JP5392399B2 - 無線通信システム、送信機、受信機及び報知情報送受信方法 - Google Patents

無線通信システム、送信機、受信機及び報知情報送受信方法 Download PDF

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Description

本発明は、無線通信システム、送信機、受信機及び報知情報送受信方法に関する。
従来、セル方式による無線通信システムにおいて、基地局は、自装置が形成するセル内に報知情報を定期的に送信する。報知情報とは、セル内に位置する移動体端末によって無線通信を行う際に用いられる各種情報である。例えば、報知情報は、セルを識別するセルID、ページング周期、周辺セルに関する情報等を含む。
図17に、従来の基地局によって送信される報知情報の一例を示す。図17に示すように、報知情報は、複数のSIB(System Information Block)を含む。図17に示した例では、報知情報は、11個のSIB1〜SIB11を含む。SIB1〜SIB11は、各々異なる情報を含む。例えば、SIB1は、報知情報が更新されるたびに基地局によってインクリメントされる「Value tag」等を含む。また、例えば、SIB2は、ページング周期に関する情報等を含む。また、例えば、SIB3は、他のセルへ移行するための条件等を含む。他のSIB4〜SIB11も、報知情報に関する各種情報を含む。
図17に示した例では、基地局は、720[ms]が経過するたびに、SIB1〜SIB11を含む報知情報を送信している。そして、移動体端末は、電源が投入された場合や、セルを移行した場合や、報知情報が変更された場合や、一定時間が経過した場合等に、報知情報を受信して、受信した報知情報を自装置内に記憶する。これにより、移動体端末は、電源投入時やセル移行時においても無線通信を行うことができる。
しかしながら、上記の従来技術には、報知情報の受信処理にかかる消費電力が増大するという問題がある。かかる問題について、図18及び図19に示す例を用いて具体的に説明する。
図18及び図19は、従来の基地局及び移動体端末における報知情報の送受信処理の一例を示す図である。図18に示した例において、移動体端末92は、基地局91によって形成されるセル内に位置するものとする。そして、移動体端末92は、電源が投入されており、既に報知情報を基地局91から受信しており、待機(待ち受け)状態であるものとする。
図18に示すように、基地局91は、SIB1〜SIB11を含む報知情報を定期的に送信している。ここで、SIB2に含まれる報知情報が変更されたものとする。かかる場合に、基地局91は、報知情報が変更されたことを通知するために、ページングを送信する。移動体端末92は、基地局91からページングを受信した場合に、報知情報が変更されたことを検知し、基地局91から送信される報知情報を受信する。このとき、移動体端末92は、報知情報に含まれる全てのSIB1〜SIB11を受信して、自装置内で保持している全ての報知情報を更新する。
このように、移動体端末92は、報知情報が変更されたことを通知された場合に、基地局91から送信される全ての報知情報を受信する。したがって、移動体端末92は、図18の下段に示すように、SIB1〜SIB11を受信する際に受信電力を消費する。このため、移動体端末92では、報知情報の受信処理にかかる消費電力が増大する。
また、図19に示した例において、移動体端末92は、基地局91によって形成されるセルから他のセルに移動した後に、再度、基地局91のセル内に移動したものとする。また、SIB1には、セルIDと「Value tag」が含まれるものとする。
移動体端末92は、セルを移動した場合であっても、受信済みの報知情報を履歴情報として保持する。そして、移動体端末92は、基地局91のセル内に再度移動した場合に、基地局91から送信される報知情報のうち、セルIDや「Value tag」が含まれるSIB1を受信する。そして、移動体端末92は、SIB1に含まれるセルIDと、自装置内に保持している報知情報に含まれるセルIDとが一致するか否かを判定する。そして、移動体端末92は、双方のセルIDが一致する場合には、基地局91から受信したSIB1に含まれる「Value tag」と、自装置内に保持している報知情報の「Value tag」とを比較する。
そして、移動体端末92は、セルIDが異なる場合や、「Value tag」が異なる場合には、基地局91から送信される全ての報知情報を受信する。そして、移動体端末92は、自装置内で保持している全ての報知情報を基地局91から受信した報知情報に更新する。
このように、移動体端末92は、セルを移動した場合に、基地局91から送信される全ての報知情報を受信することがある。したがって、移動体端末92は、図19の下段に示すように、SIB1〜SIB11を受信する際に受信電力を消費する。このため、移動体端末92では、報知情報の受信処理にかかる消費電力が増大する。なお、移動体端末92は、電源が投入された場合や、圏外から圏内に移動した場合にも、SIB1を受信して、セルIDや「Value tag」が異なる場合には、全ての報知情報を受信する。このため、移動体端末92では、電源が投入された場合や圏外から圏内に移動した場合にも、報知情報の受信処理にかかる消費電力が増大する。
開示の技術は、上記に鑑みてなされたものであって、報知情報の受信処理にかかる消費電力を低減することができる無線通信システム、送信機、受信機及び報知情報送受信方法を提供することを目的とする。
本願の開示する無線通信システムは、一つの態様において、送信機と受信機とを含む無線通信システムであって、前記送信機が、報知情報が変更された場合に、報知情報の変更情報を修正履歴として生成する修正履歴生成部と、前記修正履歴生成部において生成される修正履歴を含む報知情報を送信する送信部とを有し、前記受信機が、報知情報を記憶する記憶部と、前記送信部によって送信される報知情報のうち修正履歴を受信する受信部と、前記受信部において受信される修正履歴に含まれる変更情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている報知情報を更新する更新部とを有する。
本願の開示する無線通信システムの一つの態様によれば、報知情報の受信処理にかかる消費電力を低減することができるという効果を奏する。
図1は、実施例1に係る無線通信システムの構成例を示すブロック図である。 図2は、報知情報の送受信処理の一例を示す図である。 図3は、報知情報の送受信処理の一例を示す図である。 図4は、実施例2における基地局の構成例を示すブロック図である。 図5は、図4に示した修正履歴生成部によって生成される報知情報の修正履歴の一例を示す図である。 図6は、実施例2における移動体端末の構成例を示すブロック図である。 図7は、実施例2における基地局による報知情報送信処理手順を示すフローチャートである。 図8は、実施例2における移動体端末による報知情報受信処理手順を示すフローチャートである。 図9は、実施例2における移動体端末によるセル移動時の報知情報受信処理手順を示すフローチャートである。 図10は、「Value tag」と変更情報とが対応付けられた修正履歴の一例を示す図である。 図11は、報知情報の変更日時と変更情報とが対応付けられた修正履歴の一例を示す図である。 図12は、報知情報の送受信処理の一例を示す図である。 図13は、報知情報の送受信処理の一例を示す図である。 図14は、報知情報の送受信処理の一例を示す図である。 図15は、送信制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。 図16は、受信制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。 図17は、従来の基地局によって送信される報知情報の一例を示す図である。 図18は、従来の基地局及び移動体端末における報知情報の送受信処理の一例を示す図である。 図19は、従来の基地局及び移動体端末における報知情報の送受信処理の一例を示す図である。
