JP5374587B2 - 空間符号化方法および装置 - Google Patents

空間符号化方法および装置 Download PDF

Info

Publication number
JP5374587B2
JP5374587B2 JP2011526832A JP2011526832A JP5374587B2 JP 5374587 B2 JP5374587 B2 JP 5374587B2 JP 2011526832 A JP2011526832 A JP 2011526832A JP 2011526832 A JP2011526832 A JP 2011526832A JP 5374587 B2 JP5374587 B2 JP 5374587B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
code text
spatial
node
transmit antenna
communication
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2011526832A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2012502579A (ja
Inventor
ジンイ リャオ,
ムハマド カズミ,
Original Assignee
テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル) filed Critical テレフオンアクチーボラゲット エル エム エリクソン(パブル)
Publication of JP2012502579A publication Critical patent/JP2012502579A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5374587B2 publication Critical patent/JP5374587B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/04Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas using two or more spaced independent antennas
    • H04B7/0413MIMO systems
    • H04B7/0456Selection of precoding matrices or codebooks, e.g. using matrices antenna weighting
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04BTRANSMISSION
    • H04B7/00Radio transmission systems, i.e. using radiation field
    • H04B7/02Diversity systems; Multi-antenna system, i.e. transmission or reception using multiple antennas
    • H04B7/022Site diversity; Macro-diversity
    • H04B7/024Co-operative use of antennas of several sites, e.g. in co-ordinated multipoint or co-operative multiple-input multiple-output [MIMO] systems
    • HELECTRICITY
    • H04ELECTRIC COMMUNICATION TECHNIQUE
    • H04LTRANSMISSION OF DIGITAL INFORMATION, e.g. TELEGRAPHIC COMMUNICATION
    • H04L1/00Arrangements for detecting or preventing errors in the information received
    • H04L1/02Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception
    • H04L1/06Arrangements for detecting or preventing errors in the information received by diversity reception using space diversity
    • H04L1/0618Space-time coding
    • H04L1/0625Transmitter arrangements

