JP5379435B2 - 入退室管理システムおよび方法 - Google Patents
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Description
このうち、パッシブタグは、自ら電池を搭載せず、タグ端末からの電波で発生する電磁誘導などで与えられた電力で動作して、タグIDなどの識別情報をタグ端末との間で無線通信により送受信する。このため、パッシブタグでは、十分な電力が得られないことから、無線通信可能な距離は、数mまでの近距離に制限される。
[実施の形態の構成]
まず、図1を参照して、本発明の一実施の形態にかかる入退室管理システムについて説明する。図1は、本発明の一実施の形態にかかる入退室管理システムの構成を示すブロック図である。
タグ端末22は、部屋20のドア21ごとに設けられた、タグリーダなどのタグ処理装置からなり、利用者が所持するIDタグ10から無線通信を介して送信されたタグ情報を受信する機能と、当該タグ情報を制御装置30へ通信回線L1を介して送信する機能とを有している。
制御装置30は、設備の管理・監視を行う各種制御システムで用いられるコントローラなどの制御装置からなり、タグ端末22でIDタグ10から読み取られたタグ情報に基づき、入退室可否の判定を行う機能を有している。
次に、図2を参照して、IDタグ10の構成について詳細に説明する。図2は、IDタグの構成例を示すブロック図である。
IDタグ10には、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)11、逐次情報生成部12、記憶部13、識別情報生成部14、および電文処理部15が設けられており、内部バスを介して相互にデータやり取り可能に接続されている。
逐次情報生成部12は、時刻を計時する計時部などからなり、少なくとも入退室判定ごとに異なる逐次情報を生成する機能を有している。
記憶部13は、メモリ回路からなり、IDタグ10内の各機能部での処理に用いる各種処理情報を記憶する機能を有している。主な処理情報としては、予め設定された当該IDタグ10に固有のタグIDや、後述する識別情報構成ルールなどがある。
電文処理部15は、入退室判定時に、識別情報生成部14で生成された識別情報を含む電文を、通信I/F部11を介してタグ端末22へ送信する機能を有している。
次に、図3を参照して、制御装置30の構成について説明する。図3は、制御装置の構成例を示すブロック図である。
制御装置30には、主な機能部として、通信インターフェース部(以下、通信I/F部という)31、照合情報生成部32、記憶部33、識別情報処理部34、情報照合部35、およびID判定部36が設けられており、これら機能部は、内部バスを介して相互にデータやり取り可能に接続されている。
照合情報生成部32は、時刻を計時する計時部などからなり、少なくとも入退室判定ごとに異なる逐次情報を生成する機能を有している。
記憶部33は、メモリやハードディスクなどの記憶装置からなり、制御装置30内の各機能部での処理に用いる各種処理情報を記憶する機能を有している。主な処理情報としては、IDタグ10に登録されているものと対応する識別情報構成ルール、後述する許容情報、登録者に配布したIDタグに記録した正規タグIDなどがある。
情報照合部35は、記憶部33から読み出した許容情報に基づいて、識別情報処理部34で抽出された逐次情報と、照合情報生成部32で生成した照合情報とを比較することにより、逐次情報の正否を確認する機能を有している。
次に、本発明の一実施の形態にかかる入退室管理システムの動作として、IDタグ10と制御装置30に関する入退室判定時の動作をそれぞれ説明する。
まず、図4を参照して、IDタグ10の動作について説明する。図4は、IDタグの識別情報送信動作を示すフローチャートである。
IDタグ10は、タグ端末22から間欠的に送信されているポーリング信号を通信I/F部11で受信した場合、あるいはIDタグ10に設けられているスイッチ(図示せず)などの操作に応じて、図4の識別情報送信動作を開始する。
続いて、識別情報生成部14は、記憶部33から読み出した記憶部13から読み出した識別情報構成ルールに基づいて、タグIDと逐次情報とから、入退室判定に用いる識別情報を生成する(ステップ102)。
次に、図6を参照して、制御装置30の動作について説明する。図6は、制御装置の入退室判定動作を示すフローチャートである。
制御装置30は、タグ端末22で転送されたIDタグ10からの電文を通信I/F部31で受信した場合、図6の入退室判定動作を開始する。
ここで、識別情報処理部34で抽出されたタグIDが、記憶部33の正規タグIDとして登録されていない場合(ステップ115:NO)、ID判定部36は、入退室不可の旨を通信I/F部31からタグ端末22へ通知することにより、エラー処理を行う(ステップ114)。これに応じて、タグ端末22では、入退室不可である旨を表示して利用者に通知することになる。
このように、本実施の形態では、IDタグ10において、入退室判定時に、識別情報構成ルールに基づいて、入退室判定時ごとに異なる逐次情報とタグIDとをそれぞれ部分データに分解した後、これら部分データを並び替えて連結することにより識別情報を生成してタグ端末22へ送信し、制御装置30において、タグ端末22から受信した識別情報を識別情報構成ルールに基づいて部分データに分解した後、これら部分データを並び替えて連結することによりタグIDと逐次情報とを抽出し、この逐次情報と入退室判定時ごとに異なる照合情報とを照合し、この照合失敗に応じて入退室不可と判定し、この照合成功に応じて、識別情報から取得したタグIDに基づき入退室可否を判定している。
以上では、逐次情報および照合情報の具体例として、入退室判定時の時刻情報を用いた場合を例として説明したが、これに限定されるものではなく、IDタグ10と制御装置30との間で、入退室判定の同一性を確認できる情報であれば、時刻情報以外の情報を逐次情報および照合情報として用いてもよい。
なお、入退室判定区間の切り替わり時に、入退室判定が行われた場合を想定して、許容情報で指定されている数だけ遡った過去の入退室判定区間で送信した各照合情報を記憶部33に保存しておき、これら各照合情報についても、情報照合部35において逐次情報と照合するようにしてもよい。
Claims (2)
- 予め記録されているタグIDを含む識別情報を入退室判定時に無線送信するIDタグと、このIDタグからの識別情報を受信し通信回線を介して制御装置へ転送するタグ端末と、前記タグ端末から受信した前記識別情報に含まれるタグIDに基づき入退室可否を判定する制御装置とを備える入退室管理システムであって、
前記IDタグは、
前記識別情報の構成を示す識別情報構成ルールを記憶する第1の記憶部と、
少なくとも前記制御装置で生成した照合情報を通信回線を介して定期的に受信し、逐次前記第1の記憶部に保存しておき、前記入退室判定時ごとに前記第1の記憶部から読み出した最新の照合情報を逐次情報として出力する逐次情報生成部と、
前記入退室判定時に、前記第1の記憶部から読み出した前記識別情報構成ルールに基づいて、前記逐次情報生成部で生成した当該入退室判定時における逐次情報と前記タグIDとをそれぞれ部分データに分解した後、これら部分データを並び替えて連結することにより前記識別情報を生成する識別情報生成部と
を備え、
前記制御装置は、
前記識別情報の構成を示す識別情報構成ルールを記憶する第2の記憶部と、
少なくとも一定周期に規定される各入退室判定区間の開始時に照合情報を生成し、前記タグ端末から前記IDタグへ送信する照合情報生成部と、
前記第2の記憶部から読み出した識別情報構成ルールに基づいて、受信した前記識別情報を部分データに分解した後、これら部分データを並び替えて連結することにより、前記タグIDと前記逐次情報とを抽出する識別情報処理部と、
前記照合情報生成部で生成した当該入退室判定時における照合情報と前記識別情報処理部で抽出した前記逐次情報とを照合し、この照合失敗に応じて入退室不可と判定する情報照合部と、
前記情報照合部での照合成功に応じて、前記識別情報処理部で抽出した前記タグIDに基づき入退室可否を判定するID判定部と
を備える
ことを特徴とする入退室管理システム。 - 予め記録されているタグIDを含む識別情報を入退室判定時に無線送信するIDタグと、このIDタグからの識別情報を受信し通信回線を介して制御装置へ転送するタグ端末と、前記タグ端末から受信した前記識別情報に含まれるタグIDに基づき入退室可否を判定する制御装置とを備える入退室管理システムで用いられる入退室管理方法であって、
前記IDタグが、
前記識別情報の構成を示す識別情報構成ルールを第1の記憶部で記憶する記憶ステップと、
少なくとも前記制御装置で生成した照合情報を通信回線を介して定期的に受信し、逐次前記第1の記憶部に保存しておき、前記入退室判定時ごとに前記第1の記憶部から読み出した最新の照合情報を逐次情報として出力する逐次情報生成ステップと、
前記入退室判定時に、前記第1の記憶部から読み出した前記識別情報構成ルールに基づいて、前記逐次情報生成ステップで生成した当該入退室判定時における逐次情報と前記タグIDとをそれぞれ部分データに分解した後、これら部分データを並び替えて連結することにより前記識別情報を生成する識別情報生成ステップと
を実行し、
前記制御装置が、
前記識別情報の構成を示す識別情報構成ルールを第2の記憶部で記憶する記憶ステップと、
少なくとも一定周期に規定される各入退室判定区間の開始時に照合情報を生成し、前記タグ端末から前記IDタグへ送信する照合情報生成ステップと、
前記第2の記憶部から読み出した識別情報構成ルールに基づいて、受信した前記識別情報を部分データに分解した後、これら部分データを並び替えて連結することにより、前記タグIDと前記逐次情報とを抽出する識別情報処理ステップと、
前記照合情報生成ステップで生成した当該入退室判定時における照合情報と前記識別情報処理ステップで抽出した前記逐次情報とを照合し、この照合失敗に応じて入退室不可と判定する情報照合ステップと、
前記情報照合ステップでの照合成功に応じて、前記識別情報処理ステップで抽出した前記タグIDに基づき入退室可否を判定するID判定ステップと
を実行する
ことを特徴とする入退室管理方法。
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