JP5374300B2 - 電動工具 - Google Patents

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Description

本発明は、外部の管理装置との間で作業内容に関わる作業情報を無線通信する無線通信機能を備えた電動工具に関するものである。
従来から、複数の電動工具が、各電動工具の認識番号、締付トルク、ねじ締め本数、作業時間、電池残量などの作業情報を外部の管理装置に対して無線送信することによって、管理装置側で各電動工具によるねじ締め作業を記録したり管理する管理システムが提案されている。
特許文献1に開示された管理システムでは、管理装置から電動工具へトルク設定値等の管理情報を送ることにより、各電動工具に管理情報を設定し、作業内容に応じた設定を管理装置側から行うことができる。
このようにすることで、例えば、ある作業工程でねじ締め本数が所定の本数に達したことを電動工具側から管理装置に送信すると管理装置では作業工程が終了したと判断して、次の作業工程でのトルク設定値などの管理情報を電動工具側に送信し、各工程ごとに作業者が自らトルク設定値などの設定を変更しなくても、自動的に設定が更新されるので、作業性が向上するという利点がある。
また、特許文献2に示すようにモータの動作状態を監視し、モータの非動作時に作業情報の無線通信を開始させる無線通信機を備えているものが示されており、電池からモータ制御部と無線通信機に電力が供給されている。
特開2000−334670号公報 特開2008−213068号公報
しかし、上記特許文献2に開示された電動工具では、不使用時の無線通信機への動作電力の供給方法が示されておらず、常時無線通信機への通電を行うと電力を無駄に消費してしまうという問題があった。また、送信できない時は、永続的に送信が行われたりするのでさらに電力の消耗を招いてしまうという問題があった。
本発明は上記問題点に鑑みて為されたものであり、その目的とするところは、通電が必要な電動工具内の装置には、通電することができて、通電の必要がなくなった電動工具内の装置には、通電を遮断することができて、電力の無駄な消耗を防ぐことができる電動工具を提供することにある。また、電動工具と、管理装置との間のデータ通信をより確実に行うことのできる電動工具を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の電動工具1aは、モータ16と、モータ16を制御するモータ制御部31aと、モータ制御部31aを起動させるスイッチ18と、外部の管理装置2との間で無線通信する無線通信機35と、報知手段と、を備え、スイッチ18の操作が開始されると、モータ16と無線通信機35に通電され、スイッチ18の操作が終了されると、モータ16への通電は遮断され、無線通信機35への通電は、一定期間T継続した後に、遮断され、前記一定期間Tの間に、無線通信機35と管理装置2との間で、作業情報と次の作業工程の管理情報を無線通信できなかった場合に、前記報知手段によってデータ通信失敗が報知されることを特徴とする。
このようにすることで、電動工具1aによる締め付け等の作業が終了したら、スイッチ18の操作を終了して、駆動させる必要がなくなったモータ16には通電を行わないようにすることができる。また、無線通信機35には通電を継続させることができるので、作業終了後に作業した内容を管理装置2に無線通信することができる。また、一定期間T継続した後に、無線通信機35への通電を遮断するようにしたことで、外部への無線通信が終了し、駆動させる必要がなくなった無線通信機35への通電を、スイッチ18の操作終了から一定期間T後には遮断することができる。また、一定期間Tの間に、無線通信機35と管理装置2との間で、作業情報と次の作業工程の管理情報を無線通信できなかった場合には、報知手段によってデータ通信失敗を報知することができる。
また、上記無線通信機35は、外部に無線通信できない場合、無線通信できるまで、上記一定期間Tの間、複数回通信を繰り返すことが好ましい。
このようにすることで、外部に無線通信できるまで、複数回通信を繰り返すので、外部への無線通信をより確実に行うことができる。また、一定期間T内に、複数回通信を繰り返すようにしているので、通信の途中で無線通信機35への通電が遮断してしまうことがない。