Description

本発明は、通信ネットワークにおける方法と通信ノードに関し、具体的には、通信ネットワーク内の通信ノードに結合空間符号化データをシグナリングするためのものである。
今日、帯域幅容量を増強する方法を提供するネットワーク/サービスがある。3GPPがリリース6で導入した、マルチメディア・ブロードキャストおよびマルチキャスト・サービス(MBMS)は、コア・ネットワークおよび、最も重要であるが、UMTS地上無線アクセス・ネットワーク(UTRAN)のエア・インタフェースの両方において、共通無線チャネルを介してデータを送信することにより、ネットワーク/無線リソースを効率的に使用することを意図している。MBMSは、共通チャネルを介して高い(可変の)ビット速度サービスを目標としている。MBMSの最も重要な特徴の一つは、多数のユーザ装置(UE)間でのリソース共有であり、このことは、多くのユーザが同じ時間に同じMBMSチャネルをリッスンすることが可能であるはずだ、ということを意味する。また、MBMSはE−UTRANに導入され、そこではMBMS送信は、単一セル送信およびマルチキャスト・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク(MBSFN)即ちマルチ・セル送信の形式で実行できる。MBSFNの場合、端末が多数の送信からエネルギを合成できるよう、セルと内容を同期化している。
多入力多出力(MIMO)は周知の高度なアンテナ技術である。MIMOは、基地局およびUEの両方が多重アンテナを持つということを意味する。MIMOは、スペクトル効率、ダイバーシティ、サービス圏、干渉軽減等を改善するために大いに貢献する可能性を持つ、様々な空間処理を提供する。E−UTRAN MBMSでは、MIMOの潜在的な候補は、開ループ送信ダイバーシティ方式、開ループ空間多重化方法または両方を複合した組合せのいずれかである。
空間ダイバーシティ送信技術は、MBMSシステムで採用された。マクロ・ダイバーシティおよび種々の送信からの信号の合成のような各種の形式で、空間ダイバーシティ送信を考えてもよい。
MBSFNでは、データおよび制御情報またはそのいずれかを含む同じストリームを隣接セルから提供する場合、マクロ・ダイバーシティはセルラ・システムに本質的に存在する。しかしながら、この形式のダイバーシティを活用するためには、種々の送信からの信号を合成する機構が必要である。
最大比合成(MRC)および選択合成(SC)に関する従来の提案は存在する。MRC技術は最良の性能を提供するが、セル間の相対的送信遅延を厳しく制約するということが知られている。他方、選択合成は、性能損失を犠牲にして遅延制約を緩和する。空間時間ブロック符号化(STBC)およびMIMOのような、MBMSネットワークへの多重送信アンテナ技術の適用が導入されている。STBCは無線通信で使用する技術であり、多数のアンテナにわたってデータ・ストリームの複数のコピーを送信し、データの多様な受信バージョンを有効に使ってデータ伝送の信頼性を改善する。MIMOは、送信帯域幅を更に増大させることなく容量とスループットを増強するために使用される。また、当然のことながら、空間符号化を使用するユニキャスト・サービスの使用もまた送信容量を増強することは理解されるはずである。
一つの一般的な仕組みには、例えばSTBCなどのような空間処理、または、時間切換ダイバーシティ符号化およびMIMOのような時間ダイバーシティ方式を含むことができる。これらの空間処理、および各種の空間処理の中の適応可能性のある空間処理は、本文書では空間符号化と称する。しかしながら、空間符号化技術は、アンテナ・セットアップと応用のシナリオに限定される。
通信ネットワークにおいて空間符号化の送信利得を提供することが、本実施形態の要求である。
実施形態は、通信ネットワークにおける結合空間符号化の符号テキストを分配するための制御器ノードにおける方法に関する。通信ネットワークには、各々が少なくとも1個の送信アンテナを備える少なくとも2個の通信ノードを備える。本方法には、結合空間符号化するよう、少なくとも第一の符号テキストと第二の符号テキストをもたらすシンボルを含む。次に、本方法には、送信アンテナのサービスエリアの位置に基づき、通信ネットワークの送信アンテナを、少なくとも第一の送信アンテナ・グループと第二のアンテナ・グループにグループ化するステップを含む。加えて、本方法には、第一の符号テキストを第一のアンテナ・グループに、そして第二の符号テキストを第二のアンテナ・グループに分配するステップを含む。
実施形態は、各々が少なくとも1個の送信アンテナを備えた、少なくとも2個の通信ノード備える通信ネットワークで、結合空間符号化の符号テキストをノードに分配するよう構成した制御器ノードを開示する。制御器ノードには、少なくとも第一の符号テキストと第二の符号テキストへシンボルを結合空間符号化するよう構成する制御ユニットを備える。更に、送信アンテナのサービスエリアの位置に基づき、通信ネットワークの送信アンテナを、少なくとも第一の送信アンテナ・グループと第二の送信アンテナ・グループにグループ化するよう制御ユニットを構成する。制御器ノードには、第一の符号テキストを第一の送信アンテナ・グループに、第二の符号テキストを第二の送信アンテナ・グループに分配するよう構成したネットワーク・インタフェースを更に備える。
実施形態は、通信ネットワーク内の第二の通信ノードにおける方法を開示する。本方法には、送信アンテナのサービスエリアの位置に基づき、制御器ノードから結合空間符号化の第一の符号テキストを受信するステップと、第二の通信ノードの第一の送信アンテナ内のユーザ装置に第一の符号テキストを分配するステップとを含む。
実施形態は、各々が少なくとも1個の送信アンテナを備えた、少なくとも2個の通信ノード備える通信ネットワーク内の結合空間符号化の動作設定をセットアップするよう構成した第二の通信ノードを開示する。第二の通信ノードには、送信アのサービス圏の位置に基づき、制御器ノードから結合空間符号化の第一の符号テキストを受信するよう構成したネットワーク・インタフェースを備える。第二の通信ネットワークには、第一の送信装置を通して第一の符号テキストを第一の送信装置のセル内のユーザ装置に分配するよう構成した制御ユニットを備える。
加えて、実施形態は、結合空間符号化の符号テキストを使用して動作設定を選択するため、各々が少なくとも1個の送信アンテナを備えた、少なくとも2個の通信ノードを備える通信ネットワーク内のユーザ装置における方法を開示する。本方法には、第二の通信ノードから第一の符号テキストを有する第一の信号と、第三の通信ノードから第二の符号テキストを有する第二の信号とを受信するステップを含む。更に、本方法には、信号を選択する評価に基づき、第一および第二の信号を評価するステップを含む。更に、本方法には、本選択を表示する第二の通信ノードにフィードバックを送信するステップを含む。
加えて、実施形態はユーザ装置を開示する。本ユーザ装置は、各々が少なくとも1個の送信アンテナを備えた、少なくとも2個の通信ノードを備える通信ネットワークで、結合空間符号化の符号テキストを使用して動作設定を選択するよう構成される。更に、本ユーザ装置には、第二の通信ノードから第一の符号テキストを有する第一の信号と、第三の通信ノードから第二の符号テキストを有する第二の信号とを受信するよう構成した受信装置を備える。また、本ユーザ装置には、本信号を評価し、本評価に基づいて、信号を選択し、本選択を表示するフィードバック・データを生成するよう構成した制御ユニットを備える。加えて、本ユーザ装置には、第二の通信ノードに本フィードバック・データを送信するよう構成した送信装置を備える。
実施形態は、通信ネットワークにおける空間符号化の送信利得を提供する方法を開示する。
以下に示す同封の図面と関連させて、実施形態について更にここで詳細に説明する。
通信ネットワークの図式的概観を示す。 基本的MIMO構造と関連の空間符号化を示す。 基地局における変調手順の図式的概観を示す。 通信ネットワークの図式的概観を示す。 各基地局に1個の送信アンテナのみがある通信ネットワークを示す。 不均等送信アンテナ構成シナリオにおける前置符号化を行う方法を示す。 UEがいかにして符号テキストを選択するかの例を示す。 結合STBC符号化の図式的概観を示す。 合成方法とシグナリング方式を示す。 制御器ノードにおける方法の概略的フローチャートを示す。 制御器ノードの図式的概観を示す。 第二の通信ノードにおける方法の概略的フローチャートを示す。 第二の通信ノードの図式的概観を示す。 ユーザ装置における方法の概略的フローチャートを示す。 ユーザ装置の図式的概観を示す。
本発明の実施形態を示す添付の図面を参照して、本発明についてここでもっと十分に説明する。しかしながら、本発明は、ここに記載する実施形態に限定されると解釈すべきでない。むしろ、この開示が徹底的で完全であり、当業者に本発明の範囲を十分に伝えるであろうということのために、これらの実施形態を提供する。同じ数字は一貫して同じ要素を示す。
本実施形態で使用するように、用語"備えている"または"備える"は変更可能であり、一つ以上の表明した特徴、整数、要素、ステップ、部品または機能を含むが、一つ以上のその他の特徴、整数、要素、ステップ、部品、機能またはそれらのグループの存在または追加を排除しない。
