JP5392894B2 - パターン上でデータ信号をスキャンミラーの動きに同期させる装置 - Google Patents

パターン上でデータ信号をスキャンミラーの動きに同期させる装置 Download PDF

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Description

本発明は、概して、ラスタパターンにおけるスキャンラインアラインメントに関し、そして、奇数および偶数のスキャンラインのパターン上でデータ信号を、各スキャンラインに沿って光線を掃引するように動作するスキャンミラーの動きと同期する装置および方法に関し、特に、低電力消費、高解像度、小型でコンパクトなサイズ、静かな動作および最少の振動を維持しつつ、2次元画像をカラーで投影するように動作するカラー画像投影システムにおいて使用するための装置および方法に関する。
例えば、左から右にスクリーンを横切って掃引される、奇数の(odd)スキャンライン、および、例えば、右から左にスクリーンを横切って掃引される、偶数の(even)スキャンラインからなるラスタパターン上でレーザビームを掃引するために、互いに直交する方向に振動する1対のスキャンミラーに基づいて、スクリーン上に2次元画像を投影することが一般的に公知である。各スキャンラインは、多数のピクセルを有する。上記レーザビームを放出するレーザは、ビデオ信号に応答してプロセッサによって活性化され、選択されたピクセルを照明させ、可視状態にし、見るためのスクリーン上に画像を生成する。しかしながら、公知の画像投影システムは、典型的には640×480ピクセルのビデオグラフィックスアレイ(VGA)品質の1/4未満という制限された解像度で画像を
投影し、しばしば互いに対する画像オフセットを生成するスキャンライン中のミスアラインメントを被る。
投影される画像の輝度を最大化するために、奇数および偶数のスキャンラインの双方がビデオ信号を保持する、すなわち、画像は、奇数および偶数のスキャンラインの双方におけるビデオデータから構成される。各近接する対の奇数および偶数のスキャンラインは、オフセット画像の形成を妨げるために、互いに整列されなければならない。各近接する対の奇数および偶数のスキャンラインの間のこのような収束またはアラインメントを保証するために、ほぼ完璧な同期化、典型的には0.01%未満の精度の同期化が、ビデオ信号と、各スキャンラインに沿ったレーザビームの掃引に関係するスキャンミラーの運動との間で維持されなければならない。
当該分野は、このような高い絶対精度を提供する試みのために、様々な位置また速度フィードバック回路を提案してきた。圧電性トランスデューサは、スキャンミラーの運動を検出することを示唆している。さらに、スキャンミラーの運動を示すフィードバック信号を生成するために、永久磁石が電磁コイルの近位のスキャンミラー上に取り付けられる。光学光エミッタおよび光検出器ならびに容量性センサもまた提案されている。
しかしながら、公知のフィードバック回路は、完全に満足のいくものではないことが、経験から示されている。必然的に、典型的には較正手順によって、修正されなくてはならないスキャンライン中のミスアラインメントがあり、該手順においては、画像が、例えば、人または機械のビジョンによって監視されて、スキャンラインが整列されるまでミラー駆動部が調節される。不幸なことに、この較正は、温度の変化、回路のコンポーネントのエージングに順応せず、したがって、消費者が実行することを好まない可能性がある手順を時々繰り返されなければならない。
グラフィックインディシア(例えば、2次元シンボル)の空間パターンを電気光学的に読み取るための特定の電気光学読み取り器はまた、スキャンミラーを動かすことによって、スキャンラインのラスタパターンとしてレーザビームを掃引する。各スキャンラインに
対して、2次元シンボルを読み取るために、シンボルを横切って、左から右または右から左に掃引されて使用されることが、望ましい。
したがって、本発明の一般的な目的は、特に、鮮明で明るい2次元画像を、表示スクリーン上に投影する画像投影装置における使用のために、スキャンラインをラスタパターンに整列させることである。
本発明の別の目的は、奇数および偶数のスキャンラインのパターン上でデータ信号を、各スキャンラインに沿って光線を掃引するように動作するスキャンミラーの動きと同期することである。
本発明のさらに別の目的は、画像投影装置において画像較正を排除することである。
本発明のさらに別の目的は、投影される画像の奇数のスキャンラインと偶数のスキャンラインとの間の完璧に近いアラインメントを達成することである。
追加の目的は、様々な形状要因の多くの機器において有用な、様々な小型、コンパクト、軽量および携帯可能なカラー画像投影装置を提供することである。
これらの目的および以後明確化されるその他の目的を踏まえると、本発明の1つの特徴は、簡単に言うと、奇数および偶数のスキャンラインのパターン上のデータ信号、例えば、ビデオ信号を、各スキャンラインに沿って、光線、特にレーザビームを掃引するように動作するスキャンミラーの動きと同期するための装置および方法にある。
