JP5401918B2 - 穿刺装置 - Google Patents

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Description

本発明は、レーザを用いた穿刺装置に関するものである。
現在、皮膚から微量血液を採取する方法として針による穿刺方法が多く用いられており、多くの針方式の穿刺装置が商品化されている。しかしながら、これらの製品は接触式であるため感染性の危険性があるため、非接触で穿刺を行うことができるレーザ方式の穿刺装置が開発されている。
以下、従来のレーザを用いた穿刺装置について説明する。図13は、従来の穿刺装置のブロック図である。図13において、従来の穿刺装置1は、皮膚を穿刺するためのレーザ光を出力するレーザロッドと、前記レーザロッドから出力されるレーザ光を集光するための集光レンズと、前記レーザロッドを励起するためのフラッシュランプと、前記フラッシュランプから出力される光を前記レーザロッドに集光するための鏡筒と、前記フラッシュランプに電圧を印加するための600μFのコンデンサと、前記コンデンサを充電するための電池2と、この電池2に接続された昇圧回路4と、このフラッシュランプにトリガ電圧を加えるトリガ回路7と、このトリガ回路7と昇圧回路4を制御する制御部8と、この制御部8に接続された穿刺ボタン6cとから構成されていた。
以上のように構成された穿刺装置1について、図13、図14に基づいてその動作を説明する。図14(a)において、縦軸10aはレベルであり、横軸11は時間を表している。また、実線で示す12は、フラッシュランプ6aに加わるコンデンサの電圧であり、点線で示す13はフラッシュランプ6aから放射される光の強度である。
先ず、電源ボタン3aを押下することにより、電池2の出力を昇圧回路4で昇圧しコンデンサ5へのチャージが開始される(図示せず)。チャージの終了電圧は、時点11aにおいて300Vとなるように昇圧回路4で設定している。
時点11bにおいて、穿刺ボタン6cが押下されると、トリガ回路7からトリガ電圧が発生し、トリガ電極6bに高線圧が印加される。トリガ電極6bに高電圧が印加されるとフラッシュランプ6aが発光する。フラッシュランプ6aの発光とともにコンデンサにチャージされた電荷が消費されコンデンサの電圧12は降下していく。フラッシュランプ6aから出力される光強度は、一度ピークを迎えるが、電圧12の減少とともに減少して行く。
このフラッシュランプの発光によりレーザロッドが励起され、レーザロッドからレーザ光6fが出力される。図14(b)において、縦軸10bはレーザ出力であり、14はフラッシュランプの発光に対するレーザ出力6fを表している。レーザ出力6fは、光強度13が一定の閾値13aまで減少すると励起閾値を割り込み停止する。この閾値13aはフラッシュランプやレーザロッド、鏡筒の集光効率によって変化するが、本説明ではこれをコンデンサの電圧が200Vであるとする。レーザロッドから出力されたレーザ光は、集光レンズで集光されて皮膚15(図13参照)に照射され、穿刺された状態となる。穿刺されると皮膚15からは血液16が滲出する。
図15に示す穿刺状態の断面図を用いて穿刺状態について詳細に説明する。図15において、皮膚15に対してレーザロッドからレーザ光6fが発射されると、皮膚表面はアブレーション(蒸散)によって皮膚は消失し穿刺される。このとき皮膚は、照射部位から波が広がるように深さ方向と広がり方向に対してアブレーションが起こる。また皮膚15は、神経や血管が通っていない表皮15aと、この表皮15aの深層に在って神経や血管が存在する真皮15bとから構成されている。従って、皮膚15を穿刺して採血するには真皮15bの深さまで穿刺する必要がある。これにより血液16(図13参照)が滲出する。このときレーザ光の照射時間がサーマルリラクゼーションタイムを超えると穿刺穴17の周囲にはレーザ熱により熱伝導領域17aが形成される。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、例えば、特許文献1が知られている。
特開2004―195245号公報
しかしながら、このような従来の穿刺装置1では、電圧が200Vまで低下すると、図14(c)の時点11c以降に示すように、フラッシュランプ6aは点灯しているにも係らず、時点11c以降はレーザロッド6dから出力されるレーザ光6fが停止してしまう。レーザ光6fは出力されないのに、フラッシュランプ6aは点灯し続けるので、エネルギー効率が悪化することになり、特に電池駆動される携帯機器においては深刻な問題となる。
このエネルギー効率の悪化について詳細に説明する。図14(c)において、縦軸10cは電気レベルであり、18は、コンデンサ5にチャージされている電気エネルギーである。穿刺ボタン6cを押下した時点11bにおいて、最初コンデンサ5には(数1)に示すように、27Jのエネルギーがチャージされている。
Figure 0005401918
この27Jの電気エネルギーがフラッシュランプ6aの発光によって消費されレーザ光6fが停止する時点11cにおいて、コンデンサ5にチャージされているエネルギーは(数2)に示すように12Jとなる。
Figure 0005401918
このコンデンサ5にチャージされたエネルギー27Jの内、穿刺に使用されるエネルギーは、その差の15Jであり、残りの約4割にあたる12Jのエネルギーは、レーザ光6fの放射には寄与することはなく、無駄なエネルギーとして廃棄されてしまうことになる。
本発明は、このような問題を解決したもので、エネルギー効率を向上させた穿刺装置を提供することを目的としたものである。