ブロック図および、方法と通信ノードの動作説明、またはそのいずれかを参照して、本発明による実施形態について説明する。その際、各々のブロックは、指定の論理機能を実装するための一つ以上の実行可能な命令を備える、モジュール、セグメントまたは符号部分を表わしてもよい。当然のことながら、ブロック図および動作説明またはそのいずれかの各ブロックと、ブロック図および動作説明またはそのいずれかにおけるブロックの組合せは、無線周波数、アナログまたはデジタル・ハードウエアまたはプログラム命令またはそれらの組み合わせによって実装できる。制御器およびプログラム可能なデータ処理装置またはそのいずれかを介して実行する命令が、ブロック図および一つまたは複数の動作ブロックまたはそのいずれかにおいて特定する機能/動作を実装する手段を生成するよう、一つ以上の汎用プロセッサ、専用プロセッサ、ASIC、またはその他のプログラム可能なデータ処理装置またはそれらの組み合わせを含む可能性のある制御ユニットに、これらのプログラム命令を提供してもよい。別のある実装では、ブロックで述べる機能/動作は、動作説明で述べる順序と異なって生起してもよい。例えば、連続で示す2個のブロックは、実際には事実上同時に実行されてもよく、または含まれる機能/動作に依存して、時には逆の順序でこれらブロックを実行してもよい。
メモリ・ユニットは、一個の単独のメモリ・デバイスまたは複数の別々のメモリ・デバイスであってもよい。
本明細書を通して、制御器ノードには、動作と保守ノード、eノードB、基地局制御装置(BSC)、無線ネットワーク制御装置(RNC)、モビリティ管理エンティティ(MME)または同様のものを備える。
基地局(BS)は、アクセス・ポイント(AP)、無線アクセス局(RAS)、ノードB(Node−B)、高度化ノードB(eNB)、基地局(BTS)、移動マルチホップ中継(MMR)−BS1等を表わし、AP、RAS、ノードB、eNB、BTSおよびMMR−BSの全体または一部の機能を含む。
当然のことであるが、制御器ノードと基地局とは、eノードBのような合成したノードまたは同様のものであってもよい。
ユーザ装置(UE)は、端末、移動端末(MT)、加入者局(SS)、移動局(MS)、携帯加入者局(PSS)、アクセス端末(AT)等を表わし、端末、移動端末、加入者局、携帯加入者局、移動局、アクセス端末の全体または一部の機能を含む。
図1に通信ネットワーク1の図式的概観を示す。複数の異なる構成の基地局が通信ネットワーク内に設置されている。3つの第一の基地局20には2個の送信アンテナを備え、2つの第二の基地局30には1個の送信アンテナを備える。通信ネットワークには、異なる基地局20、30を動作モードにセットアップするよう構成した制御器ノード10を更に備える。
通信ネットワークは、ユニキャストサービス、ブロードキャストサービス、マルチキャストサービスを使用する通信ネットワークであってもよいことは理解されるはずである。以下の説明では、MBSFNの実施形態を示すが、しかしながら、本実施形態はその他のネットワークおよびその他のサービスに適用可能であってもよい。
不均等送信アンテナ構成は、異なるノードBまたはセルサイトが、異なる数の送信アンテナおよび異なる空間的方法能力を持つ、ということを意味する。
MBSFN送信のための不均等送信アンテナの場合では、一つの可能性は、各セルがそれ自身の送信モードを持つ、即ち、隣接セルは異なる送信モード持つ可能性がある、ということであろう。例えば、1Txのセルは空間符号化方法を全く採用しないが、2Txの隣接セルは2×2MIMOを使用する。この形式の配備の主な制限は、フルランクのMIMO前置符号化(precoding)モードが全体のSFN領域において可能ではない、ということである。もう一つの不利な点は、セル間干渉が、隣接セルにおける異なる送信モードのため、セル端のUEに対して大きくなる可能性があり、そして、異なるアンテナ構成をサポートするもう一つのセルに移動する時にUEがハンドオーバを実行するなら、UEはそれ自身のMIMOモードを再選択(または変更)する必要がある、ということである。同じ空間符号化方法を全てのセルで使用するということに基づいてUEが信号を合成できる場合に最大の利得を達成するというMBSFNネットワークでは、MIMOモード切り替えは望ましくない。
もう一つの方法は、UEでのマクロ・ダイバーシティ送信からの信号の組合せにより受信品質を強化することができる、同じ空間符号化信号を全ての送信アンテナが送るよう、マクロ・ダイバーシティを採用することである。しかしながら、その他のMIMO前置符号化利用、例えば、PARCおよびSTBCモードにこれを拡張することは容易でないので、これは柔軟性に欠けている。
不均等送信アンテナ構成の可能性は、同じMBSFN送信が都市全体または州でさえカバーするであろうという事実から生じる。MBSFNとユニキャスト・サービスとを送信するため、同じ送信アンテナを使用する。それ故、通信事業者は、より密度の高いトラヒックを有する場所により多くの送信アンテナを、そして残りにはより少ないアンテナを配備することを好む可能性がある。従って、通常は、MBSFN送信は何百ものセルを備える非常に大きなサービスエリアに及び、通信事業者は、トラヒック需要が成長するにつれ、将来、一定数のサイトを更新することを決定してもよい。それ故、もう一つの配置は、2個および4個の送信アンテナを有するサイト等から構成してもよい。
図1では、多数の送信アンテナを有する場所を備えるサービスエリアに配備したマルチ−セルラ・マルチキャスト/ブロードキャスト・システムで、空間アンテナ前置符号化を適用するよう、制御器ノード10を構成する。
制御器10は、MBSFN領域1で、全ての送信アンテナを異なる送信アンテナ・グループに分割する。選択した空間チャネル符号化方式、例えば、STBCなどは、全体のMBSFN領域の全ての送信アンテナ・グループに適用する。分配機能により、空間符号化の出力である"符号テキスト"を全ての送信アンテナ・グループに分配する。一つの空間符号テキストを1個の送信アンテナ・グループに適用し、もう一つの空間符号テキストをもう1個の送信アンテナ・グループに適用する、などである。
ある実施形態では、UEは、送信アンテナ・グループから所望する符号テキスト/送信アンテナを選択してもよい。
更なる強化は、一つの領域内において選択した送信アンテナを、異なる隣接MBSFN領域のUEが再使用できるので、異なる隣接MBSFN領域で同じ符号テキストを再使用できる、ということである。
図2に、MBSFNにダイバーシティまたは空間多重化利得を提供する、基本MIMO構造および関連する空間符号化を示す。結合空間符号化52には前置符号化処理を含み、これは、3GPP TS 36.211における前置符号化構造に類似であり、即ち、入力としてレイア・マッピングからベクトルX−Xu-1から成るブロックをとり、ベクトルのブロックを生成して、無線リソース、例えば、E−UTRANまたは同様のものにおけるリソース要素にマッピングする。しかし、不均等送信アンテナ構成では、前置符号器からの出力符号テキストCT1、CT2−CTMは、下記に説明するように、送信アンテナ・グループAG1−AGMに結合して分配されるであろう(44)。UEは最良の送信アンテナを選択してネットワークにフィードバックし、次にネットワークはMBSFN領域内で送信アンテナ・グループを再グループ化してもよい。
図3に、基地局における変調手順の図式的概観を示す。変調シンボルは変調マッパ61、62で生成される。レイア・マッパ63で本変調シンボルを一つまたは幾つかの送信レイアにマッピングする。次に、前置符号器64の制御器から受信した符号テキストに応じて、送信アンテナ・ポートでの送信のために、各レイアの複素数変調シンボルの前置符号化をおこなう。最後に、リソース要素マッパ65、66でリソース要素へのシンボルのマッピングを実行し、OFDM信号生成期67、68で、各送信アンテナ・ポートのために時間領域OFDM信号の生成を実行する。ここで空間前置符号器モジュールは、レイア・マッピングからベクトルのブロックを入力として取り込み、送信アンテナ・グループの送信アンテナ・ポートの各々のリソースにマッピングするよう、ベクトルのブロックを生成する。
もし全体のMBSFN領域の全てのセルの場所が同じ送信アンテナ構成、即ち、MBSFN領域内の各セルのサイトで同じ数の送信アンテナを持つなら、前置符号化解決策は容易に採用できる可能性がある。例えば、MBSFN領域の全ての場所で空間時間ブロック符号化(STBC)を採用する。
本実施形態は、MBSFNネットワークの不均等送信アンテナ構成シナリオにMIMO前置符号化を拡張する場合を開示する。MBSFN領域の不均等送信アンテナ構成、即ち、全てのセルの場所が同じ数の送信アンテナおよび空間符号化能力を持っていない場合を考える。MIMO前置符号化は、図4に示すように、前置符号化および符号テキスト分配機能で解決される可能性がある。その結果、あるセルが不均等送信アンテナを持つ場合でも、送信アンテナは、同じ空間技術を使用して全体のMBSFN領域にサービス可能である。
図4に、異なる送信アンテナ構成の基地局を有する通信ネットワーク1の図式的概観を示す。シンボルを第一の符号テキストXおよび第二の符号テキストX*に前置符号化するよう構成した制御器ノード10を開示する。送信アンテナのサービス圏の位置に基づき、通信ネットワーク内の基地局の送信アンテナ21、22、31をグループ化するよう、制御器ノード10を更に構成する。示した例では、制御器ノード10は、送信アンテナ21,31を第一のグループにグループ化し、符号テキストXを送信アンテナ21,31に分配する。更に、制御器ノード10は、送信アンテナ22と31'を第二のグループにグループ化し、符号テキストX*を送信アンテナの第二のグループに分配する。ここで注目すべきは、第一および第二の符号テキストX、X*を交互の送信アンテナに分配する、ということである。
図5は、各場所に1個のみの送信アンテナがある、特別な場合を示す。送信アンテナのサービス圏の位置に基づき、Xで示す実数の信号を備える符号テキストと、X*で示す符号テキストの複素共役とを交互の方法で送信アンテナ31−36に分配することにより、ネットワーク制御器ノード10はマクロ−ダイバーシティを使用する。この方法で、ネットワーク内のUEは最適な方法で両方のチャネルからデータを受信するであろうし、例えば、全ての基地局には単一の送信アンテナを備えるようなMBSFN領域で、空間時間ブロック符号化を実装できる。
図6は、不均等送信アンテナ構成シナリオにおける前置符号化を行うもう一つの方法を示す。送信アンテナのサービス圏の位置に基づき、送信アンテナ21−26を第一および第二のグループにグループ化するよう、ネットワークの制御器ノード10を構成する。実際、ある場所は1個以上の送信アンテナを含んでいるけれども、各場所で送信アンテナの1個のみを介して、各グループの前置符号化した符号テキストを送信する。図5で使用したと同じ方法で、空間時間ブロック符号化のような適当な前置符号化方式を使用できる。このことは、交互の送信アンテナを介して信号Xとその複素共役X*を送信する、即ち、第一のグループの送信アンテナ21、31、32を介してXを、第二のグループの送信アンテナ24、25を介してX*を送信することを意味する。
MBSFN領域の一つの部分に、1個の送信アンテナを有する連続的場所の大きな集合がある実施形態において、同じMBSFN領域のもう一つの部分には、多重送信アンテナまたは多数および単一の送信アンテナの組合せを有する場所を含む。そのようなシナリオでは、全体のMBSFN領域で単一の送信アンテナを使用することは実行可能ではない可能性がある。むしろ、全てまたは殆んどの場所が単一の送信アンテナを含むMBSFN領域の一つの部分で、前置符号化した符号テキストを送信するために1個の送信アンテナのみを使用できる。他方、より多くの場所が多重送信アンテナを持つMBSFN領域のその他の部分には、図4で示したものと類似の方式を採用できる可能性がある。
単一送信アンテナ及び不均等送信アンテナ構成を備えるMBSFN配置で、例えばSTBCおよび2×2PARC、アンテナ別速度制御のような幾つかの空間符号化方式または同等のものを使用してもよい。以前のセッションはもっと一般的な概観を与えた。本明細書の実施形態は、そのようなMBSFNネットワークを形成するため、ある空間符号化方式をいかに使用してもよいかを説明する。
図7は、セル−1とセル−2とがそれぞれXとX*とを既に選択したと仮定して、UE40が第一の符号テキストXまたは第二の符号テキストX*をいかに選択するかについての例を示す。従って、選択した基準は、セル3における符号テキストXまたはX*の最良の配分の懸命な検索であり、即ち、
Figure 0005374587
である。ここで、H−は、UEと関連する分配した送信アンテナとの間の距離であり、例えば、H1、H2およびH3は、図7におけるUEと分配した送信アンテナ31、32および33との間の距離を表わす。
図8は、不均等送信アンテナ構成におけるMBSFN送信のための結合STBC符号化を示す。STBC前置符号化でもって、シンボル[b0、b1、b2、b3]は、MBMS領域内でサービスされた異なる送信アンテナ・グループにマッピングされるであろう符号テキスト1、CT1と符号テキスト2、CT2とに符号化される。次に、例のように、この不均等送信アンテナ構成を有するMBSFN領域のための結合STBC符号化は以下のとおりである。
STBC符号テキスト1[b0、b1、b2、b3]を送信アンテナ・グループ#1に分配、
STBC符号テキスト2[▲b^▼2、b3、b0、▲b^▼1]を送信アンテナ・グループ#2に分配。
図9に、MBSFNにおける合成方法とシグナリング方式との例を示す。
選択的には、第一の基地局20および第二の基地局30は、メッセージLOC20、LOC30における送信アンテナのサービスエリアの位置の、例えばQAM、BSC、MMEのような制御器ノードまたは同様のものに通知する。また、異なる基地局の送信アンテナ構成を示すデータを本メッセージに含めてもよい。本データは、送信アンテナ数、既知の単なる基地局位置と送信アンテナのサービス圏、サービス圏の方向やそれと同様のものに関連している可能性があり、ユーザ装置が全ての符号テキストを受信するよう最適な方法で送信アンテナをグループ化するため、制御器がデータから各送信アンテナのサービス圏を決定する、そのデータである。
ステップS11で、制御器ノード10はシンボルの結合空間符号化を実行し、第一の符号テキストおよび第二の符号テキストをもたらす。符号化はPARC、STBCまたは同様のものであってもよい。
ステップS12で、制御器ノード10はMBSFNの送信アンテナをグループ化する。上記で述べたように、MBSFN領域には不均等な数の送信アンテナを有する基地局を備えてもよい。送信アンテナ・グループを生成できる二つの方法がある。一つはネットワークにより自立的に実行され、他はその上、UEフィードバックに依存する。両方の場合で、制御器ノード10が送信アンテナ・グループ選択の究極の決定を行うであろう。
注意すべきであるが、論理的制御器ノード10は集中型ノードであるが、物理的には単独のノードであってもよく、または基地局の一つ、ノード20または30に位置していてもよい。もしUEフィードバックが利用できないなら、異なる基地局送信アンテナ構成と能力を知っている可能性がある制御器ノード10は、空間符号化のため、送信アンテナ・グループをセットアップすることをそれ自身で決定する。
例えば、制御器ノード10は、例えば第一および第二の符号テキストを交互の基地局のサイトまたは同様のものにある送信アンテナに分配するように、ある事前に決定した規則に基づき、送信アンテナ・グループをセットアップしてもよい。
両方の場合で、符号テキスト分配のために送信アンテナ・グループを構築するため、制御器ノード10は基地局を構成する。
次に、制御器ノード10は符号テキストを分配する。例えば、基地局20には送信アンテナ#1と#2(即ち、2Tx)を備え、基地局30には異なる場所の送信アンテナ#3(即ち、1Tx)を備える。この例では、二つの送信アンテナ・グループ:グループ#1(送信アンテナ#1と#3)およびグループ#2(送信アンテナ#2)が生成される可能性があり、制御器ノード10は第一の符号テキストCT1をグループ#1に、第二の符号テキストCT2をグループ#2に分配する。
第一の基地局20は第一の符号テキストCT1と第二の符号テキストCT2を受信し、第二の基地局30は第一の符号テキストCT1を受信する。
ステップS21で、第一の基地局20は、第一の送信アンテナ#1のために第一の符号テキストCT1を、そして第二の送信アンテナ#2のために第二の符号テキストCT2を使用するよう構成した動作状態にそれ自身をセットアップする。
次に、これらの設定CT1とCT2をMBSFN内のユーザ装置40に分配する。
ステップS31で、第二の基地局30は、送信アンテナ#3のために第一の符号テキストCT1を使用するよう構成した動作状態にそれ自身をセットアップする。
次に、このCT1の設定をユーザ装置40に分配する。
ステップS41で、UE40は選択を実行する。UE40は、その最良の送信アンテナ・グループと、制御器ノード10へのフィードバック・データFB1、FB2とを選択しMBSFN領域内の送信アンテナ・グループを再グループ化する。ある実施形態では、幾つかのUEは基地局20、30にフィードバックを提供するであろうが、フィードバック情報は、UEの望ましい前置符号化重みベクトル、その関連のコードブック・インデックスまたは同様のものであってもよい。次に、フィードバック・データFB1、FB2を制御器ノード10に転送する。異なる基準により望ましい前置符号化重みベクトルを獲得してもよい、例えば、最良のスループット性能を実現するための懸命な探索を通して、望ましい前置符号化ベクトルを獲得してもよい。この基準の使用は単なる例であり、異なるUEに望ましい前置符号化ベクトルを獲得するための、可能性のあるその他の方法を排除するものではない。
各UEは、それ自身のチャネル状態情報を推定し、その送信に最適な一つのサブバンドを選択し、次に、そのサブバンドを介して、受信信号対雑音比(SNR)の最大化により、コードブックの集合における最良の前置符号化ベクトルを決定し、チャネル品質指標(CQI)値を計算する。この手順の後、UEは、選択した個別のサブバンド・インデックス、対応する前置符号器インデックス、およびCQI値、またはそれらのいずれかあるいは同様のものを基地局20、30にフィードバックする。
選択的ステップS13で、フィードバックFB1,FB2の基づき、制御器ノード10は送信アンテナを再グループ化する。統計値に基づき、制御器ノード10は送信アンテナ・グループを再グループ化し、送信アンテナ・グループに符号テキストCT1、CT2を分配する。例では、第二の基地局の送信アンテナをCT2に変更する。
不均等送信アンテナ構成におけるMBSFN送信のための2×2PARCに対する結合符号化では、以下のことが発生する。PARCでは、チャネル品質情報に基づいて、例えば、受信器が送信器に送るフィードバックに基づいて、各送信アンテナから送信したストリームの符号化速度と変調とを制御する。ユニタリ2×2PARC行列は、
Figure 0005374587
であり、ここで、列重みベクトルj、j∈{1,2}は、ランクj、j∈{1,2}のためであり、各ベクトルの要素は送信アンテナ・ポートに関連する、即ち、2×2PARCで、二つのストリームを独立に二つの送信アンテナ・ポートから送信する。
次に、送信アンテナ・グループをセットアップし、UEはそれらの最良の送信アンテナ・グループを選択してもよい。このことは、幾つかのUEが、基地局にフィードバックを提供するであろう、フィードバック情報は、UEの好ましい前置符号化重みベクトルまたはその(それらの)関連のコードブック・インデックスであってもよい、そして、基地局はそれらの順番でこれを制御器ノードまたは基地局の制御器部分に転送する、ということを意味する。
典型的には、第一の場所#Aには送信アンテナ#1と#2を備え、第二の場所#Bには送信アンテナ#3を備える。次に例として、
PARC符号テキスト#1(1/√2)を送信アンテナ・グループ#1(送信アンテナ1と3)に分配する。
PARC符号テキスト#2(1/√2)を送信アンテナ・グループ#2(送信アンテナ2)に分配する。
