JP5377444B2 - 袋支持装置およびセルフチェックアウト装置 - Google Patents

袋支持装置およびセルフチェックアウト装置 Download PDF

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Description

本発明の実施形態は、袋支持装置およびセルフチェックアウト装置に関する。
従来より、レジ袋の束を支持した袋支持装置を備え、例えばスーパーマーケット等の小売店に設置され、客によって操作されるセルフチェックアウト装置がある。客は、買い上げた商品をレジ袋に詰めて持ち帰ることができる。
しかしながら、上記従来のセルフチェックアウト装置では、客によって一度に大量のレジ袋が持ち去られてしまう虞がある。
実施形態の袋支持装置は、フックと、離脱阻止部と、一対の第1の把手支持部と、一対の第2の把手支持部と、を備える。前記フックは、袋本体部と前記袋本体部に連設された一対の第1の把手部と挿通孔が形成されて前記袋本体部に連設された引っ掛け部と前記引っ掛け部に設けられた破断予定部とを有する袋の前記挿通孔を貫通した状態で前記袋を吊り下げ支持し、前記破断予定部に破断力が作用して前記破断予定部が破断することで前記袋本体部が離脱する。前記離脱阻止部は、前記フックに設けられ、前記フックからの前記袋の離脱を阻止し、前記阻止の状態を解除する解除操作を受けることで前記フックに対する前記袋の着脱を許容する。前記一対の第1の把手支持部は、相互に離間して配置された。前記一対の第1の把手支持部は、一対の前記第1の把手部をそれぞれ引っ掛けて前記袋を開口状態で支持する。前記一対の第2の把手支持部は、相互に離間して配置された。前記一対の第2の把手支持部は、一対の第2の把手部を有したバッグの前記一対の第2の把手部をそれぞれ引っ掛けて前記バッグを開口状態で支持する。前記フックが前記一対の第1の把手支持部の間に設けられた。前記一対の第1の把手支持部が前記一対の第2の把手支持部の間に設けられた。
図1は、第1実施形態にかかるセルフチェックアウト装置の斜視図である。 図2は、第1実施形態にかかるセルフチェックアウト装置の平面図である。 図3は、第1実施形態にかかる会計装置の右側面図である。 図4は、第1実施形態にかかる袋支持装置の一部を示す斜視図である。 図5は、第1実施形態にかかるフックおよび離脱阻止部をレジ袋とともに示す側面図である。 図6は、第1実施形態にかかるフックおよび離脱阻止部を示す側面図であって、フックから離脱阻止部が分離した状態を示す図である。 図7は、第1実施形態にかかるフックおよび離脱阻止部を示す側面図であって、離脱阻止部がフックからのレジ袋の離脱を阻止している状態を示す図である。 図8は、第1実施形態にかかる会計装置の各部の電気的接続を示すブロック図である。 図9は、第2実施形態にかかるフックおよび離脱阻止部をレジ袋とともに示す側面図である。 図10は、第2実施形態にかかるフックおよび離脱阻止部を示す側面図である。 図11は、第2実施形態にかかるフックおよび離脱阻止部を示す側面図であって、離脱阻止部が開放位置に位置した状態を示す図である。
以下に添付図面を参照して、実施形態にかかる袋支持装置およびセルフチェックアウト装置を詳細に説明する。なお、図中の矢印Xは、袋支持装置およびセルフチェックアウト装置の前後方向を示し、図中の矢印Yは、袋支持装置およびセルフチェックアウト装置の幅方向(左右方向)を示し、図中の矢印Zは、袋支持装置およびセルフチェックアウト装置の上下方向を示している。
(第1の実施形態)
第1の実施形態を図1ないし図8を参照して説明する。図1ないし図3に示すように、セルフチェックアウト装置Aは、会計装置1と、この会計装置1の一側方に配置された籠台100と、を備えている。セルフチェックアウト装置Aは、例えば店舗内の床面600(図3)に設置される。会計装置1は、当該装置1の前方(図1で装置1の手前側)に位置した客等の操作者によって操作される。
会計装置1は、台部2と、台部2の上部に設けられた計量器3と、計量器3に一体に設けられた袋支持装置4と、計量器3に一体に設けられた一時置き台5と、スキャナ52を含み計量器3の上方に配置されたユーザインタフェース部7と、各種の処理を行う情報処理装置6と、を備えている。
台部2は、図1ないし図3に示すように、第1の筐体10と、この第1の筐体10の上方に配置された載置台20と、を有している。第1の筐体10は、上面開口の矩形箱状に形成されている。載置台20は、第1の筐体10に対して上下動可能となっている。載置台20は、第1の筐体10の上面開口を覆っている。第1の筐体10の内部には、計量器3および情報処理装置6が配置されている。
情報処理装置6は、台部2の内部で、計量器3の下方に配置されている。情報処理装置6は、会計装置1の各部を制御する制御部8(図8参照)を有するコンピュータであり、POS(Point of Sales:販売時点管理)端末として機能する。
計量器3は、載置台20と、載置台20の下方に位置して載置台20に連結された計量部21と、を備えている。載置台20には、袋支持装置4が一体に設けられている。載置台20は、袋支持装置4に支持されたレジ袋300等の荷重を受ける。載置台20の上面は、略平坦に形成されており、レジ袋300等が載置される載置面20aとなっている。載置面20aは、レジ袋300の底部を支持する。計量部21は、載置台20にかかる下方への荷重を計量して電気信号として制御部8へ出力するものであり、例えばロードセル等によって構成されている。
袋支持装置4は、袋であるレジ袋300を開口状態で支持可能であるとともに、レジ袋300の束400を支持可能である。袋支持装置4は、スキャナ52の読取窓52aの前方且つ読取窓52aの下方に配置されている。また、この袋支持装置4は、籠台100の側方に配置されている。
ここで、レジ袋300は、スキャナ52によって商品コードが読み取られた商品を収納する袋であり、ビニール製である。レジ袋300は、店舗が操作者に提供する買い物袋である。レジ袋300は、図4に示すように、開口301が形成された袋本体部302と、袋本体部302の開口縁部に連設された一対の把手部303と、袋本体部302の開口縁部に連設された一対の引っ掛け部である一対の引っ掛け片304とを有している。引っ掛け片304のそれぞれには、挿通孔303aが形成されている。引っ掛け片304における袋本体部302との接続縁部には、破断予定部としてのミシン目304bが形成されている。ミシン目304bに、規定の大きさ以上の破断力としての引っ張り力が作用すると、ミシン目304bは、破断し、これにより、引っ掛け片304が袋本体部302から分離する。即ち、ミシン目304bは、脆弱部として機能する。
袋支持装置4は、相互に離間して対向配置されレジ袋300を開口状態で支持する左右一対の第1の把手支持部30と、フック31と、を有している。袋支持装置4では、支持構造33が、第1の把手支持部30およびフック31を載置台20に固定している。なお、載置台20の載置面20aは、袋支持装置4の一部を構成している。
支持構造33は、左右一対のラダーフレーム34を有している。各ラダーフレーム34は、前後一対の支柱35と、これらの支柱間に掛け渡された梁材36と、を有している。そして、これらのラダーフレーム34の後端部の上部間に、複数の梁材37が掛け渡されている。梁材37に、第1の把手支持部30とフック31とが固定されている。
一対の第1の把手支持部30は、梁材37から前方へ延出している。第1の把手支持部30は、梁材37に溶接等によって固定された固定部30aと、この固定部30aから略水平に前方へ延出したアーム部30bと、を有している。第1の把手支持部30は、金属製の単一の棒部材が折り曲げ形成されることで、形成されている。第1の把手支持部30は、載置面20aの上方に位置している。図4に示すように、一対の第1の把手支持部30は、アーム部30bがレジ袋300の各把手部303にそれぞれ挿入されることで、レジ袋300の各把手部303をそれぞれ引っ掛けて支持する。詳しくは、一方の第1の把手支持部30は、レジ袋300の一方の把手部303を引っ掛け、他方の第1の把手支持部30は、レジ袋300の他方の把手部303を引っ掛ける。
フック31は、図1ないし図4に示すように、一対の第1の把手支持部30の対向方向(左右方向)で、一対の第1の把手支持部30の間に配置されている。フック31は、折り曲げ部を有する棒状に形成されて第2の梁材37から前方へ突出している。フック31は、載置面20aの上方に位置している。フック31は、梁材37に溶接などによって固定されている。フック31は、複数のレジ袋300の挿通孔303aを貫通した状態で、複数のレジ袋300を吊り下げ支持する。フック31では、引っ掛け片304のミシン目304bに破断力が作用してミシン目304bが破断することで袋本体部302が離脱する。