該装置は、中心位置の相対する終端における終端位置間でスキャンミラーを定期的に振動する駆動部を含む。例えば、一連の駆動パルスが、駆動部に定期的に加えられ、スキャンミラーを、機械的な共振周波数、例えば、30kHzで振動させる。
該装置はまた、各奇数スキャンラインの掃引中に、該ミラーからの反射のために、第一の光パルスを該スキャンミラーに伝達するため、かつ各偶数スキャンラインの掃引中に、該ミラーからの反射のために、第二の光パルスを該スキャンミラーに伝達するための照明装置、例えば、発光ダイオードまたはレーザを含む。各近接する対の奇数および偶数のスキャンラインに対する第一および第二の光パルスは、同一の持続期間を有し、理想的には、各スキャンラインの中心に伝達される。
該装置は、第一および第二の光パルスによって、スキャンミラーから反射された光を検出するための検出器、例えば光検出器をさらに含んで、それぞれ、第一および第二の検出された信号を生成する。照明装置および検出器は、好ましくは、スキャンミラーの同一の側に位置し、検出器は、ミラーの終端位置の間で、各検出された信号を単調に生成する。
プロセッサは、駆動部、照明装置および検出器に動作するように接続され、第一および第二の検出された信号を処理して、各近接する奇数および偶数のスキャンラインに対するミラーの中心位置を決定し、駆動部を制御して、スキャンラインのパラーンのアラインメントのために、各奇数のスキャンラインに対する中心位置を、各偶数のスキャンラインに対する中心位置と整列させるように動作する。好ましい実施形態において、プロセッサは、各第一の検出された信号を積分して、第一の積分信号を生成する奇数インテグレータと、各第二の検出された信号を積分して、第二の積分信号を生成する偶数インテグレータと、該積分信号を比較し、該積分信号が同一であるときに各近接する奇数および偶数スキャンラインに対するミラーの中心位置を決定するためのマイクロプロセッサとを含む。一旦各スキャンラインに対するミラーの中心位置が知られると、各スキャンラインに対するミラーの終端位置が知られる。全てのスキャンラインの位置が知られ、全てのスキャンラインは互いに整列する。
画像投影装置の場合には、各スキャンラインは、多数のピクセルを有し、該プロセッサは、ビデオ信号に応答して、スキャンライン上で、選択されたピクセルを照明させ、可視状態にし、画像を生成する。全てのスキャンラインのアラインメントによって、オフセット画像は生成されず、従って較正が必要でなくなる。
図1における参照番号10は、概略的に、携帯型機器(例えば、パーソナルデジタルアシスタント)を示しており、この携帯型機器には、例えば、図2に示されているような、軽量かつコンパクトな画像投影装置20が搭載される。また、この携帯型機器は、この機器からの可変距離において、2次元カラー画像を投影するように動作可能である。例えば、画像18は、機器10に対する作動距離範囲内に配置される。
図1に示されているように、画像18は、画像の水平方向に沿って延びている光学的水平スキャン角度Aにわたって、および画像の垂直方向に沿って延びている光学的垂直スキャン角度Bにわたって、延在している。以下に記載されているように、画像は、装置20におけるスキャナによって掃引されるスキャンラインのラスタパターン上の照明されているピクセルと、照明されていないピクセルとから構成されている。
機器10の平行6面体の形状は、装置20が実装され得るハウジングのフォームファクタのうちの1つを表しているに過ぎない。この機器は、例えば、2002年3月4日出願の、米国特許出願第10/090,653号明細書(この米国特許出願は、本出願の譲受人に譲渡されており、参照により本明細書に援用される)に示されているように、ペン、携帯電話、クラムシェル、または腕時計の形状であり得る。
好適な実施形態において、装置20は、30cm未満の体積である。このコンパクトかつ小さなサイズは、装置20が多種多様な形状、すなわち、大小の、携帯型または固定式のハウジングに搭載されることを可能にする。このハウジングは、オンボードディスプレイ12、キーパッド14、および画像を投影する窓16を有するものを含んでいる。
図2および図3を参照すると、装置20は、半導体レーザ22を含んでおり、これは、活性化されたときに、約635〜655ナノメートルの明るい赤色レーザビームを放出する。レンズ24は、正の焦点距離を有する非球面状の凸レンズであり、赤色ビームにおけるほぼ全てのエネルギーを収集し、回折が制限されたビームを生成するように動作可能である。レンズ26は、負の焦点距離を有する凹レンズである。レンズ24、26はそれぞれ、図示されていないレンズホルダのそれぞれによって保持されており、これらのレンズホルダは、機器10の内部のサポート(図2においては、明確化のために図示されていない)上に離れて配置されている。レンズ24、26は、作動距離にわたって赤色ビームの輪郭を整形する。
別の半導体レーザ28が、サポート上に搭載され、活性化されたときに、約475〜505ナノメートルの回折が制限された青色レーザビームを放出する。別の非球面状の凸レンズ30および凹レンズ32が、レンズ24、26と同様の方法で、青色ビームの輪郭を整形するために、用いられる。
約530ナノメートルの波長を有する緑色レーザビームは、半導体レーザによって生成されないが、代わりに、赤外線ダイオード励起YAG結晶レーザ(その出力ビームは、1060ナノメートルである)を有する緑色モジュール34によって、生成される。非線形周波数2倍化結晶が、赤外線レーザキャビティにおいて、2つのレーザミラーの間に含まれている。キャビティの内部における赤外線レーザの出力は、キャビティの外部において結合された出力よりもはるかに大きいので、周波数ダブラーは、キャビティの内部において、2倍の周波数の緑色光をより効率的に生成する。レーザの出力ミラーは、1060nmの赤外放射を反射可能であり、2倍化された530nmの緑色レーザビームを伝送可能である。固体レーザおよび周波数ダブラーの正確な動作は、正確な温度制御を必要とするので、Peltier効果に依存する半導体デバイスが、緑色レーザモジュールの温度を制御するために用いられる。熱電気クーラーが、印加された電流の極性に依存して、デバイスを加熱または冷却し得る。サーミスタは、緑色レーザモジュールの温度をモニタするための、緑色レーザモジュールの一部分である。サーミスタからの読取りは、コントローラに供給され、このコントローラは、熱電気クーラーに応じて制御電流を調整する。
以下に記載されるように、レーザは、約100MHzの周波数でパルス発振する。赤色レーザ22および青色レーザ28は、そのような高い周波数でパルス発振し得るが、現在利用可能な緑色固体レーザは、そのように発振することができない。結果として、緑色モジュール34から放出される緑色レーザビームは、緑色ビームを回折させるために、結晶の内部に音響定常波を形成する音響光学変調器(AOM)36を用いることにより、パルス発振される。しかしながら、AOM36は、0次の回折されていないビーム38、および1次のパルス発振された回折されたビーム40を生成する。ビーム38、40は、それらを分離して、望ましくない0次のビーム38を除去するために、互いに分岐(diverge)する。また、ビーム38、40は、フォルディングミラー42を有する、長い折れ曲がった経路に沿って、ルーティングされる。代替的に、AOMは、緑色レーザビームをパルス発振するために、緑色レーザモジュールの外部または内部のいずれかで、用いられ得る。緑色レーザビームを変調するためのその他の可能な方法は、電子吸収変調、またはMach−Zender干渉計を含む。AOMは、図2に概略的に示されている。
ビーム38、40は、正のレンズ44および負のレンズ46を介してルーティングされる。しかしながら、回折された緑色ビーム40のみが、フォルディングミラー48に衝突し、フォルディングミラー48から反射されることが可能である。回折されていないビーム38は、好適にはミラー48に搭載されている吸収体50によって吸収される。
装置は、一対の2色性フィルタ52、54を含んでおり、この一対の2色性フィルタは、緑色ビーム、青色ビーム、赤色ビームを、スキャニングアセンブリ60に到達する前に、できるだけ同一直線上に形成するように配置されている。フィルタ52は、緑色ビーム40が、フィルタ52を通ることを許容するが、青色レーザ28からの青色ビーム56は、干渉効果によって反射される。フィルタ54は、緑色ビーム40および青色ビーム56が、フィルタ54を通ることを許容するが、赤色レーザ22からの赤色ビーム58は、干渉効果によって反射される。
ほぼ同一直線上にあるビーム40、56、58は、固定式のバウンスミラー62に配向され、このバウンスミラー62から反射される。スキャニングアセンブリ60は、第1のスキャンミラー64であって、慣性駆動部66(図4〜図5において分離して示されている)によって、第1のスキャンレートで振動させられ、第1の水平スキャン角度Aにわたって、バウンスミラー62から反射されたレーザビームを掃引する、第1のスキャンミラー64と、第2のスキャンミラー68であって、電磁駆動部70によって、第2のスキャンレートで振動させられ、第2の垂直スキャン角度Bにわたって、第1のスキャンミラー64から反射されたレーザビームを掃引する、第2のスキャンミラー68と、を含んでい
る。異なる構成において、スキャンミラー64、68は、単一の2軸ミラーによって置換され得る。
慣性駆動部66は、高速であって低電力消費型のコンポーネントである。慣性駆動部の詳細は、米国特許出願第10/387,878号(2003年3月13日出願)(この米国特許出願は、本出願の譲受人に譲渡されており、参照により本明細書に援用されている)において見出すことができる。以下に記載されているように、慣性駆動部の使用は、スキャニングアセンブリ60の電力消費を1ワット未満に低減させ、カラー画像を投影する場合には、10ワット未満に低減させる。
駆動部66は、ヒンジによってスキャンミラー64を支持するための可動フレーム74を含んでいる。このヒンジは、一対の同一直線上のヒンジ部分76、78を含んでおり、これらヒンジ部分は、ヒンジ軸に沿って延びており、スキャンミラー64の対向領域とフレームの対向領域との間に接続される。図示されているように、フレーム74は、必ずしもスキャンミラー64を囲んでいる必要はない。
フレーム、ヒンジ部分、およびスキャンミラーは、ワンピースの、ほぼ平面状の、厚さが約150μであるシリコン基板から製造される。このシリコンは、オメガ形状のスロット(上部の平行なスロット部分、下部の平行なスロット部分、および中央のU形状のスロット部分を有している)を形成するためにエッチングされる。スキャンミラー64は、好適には楕円形状を有しており、スロット部分において自由に運動することができる。好適な実施形態において、楕円形の形状のスキャンミラーの軸に沿った寸法は、749μ×1600μである。各ヒンジ部分は、幅27μ、長さ1130μである。フレームは、長方形の形状を有しており、幅3100μ、長さ4600μである。
慣性駆動部は、ほぼ平面状の印刷回路基板80に搭載され、フレームを直接的に運動させたり、慣性によって、ヒンジ軸のまわりでスキャンミラー64を間接的に振動させたりするように動作可能である。慣性駆動部の一実施形態は、一対の圧電トランスデューサ82、84を含んでおり、この一対の圧電トランスデューサは、基板80に対して垂直に延びており、ヒンジ部分76の両側におけるフレーム74の間隔を空けられた部分(spaced apart portion)と接触する。各トランスデューサの1つの端部と各フレーム部分との間の永久的な接触を保証するために、接着剤が用いられ得る。各トランスデューサの反対側の端部は、基板80の後方から突出しており、ワイヤ86、88によって、周期交流電源(図示されず)に電気的に接続されている。
使用中、周期的な信号は、各トランスデューサに周期的な駆動電圧を印加し、トランスデューサの長さを交互に伸縮させる。トランスデューサ82が延びているとき、トランスデューサ84は収縮し、その逆に、トランスデューサ84が延びているとき、トランスデューサ82は収縮する。これにより、間隔を空けられたフレーム部分を同時に押したり引いたりし、フレームをヒンジ軸のまわりで捩れさせる。駆動電圧は、スキャンミラーの共振周波数に対応する周波数を有している。スキャンミラーは、初期の休止位置から運動させられ、共振周波数でヒンジ軸のまわりを振動するまで、運動させられる。好適な実施形態において、フレームおよびスキャンミラーは、約150μの厚さであり、スキャンミラーは高いQ係数を有している。各トランスデューサによる約1μの運動は、20kHz以上のスキャンレートでスキャンミラーの振動を引き起こし得る。
別の一対の圧電トランスデューサ90、92は、基板80に対して垂直に延びており、ヒンジ部分78の両側におけるフレーム74の間隔を空けられた部分と永久的に接触する。トランスデューサ90、92は、フィードバックデバイスとして機能することにより、フレームの振動運動をモニタし、電気的フィードバック信号を生成し、フィードバック制
御回路(図4〜図5には示されていない)に、ワイヤ94、96に沿って、電気的フィードバック信号を導く。
代替的に、フィードバックのために、圧電トランスデューサ90、92を用いる代わりに、磁気的なフィードバックが用いられ得る。ここで、磁石は、高速ミラーの背後に搭載され、振動する磁石によって生成された変化する磁場をピックアップするために、外部コイルが用いられる。
光がスキャンミラーの外表面から反射され得るが、ミラー64の表面を、金、銀、アルミニウムから構成された鏡面反射コーティング、または特別に設計された高い反射性の誘電性のコーティングを用いることによって、コーティングすることが望ましい。
電磁駆動部70は、第2のスキャンミラー68の背後に一緒に搭載されている永久磁石と、周期的な駆動信号の受信に応答して、周期的な磁場を生成するように動作可能な電磁コイル72とを含んでいる。周期的な磁場が、磁石の永久磁場と磁気的に相互作用し、磁石および第2のスキャンミラー68を振動させることができるように、駆動コイル72は、磁石に隣接している。
慣性駆動部66は、好適には5kHz以上、より好適には約18kHz以上の高速のスキャンレートで、スキャンミラー64を振動させる。この高速スキャンレートは、不可聴周波数なので、ノイズおよび振動を最小化する。電磁駆動部70は、約40Hzの低速のスキャンレートで、スキャンミラー68を振動させる。この低速のスキャンレートは、過剰なフリッカを有さずに画像が人間の目の網膜に残存することを可能にするためには、十分速いスキャンレートである。
高速ミラー64が水平スキャンラインを掃引し、低速ミラー68が水平スキャンラインを垂直に掃引することにより、ラスタパターンを形成する。このラスタパターンは、画像を構成するほぼ平行な奇数または偶数のスキャンラインのグリッドまたは系列である。各スキャンラインは、多数のピクセルを有している。画像の解像度は、好適には、1024×768ピクセルのXGA品質である。制限された作動範囲にわたって、高精細度のテレビ標準規格、すなわち、720p、1270×720ピクセルで表示することができる。一部のアプリケーションにおいて、この1/2の320×480ピクセルのVGA品質、またはこの1/4の320×240ピクセルのVGA品質で十分である。最小でも、160×160ピクセルの解像度が所望される。
ミラー64、68の役割は、ミラー68が高速、ミラー64が低速というように、入れ替えられ得る。ミラー64はまた、垂直スキャンラインを掃引するように設計され得、この掃引事象において、ミラー68は、水平スキャンラインを掃引し得る。また、慣性駆動部は、ミラー68を駆動させるために用いられ得る。特に、ミラーは、電気機械的駆動部、電気的駆動部、機械的駆動部、静電気的駆動部、磁気的駆動部、または電磁気的駆動部のうちのいずれかによって駆動され得る。
低速ミラーは、画像が表示される間に、一定速度の掃引モードで動作する。ミラーの戻りの間に、このミラーは、かなり高い固有周波数で、最初の位置を掃引する。ミラーの戻り動程の間に、レーザは、デバイスの電力消費を低減させるために、オフにされ得る。
図6は、図2と同じ視点による、装置20の実際の実装である。上述のコンポーネントは、トップカバー100およびサポート平面102を含むサポートに搭載されている。ホルダ104、106、108、110、112のそれぞれは、フォルディングミラー42、48、およびフィルタ52、54、およびバウンスミラー62を、共通の配列(ali
gnment)に保持している。各ホルダは、サポートに固定するように搭載された配置ポストを受け入れるための、複数の配置スロットを有している。このようにして、ミラーおよびホルダが、正確に配置される。示されているように、3つのポストが存在しており、2つの角度調整と、1つの横方向の調整とが可能である。各ホルダは、その最終的な位置に接着され得る。
画像は、スキャンラインにおける1つ以上のピクセルの選択的な照明によって構成される。図7を参照して以下に詳細に記載されるように、コントローラ114は、3つのレーザビームによって、ラスタパターンにおける選択されたピクセルを照明させ、可視状態にする。例えば、赤色電力コントローラ116、青色電力コントローラ118、および緑色電力コントローラ120のそれぞれは、赤色レーザ22、青色レーザ28、および緑色レーザ34に電流を導くことにより、これらレーザを活性化することによって、選択されたピクセルの各々において、それぞれの光ビームを放出すること、ならびに赤色レーザ、青色レーザ、および緑色レーザに電流を導かないことにより、これらレーザを不活性化することによって、選択されていないその他のピクセルを照明しないことが可能である。照明されたピクセルおよび照明されていないピクセルの結果として得られたパターンは、人間または機械によって読取り可能な情報またはグラフィックに関する任意の表示であり得る画像を含んでいる。
図1を参照すると、ラスタパターンが、拡大図で示されている。レーザビームは、ある端点から開始して、慣性駆動部によって、水平方向に沿って、所定の水平スキャンレートで、反対の端点まで掃引され、スキャンラインを形成する。その後、レーザビームは、電磁駆動部70によって、垂直方向に沿って、所定の垂直スキャンレートで、別の端点まで掃引され、第2のスキャンラインを形成する。その後のスキャンラインの形成は、同じ方法で行われる。
マイクロプロセッサ114または制御回路の制御のもとで、電力コントローラ116、118、120の動作によって、レーザを活性化するか、またはレーザを選択された回数だけオンおよびオフにパルス発振することにより、ラスタパターンに画像が形成される。所望の画像におけるピクセルが可視であることが所望されるときにのみ、レーザは、可視光を生成して、オンにされる。各ピクセルの色は、ビームの1つ以上の色によって決定される。可視光のスペクトルにおける任意の色は、赤色レーザ、青色レーザ、および緑色レーザの1つ以上を選択的に重ね合わせることにより、形成され得る。ラスタパターンは、各ライン上の複数のピクセルおよび複数のラインから構成されるグリッドである。画像は、選択されたピクセルのビットマップである。全ての文字または数字、任意のグラフィカルデザインまたはロゴ、および機械読取り可能なバーコード記号さえも、ビットマップ画像として形成され得る。
図7に示されているように、入ってくるビデオ信号は、垂直同期化データおよび水平同期化データならびにピクセルデータおよびクロックデータを有しており、マイクロプロセッサ114の制御のもとで、赤色バッファ122、青色バッファ124、および緑色バッファ126に送信される。1つのフルVGAフレームの格納は、多くのキロバイトを必要とし、1つのフレームが書き込まれている間に、別のフレームが処理および投影されることを可能にするために、バッファにおいて、2つのフルフレームのために十分なメモリを有していることが望ましい。バッファされたデータは、速度プロファイラ130の制御のもとで、フォーマッタ128、および赤色ルックアップテーブル(LUT)132、青色ルックアップテーブル(LUT)134、緑色ルックアップテーブル(LUT)136に送信され、スキャニングによって引き起こされた固有の内部歪み、および投影された画像の表示角度によって引き起こされた幾何学的歪みを補正する。結果として得られた赤色デジタル信号、青色デジタル信号、および緑色デジタル信号は、デジタルアナログ変換器(
DAC)138、140、142によって、赤色アナログ信号、青色アナログ信号、および緑色アナログ信号に変換される。赤色アナログ信号および青色アナログ信号は、赤色レーザデバイス(LD)144および青色レーザデバイス(LD)146に供給され、これらはまた、赤色コントローラ116および青色コントローラ118にも接続されている。緑色アナログ信号は、AOM無線周波数(RF)ドライバ150に、そして次に緑色レーザ34に供給され、これはまた、緑色LD148に、そして緑色電力コントローラ120にも接続されている。
フィードバック制御もまた、図7に示されており、赤色アナログデジタル(A/D)変換器158、青色アナログデジタル(A/D)変換器160、緑色アナログデジタル(A/D)変換器162、そしてマイクロコントローラ114に接続された、赤色フォトダイオード増幅器152、青色フォトダイオード増幅器154、および緑色フォトダイオード増幅器156を含んでいる。A/D変換器166、そしてマイクロプロセッサに接続されたサーミスタ増幅器164によって、熱がモニタされる。
スキャンミラー64、68は、ドライバ168、170によって駆動され、これらには、DAC172、174からのアナログ駆動信号が供給される。上記DAC172、174は、マイクロコントローラに接続されている。フィードバック増幅器176、178は、スキャンミラー64、68の位置を検出し、フィードバックA/D180、182、そしてマイクロプロセッサに接続されている。
電力管理回路184は、電力を最小化する一方で、好適には、緑色レーザを常にオンに維持し、赤色レーザおよび青色レーザの電流をレージング閾値未満に維持することによって、高速オンタイム(fast on−times)を可能にするように、動作可能である。
レーザ安全停止回路186は、スキャンミラー64、68のいずれか一方が、適切な場所から外れていることを検出された場合に、レーザをオフにするように動作可能である。
本発明にしたがうと、ラスタパターン18におけるスキャンラインは、互いに整列されている。記載を簡単にするために、左から右(left−to−right)に掃引されるスキャンラインは、奇数ライン(odd line)と表され、右から左(right−to−left)に掃引されるスキャンラインは、偶数ライン(even line)と表されるが、反対に、左から右に掃引されるスキャンラインが、偶数ラインと表され、右から左に掃引されるスキャンラインが、奇数ラインと表されることもあり得る。前方反射表面212から表示スクリーンに入射する合成レーザビーム40、56、58を掃引するために、各スキャンラインは、スキャンミラー64(図8に分離して示されている)によって掃引される。スキャンミラー64は、ドライバ168によって、その機械的共振周波数で周期的に駆動されるが、図9は、時間の関数としての角運動としてプロットされたスキャンミラー64の正弦波の振動を示している。代表的な偶数ライン200に対し、時間tは、ミラー64の1つの端の位置を示している一方で、時間tは、ミラー64の反対の端の位置を示している。同様に、代表的な奇数ライン201に対し、時間tおよびtは、ミラー64の端の位置を示している。
図10は、整列されたときの、代表的なスキャンライン200、201の上述のビデオ信号を示している。したがって、ライン200に対するビデオ信号は、tにおいて開始し、tにおいて終了する一方で、ライン201に対するビデオ信号は、tにおいて開始し、tにおいて終了する。
図11は、隣接する偶数ライン200と奇数ライン201との間にミスアラインメント
(misalighnment)が存在しているときの、ビデオ信号を示している。ここで、ライン200に対するビデオ信号は、tにおいて終了しないが、tの後に終了する。また、ライン201に対するビデオ信号は、tにおいて終了しないが、tの後に終了する。
図12は、表示スクリーン上のピクセルの位置を示している概略図である。ミラー200、201、202の中心の位置は、それぞれ、点A、B、Cとして示されており、これらは、垂直方向のアラインメントであり、正確な収束(correct convergence)と呼ばれる。しかしながら、ミラーの中心の位置が、点A’、B’、C’によって示されているように、スキャンライン200、201、202の真ん中からずれている場合、不正確な収束(incorrect convergence)とも呼ばれる、垂直方向のミスアライメントが存在する。本発明は、ラスタパターンの全てのスキャンラインの間で、正確な収束を保証することを目的としている。
本発明にしたがうと、照明器214、例えば、発光ダイオードまたはレーザは、スキャンミラー64の後方反射面216と対面するように配置されており、以下に記載されるように、光パルスを伝送し、そこから反射させ、検出器218(例えば、フォトダイオード)によって検出させるように、動作可能である。照明器214および検出器218は、ミラー64の同じ側に配置される。検出器218は、図13に示されているように、単色応答特性を有しており、検出器は、ミラー64の1つの端の位置(スキャン角度=−D)において最も弱い信号を検出し、ミラー64の中心の位置(スキャン角度=ゼロ度)においていくぶん強い信号を検出し、ミラー64の反対の端の位置(スキャン角度=+D)において最も強い信号を検出する。
図14は、本発明の好適な実施形態を示しており、上述のコントローラ114は、ミラードライバ168を介して、スキャンミラー64を共振させる。図15は、ミラーが機械的共振周波数で振動するときに、時間の関数としてのミラーの変位を示している。コントローラ114は、周期的な駆動振動を生成するが、有利にも、図16に示されている一連の駆動パルスにおいては、正の駆動パルス220は、ミラーの1つの端の位置で生成され、負の駆動パルス222は、ミラーの反対の端の位置で生成される。その他の周期的な信号が用いられることがある。
コントローラ114はまた、照明器ドライバ224を介して、図17に示されているように、第1の光パルス226、第2の光パルス228で、照明器214を変調する。光パルスは、180°の位相だけ分離され、同じ持続時間を有している。第1の光パルス226は、代表的な奇数スキャンライン201の中心に伝送されるが、第2の光パルス228は、代表的な偶数スキャンライン202の中心の近くに伝送される。
図18は、検出器218の応答を示している。スキャンライン201の間で、ビームが左から右に掃引されるとき、信号232は、図13の単色応答特性にしたがって、検出器によって、上昇が検出される。スキャンライン202の間で、ビームが右から左に掃引されるとき、信号234は、ここでもまた図13の単色応答特性にしたがって、検出器によって、下降が検出される。
検出された信号232、234は、増幅器230に導かれる。左から右へのインテグレータ(integrator)236は、信号232を積分し、図19〜図20における、左から右への積分されたパルス240を生成する。右から左へのインテグレータ238は、信号234を積分し、図19〜図20における、右から左への積分されたパルス242を生成する。
積分されたパルス240、242は、コントローラ114に供給される。光パルス226、228(図17)が、隣接するスキャンライン201、202(図15)のそれぞれのちょうど中心に存在している場合、積分されたパルス240、242(図19)は、ミラーの中心の位置(ゼロ度)において一致し得る。なぜならば、ミラー64は、反対の方向に、光パルス226、228の両方の間にちょうど同じ角度を掃引し得るからである。光パルス226、228(図17)が、代表的な隣接するスキャンライン201、202(図15)のちょうど中心の位置に存在しない場合、積分されたパルス240、242(図20)は、ミラーの中心の位置においては、一致しない。例えば、図20は、積分されたパルス240、242が、ミラーの中心の位置においてずれていることを示している。コントローラ114は、ずれ条件(offset condition)を検出し、ミラードライバ168を制御することにより、駆動パルス220、222の位相をシフトさせ、中心の位置における、積分されたパルス240、242の対称性を復元させる。言い換えると、スキャンミラーは、位相の位置を正確に知られていることが前提とされなければならない。一旦ミラーの中心の位置が知られると、その端の位置もまた知られる。ミラー64は、奇数掃引(odd sweep)および偶数掃引(even sweep)の両方の間に、一定の速度でスキャンされる。各スキャンラインは、同数のピクセルを有している。したがって、各偶数スキャンライン上のピクセルは、各奇数スキャンライン上のピクセルと整列される。このようにして、スキャンラインは、正確に収束され、従来技術のように、較正されるべき、ずれのある画像は生成されない。
上述のように、光パルス226、228の持続時間は、スキャンミラーの各周期に対して等しい。この持続時間は、次の周期では等しいとは限らず、好適には周期ごとにランダムに変化する。言い換えると、各周期の光パルスに対する持続時間は等しいが、各周期の次の周期に対しては、異なっている。この特徴は、誤差を除去することが目的である。例えば、塵がミラー64の後方反射面216上に蓄積することによって、図13の検出器の応答曲線上の予測不可能な位置に、スパイクまたはノイズを引き起こし得る。そのようなスパイクは、ミラーの中心位置における積分されたパルス240、242の整合性に悪影響を与えるので、次の周期に対して、パルス226、228の持続時間をランダムに変化させることによって、そのようなスパイクは、十分多くの周期にわたって無視され得る。
新規であって、特許証によって保護されることが望まれるものとして請求されている内容は、請求の範囲に述べられている。
図1は、携帯型機器の斜視図であり、この携帯型機器は、そこからの作動距離において画像を投影する。 図2は、図1の機器に取り付けるための画像投影装置の、拡大された、上から見た、斜視図である。 図3は、図2の装置の上面図である。 図4は、図2の装置に用いるための慣性駆動部の前から見た斜視図である。 図5は、図4の慣性駆動部の後ろから見た斜視図である。 図6は、図2の装置の実際の実装の斜視図である。 図7−1は、図2の装置の動作を示す電気回路図である。 図7−2は、図2の装置の動作を示す電気回路図である。 図8は、本発明にしたがう同期化装置の一部分の概略図である。 図9は、時間に対するミラー運動のグラフである。 図10は、代表的なスキャンラインに正確に収束されたビデオ信号のグラフである。 図11は、代表的なスキャンラインに不正確に収束されたビデオ信号のグラフである。 図12は、表示スクリーン上に正しく収束されたピクセルと正しく収束されていないピクセルとの概略図である。 図13は、ミラーのスキャン角度の関数としての検出器の応答特性のグラフである。 図14は、本発明にしたがう同期化装置の電気回路図である。 図15は、時間に対するミラーの変位のグラフである。 図16は、ミラーを駆動させるために用いられる駆動パルスのグラフである。 図17は、照明器を変調させるために用いられる照明器パルスのグラフである。 図18は、検出器によって検出された検出信号のグラフである。 図19は、積分された信号がミラーの中心の位置にマッチするときの、ミラーのスキャン角度に対する積分された信号のグラフである。 図20は、図19に類似したグラフであるが、ミラーの中心の位置における積分された信号のミスマッチを示している。

Claims (8)

  1. 奇数のスキャンラインおよび偶数のスキャンラインのパターン上でデータ信号を、各スキャンラインに沿って光線を掃引するように動作可能なスキャンミラーの動きに同期させる装置であって、
    中心位置の両側の終端における終端位置と終端位置との間で、該スキャンミラーを周期的に振動させる駆動部と、
    各奇数のスキャンラインの掃引中に、該スキャンミラーからの反射のために第一の光パルスを該スキャンミラーに伝送し、かつ、各偶数のスキャンラインの掃引中に、該スキャンミラーからの反射のために第二の光パルスを該スキャンミラーに伝送する照明装置であって、第一の対の互いに隣接する奇数および偶数のスキャンラインの該第一および第二の光パルスは、同一の伝送持続時間である、照明装置と、
    該第一および第二の光パルスによって、該スキャンミラーから反射される光を検出することにより、第一および第二の検出信号をそれぞれ生成する検出器と、
    該駆動部と該照明装置と該検出器とに動作可能に接続されたプロセッサであって、該プロセッサは、該第一および第二の検出信号を処理することにより、互いに隣接する奇数および偶数のスキャンラインの各々に対して該ミラーの中心位置を決定し、かつ、該スキャンラインのパターンのアラインメントのために、各奇数のスキャンラインに対する該中心位置と、各隣接する偶数のスキャンラインに対する該中心位置とを整列させるように該駆動部を制御する、プロセッサと
    を備え、
    第二の対の互いに隣接する奇数および偶数のスキャンラインの該第一および第二の光パルスの伝送持続時間は、該第一の対の伝送持続期間とは異なり、
    該照明装置は、レーザ、または、発光ダイオードである、装置。
  2. 前記装置は、レーザビームを前記光線として放出するレーザを含み、各スキャンラインは、所定の数のピクセルを有し、前記プロセッサは、ビデオ信号に応答して、該スキャンライン上の選択されたピクセルが照明され、可視状態にされることにより、画像を生成するように該レーザを活性化する制御装置を含む、請求項1に記載の装置。
  3. 前記スキャンミラーは、前記レーザビームが入射する第一の反射面と、前記光パルスが入射する第二の反射面とを有する、請求項2に記載の装置。
  4. 前記照明装置は、変調可能な光源であり、前記検出器は、光検出器であり、該光源および該光検出器は、前記スキャンミラーの同一の側に位置し、該スキャンミラーの前記第二の反射面に面している、請求項3に記載の装置。
  5. 前記光検出器は、前記第一および第二の検出信号を生成し、該第一および第二の検出信号は、該第一および第二の検出信号が単調に増加するか減少するように前記スキャンミラーの終端位置と終端位置との間で検出される、請求項4に記載の装置。
  6. 前記駆動部は、前記スキャンミラーを周期的に振動させるための周期的なミラー駆動信号を生成する、請求項1に記載の装置。
  7. 前記プロセッサは、各第一の検出信号に対して積分演算を実行することにより、第一の積分信号を生成する奇数インテグレータと、各第二の検出信号に対して積分演算を実行することにより、第二の積分信号を生成する偶数インテグレータと、該第一の積分信号と該第二の積分信号とを比較し、互いに隣接する奇数および偶数のスキャンラインの各々に対する前記ミラーの前記中心位置において該第一の積分信号と該第2の積分信号とが同一であるか否かを決定する制御装置とを含む、請求項1に記載の装置。
  8. 前記プロセッサは、前記第一の対の互いに隣接する奇数および偶数のスキャンラインの前記第一および第二の光パルスの前記伝送持続時間が同一であるように維持し、かつ、前記第二の対の互いに隣接する奇数および偶数のスキャンラインの該第一および第二の光パルスの該伝送持続時間が、該第一の対の該伝送持続時間と異なるように変更するように動作する制御装置を含む、請求項1に記載の装置。
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