以下に、本願の開示する無線通信システム、送信機、受信機及び報知情報送受信方法の実施例を図面に基づいて詳細に説明する。なお、この実施例により本願の開示する無線通信システム、送信機、受信機及び報知情報送受信方法が限定されるものではない。
まず、図1を用いて、実施例1に係る無線通信システムについて説明する。図1は、実施例1に係る無線通信システムの構成例を示すブロック図である。図1に示すように、実施例1に係る無線通信システム1は、送信機10と、受信機20とを含む。送信機10と、受信機20とは相互に無線通信を行う。
送信機10は、例えば基地局等であり、図1に示すように、修正履歴生成部11と、送信部12とを有する。修正履歴生成部11は、報知情報が変更された場合に、報知情報の変更情報を修正履歴として生成する。例えば、修正履歴生成部11は、上位装置等から報知情報を変更する要求を受け付けた場合に、報知情報の修正履歴を生成する。
なお、ここで言う「報知情報の変更情報」とは、例えば、変更前の報知情報と変更後の報知情報との差分を示す。例えば、変更前の報知情報に『ページング周期「10」』が含まれており、変更後の報知情報『ページング周期「8」』が含まれているものとする。かかる場合には、「報知情報の変更情報」は、『ページング周期「8」』を示す。そして、「報知情報の修正履歴」には、このような報知情報の変更情報が履歴として設定される。
送信部12は、修正履歴生成部11において生成される修正履歴を含む報知情報を送信する。例えば、送信部12は、定期的に送信する報知情報に加えて、修正履歴生成部11において生成される修正履歴を報知情報として送信する。
受信機20は、例えば移動体端末等であり、図1に示すように、記憶部21と、受信部22と、更新部23とを有する。記憶部21は、報知情報を記憶する。受信部22は、送信機10の送信部12によって送信される報知情報のうち、修正履歴を受信する。更新部23は、受信部22において受信される報知情報の修正履歴に基づいて、記憶部21に記憶されている報知情報を更新する。
このように、実施例1に係る無線通信システム1において、送信機10は、修正履歴を含む報知情報を送信する。そして、受信機20は、全ての報知情報を受信するのではなく、報知情報の修正履歴を受信し、受信した修正履歴に基づいて自装置が保持する報知情報を更新する。
これにより、実施例1における受信機20は、報知情報が変更された場合やセルを移動した場合であっても、全ての報知情報を受信せずに、修正履歴だけを受信するので、報知情報の受信処理にかかる消費電力を低減することができる。また、受信機20は、変更された報知情報だけを更新するので、報知情報の更新処理にかかる消費電力を低減することができる。
次に、実施例2では、実施例1において説明した送信機10を基地局に適用し、受信機20を移動体端末に適用した場合を例に挙げて説明する。
[実施例2に係る無線通信システムにおける報知情報送信処理]
まず、図2及び図3を用いて、実施例2に係る無線通信システムにおける報知情報送信処理について説明する。図2及び図3は、報知情報の送受信処理の一例を示す図である。図2に示すように、実施例2に係る無線通信システム2は、基地局100と、移動体端末200とを含む。
実施例2における基地局100は、図18に示した例と同様に、報知情報としてSIB1〜SIB11を定期的に送信する。また、基地局100は、SIB1〜SIB11のうち、変更された報知情報の内容である変更情報の修正履歴を含むSIB12を生成し、生成したSIB12についても定期的に送信する。すなわち、基地局100は、SIB1〜SIB11と、報知情報の修正履歴を示すSIB12とを報知情報として送信する。
ここで、SIB2に含まれる報知情報に変更があったものとする。かかる場合に、基地局100は、SIB2の変更情報を含むSIB12を生成する。例えば、SIB2には、ページング周期に関する情報が含まれるものとする。そして、ページング周期が「10」から「8」に変更されたものとする。かかる場合に、基地局100は、SIB2の内容を『ページング周期「8」』に更新するとともに、『ページング周期「8」』を含むSIB12を生成する。そして、基地局100は、変更後のSIB2及びSIB12を含む報知情報を送信する。また、基地局100は、報知情報が変更されたことを通知するために、ページングを送信する。
そして、実施例2における移動体端末200は、基地局100からページングを受信した場合に、着呼であるか否かを判定する。そして、移動体端末200は、着呼でない場合には、報知情報が変更されたと判定する。そして、移動体端末200は、図2に示した例のように、基地局100から送信される報知情報のうち、報知情報の修正履歴が含まれるSIB12を受信する。そして、移動体端末200は、SIB12の修正履歴に含まれる変更情報に基づいて、自装置が保持する報知情報を更新する。例えば、上記例のように、SIB12に『ページング周期「8」』が含まれる場合には、自装置が保持するページング周期を「8」に更新する。
このように、基地局100は、報知情報が変更された場合に、報知情報の修正履歴を含むSIBを送信する。そして、移動体端末200は、報知情報が変更されたことを検知した場合に、基地局100から送信される報知情報のうち、報知情報の修正履歴を含むSIBを受信することにより報知情報を更新する。これにより、基地局100は、報知情報が変更された場合であっても修正履歴を含むSIBだけを受信するので、報知情報の受信処理にかかる消費電力を低減することができるとともに、報知情報の更新処理にかかる消費電力を低減することができる。
次に、図3に示した例において、基地局100は、図2に示した例と同様に、SIB1〜SIB12を定期的に送信する。ここでは、図2に示した例と同様に、SIB2に含まれる報知情報に変更があったものとする。また、SIB1には、セルIDと「Value tag」が含まれるものとする。
図3に示した移動体端末200は、基地局100によって形成されるセルから他のセルに移動した後に、基地局100によって形成されるセル内に再度移動したものとする。なお、移動体端末200は、他のセルに移動した後にも、基地局100のセルに位置していた際に基地局100から受信した報知情報を保持しているものとする。
かかる場合に、移動体端末200は、基地局100から送信される報知情報のうち、「Value tag」が含まれるSIB1を受信する。そして、移動体端末200は、自装置内に保持する報知情報のうち、SIB1に含まれるセルIDと一致する報知情報が存在するか否かを判定する。そして、移動体端末200は、SIB1に含まれるセルIDと一致する報知情報が存在する場合には、かかる報知情報の「Value tag」と、SIB1に含まれる「Value tag」とが一致するか否かを判定する。
ここでは、移動体端末200は、SIB1に含まれるセルIDと一致するが、SIB1に含まれる「Value tag」と一致しない報知情報を保持しているものとする。かかる場合に、移動体端末200は、図3に示した例のように、報知情報の修正履歴が含まれるSIB12を受信する。そして、移動体端末200は、SIB12の修正履歴に含まれる変更情報に基づいて、自装置が保持する報知情報を更新する。
このように、移動体端末200は、セルを移動した場合に、基地局100から送信される報知情報のうち、まず、「Value tag」が含まれるSIBを受信し、自装置が保持する報知情報と一致するか否かを判定する。そして、移動体端末200は、セルIDが一致するが、「Value tag」が一致しない報知情報を保持している場合には、報知情報の修正履歴を含むSIBを受信することにより報知情報を更新する。これにより、移動体端末200は、セルを移動した場合であっても修正履歴を含むSIBだけを受信するので、報知情報の受信処理にかかる消費電力を低減することができるとともに、報知情報の更新処理にかかる消費電力を低減することができる。
なお、上記の図2及び図3に示した例では、基地局100が、報知情報を含むSIB1〜SIB11と、報知情報の修正履歴を含むSIB12とを送信する例を示した。しかし、基地局100が送信するSIBの数は図2及び図3に示した例に限定されない。例えば、基地局100は、報知情報を含むSIB1〜SIB15を送信する場合には、SIB1〜SIB15とともに、報知情報の修正履歴を含むSIB16を送信してもよい。かかる場合には、移動体端末200は、SIB16を受信することにより、報知情報の修正履歴を取得する。
また、上記の図2及び図3に示した例では、1個のSIB12に報知情報の修正履歴が含まれる例を示した。しかし、基地局100は、報知情報の修正履歴を含む複数のSIBを送信してもよい。例えば、基地局100は、報知情報を含むSIB1〜SIB15を送信する場合に、SIB1〜SIB15とともに、報知情報の修正履歴を含むSIB16及びSIB17を送信してもよい。かかる場合には、移動体端末200は、SIB16及びSIB17を受信することにより、報知情報の修正履歴を取得する。
[実施例2における基地局の構成]
次に、図4を用いて、実施例2における基地局100の構成について説明する。図4は、実施例2における基地局100の構成例を示すブロック図である。なお、図4では、基地局100による報知情報送信処理に関する部位を示している。
図4に示すように、実施例2における基地局100は、ページング生成部101と、符号化部102と、変調部103と、報知情報生成部104と、修正履歴生成部105と、報知情報バッファ106とを有する。
ページング生成部101は、移動体端末200に対して送信するページング情報を生成する。例えば、ページング生成部101は、上位装置等から着呼要求を受け付けた場合に、ページング情報を生成する。また、例えば、ページング生成部101は、後述する報知情報生成部104から報知情報が変更された旨の通知を受け付けた場合に、ページング情報を生成する。
符号化部102は、ページング生成部101によって生成されるページング情報を符号化する。変調部103は、符号化部102によって符号されたページング情報を変調する。そして、変調部103は、変調後のページング情報を無線送信部110に出力する。これにより、ページング情報は、無線送信部110、アンテナ111を介して外部へ送信される。
報知情報生成部104は、報知情報を生成する。具体的には、報知情報生成部104は、上位装置等から報知情報の変更要求を受け付けた場合に、かかる変更要求に基づいて、報知情報を生成する。このとき、報知情報生成部104は、現在の「Value tag」をインクリメントして、インクリメント後の「Value tag」を含む報知情報を生成する。また、報知情報生成部104は、修正履歴生成部105に報知情報の変更情報を出力する。これにより、修正履歴生成部105によって報知情報の修正履歴が生成される。そして、報知情報生成部104は、自身が生成した報知情報と、修正履歴生成部105によって生成された報知情報の修正履歴とを報知情報バッファ106に格納する。
また、報知情報生成部104は、ページング生成部101に対して、報知情報が変更された旨を通知する。これにより、ページング生成部101は、報知情報が変更された場合に、ページング情報を生成することができ、基地局100によって形成されるセル内にページング情報を送信することができる。
修正履歴生成部105は、報知情報生成部104から受け付ける報知情報の変更情報に基づいて、報知情報の修正履歴を生成する。そして、修正履歴生成部105は、生成した報知情報の修正履歴を報知情報生成部104に出力する。
報知情報バッファ106は、報知情報を記憶する。かかる報知情報バッファ106に記憶されている報知情報は、報知情報が変更された場合に、報知情報生成部104によって更新される。
上記の報知情報生成部104、修正履歴生成部105、報知情報バッファ106について、図2に示した例を用いて説明する。報知情報バッファ106は、報知情報として、SIB1〜SIB12を記憶する。報知情報生成部104は、上位装置から、SIB2に含まれる報知情報を変更する旨の要求を受け付けた場合に、かかる変更要求に従ってSIB2を生成するとともに、修正履歴生成部105に報知情報の変更情報を出力する。修正履歴生成部105は、報知情報生成部104から受け付ける報知情報の変更情報に基づいて、報知情報の修正履歴を含むSIB12を生成し、生成したSIB12を報知情報生成部104へ出力する。そして、報知情報生成部104は、報知情報バッファ106に記憶されているSIB2及びSIB12を、自身が生成したSIB2及び修正履歴生成部105から受け付けたSIB12に更新する。なお、報知情報生成部104は、「Value tag」をインクリメントすることによりSIB1に含まれる報知情報を変更した場合には、報知情報バッファ106に記憶されているSIB1を、「Value tag」がインクリメントされたSIB1に更新する。
また、基地局100は、図4に示すように、送信タイミング制御部107と、符号化部108と、変調部109と、無線送信部110と、アンテナ111とを有する。送信タイミング制御部107は、報知情報を送信するタイミングを制御する。例えば、送信タイミング制御部107は、720[ms]が経過するたびに、報知情報バッファ106に対して、報知情報を符号化部108に出力するように指示する。
符号化部108は、報知情報バッファ106から出力される報知情報を符号化する。変調部109は、符号化部108によって符号化された報知情報を変調する。無線送信部110は、変調部103から入力されるページング情報や、変調部109から入力される報知情報を、アンテナ111を介して外部を送信する。
次に、図5を用いて、図4に示した修正履歴生成部105によって生成される報知情報の修正履歴について説明する。図5は、図4に示した修正履歴生成部105によって生成される報知情報の修正履歴の一例を示す図である。
図5に示した例において、修正履歴生成部105は、修正履歴R11、修正履歴R12、修正履歴R13の順に、報知情報の修正履歴を生成する。具体的には、修正履歴生成部105は、まず、報知情報生成部104から、変更情報『セルID「XXX」への移行条件である受信電力を「3dB」へ変更』を受け付けたものとする。かかる場合に、修正履歴生成部105は、図5に示した例のように、修正履歴R11を生成する。
その後に、修正履歴生成部105は、報知情報生成部104から、変更情報『周辺セルリストからセルID「YYY」を削除』と、変更情報『周辺セルリストからセルID「ZZZ」を削除』を受け付けたものとする。かかる場合に、修正履歴生成部105は、図5に示した例のように、修正履歴R11に新たな変更情報を追加した修正履歴R12を生成する。
