JP5395455B2 - 軸流圧縮機用動翼 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスタービン等に搭載される軸流圧縮機を構成する軸流圧縮機用動翼に関するものである。
ガスタービン等に搭載される軸流圧縮機を構成する軸流圧縮機用動翼としては、例えば、特許文献1に開示されたものが知られている。
特開平10−317907号公報
さて、図5において時計方向に回転する軸流圧縮機用動翼50は、図5中の白抜き矢印の方向に遠心力を受ける。そして、この遠心力により、翼溝を形成する面51に沿って翼根部52が翼溝内を図中の破線の位置まで移動し、翼根部52を形成する面53が翼溝を形成する面54に強い力で押し付けられるとともに、翼根部52を形成する面55が翼溝を形成する面56に強い力で押し付けられることになる。
なお、図中の符号13は、流体が通過する流路である。
また、図6に示すように、軸流圧縮機用動翼50は、所定のスキュー(skew)角θでロータディスク57に取り付けられているため、図6中に円弧状の矢印で示す方向(図6において時計方向)に回転モーメントM1を受ける。そして、この回転モーメントM1により、翼根部52を形成する面53が翼溝を形成する面54に強い力で押し付けられるとともに、翼根部52を形成する面55が翼溝を形成する面56に強い力で押し付けられることになる(図5参照)。
なお、図6に示すように、軸流圧縮機用動翼50は、所定のスキュー角θでロータディスク57に取り付けられているため、図6において直線状の矢印で挟まれた領域には、面54,56が存在しないことになる。
さらに、図7に示すように、軸流圧縮機用動翼50の翼部58は、根元側から先端側にかけて捩られている、すなわち、翼部58の根元側から先端側に向かって前縁LEが回転方向前側に捩られ、後縁TEが回転方向後側に捩られているために、ツイストバック(twist back:捩じれ変形)し、図7中に円弧状の矢印で示す方向(図7において時計方向)に回転モーメントM2を受ける。そして、この回転モーメントM2により、翼根部52を形成する面53が翼溝を形成する面54に強い力で押し付けられるとともに、翼根部52を形成する面55が翼溝を形成する面56に強い力で押し付けられることになる(図5参照)。
さらにまた、図8に示すように、軸流圧縮機用動翼50は、重心位置が中心軸線Cよりも前縁LE側に寄っているため、図8中に円弧状の矢印で示す方向(図8において時計方向)に回転モーメントM3を受ける。そして、この回転モーメントM3により、翼根部52を形成する面53が翼溝を形成する面54に強い力で押し付けられるとともに、翼根部52を形成する面55が翼溝を形成する面56に強い力で押し付けられることになる(図5参照)。
このように、回転する軸流圧縮機用動翼50には、遠心力および回転モーメントM1,M2,M3が作用することになり、図4に太い実線で示すように、翼溝を形成する面51が受ける面圧は翼部58の後縁TEに極めて近い位置で最大となり、翼溝を形成する面56が受ける面圧は翼部58の前縁LEに極めて近い位置で最大となる。また、遠心力および回転モーメントM3が作用することにより、面51が受ける面圧と、面56が受ける面圧とでは、面56が受ける面圧の方が大きくなり、翼部58の前縁LEに極めて近い位置に存する面56に応力が集中してしまうといった問題点があった。
本発明は、上記の事情に鑑みてなされたもので、翼溝を形成する面の面圧が最大となる位置を翼部の前縁および/または後縁から遠ざけることができる軸流圧縮機用動翼を提供することを目的とする。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用した。