フック31は、詳細には、図5ないし図7に示すように、梁材37に固定された固定部31aと、固定部31aから前方へ延出したアーム部31bと、アーム部31bの前端部から上方へ延出した立ち上がり部31cと、を有している。フック31の一端部としての立ち上がり部31cの先端部は、レジ袋300の引っ掛け片304が挿脱される挿脱端部31dとなっている。この挿脱端部31dには、雄ねじ部31eが形成されている。フック31には、挿脱端部31dからレジ袋300の挿通孔304aが外挿され、フック31は、当該レジ袋300の引っ掛け片304をアーム部31bによって吊り下げ支持する。即ち、フック31は、複数の挿通孔304aを貫通した状態で、当該挿通孔304aが形成された複数の引っ掛け片304を吊り下げ支持する。
フック31の挿脱端部31dには、離脱阻止部38が着脱可能に取り付けられている。離脱阻止部38は、略球状に形成されている。この離脱阻止部38には、雌ねじ部31jが形成されている。雌ねじ部31jは、雄ねじ部31eと螺合する。離脱阻止部38は、フック31に取り付けられた状態で、フック31に支持されたレジ袋300の引っ掛け片304における挿通孔304aの孔縁部と当接してフック31からの引っ掛け片304(レジ袋300)の離脱を阻止する(図7)。
上記構成では、雌ねじ部31jと雄ねじ部31eとの螺着が解除されてフック31から離脱阻止部38が取り外されることで、離脱阻止部38は、フック31に対する引っ掛け片304(レジ袋300)の着脱を許容する。即ち、フック31から離脱阻止部38を取り外す操作は、フック31からの引っ掛け片304(レジ袋300)の離脱の阻止の状態を解除する解除操作である。したがって、店員は、離脱阻止部38をフック31から取り外すことで、レジ袋300の束400をフック31に挿脱端部31dから取り付けることができる。そして、店員が、フック31に離脱阻止部38を取り付けることで、離脱阻止部38によって、フック31の挿脱端部31dからの引っ掛け片304の離脱の阻止がなされる。なお、フック31の固定部31aが梁材37に固定されていることにより、フック31の他端部からのフック31へのレジ袋300の着脱は梁材37によって阻止されて不可となっている。
以上の構成のフック31および第1の把手支持部30は、折り畳まれた状態のレジ袋300の束400を吊り下げ支持する。この状態から、レジ袋300に商品を詰める際には、操作者は、袋本体部302を手前に引っ張ることで、ミシン目304bを切断して、袋本体部302から引っ掛け片304を切り離して、その引っ掛け片304が切断されたレジ袋300を前方へ引き出して開口状態とする。開口状態のレジ袋300は、一対の第1の把手支持部30によって引っ掛けられた状態で支持される。即ち、本実施形態では、一対の第1の把手支持部30は、レジ袋300を開口状態、閉口状態のどちらの状態でも支持することができる。このように第1の把手支持部30によって支持されたレジ袋300の底部は、載置台20によって支持される。
また、袋支持装置4は、相互に離間して対向配置された左右一対の第2の把手支持部32を有している。これらの一対の第2の把手支持部32は、左右一対のラダーフレーム34の上部に連設されている。これらの第2の把手支持部32は、マイバック(図示せず)の一対の把手部をそれぞれ引っ掛け支持して、マイバックを開口状態で支持するものである。マイバックは、客が店舗に持ち込むバッグである。
以上の構成の袋支持装置4は、上述の通り載置台20に固定されている。したがって、載置台20は、袋支持装置4を支持し、袋支持装置4に支持されたレジ袋300等の荷重を受ける。
一時置き台5は、商品が一時的に載置されるものである。一時置き台5は、図1に示すように、スキャナ52の前方且つスキャナ52の側方に配置されている。一時置き台5には、スキャナ52で商品コードが読み取られた商品であってレジ袋300に収納される前の商品が一時的に載置される。一時置き台5は、支持部材41を介して袋支持装置4の支持構造33に固定されている。したがって、載置台20は、支持部材41および袋支持装置4を介して一時置き台5を支持しており、一時置き台5に載置された商品による荷重を受ける。
ユーザインタフェース部7は、図1に示すように、表示器50と、表示器50の下方に配置されたスキャナ52と、スキャナ52の下方に配置されたプリンタ53と、決済装置54と、を有している。表示器50の表示画面50a上には、タッチパネル51が積層配置されている。表示器50、スキャナ52およびプリンタ53は、第2の筐体55に一体に設けられている。
