JP5373219B1 - 面積流量計 - Google Patents

面積流量計 Download PDF

Info

Publication number
JP5373219B1
JP5373219B1 JP2013103026A JP2013103026A JP5373219B1 JP 5373219 B1 JP5373219 B1 JP 5373219B1 JP 2013103026 A JP2013103026 A JP 2013103026A JP 2013103026 A JP2013103026 A JP 2013103026A JP 5373219 B1 JP5373219 B1 JP 5373219B1
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
float
flow rate
sectional area
passage hole
fluid passage
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2013103026A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2014224703A (ja
Inventor
浩平 先山
明裕 鶴田
健二 松坂
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Keiso Co Ltd
Atsuden Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Keiso Co Ltd
Atsuden Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Keiso Co Ltd, Atsuden Co Ltd filed Critical Tokyo Keiso Co Ltd
Priority to JP2013103026A priority Critical patent/JP5373219B1/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP5373219B1 publication Critical patent/JP5373219B1/ja
Publication of JP2014224703A publication Critical patent/JP2014224703A/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Measuring Volume Flow (AREA)

Abstract

【課題】面積流量計において、フロートの径を変えることなく流通断面積を大きくし、その分だけ大きな流量測定に対応する。
【解決手段】鉛直方向に配置されたガラス等の透明体から成るテーパ管1は、上部にゆく程内径が大きくなっており、テーパ管1内を流体が下方から上方に流れるようになっている。テーパ管1内を上下に移動してその時点の流量を示すフロート2には、中心軸に沿って断面円形の流体通過孔2aが穿孔されている。
流通断面積はテーパ管1の内径とフロート2の外径間に形成される環状断面積に加えて、フロート2の流体通過孔2aの断面積が加わるので、より大きな流量測定が可能となる。
【選択図】図1

Description

本発明は、テーパ管内で作動するフロート(浮子)の位置を読み取って流量を測定する面積流量計に関するものである。
管内を移動する流量を測定する際に、上方に広がるテーパ管を鉛直方向に配置して下方から流体を流し、テーパ管内のフロートが流量に依存して上下するという原理を利用した面積流量計は従来から用いられている。
つまり、テーパ管の下方から流体を導入すると、流れはフロートにより絞られ、その上下に差圧が生ずる。フロートはこの差圧による上向きの力を受けて上昇するが、フロートがテーパ管の上方に移動するのに伴いテーパ管とフロートとの間の環状の流通断面積が大きくなり、その上昇力は次第に減少し、フロートは浮力を差し引いた有効重量と平衡する位置で停止する。
このときのフロートの上昇高さによって決まる流通断面積と流量は比例関係にあるので、その位置を検出して流量を求めることができる。
特開2000−65611号公報
面積流量計において、測定流量を大きくするには、流通断面積を大きくすると共にフロートの有効重量を大きくする必要がある。流通断面積を大とするには、テーパ管の内径とフロートの直径との差を大きくすることが必要であり、フロートが揺動し易くなり、フロート位置の読取り精度が問題となることもある。一方、フロートの重量を大きくするには、フロートの長さを大きくしたり、特殊な材料を使用することになる。
引用文献1において、中心に孔部が設けられているフロートが開示されている。しかし、この孔部はフロートをガイド軸に沿って安定させて上下動させるものであり、フロート部の孔部には流体を通過させる隙間は殆どなく、フロートの孔部は流通断面積とは無関係である。
本発明の目的は、上述の課題を解決し、フロートの中心に流体通過孔を設けて流通断面積を大きくすることにより、同じテーパ管を用いても、より大きな流量の測定を可能とし、精度の良い測定ができる面積流量計を提供することにある。
上記目的を達成するための本発明に係る面積流量計は、テーパ管中のフロートの位置を基に、前記テーパ管内を下方から上方に向けて流れる流体の流量を測定する面積流量計において、前記フロートの中心軸に沿って流体通過孔を穿孔し、前記テーパ管と前記フロートとの間に形成される環状断面積と前記フロートに設けた流体通過孔の断面積との和の流通断面積を通過する流量の大きさによって前記フロートを押し上げる力と、前記フロートの浮力を差し引いた自重とが釣り合う前記フロートの上下位置により流量を測定することを特徴とする。
また、本発明に係る面積流量計は、テーパ管中のフロートの位置を基に、前記テーパ管内を下方から上方に向けて流れる流体の流量を測定する面積流量計において、前記フロートの中心軸に沿って流体通過孔を穿孔し、前記テーパ管の中心に上部の径を小、下部の径を大とした錐状の棒状体を取り付け、該棒状体を前記フロートの流体通過孔内に挿入し、前記フロートを前記棒状体に沿って移動するようにし、前記テーパ管と前記フロートとの間に形成される環状断面積と前記棒状体が挿入された前記フロートの流体通過孔の有効断面積との和の流通断面積を通過する流量の大きさによって前記フロートを押し上げる力と、前記フロートの浮力を差し引いた自重とが釣り合う前記フロートの上下位置により流量を測定することを特徴とする。
本発明に係る面積流量計によれば、フロートの中心に流体通過孔を設けたことにより、フロートの径を変えることなく流通断面積が大きくなり、その分だけ大きな流量測定に対応できる。
また、フロートに流体通過孔を設けたことによりフロートが軽くなり、圧力が小さな被測定流体に対しても測定が可能となる。
実施例1の面積流量計の縦断面図である。 上部ストッパの斜視図である。 下部ストッパの斜視図である。 実施例2の縦断面図である。 実施例3の縦断面図である。 図5のA−A線に沿った断面図である。
本発明を図示の実施例に基づいて詳細に説明する。
図1は実施例1の面積流量計の縦断面図であり、鉛直方向に配置されたガラス等の透明体又は金属体から成るテーパ管1は、上部にゆく程内径が大きくなっており、テーパ管1内を流体Fが下方から上方に流れるようになっている。テーパ管1内を上下に移動してその時点の流量を示すフロート2は、例えば金属材から成る略円筒体とされ、中心軸に沿って断面円形等の流体通過孔2aが穿孔されている。また、テーパ管1の外面には図示しない流量目盛が印刷等により画かれている。
テーパ管1の上下部のそれぞれには、フロート2の移動範囲を規制するために、図2に示す上部ストッパ3、図3に示す下部ストッパ4が設けられている。上部ストッパ3、下部ストッパ4は3方向の梁状の支持部3a、4aにより構成され、これらの支持部3a、4aの間を流体Fが流れるようにされている。また、下部ストッパ4上には、上方に尖った錐体から成る棒状体4bが設けられており、この棒状体4bはフロート2の流体通過孔2a内に下方から挿入されるようになっている。
流体通過孔2aはフロート2がどの位置にあっても、常時、この流体通過孔2aの断面積に相当する流通断面積の差をもたらすことになる。従って、特に流体Fの流量が小さい場合の測定値を不安定とさせることになり、低流量時に点線で示す位置にフロート2が下降している場合には、下部ストッパ4の例えば円錐状の棒状体4bにより流体通過孔2aの断面積が小さくなるように、流体通過孔2aの入口を塞ぐようにしている。
流量測定中は、テーパ管1の内径とフロート2の外径とで形成される環状断面積及び流体通過孔2aの断面積との和の流通断面積を通過する流量の大きさにより、流体Fがフロート2を押し上げる力と、フロート2の浮力を差し引いた自重とが釣り合う上下方向位置でフロート2は停止する。従って、その位置を目盛から読み取ることにより流量を知ることができる。
このように、フロート2に流体通過孔2aを設けることにより、同じサイズのテーパ管1、フロート2を用いても流通断面積が大きくなるため、より大きな流量測定に対応することができる。なお、流通断面積を大きくするだけならば、フロート2の径を小さくすれば済むが、これによるとフロート2とテーパ管1の内壁との間隙が大きくなるので、フロート2の揺動が大きくなる。
また、フロート2の流体通過孔2a内に例えば螺旋状の溝部を形成すると、流量測定中にフロート2に回転力が与えられ、遠心力のバランスによりフロート2はテーパ管1の中心に安定して位置するようになり、測定値が更に安定する。
なお、一般に面積流量計は低流量において流量を精度良く測定できないが、下部ストッパ4に設けた棒状体4bの形状を工夫することにより、その特性を改善できる可能性がある。
図4は実施例2の縦断面図であり、図1に示す棒状体4bはテーパ管1の上部にまで延在された棒状体5とされている。棒状体5は好ましくは円錐状であり、上方に向かうにつれ細径とされた錐体が下部ストッパ4から上部ストッパ3に至るまで延びており、フロート2の流体通過孔2a内に挿通されている。棒状体5の上端5aの細径部は上部ストッパ3に固定され、下端5bの大径部の一部は下部ストッパ4に固定されている。棒状体5の材質は精密加工等を考慮すると金属製が好ましいが、合成樹脂製であってもよい。
この実施例2の面積流量計では、棒状体5が挿入された流体通過孔2aの有効断面積は、フロート2の上下位置によって異なり一定ではないが、テーパ管1とフロート2間の環状断面積に加えて、フロート2の流体通過孔2a内を流体Fが流通することにおいて実施例1と同様である。フロート2は棒状体5に沿って動くことにより、フロート2は安定して上下動し、停止した位置を基に流量を検知できることは実施例1と同様である。
また、棒状体5は上部に至るほど細径となっているので、テーパ管1とフロート2の流通断面積の拡大率は単なるテーパ管よりも大きくなり、テーパ管1自体の拡大率が大きくなることと等価である。従って、流量測定範囲が拡大することになる。
図5は実施例3の縦断面図、図6は図5のA−A線に沿った断面図である。テーパ管1の内壁とフロート2との間に生ずるがたを防止するために、テーパ管1の内壁から内方に突出して、長手方向に複数の例えば3本の条片状のガイド用のリブ6がテーパ管1と一体に設けられている。これらのリブ6はテーパ管1の断面に対し例えば120度の等角度で配置されている。
リブ6はテーパ管1の長手方向に沿って、その頂部6a同士が平行に配置されているので、フロート2はテーパ管1に対する上下のどの位置にあっても、リブ6の頂部6aに対する間隙は同じであり、フロート2の姿勢がリブ6によって支持され、揺動が発生することがなくなる。
1 テーパ管
2 フロート
2a 流体通過孔
3 上部ストッパ
3a 支持部
4 下部ストッパ
4a 支持部
4b、5 棒状体
6 リブ

Claims (6)

  1. テーパ管中のフロートの位置を基に、前記テーパ管内を下方から上方に向けて流れる流体の流量を測定する面積流量計において、前記フロートの中心軸に沿って流体通過孔を穿孔し、前記テーパ管と前記フロートとの間に形成される環状断面積と前記フロートに設けた流体通過孔の断面積との和の流通断面積を通過する流量の大きさによって前記フロートを押し上げる力と、前記フロートの浮力を差し引いた自重とが釣り合う前記フロートの上下位置により流量を測定することを特徴とする面積流量計。
  2. 前記流体通過孔内に螺旋状の溝部を形成したことを特徴とする請求項1に記載の面積流量計。
  3. 前記テーパ管の上下部に前記フロートの移動範囲を規制する上部ストッパと下部ストッパとを設けたことを特徴とする請求項1又は2に記載の面積流量計。
  4. 低流量時に前記フロートが前記下部ストッパ上に位置する場合に、前記下部ストッパに設けた上方に尖った錐状の棒状体を前記フロートの流体通過孔に挿入することを特徴とする請求項に記載の面積流量計。
  5. 前記テーパ管に沿って前記テーパ管の内方に突出する複数の条片状のリブを前記テーパ管の内壁に沿って設け、これらのリブは頂部同士を互いに平行とし、前記リブの頂部により前記フロートの姿勢を支持することを特徴とする請求項1〜の何れか1項に記載の面積流量計。
  6. テーパ管中のフロートの位置を基に、前記テーパ管内を下方から上方に向けて流れる流体の流量を測定する面積流量計において、前記フロートの中心軸に沿って流体通過孔を穿孔し、前記テーパ管の中心に上部の径を小、下部の径を大とした錐状の棒状体を取り付け、該棒状体を前記フロートの流体通過孔内に挿入し、前記フロートを前記棒状体に沿って移動するようにし、前記テーパ管と前記フロートとの間に形成される環状断面積と前記棒状体が挿入された前記フロートの流体通過孔の有効断面積との和の流通断面積を通過する流量の大きさによって前記フロートを押し上げる力と、前記フロートの浮力を差し引いた自重とが釣り合う前記フロートの上下位置により流量を測定することを特徴とする面積流量計。
JP2013103026A 2013-05-15 2013-05-15 面積流量計 Expired - Fee Related JP5373219B1 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013103026A JP5373219B1 (ja) 2013-05-15 2013-05-15 面積流量計

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013103026A JP5373219B1 (ja) 2013-05-15 2013-05-15 面積流量計

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP5373219B1 true JP5373219B1 (ja) 2013-12-18
JP2014224703A JP2014224703A (ja) 2014-12-04

Family

ID=49954939

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013103026A Expired - Fee Related JP5373219B1 (ja) 2013-05-15 2013-05-15 面積流量計

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP5373219B1 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107990947A (zh) * 2017-11-28 2018-05-04 丹东通博电器(集团)有限公司 浮子流量计的流量检测机构及应用

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR3093809A1 (fr) * 2019-03-11 2020-09-18 Dover Fueling Solutions Uk Limited Densimètre à tube long

Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS417578Y1 (ja) * 1964-09-22 1966-04-18
JPS5682518U (ja) * 1979-11-15 1981-07-03
JP3304916B2 (ja) * 1999-04-12 2002-07-22 広和株式会社 浮子式流量計
JP4079020B2 (ja) * 2003-03-24 2008-04-23 株式会社デンソー 流量スイッチ

Patent Citations (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS417578Y1 (ja) * 1964-09-22 1966-04-18
JPS5682518U (ja) * 1979-11-15 1981-07-03
JP3304916B2 (ja) * 1999-04-12 2002-07-22 広和株式会社 浮子式流量計
JP4079020B2 (ja) * 2003-03-24 2008-04-23 株式会社デンソー 流量スイッチ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107990947A (zh) * 2017-11-28 2018-05-04 丹东通博电器(集团)有限公司 浮子流量计的流量检测机构及应用

Also Published As

Publication number Publication date
JP2014224703A (ja) 2014-12-04

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5373219B1 (ja) 面積流量計
US20140123769A1 (en) Method for determining the flow rate according to the plummet principle and corresponding device
US10908176B2 (en) Wind sensor housing
JP5995654B2 (ja) フロート式液面レベルセンサ
KR100650526B1 (ko) 면적식 유량계
JP5809767B1 (ja) 面積流量計
US9464955B2 (en) Structure for use with fluid diaphragm
JP2017075853A (ja) 液面センサ
JP2021156651A (ja) 面積流量計
KR101902680B1 (ko) 에어로 포일 유량계
JP2014085143A (ja) フロート式液面計
CN201680865U (zh) 高精度锥管型浮子流量计
CN108871466B (zh) 一种具有多种连接机构的三转子流量计
KR200401436Y1 (ko) 면적식 유량계
JP2011185907A (ja) 流量センサ
CN108931271B (zh) 可变面积流量计
US9400202B2 (en) Modular gas level measuring device in liquefied gas tank
JP2013142643A (ja) フロースイッチ
CN102506818B (zh) 一种微量位移导向装置
ITBS20080029U1 (it) Corpo indicatore di portata per flussimetri ad area variabile
KR101846312B1 (ko) 소음 저감형 유량센서
SU126620A1 (ru) Шланговый нивелир
CN108645461B (zh) 一种具有底置伸缩式导向机构的转子流量计
CN106197616B (zh) 泥浆罐液面稳态测量装置
CN209894228U (zh) 一种金属管浮子流量计

Legal Events

Date Code Title Description
TRDD Decision of grant or rejection written
A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20130918

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 5373219

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees