JP5389340B2 - データを転送する方法及び装置、データを引き出す方法及び装置、コンピュータプログラム、並びに信号 - Google Patents

データを転送する方法及び装置、データを引き出す方法及び装置、コンピュータプログラム、並びに信号 Download PDF

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Description

本発明は、包括的には通信システムに関し、特に、第1の通信装置から第2の通信装置にデータを転送し且つ/又はデータを引き出す(retrieve)方法及び装置に関する。
無線通信ネットワークのような従来の通信ネットワークでは、基地局がユーザ機器にデータを転送し且つ/又はユーザ機器からデータを受信する。
無線通信ネットワークによっては、全システム帯域幅が、直交信号がマッピングされる複数の搬送周波数に分割される。
基地局及びユーザ機器は、同じ周波数帯域を通じてデータを転送することができる。このため、基地局及びユーザ機器は、同じ変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数を使用し、周波数帯域は同じ帯域幅を有する。
近年、無線通信ネットワークによっては、基地局がいくつかのユーザ機器によって使用される帯域幅より広い帯域幅を有する周波数帯域でデータを転送し且つ/又は受信することが可能である。
こうした技法により、帯域幅に関して異なる能力を有するユーザ機器が基地局と通信することが可能になる。
こうした技法の問題は、基地局の全周波数帯域が効率的に使用されない可能性がある、ということである。
基地局の全周波数帯域をより効率的に使用するためには、ユーザ機器は、異なる変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数を有することができなければならない。
異なる変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数が存在することにより、いくつかの問題が発生する。基地局が、データをユーザ機器の復調搬送周波数にマッピングする場合、ユーザ機器アーキテクチャによっては、ユーザ機器による復調の後、データに連続的な成分が混入している場合がある。これらの連続的な成分から強い干渉が発生する可能性があり、それにより、この復調搬送周波数で受信されるデータは非常に信頼性が低い。
同様に、ユーザ機器がデータを基地局の復調搬送周波数にマッピングする場合、基地局アーキテクチャによっては、基地局による復調の後、データに連続的な成分が混入している場合がある。これらの連続的な成分から強い干渉が発生する可能性があり、それにより、この復調搬送周波数で受信されるデータは非常に信頼性が低い。
したがって、本発明の目的は、ユーザ機器及び基地局が、異なる変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数を、これらの搬送周波数においてデータが強く干渉されることなく有することができるようにする方法及び装置を提案することである。
そのために、本発明は、第1の通信装置によって、複数の搬送周波数を使用して、通信ネットワークを通じて、第2の通信装置にデータを転送する方法であって、
前記方法は、第1の通信装置によって実行される複数のステップとして、
データを、第1の搬送周波数の複数の連続するグループの第1の搬送周波数にマッピングするステップであって、この第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、第1の搬送周波数の次のグループから、第2の搬送周波数だけ間隔が空けられており、少なくとも2つの第2の搬送周波数は、第2の通信装置の復調搬送周波数に影響されやすい搬送周波数である、マッピングするステップと、
マッピングされたデータを第2の通信装置に転送するステップと
を含むことを特徴とする方法に関する。
本発明はまた、第1の通信装置から、複数の搬送周波数を使用して、通信ネットワークを通じて、第2の通信装置にデータを転送する装置であって、
当該転送する装置は、第1の通信装置に含まれ、
当該転送する装置は、
データを第1の搬送周波数の複数の連続するグループの第1の搬送周波数にマッピングする手段であって、この第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、第1の搬送周波数の次のグループから第2の搬送周波数だけ間隔が空けられており、少なくとも2つの第2の搬送周波数は、第2の通信装置の復調搬送周波数に影響されやすい搬送周波数である、マッピングする手段と、
マッピングされたデータを第2の通信装置に転送する手段と
を具備することを特徴とする装置にも関する。
このため、第2の通信装置は、異なる復調搬送周波数を、これらの搬送周波数においてデータが強く干渉されることなく有することができる。
特定の特徴によれば、第2の通信装置の復調搬送周波数に影響されやすい第2の搬送周波数のそれぞれは、事前に定義された搬送周波数である。
このため、第2の搬送周波数が事前に定義されていることにより、第2の搬送周波数の確定は非常に単純である。第1の通信装置は、いずれの搬送周波数が、第2の通信装置の復調搬送周波数に影響されやすいかを事前に知っている。
特定の特徴によれば、第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、同じ所定数の第1の搬送周波数を含む。
このように、第1の搬送周波数へのデータのマッピングが簡略化される。そして、第1の通信装置の複雑性が低減する。
特定の特徴によれば、データは、第1の持続時間の第1のシンボル及び第2の持続時間の第2のシンボルの形態で転送され、第1のシンボルは第1の数の第1の搬送周波数にマッピングされ、第2のシンボルは第2の数の第1の搬送周波数にマッピングされる。
特定の特徴によれば、第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数のそれぞれは、第2の搬送周波数から△fの整数倍だけ間隔が空けられ、ここで△fは第1のシンボルがマッピングされる2つの第1の搬送周波数間の間隔である。
このため、第2の通信装置は、搬送周波数において強く干渉されたデータを引き出さない。
特定の特徴によれば、第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数のそれぞれは、第2の搬送周波数からL△fの整数倍だけ間隔が空けられており、ここでLは第1の持続時間を第2の持続時間で除算した値である。
このため、第1のシンボル及び第2のシンボルは、第2の搬送周波数にマッピングされない。そして、第1のシンボルがマッピングされない特定の第2の搬送周波数と、第2のシンボルがマッピングされない他の第2の搬送周波数とを有する必要がない。
第2の通信装置は、搬送周波数において強く干渉されたデータを引き出さない。
特定の特徴によれば、第1の搬送周波数の1つのグループにおいて第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xと、第1の搬送周波数のそのグループにおいて第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xとが、式(X+1)=(X+1)Lを満足する。
このため、第1の搬送周波数の1つのグループにおいて第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数と、第1の搬送周波数のそのグループにおいて第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数とを制御することによって、第2の通信装置は、搬送周波数において強く干渉されたデータを引き出さない。
特定の特徴によれば、少なくとも1つの他の第2の搬送周波数は、事前に定義される搬送周波数であり、この少なくとも1つの他の第2の搬送周波数は、第1の搬送周波数のグループのそれぞれにおいて、第1の搬送周波数の1つのグループにおいて第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xと、第1の搬送周波数のそのグループにおいて第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xとが、式(X+1)=(X+1)Lを満足することを確実にするために定義される。
このように、第1の搬送周波数へのデータのマッピングが簡略化される。そして、第1の通信装置の複雑性が低減する。
さらに、第1の搬送周波数のグループは、第1の通信装置又は第2の通信装置の全周波数帯域において規則正しく間隔が空けられる。