この目的を達成するために、本発明は、指を穿刺するためのレーザ光を出力するレーザロッドと、前記レーザロッドを励起するためのフラッシュランプと、前記フラッシュランプに電圧を印加するための複数のコンデンサと、前記コンデンサを充電するための電池と、前記電池の電圧を昇圧し前記コンデンサに印加するための昇圧回路と、前記複数のコンデンサの接続を並列接続と直列接続の切換えを行う切換部と、前記切換部の制御と前記フラッシュランプの発光タイミングの制御とを行う制御部と、を備え、前記制御部は、前記複数のコンデンサを並列接続した状態で、前記昇圧回路により充電し、次に、前記並列接続された複数のコンデンサから、前記フラッシュランプに電圧を印加し、その後、前記切換部により複数のコンデンサを直列接続した状態で、前記フラッシュランプに電圧を印加する構成とし、これにより、所期の目的を達成するものである。
つまり、本発明の穿刺装置は、複数個のコンデンサの接続を切り換える切換部を設け、制御部により、前記切換部を制御して前記コンデンサを並列接続して行う1回目の穿刺と、この1回目の穿刺に続いて、同一場所に前記コンデンサを直列接続して2回目の穿刺を行うものである。
以上のように本発明の穿刺装置は、複数個のコンデンサで構成されるとともに、これら複数個のコンデンサの接続を切り換える切換部を設け、制御部により、前記切換部を制御して前記コンデンサを並列接続して行う1回目の穿刺と、この1回目の穿刺に続いて前記コンデンサを直列接続して2回目の穿刺を、前記1回目の穿刺と同一場所に行うものであり、1回目の穿刺により、並列接続された複数個のコンデンサにチャージされた電圧が降下し、レーザ光の放射が停止するレベルまで降下しても、これら複数個のコンデンサを直列接続することで、レーザ光の放射可能な電圧レベルとなる。従って、続けて2回目の穿刺を同一場所に行なうことができる。即ち、コンデンサにチャージされたエネルギーを無駄にすることなく、エネルギー効率の高い採血が可能な穿刺を行なうことができる。







また、レーザで穿刺する場合、穿刺深さに比例して穿刺径も大きくなるようにアブレーションが発生する。そのため一度に真皮層までの穿刺深さを得るためにはどうしても穿刺径が大きくなり患者の痛みが増える。さらには一回の照射における照射時間が増えるために、レーザの熱によって組織が凝固し止血効果が発生することもあるため患者はさらに大きな穴を開ける必要があり、さらに患者の痛みは増える。
それに対して2回以上の複数穿刺を行った場合は、少ない深さで複数回穿刺することによって穿刺径も小さくなり、さらに一回分の照射時間は短くなり組織は熱の影響を受けず、より小さな穴で出血するため、患者の痛みを和らげることができる。
(実施の形態1)
以下、本発明の実施の形態を図面に基づいて説明する。図1は、実施の形態1における穿刺装置21のブロック図である。図1において、22は3.7Vの電圧を出力するリチウムイオン電池(電源の一例として用いた)である。この電池22のマイナス側はグランドに接続されるとともに、プラス側は昇圧回路23の入力23aに接続されている。なお、電池22としては一次電池でも二次電池でも使用することができる。
昇圧回路23の出力23bは、300μFの静電容量を有するコンデンサ24のプラス側24aと、フラッシュランプ(光源の一例として用いた)26の陽極26aと、半導体で形成された切換スイッチ29(切換回路の一例として用いた)の一方の選択端子29aと、2kV〜10kVの高電圧を発生するトリガ回路30の入力30aと、フラッシュランプ26に加わる電圧を検出する電圧検出回路(レーザ光の停止を検知するレーザ検知部の一例として用いた)31の入力31aに接続されている。なお、電圧検出回路31の代わりに直接レーザ光25aの停止を検知するセンサを用いても良い。
コンデンサ24のマイナス側24bは、半導体で形成された切換スイッチ32(切換回路の一例として用いた)の共通端子32cに接続されており、この切換スイッチ32の一方の選択端子32aはグランドに接続されている。また、切換スイッチ32の他方の選択端子32bは切換スイッチ29の他方の選択端子29bに接続されている。切換スイッチ29の共通端子29cは、300μFの静電容量を有するコンデンサ33のプラス側33aに接続されており、そのマイナス側33bはグランドに接続されている。
フラッシュランプ26の陰極26c側は、チョップスイッチ34の一方34aに接続されており、その他方34bはグランドに接続されている。このチョップスイッチ34は、フラッシュランプ26の発光を停止させるため、高電圧、大電流、高速応答に優れたIBGT(絶縁ゲート型バイポーラ・トランジスタ)を使用している。また、切換スイッチ29,32にもIGBTを使用している。なお、この切換スイッチ29,32は、500V程度の高電圧、500A程度の大電流に耐え得るものであればメカニカルなスイッチを用いることもできる。
35は、制御部であり、この制御部35の入力には、穿刺ボタン36及び電源ボタン37と電圧検出回路31の出力31bが接続されるとともに、制御部35の出力は、昇圧回路23の制御端子23cと、トリガ回路30の制御端子30cに接続されている。
レーザ穿刺ユニット25は、キセノンガスが封入されたフラッシュランプ26と、このフラッシュランプ26に近接して並列に配置されたレーザロッド27と、前記フラッシュランプから出力される光を集光する鏡筒で構成されている。このレーザロッド27はEr:YAGで作られており、一端には全反射鏡28aが装着されるとともに、他端には透過率約5%の部分透過鏡28bが装着されており、フラッシュランプによって励起されることによって波長2.94μmのレーザ光を発生する。また、レーザ光の光軸上には集光レンズ28cが装着されており、皮膚表面にレーザ光の径が0.1mmから0.5mmのスポットサイズになるように設計されている。
また、図示されていないが、制御部35の出力からは切換スイッチ29、32及びチョップスイッチ34の制御端子に接続されており、夫々のスイッチ29,32,34を制御する。
図2は、レーザ穿刺装置21に用いる昇圧回路23の回路図である。図2において、電池22の出力は昇圧回路23の入力23aを介して電子スイッチ41の一方に接続されており、この電子スイッチ41の他方はトランス42の一次巻線42aの一方に接続されている。また、電子スイッチ41の制御は制御端子23cに接続されて制御される。
トランス42の一次巻線42aの他方は電界効果型トランジスタ43のドレイン43aに接続されており、ソース43bはグランドに接続されている。ゲート43cは、100kHz程度の周波数で発振する発振回路44の出力44bに接続されている。
トランス42の二次巻線42bの一方は整流ダイオード45のアノード側に接続されており、トランス42の二次巻線42bの他方はグランドに接続されている。また整流ダイオード45のカソード側は、昇圧回路23の出力23bに接続されるとともに、電圧設定部46の入力46aに接続されている。この電圧設定部46の出力46bは、発振回路44の制御端子44cに接続されており、発振パルス幅を制御することにより、出力23bの電圧を一定にする。
なお、電圧設定部46に外部から電圧を設定する端子46cを設け、この端子46cを制御することで出力23bの電圧を設定することができる。このことにより、コンデンサ24,33にチャージする電圧を変えて穿刺深さを調整することが可能となる。
以下、昇圧回路23の動作を説明する。発振回路44の出力により、電界効果型トランジスタ43を高周波でオン・オフしてスイッチング制御する。このスイッチングでトランス42の二次巻線42b側に高電圧が発生する。この高電圧をダイオード45で整流してコンデンサ24、33に供給し、コンデンサ24,33をチャージする。
次に図3を用いて、穿刺装置21の動作を説明する。図3(a)は、チャージ時のブロック図である。図3(a)において、電源ボタン37を押下すると、制御部35では、切換スイッチ29を一方の選択端子29a側に切り換えるとともに、切換スイッチ32も一方の選択端子32a側に切り換える。また、チョップスイッチ34もオンされる。それと同時に昇圧回路は電池の3.7Vの電圧を昇圧し、点線51aに示すようにコンデンサ24を300Vにチャージするとともに、点線51bに示すようにコンデンサ33も300Vまでチャージする。このとき、コンデンサ24,33は並列接続されているので、合成容量は600μFとなる。
この状態で穿刺ボタン36が押下されると、制御部35からの指令により、トリガ回路30に蓄積された2kV〜10kVのトリガ電圧がフラッシュランプ26のトリガ電極26bに印加される。トリガ電極26bにトリガ電圧が印加されることにより、フラッシュランプ26は発光する。これによりレーザロッド27が励起されレーザロッド27からレーザ光25aが放射される。このレーザ光25aは、レンズ28cを介して皮膚15に対して1回目の穿刺を行う。
制御部35はフラッシュランプ26の発光開始後、電圧検出回路31からの出力によりフラッシュランプ26の陽極26aの電圧が200V(レーザ光25aの放射が停止する電圧)か、もしくは所定の時間後(本実施例では200μs後)チョップスイッチ34をオフにしフラッシュランプ26の発光を停止する。これによってレーザ出力に寄与しないフラッシュランプ26の発光を停止でき、エネルギーの高効率化が可能となる。そしてその後、切換スイッチ29は他方の選択端子29bに切り換えるとともに、切換スイッチ32も他方も選択端子32bに切り換える。このことにより、コンデンサ24とコンデンサ33とは直列に接続される。この直列接続された直列コンデンサ48の合成容量は、150μFとなる。また、直列コンデンサ48の両端の電圧は、200Vの2倍の400Vとなる。この状態であれば1回目の発光時よりはコンデンサ容量は小さくなるためフラッシュランプ26発光時間は短くなるが、フラッシュランプ26の発生する光強度は大きくなるため、再びレーザロッド27を励起することが可能となる。
そこで、制御部35の指令で、チョップスイッチ34をオンするとともに、トリガ回路30に蓄積されたトリガ電圧を再びフラッシュランプ26のトリガ電極26bに加える。トリガ電極26bにトリガ電圧を加えることにより、フラッシュランプ26は発光する。このフラッシュランプ26の発光によって励起されレーザロッド27からはレーザ光25aが放射される。このレーザ光25aは、レンズ28cを介して皮膚15に対し2回目の穿刺を行う。これによって穿刺面積を増やすことなくさらに深部への穿刺が可能となるため、血管が存在する真皮まで穿刺を行うことができるため、最小限の穿刺径で血液を滲出させることが可能となる制御部35は、トリガ回路30にトリガ電圧の出力を指令した後、所定時間後、またはコンデンサに印加されている電圧が200V以下であることを検出後、切換スイッチ29を一方の選択端子29aに切り換えるとともに、切換スイッチ32も一方の選択端子32aに切り換える。このことにより、コンデンサ24とコンデンサ33とは並列に接続される。従って、コンデンサ24,33で構成される並列コンデンサ47の電圧は200Vの半分の100Vとなっており、安全である。
図4は、レーザ光25aによる皮膚15の穿刺状態を示す断面図であり、図4(a)は1回目の穿刺後の穿刺状態を表し、図4(b)は2回目の穿刺後の穿刺状態を表している。まず、1回目の穿刺では従来のように1回の穿刺で皮膚から血が滲出するレーザ出力よりも低い出力で穿刺を行う。このとき穿刺穴18aの深さ方向への大きさが小さいため血は滲出しないが、同時に穿刺径も小さくなるため患者は痛みを受けることが少ない。続いて、1回目のレーザ出力よりも低いレーザ出力で2回目の穿刺を行う。このとき、さらに深さ方向に穿刺するため皮膚15からは血が滲出するが、1度で同じ深さまで穿刺する場合に比べ、穿刺径を小さくできるため患者が感じる痛みは少なくなる。さらには、一度のレーザ照射時間が短いため熱伝道領域18cも少なくなり、熱やけによる止血効果も出にくくなるため、血液が出やすくなる。