異なる物理送信アンテナを介して異なるストリームを送信するため、上記の例におけるPARCを使用する。前置符号化なしに送信アンテナを介して異なるストリームを送信する特別な前置符号化方式として、PARCを実際に扱うことができる。
上記で説明した例では、ネットワークが異なる基地局の場所で空間符号化を適合させるまたは再構成する手段を提供するということを示した。UEフィードバックに基づくか、またはもし基地局を更新する場合か、またはもし新規の基地局を追加するか除去する場合かのいずれかで、少なくとも半静的方法で再構成を行わなければならない可能性がある。従って、基地局のサイト間で、または基地局とネットワーク・ノード、例えばMBSFN無線ノードとの間で、またはその両方でシグナリング・サポートがあるべきであり、そこで符号テキストを生成し、MBSFN領域の基地局に分配する。
本方法は、E−UTRANのMSBFN、WCDMAのMSBFN、第四世代移動通信システム(IMT−advanced)のための分散送信アンテナシステム(DAS)に基づくMSBFN、DVB−H等のような任意のユニキャスト/マルチキャスト/ブロードキャスト・ネットワークのいずれかに適用可能である。
第二に、また、送信アンテナ・グループへの結合符号化と分配の概念は、重複するMBSFNに適用してもよい。
また、送信アンテナ・グループへの結合符号化と分配の概念はユニキャスト・サービス(ユーザ固有のサービス)に使用してもよく、即ち、E−UTRANまたはWCDMAの異なる基地局の場所に属する送信アンテナに結合符号化を適用する。このことは、異なる基地局に位置する送信アンテナを介してユーザ固有の符号テキストを分配することを意味し、それ故、多重送信アンテナからユニキャスト・データを受信するであろう。また、この方法で、また不均等アンテナ・シナリオにおいて、例えば、全てまたはある基地局に一個の送信アンテナのみを装備する場合、ユニキャスト・サービスに空間符号化を使用することができる。MBSFNに比較すると、異なる基地局の場所に位置する送信アンテナで空間符号化するユニキャスト・サービスの受信はより複雑である。その理由は、前者の場合、UEは全ての場所からの同じ物理リソース(例えば、リソース・ブロック等)を使用して送ったままでデータを透過的に受信する。ユニキャスト受信の場合、異なる場所の異なる送信アンテナからの送信は、通常は、異なる物理リソースを介して受け取らなければならない。それ故に、UEは異なる場所から受信したデータを分離して復号化し、合成しなければならない。
実施形態は、送信アンテナを完全に採用してダイバーシティまたは空間多重化を提供する基本的MIMOに関するが、送信アンテナは同じセルに属してもよいし、属さなくともよい。この構成は、異なる送信アンテナ・セットアップ・シナリオにおいて、例えば、全てのセルが同じ送信アンテナ等を持たない場合、可能であり得る。
全体のMBSFN、例えば、MIMOとSTBCにおける同じ空間送信モードを採用することにより、送信アンテナ構成がMBSFN領域の異なるサイトで異なっている場合でも、複数の利点が得られる。例えば、完全なMIMO能力を利用できる可能性があるため干渉を低減化できること、送信アンテナ再使用と空間符号化を部分的な共有とによりサービス圏が拡大すること、また、MBSFN領域内においてUEが異なる送信アンテナ構成を有するセル間で移動する場合、空間モード切替を行う必要性を回避すること、送信アンテナ装備の部分的な更新がある(例えば、1−2送信アンテナから2−4送信アンテナに増加する)場合でも、MBSFN領域全体においてMIMO方式を容易に強化できること、単一送信アンテナの基地局を有するMBSFNネットワークで、空間時間ブロック符号化をなお使用できること、などである。
図10に、各々が少なくとも1個の送信アンテナを備えた少なくとも2個の通信ノードを備える通信ネットワーク内の制御器ノード10のおける概略的フローチャートを示す。通信ネットワークは、MBSFNや、ユニキャスト・サービスを提供するネットワークまたは同様のものであってもよい。ある実施形態では、通信ネットワークの少なくとも2個の通信ノードには不均等な数、例えば、1個、2個または4個の送信アンテナを備える。
選択的ステップT1で、制御器ノードは通信ネットワーク内の基地局からデータを受信する。本データは、通信ネットワーク内の送信アンテナのサービスエリアの位置を表示する。本表示は、基地局の位置と送信アンテナの形式、基地局の送信アンテナの数のような送信アンテナ構成、送信アンテナのサービス圏の方向またはそれらのいずれかまたはそれらと同様のものであってもよい。また、ある実施形態では、このまたはある情報は制御器ノードに存在する可能性がある。
ステップT2で、少なくとも第一および第二の符号テキストに、シンボルの結合空間符号化を実行する。当然のことながら、結合空間符号化は2個以上の符号テキスト、例えば4個の符号テキストまたは同様のものをもたらす。
ステップT4で、送信アンテナのサービスエリアの位置に基づき、通信ネットワークの送信アンテナを少なくとも第一の送信アンテナ・グループと第二の送信アンテナ・グループにグループ化する。
ある実施形態では、通信ネットワーク内のユーザ装置が両方の符号テキストを受信する方法で符号テキストをユーザ装置に分配するように異なる符号テキストの分配を構成できるよう、グループ化は送信アンテナのサービス圏の位置に基づいている。例えば、最適な分配を獲得するため、重複させる方法でサービス圏位置を構成する。ある実施形態では、最適な分配を得るため、交互にサイトを交代させながらサイトの送信アンテナに第一の符号テキストと第二の符号テキストを分配するよう、グループ化する。当然のことながら、最適な分配を獲得する他の方法も可能である。そしてまた、ある実施形態では、制御器ノード内に格納したノードの所定の能力に基づいてもよい。この所定の能力は、設置の前にプログラムされ、制御器ノードまたはそれと同様のものに送られる可能性がある。
ある実施形態では、通信ネットワークの全てのノードのサービスエリアの位置は、ノードの初期のセットアップの間に検索され、新規のノードを追加した場合は周期的に更新される。サービスエリアの位置は、基地局/送信アンテナの位置、送信アンテナ・サービス圏方向、送信アンテナ範囲またはそのいずれかまたはそれらと同様のものに基づいていてもよい。
ステップT6で、制御器ノードは第一の符号テキストを第一の送信アンテナ・グループに、第二の符号テキストを第二の送信アンテナ・グループに分配する。
選択的ステップT8で、制御器ノードはユーザ装置から、選択した送信アンテナ・グループを表示するフィードバックを受信する。
選択的ステップT10で、ユーザ装置からのフィードバックに基づき、制御器ノードは送信アンテナを再グループ化する。ある実施形態では、本再グループ化は複数のユーザ装置からのフィードバックの統計値に基づく。
本方法を実行するため、制御器ノードが提供される。
図11に、制御器ノード10の図式的概観を示す。制御器ノードには、動作および保守ノード、eNodeB、基地局制御装置(BSC),無線ネットワーク制御装置(RNC)、モビリティ管理エンティティまたは同様のものを備えてもよい。また、本制御器ノードには、eノードBのような制御器と合成した基地局または同様のものを備えてもよい。
各々が少なくとも1個の送信アンテナを備えた少なくとも2個の通信ノードを備える通信ネットワークで、結合空間符号化の符号テキストをノードに分配するよう、制御器ノード10を構成する。ある実施形態では、通信ネットワークの少なくとも2個の通信ノードには、不均等な数の送信アンテナ、例えば、あるものは1個の送信アンテナ、あるものは2個または4個の送信アンテナを備える。
制御器ノード10には、シンボルを少なくとも第一の符号テキストと第二の符号テキストとに結合空間符号化するよう、そして、送信アンテナのサービスエリアの位置に基づき、通信ネットワークの送信アンテナを少なくとも第一の送信アンテナ・グループと第二の送信アンテナ・グループにグループ化するよう構成した制御ユニット101を備える。
ある実施形態では、送信アンテナのサービスエリアの位置に基づき送信アンテナをグループ化するよう制御ユニット101を構成し、その結果、通信ネットワーク内のユーザ装置が両方の符号テキストを受信するような方法で、異なる符号テキストの分配を構成する。例えば、最適な分配を獲得するため重複させる方法でサービス圏位置を構成するよう、異なるグループをグループ化する。ある実施形態では、最適な分配を獲得するため、第一の符号テキストと第二の符号テキストを、交互にサイトを交代させながらサイトの送信アンテナに分配するように、送信アンテナをグループ化するよう制御ユニット101を構成する。当然のことであるが、最適な分配を獲得する他の方法もまた存在する。
また、制御器ノード10内のメモリ107に格納したノードの所定の能力にも基づいて送信アンテナをグループ化するよう制御ユニット101を構成してもよい。本方法のステップを実行するため制御ユニット101で遂行するよう構成した、符号テキストまたはアプリケーションまたはその両方を格納するように、メモリ・ユニット107を構成してもよい。所定の能力は設置の前にプログラムされて、制御器ノードやそれと同様のものに送ってもよい。
制御器ノード10には、第一の符号テキストを第一の送信アンテナ・グループに、そして第二の符号テキストを第二の送信アンテナ・グループに分配するよう構成したネットワーク・インタフェース109を更に備える。
ある実施形態では、ユーザ装置からフィードバックを受信するよう、ネットワーク・インタフェース109を更に構成してもよく、本フィードバックには、選択した送信アンテナ・グループのデータを備え、次に、通信ネットワークの送信アンテナを再グループ化するため本フィードバックを使用するよう、制御ユニット101を構成する。更に、複数のユーザ装置からのフィードバックの統計値に基づき、通信ネットワークの送信アンテナを再グループ化するよう、制御ユニット101を構成してもよい。