特定の特徴によれば、第1の通信装置は、第1の周波数帯域を通じてデータを転送し、第2の通信装置は、第2の周波数帯域を通じてデータを受信し、第2の周波数帯域の帯域幅は第1の周波数帯域の帯域幅より小さい。
特定の特徴によれば、第1の通信装置はデータを複数の第2の通信装置に転送し、少なくとも1つの第2の搬送周波数は、別の第2の通信装置の復調搬送周波数に影響されやすい搬送周波数である。
このように、第1の搬送周波数へのデータのマッピングが簡略化される。そして、第1の通信装置の複雑性が低減する。
さらに、データを第1の搬送周波数のみにマッピングし、別の第2の通信装置の復調搬送周波数に影響されやすい搬送周波数にマッピングしないことにより、第1の通信装置は、各第2の通信装置に対し同じ第1の搬送周波数間でデータをマッピングする。第2の通信装置は、いずれの搬送周波数がその復調搬送周波数であるかを考慮する必要なしに同じ第1の搬送周波数間でデータを引き出す。
特定の特徴によれば、第1の通信装置は、第1の周波数帯域を通じてデータを転送し、第2の通信装置は、第2の周波数帯域を通じてデータを受信し、第1の周波数帯域の帯域幅は第2の周波数帯域の帯域幅より小さい。
特定の特徴によれば、1つの第2の搬送周波数は、第1の通信装置の変調搬送周波数である。
このため、第2の通信装置は、第2の通信装置の変調周波数において現れる可能性がある連続的な成分から発生する可能性がある強い干渉によって妨害されないであろう。
特定の特徴によれば、少なくとも1つの他の第2の搬送周波数は、別の第1の通信装置の変調搬送周波数に影響されやすい搬送周波数である。
このように、データを第1の搬送周波数のみにマッピングし、別の第1の通信装置の変調搬送周波数に影響されやすい搬送周波数にマッピングしないことにより、第2の通信装置は、第1の搬送周波数でデータを引き出すために、いずれの第1の通信装置がデータを転送するかを考慮する必要がない。
さらに、第1の搬送周波数のグループは、第1の通信装置又は第2の通信装置の全周波数帯域において規則正しく間隔が空けられる。
特定の特徴によれば、第1の通信装置は、第2の搬送周波数に、ヌル値、又はパイロットシンボル、又は第1の搬送周波数にマッピングされないデータをマッピングする。
このように、第1の通信装置が第2の搬送周波数にヌル値をマッピングする場合、第2の搬送周波数へのデータのマッピングが簡略化される。第1の通信装置が、第2の搬送周波数に、パイロットシンボル又は第1の搬送周波数にマッピングされないデータをマッピングする場合、周波数帯域は効率的に使用される。
さらに別の態様によれば、本発明は、第1の通信装置によって、複数の搬送周波数を使用して、通信ネットワークを通じて、第2の通信装置に転送されたデータを引き出す方法であって、
前記方法は、第2の通信装置によって実行される複数のステップとして、
第1の搬送周波数の複数の連続するグループの第1の搬送周波数を選択するステップであって、この第1の搬送周波数のグループのそれぞれは第1の搬送周波数の次のグループから第2の搬送周波数だけ間隔が空けられており、少なくとも2つの第2の搬送周波数は、第2の通信装置の復調搬送周波数に影響されやすい搬送周波数である、選択するステップと、
選択された第1の搬送周波数でデータを引き出すステップと
を含むことを特徴とする方法に関する。
本発明はまた、第1の通信装置によって、複数の搬送周波数を使用して、通信ネットワークを通じて、第2の通信装置に転送されたデータを引き出す装置であって、
当該引き出す装置は、第2の通信装置に含まれ、
当該引き出す装置は、
第1の搬送周波数の複数の連続するグループの第1の搬送周波数を選択する手段であって、この第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、第1の搬送周波数の次のグループから、第2の搬送周波数だけ間隔が空けられており、少なくとも2つの第2の搬送周波数は、第2の通信装置の復調搬送周波数に影響されやすい搬送周波数である、選択する手段と、
選択された第1の搬送周波数でデータを引き出す手段と
を具備することを特徴とする装置にも関する。
このように、第2の通信装置は、第1の通信装置の変調搬送周波数からの異なる復調搬送周波数を、これらの搬送周波数においてデータが強く干渉されることなく有することができる。
特定の特徴によれば、第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、同じ所定数の第1の搬送周波数を含む。
このように、第1の搬送周波数でのデータの引き出しが簡略化される。
特定の特徴によれば、第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数のそれぞれは、第2の搬送周波数から△fの整数倍だけ間隔が空けられ、ここで△fは第1のシンボルがマッピングされる2つの第1の搬送周波数間の間隔である。
特定の特徴によれば、第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数のそれぞれは、第2の搬送周波数からL△fの整数倍だけ間隔が空けられており、ここでLは第1の持続時間を第2の持続時間で除算した値である。
このため、第1のシンボル及び第2のシンボルは第2の搬送周波数にはマッピングされない。したがって、第1のシンボルがマッピングされない特定の第2の搬送周波数、及び第2のシンボルがマッピングされない他の第2の搬送周波数を有する必要はない。
特定の特徴によれば、第1の搬送周波数の1つのグループにおいて第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xと、第1の搬送周波数のそのグループにおいて第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xとが、式(X+1)=(X+1)Lを満足し、ここでLは第1の持続時間を第2の持続時間で除算した値である。
特定の特徴によれば、少なくとも1つの他の第2の搬送周波数は、事前に定義される搬送周波数であり、この少なくとも1つの他の第2の搬送周波数は、第1の搬送周波数のグループのそれぞれにおいて、第1の搬送周波数の1つのグループにおいて第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xと、第1の搬送周波数のそのグループにおいて第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xとが、式(X+1)=(X+1)Lを満足することを確実にするために定義されるか、又は、少なくとも1つの他の第2の搬送周波数は、別の第2の通信装置の復調搬送周波数に影響されやすい搬送周波数であるか、又は、少なくとも1つの他の第2の搬送周波数は、別の第1の通信装置の変調搬送周波数に影響されやすい搬送周波数である。
このように、第1の搬送周波数におけるデータの選択が簡略化される。そして、第2の通信装置の複雑性が低減する。
さらに、第1の搬送周波数においてのみデータを選択し、別の第2の通信装置の変調搬送周波数に影響されやすい搬送周波数においては選択しないことにより、すべての第2の通信装置が同じ第1の搬送周波数を選択する。
さらに、第1の搬送周波数においてのみデータを選択し、別の第1の通信装置の復調搬送周波数に影響されやすい搬送周波数においてはデータを選択しないことにより、すべての第2の通信装置が同じ第1の搬送周波数を選択する。第2の通信装置は、いずれの搬送周波数が、データを転送する第1の通信装置の変調搬送周波数であるかを考慮する必要なしに、同じ第1の搬送周波数でデータを引き出す。
特定の特徴によれば、第2の通信装置は、少なくとも1つの第2の搬送周波数及び/または少なくとも1つの他の第2の搬送周波数を選択し、選択された第2の搬送周波数で且つ/又は少なくとも1つの他の第2の搬送周波数でデータを引き出す。
このように、周波数帯域は効率的に使用される。
特定の特徴によれば、第1の通信装置はダウンリンクチャネルを通じてデータを転送し、第2の通信装置はアップリンクチャネルを通じてデータを転送し、アップリンクチャネル及びダウンリンクチャネルは同じ第2の搬送周波数を有する。
このように、通信装置の複雑性が低減する。
さらに別の態様によれば、本発明は、プログラマブルデバイスに直接ロード可能であり得るコンピュータプログラムであって、プログラマブルデバイスにおいて実行されると、本発明による方法のステップを実施する命令又はコード部を含む、コンピュータプログラムに関する。
コンピュータプログラムに関連する特徴及び利点は、本発明による方法及び装置を表す、上述したものと同じであるため、ここでは繰り返さない。
さらに別の態様によれば、本発明は、第1の通信装置によって第2の通信装置に転送され、複数の搬送周波数から成る周波数帯域を通じて転送される信号であって、データは第1の搬送周波数の複数の連続するグループの第1の搬送周波数にマッピングされることを特徴とし、かつ、この第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、第1の搬送周波数の次のグループから第2の搬送周波数だけ間隔が空けられており、少なくとも2つの第2の搬送周波数は、第2の通信装置の復調搬送周波数に影響されやすい搬送周波数であることを特徴とする、信号に関する。
特定の特徴によれば、第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、同じ所定数の第1の搬送周波数を含む。
特定の特徴によれば、データは、第1の持続時間の第1のシンボル及び第2の持続時間の第2のシンボルの形態であり、第1のシンボルは第1の数の第1の搬送周波数にマッピングされ、第2のシンボルは第2の数の第1の搬送周波数にマッピングされる。
特定の特徴によれば、第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数のそれぞれは、第2の搬送周波数から△fの整数倍だけ間隔が空けられ、ここで△fは第1のシンボルがマッピングされる2つの第1の搬送周波数間の間隔である。
特定の特徴によれば、第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数のそれぞれは、第2の搬送周波数からL△fの整数倍だけ間隔が空けられており、ここで△fは第1のシンボルがマッピングされる2つの第1の搬送周波数間の間隔であり、Lは第1の持続時間を第2の持続時間で除算した値である。
特定の特徴によれば、第1の搬送周波数の1つのグループにおいて第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xと、第1の搬送周波数のそのグループにおいて第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xとが、式(X+1)=(X+1)Lを満足する。
特定の特徴によれば、第1の搬送周波数の1つのグループにおいて第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xは75に等しく、第1の搬送周波数のそのグループにおいて第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xは37に等しく、Lは2に等しく、第1の搬送周波数のグループのそれぞれは3つの資源ブロックに分割される。
特定の特徴によれば、第1の搬送周波数の1つのグループにおいて第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xは147に等しく、第1の搬送周波数のそのグループにおいて第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xは73に等しく、Lは2に等しく、第1の搬送周波数のグループのそれぞれは7つの資源ブロックに分割される。
特定の特徴によれば、第1の搬送周波数の1つのグループにおいて第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xは135に等しく、第1の搬送周波数のそのグループにおいて第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xは67に等しく、Lは2に等しく、第1の搬送周波数のグループのそれぞれは5つの資源ブロックに分割される。
特定の特徴によれば、第1の搬送周波数の1つのグループにおいて第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xは77に等しく、第1の搬送周波数のそのグループにおいて第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xは38に等しく、Lは2に等しく、第1の搬送周波数のグループのそれぞれは7つの資源ブロックに分割される。
信号に関連する特徴及び利点は、本発明による方法及び装置に関して上述したものと同じであるため、ここでは繰り返さない。
本発明の特徴は、例示的な一実施形態の以下の説明を読むことからより明確になり、その説明は、添付図面を参照して行われる。
図1は、本発明が実装される通信ネットワークのアーキテクチャを表す図である。
通信ネットワーク15において、基地局10は、ユーザ機器20a〜20gにデータを転送し且つ/又はユーザ機器20a〜20gからデータを受信する。
通信ネットワーク15は、無線通信ネットワーク又はたとえば伝送の媒体として電力線配電網を使用する有線通信ネットワークである。
通信ネットワーク15において、全システム帯域幅は、直交信号がマッピングされる複数の搬送周波数に分割される。搬送周波数の一部は、本発明による搬送周波数のグループに構成される、複数の資源ブロックにグループ化される。
例として且つ非限定的に、無線通信ネットワーク15は、直交周波数分割多元接続方式を使用する。
図1において、明確にするために7つのユーザ機器20a〜20gしか示さないが、本発明の通信ネットワーク15においてより少ないユーザ機器20又はより多くのユーザ機器20を使用することができる、ということを理解することができる。
基地局10は、ノードB又は拡張ノードBとも呼ばれる通信装置である。
ユーザ機器装置20は、例として且つ非限定的に、携帯電話、携帯情報端末、パーソナルコンピュータのような通信装置である。
各ユーザ機器20a〜20gは、アップリンクチャネル及びダウンリンクチャネルを使用して基地局10にリンクされる。
基地局10は、ダウンリンクチャネルを通じてユーザ機器20にデータを転送し、各ユーザ機器20a〜20gは、アップリンクチャネルを通じて基地局10にデータを転送する。
基地局10は、ユーザ機器20a〜20gがデータを転送し且つ/又はデータを受信することができる周波数帯域の帯域幅より大きいか、又はそれに等しい帯域幅を有する周波数帯域を通じて、データを転送し且つ/又は受信することができる。
例として且つ非限定的に、基地局10は、20MHzに等しい帯域幅を有する第1の周波数帯域を通じてデータを転送し且つ/又は受信することができ、ユーザ機器20a〜20gは、10MHz又は15MHz又は20MHzに等しい帯域幅を有する第2の周波数帯域を通じてデータを受信し且つ/又は転送することができる。
ここで、第2の周波数帯域の帯域幅は、各ユーザ機器20a〜20gとは異なってもよい、ということが留意されなければならない。
基地局10は、基地局10の第1の周波数帯域の中央の搬送周波数であるか、又は基地局10の第1の周波数帯域の中央周辺の搬送周波数である変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数を有する。
本発明は、通信ネットワーク15において時分割複信方式が使用される時、すなわち、基地局10の変調搬送周波数及び復調搬送周波数が同一である時について述べる。本発明はまた、通信ネットワーク15において周波数分割複信方式が使用される時、すなわち、基地局10の変調搬送周波数及び復調搬送周波数が異なる時にも適用可能である。
各ユーザ機器20a〜20gは、ユーザ機器20a〜20gの第2の周波数帯域の中央の搬送周波数であるか、又はユーザ機器20a〜20gの第2の周波数帯域の中央周辺の搬送周波数である変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数を有する。
各機器20a〜20gの変調搬送周波数は、その復調搬送周波数に等しいが、すでに開示したように、各機器20a〜20gの変調搬送周波数はその復調搬送周波数と異なることも可能であるということを理解することができる。
各ユーザ機器20a〜20gの変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数は、基地局10の復調搬送周波数及び/又は変調搬送周波数と異なってもよい。
各ユーザ機器20a〜20gの変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数は、他のユーザ機器20a〜20gの復調搬送周波数及び/又は変調搬送周波数と異なってもよい。
ユーザ機器20は、キャンピング位置(camping position)、すなわち、基地局10の復調搬送周波数及び/又は変調搬送周波数とは異なる変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数を有することが可能である。ユーザ機器20の変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数が常に基地局10の復調搬送周波数及び/又は変調搬送周波数と同一であるという、単純化された構成に比較して、キャンピング位置が異なる可能性があることにより、周波数帯域をよりよく使用することができる。
基地局10及びユーザ機器20が異なる変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数を有する場合、基地局10がデータをユーザ機器20の復調搬送周波数にマッピングすると、ユーザ機器20のアーキテクチャによっては、ユーザ機器20による復調の後、データに電気的な環境の連続的な成分が混入している可能性がある。これらの連続的な成分から強い干渉が発生する可能性があり、それによりこの搬送周波数で受信されるデータが強く干渉される可能性がある。アップリンクチャネルにおいても、すなわち、ユーザ機器20が基地局10の復調搬送周波数にデータをマッピングする場合においても同じ問題が発生する。
図2は、基地局のアーキテクチャを表す図である。
基地局10は、たとえば、バス201によって互いに接続されるコンポーネントと図8及び図9に開示されるようなプログラムによって制御されるプロセッサ200とに基づくアーキテクチャを有する。
ここで、基地局10は、一変形として、後に開示するようなプロセッサ200によって実行されるものと同じ動作を実行する1つ又はいくつかの専用集積回路に実装されることが留意されなければならない。
バス201は、プロセッサ200を、リードオンリメモリROM202、ランダムアクセスメモリRAM203及びネットワークインタフェース205にリンクする。
リードオンリメモリROM202は、基地局10に電源が投入されるとランダムアクセスメモリRAM203に転送される、図8及び図9に開示されるようなアルゴリズムに関連するプログラムの命令を含む。
RAMメモリ203は、変数を受け取るように意図されたレジスタと、図8及び図9に開示されるようなアルゴリズムに関連するプログラムの命令とを有する。
図3は、ユーザ機器のアーキテクチャを表す図である。
ユーザ機器20は、たとえば、バス301によって互いに接続されるコンポーネントと図8及び図9に開示されるようなプログラムによって制御されるプロセッサ300とに基づくアーキテクチャを有する。
ここで、ユーザ機器20は、一変形として、後に開示されるようなプロセッサ300によって実行されるものと同じ動作を実行する1つ又はいくつかの専用集積回路に実装されることが留意されなければならない。
バス301は、プロセッサ300を、リードオンリメモリROM302、ランダムアクセスメモリRAM303及びネットワークインタフェース305にリンクする。
リードオンリメモリROM302は、ユーザ機器20に電源が投入されるとランダムアクセスメモリRAM303に転送される、図8及び図9に開示されるようなアルゴリズムに関連するプログラムの命令を含む。
RAMメモリ303は、変数を受け取るように意図されたレジスタと、図8及び図9に開示されるようなアルゴリズムに関連するプログラムの命令とを含む。
図4は、基地局のネットワークインタフェースのアーキテクチャを表す図である。
基地局10のネットワークインタフェース205は、送信モジュール400及び受信モジュール450を備える。
受信モジュール450のアーキテクチャは、図5を参照して後に開示する受信モジュール500のアーキテクチャと同様である。
送信モジュール400は、転送されるデータを、第1の搬送周波数の少なくとも2つのグループの第1の搬送周波数にマッピングするデータ・搬送周波数マッピングモジュール41を含む。
例として且つ非限定的に、データ・搬送周波数マッピングモジュール41は、データを16個のグループ70の第1の搬送周波数にマッピングする。明確にするために、図4には70と示すグループ及び7016と示す第16番目のグループのみを示す。
第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、第1の搬送周波数の少なくとも1つの他のグループから、少なくとも1つの第2の搬送周波数だけ間隔が空けられる。
第2の搬送周波数は、データがマッピングされない搬送周波数であるか、又は、パイロットシンボル若しくは第1の搬送周波数にマッピングされないデータのような情報を転送するために使用される搬送周波数である。
この、第1の搬送周波数にマッピングされないデータとは、たとえば、信号処理の目的で使用されるものか、または、第1の搬送周波数にマッピングされるデータより低いレートで転送される必要のあるデータか、又は、受信するユーザ機器20には不可欠ではないデータか、又は、少なくとも2つの第2の搬送周波数で同時に転送されるデータである。
例として、図4は、データ・搬送周波数マッピングモジュール41が第2の搬送周波数にヌル値をマッピングすることを示す。
明確にするために、図4には71、73及び73と示す3つの第2の搬送周波数のみを示すが、図7を参照して後に開示するように、データ・搬送周波数マッピングモジュール41は、ヌル値、又はパイロットシンボル、又は信号処理データ、又は他のデータを、より多くの第2の搬送周波数にマッピングする。
データ・搬送周波数マッピングモジュール41は、第1の持続時間の第1のシンボル及び第2の持続時間の第2のシンボルの形態で、転送されるべきデータをマッピングする。データ・搬送周波数マッピングモジュール41は、第1のシンボルを搬送周波数のグループの第1の搬送周波数にマッピングし、第2のシンボルを第1の搬送周波数のグループの第1の搬送周波数にマッピングする。
通信ネットワーク15において、2つの異なるシンボルがアップリンクチャネルか又はダウンリンクチャネルのいずれかで使用される。第1のシンボルは、例として長いシンボルであり、第2のシンボルは例として短いシンボルである。
長いシンボル及び短いシンボルに対して同じサンプリング周波数が使用される場合であり、且つNbが整数であってL>1である場合、持続時間Tの長いシンボルが、サブ周波数帯域△fだけ間隔が空けられたNb個の搬送周波数から構築される場合、持続時間T/Lの短いシンボルは、L△fだけ間隔が空けられたNb/L個の搬送周波数を考慮することによって構築される。
OFDM変調が使用される場合、長いシンボルは、サイズNbの逆離散フーリエ変換(IDFT)を用いて取得され、短いシンボルは、Nb/Lが整数値である場合、サイズNb/LのIDFTを用いて取得される。
IDFTは逆高速フーリエ変換(IFFT)であることが好ましい。
Lは、第1のシンボルの持続時間を第2のシンボルの持続時間で除算した値に等しい。Lは、必ずしも整数値である必要はなく、すなわち、第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数は、必ずしも△fの整数倍だけ間隔が空けられる必要はない。
Lが整数値である場合、第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数は、第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数のサブセットである。
Lが整数値でない場合、第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の少なくとも一部は、第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数とは異なる。
短いシンボルは、例として且つ非限定的に、チャネル推定に使用されるパイロットシンボルを搬送するために使用される。
本発明によれば、第1の搬送周波数の1つのグループにおける、第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xと、第1の搬送周波数のそのグループにおける、第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xとは、式(X+1)=(X+1)Lを満足する。
さらに、第2のシンボルがマッピングされる各第1の搬送周波数は、第2の搬送周波数からL△fの整数倍だけ間隔が空けられる。第1のシンボルがマッピングされる各第1の搬送周波数は、第2の搬送周波数から△fの整数倍だけ間隔が空けられる。
送信モジュール400は、IFFTサンプルを形成するために搬送周波数のIFFTを実行することが好ましい逆離散フーリエ変換モジュール42を含む。
IFFTのサイズNFFTは、基地局10の帯域幅によって確定される。
送信モジュール400は、IFFTサンプルを直列に変換する並列・直列変換器43を備える。
送信モジュール400は、サイクリックプレフィックス挿入モジュール44と、IFFTサンプル及びサイクリックプレフィックスを基地局10の変調搬送周波数によって変調する無線変調器45とを備える。
無線変調器45は、アナログ無線周波数変調器であることが好ましい。
図5は、ユーザ機器のネットワークインタフェースのアーキテクチャを表す図である。
各ユーザ機器20のネットワークインタフェース305は、受信モジュール500及び送信モジュール550を備える。
送信モジュール550のアーキテクチャは、図4を参照してすでに開示した送信モジュール400のアーキテクチャと同様である。
受信モジュール500は、受信シンボルを、ユーザ機器20の変調搬送周波数によって復調する復調器51を備える。
無線復調器51は、アナログ無線周波数復調器であることが好ましい。
ユーザ機器アーキテクチャによっては、受信シンボルをユーザ機器20の復調搬送周波数である搬送周波数によって復調することにより、その搬送周波数にマッピングされたデータがある場合、連続的な成分によってそのデータが破壊される可能性がある。
受信モジュール500は、復調シンボルからサイクリックプレフィックスを除去するサイクリックプレフィックス除去モジュール52を備える。
受信モジュール500は、サイクリックプレフィックスが除去された復調シンボルのサンプルを並列に変換する直列・並列モジュール53を備える。
受信モジュール500は、並列化されたサンプルを周波数領域に変換する離散フーリエ変換モジュール54を備える。
離散フーリエ変換モジュール54は、高速フーリエ変換モジュールであることが好ましい。
受信モジュール500は、受信データの復号に進むために第1の搬送周波数のグループを選択する搬送周波数選択モジュール55を備える。
例として且つ非限定的に、搬送周波数選択モジュール55は、図7において70〜7016と示す第1の搬送周波数の16個のグループの第1の搬送周波数を選択する。明確にするために、図5には、70と示す第1の搬送周波数のグループと、7016と示す第1の搬送周波数の第16番目のグループとのみを示す。
第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、第1の搬送周波数の少なくとも1つの他のグループから、少なくとも1つの第2の搬送周波数だけ間隔が空けられる。
搬送周波数選択モジュール55は、例として、第2の搬送周波数にヌル値がマッピングされるものと想定する。第2の搬送周波数が、パイロットシンボル又は第1の搬送周波数にマッピングされないデータのような情報を転送するために使用される場合、搬送周波数選択モジュール55は、ユーザ機器20の復調搬送周波数に対応する第2の搬送周波数がヌル値を保持すると想定し、他の第2の搬送周波数を選択する。
明確にするために、図5には、71、73及び73と示す3つの第2の搬送周波数のみを示すが、搬送周波数選択モジュール55は、より多くの第2の搬送周波数を処理する。
搬送周波数選択モジュール55は、第1の持続時間の第1のシンボル、例として長いシンボルと、第1の持続時間の1/L倍に等しい第2の持続時間の第2のシンボル、例として短いシンボルとを処理することができる。搬送周波数選択モジュール55は、第1のシンボルのために、第1の搬送周波数のグループの第1の搬送周波数を選択し、第2のシンボルのために、第1の搬送周波数のグループの第1の搬送周波数を選択する。
受信モジュール500は、第1の搬送周波数によって伝達されたデータを直列形式に変換する並列・直列変換器56を備える。第2の搬送周波数が、パイロットシンボル又は第1の搬送周波数にマッピングされないデータのような情報を転送するために使用される場合、並列・直列変換器56は、第2の搬送周波数によって伝達されたデータを直列形式に変換する。
図6aは、第1のシンボル及び第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数と、第2の搬送周波数との第1の例を表す図である。
図6aにおいて、第1の搬送周波数のグループ70は、第1の搬送周波数のグループ7016から第2の搬送周波数71だけ間隔が空けられている。第1の搬送周波数のグループ70はまた、第1の搬送周波数のグループ70から第2の搬送周波数73だけ間隔が空けられている。
第1の搬送周波数のグループ70は、60〜60と示す9つの第1の搬送周波数を含む。第1の搬送周波数60〜60は、互いから△fだけ等しく間隔が空けられている。
第1の搬送周波数60〜60は、第1の搬送周波数のグループ70において第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数である。各第1の搬送周波数60〜60は、第2の搬送周波数71及び73から△fの整数倍だけ間隔が空けられている。
例として、第1の搬送周波数60は、第2の搬送周波数71から1△fだけ間隔が空けられており、第2の搬送周波数73から9△fだけ間隔が空けられている。
その第1の例によれば、第1のシンボルは第2のシンボルより2倍長く、すなわちL=2である。
第1の搬送周波数60、60、60及び60は、第1の搬送周波数のグループ70において第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数である。第1の搬送周波数60、60、60及び60は、互いからL△fだけ等しく間隔が空けられている。
各第1の搬送周波数60、60、60及び60は、第2の搬送周波数71及び73からL△fの整数倍だけ間隔が空けられている。
例として、第1の搬送周波数60は、第2の搬送周波数71から1L△fだけ間隔が空けられており、第2の搬送周波数73から4L△fだけ間隔が空けられている。
Lが整数値であるので、第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数は、第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数のサブセットに属する。
第1の搬送周波数のグループ70において第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xと、第1の搬送周波数のグループ70において第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xとは、式(X+1)=(X+1)Lを満足する。
図6bは、第1のシンボル及び第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数と、第2の搬送周波数との第2の例を表す図である。
図6bにおいて、第1の搬送周波数のグループ70は、第1の搬送周波数のグループ7016から第2の搬送周波数71だけ間隔が空けられている。第1の搬送周波数のグループ70はまた、第1の搬送周波数のグループ70から第2の搬送周波数73だけ間隔が空けられている。
第1の搬送周波数のグループ70は、63〜63と示す8つの第1の搬送周波数と、65〜65と示す3つの第1の搬送周波数とを含む。第1の搬送周波数63〜63は、互いから△fだけ等しく間隔が空けられている。
第1の搬送周波数63〜63は、第1の搬送周波数のグループ70において第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数である。各第1の搬送周波数63〜63は、第2の搬送周波数71及び73から△fの整数倍だけ間隔が空けられている。
例として、第1の搬送周波数63は、第2の搬送周波数71から1△fだけ間隔が空けられており、第2の搬送周波数73から8△fだけ間隔が空けられている。
その第2の例によれば、第1のシンボルは、第2のシンボルの1.5倍の長さであり、すなわちL=1.5である。
第1の搬送周波数65、63、65、63及び65は、第1の搬送周波数のグループ70において第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数である。第1の搬送周波数65、63、65、63及び65は、互いからL△fだけ等しく間隔が空けられている。
各第1の搬送周波数65、63、65、63及び65は、第2の搬送周波数71及び73からL△fの整数倍だけ間隔が空けられている。
例として、第1の搬送周波数65は、第2の搬送周波数71から1L△fだけ間隔が空けられており、第2の搬送周波数73から5L△fだけ間隔が空けられている。
Lが整数値でないため、第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の少なくとも一部は、第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数とは異なる。
第1の搬送周波数のグループ70において第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xと、第1の搬送周波数のグループ70において第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xとは、式(X+1)=(X+1)Lを満足する。
図7は、周波数帯域の一例を表す図である。ここでは、搬送周波数のグループの第1の搬送周波数にデータがマッピングされており、且つ、第1の搬送周波数の各グループは、第1の搬送周波数の少なくとも1つの他のグループから、少なくとも1つの第2の搬送周波数だけ間隔が空けられている。
図7の例では、通信ネットワーク15は時分割複信方式を使用し、周波数帯域は、ダウンリンクチャネル又はアップリンクチャネルのいずれかに使用される1215の搬送周波数に分割される。
図7において、基地局10によって使用される周波数帯域はB10で示される。その周波数帯域は、例として、1215の搬送周波数に対応する20MHzの帯域幅を有する。
ユーザ機器20a〜20gによって使用される周波数帯域を、それぞれB20a〜B20gと示す。周波数帯域B20a、B20b及びB20cは、例として、607の搬送周波数に対応する10MHzの帯域幅を有する。周波数帯域B20d、B20e及びB20fは、例として、911の搬送周波数に対応する15MHzの帯域幅を有する。周波数帯域B20gは20MHzの帯域幅を有する。
基地局10の変調搬送周波数及び復調搬送周波数は搬送周波数71である。
ユーザ機器20aの変調搬送周波数及び復調搬送周波数は搬送周波数75aであり、ユーザ機器20bの変調搬送周波数及び復調搬送周波数は搬送周波数75bであり、ユーザ機器20cの変調搬送周波数及び復調搬送周波数は搬送周波数75cであり、ユーザ機器20dの変調搬送周波数及び復調搬送周波数は搬送周波数75dであり、ユーザ機器20eの変調搬送周波数及び復調搬送周波数は搬送周波数75eであり、ユーザ機器20fの変調搬送周波数及び復調搬送周波数は搬送周波数75fであり、ユーザ機器20gの変調搬送周波数及び復調搬送周波数は搬送周波数75gである。
図7の例において理解することができるように、基地局10及びユーザ機器20は、異なる変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数75を使用してもよい。
基地局10の周波数帯域B10がユーザ機器20の周波数帯域B20より大きいか又はそれに等しいため、且つ、ユーザ機器20は異なる変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数75を有するため、基地局10の周波数帯域B10はより効率的に使用される。
本発明に従って、第1の搬送周波数及び第2の搬送周波数が定義される。
図7の例では、第1の搬送周波数は、それぞれ70〜7016と示す第1の搬送周波数の16個のグループにグループ化される。
例として、各グループ70は、第1のシンボルがマッピングされるX=75個の第1の搬送周波数と、第2のシンボルがマッピングされるX=37個の第1の搬送周波数とを含む。
好ましくは、且つ非限定的に、各グループは、第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の3つの資源ブロックに分割される。資源ブロックは、略同じ数の第1の搬送周波数又は同じ数の第1の搬送周波数を含む。
図7において、第2の搬送周波数を71、72及び73と示す。
第2の搬送周波数71は、基地局10の変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数であり、ユーザ機器20c、20f及び20gの変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数75c、75f及び75gに対応する。第2の搬送周波数71は、ユーザ機器20dの変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数75dに対応する。第2の搬送周波数71は、ユーザ機器20aの変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数75aに対応する。第2の搬送周波数71は、ユーザ機器20eの変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数75eに対応する。第2の搬送周波数71は、ユーザ機器20bの変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数75bに対応する。
本発明によれば、第2の搬送周波数71、73及び71は、所与の周波数帯域を有するユーザ機器20の変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数の影響を受けやすい。例として、こうした周波数帯域は、10MHzに等しい。第2の搬送周波数71、71及び71は、別の所与の周波数帯域を有するユーザ機器20の変調搬送周波数及び/又は復調搬送周波数の影響を受けやすい。例として、こうした周波数帯域は15MHzに等しい。
第2の搬送周波数72及び72は、第2の搬送周波数の規則的間隔構造を維持するために定義される。
第2の搬送周波数73〜73は、第1の搬送周波数のグループのそれぞれにおいて、第1の搬送周波数の1つのグループ70において第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xと、その第1の搬送周波数のグループ70において第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xとが、式(X+1)=(X+1)Lを満足する、ということを確実にするために定義される。
本発明によれば、基地局10は、ユーザ機器20にデータを転送する時、ユーザ機器20の周波数帯域B20に含まれる第1の搬送周波数のグループ70の第1の搬送周波数に、第1のシンボル及び第2のシンボルをマッピングする。第1の搬送周波数のこれらのグループ70の各々は、第1の搬送周波数の少なくとも1つの他のグループ70から、第2の搬送周波数71及び/又は72及び/又は73だけ間隔が空けられている。
例として、基地局10は、データをユーザ機器20aに転送する時、データを第1の搬送周波数70〜7016のグループの第1の搬送周波数にマッピングする。それは、それらがユーザ機器20aの周波数帯域B20aに含まれるためである。
基地局10は、データを第1の搬送周波数の各グループ70〜7016の各第1の搬送周波数にマッピングするか、又はデータを第1の搬送周波数のグループ70〜7016の少なくとも1つの各第1の搬送周波数にマッピングするか、又はデータを第1の搬送周波数のグループ70〜7016のそれぞれの第1の搬送周波数の一部にマッピングするか、又はデータを第1の搬送周波数の少なくとも1つのグループの第1の搬送周波数の一部にマッピングする。
同様に、ユーザ機器20は、データを基地局10に転送する時、ユーザ機器20の周波数帯域B20に含まれる第1の搬送周波数のグループ70の第1の搬送周波数に、第1のシンボル及び第2のシンボルをマッピングする。第1の搬送周波数のこれらのグループ70の各々は、第1の搬送周波数の少なくとも1つの他のグループ70から、第2の搬送周波数71及び/又は72及び/又は73だけ間隔が空けられる。
例として、ユーザ機器20aは、データを基地局10に転送する時、データを第1の搬送周波数のグループ70〜7016の第1の搬送周波数にマッピングする。
ユーザ機器20aは、データを第1の搬送周波数の各グループ70〜7016の各第1の搬送周波数にマッピングするか、又はデータを第1の搬送周波数のグループ70〜7016の少なくとも1つの各第1の搬送周波数にマッピングするか、又はデータを第1の搬送周波数のグループ70〜7016のそれぞれの第1の搬送周波数の一部にマッピングするか、又はデータを第1の搬送周波数の少なくとも1つのグループの第1の搬送周波数の一部にマッピングする。
ここで、基地局10がデータをユーザ機器20aに転送する時にデータをマッピングする第1の搬送周波数は、ユーザ機器20aがデータを基地局10に転送する時にデータをマッピングする第1の搬送周波数と異なってもよい、ということが留意されなければならない。
ここで、ユーザ機器20は、第1のシンボル及び/又は第2のシンボルの形態でデータを転送してもよく、基地局10は、第1のシンボルの形態のみでデータを転送してもよい、ということが留意されなければならない。反対に、ユーザ機器20は、第1のシンボルの形態のみでデータを転送してもよく、基地局10は、第1のシンボル及び/又は第2のシンボルの形態でデータを転送してもよい。
第2の搬送周波数71、72及び73は、ダウンリンクチャネル又はアップリンクチャネルのいずれに対しても同じである。
第1の搬送周波数及び第2の搬送周波数のこうした規則的構造により、基地局10及びユーザ機器の複雑性が簡略化する。