つまり、一度で穿刺する場合に比べ、穿刺穴18aの深さは同じでありながら穿刺穴18aの体積を小さくでき、さらには熱伝道領域18cも少なくなることにより、患者の痛みは小さくすることが出来、採血量も多くすることが可能である。
図5は、穿刺動作のタイミングチャートである。図5(a)において、縦軸61aはフラッシュランプ26に加わる電圧と、フラッシュランプ26の光強度のレベルである。また、横軸62は時間(sec)である。以下、縦軸61bは、レーザ光25aの出力レベルであり、縦軸61cはコンデンサ24,33にチャージされたエネルギーレベルである。縦軸61dは、フラッシュランプ26のオン・オフを制御するチョップスイッチ34の動作レベルである。19aはコンデンサ24,33が並列接続されている期間であり、19bは、コンデンサ24,33が直列接続されている期間である。
図5(a)において、実線で示したものは、フラッシュランプ26の陽極26aに加わる電圧63であり、点線で示したものは、電圧63に対応したフラッシュランプ26から放射される光強度である。この光強度の内、64aは1回目の穿刺時に放射される光強度であり、64bは2回目の穿刺時に放射される光強度である。
電圧63は、電源ボタン37の押下により上昇し、時点62aにおいては、並列に接続された並列コンデンサ47へのチャージが完了している。時点62bで穿刺ボタン36が押下されると、1回目の穿刺のためフラッシュランプ26が点灯する。フラッシュランプ26の発光に伴ってコンデンサにチャージされた電力は消費され電圧63は降下する。この電圧63の降下に伴い光強度64aも減少する。
フラッシュランプ26の点灯から少し遅れて、図5(b)の変化曲線65aに示すレーザ光25aが放射される。この変化曲線65aもフラッシュランプ26の光強度64aの変化に対応じて変化し、光強度64aが或るレベル以下になると、レーザロッド27の励起閾値を割り込むことによってレーザ光25aの放射は停止する。本実施例ではこのときのコンデンサの電圧を200Vとする。
この電圧200Vを電圧検出回路31が検出した時点62c、もしくは所定時間が経過した後にチョップスイッチ34をオフする。チョップスイッチ34がオフされるので、フラッシュランプ26は消灯し、光強度64aは零になる。
続いて、2回目の穿刺のため、時点62dにおいて、切換スイッチ29を他方の選択端子29b側に切り換えるとともに、切換スイッチ32も他方の選択端子32b側に切り換える。そうすると、直列コンデンサ48両端の電圧63は2倍の400Vとなる。続いてチョップスイッチ34をオンにし、トリガ信号を入力すると、フラッシュランプ26が点灯する。フラッシュランプ26の発光に伴ってコンデンサにチャージされた電力は消費され電圧63は降下していく。
この電圧63の降下に伴い光強度64bも減少して行く。この光強度64bに対応して、レーザ光25aも変化曲線65bに示すように減少して行く。電圧63が減少して200V以下になると、レーザロッド27の励起閾値を割り込むことによってレーザ光25aの放射は停止する。この電圧63が200V以下になる時点62eで、図5(d)に示すチョップスイッチ34をオフしてフラッシュランプ26を消灯させる。
図5(c)における66は、一連の動作におけるコンデンサ24,33にチャージされた電気エネルギーである。チャージが完了した時点62aにおいて、コンデンサ24,33に最初チャージされるエネルギーは(数3)に示すように27Jである。
Figure 0005401918
このエネルギー27Jは、穿刺ボタン36が押下される時点62bまで持続される。穿刺ボタン36が押下されて、1回目の穿刺が終了した時点62cでは、(数4)に示すように12Jとなる。
Figure 0005401918
このエネルギー12Jは、2回目の穿刺が開始する時点62dまで持続される。2回目の穿刺が終了した時点62eでは、(数5)に示したように3Jとなる。
Figure 0005401918
従って、1回目の穿刺に使用したエネルギーは、(数6)に示すように、最初にチャージされたエネルギー27Jから1回目の穿刺後のエネルギー12Jを減じたエネルギーとなり、その値は15Jとなる。
Figure 0005401918
また、2回目の穿刺に使用したエネルギーは、(数7)に示すように、1回目の穿刺後のエネルギー12Jから2回目の穿刺後のエネルギー3Jを減じたエネルギーであり、その値は9Jとなる。
Figure 0005401918
従って、穿刺に使用したエネルギーは、(数8)に示すように、1回目の穿刺で使用したエネルギー15Jと、2回目の穿刺で使用したエネルギー9Jの和となり、その値は24Jとなる。
Figure 0005401918
これは、(数3)に示す並列接続されたコンデンサ24,33に最初チャージされたエネルギー27Jの内、9割に近いエネルギー24Jが穿刺に使用されたことになり、従来の約4割強の使用に比べて著しくエネルギー効率の改善がなされている。
本実施の形態において、2回目の穿刺は、コンデンサ24,33を直列接続して直列コンデンサ48を形成することで、穿刺に必要なエネルギーに変換して穿刺するので、2回目の穿刺エネルギーを電池22から供給する必要はなく、全体として大きな省電力化を図ることができる。
なお、1回目の穿刺には、並列接続されたコンデンサ24,33にチャージされたエネルギーを用い、2回目の穿刺では、コンデンサ24,33を直列接続する。また、2回目の穿刺の後、直列接続されたコンデンサ24,33を安全のために再び並列接続する。従って、コンデンサ24,33の静電容量を等しくしておくことが重要となる。