ある実施形態では、制御器ノードの初期セットアップの間に、または周期的な更新の間に、または通信ネットワークに新規のノードを追加する場合に、またはそれらを組み合わせた場合に通信ネットワークの送信アンテナのサービス圏の位置を検索するよう、制御器ノード10を構成してもよい。
通信ネットワークには、マルチメディア・ブロードキャスト単一周波数ネットワーク、ユニキャスト・サービスを提供するネットワークまたはそれらと同様のものを備えてもよい。結合空間符号化には、空間時間ブロック符号化、アンテナ別速度制御またはそれらと同様のものを備える。
図12に、各々が少なくとも1個の送信アンテナを備えた少なくとも2個の通信ノードを備える通信ネットワーク内の、第二の通信ノードにおける方法の概略的フローチャートを開示する。
ステップV2で、第二の通信ノードは、第二の通信ノードの送信アンテナのサービスエリアの位置に基づき、制御器ノードから結合空間符号化の第一の符号テキストを受信する。もし第二の通信ノードが制御器ノードの一部であれば、合成ノードの内部から第一の符号を受信し、もしノードが分離されているなら、ネットワークを介して第一の符号テキストを受信する。
選択的ステップV4で、第二の通信ノードは動作状態にある第二の通信ノードをセットアップし、第一の送信アンテナのセル内の第一の送信アンテナから、無線チャネルにデータを送信するのに第一の符号テキストを適用させ、そしてデータを送信する。
ステップV6で、第二の通信ノードは、第一の送信アンテナのセル内の無線チャネルを介して、第一の符号テキストをユーザ装置に分配する。
選択的ステップV8で、第二の通信ノードは、第一の符号テキストに関してユーザ装置からフィードバックを受信するが、本フィードバックは第一の符号テキストの選択を表示するものである。
選択的ステップV10で、第二の通信ノードは通信ネットワークの制御器ノードに本フィードバックを転送する。
本方法を実行するため、第二の通信ノードが提供される。
図13に、第二の通信ノード20の図式的概観を示す。第二の通信ノードには、基地局(BS)、アクセス・ポイント(AP)、無線アクセス局(RAS)、ノードB(Node−B)、高度化Node−B(eNB)、基地局(BTS)、モバイル・マルチホップ中継(MMR)−BS1またはそれらの組み合わせやそれらと同様のものを備えてもよく、AP、RAS、ノードB、eNB、BTSおよびMMR−BSの全てまたは一部の機能を含む。当然のことであるが、第二の通信ノードは、eNode−Bのような制御器ノードの合成ノードまたは同様のものであってもよい。
それぞれが少なくとも1個の送信アンテナを備えた少なくとも2個の制御器ノードを備える通信ネットワークにおいて、結合空間符号化の符号テキストをノードに分配するよう、第二の通信ノード10を構成する。
第二の通信ノードには、第二の通信ノードの第一の送信装置210のサービス圏の位置に基づき、制御器ノードから第一の符号テキストを受信するよう構成したネットワーク・インタフェース209を備える。更に、第二の通信ノードには、第一の送信装置210のセル内のユーザ装置に、第一の送信装置210を通して第一の符号テキストを分配するよう構成した制御ユニット201を備える。本送信装置210には送信アンテナを備える。また当然のことであるが、第二の通信ノードには、第二の送信装置220、および第三、第四等の送信装置またはそのいずれかを備えてもよい。
ある実施形態では、第一の送信装置210のセル内の第一の送信装置210から無線チャネルにデータを送信するのに第一の符号テキストを適用させるよう、そして第一の送信装置210を介して本データを送信するよう、制御ユニット201を更に構成してもよい。図示の例では、第一の符号テキストは、例えば0度の第一の位相シフトΦ1を表示してもよく、第二の通信ノード20には、第二の送信装置220を介して、例えば90度の第二の位相シフトΦ2を表示して、第二の符号テキストを使用する第二の送信装置を備えてもよい。位相シフト(Φ1)と(Φ2)は、実際には、制御ユニット201が適用する重み係数である。閉ループMIMO方式では、各アンテナに対してUEが重みを決定し、ネットワークにシグナリングし、ネットワークは順に対応するアンテナで適用する。しかしながら、開ループMIMO方式では、ネットワーク自身が異なる送信アンテナで適当な重み係数を選択する。
ある実施形態では、ユーザ装置から第一の符号テキストに関するフィードバックを受信するよう構成した受信装置211を更に備える。本フィードバックは第一の符号テキストの選択を表示し、ネットワーク・インタフェース209を介してネットワークの制御器ノードに本フィードバックを転送するよう、制御ユニット201を構成する。ここで注意すべきであるが、送信/受信装置は分離したユニットであってもよく、または、図示のように、同じアンテナを備えてもよい。
第二の通信ノード20には、符号テキストを格納する可能性のあるメモリ・ユニット207および本方法のステップを実行するため、制御ユニットで遂行するよう構成したアプリケーションまたはそのいずれかを更に備えてもよい。
図14に、ユーザ装置における方法の図式的概観を示す。ユーザ装置は、各々が少なくとも1個の送信アンテナを備えた少なくとも2個の通信ノードを備える通信ネットワーク内にあり、本方法は、結合空間符号化の符号テキストを使用して動作セットアップを選択するためのものである。
ステップR2で、ユーザ装置は第二の通信ノードから第一の符号テキストを有する第一の信号を受信する。第一の符号テキストは、無線チャネルを介して、ユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストのいずれかとして送信される。
ステップR4で、ユーザ装置は、第三の通信ノードから第二の符号テキストを有する第二の信号を受信する。第二の符号テキストは、無線チャネルを介して、ユニキャスト、マルチキャストまたはブロードキャストのいずれかとして送信される。
ステップR6で、ユーザ装置は第一および第二の信号を評価する。
ステップR8で、本評価に基づき、ユーザ装置は符号テキストを選択する。ある実施形態では、本選択は、UEの好ましい前置符号化重みベクトル、その関連のコードブック・インデックスまたは同様のものを選択することであってもよい。好ましい前置符号化重みベクトルは、異なる基準により獲得されてもよく、例えば、好ましい前置符号化重みベクトルは、最良のスループット性能を実現するため、懸命な探索を通して獲得されてもよい。
ステップR10で、ユーザ装置は選択を表示するフィードバックを第二の通信ノードに送信する。次に、第二の通信ノードが制御器から分離している場合、第二の通信ノードは制御器ノードに本フィードバックを転送する。
本方法を実行するため、ユーザ装置が提供される。
図15に、ユーザ装置を示す。ユーザ装置は端末、移動端末(MT)、加入者局(SS)、移動局(MS)、携帯加入者局(PSS)、アクセス端末(AT)および/または同様のものを表わし、端末、移動端末、加入者局、携帯加入者局、移動局、アクセス端末の全体または一部の機能を含む。
各々が少なくとも1個の送信アンテナを備えた少なくとも2個の通信ノード備える通信ネットワークにおいて、結合空間符号化の符号テキストを使用して動作セットアップを選択するよう、ユーザ装置40を構成する。
ユーザ装置40には、第二の通信ノードから第一の符号テキストを有する第一の信号と、第三の通信ノードから第二の符号テキストを有する第二の信号とを受信するよう構成した受信装置403を備える。第二と第三の通信ノードには、例えば、基地局を備える。ユーザ装置には、本信号を評価し、本評価に基づいて符号テキストを選択し、そして本選択を表示するフィードバック・データを生成するよう構成した制御ユニット401を更に備える。ユーザ装置には、追加して、第二の通信ノードに本フィードバック・データを送信するよう構成した送信装置405を備える。
当然のことであるが、送信装置405には第一の送信アンテナまたは複数の送信アンテナを備えてもよく、受信装置には自身のアンテナを備えてもよく、または同じアンテナを使用してもよい。
ある実施形態では、好ましい前置符号化重みベクトルまたはその関連のコードブック・インデックスを見付け出すための評価に基づき、符号テキスト/信号を選択するよう、制御ユニット401を構成してもよい。
異なる基準により好ましい前置符号化重みベクトルを獲得してもよく、例えば、最良のスループット性能を実現するための懸命な探索を通して、前置符号化重みベクトルを獲得してもよい。
更に、ユーザ装置には、制御ユニット401で遂行する場合、本方法を実行するため、符号テキストおよびアプリケーションまたはそのいずれかを格納するよう構成したメモリ・ユニット407を備えてもよい。
ユーザ装置は、端末のその他の部品を直接的または間接的に支えるケースとカバーとを含む支持構造のような、追加の構成を含む移動デバイスであってもよい。移動デバイスは、キーパッドおよび、好ましくはマイクロフォンをもまた備えるユーザ入力インタフェースを有するよう更に工夫されていてもよい。また、ユーザ入力インタフェースには、キーパッドに加えてまたはその代わりに、タッチ検知ディスプレイを備えてもよい。更に、移動デバイスのユーザ出力インタフェースには、ディスプレイ、および好ましくはスピーカもまた備える。電源は、好ましくは、バッテリおよび、トランスフォーマを経由して電源差込口への接続のためのケーブル・ソケットの形式で移動デバイスに含まれる。
図面および明細書で、本発明の典型的な実施形態を開示した。しかしながら、本発明の原理から実質的に逸脱すること無しに、多くの変更と修正がこれらの実施形態に行うことができる。従って、特別な用語を採用しているが、それらは一般的で説明的意味でのみで、そして制限の目的ではなく使用しており、本発明の範囲は以下の特許請求範囲で定められる。