ユーザインタフェース部7は、支持部材57によって支持されている。支持部材57は、台部2の後部から上方へ延出した柱部材57aと、柱部材57aの上端部から前方へ延出した支持板57bとを有している。柱部材57aは、台部2に固定されている。柱部材57は、中空状に形成されており、柱部材57aには、ユーザインタフェース部7と情報処理装置6とを接続する電線が挿通されている。支持板57bの上面には、ユーザインタフェース部7が載置されている。支持板57bの一側部には、決済装置54が載置された支持台57cが積層して設けられている。
表示器50は、袋支持装置4の上方に配置された表示画面50aを有している。表示器50は、例えば液晶表示器である。表示器50は、制御部8に制御されて、表示画面50aに情報を表示する。
スキャナ52は、第2の筐体55の正面壁に設けられた読取窓52aを有している。スキャナ52は、読取窓52aの前方に位置する商品に付された商品コード(商品識別情報)を光学的に読み取る。スキャナ52は、読み取った情報を制御部8に入力する。
プリンタ53は、図示しない長尺紙であるレシート用紙にレシートとしての必要事項を印字し、必要事項を印字した部分をレシート用紙から切断してレシートとして発行する。
決済装置54は、第2の筐体55の側方に配置された支持台57cに設置されている。決済装置54は、スキャナにかざされた非接触ICカード(図示せず)との間で近距離の無線通信を行う。決済装置54は、無線通信によって、非接触ICカードに記憶されている決済に係る情報を読み取る。決済装置54は、非接触ICカードとの無線通信を、例えばRFID(Radio Frequency Identification:無線周波数識別)で用いられる近距離無線通信用の電波を用いて行う。ここで、非接触ICカードは、決済に係る情報として、例えばプリペイド方式の電子マネーの残高、カード識別情報、顧客識別情報等の情報を記憶している。
図8に示すように、制御部8は、各部を集中的に制御するCPU(Central Processing Unit)60と、起動プログラム等の固定的データを予め格納するROM(Read Only Memory)61と、売上バッファや印字バッファ等の各種バッファを構成して各種データを書き換え自在に格納するRAM(Random Access Memory)62と、日付や日時を計時する計時部63と、を有する。ROM61、RAM62、計時部63は、アドレスバス、データバス等のバスライン64を介してCPU60に接続されている。RAM62には、計量器3の計量の初期値を記憶する初期値記憶エリアが形成される。
CPU60に接続されたバスライン64には、上述した表示器50、タッチパネル51、計量器3、スキャナ52、プリンタ53、決済装置54の他、通信インタフェース(図面ではI/F)65や記憶部であるHDD(Hard Disk Drive)66が接続されている。通信インタフェース65は、外部装置との通信を実行する。
HDD66は、ハードディスクを含んでおり、制御部8を動作させるプログラムの他に、商品マスタファイル、販売データ等を記憶する売上ファイル(いずれも図示せず)等を格納している。商品マスタファイルは、商品コードに対応付けて商品名や単価、重量等を記憶するファイルである。HDD66に格納されたプログラムは、商品マスタファイル等の各種ファイルとともにRAM62に書き込まれ、これによって制御部8による各部の駆動制御が可能な状態となる。
上記構成の会計装置1の使用方法を説明する。客等の操作者は、会計前の商品を入れた買い物籠を籠台100の載置面101aに置き、例えばレジ袋300を開口状態で袋支持装置4に支持させる。そして、操作者は、会計装置1の前方に立って、表示器50に表示されたスタート画面のスタートボタン(図示せず)をタッチ操作した後、籠台100に載置した買い物籠の中の商品を手で取り出し、取り出した商品をスキャナ52に近接させて商品に付された商品コードをスキャナ52に読み取らせる。そして、操作者は、スキャナ52によって商品コードの読み取りがなされた商品を、レジ袋300に詰める。なお、スタートボタンがタッチ操作された後、表示器50は、終了ボタンを表示した画面を表示する。