また本実施例では2つのコンデンサを用いたが、レーザ励起の閾値によって3つ以上のコンデンサを並列と直列に切り換えることで同様の効果を得ることが可能となる。
(実施の形態2)
実施の形態2では、実施の形態1で説明したレーザ穿刺装置21を用いた血液検査装置101について説明する。なお、実施の形態1と同一のものには同符号を付して説明を簡略化している。
図6は、実施の形態2における血液検査装置101の断面図である。図6において、102は直方体形状をした筐体であり、樹脂で成形されている。この筐体102は、本体部102aと、この本体部102aと支点102cで回動自在に設けられた蓋体102bとから構成されている。この蓋体102bの開閉は本体部102aの下辺102dに装着された開閉センサ102fで検知される。蓋体102bは、約30度を有する第1の開角と、約90度を有する第2の開角の2つの開角で係止可能に設けられている。
本体部102aの下辺102dの角部には、血液センサ(以下センサという)123が挿入されて係止される穿刺部104が設けられている。この穿刺部104に対向してレーザ穿刺ユニット25(実施の形態1で用いたもの)が装着されている。また、穿刺部104とレーザ穿刺ユニット25に隣接して並列にセンサカートリッジ106が挿抜自在に挿入されている。このセンサカートリッジ106の挿抜は、蓋体102bを第2の開角にして行う。また、レーザ穿刺ユニット25による穿刺は、蓋体102bを第1の開角にして行う。従って、レーザ光25aが誤って外部へ洩れることはなく安全である。
レーザ穿刺ユニット25の上方には、電気回路部108が設けられている。また、この電気回路部108と筐体102の上辺102eとの間には挿抜自在に電池22が装着されている。センサカートリッジ106の上方には、負圧手段107が設けられている。この負圧手段107は、負圧路107aを介して穿刺部104に連結されている。
以下、各部について詳細に説明する。電気回路部108は、電池22から電力が供給されており、この電気回路部108の出力は表示部133(図11参照)に接続されている。電気回路部108は、センサ123からの信号に基づいて血液16の血糖値を測定し、その値を表示部133に表示する。
106は、センサカートリッジであり、このセンサカートリッジ106は樹脂で形成されるとともに略直方体形状をしている。このセンサカートリッジ106のケース106k内にはセンサ123が積層収納されるセンサ収納室106aと、このセンサ収納室106aと並列に設けられるとともに乾燥剤106bが収納される乾燥剤収納室106cと、この乾燥剤収納室106cの下方に設けられるとともに、センサ123を搬送する搬送手段106dとから構成されている。
搬送手段106dは、スライドプレート106fと、このスライドプレート106fを付勢するバネ106gとで構成されている。スライドプレート106fは、センサ収納室106a内に積層収納されたセンサ123の中、一番下のセンサ123を出口106eから穿刺部104へ搬送するものである。センサ123の搬送が完了したらスライドプレート106fは、バネ106gの力で元の位置(初期状態)に戻る。
図7は、穿刺部104と、その近傍の断面図である。穿刺部104は、上ホルダ104aと下ホルダ104bとで構成されている。この穿刺部104へは、センサ収納室106aに積層収納されたセンサ123の内、一番下のセンサ123が搬送されて、上ホルダ104aと下ホルダ104bとの間に挟まれて固定される。
穿刺部104の一方側は、センサカートリッジ106の出口106eに連結しており、上ホルダ104aの他方側にはコネクタ104cが装着されている。このコネクタ104cは、穿刺部104にセットされたセンサ123の接続電極151a〜155a,157a(図9参照)と当接する位置に設けられている。
上ホルダ104aの下面には、センサ123の位置決め孔146(図8〜10参照)に嵌合する位置決め凸部104dが形成されており、この位置決め凸部104dは、センサ123の位置決め孔146と嵌合してセンサ123を穿刺部104内の定位置に位置決めする。
上ホルダ104aの略中央には貫通孔104fが設けられている。この貫通孔104fの上面は、透明(レーザ光25aを通過させる)のフィルム104gで封鎖されている。この貫通孔104fには、負圧手段107から負圧路107aが連結されており、貫通孔104f内に負圧を加えることができる。
下ホルダ104bは、板バネ104hで上方へ付勢されている。下ホルダ104bの略中央にも貫通孔104jが形成されている。この貫通孔104jと、センサ123の貯留部144(図8〜10参照)と、上ホルダ104aに形成された貫通孔104fとは一直線上に形成されており、この内部をレーザ光25aが貫通して皮膚15を穿刺するものである。皮膚15が穿刺されると、皮膚15からは血液16が滲出し、この血液16はセンサ123の貯留部144に取り込まれる。
107bは、穿刺部104の横側面を形成する本体部102aに設けられた皮膚検知センサであり、この皮膚検知センサ107bは、皮膚15の当接を検知するものである。
図8は、センサカートリッジ106に積層収納されるセンサ123の断面図である。このセンサ123は、基板141と、この基板141の上面に貼り合わされたスペーサ142と、このスペーサ142の上面に貼り合わされたカバー143とで構成されている。
144は、血液16(図1、図7参照)の貯留部であり、この貯留部144は、基板141の略中央に形成された基板孔141aと、この基板孔141aに対応してスペーサ142に形成されたスペーサ孔142aと、基板孔141aに対応してカバー143に形成されたカバー孔143aとが連通して形成されている。また、146は、センサ123の穿刺部104への装着位置を決める位置決め孔であり、センサ123を貫通して設けられている。この位置決め孔146は、上ホルダ104aに形成された位置決め凸部104d(図7参照)と嵌合して位置決めされる。