その後に、修正履歴生成部105は、報知情報生成部104から、変更情報『ページング周期を「8」に変更』を受け付けたものとする。かかる場合に、修正履歴生成部105は、図5に示した例のように、修正履歴R12に新たな変更内容を追加した修正履歴R13を生成する。
このように、修正履歴生成部105は、報知情報生成部104から報知情報の変更情報を通知されるたびに、報知情報の修正履歴を生成する。なお、修正履歴生成部105は、定期的に報知情報の修正履歴に含まれる変更情報を削除してもよい。例えば、修正履歴生成部105は、報知情報の修正履歴に追加してから所定の時間が経過した変更情報を削除してもよい。また、例えば、修正履歴生成部105は、SIBに設定可能な情報量を超えた場合には、最も古い変更情報から順に削除してもよい。
[実施例2における移動体端末の構成]
次に、図6を用いて、実施例2における移動体端末200の構成について説明する。図6は、実施例2における移動体端末200の構成例を示すブロック図である。なお、図6では、移動体端末200による報知情報受信処理に関する部位を示している。
図6に示すように、実施例2における移動体端末200は、アンテナ201と、無線受信部202と、復調部203と、復号化部204と、報知情報バッファ205と、報知情報処理部206と、ページング処理部207と、受信タイミング制御部208とを有する。
アンテナ201は、外部から信号を受信する。例えば、アンテナ201は、基地局100からページング情報や、報知情報を受信する。無線受信部202は、アンテナ201を介して外部から各種信号を受信する。なお、無線受信部202による処理は、受信タイミング制御部208とともに後に説明する。
復調部203は、無線受信部202によって受信されたページング情報や報知情報等を復調する。復号化部204は、復調部203によって復調されたページング情報や報知情報等を復号化する。そして、復号化部204は、ページング情報を復号化した場合には、復号化のページング情報をページング処理部207に出力する。また、復号化部204は、報知情報を復号化した場合には、復号化の報知情報を報知情報処理部206に出力する。
報知情報バッファ205は、報知情報を記憶する。なお、報知情報バッファ205は、複数の報知情報を記憶する。例えば、移動体端末200がセルAからセルBへ移動したものとする。かかる場合に、報知情報バッファ205は、移動先のセルBにおいて基地局から受信した報知情報を記憶するとともに、移動体端末200がセルAにおいて基地局から受信した報知情報も記憶する。
報知情報処理部206は、復号化部204によって復号化された後の報知情報を用いて、報知情報の更新処理等を行う。具体的には、報知情報処理部206は、復号化部204から報知情報の修正履歴を含むSIBが入力された場合には、報知情報の修正履歴に含まれる変更情報を報知情報バッファ205に格納する。
例えば、図2に示した例では、報知情報処理部206は、復号化部204からSIB12を入力される。かかる場合に、報知情報処理部206は、SIB12内の修正履歴に含まれる変更情報を報知情報バッファ205に格納する。
また、報知情報処理部206は、復号化部204からセルIDや「Value tag」を含むSIBが入力された場合には、かかるSIBに含まれるセルIDと一致する報知情報が報知情報バッファ205に記憶されているか否かを判定する。そして、報知情報処理部206は、SIBに含まれるセルIDと一致する報知情報が報知情報バッファ205に記憶されていない場合には、受信タイミング制御部208に対して、全てのSIBを受信するように指示する。
また、報知情報処理部206は、SIBに含まれるセルIDと一致する報知情報が記憶されている場合には、SIBに含まれるセルID及び「Value tag」と一致する報知情報が報知情報バッファ205に記憶されているか否かを判定する。そして、報知情報処理部206は、双方の「Value tag」が一致する場合には、報知情報バッファ205に記憶されている報知情報を更新しなくてよいので処理を終了する。一方、報知情報処理部206は、双方の「Value tag」が一致しない場合には、受信タイミング制御部208に対して、報知情報の修正履歴を含むSIBを受信するように指示する。
例えば、図3に示した例では、報知情報処理部206は、復号化部204からSIB1を入力される。かかる場合に、報知情報処理部206は、SIB1に含まれるセルIDと一致する報知情報が報知情報バッファ205に記憶されているか判定する。そして、報知情報処理部206は、SIB1に含まれるセルIDと一致する報知情報が報知情報バッファ205に記憶されていない場合には、受信タイミング制御部208に対して、全てのSIB1〜SIB12を受信するように指示する。
また、報知情報処理部206は、SIB1に含まれるセルIDと一致する報知情報が報知情報バッファ205に記憶されている場合には、SIB1に含まれる「Value tag」と一致する報知情報が報知情報バッファ205に記憶されているか判定する。そして、報知情報処理部206は、SIB1に含まれる「Value tag」と一致する報知情報が報知情報バッファ205に記憶されている場合には、処理を終了する。一方、報知情報処理部206は、SIB1に含まれる「Value tag」と一致する報知情報が報知情報バッファ205に記憶されていない場合には、受信タイミング制御部208に対して、報知情報の修正履歴を含むSIB12を受信するように指示する。
ページング処理部207は、復号化部204によって復号化された後のページング情報に基づいて、受信タイミング制御部208に対して報知情報を受信するように指示する。具体的には、ページング処理部207は、復号化部204からページング情報を入力された場合に、着呼であるか否かを判定する。そして、ページング処理部207は、着呼でない場合には、報知情報が変更されたと判定する。そして、ページング処理部207は、受信タイミング制御部208に対して、報知情報の修正履歴を含むSIBを受信するように指示する。
例えば、図2に示した例では、基地局100は、移動体端末200に対して、報知情報が変更されたことを示すページングを送信する。かかる場合に、ページング処理部207は、受信タイミング制御部208に対して、報知情報の修正履歴を含むSIB12を受信するように指示する。
受信タイミング制御部208は、報知情報処理部206及びページング処理部207からの指示に従って、無線受信部202による受信タイミングを制御する。具体的には、受信タイミング制御部208は、報知情報処理部206やページング処理部207から、報知情報の修正履歴を含むSIBを受信するように指示された場合には、かかるSIBを受信するように無線受信部202を制御する。また、受信タイミング制御部208は、報知情報処理部206から、全てのSIBを受信するように指示された場合には、全てのSIBを受信するように無線受信部202を制御する。また、受信タイミング制御部208は、移動体端末200がセルを移動した場合には、「Value tag」が含まれるSIBを受信するように無線受信部202を制御する。
[実施例2における基地局による報知情報送信処理手順]
次に、図7を用いて、実施例2における基地局100による報知情報送信処理の手順について説明する。図7は、実施例2における基地局100による報知情報送信処理手順を示すフローチャートである。
図7に示すように、基地局100の報知情報生成部104は、報知情報の変更要求を受け付けた場合に(ステップS101肯定)、かかる変更要求に基づいて、変更対象のSIBを生成する(ステップS102)。そして、報知情報生成部104は、報知情報の変更情報を修正履歴生成部105に出力する。
修正履歴生成部105は、報知情報生成部104から入力される報知情報の変更情報に基づいて、報知情報の修正履歴を含むSIBを生成する(ステップS103)。そして、報知情報生成部104は、ステップS102において生成したSIBと、修正履歴生成部105によって生成されたSIBとを報知情報バッファ106に格納する。
続いて、送信タイミング制御部107は、報知情報を送信するタイミングになった場合に(ステップS104肯定)、報知情報バッファ106に対して、報知情報を符号化部108に出力するように指示する。かかる指示を受け付けた場合に、報知情報バッファ106は、報知情報を符号化部108に出力する。これにより、基地局100は、自装置が形成するセル内に、報知情報バッファ106に記憶されている報知情報を送信する(ステップS105)。
そして、報知情報生成部104は、報知情報を変更した場合には(ステップS106肯定)、ページング生成部101に対してページングを送信するように指示する。これにより、ページング生成部101は、ページング情報を生成し、符号化部102、変調部103、無線送信部110を介して、ページングを送信する(ステップS107)。
そして、基地局100は、ステップS101における処理に戻る。また、基地局100は、報知情報を変更していない場合には(ステップS106否定)、ページングを送信せずに、ステップS101における処理に戻る。
なお、報知情報の変更要求を受け付けない場合であっても(ステップS101否定)、基地局100は、報知情報を送信するタイミングになった場合に(ステップS104肯定)、報知情報を送信する(ステップS107)。
[実施例2における移動体端末による報知情報受信処理手順]
次に、図8を用いて、実施例2における移動体端末200による報知情報受信処理の手順について説明する。図8は、実施例2における移動体端末200による報知情報受信処理手順を示すフローチャートである。なお、図8は、同一のセルに位置する移動体端末200による報知情報の受信処理手順を示す。
図8に示すように、移動体端末200のページング処理部207は、基地局100からページングを受信した場合に(ステップS201肯定)、着呼であるか否かを判定する(ステップS202)。そして、移動体端末200は、ページング処理部207によって着呼であると判定された場合には(ステップS202肯定)、着呼制御を行う(ステップS203)。
一方、ページング処理部207は、かかるページングが着呼を示さない場合には(ステップS202否定)、報知情報が変更されたと判定し、受信タイミング制御部208に対して、報知情報の修正履歴を含むSIBを受信するように指示する。これにより、無線受信部202は、受信タイミング制御部208によって制御されることにより、報知情報の修正履歴を含むSIBを受信する(ステップS204)。かかるSIBは、復調部203、復号化部204を介して報知情報処理部206に出力される。
そして、報知情報処理部206は、報知情報の修正履歴を含むSIBに基づいて、基地局100から送信される報知情報が更新されているか否かを判定する(ステップS205)。そして、報知情報処理部206は、SIBに含まれる変更情報が報知情報バッファ205に記憶されていない場合には、報知情報が変更されていると判定する(ステップS205肯定)。そして、報知情報処理部206は、報知情報バッファ205に記憶されている報知情報をSIBに含まれる変更情報に更新する(ステップS206)。
一方、報知情報処理部206は、SIBに含まれる変更情報が報知情報バッファ205に記憶されている場合には、報知情報が変更されていないと判定し(ステップS205否定)、処理を終了する。
[実施例2における移動体端末によるセル移動時の報知情報受信処理手順]
次に、図9を用いて、実施例2における移動体端末200によるセル移動時の報知情報受信処理の手順について説明する。図9は、実施例2における移動体端末200によるセル移動時の報知情報受信処理手順を示すフローチャートである。なお、図9は、セルを移動した移動体端末200による報知情報の受信処理手順を示す。
図9に示すように、移動体端末200の受信タイミング制御部208は、移動体端末200がセルを移動した場合に(ステップS301肯定)、「Value tag」が含まれるSIBを受信するように無線受信部202を制御する。
これにより、無線受信部202は、移動体端末200がセルを移動した場合に(ステップS301肯定)、「Value tag」が含まれるSIBを受信する(ステップS302)。無線受信部202によって受信されたSIBは、復調部203、復号化部204を介して報知情報処理部206に出力される。
そして、報知情報処理部206は、復号化部204からSIBを入力された場合に、かかるSIBに含まれるセルIDと一致する報知情報が報知情報バッファ205に記憶されているか否かを判定する(ステップS303)。
そして、報知情報処理部206は、SIBに含まれるセルIDと一致する報知情報が報知情報バッファ205に記憶されていない場合には(ステップS303否定)、受信タイミング制御部208に対して、全てのSIBを受信するように指示する。これにより、無線受信部202は、全てのSIBを受信する(ステップS304)。そして、報知情報処理部206は、無線受信部202によって受信された全てのSIBに基づいて、報知情報バッファ205に記憶されている報知情報を更新する(ステップS305)。
一方、報知情報処理部206は、SIBに含まれるセルIDと一致する報知情報が報知情報バッファ205に記憶されている場合には(ステップS303肯定)、「Value tag」が一致するか否かを判定する(ステップS306)。具体的には、報知情報処理部206は、SIBに含まれるセルIDと一致する報知情報バッファ205内の報知情報の「Value tag」と、SIBに含まれる「Value tag」とが一致するか否かを判定する。
そして、報知情報処理部206は、双方の「Value tag」が一致する場合には(ステップS306肯定)、報知情報バッファ205に記憶されている報知情報を更新することを要しないと判定し、処理を終了する。
一方、報知情報処理部206は、双方の「Value tag」が一致しない場合には(ステップS306否定)、受信タイミング制御部208に対して、報知情報の修正履歴を含むSIBを受信するように指示する。これにより、無線受信部202は、報知情報の修正履歴を含むSIBを受信する(ステップS307)。そして、報知情報処理部206は、無線受信部202によって受信されたSIBに含まれる修正履歴に基づいて、報知情報バッファ205に記憶されている報知情報を更新する(ステップS308)。
[実施例2の効果]
上述してきたように、実施例2に係る無線通信システム2において、基地局100は、修正履歴を含む報知情報を送信する。そして、基地局100は、報知情報が変更された場合には、ページングを送信することにより、報知情報が変更された旨を移動体端末200に通知する。そして、移動体端末200は、報知情報が変更された旨の通知を受け付けた場合には、全ての報知情報を受信するのではなく、報知情報の修正履歴を受信して、受信した修正履歴に基づいて自装置が保持する報知情報を更新する。
また、実施例2における移動体端末200は、セルを移動した場合に、「Value tag」が含まれるSIBを受信して、セルIDと「Value tag」とに基づいて、基地局100から送信される報知情報が更新されたか否かを判定する。そして、移動体端末200は、基地局100から送信される報知情報が更新されている場合には、全ての報知情報を受信するのではなく、報知情報の修正履歴を受信して、受信した修正履歴に基づいて自装置が保持する報知情報を更新する。
