JP5391294B2 - トランスコーダ - Google Patents
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Description
請求項4記載の発明は、請求項3に記載のトランスコーダにおいて、第N期間以前の第1のストリームのビットレートを取得する手段と、決定された第N+1期間の第2のストリームの目標ビットレートと第N期間以前の第1のストリームのビットレートとの比に基づいて第N+1期間の期間変換係数を算出する期間変換係数算出手段と、第N+1期間の第1のストリームの量子化ステップ値に前記期間変換係数を乗算することで、第N+1期間の第2のストリームの量子化ステップ値を算出する手段と、を備え、前記期間変換係数算出手段は、第N期間以前の第1のストリームのビットレートとして、前記基準値算出手段が算出した第N期間を含む選択期間内の第1のストリームの基準値を用いることを特徴とする。
請求項5記載の発明は、請求項1から4のいずれかに記載のトランスコーダにおいて、前記量子化ステップ値算出手段がパラメータとして用いる基準値の選択期間を、トランスコード処理の途中で変更可能としたことを特徴とする。
請求項6記載の発明は、請求項1から5のいずれかに記載のトランスコーダにおいて、
ユーザ操作により前記量子化ステップ値算出手段がパラメータとして用いる基準値の選択期間を指定可能としたことを特徴とする。
以下、図面を参照しつつ本発明の実施の形態について説明する。図1は、本実施の形態に係るトランスコーダ1のブロック図である。このトランスコーダ1は、デコーダ2とエンコーダ3とを備えている。また、トランスコーダ1は、バッファ4、平均値算出部5、バッファ6、平均値算出部7を備えている。
図2は、トランスコーダ1が入出力するストリームの制御単位期間ごとの情報を表した図である。トランスコーダ1は、処理時間軸を制御単位期間Ln(n=1,2・・・)に区分し、この制御単位期間Lnを処理単位としてレート制御を行う。以下の説明において、適宜、制御単位期間Lnを第n期間と呼ぶことにする。本実施の形態においては、1GOPが制御単位期間Lnとして設定される。ただし、制御単位期間Lnとしては、複数のGOP、1フレーム、連続する複数フレームなどを設定することが可能である。
まず、レート制御方法(A)に関して、第2ストリームの量子化ステップ値Qを算出するための量子化ステップ変換係数αnの算出方法を説明する。トランスコーダ1は、第n期間経過時において、量子化ステップ変換係数αn+1を算出する。
次に、レート制御方法(B)について説明する。レート制御方法(B)においても、量子化ステップ変換係数を算出し、数5式を用いて、第2ストリームの量子化ステップ値Qを算出する。ただし、量子化ステップ変換係数の算出方法がレート制御方法(A)とは異なる。レート制御方法(A)では、量子化ステップ変換係数の初期値α1を求め、これを基準変換係数として、基準変換係数からの変動を順次求めていくこととした。これに対して、レート制御方法(B)においては、第n期間が終了した時点で、第(n+1)期間における第2ストリームの目標設定ビットレートTn+1を決定し、決定された目標設定ビットレートTn+1を用いて、第(n+1)期間の量子化ステップ変換係数αn+1を算出するのである。
次に、レート制御方法(C)について説明する。レート制御方法(C)においても、量子化ステップ変換係数を算出し、数5式を用いて、第2ストリームの量子化ステップ値Qを算出する。また、レート制御方法(C)においても、レート制御方法(B)と同様、第n期間が終了した時点で、第(n+1)期間における第2ストリームの目標設定ビットレートTn+1を決定し、決定された目標設定ビットレートTn+1を用いて、第(n+1)期間の量子化ステップ変換係数αn+1を算出する。
次に、レート制御方法(D)について説明する。レート制御方法(D)においても、レート制御方法(C)と同様、第n期間が終了した時点で、第(n+1)期間における第2ストリームの目標設定ビットレートTn+1を決定し、決定された目標設定ビットレートTn+1を用いて、第(n+1)期間の量子化ステップ変換係数αn+1を算出する。レート制御方法(D)においては、第(n+1)期間における第2ストリームの目標設定ビットレートTn+1の決定の方法が、レート制御方法(C)と異なる。
上述したように、レート制御方法(A)〜(D)において、エンコーダ3は、様々な態様で、期間平均ビットレートASn(M)、ACn(M)をパラメータとして用いて量子化ステップ値Qを算出した。
2 デコーダ
3 エンコーダ
4,6 バッファ
5,7 平均値算出部
ACn(M),ACn(M1〜M3) 期間平均ビットレート
ASn(M),ASn(M1〜M3) 期間平均ビットレート
Cn 出力平均ビットレート
Ln 制御単位期間
P 量子化ステップ値
Q 量子化ステップ値
S 入力全体ビットレート
Sn 入力平均ビットレート
T 全体目標ビットレート
Tn 目標設定ビットレート
αn 量子化ステップ変換係数
Claims (9)
- 第1のストリームを第2のストリームに変換するトランスコーダであって、
制御単位期間ごとの変換済みの第2のストリームのビットレートを取得する手段と、
過去複数期間の第2のストリームのビットレートを格納するバッファと、
前記バッファに格納されている過去複数期間の第2のストリームのビットレートから、選択された期間に対応する第2のストリームのビットレートを取得して、第2のストリームのビットレートの選択期間内の基準値を算出する基準値算出手段と、
前記基準値算出手段が算出した第2のストリームのビットレートの選択期間内の基準値をパラメータとして含めて、第2のストリームの量子化ステップ値を算出する量子化ステップ値算出手段と、
第1のストリーム全体のビットレートを取得する手段と、
第2のストリーム全体の目標ビットレートを設定する手段と、
第2のストリーム全体の目標ビットレートと第1のストリーム全体のビットレートとの比に基づいて基準変換係数を算出する手段と、
第2のストリーム全体の目標ビットレートと、第N期間以前の変換済みの第2のストリームのビットレートとから変動係数を算出する変動係数算出手段と、
前記基準変換係数に前記変動係数を加算することで、次の第N+1期間の期間変換係数を算出する手段と、
第N+1期間の第1のストリームの量子化ステップ値に前記期間変換係数を乗算することで、第N+1期間の第2のストリームの量子化ステップ値を算出する手段と、
を備え、
前記変動係数算出手段は、第N期間以前の変換済みの第2のストリームのビットレートとして、前記基準値算出手段が算出した第N期間を含む選択期間内の第2のストリームの基準値を用いることを特徴とするトランスコーダ。 - 第1のストリームを第2のストリームに変換するトランスコーダであって、
制御単位期間ごとの変換済みの第2のストリームのビットレートを取得する手段と、
過去複数期間の第2のストリームのビットレートを格納するバッファと、
前記バッファに格納されている過去複数期間の第2のストリームのビットレートから、選択された期間に対応する第2のストリームのビットレートを取得して、第2のストリームのビットレートの選択期間内の基準値を算出する基準値算出手段と、
前記基準値算出手段が算出した第2のストリームのビットレートの選択期間内の基準値をパラメータとして含めて、第2のストリームの量子化ステップ値を算出する量子化ステップ値算出手段と、
第1のストリーム全体のビットレートを取得する手段と、
第2のストリーム全体の目標ビットレートを設定する手段と、
第2のストリーム全体の目標ビットレートと第1のストリーム全体のビットレートとの比に基づいて基準変換係数を算出する手段と、
第2のストリーム全体の目標ビットレートと、第N期間以前の変換済みの第2のストリームのビットレートとから変動係数を算出する変動係数算出手段と、
前記基準変換係数に前記変動係数を加算することで、次の第N+1期間の期間変換係数を算出する手段と、
第N+1期間の第1のストリームの量子化ステップ値に前記期間変換係数を乗算することで、第N+1期間の第2のストリームの量子化ステップ値を算出する手段と、
を備え、
前記変動係数算出手段は、算出した前記変動係数を、さらに、前記基準値算出手段が算出した第N期間を含む選択期間内の第1のストリームの基準値で除算することで前記変動係数を調整することを特徴とするトランスコーダ。 - 第1のストリームを第2のストリームに変換するトランスコーダであって、
制御単位期間ごとの変換済みの第2のストリームのビットレートを取得する手段と、
過去複数期間の第2のストリームのビットレートを格納するバッファと、
前記バッファに格納されている過去複数期間の第2のストリームのビットレートから、選択された期間に対応する第2のストリームのビットレートを取得して、第2のストリームのビットレートの選択期間内の基準値を算出する基準値算出手段と、
前記基準値算出手段が算出した第2のストリームのビットレートの選択期間内の基準値をパラメータとして含めて、第2のストリームの量子化ステップ値を算出する量子化ステップ値算出手段と、
第2のストリーム全体の目標ビットレートを設定する手段と、
第2のストリーム全体の目標ビットレートと、第N期間以前の変換済みの第2のストリームのビットレートと、第N期間の第2のストリームの目標ビットレートに基づいて第N+1期間の第2のストリームの目標ビットレートを決定する目標ビットレート決定手段と、
を備え、
第N期間以前の変換済みの第2のストリームのビットレートとして、前記基準値算出手段が算出した第N期間を含む選択期間内の第2のストリームの基準値が用いられることを特徴とするトランスコーダ。 - 請求項3に記載のトランスコーダにおいて、
第N期間以前の第1のストリームのビットレートを取得する手段と、
決定された第N+1期間の第2のストリームの目標ビットレートと第N期間以前の第1のストリームのビットレートとの比に基づいて第N+1期間の期間変換係数を算出する期間変換係数算出手段と、
第N+1期間の第1のストリームの量子化ステップ値に前記期間変換係数を乗算することで、第N+1期間の第2のストリームの量子化ステップ値を算出する手段と、
を備え、
前記期間変換係数算出手段は、第N期間以前の第1のストリームのビットレートとして、前記基準値算出手段が算出した第N期間を含む選択期間内の第1のストリームの基準値を用いることを特徴とするトランスコーダ。 - 請求項1から4のいずれかに記載のトランスコーダにおいて、
前記量子化ステップ値算出手段がパラメータとして用いる基準値の選択期間を、トランスコード処理の途中で変更可能としたことを特徴とするトランスコーダ。 - 請求項1から5のいずれかに記載のトランスコーダにおいて、
ユーザ操作により前記量子化ステップ値算出手段がパラメータとして用いる基準値の選択期間を指定可能としたことを特徴とするトランスコーダ。 - 請求項5に記載のトランスコーダにおいて、
出力ストリームの符号量の変動が所定の基準を上回った場合に、前記量子化ステップ値算出手段がパラメータとして用いる基準値の選択期間を拡大する方向へ制御することを特徴とするトランスコーダ。 - 請求項5に記載のトランスコーダにおいて、
出力ストリームの画質が所定の基準を下回った場合に、前記量子化ステップ値算出手段がパラメータとして用いる基準値の選択期間を拡大する方向へ制御することを特徴とするトランスコーダ。 - 請求項1から8のいずれかに記載のトランスコーダにおいて、
前記基準値は、
選択期間内のビットレートの平均値、
を含むことを特徴とするトランスコーダ。
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