JP5386817B2 - エレベータ装置 - Google Patents

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この発明は、ローラーガイド式のかご案内装置を備えたエレベータ装置に関する。
高速のエレベータでは、かごは、一般にガイドレールに当接し転動するローラーを備えたローラーガイド式のかご案内装置により、水平方向の案内をされながら上下方向に移動する。この場合、速度が速くなればなるほどガイドレールの歪や微小な段差や表面粗さの影響で前記ローラーの振動が大きくなり乗り心地が悪化する。これを緩和するためには、高速走行時には前記ローラーと前記ガイドレールとを軟らかく当接させることが有効である。しかし、前記ローラーの転動部の材質を軟らかいものとすると、エレベータの停止時にかごに作用する偏荷重のため、前記ローラーの転動部にヘタリが発生して歪みを生じ、転動時(走行時)の乗り心地悪化の原因となる。これを解決する一手段として、特許文献1の発明が提案されている。
特許文献1には、ローラーと、前記ローラーをガイドレールに押し付けるバネと、かごの走行速度に応じて前記ガイドレールへの押付力を制御するアクチュエータとからなるローラーガイド式の案内装置を備えたエレベータ装置が開示されている。これにより、高速走行時には前記アクチュエータを用いて前記案内装置のバネ定数、減衰を小さくし、低速走行時や偏荷重が発生した場合にはバネ定数、減衰を大きくし、かごの乗り心地を向上させるとしている。
特開2002−187679号公報
しかし、特許文献1に記載されたエレベータでは、アクチュエータと、速度検出装置と、前記アクチュエータの駆動装置と、前記速度検出装置の出力により前記アクチュエータの駆動装置を制御する制御装置が必要となり、複雑で、かつ電気的な信号に依存するという問題点を有している。
この発明は、このような問題点を解決するためになされたもので、簡単な機構で、エレベータの速度に応じ軟らかい材質の転動部を備えたローラーと硬い材質の転動部を備えたローラーとを自動的に交代させるローラーガイド式のかご案内装置を備えたエレベータ装置を提供することを目的とする。
この発明に係るエレベータ装置は、硬度の高い材質の転動部を備えた第1のローラーと、硬度の低い材質の転動部を備えた第2のローラーと、エレベータ走行時の気流による揚力を利用して前記第1のローラーと前記第2のローラーとのいずれかをエレベータのガイドレールに当接させる付勢機構と、エレベータが走行するにつれ前記第2のローラーが前記ガイドレールに向かう方向に移動するのにともない前記第1のローラーを前記ガイドレールから離れる方向に移動するか又はエレベータが高速走行から次第に減速するにつれ前記第2のローラーが前記ガイドレールから離れる方向に移動するのにともない前記第1のローラーを前記ガイドレールに向かう方向に移動するように前記第1のローラーと前記第2のローラーとを前記ガイドレールに対して逆向きに移動させる連結リンク機構と、を備えたローラーガイド式のかご案内装置を備えたものである。
この発明によれば、エレベータ装置において、高速走行時のエレベータの乗り心地を改善し、ローラーの転動部に歪を発生させないローラーガイド式の案内装置を備えたエレベータ装置を得ることが可能となる。
以下に、この発明の実施の形態について、添付図に基づいて説明する。
実施の形態1.
図1に、この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置の構成を概略的に示す。
図1において、エレベータのかご1は巻上機(図示しない)により駆動される主索2に懸架され、ローラーガイド式のかご案内装置3に案内されてガイドレール4に沿って昇降路5の内部を上下に移動する。
以下、図2〜図6によりローラーガイド式のかご案内装置3について説明する。図2は、ローラーガイド式のかご案内装置3の詳細図、図3は図2の矢視Aの図、図4は図2の矢視Bの図、図5は図2の矢視Cの図、図6は図2の矢視Dの図を示す。
ローラーガイド式の案内装置3は基台31、第1のリンク機構32、第2のリンク機構33、第1のローラー34、第2のローラー35、付勢機構36、連結リンク機構37、従動リンク機構38、固定体39とを備えており、基台31によりエレベータのかご1に固定されている。基台31には、第1のリンク機構32、第2のリンク機構33、付勢機構36、従動リンク38機構、固定柱39とが固定されている。
第1のローラー34は硬度の高いゴム材の転動部34aと、軸34bとから構成され、第2のローラー35は硬度の低いゴム材の転動部35aと、軸35bとから構成されている。
第1のリンク機構32は、固定部材32aと、可動部材32bと、固定部材32aと可動部材32bとを枢持する軸32cとから構成されている。第1のリンク機構32は固定部材32aにより一端を基台31に固定され、可動部材32bの中間部で第1のローラー34の軸34bを枢持し、可動部材32bの端部で連結リンク機構37の軸37dと結合している。また、第1のローラー34の軸34bは、従動リンク38の可動部材38bに嵌合し、前記可動部材38bは軸38cにより基台31に固定された固定部材38aに枢持されている。
第2のリンク機構33は、固定部材33aと、可動部材33bと、固定部材33aと可動部材33bとを枢持する軸33cとから構成されている。該第2のリンク機構33はは、固定部材33aにより一端を基台31に固定され、可動部材33bの中間部で第2のローラー35の軸35bを枢持し、可動部材33bの端部で連結リンク機構37の軸37eと結合している。
連結リンク機構37は、一端を基台31に固定された固定部材37a、可動部材37b、固定部材37aと可動部材37bとを枢持する軸37c、第1のリンク機構32の稼動部材32bと結合する軸37d、第2のリンク機構33の可動部材33bと結合する軸37eとから構成されている。
従動リンク機構38は、一端を基台31に固定された固定部材38a、可動部材38b、固定部材38aと可動部材38bとを枢持する軸38cとから構成されており、可動部材38bの中間部で第1のローラー34の軸34bを枢持し、可動部材38bのバネ40を介して固定体39と結合している。
付勢機構36は、略円弧状の曲線と直線とで構成される断面形状の板状の翼体36aと、基台31に固定された支持体36bと、前記翼体36aを貫通し前記支持体36bに設けられたガイド溝に嵌合するガイドピン36cと、一端を前記翼体36aに固定し他端を前記第1のローラ−33の可動部材33bに固定したバネ36dとを備えている。ここで、翼体36aはエレベータの走行方向の気流により、水平方向でかつ、かごの中央部からガイドレールへ向かう方向に揚力を発生するように配置してある。
次に、この実施の形態1に係るエレベータ装置の動作について説明する。
エレベータが停止している場合には、走行にともなう気流の発生は無いので、付勢機構36の翼体36aには揚力は発生せず、ガイドレール4には第1のローラー34が当接している。
エレベータが停止状態から加速して走行してゆくにつれ、気流が発生し、翼体36aに揚力が作用して、翼体36aはバネ36dを圧縮しながらガイドレールに向かう方向に移動する。これによりバネ36dを介して第2のレバー機構33により第2のローラー35がガイドレールに向かう方向に移動し、一方で連結リンク機構37を介して第1のレバー機構32が動き、第1のローラー34がガイドレールから離れる方向に移動する。第1のローラー34がガイドレールに向かう方向に移動すると、従動リンク機構38の可動部材38bが動き、バネ40は圧縮される。高速になるにつれ、前記揚力は大きくなり、翼体36aの移動量も増大し、ガイドレールには第2のローラー35のみが当接するようになる。
エレベータが高速走行から次第に減速するにつれ、前記揚力は小さくなり、バネ36dが圧縮から解放されて第2のレバー機構33により第2のローラー35がガイドレールから離れる方向に移動し、一方で連結リンク機構37を介して第1のレバー機構32が動き、第1のローラー34がガイドレールに向かう方向に移動する。第1のローラー34がガイドレールに向かう方向に移動すると、従動リンク機構38の可動部材38bが動き、圧縮されていたバネ40は開放される。速度が小さくなるにつれ翼体36aの移動量は少なくなり、ガイドレールには第1のローラー34のみが当接するようになる。
以上のように、エレベータが停止している場合には硬度の高いローラーがガイドレールに当接しているので、ヘタリが発生せず、エレベータの走行し始め低速から高速になるにつれ、硬度の低いローラーがガイドレールに当接するので高速走行状態でも良好な乗り心地を得ることができる。
また、付勢機構として翼状体に作用する揚力を用いているので、複雑な電気的制御に依存することなく、確実に上記効果を得ることができる。
なお、上記の実施例では付勢機構として翼状体に作用する揚力を用いたが、速度に応じて作用する電動式あるいは油圧式のアクチュエータを用いても、ローラーにヘタリを生じず、かつ高速走行であっても良好な乗り心地を得られることは自明である。
この発明の実施の形態1に係るエレベータ装置を示す概略図。 実施の形態1に係るエレベータ装置が備えるローラーガイド式のかご案内装置の詳細図。 図2の矢視Aの図。 図2の矢視Bの図。 図2の矢視Cの図。 図2の矢視Dの図。
符号の説明
1 かご、2 主索、3 案内装置、4 ガイドレール
31 基台、 32 第1のリンク機構、33 第2のリンク機構、34 第1のローラー、35 第2のローラー 、 36 付勢機構、 37 連結リンク機構、 38 従動リンク機構、39 固定体、 40 バネ

Claims (2)

  1. 硬度の高い材質の転動部を備えた第1のローラーと、硬度の低い材質の転動部を備えた第2のローラーと、エレベータの走行時に作用する気流により水平方向に揚力を生ずる翼体を備えるとともにエレベータの速度に応じ前記第1のローラーと前記第2のローラーとのいずれかをエレベータのガイドレールに当接させる付勢機構と、エレベータが走行するにつれ前記第2のローラーが前記ガイドレールに向かう方向に移動するのにともない前記第1のローラーを前記ガイドレールから離れる方向に移動するか又はエレベータが高速走行から次第に減速するにつれ前記第2のローラーが前記ガイドレールから離れる方向に移動するのにともない前記第1のローラーを前記ガイドレールに向かう方向に移動するように前記第1のローラーと前記第2のローラーとを前記ガイドレールに対して逆向きに移動させる連結リンク機構と、を備えたローラーガイド式のかご案内装置を備えたことを特徴とするエレベータ装置。
  2. 前記翼体は垂直方向に弦部がある円弧状の断面形状を備えたことを特徴とする請求項1に記載のエレベータ装置。
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