図8は、本発明によるデータを転送するアルゴリズムを表す図である。
本アルゴリズムは、基地局10及び/又は各ユーザ機器20によって実行される。本アルゴリズムを、例として、基地局10によって実行される場合で開示する。
ステップS800において、基地局10のプロセッサ200は、基地局10のRAMメモリ203に格納された第2の搬送周波数71、72及び73の識別子を取得する。
第2の搬送周波数の識別子は事前に定義されている。
次のステップS801において、プロセッサ200は、第1の搬送周波数の各グループ70に含まれる第1の搬送周波数の識別子を取得する。
次のステップS802において、プロセッサは、ステップS800及びS801において取得された識別子を、ネットワークインタフェース205に転送する。より正確には、送信モジュール400のデータ・搬送周波数マッピングモジュール41に転送する。
データ・搬送周波数マッピングモジュール41は、転送されるデータを、第1の搬送周波数の少なくとも2つのグループの第1の搬送周波数にマッピングする。
第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、第1の搬送周波数の少なくとも1つの他のグループから、少なくとも1つの第2の搬送周波数だけ間隔が空けられている。
次のステップS803において、プロセッサ200は、第2の搬送周波数の処理をネットワークインタフェース205に命令する。より正確には、送信モジュール400のデータ・搬送周波数マッピングモジュール41に命令する。
データ・搬送周波数マッピングモジュール41は、第2の搬送周波数にヌル値をセットするか、又は第2の搬送周波数にパイロットシンボルをマッピングするか、又は第1の搬送周波数にマッピングされないデータをマッピングする。
次のステップS804において、マッピングされたデータが少なくとも1つのユーザ機器20に転送される。
転送されなければならない各データに対し、ステップS802〜S804が実行される。
図9は、本発明によるデータを引き出す(retrieve)アルゴリズムを表す図である。
本発明のアルゴリズムは、基地局10及び/又は各ユーザ機器20によって実行される。本発明のアルゴリズムを、例として、ユーザ機器20によって実行される場合で開示する。
ステップS900において、ユーザ機器20のプロセッサ300は、ユーザ機器20のRAMメモリ303に格納されている第2の搬送周波数71、72及び73の識別子を取得する。
第2の搬送周波数の識別子は事前に定義されている。
次のステップS901において、プロセッサ300は、第1の搬送周波数のグループ70のそれぞれに含まれる第1の搬送周波数の識別子を取得する。
次のステップS902において、プロセッサ300は、第2の搬送周波数の処理をネットワークインタフェース305に命令する。より正確には、受信モジュール500の搬送周波数選択モジュール55に命令する。
データが第2の搬送周波数にマッピングされない場合、搬送周波数選択モジュール55は、第2の搬送周波数を処理しない。第2の搬送周波数が、パイロットシンボル又は第1の搬送周波数にマッピングされないデータのような情報を転送するために使用される場合、搬送周波数選択モジュール55は、ユーザ機器20の復調搬送周波数に対応する第2の搬送周波数のみを処理せず、他の第2の搬送周波数を選択する。
次のステップS903において、プロセッサ300は、ステップS901で取得された識別子をネットワークインタフェース305に転送する。より正確には、受信モジュール500の搬送周波数選択モジュール55に転送する。
搬送周波数選択モジュール55は、受信データの復号に進むために第1の搬送周波数のグループを選択する。
第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、第1の搬送周波数の少なくとも1つの他のグループから、少なくとも1つの第2の搬送周波数だけ間隔が空けられている。
次のステップS904において、データがプロセッサ300によって引き出される。
信号が受信される度に、ステップS902〜S904が実行される。
当然ながら、本発明の範囲から逸脱することなく上述した本発明の実施形態に対して多くの変更を行うことができる。
本発明が実装される無線通信ネットワークのアーキテクチャを表す図である。 基地局のアーキテクチャを表す図である。 ユーザ機器のアーキテクチャを表す図である。 基地局のネットワークインタフェースのアーキテクチャを表す図である。 ユーザ機器のネットワークインタフェースのアーキテクチャを表す図である。 第1のシンボル及び第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数と、第2の搬送周波数との第1の例を表す図である。 第1のシンボル及び第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数と、第2の搬送周波数との第2の例を表す図である。 データが搬送周波数のグループの第1の搬送周波数にマッピングされ、且つ、第1の搬送周波数のグループのそれぞれが、第1の搬送周波数の少なくとも1つの他のグループから、少なくとも1つの第2の搬送周波数だけ間隔が空けられる、周波数帯域の一例を表す図である。 本発明によるデータを転送するアルゴリズムを表す図である。 本発明によるデータを引き出すアルゴリズムを表す図である。

Claims (28)

  1. 第1の通信装置によって、複数の搬送周波数を使用して、通信ネットワークを通じて、第2の通信装置にデータを転送する方法であって、
    前記方法は、前記第1の通信装置によって実行される複数のステップとして、
    前記データを、第1の搬送周波数の複数の連続するグループの第1の搬送周波数にマッピングするステップであって、前記第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、第1の搬送周波数の次のグループから、第2の搬送周波数だけ間隔が空けられており、少なくとも2つの第2の搬送周波数は、前記第2の通信装置の復調搬送周波数となり得る搬送周波数である、マッピングするステップと、
    前記マッピングされたデータを前記第2の通信装置に転送するステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  2. 前記第2の通信装置の復調搬送周波数となり得る前記搬送周波数である前記第2の搬送周波数のそれぞれは、事前に定義された搬送周波数であることを特徴とする、請求項1に記載の方法。
  3. 前記第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、同じ所定数の第1の搬送周波数を含むことを特徴とする、請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記データは、第1の持続時間の第1のシンボル及び第2の持続時間の第2のシンボルの形態で転送され、
    前記第1のシンボルは、第1の数の第1の搬送周波数にマッピングされ、
    前記第2のシンボルは、第2の数の第1の搬送周波数にマッピングされる
    ことを特徴とする、請求項3に記載の方法。
  5. 第1のシンボルがマッピングされる前記第1の搬送周波数のそれぞれは、前記第2の搬送周波数から△fの整数倍だけ間隔が空けられ、
    ここで、△fは、第1のシンボルがマッピングされる2つの第1の搬送周波数間の間隔である
    ことを特徴とする、請求項4に記載の方法。
  6. 第2のシンボルがマッピングされる前記第1の搬送周波数のそれぞれは、前記第2の搬送周波数からL△fの整数倍だけ間隔が空けられており、
    ここで、Lは、前記第1の持続時間を前記第2の持続時間で除算した値である
    ことを特徴とする、請求項5に記載の方法。
  7. 第1の搬送周波数の1つのグループにおいて、第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xと、
    第1の搬送周波数のそのグループにおいて、第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xとが、
    式(X+1)=(X+1)Lを満足する
    ことを特徴とする、請求項6に記載の方法。
  8. 少なくとも1つの他の第2の搬送周波数は、事前に定義される搬送周波数であり、
    前記少なくとも1つの他の第2の搬送周波数は、前記第1の搬送周波数のグループのそれぞれにおいて、第1の搬送周波数の1つのグループにおいて第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xと、第1の搬送周波数のそのグループにおいて第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xとが、式(X+1)=(X+1)Lを満足することを確実にするために定義される
    ことを特徴とする、請求項5〜7のいずれか一項に記載の方法。
  9. Lは整数値であり、
    前記第2のシンボルがマッピングされる前記第1の搬送周波数は、前記第1のシンボルがマッピングされる前記第1の搬送周波数のサブセットに属する
    ことを特徴とする、請求項5〜8のいずれか一項に記載の方法。
  10. 前記第1の通信装置は、第1の周波数帯域を通じてデータを転送し、
    前記第2の通信装置は、第2の周波数帯域を通じてデータを受信する
    ことを特徴とし、かつ、
    前記第2の周波数帯域の帯域幅は前記第1の周波数帯域の帯域幅より小さい
    ことを特徴とする、請求項5〜9のいずれか一項に記載の方法。
  11. 前記第1の通信装置は、データを複数の第2の通信装置に転送することを特徴とし、かつ、
    少なくとも1つの第2の搬送周波数は、別の第2の通信装置の復調搬送周波数となり得る搬送周波数であることを特徴とする、請求項10に記載の方法。
  12. 前記第1の通信装置は、第1の周波数帯域を通じてデータを転送し、
    前記第2の通信装置は、第2の周波数帯域を通じてデータを受信する
    ことを特徴とし、かつ、
    前記第1の周波数帯域の帯域幅は前記第2の周波数帯域の帯域幅より小さい
    ことを特徴とする、請求項5〜9のいずれか一項に記載の方法。
  13. 1つの第2の搬送周波数は、前記第1の通信装置の変調搬送周波数であることを特徴とする、請求項12に記載の方法。
  14. 少なくとも1つの他の第2の搬送周波数は、別の第1の通信装置の変調搬送周波数となり得る搬送周波数であることを特徴とする、請求項13に記載の方法。
  15. 前記方法は、前記第2の搬送周波数に、ヌル値、又はパイロットシンボル、又は前記第1の搬送周波数にマッピングされないデータをマッピングするステップをさらに含むことを特徴とする、請求項1〜14のいずれか一項に記載の方法。
  16. 第1の通信装置によって、複数の搬送周波数を使用して、通信ネットワークを通じて、第2の通信装置に転送されたデータを引き出す方法であって、
    前記方法は、前記第2の通信装置によって実行される複数のステップとして、
    第1の搬送周波数の複数の連続するグループの第1の搬送周波数を選択するステップであって、前記第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、第1の搬送周波数の次のグループから、第2の搬送周波数だけ間隔が空けられており、少なくとも2つの第2の搬送周波数は、前記第2の通信装置の復調搬送周波数となり得る搬送周波数である、選択するステップと、
    前記選択された第1の搬送周波数でデータを引き出すステップと
    を含むことを特徴とする方法。
  17. 前記第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、同じ所定数の第1の搬送周波数を含むことを特徴とする、請求項16に記載の方法。
  18. 前記データは、第1の持続時間の第1のシンボル及び第2の持続時間の第2のシンボルの形態であり、
    前記第1のシンボルは、第1の数の第1の搬送周波数にマッピングされ、
    前記第2のシンボルは、第2の数の第1の搬送周波数にマッピングされる
    ことを特徴とする、請求項17に記載の方法。
  19. 第1のシンボルがマッピングされる前記第1の搬送周波数のそれぞれは、前記第2の搬送周波数から△fの整数倍だけ間隔が空けられ、
    ここで、△fは、第1のシンボルがマッピングされる2つの第1の搬送周波数間の間隔である
    ことを特徴とする、請求項18に記載の方法。
  20. 第2のシンボルがマッピングされる前記第1の搬送周波数のそれぞれは、前記第2の搬送周波数からL△fの整数倍だけ間隔が空けられており、
    ここで、Lは、前記第1の持続時間を前記第2の持続時間で除算した値である
    ことを特徴とする、請求項19に記載の方法。
  21. 第1の搬送周波数の1つのグループにおいて第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xと、第1の搬送周波数のそのグループにおいて第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xとが、式(X+1)=(X+1)Lを満足し、
    ここで、Lは、前記第1の持続時間を前記第2の持続時間で除算した値である
    ことを特徴とする、請求項20に記載の方法。
  22. 少なくとも1つの他の第2の搬送周波数は、事前に定義される搬送周波数であり、前記少なくとも1つの他の第2の搬送周波数は、前記第1の搬送周波数のグループのそれぞれにおいて、第1の搬送周波数の1つのグループにおいて第1のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xと、第1の搬送周波数のそのグループにおいて第2のシンボルがマッピングされる第1の搬送周波数の数Xとが、式(X+1)=(X+1)Lを満足することを確実にするために定義されるか、又は、
    少なくとも1つの他の第2の搬送周波数は、別の第2の通信装置の復調搬送周波数となり得る搬送周波数であるか、又は、
    少なくとも1つの他の第2の搬送周波数は、別の第1の通信装置の変調搬送周波数となり得る搬送周波数である
    ことを特徴とする、請求項19〜21のいずれか一項に記載の方法。
  23. 少なくとも1つの第2の搬送周波数、及び/又は、少なくとも1つの他の第2の搬送周波数を選択するステップと、
    前記選択された第2の搬送周波数で、且つ/又は、前記少なくとも1つの他の第2の搬送周波数で、データを引き出すステップと
    をさらに含むことを特徴とする、請求項22に記載の方法。
  24. 前記第1の通信装置は、ダウンリンクチャネルを通じてデータを転送し、
    前記第2の通信装置は、アップリンクチャネルを通じてデータを転送する
    ことを特徴とし、かつ、
    前記アップリンクチャネル及び前記ダウンリンクチャネルは、同じ第2の搬送周波数を有する
    ことを特徴とする、請求項16〜23のいずれか一項に記載の方法。
  25. 第1の通信装置から、複数の搬送周波数を使用して、通信ネットワークを通じて、第2の通信装置にデータを転送する装置であって、
    前記転送する装置は、前記第1の通信装置に含まれ、
    前記転送する装置は、
    前記データを、第1の搬送周波数の複数の連続するグループの第1の搬送周波数にマッピングする手段であって、前記第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、第1の搬送周波数の次のグループから、第2の搬送周波数だけ間隔が空けられており、少なくとも2つの第2の搬送周波数は、前記第2の通信装置の復調搬送周波数となり得る搬送周波数である、マッピングする手段と、
    前記マッピングされたデータを前記第2の通信装置に転送する手段と
    を具備することを特徴とする装置。
  26. 第1の通信装置によって、複数の搬送周波数を使用して、通信ネットワークを通じて、第2の通信装置に転送されたデータを引き出す装置であって、
    前記引き出す装置は、前記第2の通信装置に含まれ、
    前記引き出す装置は、
    第1の搬送周波数の複数の連続するグループの第1の搬送周波数を選択する手段であって、前記第1の搬送周波数のグループのそれぞれは、第1の搬送周波数の次のグループから、第2の搬送周波数だけ間隔が空けられており、少なくとも2つの第2の搬送周波数は、前記第2の通信装置の復調搬送周波数となり得る搬送周波数である、選択する手段と、
    前記選択された第1の搬送周波数でデータを引き出す手段と
    を具備することを特徴とする装置。
  27. プログラマブルデバイスに直接ロード可能であり得るコンピュータプログラムであって、プログラマブルデバイスにおいて実行されると、請求項1〜15のいずれか一項に記載の方法のステップを実施する命令又はコード部を含む、コンピュータプログラム。
  28. プログラマブルデバイスに直接ロード可能であり得るコンピュータプログラムであって、プログラマブルデバイスにおいて実行されると、請求項16〜24のいずれか一項に記載の方法のステップを実施する命令又はコード部を含む、コンピュータプログラム。
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