Claims (15)

  1. 異なる数の送信アンテナと異なる空間的方法能力とを備えた少なくとも2個の通信ノードを備える通信ネットワークにおいて、結合空間符号化の空間符号テキストを分配するための制御器ノード(10)における方法であって、
    少なくとも第一の空間符号テキストと第二の空間符号テキストとをもたらすシンボルを結合空間符号化するステップ(T2、S11)と、
    前記送信アンテナのサービスエリアの位置とユーザ装置からのフィードバックとに基づき、通信ネットワークの前記送信アンテナを少なくとも第一の送信アンテナ・グループと第二の送信アンテナ・グループとにグループ化するステップ(T4、S12)と、
    前記第一の空間符号テキストを第一の送信アンテナ・グループに、前記第二の空間符号テキストを第二の送信アンテナ・グループに分配するステップ(T6)と
    を有することを特徴とする方法。
  2. 異なる空間符号テキストの分配を、通信ネットワーク内のユーザ装置が両方の空間符号テキストを受信する方法で前記ユーザ装置に空間符号テキストを分配することで行えるよう、前記グループ化するステップ(T4、S12)は、前記送信アンテナのサービスエリアの位置に基づくことを特徴とする請求項1に記載の方法。
  3. 前記第一の空間符号テキストと前記第二の空間符号テキストとを、前記送信アンテナのサービスエリアの位置に基づいて交互に送信アンテナに分配するように、前記グループ化するステップ(T4、S12)を構成することを特徴とする請求項1または2に記載の方法。
  4. 前記送信アンテナを再グループ化するステップ(T10、S13)には、次に送信アンテナの再グループ化に使用する、前記ユーザ装置と送信アンテナとの距離またはスループットに基づいて選択された送信アンテナ・グループを表示するフィードバックをユーザ装置から受信するステップ(T8)を含むことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  5. 前記再グループ化するステップ(T10、S13)は、複数のユーザ装置からのフィードバックの統計値に基づく
    ことを特徴とする請求項に記載の方法。
  6. 前記グループ化する(T4、S12)ステップはまた、制御器ノード内に格納したノードの所定の能力に基づくことを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  7. 前記通信ネットワークの全てのノードのサービスエリアの位置は、前記制御器ノードの最初のセットアップの間に検索され(T1)、周期的に、および新規ノードが通信ネットワークに追加された場合に、あるいはそのいずれかで更新されることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  8. 前記通信ネットワークにはマルチメディア・ブロードキャスト単一周波数ネットワークを含み、または、前記結合空間符号化には空間時間ブロック符号化またはアンテナ別速度制御を含み、あるいはその両方であることを特徴とする請求項1乃至のいずれか一項に記載の方法。
  9. 異なる数の送信アンテナと異なる空間的方法能力とを備えた少なくとも2個の通信ノードを通信ネットワーク内に備える通信ネットワークにおいて、結合空間符号化の空間符号テキストをノードに分配するよう構成した制御器ノード(10)であって、
    シンボルを少なくとも第一の空間符号テキストと第二の空間符号テキストとに結合空間符号化するよう、かつ、送信アンテナのサービスエリアの位置とユーザ装置からのフィードバックとに基づき、通信ネットワークの送信アンテナを少なくとも第一の送信アンテナ・グループと第二の送信アンテナ・グループとにグループ化するよう構成した制御ユニット(101)と、
    前記第一の空間符号テキストを前記第一の送信アンテナ・グループに、前記第二の空間符号テキストを前記第二の送信アンテナ・グループに分配するよう構成したネットワーク・インタフェース(109)と
    を備えることを特徴とする制御器ノード(10)。
  10. 異なる数の送信アンテナと異なる空間的方法能力とを備えた少なくとも2個の通信ノードを通信ネットワーク内に備える通信ネットワーク内の第二の通信ノード(20)における方法であって、
    前記送信アンテナのサービスエリアの位置とユーザ装置からのフィードバックとに基づき、結合空間符号化の第一の空間符号テキストを制御器ノード(10)から受信するステップ(V2)と、
    前記第二の通信ノード(20)の第一の送信アンテナのセル内のユーザ装置に第一の空間符号テキストを分配するステップ(V6)と
    を有することを特徴とする方法。
  11. 前記第一の送信アンテナのセル内の第一の送信アンテナから無線チャネルへのデータの送信に第一の空間符号テキストを適用させるよう、動作状態にある前記第二の通信ノード(20)をセットアップし(V4)、該データを送信するステップを更に有することを特徴とする請求項10に記載の方法。
  12. ユーザ装置から前記第一の空間符号テキストに関するフィードバックを受信するステップであって、該フィードバックは、前記ユーザ装置と送信アンテナとの距離またはスループットに基づく第一の空間符号テキストの選択を表示するステップ(V8)と、
    前記通信ネットワークの制御器ノードに前記フィードバックを転送するステップ(V10)とを更に有することを特徴とする請求項10または11に記載の方法。
  13. 異なる数の送信アンテナと異なる空間的方法能力とを備えた少なくとも2個の通信ノードを備える通信ネットワークにおいて、通信ネットワーク内の結合空間符号化の動作設定をセットアップするよう構成した第二の通信ノード(20)であって、
    前記送信アンテナのサービスエリアの位置とユーザ装置からのフィードバックとに基づいて制御器ノードから結合空間符号化の第一の空間符号テキストを受信するよう構成したネットワーク・インタフェース(209)と、
    第一の送信装置(210)を通じて、第一の空間符号テキストを前記第一の送信装置(210)のセル内のユーザ装置に分配すよう構成した制御ユニット(201)と
    を備えることを特徴とする第二の通信ノード(20)。
  14. 結合空間符号化の空間符号テキストを使用して動作セットアップを選択するため、異なる数の送信アンテナと異なる空間的方法能力とを備えた少なくとも2個の通信ノードを備える通信ネットワーク内のユーザ装置(40)における方法であって、
    第二の通信ノードから第一の空間符号テキストを有する第一の信号を受信するステップ(R2)と、
    第三の通信ノードから第二の空間符号テキストを有する第二の信号を受信するステップ(R4)と、
    前記ユーザ装置と送信アンテナとの距離またはスループットに基づいて前記第一の信号および前記第二の信号を評価するステップ(R6)と、
    前記評価に基づき空間符号テキストを選択するステップ(R8)と、
    前記第二の通信ノードに対して前記選択を表示するフィードバックを送信するステップと
    を有することを特徴とする方法。
  15. 異なる数の送信アンテナと異なる空間的方法能力とを備えた少なくとも2個の通信ノードを備える通信ネットワークにおいて、結合空間符号化の空間符号テキストを使用して動作セットアップを選択するよう構成したユーザ装置(40)であって、
    第二の通信ノードから第一の空間符号テキストを有する第一の信号と、第三の通信ノードから第二の空間符号テキストを有する第二の信号とを受信するよう構成した受信装置(403)と、
    前記ユーザ装置と送信アンテナとの距離またはスループットに基づいて信号を評価し、該評価に基づき空間符号テキストを選択し、該選択を表示するフィードバック・データを生成するよう構成した制御ユニット(401)と、前記フィードバック・データを第二の通信ノードに対して送信するよう構成した送信装置(405)と
    を備えることを特徴とするユーザ装置(40)。
JP2011526832A 2008-09-12 2008-09-12 空間符号化方法および装置 Expired - Fee Related JP5374587B2 (ja)