これにより、実施例2における移動体端末200は、報知情報が変更された場合や、セルを移動した場合であっても、修正履歴だけを受信するので、報知情報の受信処理にかかる消費電力を低減することができる。また、移動体端末200は、報知情報の修正履歴に含まれる変更情報を用いて報知情報を更新するので、報知情報の更新処理にかかる消費電力を低減することができる。
ところで、本願の開示する無線通信システム等は、上述した実施例以外にも、種々の異なる形態にて実施されてよい。そこで、実施例3では、本願の開示する無線通信システム等の他の実施例について説明する。
[報知情報の修正履歴(1)]
上記実施例2では、図5に示した例のように、報知情報の変更情報を修正履歴として生成する例を示した。しかし、基地局100は、報知情報の「Value tag」と、かかる「Value tag」が示す報知情報において変更された変更情報とが対応付けられた修正履歴を生成してもよい。
図10に、「Value tag」と変更情報とが対応付けられた修正履歴の一例を示す。図10に示した例において、基地局100の修正履歴生成部105は、修正履歴R21、修正履歴R22、修正履歴R23の順に、報知情報の修正履歴を生成する。具体的には、修正履歴生成部105は、まず、報知情報生成部104から、変更情報『セルID「XXX」への移行条件である受信電力を「3dB」へ変更』を受け付けたものとする。さらに、修正履歴生成部105は、報知情報生成部104から、「Value tag」=「1」を受け付けたものとする。かかる場合に、修正履歴生成部105は、図10に示した例のように、修正履歴R21を生成する。
その後に、修正履歴生成部105は、報知情報生成部104から、変更情報『周辺セルリストからセルID「YYY」を削除』と、変更情報『周辺セルリストからセルID「ZZZ」を削除』を受け付けたものとする。さらに、修正履歴生成部105は、報知情報生成部104から、「Value tag」=「2」を受け付けたものとする。かかる場合に、修正履歴生成部105は、図10に示した例のように、修正履歴R22を生成する。すなわち、「Value tag」=「1」の報知情報と、「Value tag」=「2」の報知情報とは、変更情報『周辺セルリストからセルID「YYY」を削除』及び『周辺セルリストからセルID「ZZZ」を削除』が含まれるか否かという点で異なる。
その後に、修正履歴生成部105は、報知情報生成部104から、変更情報『ページング周期を「8」に変更』を受け付けたものとする。さらに、修正履歴生成部105は、報知情報生成部104から、「Value tag」=「3」を受け付けたものとする。かかる場合に、修正履歴生成部105は、図10に示した例のように、修正履歴R23を生成する。すなわち、「Value tag」=「2」の報知情報と、「Value tag」=「3」の報知情報とは、変更情報『ページング周期を「8」に変更』が含まれるか否かという点で異なる。
移動体端末200の報知情報処理部206は、図10に例示した報知情報の修正履歴を受け付けた場合に、かかる修正履歴から、報知情報バッファ205に記憶されている「Value tag」と異なる「Value tag」に対応する変更情報を取得する。そして、報知情報処理部206は、取得した変更情報に基づいて、報知情報バッファ205に記憶されている報知情報を更新する。
このように、基地局100が「Value tag」と変更情報とが対応付けられた修正履歴を送信することで、移動体端末200は、報知情報バッファ205に反映されていない変更情報だけを更新することができる。これにより、移動体端末200は、報知情報の更新処理にかかる消費電力を低減することができる。
[報知情報の修正履歴(2)]
上記実施例2では、図5に示した例のように、報知情報の変更情報を修正履歴として生成する例を示した。しかし、基地局100は、報知情報の変更日時と、かかる変更日時において変更された変更情報とが対応付けられた修正履歴を生成してもよい。
図11に、報知情報の変更日時と変更情報とが対応付けられた修正履歴の一例を示す。図11に示した例において、基地局100の修正履歴生成部105は、修正履歴R31、修正履歴R32、修正履歴R33の順に、報知情報の修正履歴を生成する。具体的には、修正履歴生成部105は、まず、報知情報生成部104から、「13時25分10秒」に、変更情報『セルID「XXX」への移行条件である受信電力を「3dB」へ変更』を受け付けたものとする。かかる場合に、修正履歴生成部105は、図11に示した例のように、修正履歴R31を生成する。
その後に、修正履歴生成部105は、報知情報生成部104から、「13時40分25秒」に、変更情報『周辺セルリストからセルID「YYY」を削除』と、変更情報『周辺セルリストからセルID「ZZZ」を削除』を受け付けたものとする。かかる場合に、修正履歴生成部105は、図11に示した例のように、修正履歴R32を生成する。その後に、修正履歴生成部105は、報知情報生成部104から、「13時52分05秒」に、変更情報『ページング周期を「8」に変更』を受け付けたものとする。かかる場合に、修正履歴生成部105は、図11に示した例のように、修正履歴R33を生成する。
移動体端末200の報知情報処理部206は、図11に例示した報知情報の修正履歴を受け付けた場合に、かかる修正履歴から、報知情報バッファ205に記憶されている報知情報の更新日時よりも未来の時間に更新された変更情報を取得する。そして、報知情報処理部206は、取得した変更情報に基づいて、報知情報バッファ205に記憶されている報知情報を更新する。
このように、基地局100が変更日時と変更情報とが対応付けられた修正履歴を送信することで、移動体端末200は、報知情報バッファ205に反映されていない変更情報だけを更新することができる。これにより、移動体端末200は、報知情報の更新処理にかかる消費電力を低減することができる。
なお、基地局100は、図10や図11に示した各変更情報に、かかる変更情報が含まれるSIBを識別するSIB番号を含む修正履歴を生成してもよい。例えば、図10に示した例において、変更情報『セルID「XXX」への移行条件である受信電力を「3dB」へ変更』がSIB3に含まれるものとする。かかる場合に、基地局100は、「Value tag」とともに、変更情報が含まれるSIBを識別するSIB番号「3」を含む修正履歴を生成してもよい。なお、ここでは、SIB3のSIB番号は「3」であるものとする。
これにより、移動体端末200は、報知情報バッファ205に報知情報とSIB番号とを対応付けて記憶する場合に、報知情報の修正履歴に含まれるSIB番号に基づいて、変更情報を更新することができる。
[報知情報の修正履歴(3)]
上記実施例2では、図2及び図3に示した例のように、報知情報の修正履歴を含むSIBを報知情報の最後に送信する例を示した。しかし、基地局100は、「Value tag」を含むSIBの後に、報知情報を含むSIBを送信してもよい。かかる例について、図12を用いて説明する。
図12は、報知情報の送受信処理の一例を示す図である。図12に示した例において、SIB1〜SIB11には、報知情報に関する各種情報が含まれ、SIB12には、報知情報の修正履歴が含まれるものとする。また、SIB1には、「Value tag」が含まれるものとする。そして、図12に示した例において、基地局100は、SIB1、SIB12、SIB2〜SIB11の順に送信する。
ここで、SIB2に含まれる報知情報に変更があったものとする。また、移動体端末200は、基地局100によって形成されるセルから他のセルに移動した後に、基地局100によって形成されるセル内に再度移動したものとする。かかる場合に、移動体端末200は、基地局100から送信される報知情報のうち、「Value tag」が含まれるSIB1を受信する。そして、移動体端末200は、報知情報バッファ205に記憶されている報知情報の「Value tag」と、SIB1に含まれる「Value tag」とが異なる場合には、報知情報の修正履歴が含まれるSIB12を受信する。そして、移動体端末200は、SIB12に含まれる報知情報の修正履歴に基づいて、報知情報バッファ205に記憶されている報知情報を更新する。
このように、基地局100がSIB1の後にSIB12を送信することにより、移動体端末200は、セル移動をした場合に、SIB1及びSIB12を連続的に受信することができる。
[報知情報の修正履歴(4)]
上記実施例2では、報知情報の修正履歴を含むSIBを新たに生成する例を示した。しかし、基地局100は、「Value tag」と、報知情報の修正履歴とを含むSIBを生成してもよい。かかる例について、図13を用いて説明する。
図13は、報知情報の送受信処理の一例を示す図である。図13に示した例において、SIB1には、「Value tag」と、報知情報の修正履歴とが含まれるものとする。また、SIB2〜SIB11には、報知情報に関する各種情報が含まれる。
図13に示した例では、移動体端末200は、セルを移動した場合に、基地局100から送信される報知情報のうち、SIB1を受信する。そして、移動体端末200は、報知情報バッファ205に記憶されている報知情報の「Value tag」と、SIB1に含まれる「Value tag」とが異なるか否かを判定する。そして、移動体端末200は、双方の「Value tag」が異なる場合には、SIB1に含まれる報知情報の修正履歴に基づいて、報知情報バッファ205に記憶されている報知情報を更新する。
このように、基地局100が「Value tag」と報知情報の修正履歴とを含むSIBを送信することにより、移動体端末200は、セル移動をした場合に、かかるSIBを受信するだけで、報知情報を更新することができる。このため、図13に示した例では、移動体端末200は、報知情報を更新処理にかかる消費電力を低減することができる。
[報知情報の修正履歴(5)]
上記実施例2では、報知情報の変更情報を含む修正履歴を生成する例を示した。しかし、基地局100は、報知情報が変更されたSIBを識別するSIB番号を修正履歴として生成してもよい。かかる例について、図14を用いて説明する。
図14は、報知情報の送受信処理の一例を示す図である。図14に示した例において、SIB1〜SIB11には、報知情報に関する各種情報が含まれ、SIB12には、報知情報が変更されたSIBを識別するSIB番号が含まれるものとする。ここで、SIB2に含まれる報知情報に変更があったものとする。すなわち、SIB12には、SIB2を識別するSIB番号「2」が含まれるものとする。
かかる場合に、移動体端末200は、基地局100からページングを受信した場合に、まず、SIB12を受信する。そして、移動体端末200は、SIB12に含まれるSIB番号を取得して、かかるSIB番号が示すSIBを受信する。図14に示した例では、SIB12にSIB番号「2」が含まれるので、基地局100は、SIB12を受信した後に、SIB2を受信する。そして、基地局100は、SIB2に含まれる報知情報に基づいて、報知情報バッファ205に記憶されている報知情報を更新する。
[プログラム]
また、上記実施例で説明した各種の処理は、あらかじめ用意されたプログラムをパーソナルコンピュータやワークステーションなどのコンピュータで実行することによって実現することができる。そこで、以下では、図15を用いて、図1に示した送信機10と同様の機能を有する送信制御プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。また、以下では、図16を用いて、図1に示した受信機20と同様の機能を有する受信制御プログラムを実行するコンピュータの一例を説明する。
図15は、送信制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図15に示すように、コンピュータ1000は、RAM(Random Access Memory)1010と、キャッシュ1020と、HDD1030と、ROM(Read Only Memory)1040と、CPU(Central Processing Unit)1050、バス1060とを有する。RAM1010、キャッシュ1020、HDD1030、ROM1040、CPU1050は、バス1060によって接続されている。
ROM1040には、図1に示した送信機10と同様の機能を発揮する送信制御プログラムが予め記憶されている。具体的には、ROM1040には、修正履歴生成プログラム1041と、送信プログラム1042とが記憶されている。そして、CPU1050は、ROM1040から、修正履歴生成プログラム1041、送信プログラム1042を読み出して実行する。
これにより、図15に示すように、修正履歴生成プログラム1041は、修正履歴生成プロセス1051になる。また、送信プログラム1042は、送信プロセス1052になる。なお、修正履歴生成プロセス1051は、図1に示した修正履歴生成部11に対応する。また、送信プロセス1052は、図1に示した送信部12に対応する。
図16は、受信制御プログラムを実行するコンピュータを示す図である。図16に示すように、コンピュータ2000は、RAM2010と、キャッシュ2020と、HDD2030と、ROM2040と、CPU2050、バス2060とを有する。RAM2010、キャッシュ2020、HDD2030、ROM2040、CPU2050は、バス2060によって接続されている。
ROM2040には、図1に示した受信機20と同様の機能を発揮する受信制御プログラムが予め記憶されている。具体的には、ROM2040には、受信プログラム2041と、更新プログラム2042とが記憶されている。そして、CPU2050は、ROM2040から、受信プログラム2041、更新プログラム2042を読み出して実行する。
これにより、図16に示すように、受信プログラム2041は、受信プロセス2051になる。また、更新プログラム2042は、更新プロセス2052になる。なお、受信プロセス2051は、図1に示した受信部22に対応する。また、更新プロセス2052は、図1に示した更新部23に対応する。
なお、上記した各プログラム1041、1042、2041及び2042については、必ずしもROM1040に記憶させなくてもよい。例えば、コンピュータ1000又は2000に挿入されるフレキシブルディスク(FD)、CD−ROM、MOディスク、DVDディスク、光磁気ディスク、ICカードなどの「可搬用の物理媒体」に各プログラムを記憶させてもよい。または、コンピュータ1000又は2000の内外に備えられるハードディスクドライブ(HDD)などの「固定用の物理媒体」に各プログラムを記憶させてもよい。または、公衆回線、インターネット、LAN、WANなどを介してコンピュータ1000又は2000に接続される「他のコンピュータ(またはサーバ)」に各プログラムを記憶させてもよい。そして、コンピュータ1000又は2000は、上述したフレキシブルディスク等から各プログラムを読み出して実行するようにしてもよい。
[システム構成等]
また、図示した各装置の各構成要素は機能概念的なものであり、必ずしも物理的に図示の如く構成されていることを要しない。すなわち、各装置の分散・統合の具体的形態は図示のものに限られず、その全部または一部を、各種の負荷や使用状況などに応じて、任意の単位で機能的または物理的に分散・統合して構成することができる。例えば、図4に示した報知情報生成部104と修正履歴生成部105とは統合されてもよい。
1、2 無線通信システム
10 送信機
11 修正履歴生成部
12 送信部
20 受信機
21 記憶部
22 受信部
23 更新部
91 基地局
92 移動体端末
100 基地局
101 ページング生成部
102 符号化部
103 変調部
104 報知情報生成部
105 修正履歴生成部
106 報知情報バッファ
107 送信タイミング制御部
108 符号化部
109 変調部
110 無線送信部
111 アンテナ
200 移動体端末
201 アンテナ
202 無線受信部
203 復調部
204 復号化部
205 報知情報バッファ
206 報知情報処理部
207 ページング処理部
208 受信タイミング制御部
1000、2000 コンピュータ
1010、2010 RAM
1020、2020 キャッシュ
1030、2030 HDD
1040、2040 ROM
1041 修正履歴生成プログラム
1042 送信プログラム
1050、2050 CPU
1051 修正履歴生成プロセス
1052 送信プロセス
1060、2060 バス
2041 受信プログラム
2042 更新プログラム
2051 受信プロセス
2052 更新プロセス

Claims (10)

  1. 送信機と受信機とを含む無線通信システムであって、
    前記送信機が、
    報知情報が変更された場合に、報知情報の変更情報を修正履歴として生成する修正履歴生成部と、
    前記修正履歴生成部において生成される修正履歴を含む報知情報を送信する送信部と
    を有し、
    前記受信機が、
    報知情報を記憶する記憶部と、
    前記送信部によって送信される報知情報のうち修正履歴を受信する受信部と、
    前記受信部において受信される修正履歴に含まれる変更情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている報知情報を更新する更新部と
    を有することを特徴とする無線通信システム。
  2. 前記送信機は、
    報知情報が変更されたことを通知する通知部をさらに有し、
    前記受信部は、
    前記通知部から報知情報が変更されたことを通知された場合に、前記送信部によって送信される報知情報のうち修正履歴を受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  3. 前記修正履歴生成部は、
    報知情報の種別毎に該報知情報が設定されたデータ領域であるブロックを有する報知情報を生成し、
    前記受信部は、
    前記送信部によって送信される報知情報のうち報知情報を識別する識別番号が含まれるブロックを受信し、該ブロックに含まれる識別番号が当該の受信機が保持する報知情報の識別番号と異なる場合に、前記送信部によって送信される報知情報のうち修正履歴が含まれるブロックを受信する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  4. 前記修正履歴生成部は、
    報知情報を識別する識別番号と、該識別番号が示す報知情報において変更された変更情報とが対応付けられた修正履歴を生成し、
    前記更新部は、
    前記受信部において受信される修正履歴に含まれる変更情報のうち、当該の受信機が保持する報知情報の識別番号と異なる識別番号に対応する変更情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている報知情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の無線通信システム。
  5. 前記修正履歴生成部は、
    報知情報の変更日時と、該変更日時において変更された変更情報とが対応付けられた修正履歴を生成し、
    前記更新部は、
    前記受信部において受信される修正履歴に含まれる変更情報のうち、当該の受信機が保持する報知情報の変更日時と異なる変更日時に対応する変更情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている報知情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1〜3のいずれか一つに記載の無線通信システム。
  6. 前記修正履歴生成部は、
    報知情報の種別毎に該報知情報が設定されたデータ領域であるブロックと、報知情報の識別番号と報知情報の修正履歴とを含むブロックとを有する報知情報を生成し、
    前記受信部は、
    前記送信部によって送信される報知情報のうち、報知情報の識別番号と報知情報の修正履歴とを含むブロックを受信し、
    前記更新部は、
    前記受信部において受信されるブロックに含まれる識別番号が当該の受信機が保持する報知情報の識別番号と異なる場合に、該ブロックに含まれる修正履歴に基づいて、前記記憶部に記憶されている報知情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  7. 前記修正履歴生成部は、
    報知情報の種別毎に該報知情報が設定されたデータ領域であるブロックと、報知情報が変更されたブロックを識別するブロック番号を含む修正履歴が設定されたブロックとを有する報知情報を生成し、
    前記受信部は、
    前記送信部によって送信される報知情報のうち、前記修正履歴に含まれるブロック番号が示すブロックを受信し、
    前記更新部は、前記受信部において受信されるブロックに含まれる報知情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている報知情報を更新する
    ことを特徴とする請求項1に記載の無線通信システム。
  8. 報知情報が変更された場合に、報知情報の変更情報を修正履歴として生成する修正履歴生成部と、
    前記修正履歴生成部において生成される修正履歴を含む報知情報を送信する送信部と
    を有することを特徴とする送信機。
  9. 基地局から送信される報知情報を記憶する記憶部と、
    前記基地局によって送信される報知情報のうち、報知情報の変更情報の修正履歴を受信する受信部と、
    前記受信部において受信される修正履歴に含まれる変更情報に基づいて、前記記憶部に記憶されている報知情報を更新する更新部と
    を有することを特徴とする受信機。
  10. 送信機と受信機とを含む無線通信システムによる報知情報送受信方法であって、
    報知情報が変更された場合に、報知情報の変更情報を修正履歴として生成し、
    前記生成される修正履歴を含む報知情報を前記送信機から送信し、
    前記送信される報知情報のうち修正履歴を前記受信機で受信し、
    前記受信される修正履歴に含まれる変更情報に基づいて、報知情報を記憶する記憶部に記憶されている報知情報を更新する、
    ことを含む報知情報送受信方法。
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