145は、この貯留部144に一方の端が連結された血液16の供給路であり、貯留部144に溜められた血液16を毛細管現象で一気に検出部147へ導く路である。また、この供給路145の他方の端は空気孔148に連結している。貯留部144の容積は0.904μLであり、供給路145の容積は0.144μLとしている。このように少量の血液16で検査可能とし、患者への負担を軽減している。
150は、検出部147上に載置された試薬である。この試薬150は、0.01〜2.0wt%CMC水溶液に、PQQ−GDHを0.1〜5.0U/センサ、フェリシアン化カリウムを10〜200mM、マルチトールを1〜50mM、タウリンを20〜200mM添加して融解させて試薬溶液を調整し、これを基板141に形成された検出電極151,153(図9参照)上に滴下し、乾燥させることで形成したものである。この試薬150は吸湿すると性能の劣化が進行する。この劣化を防止するため、センサカートリッジ106内には乾燥剤106bを格納している。
ここで、基板141の上面には金、白金、パラジウム等を材料として、スパッタリング法或いは蒸着法により導電層を形成し、これをレーザ加工により検出電極151〜155(図9参照)と、この検出電極151〜155から夫々導出された接続電極151a〜155aと識別電極157aが一体的に形成されている。
また、基板141、スペーサ142、カバー143の材質は共にポリエチレンテレフタート(PET)を用いている。材料の共用化を図ることにより、管理コストの低減を図っている。
図9は、センサ123の透視平面図であり、一方の端には、接続電極151a〜155aと、識別電極157aが形成されている。接続電極153aと識別電極157aとの間に、導電体パターンで形成された識別部157が形成されている。
144は、センサ123の略中央に設けられた血液16の貯留部であり、この貯留部144に一方の端が接続された供給路145が検出電極152に向かって設けられている。そして、この供給路145の他方の端は空気孔148に連結している。この供給路145上には、貯留部144から順次接続電極154aに接続された検出電極154と、接続電極155aに接続された検出電極155と、再度接続電極154aに接続された検出電極154と、接続電極153aに接続された検出電極153と、接続電極151aに接続された検出電極151と、再度接続電極153aに接続された検出電極153と、接続電極152aに接続された検出電極152が設けられている。また、検出電極151,153上には、試薬150(図8参照)が載置される。
接続電極153aと識別電極157a間の電気的な導通があるか無いかで、センサ123が穿刺部104に装着されたか否かを識別することができる。即ち、このセンサ123を穿刺部104に搬送したとき、接続電極153aと識別電極157a間の電気的な導通を検知することにより、センサ123が正しく穿刺部104に装着されたか否かを検知することができる。若し電気的な導通がなければ、センサ123が穿刺部104に装着されていない訳である。この場合は、血液検査装置101の表示部133(図11参照)へ警告表示をすることができる。
また、識別部157の電気抵抗値を変えることにより、使用する検量線の情報を格納したり、製造情報を格納したりすることが可能となる。従って、これらの情報を用いて、より精密な血液検査を行なうことができる。
図10は、センサ123の外観斜視図である。このセンサ123は長方形状をした板体で形成されている。この板体の略中央には貯留部144が形成されており、一方の端には接続電極151a〜155aと識別電極157aが形成されている。また、他方の端近傍には位置決め孔146が形成されている。この位置決め孔146は、貯留部144側が狭まった台形をしている。この位置決め孔146と貯留部144との間に空気孔148が形成されている。
図11は、電気回路部108とその周辺のブロック図である。図11において、センサ123の接続電極151a〜155a、識別電極157a(図9参照)は、夫々上ホルダ104aに設けられたコネクタ104cを介して切換回路108aに接続されている。この切換回路108aの出力は、電流/電圧変換器108bの入力に接続されている。そして、その出力はアナログ/デジタル変換器(以後、A/D変換器という)108cを介して演算部108dの入力に接続されている。この演算部108dの出力は、液晶で形成された表示部133と送信部108eに接続されている。また、切換回路108aには基準電圧源108fが接続されている。なお、この基準電圧源108fはグランド電位であっても良い。
108jは制御部であり、この制御部108jは実施の形態1で説明したレーザ穿刺ユニット25を制御する制御部35を含んでいる。この制御部108jの出力は、レーザ穿刺ユニット25に接続された高電圧発生回路108hと、切換回路108aの制御端子と、演算部108dと、送信部108eと、負圧手段107に接続されている。また、制御部108jの入力には、レーザ光25aを発射させる穿刺ボタン36と、電源ボタン37と、開閉センサ102fと、皮膚検知センサ107bと、タイマ108kとが接続されている。なお、高電圧発生回路108hは、主に実施の形態1で説明したように、コンデンサ24,33を有する電気回路である。
以下、血糖値の測定動作を説明する。先ず、穿刺ボタン36を押下して、レーザ穿刺ユニット25で皮膚15を穿刺する。この穿刺は、実施の形態1で説明した1回目と2回目の穿刺である。そして、この2回目の穿刺により滲出した血液16の性質を測定する。血液16の性質を測定する測定動作では、切換回路108aを切換えて、検出電極151(図9参照)を電流/電圧変換器108bに接続する。また、血液16流入を検知するための検知極となる検出電極152を基準電圧源108fに接続する。そして、検出電極151及び検出電極152間に一定の電圧を印加する。この状態において、血液16が流入すると、検出電極151,152間に電流が流れる。この電流は、電流/電圧変換器108bによって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器108cによってデジタル値に変換される。そして、演算部108dに向かって出力される。演算部108dはそのデジタル値に基づいて血液16が十分に流入したことを検出する。なお、この時点で負圧手段107の動作をオフにする。
次に、血液成分であるグルコースの測定が行なわれる。グルコース成分量の測定は、先ず、制御部108jの指令により、切換回路108aを切換えて、グルコース成分量の測定のための作用極となる検出電極151を電流/電圧変換器108bに接続する。また、グルコース成分量の測定のための対極となる検出電極153を基準電圧源108fに接続する。
なお、血液中のグルコースとその酸化還元酵素とを一定時間反応させる間は、電流/電圧変換器108b及び基準電圧源108fをオフにしておく。そして、一定時間(1〜10秒)の経過後に、制御部108jの指令により、検出電極151と153間に一定の電圧(0.2〜0.5V)を印加する。そうすると、検出電極151,153間に電流が流れる。この電流は電流/電圧変換器108bによって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器108cによってデジタル値に変換される。そして、演算部108dに向かって出力される。演算部108dではそのデジタル値を基にグルコース成分量に換算する。
グルコース成分量の測定後、Hct値の測定が行なわれる。Hct値の測定は次のように行なわれる。先ず、制御部108jからの指令により切換回路108aを切換える。そして、Hct値の測定のための作用極となる検出電極155を電流/電圧変換器108bに接続する。また、Hct値の測定のための対極となる検出電極151を基準電圧源108fに接続する。
次に、制御部108jの指令により、電流/電圧変換器108b及び基準電圧源108fから検出電極155と151間に一定の電圧(2V〜3V)を印加する。検出電極155と151間に流れる電流は、電流/電圧変換器108bによって電圧に変換され、その電圧値はA/D変換器108cによってデジタル値に変換される。そして演算部108dに向かって出力される。演算部108dはそのデジタル値に基づいてHct値に換算する。
この測定で得られたHct値とグルコース成分量を用い、予め求めておいた検量線または検量線テーブルを参照して、グルコース成分量をHct値で補正し、その補正された結果を表示部133に表示する。また、補正された結果は送信部108eからインスリンを注射する注射装置に向けて送信する。
以上、グルコースの測定を例に説明したが、センサ123の試薬150を交換して、グルコースの測定の他に乳酸値やコレステロールの血液成分の測定にも適用できる。
電気回路部108の内、レーザ穿刺ユニット25に高電圧を与える高電圧発生回路108hについては、実質的に実施の形態1で説明したので、ここでの説明は省略する。
次に、図12を用いて血液検査装置101の検査方法を説明する。先ずステップ161では、血液検査装置101の蓋体102bを開ける。この蓋体102bの開は、開閉検知センサ102fで検知される。次に、ステップ162に移行し、スライドプレート106fをセンサカートリッジ106の出口106e方向に移動させる。このことにより、積層収納されたセンサ123の内、一番下のセンサ123を穿刺部104へ搬送することができる。センサ123の搬送は、開閉センサ102fの信号により自動的に開始することができる。搬送終了の確認は、センサ123の接続電極153a(図9参照)と識別電極157aの導通を検知することにより行う。その後、スライドプレート106fはバネ106gの力で待機状態に戻る。
なお、ステップ162において、センサ123を搬送した後、接続電極153aと識別電極157a間の導通を確認して、センサカートリッジ106内にセンサ123が存在するか否かを知ることができる。センサカートリッジ106内にセンサ123が無い場合は、表示部133にその旨を表示することができる。この表示に従い、センサ123が無い場合は新しいセンサカートリッジ106と交換する。
次に、ステップ163に移行する。ステップ163では、血液検査装置101を患者の皮膚15に当接させる。この皮膚15への当接は皮膚検知センサ107bの出力で行う。皮膚15への当接が確認されたらステップ164に移行し、負圧手段107を動作させて穿刺部104に負圧を加える。負圧は、図7に示すように、負圧路107a、貫通孔104f、貯留部144、貫通孔104jを介して皮膚15に負圧を加える。負圧を加えることにより皮膚15は盛り上がる。
負圧手段107の動作に伴う電流の変化、或いはタイマ108kにより予め定められた時間が経過すると、下ホルダ104b内の皮膚15が負圧により十分盛り上がったと判断し、ステップ165に移行する。ステップ165では、表示部133に穿刺可である旨の表示をする。そして、ステップ166に移行し、穿刺ボタン36の押下を待つ。穿刺ボタン36が押下されると、実施の形態1で説明したように同一場所に2回の穿刺が行われる。なお、この穿刺は自動的に行うこともできる。自動的に行う場合、穿刺タイミングを表示部133に表示するか、或いは音で患者に警告して知らせることが望ましい。
穿刺ボタン36が押下されるとステップ167に移行する。ステップ167では、ステップ165で行った表示部133への表示をオフする。そして、ステップ168へ移行する。ステップ168では皮膚15の2回目の穿刺により、滲出した血液16がセンサ123の貯留部144に取り込まれる。この貯留部144に取り込まれた血液16は、供給路145による毛細管現象により一気に(定まった流速で)検出部147に取り込まれる。そして、血液16の血糖値が測定される。
ステップ168で血糖値が測定されたら、ステップ169に移行し、負圧手段107をオフする。そして、ステップ170に移行する。ステップ170では、測定した血糖値を表示部133に表示する。なお、負圧手段107のオフは、血液16が検出電極152へ到達した時点でオフにしても良い。これで、血液16の測定は終了し、ステップ171へ移行する。ステップ171では、血液検査装置101の蓋体102bを閉じる。蓋体102b閉は、開閉検知センサ102fで検知する。
以上説明したように、ステップ166の穿刺は、実施の形態1で説明した2回に分けた穿刺をするので、患者に与える痛みの少ない血液検査装置を実現することができる。また、1回目に穿刺したエネルギーの残余のエネルギーを活用して2回目の穿刺をするので、エネルギーを無駄にすることは無い。
本発明にかかるレーザ穿刺装置を使用すれば、消費電力を低減させることができるので、特に携帯用の血液検査装置等に適用できる。
本発明の実施の形態1におけるレーザ穿刺装置のブロック図 同昇圧回路とその周辺の回路図 同動作状態を説明するブロック図、(a)は同チャージ時のブロック図、(b)は同1回目の穿刺時のブロック図、(c)は同2回目の穿刺時のブロック図 同レーザ光での穿刺状態を示す断面図、(a)は同1回目の穿刺後の穿刺状態を示す断面図、(b)は同2回目の穿刺後の穿刺状態を示す断面図 同穿刺動作のタイミングチャート、(a)は同フラッシュランプの電圧と光強度のタイムチャート、(b)は同レーザ出力のタイムチャート、(c)は同チャージエネルギーのタイムチャート、(d)は同チョップスイッチ制御のタイムチャート 同実施の形態2における血液検査装置の断面図 同穿刺部とその近傍の断面図 同センサの断面図 同透視平面図 同外観斜視図 同電気回路部とその周辺のブロック図 同血液検査方法のフローチャート 従来のレーザ穿刺装置のブロック図 同穿刺動作のタイミングチャート、(a)は同フラッシュランプの電圧と光強度のタイムチャート、(b)は同レーザ出力のタイムチャート、(c)は同チャージエネルギーのタイムチャート 同レーザ光での穿刺状態を示す断面図
符号の説明
21 レーザ穿刺装置
22 電池
23 昇圧回路
24 コンデンサ
25 レーザ穿刺ユニット
29 切換スイッチ
30 トリガ回路
32 切換スイッチ
33 コンデンサ
35 制御部

Claims (8)

  1. 指を穿刺するためのレーザ光を出力するレーザロッドと、
    前記レーザロッドを励起するためのフラッシュランプと、
    前記フラッシュランプに電圧を印加するための複数のコンデンサと、
    前記コンデンサを充電するための電池と、
    前記電池の電圧を昇圧し前記コンデンサに印加するための昇圧回路と、
    前記複数のコンデンサの接続を並列接続と直列接続の切換えを行う切換部と、
    前記切換部の制御と前記フラッシュランプの発光タイミングの制御とを行う制御部と、
    備え、
    前記制御部は、前記複数のコンデンサを並列接続した状態で、前記昇圧回路により充電し、
    次に、前記並列接続された複数のコンデンサから、前記フラッシュランプに電圧を印加し、その後、
    前記切換部により複数のコンデンサを直列接続した状態で、前記フラッシュランプに電圧を印加する構成とした穿刺装置。
  2. 前記フラッシュランプと前記コンデンサの接続を行うチョップスイッチを有する請求項1
    に記載の穿刺装置。
  3. レーザロッドから出力されるレーザ光を集光するための集光レンズを有する請求項1に記
    載の穿刺装置。
  4. 前記切換部はトランジスタで構成される請求項1記載の穿刺装置。
  5. 前記制御部は、
    複数個のコンデンサを並列接続する第1のステップと、
    電池からコンデンサに電力をチャージする第2のステップと、
    フラッシュランプを発光させてレーザ光を出力する第3のステップと、
    複数個のコンデンサを直列接続に切り換える第4のステップと、
    フラッシュランプを発光させてレーザ光を出力する第5のステップと、
    の制御を行なう請求項1に記載の穿刺装置
  6. 前記第5のステップの後に、複数のコンデンサを並列接続にする第6のステップを有する
    請求項5に記載の穿刺装置
  7. 前記制御部は、
    複数個のコンデンサを並列接続する第11のステップと、
    電池からコンデンサに電力をチャージする第12のステップと、
    フラッシュランプを発光させてレーザ光を出力する第13のステップと、
    所定時間が経過後にチョップスイッチをオフにしフラッシュランプの発光をオフにする第
    14のステップと、
    複数個のコンデンサを直列接続に切り換える第15のステップと、
    所定時間後チョップスイッチをオンにする第16のステップと、
    フラッシュランプを発光させてレーザ光を出力する第17のステップと、
    の制御を行なう請求項2に記載の穿刺装置
  8. 前記第17のステップの後に、複数のコンデンサを並列接続にする第18のステップを有
    する請求項7に記載の穿刺装置
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