信方法について説明する。図5はアクセスポイント10の動作を示すフローチャートである。図6はNAV値が随時更新されていく様子を示す図である。以下では、アクセスポイント10の配下にある無線端末200を端末200a,200b,200cと区別する(図1参照)。
当初アクセスポイント10は無線端末200a,200b,200cのいずれとも接続しておらず、その後端末200aがアクセスポイント10と接続して通信を開始する場合を考える。なお、当初のNAV値は25msであるとする。端末200aはアクセスポイント10に対してブローブリクエストを送信することで接続を要求し、アクセスポイント10はこれに応じて端末200aと接続する。その後、端末200aはアクセスポイント10との間でLAN通信を開始し、パケットを送信し始める。
このとき、アクセスポイント10はビーコン内のDurationフィールドの値、すなわちNAV値を25(ms)から0(ms)に変更する。また、状態制御部19はLAN送信部21が常時Awake状態になるように、すなわちLAN送信部12のスリープ時間が0msとなるように制御する。これは、端末200aとアクセスポイント10との間で伝送されるパケットの取りこぼしがないように、NAVによる周期的な送信禁止を一旦解除することを意味する。その後、アクセスポイント10は端末200b,200cと接続する。
その後の処理を図5に沿って説明する。アクセスポイント10では、バッファリング部15がWANパケットの蓄積量(蓄積パケット量)を測定すると共に、前回測定された蓄積パケット量と今回の蓄積パケット量との差分を算出し、これらの値をNAV算出部18に出力する(ステップS11、取得ステップ)。また、再送数管理部16がビーコン周期における再送パケット数を測定(取得)してNAV算出部18に出力する(ステップS12、取得ステップ)。また、STA管理部17がアクセスポイントと通信可能な無線端末数を算出(取得)してNAV算出部18に出力する(ステップS13、取得ステップ)。また、NAV算出部18がLAN2とWAN3との通信速度差を算出(取得)する(ステップS14、取得ステップ)。ここで、上記ステップS11〜S14の処理の順番は問わない。
続いて、NAV算出部18が取得された蓄積パケット量およびその差分、再送パケット数、無線端末数、並びに通信速度差に基づいて上記式(1)によりNAV値を算出する(ステップS15、算出ステップ)。これにより、NAV値が0から別の値に更新される。そして、状態制御部19がそのNAV値の間だけLAN送信部21をDoze状態に遷移させる(ステップS16、制御ステップ)。これによりLAN送信部21は省電力状態となる。続いて、状態制御部19はビーコン周期とNAV値との差の間だけLAN送信部21をAwake状態に遷移させる(ステップS17)。これにより、LAN送信部21は無線端末200に向けてパケットを送出することが可能となる。
アクセスポイント10は、上記ステップS11〜S17の処理をビーコン周期毎に繰り返し実行する。これにより、例えば図6に示すように、NAV値(スリープ時間)がビーコン周期毎に蓄積パケット量や再送パケット数などに基づいて更新される。なお、図6において矩形Bはビーコンの送信タイミングを示し、矩形AはアクセスポイントがAwake状態である期間を示している。
以上説明したように、本実施形態によれば、アクセスポイント10内の蓄積パケット量、蓄積パケット量の差分、再送パケット数、無線端末数、及びネットワーク間の通信速度差に基づいてNAV値が算出され、その値に基づいてアクセスポイント10が省電力状態となる。NAV値の算出に用いられるこれらの情報はいずれも、無線端末200から受信する必要があるトラフィック情報ではない。したがって、トラフィック情報を無線端末200から取得することなくアクセスポイント10の省電力化を実現できる。
また本実施形態では、単調増加関数という単純で実装容易な関数を用いてNAV値が算出されるので、NAV値を簡易に算出できる。
また本実施形態では、アクセスポイント10に接続する無線端末数が0である後にアクセスポイント10と1台以上の無線端末200とが接続された場合に、NAV値が一旦リセットされてからNAV値が算出される。したがって、アクセスポイント10が1台以上の無線端末200と接続し始めた時点のNAV値を適切に設定することができる。
以上、本発明をその実施形態に基づいて詳細に説明した。しかし、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。本発明は、その要旨を逸脱しない範囲で様々な変形が可能である。
上記実施形態ではNAV算出部18が蓄積パケット量およびその差分、再送パケット数、無線端末数、並びにLAN2とWAN3との通信速度差に基づいてNAV値を算出したが、NAV値の算出に用いる情報(パラメータ)の組み合わせはこれに限定されない。例えば、算出手段は蓄積パケット量、蓄積パケット量の差分、再送パケット数、無線端末数、及び二つのネットワークの通信速度差のうち一つの情報のみに基づいてNAV値を算出してもよいし、それらのうちの二つまたは三つの情報のみに基づいて算出してもよい。
上記実施形態ではNAV算出部が単調増加関数を用いた漸化式によりNAV値を算出したが(例えば上記式(1)参照)、NAV値の算出式はこれに限定されない。例えば、算出手段は単調増加関数を含まない式や漸化式でない式を用いてNAV値を算出してもよい。
上記実施形態ではNAV算出部18がネットワーク間の通信速度差として実効通信速度の差を算出したが、最大伝送レートの差を通信速度差として算出してもよい。
上記実施形態では状態制御部19がLAN送信部21のみに対して省電力制御を実行したが、状態制御部19はLAN受信部12のみに対して省電力制御を実行してもよいし、受信部12及び送信部21の双方、すなわちLANインタフェース105a全体に対して省電力制御を実行してもよい。
上記実施形態ではWANパケットの蓄積量およびその差分に基づいてNAV値が算出されたが、例えばLAN受信部12に対して省電力制御を実行する場合にはLANパケットの蓄積量やその差分に基づいてNAV値を算出してもよい。また、LANインタフェース105aのどの部分に対して省電力制御するかに関連して、若しくは当該制御とは無関係に、WANパケットおよびLANパケットの総蓄積量やその差分に基づいてNAV値を算出してもよい。
上記実施形態では、アクセスポイント10に接続する無線端末200の数が0から1以上になったときに状態制御部19がLAN送信部21のスリープ時間を一旦0msに設定したが、このようなスリープ時間のリセットを省略してもよい。
上記実施形態ではアクセスポイント10がLANインタフェース105a及びWANインタフェース105bを備えていたが、無線通信装置が備えるネットワーク・インタフェースの種類はこれに限定されない。また、無線通信装置が中継する二種類のネットワークの種類や各ネットワーク内の構成も限定されない。
上記実施形態ではアクセスポイント10から無線端末200にNAV値を送信するためにビーコンを用いたが、ビーコン以外のフレームにNAV値を設定して送信してもよい。例えば、無線通信装置はデータフレームにNAV値を設定してもよいし、RTS/CTS(Request to Send/Clear to Send)フレームやCTS−to−Selfフレーム、ACKフレームなどの制御フレームにNAV値を設定してもよい。これに伴い、ビーコン以外のフレームでNAV値を送信する場合の送信周期を、ビーコン周期以外の任意の周期に設定してもよい。例えば、無線通信装置はアプリケーション・レイヤの(平均)コーデック周期(例えば、ボイス・オーバー・インターネット・プロトコル(VoIP)では一般的に20ms)またはその整数倍の周期でNAV値を無線端末に送信してもよい。送信周期をコーデック周期に同期させることで、Awake状態とDoze状態との間の遷移によるジッタ遅延を抑制することができる。
1…無線通信システム、2…無線LAN、3…無線WAN、10…アクセスポイント(無線通信装置)、11…WAN送受信部、12…LAN受信部、13…時刻管理部、14…ビーコン周期管理部、15…バッファリング部(取得手段)、16…再送数管理部(取得手段)、17…STA管理部(取得手段)、18…NAV算出部(取得手段、算出手段)、19…状態制御部(制御手段)、20…パケット生成部、21…LAN送信部、105a…LANインタフェース(第1のネットワーク・インタフェース)、105b…WANインタフェース(第2のネットワーク・インタフェース)、200…無線端末、301…基地局(通信装置)、302…バックボーンネットワーク。