この際、操作者は、一時置き台5を使用することができる。例えば、操作者は、商品コードをスキャナ52に読み取らせた後、一時置き台5にパン等の潰れ易い商品を置き、他の商品をレジ袋300に詰めた後に、一時置き台5から商品を降ろしてレジ袋300に入れることができる。
操作者は、レジ袋300への商品の詰め込みが終了したならば、表示器50に表示された終了ボタンをタッチ操作し、非接触ICカードを決済装置54にかざして例えば電子マネーによって代金を支払う。その後、操作者は、レジ袋300を袋支持装置4から離脱させる。
上記操作の際、CPU60は、会計処理を実行する。会計処理では、CPU60は、スキャナ52が商品コードを読み取り入力した商品の販売登録を行う。具体的には、CPU60は、商品マスタファイルを検索して、入力された商品コードに対応する商品名、単価、重量等の商品情報を取得し、取得した商品情報に基づいて当該商品の販売データを作成してこの販売データをRAM62等の記憶部に記憶させることで、当該商品の販売登録を行う。即ち、情報処理装置6は、スキャナ52によって商品コード(商品識別情報)が読み取られた商品を記憶する。また、CPU60は、商品の商品情報のうち名称や単価等を表示器50の表示画面50aに表示させる。さらに、CPU60は、ここまで販売登録した商品の合計金額を算出して、RAM62等の記憶部に記憶させるとともに、表示器50に表示させる。また、この際、CPU60は、重量チェック処理として、計量器3が計量した商品の実重量と販売登録された商品の計算上の理論重量とを比較して、不正行為の有無をチェックする。
そして、CPU60は、表示器50に表示された終了ボタンがタッチ操作されると、決済処理を実行する。この決済処理では、CPU60は、販売登録した商品の代金を算出して、その算出した金額を表示器50に表示させるとともに、決済装置54を駆動して非接触ICカードとの間で決済を行わせる。決済装置54は、当該決済装置54にかざされた非接触ICカードに記憶された電子マネーの残高やカード識別情報等の情報を読み取った後、非接触ICカードに電子マネーの残高から代金分の金額を減額させる。そして、CPU60は、当該取引のレシートをプリンタ53に発行させる。また、CPU60は、決済装置54が読み取ったカード識別情報に商品の代金の額を関連付けして請求情報を生成する。この請求情報は、所定のタイミングで電子マネー運用会社のサーバに送信され、このサーバの処理によって、請求情報に含まれる代金の額分の現金が、店舗が指定した預金口座に電子マネー運用会社から振り込まれる。
以上説明したとおり、本実施形態では、袋支持装置4の離脱阻止部38が、フック31に支持された引っ掛け部304と当接してフック31からの引っ掛け部304の離脱を阻止し、当該阻止の状態を解除する解除操作を受けることでフック31に対する引っ掛け部304の着脱を許容する。袋支持装置4から一度に複数枚のレジ袋300を取り外す場合、取り外すレジ袋300の枚数が増えれば増えるほど複数のミシン目304bを一度に破断させるのが困難になるので、離脱阻止部38をフック31から取り外すという解除操作を行う必要がある。この解除操作を客がすることは、店員や他の客からみて不自然な行為である。したがって、本実施形態によれば、客に一度に大量にレジ袋300を持ち帰るという気が起きることを抑制して、袋支持装置4から一度に大量にレジ袋300が持ち去られることを抑制することができる。一方、店員は、離脱阻止部38をフック31から取り外すことで、レジ袋300の束400をフック31に取り付けることができるので、レジ袋300の補充作業で店員にかかる負荷は大きくない。即ち、本実施形態によれば、レジ袋300の補充作業で店員にかかる負荷が増大することを抑制しつつ、袋支持装置から一度に大量にレジ袋300が持ち去られることを抑制することができる。
ここで、近年、レジ袋300の有料化が進んだことで、店舗に大量のレジ袋300を設置しておくと、その大量のレジ袋300が持ち去られてしまう虞があるため、レジ袋300を設置していない店舗が増えた。このような店舗においても、本実施形態の袋支持装置4を設置することで、レジ袋300の大量の持ち去りを抑制しつつ、商品持ち帰りのために必要なレジ袋300を客に提供することができる。
(第2の実施形態)
次に、第2の実施形態を図9ないし図11を参照して説明する。なお、第1の形態と同じ構成要素には同一符号を付与し、重複する説明は省略する。
本実施形態は、基本的には第1の実施形態と同じであるが、レジ袋300の引っ掛け片304を支持するフック31Aと、フック31Aからのレジ袋300の離脱を阻止する離脱阻止部39Aとが、第1実施形態のフック31と離脱阻止部38とに対して異なる。
フック31Aは、折り曲げが施された棒状に形成されて略C字状をなしている。フック31Aは、その上部に開口31Aaが形成されている。フック31Aは、梁材37から前方へ延出している。フック31Aは、その後部が梁材37に溶接等によって固定されている。
フック31Aの開口31Aaを形成している一対の端部のうちの前端部は、レジ袋300の引っ掛け片304が挿脱される挿脱端部31Adとなっている。フック31Aには、挿脱端部31Adからレジ袋300の挿通孔304aが外挿され、フック31Aは、当該レジ袋300の引っ掛け片304をその下部等で吊り下げ支持する。即ち、フック31Aは、挿通孔304aを貫通した状態で、引っ掛け片304(レジ袋300)を吊り下げ支持する。
フック31Aの開口31Aaを形成している一対の端部のうちの後端部31Aeには、開口31Aaを開閉する離脱阻止部39Aが連結されている。離脱阻止部39Aは、棒状に形成されて開口31Aaを開閉する開閉部材39Aaと、開口31Aaを閉じる方向に開閉部材39Aaを付勢している付勢部材としてのねじりコイルばね39Abと、を有する。
開閉部材39Aaは、支軸39Acを中心として開口31Aaを開閉する方向(図11中の矢印Bの方向)へ回動可能に、フック31Aに支軸39Acを介して連結されている。開閉部材39Aaの先端部には、係合部39Adが形成されている。この係合部39Adは、フック31Aの挿脱端部31Adに形成された係合部31Afに係脱可能となっている。
ねじりコイルばね39Abは、支軸39Acに外挿されている。ねじりコイルばね39Abの一端部は、フック31Aに支持され、ねじりコイルばね39Abの他端部は、開閉部材39Aaに支持されている。
上記構成では、ねじりコイルばね39Abの付勢力に抗して、開口31Aaを開放する方向(開き方向)、具体的には下方に開閉部材39Aaが回動されることで、開口31Aaが開放されるとともに、挿脱端部31Adが露出する。これにより、離脱阻止部39Aは、フック31Aに対する引っ掛け片304の着脱を許容する。即ち、フック31Aから離脱阻止部39Aの開閉部材39Aaを開き方向へ回動させる操作は、フック31Aからの引っ掛け片304の離脱の阻止の状態を解除する解除操作である。したがって、店員は、例えば手によって開閉部材39Aaを開き方向へ回動させることで、レジ袋300の束400をフック31Aに挿脱端部31Adから取り付けることができる。フック31Aに取り付けられたレジ袋300は、引っ掛け片304における袋本体部302とは反対側の縁部と挿通孔303aとの間の部分304cが、環状部材40の内側に位置する。そして、店員が、開閉部材39Aaから手を離すことでねじりコイルばね39Abの付勢力によって、開閉部材39Aaの係合部39Adがフック31Aの係合部31Afに係止される。これにより、開閉部材39Aaによってフック31Aの開口31Aaが閉じられる。よって、フック31Aに引っ掛けられた引っ掛け片304がフック31Aの開口31Aaの部分に移動された場合、離脱阻止部39Aが、引っ掛け片304における挿通孔304aの孔周面に当接してフック31Aからの引っ掛け片304(レジ袋300)の離脱を阻止する。
以上説明したとおり、本実施形態では、袋支持装置4の離脱阻止部39Aが、フック31Aに支持された引っ掛け部304と当接してフック31Aからの引っ掛け部304の離脱を阻止し、当該阻止の状態を解除する解除操作を受けることでフック31Aに対する引っ掛け部304の着脱を許容する。袋支持装置4から一度に大量にレジ袋300を取り外すには、離脱阻止部39Aの開閉部材39Aaを開き方向に回動させるという解除操作が必要である。この解除操作を客がすることは、店員や他の客からみて不自然な行為である。したがって、本実施形態によれば、客に、一度に大量にレジ袋300を持ち帰るという気が起きることを抑制して、袋支持装置から一度に大量に袋が持ち去られることを抑制することができる。一方、店員は、離脱阻止部39Aの開閉部材39Aaを開き方向に回動させることで、レジ袋300の束400をフック31Aに取り付けることができるので、レジ袋300の補充作業で店員にかかる負荷は大きくない。即ち、本実施形態によれば、レジ袋300の補充作業で店員にかかる負荷が増大することを抑制しつつ、袋支持装置から一度に大量にレジ袋300が持ち去られることを抑制することができる。
なお、本実施形態では、付勢部材としてねじりコイルばねを例に説明したが、これに限るものではない。付勢部材としては、例えば板ばね等であっても良い。
また、上記各実施形態では、レジ袋300の破断予定部として、ミシン目304bを例に説明したが、これに限ることは無い。破断予定部としては、例えば、引っ掛け片304における袋本体部302とは反対側の縁部と挿通孔303aとの間の部分304c(図9参照)を採用することができる。この場合には、この部分の長さを短くすればするほど、容易にこの部分が破断するようになる。この場合、フック31,31Aから離脱したレジ袋300では、引っ掛け片304が袋本体部302から分離せずに残っている。
以上説明したとおり、第1および第2の実施形態によれば、袋支持装置から一度に大量に袋が持ち去られることを抑制することができる。
4…袋支持装置
6…情報処理装置
30…第1の把手支持部
31,31A…フック
31e…雄ねじ部
31j…雌ねじ部
31Aa…開口
32…第2の把手支持部
34…ラダーフレーム
35…支柱
36…梁材
37…梁材
38,39A…離脱阻止部
39Aa…開閉部材
39Ab…ねじりコイルばね(付勢部材)
40…環状部材
52…スキャナ
300…レジ袋(袋)
301…開口
302…袋本体部
303…把手部
304…引っ掛け片(引っ掛け部)
304a…挿通孔
304b…ミシン目(破断予定部)
A…セルフチェックアウト装置
特開2008−299435公報

Claims (6)

  1. 袋本体部と前記袋本体部に連設された一対の第1の把手部と挿通孔が形成されて前記袋本体部に連設された引っ掛け部と前記引っ掛け部に設けられた破断予定部とを有する袋の前記挿通孔を貫通した状態で、前記引っ掛け部を吊り下げ支持し、前記破断予定部に破断力が作用して前記破断予定部が破断することで前記袋本体部が離脱するフックと、
    前記フックに設けられ、前記フックに支持された前記引っ掛け部と当接して前記フックからの前記引っ掛け部の離脱を阻止し、前記阻止の状態を解除する解除操作を受けることで前記フックに対する前記引っ掛け部の着脱を許容する離脱阻止部と、
    一対の前記第1の把手部をそれぞれ引っ掛けて前記袋を開口状態で支持する、相互に離間して配置された一対の第1の把手支持部と、
    一対の第2の把手部を有したバッグの前記一対の第2の把手部をそれぞれ引っ掛けて前記バッグを開口状態で支持する、相互に離間して配置された一対の第2の把手支持部と、
    を備え
    前記フックが前記一対の第1の把手支持部の間に設けられ、
    前記一対の第1の把手支持部が前記一対の第2の把手支持部の間に設けられた袋支持装置。
  2. 前後一対の支柱と前記一対の支柱間に掛け渡された第1の梁材とを有した左右一対のフレームと、
    前記一対のフレームの後端部間に掛け渡された第2の梁材と、
    を備え、
    前記第1の把手支持部と前記第2の把手支持部とは、それぞれ左右一対設けられ、
    前記フックと前記一対の第1の把手支持部とが前記第2の梁材に固定され、
    前記一対の第2の把手支持部が前記一対のフレームに固定された請求項1に記載の袋支持装置。
  3. 前記離脱阻止部は、前記フックに着脱可能に取り付けられた請求項1または2に記載の袋支持装置。
  4. 前記フックは、棒状に形成され、一端部に雄ねじ部を有し、
    前記離脱阻止部は、前記雄ねじ部に螺合する雌ねじ部を有する請求項に記載の袋支持装置。
  5. 前記フックには、開口が設けられており、
    前記離脱阻止部は、前記開口を開閉する方向へ回動可能に前記フックに連結された開閉部材と、前記開口を閉じる方向に前記開閉部材を付勢している付勢部材と、を有して、前記フックとによって環状部材を構成する請求項1または2に記載の袋支持装置。
  6. 請求項1ないし5のいずれか一項に記載の袋支持装置と、
    前記袋に入れられる商品に付された商品識別情報を読み取るスキャナと、
    前記スキャナによって前記商品識別情報が読み取られた商品を記憶する情報処理装置と、
    を備えるセルフチェックアウト装置。
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