本発明に係る軸流圧縮機用動翼は、背側に凸面を有し、腹側に凹面を有する翼部と、この翼部と反対の側に向かって末広がりとなるように形成されて、回転方向前側に位置する第1の面、および回転方向後側に位置する第2の面を有する翼根部とを備えた軸流圧縮機用動翼であって、前記第1の面の、前縁側の一端から、前記翼部の前縁近傍に至る領域が、面取りされており、前記領域には、前記第1の面から前記第2の面を見込んだときに、前記第2の面が存在しない領域が少なくとも含まれている。
本発明に係る軸流圧縮機用動翼によれば、例えば、図3および図4に示すように、面(第1の面)21が、この面21と対向して翼溝を形成する面25を押す力が、前縁側の一端から、翼部の前縁近傍に至る領域において存在しなくなり、これに伴って面(第2の面)20が、この面20と対向して翼溝を形成する面24を押す力も小さくなる。
これにより、例えば、図4に破線で示すように、翼溝を形成する面24(図3参照)の面圧が最大となる位置を翼部11の前縁LEから遠ざけることができる。
また、本発明に係る軸流圧縮機用動翼によれば、前記領域には、前記第1の面から前記第2の面を見込んだときに、前記第2の面が存在しない領域が少なくとも含まれていることになるので、第2の面と対向して翼溝を形成する面の、前縁側の一端が受ける力を低減させることができる。
なお、第1の面から第2の面を見込んだときに、第2の面が存在しない領域とは、図3中に符号Aで示す領域である。
上記軸流圧縮機用動翼において、前記第2の面の、前縁側の一端から、前記翼部の前縁近傍に至る領域が、面取りされているとさらに好適である。
このような軸流圧縮機用動翼によれば、例えば、図3に示すように、面(第2の面)20が、この面20と対向して翼溝を形成する面24を押す力が、前縁側の一端から、翼部の前縁近傍に至る領域において存在しなくなる。
これにより、例えば、図4に破線で示すように、翼溝を形成する面24(図3参照)の面圧が最大となる位置を翼部11の前縁LEから遠ざけることができる。
本発明に係る軸流圧縮機用動翼は、背側に凸面を有し、腹側に凹面を有する翼部と、この翼部と反対の側に向かって末広がりとなるように形成されて、回転方向前側に位置する第1の面、および回転方向後側に位置する第2の面を有する翼根部とを備えた軸流圧縮機用動翼であって、前記第1の面の、前縁側の一端から、前記翼部の前縁近傍に至る領域が、面取りされており、前記第2の面の、後縁側の一端から、前記翼部の後縁近傍に至る領域が、面取りされており、前記領域には、前記第1の面から前記第2の面を見込んだときに、前記第2の面が存在しない領域が少なくとも含まれており、前記第2の面から前記第1の面を見込んだときに、前記第1の面が存在しない領域が少なくとも含まれている。
本発明に係る軸流圧縮機用動翼によれば、例えば、図3および図4に示すように、面(第1の面)21が、この面21と対向して翼溝を形成する面25を押す力が、前縁側の一端から、翼部の前縁近傍に至る領域において存在しなくなり、これに伴って面(第2の面)20が、この面20と対向して翼溝を形成する面24を押す力も小さくなる。
これにより、例えば、図4に破線で示すように、翼溝を形成する面24(図3参照)の面圧が最大となる位置を翼部11の前縁LEから遠ざけることができる。
また、本発明に係る軸流圧縮機用動翼によれば、例えば、図4に示すように、第2の面が、この第2の面と対向して翼溝を形成する面を押す力が、後縁側の一端から、翼部の後縁近傍に至る領域において存在しなくなり、これに伴って第1の面が、この第1の面と対向して翼溝を形成する面を押す力も小さくなる。
これにより、例えば、図4に破線で示すように、面(第1の面)21と対向して翼溝を形成する面25(図3参照)の面圧が最大となる位置を翼部11の後縁TEから遠ざけることができる。
また、本発明に係る軸流圧縮機用動翼によれば、前記領域には、前記第1の面から前記第2の面を見込んだときに、前記第2の面が存在しない領域が少なくとも含まれており、前記第2の面から前記第1の面を見込んだときに、前記第1の面が存在しない領域が少なくとも含まれていることになるので、第2の面と対向して翼溝を形成する面の、前縁側の一端が受ける力を低減させることができ、第1の面と対向して翼溝を形成する面の、後縁側の一端が受ける力を低減させることができる。
なお、第1の面から第2の面を見込んだときに、第2の面が存在しない領域とは、図3中に符号Aで示す領域である。
上記軸流圧縮機用動翼において、前記第2の面の、前縁側の一端から、前記翼部の前縁近傍に至る領域が、面取りされており、前記第1の面の、後縁側の一端から、前記翼部の後縁近傍に至る領域が、面取りされているとさらに好適である。
このような軸流圧縮機用動翼によれば、例えば、図3に示すように、面(第2の面)20が、この面20と対向して翼溝を形成する面24を押す力が、前縁側の一端から、翼部の前縁近傍に至る領域において存在しなくなる。
これにより、例えば、図4に破線で示すように、翼溝を形成する面24(図3参照)の面圧が最大となる位置を翼部11の前縁LEから遠ざけることができる。
また、このような軸流圧縮機用動翼によれば、第2の面が、この第2の面と対向して翼溝を形成する面を押す力が、後縁側の一端から、翼部の後縁近傍に至る領域において存在しなくなる。
これにより、例えば、図4に破線で示すように、翼溝を形成する面25(図3参照)の面圧が最大となる位置を翼部11の後縁TEから遠ざけることができる。
本発明に係る軸流圧縮機は、上記いずれかの軸流圧縮機用動翼を備えている。
本発明に係る軸流圧縮機によれば、翼溝を形成する面の面圧が最大となる位置を翼部の前縁および/または後縁から遠ざけることができる軸流圧縮機用動翼を備えているので、ロータディスクの端面から発生するおそれのあるクラックを防止することができ、軸流圧縮機の信頼性を向上させることができる。
本発明に係る軸流圧縮機用動翼によれば、翼溝を形成する面の面圧が最大となる位置を翼部の前縁および/または後縁から遠ざけることができるという効果を奏する。
本発明の一実施形態に係る軸流圧縮機用動翼を示す図であって、(a)は前縁が右側にくるようにして背側から見た図、(b)は前縁が左側にくるようにして腹側から見た図である。 図1に示す軸流圧縮機用動翼の翼根部を受け入れる翼溝を備えたロータディスクの一部を正面側から見た図である。 図1に示す軸流圧縮機用動翼がロータディスクに取り付けられた状態を示すとともに、本発明による作用効果を説明するための第1の図である。 図1に示す軸流圧縮機用動翼がロータディスクに取り付けられた状態を示すとともに、本発明による作用効果を説明するための第2の図である。 回転する軸流圧縮機用動翼が受ける力を説明するための第1の図である。 回転する軸流圧縮機用動翼が受ける力を説明するための第2の図である。 回転する軸流圧縮機用動翼が受ける力を説明するための第3の図である。 回転する軸流圧縮機用動翼が受ける力を説明するための第4の図である。
以下、本発明に係る軸流圧縮機用動翼の一実施形態について、図1から図4を参照しながら説明する。
図1は本実施形態に係る軸流圧縮機用動翼を示す図であって、(a)は前縁が右側にくるようにして背側から見た図、(b)は前縁が左側にくるようにして腹側から見た図、図2は図1に示す軸流圧縮機用動翼の翼根部を受け入れる翼溝を備えたロータディスクの一部を正面側から見た図、図3は図1に示す軸流圧縮機用動翼がロータディスクに取り付けられた状態を示すとともに、本発明による作用効果を説明するための第1の図、図4は図1に示す軸流圧縮機用動翼がロータディスクに取り付けられた状態を示すとともに、本発明による作用効果を説明するための第2の図である。
図1に示すように、本実施形態に係る軸流圧縮機用動翼10は、翼部(「エアフォイル」と呼ばれることもある。)11と、翼根部(「ダブテール」と呼ばれることもある。)12とを備えている。
翼部11は、背側に凸面を有し、腹側に凹面を有しており、隣接して配置された軸流圧縮機用動翼10の翼部11との間に、流体が通過する流路13(図5参照)が形成されるようになっている。
なお、図1中の符号LEは前縁、符号TEは後縁を示している。
翼根部12は、図2に示すロータディスク14の周縁部に形成された翼溝(嵌合溝)15に埋め込まれて(移入されて)軸流圧縮機用動翼10の全体を保持(支持)する部分である。また、翼根部12は、正面視略矩形状を呈する矩形状部16と、正面視略台形状を呈する台形部17とを備えている。
矩形状部16は、翼部11と台形部17とを接続する部分であり、翼根部12の長手方向(翼根部12を翼溝15に挿入していく方向または翼根部12を翼溝15から抜き出す方向)に沿って互いに略平行に延びる2つの面18,19を有している。また、背側に位置する第1の面18は凸面となるように加工され、腹側に位置する第2の面19は凹面となるように加工されている。
台形部17は、矩形状部16の側から翼部11と反対の側に向かって末広がりとなるように形成された2つの面20,21を有しており、背側に位置する第3の面(第2の面)20および腹側に位置する第4の面(第1の面)21はいずれも凸面となるように、すなわち、長手方向における中央部の高さが、長手方向における両端部よりも高くなるように、言い換えれば、中高(なかだか)となるようにクラウニング処理(クラウニング加工)されている。
一方、翼根12部を受け入れる翼溝15は、第1の面18と対向する第5の面22、第2の面19と対向する第6の面23、第3の面20と対向する第7の面24、および第4の面21と対向する第8の面25を備えている(図2参照)。
なお、図1および図4においてハッチングで示す部分は、クラウニング処理した部分であり、翼溝15を形成する第7の面24または第8の面25と接触しないようになっている(図3参照)。
また、図3または図4に示すように、クラウニング処理した部分は、前縁LEの側において、第4の面21から第3の面20を見込んだときに、第3の面20が存在しない領域を含む領域、および後縁LEの側において、第3の面20から第4の面21を見込んだときに、第4の面21が存在しない領域を含む領域に設けられている。
なお、第4の面21から第3の面20を見込んだときに、第3の面20が存在しない領域とは、図3中に符号Aで示す領域である。
本実施形態に係る軸流圧縮機用動翼10によれば、図3および図4に示すように、第4の面21が、この第4の面21と対向して翼溝15(図2参照)を形成する第8の面25(図3参照)を押す力が、前縁LE側の一端から、翼部11の前縁LE(図4参照)近傍に至る領域において存在しなくなり、これに伴って第3の面20が、この第3の面20と対向して翼溝15を形成する第7の面24(図3参照)を押す力も小さくなる。
これにより、例えば、図4に破線で示すように、翼溝15を形成する第7の面24の面圧が最大となる位置を翼部11の前縁LEから遠ざけることができる。
また、本発明に係る軸流圧縮機用動翼10によれば、例えば、図4に示すように、第3の面20が、この第3の面20と対向して翼溝15を形成する第7の面24を押す力が、後縁TE側の一端から、翼部11の後縁TE近傍に至る領域において存在しなくなり、これに伴って第4の面21が、この第4の面21と対向して翼溝15を形成する第8の面25(図3参照)を押す力も小さくなる。
これにより、例えば、図4に破線で示すように、第4の面21と対向して翼溝15を形成する第8の面25の面圧が最大となる位置を翼部11の後縁TEから遠ざけることができる。
さらに、クラウニング処理した部分は、前縁LEの側において、第4の面21から第3の面20を見込んだときに、第3の面20が存在しない領域を含む領域、および後縁LEの側において、第3の面20から第4の面21を見込んだときに、第4の面21が存在しない領域を含む領域に設けられているので、第3の面20と対向して翼溝15を形成する第7の面24の、前縁LE側の一端が受ける力を低減させることができ、第4の面21と対向して翼溝15を形成する第8の面25の、後縁TE側の一端が受ける力を低減させることができる。