Claims (4)

  1. 第1の無線ネットワークに存在する無線端末との間でデータを送受信するための第1のネットワーク・インタフェースと、第2の無線ネットワークに存在する通信装置との間でデータを送受信するための第2のネットワーク・インタフェースとを備え、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとの間で伝送されるデータを中継する無線通信装置、により実行される無線通信方法であって、
    所定の時刻において前記無線通信装置内に保持されている蓄積パケット量、第1の時刻における前記蓄積パケット量と第2の時刻における前記蓄積パケット量との差分、所定の期間における再送パケット数、び前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとの間の通信速度差のうち少なくとも一つの情報を取得する取得ステップと、
    前記取得された少なくとも一つの情報に基づいてスリープ時間を算出する算出ステップと、
    前記第1のネットワーク・インタフェースを前記算出されたスリープ時間だけ省電力状態にする制御ステップと、
    を含むことを特徴とする無線通信方法。
  2. 前記算出ステップでは、前記スリープ時間が、前記蓄積パケット量および前記差分に対する単調増加関数と、前記再送パケット数に対する単調増加関数と、前記信速度差に対する単調増加関数とのうち少なくとも一つに基づいて算出される、
    請求項1に記載の無線通信方法。
  3. 前記制御ステップでは、前記無線通信装置と接続する前記無線端末の数が0から1以上に変化したときには前記スリープ時間を0として前記第1のネットワーク・インタフェースを制御し、その後、前記算出ステップにおいて算出されたスリープ時間だけ前記第1のネットワーク・インタフェースを省電力状態にする、
    請求項1又は2に記載の無線通信方法。
  4. 第1の無線ネットワークに存在する無線端末との間でデータを送受信するための第1のネットワーク・インタフェースと、第2の無線ネットワークに存在する通信装置との間でデータを送受信するための第2のネットワーク・インタフェースとを備え、前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとの間で伝送されるデータを中継する無線通信装置であって、
    所定の時刻において前記無線通信装置内に保持されている蓄積パケット量、第1の時刻における前記蓄積パケット量と第2の時刻における前記蓄積パケット量との差分、所定の期間における再送パケット数、び前記第1の無線ネットワークと前記第2の無線ネットワークとの間の通信速度差のうち少なくとも一つの情報を取得する取得手段と、
    前記取得された少なくとも一つの情報に基づいてスリープ時間を算出する算出手段と、
    前記第1のネットワーク・インタフェースを前記算出されたスリープ時間だけ省電力状態にする制御手段と、
    を備えることを特徴とする無線通信装置。
JP2009192125A 2009-08-21 2009-08-21 無線通信方法及び無線通信装置 Expired - Fee Related JP5409191B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009192125A JP5409191B2 (ja) 2009-08-21 2009-08-21 無線通信方法及び無線通信装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2009192125A JP5409191B2 (ja) 2009-08-21 2009-08-21 無線通信方法及び無線通信装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2011044928A JP2011044928A (ja) 2011-03-03
JP5409191B2 true JP5409191B2 (ja) 2014-02-05

Family

ID=43832022

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2009192125A Expired - Fee Related JP5409191B2 (ja) 2009-08-21 2009-08-21 無線通信方法及び無線通信装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5409191B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2011125333A1 (ja) * 2010-04-09 2011-10-13 パナソニック株式会社 無線通信基地局装置、無線通信端末装置及び無線通信方法
JP5646436B2 (ja) * 2011-11-08 2014-12-24 日本電信電話株式会社 無線中継装置およびトラヒック制御方法
JP5903167B2 (ja) 2011-11-17 2016-04-13 エルジー エレクトロニクス インコーポレイティド 無線lanシステムにおけるパワーセーブモードで動作するステーションによるフレーム送信及び受信方法及びこれをサポートする装置
JP2013115543A (ja) * 2011-11-28 2013-06-10 Kyocera Corp 無線通信端末および通信制御方法
WO2014001294A1 (en) * 2012-06-29 2014-01-03 Thomson Licensing Low power consumption mode for wlan access point
JP6777324B2 (ja) * 2018-02-27 2020-10-28 Necプラットフォームズ株式会社 無線通信装置、電源制御方法およびプログラム

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2004320153A (ja) * 2003-04-11 2004-11-11 Sony Corp 無線通信システム及びその電力制御方法
JP4251010B2 (ja) * 2003-05-08 2009-04-08 ソニー株式会社 無線通信システム
JP2004364069A (ja) * 2003-06-06 2004-12-24 Sony Corp 無線通信システム、無線通信装置及び無線通信方法、並びにコンピュータ・プログラム
JP3877722B2 (ja) * 2003-11-19 2007-02-07 株式会社ソニー・コンピュータエンタテインメント 通信方法、通信端末装置および通信システム
FI20080032A0 (fi) * 2008-01-16 2008-01-16 Joikusoft Oy Ltd Älypuhelin WLAN-tukiasemana

Also Published As

Publication number Publication date
JP2011044928A (ja) 2011-03-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US9369965B2 (en) Communication apparatus
Han et al. Dozyap: power-efficient wi-fi tethering
JP3644503B2 (ja) 無線端末およびそのエンド間遅延制御方法とプログラム
US7085595B2 (en) Power saving in a wireless local area network
TWI339042B (en) Communication methods and apparatus relating to cooperative and non-cooperative modes of operation
JP5409191B2 (ja) 無線通信方法及び無線通信装置
US9621474B2 (en) Buffer relay management within single user, multiple user, multiple access, and/or MIMO wireless communications
JP2004320153A (ja) 無線通信システム及びその電力制御方法
CN102932919B (zh) 上行链路探测参考信号的资源配置方法及装置
JP2007096898A (ja) 無線通信装置及び無線通信方法
KR20090074147A (ko) 통신 장치
TW200901681A (en) Peer power save mode in tunneled direct link setup (TDLS) wireless network
US9485728B1 (en) Power saving with WNM-sleep mode
Chen et al. M-PSM: Mobility-aware power save mode for IEEE 802.11 WLANs
WO2022222892A1 (zh) 一种非连续接收的配置方法及装置
Jung et al. Energy efficient wifi tethering on a smartphone
US9226229B2 (en) Method for internet protocol-based sleep mode control using synchronization information
CA2683120A1 (en) Power save protocol interoperability detection
JP4336817B2 (ja) 無線通信端末装置、無線通信システムおよび無線通信方法
US20080123575A1 (en) Adaptive trigger frame generation in wireless networks
JP4161988B2 (ja) ネットワーク内の通信局のエネルギー消費を最適化する方法および通信局
US20140185567A1 (en) Link Establishment In A Wireless Communication Environment
JP2010093441A (ja) 無線通信端末、無線通信基地局及び方法
KR20120029815A (ko) 이동통신 단말의 전원절감을 위한 이동통신 시스템 절전 모드 제어 방법
JP2008228098A (ja) 携帯電話装置及び携帯電話装置の通信制御方法、並びにコンピュータ・プログラム

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20120224

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130222

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130305

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130425

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20131022

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20131105

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees