JP5382654B2 - 簡単な肛門洗浄器具 - Google Patents

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Description

この発明は、排便後の肛門を衛生的に、簡単,確実,安価に洗浄でき、携帯もできる肛門洗浄器具に関する。
排便後の肛門の処理は、トイレットペーパーなどにより拭き取りが大勢を占める中、電動機械を使用した高圧洗浄水によるトイレ(例えば、特許文献1参照)が普及してきた。また、電動機械を使用せずに洗浄する器具(例えば、実用新案文献1参照)や携帯できる洗浄器具(例えば、特許文献2参照)なども出願されている。さらに、世界の中には、手による洗浄をする人たちもいる。
これらの方法は、排便後の肛門や処理後の手を清潔にするために、多くのトイレットペーパー,水道水,電気エネルギーなどを使用しているため環境負荷が大きい。電動機械を使用しない器具は、使用方法が難しく、確実に洗浄することが困難であるため、実用に適さなく、商品化できないものであった。
特開2008−291521号公報 特開2006−230975号公報
実用新案文献
実用新案文献1
実開平06−027973号公報
そこで、動力を使わず、構造が単純で、故障しなく、安価な材料を使用し大量生産が可能で、紙や水の使用量を少なくして環境負荷の減少を図り、排泄物を簡単に清潔に確実に洗浄でき、さらに、便利で美しい日用品として、世界中の人類の衛生的な生活に貢献できる肛門洗浄器具が求められている。
本発明は、動力を使わず、構造が単純で、故障がなく、安価な材料で大量生産でき、紙や水の使用量を少なくして環境負荷を減少でき、排泄物を簡単に清潔に確実に洗浄でき、携帯用としても使用できて、さらに、便利で美しい日用品として、世界中の人類の衛生的な生活に貢献できる肛門洗浄器具を提供することを目的とする。
本発明を解決するための手段
このような目的を達成する本発明の肛門洗浄器具は、洗浄器具本体に洗浄用ホースと水槽を組み合せたものであり、本体先端には洗浄部があり、中間部には腕部があり、後部には操作部を有する。
使用方法は、汚物が洗浄部に付着しないようにするために、洗浄水を洗浄部先端に噴射させながら、使用者本人が先端を肛門に直接接触させ、操作部を操作して、排泄物をこすり流して洗浄する。
洗浄水の水圧は、肛門から40から50センチメートル程度の水頭差でよく、1回あたりの使用水量は、使用者によって差異はあるが、0.5リットル程度でよい。
洗浄用ホースの内径は4ミリメートル程度、外径は6ミリメートル程度、長さは1メートル程度の合成樹脂ホースなどを使用する。肛門洗浄器具本体にホース固定誘導用穴を1から2個程度を設け、その穴にホースを通し固定する。本体の洗浄部端側の穴は、洗浄水噴射口であるホースの先端が排便で汚れないように洗浄部先端から4センチメートル程度離し、さらに、本体から数ミリメートル突出させたホース先端から、洗浄水が本体先端部に容易に届くようにするため、本体に対し45度程度の角度とする。
本体の長さは、家庭のトイレなどに設置して使用する場合は40センチメートル程度であり、携帯用としては20センチメートル程度とする。
本体の材質は、人力で容易に変形しない合成樹脂,木材,石材,金製品も含む金属材料あり、腕部の直径は、0.5から2センチメートル程度とする。
洗浄部の構造は、排便が付着しづらい構造にするため、直径1から3センチメートル程度の球形や卵形の形状とする。
洗浄部の構造を、リング形状としても使用でき、リング形状の場合は、太さ3から4ミリメートルの線材を使用して、外直径1から2センチメートルの円形や楕円形のリング形状とする。
本体の腕部は、使用し易いようにするため、半径40センチメートル程度の円弧形とする
家庭のトイレなどに固定用として設置して常に用いる場合は、水槽の口部にホース接続キャップを取付け、開閉栓を接続し、肛門洗浄器具のホースを接続して使用する。複数の肛門洗浄器具を使用するときはキャップと開閉栓の間に分岐を取り付けて使用する。
携帯用として用いる場合の水槽は、自在に変形できる蓋付の袋などの容器や、ペットボトルを使用し、使用時は水槽を肛門位置から40センチメートル程度の高さに持ち上げ使用する。変形しない水槽の場合は、ホース接続キャップに直径1ミリメートル程度の空気流入用の穴を開けて、逆さまにして使用する。
使用後は、肛門洗浄器具の洗浄部を、アルコールなどの消毒液を使用し、トイレットペーパーなどで拭き取り清潔に保つ。肛門付近は少量のトイレットペーパーなどで水分を拭き取り、清潔に洗浄できたか確認する。
発明の効果
このような肛門洗浄器具は、器具から洗浄水を噴射させながら、器具の先端で、排便後に、肛門や肛門周辺に付着した排便を、強制的にこすり流すことによって、確実に清潔に洗浄できる。さらに、従来行われているようなトイレットペーパーで排便を拭き取る時に、トイレットペーパーを介して病原体が手に付着する危険性も防止できる。
また、1回当りに使用する使用水量は、0.5リットル程度でよく、トイレットペーパーの使用量は、洗浄後の水分拭き取り用の、40センチメートル程度の長さでよく、資源の使用量を極端に減少できる。
また、水槽として、ペットボトルなどの底を切断して広げ、口部を下にして壁に吊り下げて使用できるため経済的である。インテリアとして楽しむ場合は高級素材容器も使用できる。
また、洗浄部と腕部と操作部からなる本体に、ホースを接続して、ホース先端から洗浄水を噴射させた状態で洗浄するため、構造が単純で、使用方法が簡単で、故障が無く、安価,小型,軽量であり、携帯しても使用することもできる。本体の素材は安価な合成樹脂や木材などから、高価な金属や石材なども使用できる。
また、自分の力で肛門を、優しく洗浄できるため、痔などで肛門を患っている患者の肛門洗浄にも優しく対応できる。
また、手による洗浄を習慣とする人たちにとっては、手の代わりになり、衛生的な生活を提供できる。
以下、本発明の肛門洗浄器具の使用方法の一形態について、図面を参照して説明する。
本発明の肛門洗浄器具は、図1に示すように、腕部1、洗浄部2、操作部3の部分から成る肛門洗浄器具本体に、長さ1メートル程度の洗浄水供給ホース6と、洗浄水供給水槽10等が接続されている。洗浄水噴射口であるホース先端7に排便が付着しないように洗浄水供給ホース先端7から肛門洗浄部2の先端部までの離隔を4センチメートル程度離す。本体に数個の洗浄水供給ホース6の固定用として、穴4,5を開け、洗浄水供給ホース6を通し洗浄水供給ホース先端部7や他の箇所を固定する。本体後部の操作部分3は曲げたりして洗浄操作を容易にする。洗浄水供給ホース6と洗浄水供給水槽10との接続は、開閉栓8と接続キャップ9で接続する。洗浄水供給水槽10、キャップ9、開閉栓8、ホース6は、市販の水槽や、水袋,ペットボトルなどが使用できる。携帯用として使用する場合は、肛門洗浄器具本体腕部1の長さは、20センチメートル程度の長さとして、開閉栓6は、無くてもよい。
このような構造を持つ肛門洗浄器具を使用しての洗浄方法について説明する。
肛門洗浄方法は図1に示すように、ホース先端7から噴射する噴射洗浄水12が洗浄部2の先端に届くように、水槽の高さを調整する。その水頭圧は40センチメートル程度と低い水頭圧でよい。このような状態で、ホース先端7から洗浄水11を噴射させた状態で、洗浄部2の先端部分を肛門に押し当てて排便を、こすり流す方法であり、洗浄器具の故障が無く、簡単で確実な方法である。洗浄後は肛門付近に付着した洗浄水を40センチメートル程度の長さのトイレットペーパーなどで拭き取る。洗浄部2は、清潔に保つため、アルコールなどの消毒水で消毒する。
なお、肛門洗浄器具の先端部2の形状は図の101の側面図の2や101の正面図である102の2に示すような卵形状や、103の側面図の13と103の正面図である104の13に示すようなリング形状として、排便の付着を防止できる形状とする。また、この肛門洗浄器具は本人のみならず、本体部分の腕1の形状を直線形状や、逆円弧形状などに変形させることによって、介護人やペットなどに対する洗浄器具としても使用できるし、家畜、植物などの洗浄器具としても使用できる。
本発明の肛門洗浄器具の使用時の形態図
1・・・・・・肛門洗浄器具本体腕部
2・・・・・・肛門洗浄器具本体洗浄部(卵形状)
3・・・・・・肛門洗浄器具本体操作部(本体後部)
4・・・・・・洗浄水供給ホース先端部固定穴
5・・・・・・洗浄水供給ホース後部固定穴
6・・・・・・洗浄水供給ホース
7・・・・・・洗浄水噴射口(ホース先端部)
8・・・・・・開閉栓
9・・・・・・接続キャップ
10・・・・・洗浄水供給水槽
11・・・・・洗浄水(水道水)
12・・・・・噴射洗浄水
13・・・・・洗浄部(リング形状)

Claims (1)

  1. 全体として円弧形状をした本体先端には洗浄部があり、中間部には腕部があり、後部には操作部を有し、洗浄部、腕部、操作部が一体となった、容易に変形しない硬質の材料の本体に、洗浄用ホースと洗浄用水槽を組み合せ、40センチメートル程度の水頭圧で、簡単に使用でき、軽量で故障が無いことを特徴とし、固定使用も携帯使用もできる肛門洗浄器具であって、洗浄部を排便が付着しづらい卵形状にし、洗浄部先端から4センチメートルほど離した位置に設置したホース口から、洗浄水を先端に届くように本体の延長方向に対し45度程度の角度で噴射させた状態で、洗浄部先端を肛門に接触させて、手動で排便をこすり洗浄することを特徴とする肛門洗浄器具。
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