本発明の電動工具は、電動工具による締め付け等の作業が終了した後も、通電が必要な電動工具内の装置には、通電を継続することができて、通電の必要がなくなった電動工具内の装置には、通電を遮断することができて、電力の無駄な消耗を防ぐことができる。
また、一定期間内に、複数回通信を繰り返すようにしたことで、電動工具と、外部との間のデータ通信をより確実に行うことができる。
本発明の実施形態の電動工具と管理装置の内部回路に関する概略ブロック図である。 同上の電動工具の管理装置との通信を示す説明図である。 同上の電動工具の模式的に示した説明図である。 同上の電動工具の通信が1回で完了する場合のタイムチャートである。 同上の電動工具の通信が1回で完了しない場合のタイムチャートである。
以下に、本発明に係る電動工具の実施形態を図面に基づいて説明する。
図2は管理システムの概略構成図であり、この管理システムは、例えば工場などでねじの締め作業や穴開け作業などに使用される1乃至複数台の電動工具1a、1b、1c…と、外部の管理装置2とで構成されている。電動工具1a、1b、1c…と、管理装置2との間で、各電動工具1a、1b、1c…の認識番号、締付トルク、ねじ締め本数、作業時間、電池残量などの作業情報や、次の作業工程でのトルク設定値などの管理情報の通信を行って、管理を行うようになっている。
電動工具1a、1b、1c…は同様の構成を有しているので、電動工具1aを図3を参照して説明する。
電動工具1aは、手で把持可能な大きさに形成された中空丸筒状のグリップ部11の軸方向一端(上端)に、グリップ部11の軸方向に交差する方向を軸方向とする中空丸筒状の本体12を設け、グリップ部11と本体12とで側面視略T字状をなしている。また、グリップ部11の軸方向他端(下端)には電池収容部13を設けている。この本体12、グリップ部11、電池収容部13とで電動工具のハウジング10を形成している。電池収容部13の内部には充電池の電池13aが収納され、電池収容部13はグリップ部11の下端部に着脱自在に取り付けられている。なお、電池収容部13はグリップ部11の下端部と一体に形成しても良い。
本体12の軸方向一端側(前端側)には、金属製のカバー部12aを設け、さらにその前端側には、ドライバービットやソケットなどの工具(ビット)14が着脱自在に装着される金属製のチャック15を設けている。チャック15は、本体12の軸方向他端側(後端側)に設けたモータ16を駆動源として、本体12の軸方向を中心に回転駆動されるものであり、モータ16の回転駆動力は本体12に内装した駆動伝達部17を介してチャック15に伝達される。モータ16の後端側には、モータ駆動部32が設けられており、モータ駆動部32は、モータ制御部31aからの指令を受けて、モータ16を励磁して駆動させる。
駆動伝達部17は、後端側をモータ16に連結した減速機17aと、減速機17aの前端側に連結される打撃発生部17bとで構成され、減速機17a及び打撃発生部17bを介してモータ16の回転駆動力が減速されてチャック15にまで伝達される。チャック15に所定荷重がかかるまでは、その減速された回転駆動力がチャック15にまで伝達され、、チャック15に所定荷重を超える荷重がかかる場合には打撃発生部17bにて打撃運動が行われ、この打撃運動によりチャック15に衝撃的な回転駆動力が伝達されるようになっている。
また、グリップ部11の上端部の、チャック15側の面である前面には、引込操作によりモータ16を回転するトリガー型のスイッチ18を前後方向に出し入れ自在に設けている。また、グリップ部11の内部には、トリガー型のスイッチ18の引込量に応じてモータ16の回転速度を無段階で調節する回転速度調節スイッチ18aが、電池13aとモータ制御部31a、及び電池13aとモータ駆動部32、それぞれを電気的に接続させるように設けられている。回転速度調節スイッチ18aのスイッチが入ると、連動してスイッチが入る電源スイッチ40が、電池13aとモータ制御部31a、及び電池13aと無線通信機35、それぞれを電気的に接続するように設けられている。ここで、回転速度調節スイッチ18aのスイッチが切れても、電源スイッチ40は連動してすぐに切れるようにはなっておらず、一定期間T経過後、切れるようになっている。一定期間T経過前に、再度、回転速度調節スイッチ18aのスイッチが入ると、電源スイッチ40は継続してスイッチが入った状態のままとなる。また、トリガー型のスイッチ18の図3における上方のやや後方には、モータ16の回転方向を正転又は逆転方向に切り替えるための正逆切替スイッチ19が本体12の表面から突出する形で露設されている。また、グリップ部11の内部の上部には、モータ制御部31aが収納されており、グリップ部11の内部の下部には、無線通信機35の電動工具側無線制御部(以後、工具側無線制御部とする)31bと、電動工具側無線通信部(以後、工具側無線通信部とする)33と、電動工具側記憶部(以後、工具側記憶部とする)34が収納されている。無線通信機35は、さらに可撓性を有するアンテナ線と電動工具側アンテナ(以後、工具側アンテナとする)33aを有する。
また、グリップ部11の外側の下部後側には回動軸37を介して引掛フック36が前後方向に回動自在に枢支されている。引掛フック36を回転させて、引掛フック36とグリップ部11の間の隙間に例えば腰ベルトを差し込むことにより、電動工具1aを腰ベルトに吊り下げておくことができる。また、グリップ部11の下部後側には、落下防止用のループ状の帯紐38が取り付けられている。
なお、図2にも示すように、電動工具1a、1b、1c…は、一連の作業を終えた作業中断時や終了時などの非使用時において、作業場所に設置された工具フォルダ3の保持穴3a内に本体12の前側部分(チャック15を配した出力側部分)を斜め下方を向く姿勢で挿入した状態で、工具フォルダ3に保持される。
続いて、図1に示す実施形態の電動工具1aと管理装置2の内部回路に関する概略ブロック図について説明する。
管理装置2は、管理装置側無線通信部(以後、管理側無線通信部とする)21と、管理装置側アンテナ(以後、管理側アンテナとする)21aと、管理装置側無線制御部(以後、管理側無線制御部とする)22と、管理装置側記憶部(以後、管理側記憶部とする)23とから形成されている。管理装置2は、管理装置側アンテナ21aで、電動工具1aの認識番号、締付トルク、ねじ締め本数、作業時間、電池残量などの作業情報を、電動工具1aの工具側アンテナ33aから無線通信で受信して、管理側記憶部23に記憶させる。また、管理側無線制御部22で、次の作業工程でのトルク設定値などの管理情報を管理側無線通信部21に送信するよう指令して、管理装置側アンテナ21aから、電動工具1aの工具側アンテナ33aに向けて送信する。ここで、管理装置2は、電動工具1aの工具側アンテナ33aから無線通信で上記作業情報を受信した際には、管理側無線制御部22に指示させて、管理装置側アンテナ21aから受信完了信号を、電動工具1aの工具側アンテナ33aに向けて送信する。
電動工具1aに関しては、トリガー型のスイッチ18が引き込まれると、電池13aとモータ制御部31a、及び電池13aとモータ駆動部32、それぞれを電気的に接続する回転速度調節スイッチ18aのスイッチがONになる。このとき、引き込んだ量に応じた電力が、モータ駆動部32には供給されるようになっている。モータ制御部31aは、電力が供給され始めると、電池13aとモータ制御部31a、及び電池13aと無線通信機35の工具側無線制御部31b、及び電池13aと無線通信機35の工具側無線通信部33、それぞれを電気的に接続する電源スイッチ40に、スイッチをONにする指令を送るようになっている。また、モータ制御部31aは、正逆切替スイッチ19からの入力信号に基づいて、モータ16を正転させるか逆転させるか(ねじを締めるか、或いは、緩めるか)の指令をモータ駆動部32に送る。なお、モータ制御部31aは、工具側無線制御部31bで受信した管理装置2から送られてきた次の作業工程でのトルク設定値などの管理情報のデータに基づいた制御も可能となっている。
電動工具1aによる締め付け等の作業が終了して、トリガー型のスイッチ18が離されると、工具側無線制御部31bは、電動工具1aの認識番号、締付トルク、ねじ締め本数、作業時間、電池残量などの作業情報のデータをモータ制御部31aから入力され、工具側記憶部34に記憶させる。また、工具側無線制御部31bは、工具側無線通信部33に指令を出して、工具側アンテナ33aから上記作業情報のデータを管理装置2の管理装置側アンテナ21aに向けて送信させる。この後、管理装置2の管理装置側アンテナ21aから受信完了信号を受けると、送信が完了したと判断し、それ以上、上記作業情報を送信しないよう工具側無線通信部33に指令を出す。また、この時、工具側無線制御部31bは、受信完了信号とは別に、次の作業工程でのトルク設定値などの管理情報を管理装置2から工具側アンテナ33aに受信して、工具側記憶部34に記憶し、モータ制御部31aに出力する。ここでモータ制御部31aと工具側無線制御部31bとは、例えばマイクロコンピュータにより構成されている。
図4には、通信が1回で完了する場合のタイムチャートを示す。回転速度調節スイッチ18aがONになると、モータ制御部31aとモータ16に給電が開始され、駆動状態になる。また、同時に電源スイッチ40がONになり、モータ制御部31aと工具側無線制御部31bと工具側無線通信部33に給電が開始され、工具側無線制御部31bと工具側無線通信部33とは駆動可能状態になる。工具側無線制御部31bと工具側無線通信部33とは、モータ16の回転終了後に管理装置2との通信を行うので、この時、まだ駆動状態(通信状態)となっていない。トリガー型のスイッチ18を離して、回転速度調節スイッチ18aをOFFにすると、回転速度調節スイッチ18aを通じてのモータ制御部31a及びモータ16への給電が停止され、駆動停止となる。ここで、モータ制御部31aへの給電は、電源スイッチ40から継続されているが、モータ16は駆動させる必要のない状態になっているので、モータ制御部31aは、モータ16を制御していない状態、すなわち駆動停止状態となっている。回転速度調節スイッチ18aがOFFにされても、電源スイッチ40は、OFFにされた直後から一定期間T、ONになったままになるよう設定されているので、工具側無線制御部31b及び工具側無線通信部33には、給電が継続され、駆動可能な状態となっている。ここで、モータ16の回転を停止した状態で、工具側無線制御部31bからは、工具側無線通信部33にモータ16の回転開始から回転停止までの上記作業情報のデータの送信が指示されて、データの送信を管理装置2に向けて行うので、工具側無線制御部31bと工具側無線通信部33とはONになっている。管理装置2の管理側無線通信部21が、上記作業情報のデータを受信すると、工具側無線通信部33に受信完了信号を送信する。管理装置2の管理側無線通信部21からの受信完了信号を受けて通信は完了し、工具側無線制御部31bと工具側無線通信部33とは、次のモ-タ16の回転終了まで、給電の必要のない状態となる。このまま、トリガー型のスイッチ18が一定時間T押されなければ、一定時間T経過後、電源スイッチ40はOFFになり、モータ制御部31aと工具側無線制御部31bと工具側無線通信部33とへの給電は停止される。一定時間T経過前に、トリガー型のスイッチ18が押されれば、引き続き電源スイッチ40はONのままとなる。
図5には、通信が1回で完了しない場合のタイムチャートを示す。ここで、上述の工具側無線通信部33からの上記作業内容のデータが1回送信された後から説明を行う。管理装置2の管理側無線通信部21から受信完了信号が来ない場合、管理装置2の管理側無線通信部21は非駆動状態(非通信状態)となっている。工具側無線制御部31bからは、工具側無線通信部33に同じ上記作業内容のデータの送信を指示し、管理装置2の管理側無線通信部21から受信完了信号が来るまで、複数回行う。管理装置2の管理側無線通信部21が受信完了信号を送った時点で、工具側無線制御部31bと工具側無線通信部33とは、次のモ-タ16の回転終了まで、給電の必要のない状態となる。そして、回転速度調節スイッチ18aがOFFになってから一定期間T経過後、モータ制御部31aと工具側無線制御部31bと工具側無線通信部33に給電が停止される。ここで、回転速度調節スイッチ18aがOFFになってから一定期間Tまでに、管理装置2の管理側無線通信部21から受信完了信号を工具側アンテナ33aを介して工具側無線制御部31bに受信することができなければ、工具側無線制御部31b及び工具側無線通信部33への給電が停止されて、データ通信失敗となり、電源スイッチはOFFになる。
ここで、電動工具1aには、上記のようにデータ通信失敗となったことを管理者又は使用者に知らせるために、ブザー等の報知手段を設けることが好ましい。なお、報知のタイミングとしては、一定期間T経過前に、受信完了信号を受信していない状態で、トリガー型のスイッチ18が再度押されたタイミングでそのような報知手段で報知することが望ましい。また、一定期間T内に、トリガー型のスイッチ18が再度押されない場合は、一定期間T経過直前に、そのような報知手段で報知することが望ましい。このようにすれば、新しく作業を開始する際に、適切な締付トルクではない状態の電動工具1aを使用することを防止することができる。
上記のような構成を本発明の電動工具1aは有することで、電動工具1aによる締め付け等の作業が終了したら、スイッチ18の操作を終了して、駆動させる必要がなくなったモータ16には通電を行わないようにすることができる。また、無線通信機35には通電を継続させることができるので、作業終了後に作業した内容を管理装置2に無線通信することができる。また、一定期間T継続した後に、無線通信機35への通電を遮断するようにしたことで、管理装置2への無線通信が終了し、駆動させる必要がなくなった無線通信機35への通電を遮断することができる。
このようにして本発明の電動工具1aは、電動工具1aによる締め付け等の作業が終了した後も、通電が必要な電動工具1a内の装置には、通電を継続することができて、通電の必要がなくなった電動工具1a内の装置には、通電を遮断することができて、電力の無駄な消耗を防ぐことができる。
また、管理装置2に無線通信できるまで、複数回通信を繰り返すようにしたことで、管理装置2への無線通信をより確実に行うことができる。また、通信の途中で、一定時間Tが経過して無線通信機35への通電が遮断してしまうことがないようにするために、一定期間T内で複数回通信を繰り返すように設定している。
ここで、管理装置2からの受信完了信号を工具側アンテナ33aで受けた際に、モータ制御部31aから電源スイッチ40にスイッチをOFFにするような指示を送るようにすれば、更に電池の電力の無駄な消費を抑えることができる。
尚、本実施形態ではグリップ部11と本体12とで側面視略T字状をなすハウジング10を備えた電動工具を例に説明を行ったが、本体12とグリップ部11とが直線状に並んだ側面視略I字状等の他形状のハウジングを備えた電動工具でも良いことは言うまでもない。また、本実施形態では電動工具としてインパクトドライバを例に説明を行ったが、オイルパルスインパクトドライバやインパクト機能をもたないドライバ等の、他の機能を発揮する電動工具であっても良い。
1a 電動工具
2 管理装置
3 工具フォルダ
3a 保持穴
10 ハウジング
11 グリップ部
12 本体
12a カバー部
13 電池収容部
13a 電池
14 工具
15 チャック
16 モータ
17 駆動伝達部
17a 減速機
17b 打撃発生部
18 トリガースイッチ
18a 回転速度調節スイッチ
19 正逆切替スイッチ
21 管理装置側無線通信部
21a 管理装置側アンテナ
22 管理装置側通信制御部
23 管理装置側記憶部
31a モータ制御部
31b 電動工具側通信制御部
32 モータ駆動部
33 電動工具側無線通信部
33a 電動工具側アンテナ
34 電動工具側記憶部
36 引掛フック
37 回動軸
38 帯紐
40 電源スイッチ

Claims (2)

  1. モータと、前記モータを制御するモータ制御部と、前記モータ制御部を起動させるスイッチと、外部の管理装置との間で無線通信する無線通信機と、報知手段と、を備え、
    前記スイッチの操作が開始されると、前記モータと前記無線通信機に通電され、前記スイッチの操作が終了されると、前記モータへの通電は遮断され、前記無線通信機への通電は、一定期間継続した後に、遮断され
    前記一定期間の間に、前記無線通信機と前記管理装置との間で、作業情報と次の作業工程の管理情報を無線通信できなかった場合に、前記報知手段によってデータ通信失敗が報知されることを特徴とする電動工具。
  2. 上記無線通信機は、外部に無線通信できない場合、無線通信できるまで、上記一定期間の間、複数回通信を繰り返すことを特徴とする請求項1記載の電動工具。
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