さらにまた、クラウニング処理した部分は、第3の面20の、前縁LE側の一端から、翼部11の前縁LE近傍に至る領域、および前記第4の面21の、後縁TE側の一端から、翼部11の後縁TE近傍に至る領域に設けられているので、例えば、図3に示すように、第4の面20が、この第4の面20と対向して翼溝15を形成する第7の面24を押す力が、前縁LE側の一端から、翼部11の前縁LE近傍に至る領域において存在しなくなる。
これにより、例えば、図4に破線で示すように、翼溝15を形成する第7の面24の面圧が最大となる位置を翼部11の前縁LEから遠ざけることができる。
一方、第3の面20が、この第3の面20と対向して翼溝15を形成する第7の面24を押す力が、後縁TE側の一端から、翼部11の後縁TE近傍に至る領域において存在しなくなる。
これにより、例えば、図4に破線で示すように、翼溝15を形成する第8の面25の面圧が最大となる位置を翼部11の後縁TEから遠ざけることができる。
本実施形態に係る軸流圧縮機用動翼10を備えた軸流圧縮機(図示せず)によれば、翼溝15を形成する第7の面24の面圧が最大となる位置を翼部11の前縁LEから遠ざけることができるとともに、翼溝15を形成する第8の面25の面圧が最大となる位置を翼部11の後縁TEから遠ざけることができる軸流圧縮機用動翼10を備えているので、ロータディスク14の端面から発生するおそれのあるクラックを防止することができ、軸流圧縮機の信頼性を向上させることができる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で各種変更・変形が可能である。
10 軸流圧縮機用動翼
11 翼部
12 翼根部
20 第3の面(第2の面)
21 第4の面(第1の面)
LE 前縁
TE 後縁

Claims (5)

  1. 背側に凸面を有し、腹側に凹面を有する翼部と、この翼部と反対の側に向かって末広がりとなるように形成されて、回転方向前側に位置する第1の面、および回転方向後側に位置する第2の面を有する翼根部とを備えた軸流圧縮機用動翼であって、
    前記第1の面の、前縁側の一端から、前記翼部の前縁近傍に至る領域が、面取りされており、
    前記領域には、前記第1の面から前記第2の面を見込んだときに、前記第2の面が存在しない領域が少なくとも含まれていることを特徴とする軸流圧縮機用動翼。
  2. 前記第2の面の、前縁側の一端から、前記翼部の前縁近傍に至る領域が、面取りされていることを特徴とする請求項に記載の軸流圧縮機用動翼。
  3. 背側に凸面を有し、腹側に凹面を有する翼部と、この翼部と反対の側に向かって末広がりとなるように形成されて、回転方向前側に位置する第1の面、および回転方向後側に位置する第2の面を有する翼根部とを備えた軸流圧縮機用動翼であって、
    前記第1の面の、前縁側の一端から、前記翼部の前縁近傍に至る領域が、面取りされており、前記第2の面の、後縁側の一端から、前記翼部の後縁近傍に至る領域が、面取りされており、
    前記領域には、前記第1の面から前記第2の面を見込んだときに、前記第2の面が存在しない領域が少なくとも含まれており、前記第2の面から前記第1の面を見込んだときに、前記第1の面が存在しない領域が少なくとも含まれていることを特徴とする軸流圧縮機用動翼。
  4. 前記第2の面の、前縁側の一端から、前記翼部の前縁近傍に至る領域が、面取りされており、前記第1の面の、後縁側の一端から、前記翼部の後縁近傍に至る領域が、面取りされていることを特徴とする請求項に記載の軸流圧縮機用動翼。
  5. 請求項1からのいずれか一項に記載の軸流圧縮機用動翼を備えていることを特徴とする軸流圧縮機。
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