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
PCT/SE2008/051024 WO2010030213A1 (en) 2008-09-12 2008-09-12 Methods and devices for spatial coding

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2012502579A JP2012502579A (ja) 2012-01-26
JP5374587B2 true JP5374587B2 (ja) 2013-12-25

Family

ID=40792927

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011526832A Expired - Fee Related JP5374587B2 (ja) 2008-09-12 2008-09-12 空間符号化方法および装置

Country Status (5)

Country Link
US (2) US8717947B2 (ja)
EP (1) EP2327166A1 (ja)
JP (1) JP5374587B2 (ja)
CA (1) CA2736713A1 (ja)
WO (1) WO2010030213A1 (ja)

Families Citing this family (38)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9819403B2 (en) 2004-04-02 2017-11-14 Rearden, Llc System and method for managing handoff of a client between different distributed-input-distributed-output (DIDO) networks based on detected velocity of the client
US9312929B2 (en) 2004-04-02 2016-04-12 Rearden, Llc System and methods to compensate for Doppler effects in multi-user (MU) multiple antenna systems (MAS)
US11394436B2 (en) 2004-04-02 2022-07-19 Rearden, Llc System and method for distributed antenna wireless communications
US8542763B2 (en) 2004-04-02 2013-09-24 Rearden, Llc Systems and methods to coordinate transmissions in distributed wireless systems via user clustering
US10749582B2 (en) 2004-04-02 2020-08-18 Rearden, Llc Systems and methods to coordinate transmissions in distributed wireless systems via user clustering
US10200094B2 (en) 2004-04-02 2019-02-05 Rearden, Llc Interference management, handoff, power control and link adaptation in distributed-input distributed-output (DIDO) communication systems
US11451275B2 (en) 2004-04-02 2022-09-20 Rearden, Llc System and method for distributed antenna wireless communications
US9826537B2 (en) 2004-04-02 2017-11-21 Rearden, Llc System and method for managing inter-cluster handoff of clients which traverse multiple DIDO clusters
US11309943B2 (en) 2004-04-02 2022-04-19 Rearden, Llc System and methods for planned evolution and obsolescence of multiuser spectrum
US10886979B2 (en) 2004-04-02 2021-01-05 Rearden, Llc System and method for link adaptation in DIDO multicarrier systems
US10425134B2 (en) 2004-04-02 2019-09-24 Rearden, Llc System and methods for planned evolution and obsolescence of multiuser spectrum
US10985811B2 (en) 2004-04-02 2021-04-20 Rearden, Llc System and method for distributed antenna wireless communications
US10277290B2 (en) 2004-04-02 2019-04-30 Rearden, Llc Systems and methods to exploit areas of coherence in wireless systems
US8654815B1 (en) 2004-04-02 2014-02-18 Rearden, Llc System and method for distributed antenna wireless communications
US9685997B2 (en) 2007-08-20 2017-06-20 Rearden, Llc Systems and methods to enhance spatial diversity in distributed-input distributed-output wireless systems
JP5358807B2 (ja) * 2008-02-26 2013-12-04 横河電機株式会社 マルチホップ無線通信システム
EP2327166A1 (en) 2008-09-12 2011-06-01 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (PUBL) Methods and devices for spatial coding
US8693442B2 (en) 2008-09-22 2014-04-08 Blackberry Limited Multi-site MIMO cooperation in cellular network
WO2011152767A1 (en) * 2010-06-01 2011-12-08 Telefonaktiebolaget Lm Ericsson (Publ) Method and arrangement for switching between unicast and broadcast modes in a wireless communication system
US8976770B2 (en) * 2010-07-27 2015-03-10 Lg Electronics Inc. Method and device whereby base station allocates nodes to terminal in a semi-static fashion in multi-node system
US20130235783A1 (en) * 2012-03-09 2013-09-12 Qualcomm Incorporated Evolved multimedia broadcast multicast service capacity enhancements
US11189917B2 (en) 2014-04-16 2021-11-30 Rearden, Llc Systems and methods for distributing radioheads
US10194346B2 (en) 2012-11-26 2019-01-29 Rearden, Llc Systems and methods for exploiting inter-cell multiplexing gain in wireless cellular systems via distributed input distributed output technology
US11190947B2 (en) 2014-04-16 2021-11-30 Rearden, Llc Systems and methods for concurrent spectrum usage within actively used spectrum
US11050468B2 (en) 2014-04-16 2021-06-29 Rearden, Llc Systems and methods for mitigating interference within actively used spectrum
US20140153471A1 (en) * 2012-11-30 2014-06-05 Qualcomm Incorporated Allowing unicast subframe structure for embms
US9923657B2 (en) * 2013-03-12 2018-03-20 Rearden, Llc Systems and methods for exploiting inter-cell multiplexing gain in wireless cellular systems via distributed input distributed output technology
US10164698B2 (en) 2013-03-12 2018-12-25 Rearden, Llc Systems and methods for exploiting inter-cell multiplexing gain in wireless cellular systems via distributed input distributed output technology
US9973246B2 (en) 2013-03-12 2018-05-15 Rearden, Llc Systems and methods for exploiting inter-cell multiplexing gain in wireless cellular systems via distributed input distributed output technology
US10488535B2 (en) 2013-03-12 2019-11-26 Rearden, Llc Apparatus and method for capturing still images and video using diffraction coded imaging techniques
US10547358B2 (en) 2013-03-15 2020-01-28 Rearden, Llc Systems and methods for radio frequency calibration exploiting channel reciprocity in distributed input distributed output wireless communications
US11290162B2 (en) 2014-04-16 2022-03-29 Rearden, Llc Systems and methods for mitigating interference within actively used spectrum
US9838880B2 (en) * 2014-04-24 2017-12-05 Commscope Technologies Llc. Unequal transmitter and receiver distribution in distributed antenna systems
US10536207B2 (en) 2015-10-30 2020-01-14 Qualcomm Incorporated Beamforming architecture for scalable radio-frequency front end
JP6763242B2 (ja) * 2016-09-05 2020-09-30 ソニー株式会社 通信装置及び通信方法
CN106301441B (zh) * 2016-09-21 2019-07-09 惠州Tcl移动通信有限公司 一种降低移动终端辐射伤害的方法及系统
KR102211519B1 (ko) * 2017-03-09 2021-02-03 삼성전자주식회사 방송 신호를 송신하는 장치, 방송 신호를 수신하는 장치, 및 이를 위한 방법
IT201800000832A1 (it) * 2018-01-12 2019-07-12 Inst Rundfunktechnik Gmbh Sender und/oder empfänger zum senden bzw. empfangen von rundfunkinformationssignalen

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
DE60323635D1 (de) * 2003-08-29 2008-10-30 Alcatel Lucent Schnelle Ablieferung von multimedialen Nachrichten in zellularen Netzwerken
US8059732B2 (en) * 2006-11-28 2011-11-15 Ntt Docomo, Inc. Method and apparatus for wideband transmission from multiple non-collocated base stations over wireless radio networks
US9130612B2 (en) * 2008-01-07 2015-09-08 Qualcomm Incorporated Unified uplink control signal formats
EP3169001B1 (en) * 2008-01-14 2020-02-26 Telefonaktiebolaget LM Ericsson (publ) Open loop precoder cycling in mimo communications
US8509291B2 (en) * 2008-02-08 2013-08-13 Qualcomm Incorporated Open-loop transmit diversity schemes with four transmit antennas
EP2327166A1 (en) 2008-09-12 2011-06-01 Telefonaktiebolaget L M Ericsson (PUBL) Methods and devices for spatial coding

Also Published As

Publication number Publication date
WO2010030213A1 (en) 2010-03-18
US8717947B2 (en) 2014-05-06
JP2012502579A (ja) 2012-01-26
US20140211877A1 (en) 2014-07-31
US20110164697A1 (en) 2011-07-07
CA2736713A1 (en) 2010-03-18
EP2327166A1 (en) 2011-06-01
US9088318B2 (en) 2015-07-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5374587B2 (ja) 空間符号化方法および装置
EP3479494B1 (en) System and method for hybrid beamforming diversity
JP7280247B2 (ja) 無線通信ネットワーク用マルチ接続ユーザデバイス
JP5753022B2 (ja) 無線通信システム、無線基地局装置、ユーザ端末及び無線通信方法
CN102239659B (zh) 用于传输参考信号的方法和通信网元
TWI538426B (zh) 增強型基地台及透過增強型分散式天線系統(eDAS)通信之方法
WO2014021008A1 (ja) 基地局装置、ユーザ端末、通信システム及び通信制御方法
US20110134875A1 (en) Method for cooperative communications among base stations
US20110013710A1 (en) System and Method for Information Feedback in a Wireless Communications System with Coordinated Multiple Point Transmission
CN102511130A (zh) 对协作多点传输的改进
KR20100110746A (ko) 멀티캐스트 브로드캐스트 데이터 전송 방법
JP6296165B2 (ja) 無線ネットワークにおいてユーザ機器と基地局との間でデータを送信する方法
EP2936698B1 (en) Method and apparatus for providing generic hierarchical precoding codebooks
CN110352566B (zh) 云无线电接入网络系统中的分布式mimo和/或发送分集
KR20100007677A (ko) 다중 셀 기반에서 멀티-셀 mimo 적용 방법
Osseiran et al. The road to IMT-advanced communication systems: State-of-the-art and innovation areas addressed by the WINNER+ project
EP2577885A1 (en) Method and arrangement for switching between unicast and broadcast modes in a wireless communication system
KR101422026B1 (ko) 다중 입출력 시스템에서, 신호를 송수신하는 방법
JP2018078593A (ja) 基地局装置、ユーザ端末及び無線通信方法
Baligh et al. Two-tier distributed and open loop multi-point cooperation using SCMA
CN116670931A (zh) 用于极化波束的时间、空间分离和信道非互易性校正的方法及利用其的多重波束天线装置
Li et al. Transmit beamforming scheme for multi-antenna multicasting system with limited-rate feedback

Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20130208

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20130222

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20130516

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20130906

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130920

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5374587

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees