JP5386513B2 - 通信装置及び受信品質の報告方法 - Google Patents
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Description
本発明は、通信装置及び受信品質の報告方法に関し、例えば下り無線チャネルの受信品質の測定結果であるCQI(channel quality indicator)をフィードバックする通信装置及び受信品質の報告方法に関する。
従来、下り回線のリンクアダプテーション(送信電力制御、適応変調、適応復調及び適応符号化等)、または各ユーザ宛に送信するパケットのスケジューリングを行うために、下り無線チャネルの受信品質の状態を測定した結果をCQIとして、携帯電話等の通信端末装置から基地局へ報告する移動体通信システムが知られている(例えば、特許文献1)。ここで、CQIは、共通パイロットチャネルのEc/I0(受信チップエネルギ対干渉電力比)に相当するが、本出願においては、Ec/I0に限らず、伝搬損失、受信電力、または信号対干渉電力比等の、無線チャネルの受信品質の状態を表す指標またはフィードバック情報を意味するものとする。
また、従来、移動体通信システムの広帯域化に伴って周波数選択性フェージングが生じるので、複数のユーザ間で各々状態のよい周波数帯を使い分けることにより、データを効率良く伝送する移動体通信システムが知られている。この移動体通信システムによれば、使用する全周波数帯域を複数のサブバンドに分割し、サブバンド毎にCQIを測定して報告する。
また、近年、ディジタル無線通信システムにおいては、高速伝送が行われるようになってきている。また、今後の移動体通信システムでは、高伝送レート、低遅延及び大容量を実現するために、さらに広帯域化されることが予想される。
しかしながら、従来の移動体通信システムにおいては、広帯域になるにつれてCQIの報告に伴う情報量が増大するとともに、サブバンドの位置情報の情報量も増大するので、伝送効率が低下するという問題がある。
本発明の目的は、サブバンド毎に測定した受信品質を報告する場合において、広帯域化されても伝送効率の低下を抑制することができる通信装置及び受信品質の報告方法を提供することである。
本発明の通信装置は、所定の帯域内の複数のサブバンドに重畳された既知信号を受信する受信手段と、受信した前記既知信号により前記サブバンド毎の受信品質を測定する受信品質測定手段と、複数の報告値のうち、測定した前記受信品質に対応する前記報告値を前記サブバンド毎に選択する選択手段と、選択した前記報告値の第1の平均値を算出し、前記第1の平均値よりも良好な受信品質を示す選択した前記報告値の第2の平均値を算出するとともに、前記第2の平均値よりも良好な受信品質を示す選択した前記報告値と前記第2の平均値との差分値を算出する算出手段と、前記第1の平均値と前記第2の平均値と前
記差分値とをフィードバック情報として通信相手に送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
記差分値とをフィードバック情報として通信相手に送信する送信手段と、を具備する構成を採る。
本発明の受信品質の報告方法は、第1の通信装置から第2の通信装置へ受信品質を報告する前記第1の通信装置における受信品質の報告方法であって、所定の帯域内の複数のサブバンドに重畳された既知信号を受信するステップと、受信した前記既知信号により前記サブバンド毎の受信品質を測定するステップと、複数の報告値のうち、測定した前記受信品質に対応する前記報告値を前記サブバンド毎に選択するステップと、選択した前記報告値の第1の平均値を算出し、前記第1の平均値よりも良好な受信品質を示す選択した前記報告値の第2の平均値を算出するとともに、前記第2の平均値よりも良好な受信品質を示す選択した前記報告値と前記第2の平均値との差分値を算出するステップと、前記第1の平均値と前記第2の平均値と前記差分値とをフィードバック情報として前記第2の通信装置に送信するステップと、を具備するようにした。
本発明によれば、サブバンド毎に測定した受信品質を報告する場合において、広帯域化されても伝送効率の低下を抑制することができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信装置100の構成を示すブロック図である。通信装置100は、例えば携帯電話等の通信端末装置である。
図1は、本発明の実施の形態1に係る通信装置100の構成を示すブロック図である。通信装置100は、例えば携帯電話等の通信端末装置である。
通信装置100は、受信部150と送信部160とから主に構成される。また、受信部150は、アンテナ101と、無線処理部102と、FFT(Fast Fourier Transform:高速フーリエ変換)部103と、復調部104と、復号部105と、伝送路応答推定部106と、品質レベル計算部107と、CQIテーブル部108と、CQI選択部109と、フィードバック情報生成部110とから主に構成される。また、送信部160は、符号化部111と、変調部112と、IFFT(Inverse Fast Fourier Transform:逆高速フーリエ変換)部113と、無線処理部114と、アンテナ115とから主に構成される。次に、各構成について、詳細に説明する。
アンテナ101は、図示しない基地局等の通信相手から送信された、所定の帯域内の複数のサブバンドに重畳されたデータと既知信号であるパイロット信号とを含む受信信号を受信して無線処理部102へ出力する。
無線処理部102は、アンテナ101から入力した受信信号を無線周波数からベースバンド周波数にダウンコンバートしてFFT部103へ出力する。
FFT部103は、無線処理部102から入力した受信信号をFFT処理して、周波数領域信号から時間領域信号に変換する。また、FFT部103は、変換後の受信信号に含まれるデータを復調部104へ出力するとともにパイロット信号を伝送路応答推定部106へ出力する。
復調部104は、FFT部103から入力したデータを復調し、復調信号を復号部105へ出力する。
復号部105は、復調部104から入力した復調信号を復号し、受信データとして出力する。
伝送路応答推定部106は、FFT部103から入力したパイロット信号よりサブバンド毎に伝送路応答を推定する。そして、伝送路応答推定部106は、推定結果を品質レベル計算部107へ出力する。
品質レベル計算部107は、伝送路応答推定部106から入力した推定結果であるサブバンド毎の伝送路の周波数応答に基づいて、各サブバンドの受信品質の平均値を求めてCQI選択部109へ出力する。例えば、品質レベル計算部107は、受信品質としてSINR(希望波対干渉波比)を求めるとともに、各サブバンドの受信品質の平均値として各サブバンドの平均SINRを求める。
CQIテーブル部108は、CQIのインデックス(Index:ID)と、受信品質と、変調方式及び符号化率等の各パラメータとが対応付けられたCQIテーブルを保持している。CQIテーブルは、ROM(Read Only Memory)に保持される。ここで、CQIのインデックスは、CQI値に対応する。
CQI選択部109は、CQIテーブル部108に保持されているCQIテーブルを参照し、品質レベル計算部107から入力した受信品質の平均値に対応するCQIのインデックスをサブバンド毎に選択する。具体的には、CQI選択部109は、CQIテーブル部108に格納されているCQIテーブルを参照し、品質レベル計算部107から入力した受信品質の平均値に対応するCQIのインデックスをサブバンド毎に選択する。そして、CQI選択部109は、選択したCQIのインデックスとCQI値(報告値)とを結合し、結合したCQIのインデックスとCQI値とをフィードバック情報生成部110へ出力する。
フィードバック情報生成部110は、CQI選択部109から入力した全帯域の各サブバンドのCQI値を用いて、全帯域のCQI値の平均値(以下「第1の平均値」と記載する)を求める。また、フィードバック情報生成部110は、各サブバンドのCQI値の中で、第1の平均値よりも良好な受信品質を示すCQI値のサブバンドを選択する。また、フィードバック情報生成部110は、選択したサブバンドのCQI値を用いてCQIの平均値(以下「第2の平均値」と記載する)を求める。さらに、フィードバック情報生成部110は、求めた第2の平均値よりも良好な受信品質を示すCQI値のサブバンドを選択し、選択したサブバンドのCQI値と第2の平均値との差分値を求める。そして、フィードバック情報生成部110は、求めた第1の平均値と第2の平均値と差分値とをフィードバック情報として符号化部111へ出力する。なお、フィードバック情報を生成する具体的な方法については後述する。
符号化部111は、フィードバック情報生成部110から入力したフィードバック情報と送信データとを含む送信信号を符号化し、符号化信号を変調部112へ出力する。
変調部112は、符号化部111から入力した符号化信号を変調し、変調信号をIFFT部113へ出力する。
IFFT部113は、変調部112から入力した変調信号をIFFT処理して、時間領域信号から周波数領域信号に変換する。そして、IFFT部113は、変換後の信号を無線処理部114へ出力する。
無線処理部114は、IFFT部113から入力した信号をベースバンド周波数から無線周波数にアップコンバートしてアンテナ115へ出力する。
アンテナ115は、無線処理部114から入力した信号を図示しない基地局等の通信相手に送信する。
次に、フィードバック情報を生成する方法について、図2〜図5を用いて説明する。図2は、第1の平均値と各サブバンドのCQI値との関係を示す図である。また、図3は、第1の平均値よりも良好な受信品質を示す各サブバンドのCQI値と第2の平均値との関係を示す図である。また、図4は、差分値を示す図である。また、図5は、CQIテーブルを示す図である。なお、図5において、CQIテーブルには、CQIのインデックスと対応付けられた受信品質も格納されるが、図5ではその記載を省略する。
最初に、フィードバック情報生成部110は、全帯域のCQI値の第1の平均値#201を求める。即ち、第1の平均値#201は、サブバンドn1〜n13を含む全帯域のサブバンドのCQI値を加算した加算値を求め、求めた加算値を全帯域のサブバンド数で除算することにより求める(図2参照)。
また、フィードバック情報生成部110は、第1の平均値#201よりも良好な受信品質を示すCQI値のサブバンド、即ち第1の平均値#201よりも大きな値のCQI値のサブバンドを選択する。図2においては、フィードバック情報生成部110は、第1の平均値#201よりも大きな値のCQI値の6つのサブバンドn3、n4、n9、n10、n11、n12を選択する(図2参照)。
また、フィードバック情報生成部110は、選択したサブバンドn3、n4、n9、n10、n11、n12の各CQI値の平均値である第2の平均値#301を求める。即ち、第2の平均値#301は、サブバンドn3、n4、n9、n10、n11、n12のCQI値を加算して加算値を求め、求めた加算値をサブバンド数の6で除算することにより求めることができる(図3参照)。
また、フィードバック情報生成部110は、第2の平均値#301よりも良好な受信品質を示すCQI値のサブバンド、即ち第2の平均値#301よりも大きな値のCQI値のサブバンドn3、n9、n10、n11、n12を選択する(図3参照)。
また、フィードバック情報生成部110は、選択したサブバンドn3、n9、n10、n11、n12のCQI値と第2の平均値#301との差分値を求める(図4参照)。即ち、差分値は、各サブバンドn3、n9、n10、n11、n12のCQI値から第2の平均値#301を減算することにより求めることができる。
ここで、フィードバック情報において、第1の平均値#201には5ビットが割り当て
られる。また、第1の平均値#201には、5ビットが割り当てられるので、CQIのインデックス0〜31の32種類のCQI値の何れか1つのCQI値により第1の平均値#201を特定することができる(図5参照)。
られる。また、第1の平均値#201には、5ビットが割り当てられるので、CQIのインデックス0〜31の32種類のCQI値の何れか1つのCQI値により第1の平均値#201を特定することができる(図5参照)。
また、フィードバック情報においては、第2の平均値#301には2ビットが割り当てられる。また、第2の平均値#301には、第1の平均値#201よりも少ない2ビットしか割り当てられないので、CQIのインデックス0〜31の内、4種類のCQI値の何れか1つのCQI値により第2の平均値#301を特定せざるを得ない。しかし、第2の平均値#301を求める際に用いたCQI値は、第1の平均値#201よりも良好な受信品質を示すCQI値であるため、4種類のCQI値により第2の平均値#301を特定することが可能である。
また、フィードバック情報において、差分値には、サブバンド毎に1ビットが割り当てられる。また、差分値には、第1の平均値#201及び第2の平均値#301より少ない1ビットしか割り当てられないので、CQIのインデックス0〜31の内、2種類のCQI値の何れか1つのCQI値により差分値を特定せざるを得ない。しかし、差分値は、第2の平均値#301よりも良好な受信品質を示すCQI値と第2の平均値#301との差分であるため、2種類のCQI値により特定することが可能である。
上記より、フィードバック情報生成部110は、5ビットの第1の平均値#201と、2ビットの第2の平均値#301と、差分値を算出したサブバンド毎の1ビットの差分値とをフィードバック情報として生成する。図2〜図4の場合、フィードバック情報生成部110は、「第1の平均値#201(5ビット)+第2の平均値#301(2ビット)+差分値(1ビット)×差分値を求めたサブバンド数(5)=12ビット」より、12ビットのフィードバック情報を生成する。なお、フィードバック情報には、差分値を求めたサブバンドの位置情報を含む。
このように、本実施の形態によれば、第1の平均値と第2の平均値を通信相手に報告するとともに、サブバンド数分だけ送信する必要がある差分値には各サブバンドに1ビットの情報量を割り当てるだけで良いことより、フィードバック情報量を抑制することができるので、広帯域化されても伝送効率の低下を抑制することができる。
なお、本実施の形態において、第1の平均値と第2の平均値と差分値とからフィードバック情報を構成したが、本実施の形態はこれに限らず、フィードバック情報は、少なくとも第1の平均値と第2の平均値と差分値とを含んでいれば、他のパラメータも含んでいても良い。また、本実施の形態において、第1の平均値を5ビット、第2の平均値を2ビット及び差分値を1ビットにしたが、本実施の形態はこれに限らず、第1の平均値、第2の平均値または差分値を任意のビット数にすることができる。
(実施の形態2)
図6は、第1の平均値よりも良好な受信品質を示す各サブバンドのCQI値を示す図である。また、図7は、差分値を示す図である。
図6は、第1の平均値よりも良好な受信品質を示す各サブバンドのCQI値を示す図である。また、図7は、差分値を示す図である。
本実施の形態に係る通信装置は、図1と同一構成を有するとともに、フィードバック情報生成部110における処理が上記の実施の形態1と異なるだけであるので、本実施の形態においては通信装置の各構成についての説明を省略する。また、本実施の形態における以下の説明では、図1の符号を用いて説明する。
以下に、本実施の形態におけるフィードバック情報を生成する方法について、図6及び図7を用いて説明する。なお、本実施の形態において、第1の平均値を用いてサブバンド
を選択するまでの方法は、上記の実施の形態1と同様であるので、その説明については図2を用いる。また、本実施の形態においては、図5のCQIテーブルを用いるものとする。
を選択するまでの方法は、上記の実施の形態1と同様であるので、その説明については図2を用いる。また、本実施の形態においては、図5のCQIテーブルを用いるものとする。
最初に、フィードバック情報生成部110は、全帯域のCQI値の第1の平均値#201を求める。即ち、第1の平均値#201は、サブバンドn1〜n13を含む全帯域のサブバンドのCQI値を加算した加算値を求め、求めた加算値を全帯域のサブバンド数で除算することにより求めることができる(図2参照)。
また、フィードバック情報生成部110は、第1の平均値#201よりも良好な受信品質を示すCQI値のサブバンド、即ち第1の平均値#201よりも大きな値のCQI値のサブバンドを選択する。図2においては、フィードバック情報生成部110は、第1の平均値#201よりも良好な受信品質を示すCQI値の6つのサブバンドn3、n4、n9、n10、n11、n12を選択する(図2参照)。
また、フィードバック情報生成部110は、選択したサブバンドn3、n4、n9、n10、n11、n12の各CQI値の内、最も値が小さいCQI値を選択する。図2の場合には、サブバンドn4のCQI値が最も小さいので、フィードバック情報生成部110は、サブバンドn4のCQI値を最小CQIとして選択する。
また、フィードバック情報生成部110は、最小CQIと、サブバンドn4を除く各サブバンドn3、n9、n10、n11、n12のCQI値との差分値(r1〜r5)を求める(図6参照)。即ち、差分値(r1〜r5)は、サブバンドn4を除いた各サブバンドn3、n9、n10、n11、n12のCQI値から最小CQIを減算することにより求めることができる。
ここで、フィードバック情報において、第1の平均値#201には5ビットが割り当てられる。また、第1の平均値#201には、5ビットが割り当てられるので、CQIのインデックス0〜31の32種類のCQI値の何れか1つのCQI値により第1の平均値#201を特定することができる(図5参照)。
また、フィードバック情報においては、最小CQIには2ビットが割り当てられる。また、最小CQIには、第1の平均値#201よりも少ない2ビットしか割り当てられないので、CQIのインデックス0〜31の内、4種類のCQI値の何れか1つのCQI値により最小CQIを特定せざるを得ない。しかし、最小CQIを求める際に用いたCQI値は、第1の平均値#201よりも良好な受信品質を示すCQI値であるため、4種類のCQI値により最小CQIを特定することが可能である。
また、フィードバック情報において、差分値には、サブバンド毎に1ビットが割り当てられる。また、差分値には、第1の平均値#201及び最小CQIより少ない1ビットしか割り当てられないので、CQIのインデックス0〜31の内、2種類のCQI値の何れか1つのCQI値により差分値を特定せざるを得ない。しかし、差分値は、第1の平均値#201よりも良好な受信品質を示す最小CQIと、最小CQI以外の第1の平均値#201よりも良好な受信品質を示すCQI値との差分であるため、2種類のCQI値により特定することが可能である。
上記より、フィードバック情報生成部110は、5ビットの第1の平均値#201と、2ビットの最小CQIと、差分値を算出したサブバンド毎の1ビットの差分値とをフィードバック情報として生成する。例えば、フィードバック情報生成部110は、「第1の平均値#201(5ビット)+最小CQI(2ビット)+差分値(1ビット)×差分値を求
めたサブバンド数(5)=12ビット」より、12ビットのフィードバック情報を生成する。なお、フィードバック情報には、差分値を求めたサブバンドの位置情報を含む。
めたサブバンド数(5)=12ビット」より、12ビットのフィードバック情報を生成する。なお、フィードバック情報には、差分値を求めたサブバンドの位置情報を含む。
このように、本実施の形態によれば、第1の平均値と最小CQIを通信相手に報告するとともに、サブバンド数分だけ送信する必要がある差分値には各サブバンドに1ビットの情報量を割り当てるだけで良いことより、フィードバック情報量を抑制することができるので、広帯域化されても伝送効率の低下を抑制することができる。
なお、本実施の形態において、第1の平均値と最小CQIと差分値とからフィードバック情報を構成したが、本実施の形態はこれに限らず、フィードバック情報は、少なくとも第1の平均値と最小CQIと差分値とを含んでいれば、他のパラメータも含んでいても良い。また、本実施の形態において、第1の平均値を5ビット、最小CQIを2ビット及び差分値を1ビットにしたが、本実施の形態はこれに限らず、第1の平均値、最小CQIまたは差分値を任意のビット数にすることができる。
上記実施の形態1及び実施の形態2において、受信品質をCQIにより報告したが、本発明これに限らず、受信品質を示すパラメータであればCQI以外の任意のパラメータを用いて報告することができる。また、上記実施の形態1及び実施の形態2において、パイロット信号を用いて受信品質を測定したが、本発明はこれに限らず、任意の既知信号を用いて受信品質を測定することができる。
2009年2月10日出願の特願2009−28432の日本出願に含まれる明細書、図面及び要約書の開示内容は、すべて本願に援用される。
本発明にかかる通信装置及び受信品質の報告方法は、例えば下り無線チャネルの受信品質の測定結果であるCQIをフィードバックするのに好適である。
Claims (2)
- 所定の帯域内の複数のサブバンドに重畳された既知信号を受信する受信手段と、
受信した前記既知信号により前記サブバンド毎の受信品質を測定する受信品質測定手段と、
複数の報告値のうち、測定した前記受信品質に対応する前記報告値を前記サブバンド毎に選択する選択手段と、
選択した前記報告値の第1の平均値を算出し、前記第1の平均値よりも良好な受信品質を示す選択した前記報告値の第2の平均値を算出するとともに、前記第2の平均値よりも良好な受信品質を示す選択した前記報告値と前記第2の平均値との差分値を算出する算出手段と、
前記第1の平均値と前記第2の平均値と前記差分値とをフィードバック情報として通信相手に送信する送信手段と、
を具備する通信装置。 - 第1の通信装置から第2の通信装置へ受信品質を報告する前記第1の通信装置における受信品質の報告方法であって、
所定の帯域内の複数のサブバンドに重畳された既知信号を受信するステップと、
受信した前記既知信号により前記サブバンド毎の受信品質を測定するステップと、
複数の報告値のうち、測定した前記受信品質に対応する前記報告値を前記サブバンド毎に選択するステップと、
選択した前記報告値の第1の平均値を算出し、前記第1の平均値よりも良好な受信品質を示す選択した前記報告値の第2の平均値を算出するとともに、前記第2の平均値よりも良好な受信品質を示す選択した前記報告値と前記第2の平均値との差分値を算出するステップと、
前記第1の平均値と前記第2の平均値と前記差分値とをフィードバック情報として前記第2の通信装置に送信するステップと、
を具備する受信品質の報告方法。
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