JP5366317B2 - 油こし器及び油こし器付油容器 - Google Patents
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Description
油こしに必要とされる時間を短縮する方法としては、特許文献1に、網に替えてじょうごを用い、ろ紙とじょうごの間に空間を形成することによって短時間でろ過を行う方法が開示されている。この方法は、じょうごがろ紙の下側に接触して油のろ紙透過を妨げることを防ぎ、ろ過を遅らせる原因を除去している。しかし、ろ過の後に油がじょうごを通過する時間は短縮されていない。じょうごでなく網を用いる場合についても、特許文献1の方法によってはろ過後に必要な時間が短縮されるものではない。
ろ過後に油が網(上記特許文献1においてはじょうご)を透過する過程は、以下のように進行する。網の上から流された油は、その粘性によって網に付着する。付着した油は、その自重及びその上の油の重量が粘性による付着力を上回った時に、網を離れて自然滴下する。この自然滴下までに必要な時間は、特許文献1の方法によっては短縮されていない。
出願人の実験によれば上記自然滴下までにかかる時間は長く(下記実施例を参照)、油こしにかかる時間を十分に短縮するためには、自然滴下によらずに油を透過させる必要がある。
円錐形面状の本体を有し、
前記円錐形面状の本体のうち頂点付近が網部であり、
前記頂点より突出した柱形の油誘導棒を有し、
前記網部における前記錐形の傾斜角が30度〜60度であり、
前記網部及び前記油誘導棒に油流加速処理が施されたことを特徴とする。
油こし器は、こした油を油容器に流し入れるため、油容器上部の口部の形状に対応した錐形の形状であることが好ましい。例えば注入口が円形の油容器に流し入れる際には円錐形の油こし器が使いやすい。
錐形の頂点付近に網部が設けられ、油は網部を透過する。錐形の頂点より突出した油誘導棒を有することによって、油は、網部を頂点に向けて流れ、さらに油誘導棒を下に向けて流れる。
油こし器の上部から流入した油は、必要であればろ過の後、網部に到達する。油こし器は錐形であるので、網部には図1においてαで示される傾斜角がある。この傾斜角により、油は、網部を頂点に向けて流れる。傾斜角は、30度から60度の角度であることが好ましい。油の流れを良くするためには大きな傾斜角が望ましいが、過大な傾斜角にすると油こし器が縦長になってしまい油容器に入りきらないという問題があるためである。この結果、自然滴下がなくても油が流れる。出願人の実験によればこのようにして油を流すのにかかる時間は、自然滴下による場合に比して明らかに短い(下記実験結果を参照)。
ここで「油流加速処理」とは、油こし器の表面に施す処理であって油の流れる速度を大きくするようなものを言う。例えば、やすりがけ等によって表面を滑らかにする処理、油が付着しづらい物質(例えばフッ素樹脂)を表面にコーティングする処理、凸部を設けてその間に流路を形成する処理が、油流加速処理に含まれる。油流加速処理を施すことによって、油こしの時間がさらに短縮される。
前記網部は、金属線を網状に構成したものであることを特徴とする。
前記本体の上部に錐形外に広がる油注入部を付設したことを特徴とする。
錐形外に広がる油注入部を設けることにより、例えばフライパンから油こし器への油の注入を容易かつ短時間にすることができる。短時間で注入されれば、油こし全体の時間も短時間になる。
油こし器と、
前記油こし器の前記網部全体を嵌入させる注入口を有する油容器と含んで構成されることを特徴とする。
油こし器の網部の面積は、それが大きい方が油こしにかかる時間が短くなる。一方、こした油を油容器に注入するので、油容器の注入口よりも大きな網部であると、油が油容器の外に漏れてしまう。油容器の注入口に油こし器の網部を嵌入させることにより、油が漏れることがない。また、網部を注入口と同じかまたは注入口よりやや小さい大きさにすることができ、油容器に対して最適化された油こし器とすることができる。
前記注入口を密閉する密閉機構を有することを特徴とする。
油容器の注入口を密閉することにより、保存時の油の酸化を防止する。密閉機構としては、注入口と密閉のための蓋の一方または両方に空隙防止のためのゴムが付され、他方を回転させまたは挟みつけて圧着するものが知られている。注入口にゴムが付されているので、油こし器をその上に載せた時に滑ってずれることを緩和できる。
なお、密閉した油容器を冷蔵保存することにより、さらに酸化防止の効果が高まる。
前記油こし器の前記本体は、安定把持機構を有することを特徴とする。
油こし器を油容器に載せて使用するが、単純に載せただけでは油こし器と油容器との相互の位置関係がずれるおそれがある。ずれによって、網部が注入口の外側に出てしまうと、油が油容器の外に漏れてしまう。安定把持機構によって油こし器と油容器との相互に位置関係を固定して、ずれを防止する。
図1は、油こし器を示す図である。油こし器は金属材よりなり、本体11、編部12及び油誘導棒13から構成される。本体11、編部12及び油誘導棒13はいずれもフッ素樹脂コーティングであるいわゆるテフロン加工による油流加速処理が施されている。(「テフロン」は登録商標、以下同じ。)
油こし器の本体11及び網部12は全体として円錐形をしており、その面は、図1にαで示された角度で傾斜している。この傾斜角αは、油を下方に流す効果を有する。また、本実施例においては油こし器の形状を円錐形としており、傾斜角αは一定であり、30度〜60度の値であることが望ましい。油こし器の形状が円錐形でない場合(例えば四角錐形の場合)には、傾斜角αの値は部位によって変動する。この場合には、すべての部位において30度〜60度の値であることが望ましい。本実施例においては、α=45度とした。
また、網部の直径βを40mm、本体上部の直径γを155mmとした。
なお、図に記された1点鎖線は、寸法または角度を示すための補助線であり、油こし器の構成と無関係である。(以下、図3、図4、図5において同じ。)
図2は、網部を示す図である。網部12は、図2のように、金属線を網状に構成したものである。金属線の太さは0.5mm、隣り合う金属線の間隔は1mmである。
油誘導棒13は、円柱形であり、直径は3mm、長さは110mmである。
油こし器の上方から注入された油は、直接にまたは必要に応じて置かれるろ紙(図示しない)を通って、網部12に流入する。油の一部は自重によって滴下し、残部は傾斜角により網部を下方に向けて流れる。流れて網部の下端である円錐の頂点に達した油は、油誘導棒13に接してさらに下方に流れる。
油が油誘導棒に接して流れるのに要する時間は、油が滴下するのに要する時間よりも短い。したがって、油誘導棒13によって油こしに要する時間が短縮されている。
以上に説明した本発明の油こし器の効果を測定する実験を行った。実験は、従来の油こし器と本発明の油こし器に500mlの天ぷら油を注入してから油の全量が油こし器の外に流出または滴下するまでの時間(油こしに要した時間)を測定した。
図3は、従来の油こし器を示す図である。本体11は本発明の油こし器と同形である。網部12aは傾斜角を持たない平面である。油誘導棒は設けられていない。なお、本体の傾斜角α、網部の直径β及び本体上部の直径γは、本発明の油こし器と同一の値である。
実験は、ろ紙を使用する場合と使用しない場合の両方、及び料理直後の摂氏160度の油と常温の油について行った。なお、実験に用いたろ紙は、市販のろ紙(リードクッキングペーパー)である。
実験結果は表1のとおりである。ろ紙を使用する場合と使用しない場合、料理直後の摂氏160度の油と常温の油のいずれについても、本発明の油こし器の方が短時間で油こしが完了し、50%以上の時間短縮を実現している。
本実施例によれば、油こしにかかる時間が短縮された油こし器が提供される。
図4は、油こし器付油容器を示す図である。油容器2の上部に注入口21がある。注入口21は円形である。実施例1に示した油こし器1が注入口21に嵌入される。油こし器1は円錐形であるので、円形の注入口21にぴったりと嵌入される。
油こし器1の本体11には、その周辺3か所(中心角120度の等間隔)に実施例1にはない安定把持棒14が設けられている。安定把持棒14の長さは、油こし器1を注入口21に嵌入させた際に安定把持棒14の下端が油容器2の傾斜部分に接するように設計されている。安定把持棒14により、油が油こし器1のいずれかの部分に偏って注入されても油の重さによって油こし器1がずれることがない。
図5は、油こし器付油容器を示す断面図である。網部12及び油誘導棒13は、油容器2の内部に配されており、網部12から滴下する油も油誘導棒13から流下する油も油容器2に入る。外部に漏れることはない。
注入口21の内径β’は、網部12の直径βよりもやや大きい。すなわち、油こし器1が注入口21に嵌入された状態において油容器2の内部に配される油こし器1の円錐形の部分は、そのほとんどが網部12である。網部の面積を大きくしたことにより、短時間で油こしを行うことができる。
本実施例によれば、油こし器と組合せて使用され油こし器の性能を活用する油容器が提供される。
図6は、油注入部の付設された油こし器を示す図である。本体11の上部に錐形外に広がる油注入部15が付設されている。油注入部15は、例えばフライパンから油こし器への油の注入を容易かつ短時間にすることができるようにするものである。短時間で注入されれば、油こし全体の時間も短時間になる
本実施例によれば、油こし器への油の注入が容易であり、油こしに要する時間をさらに短縮する油こし器が提供される。
本発明の実施形態は、上記実施例に限定されるものではない。本発明の本質を保ったままで、上記実施例とは異なる形態の実施が可能である。以下に、かかる例を示す。
実施例では油こし器の形状を円錐形としている。これは、他の錐形であってもよい。例えば、油容器として直方体形状のものを用い、注入口が四角形である場合には、油こし器の形状は四角錐形であることが好ましい。これに限らず、用途に適応して任意の錐形とすることができる。
実施例では油こし器にテフロン加工のコーティングを施した。これは、油の流れを加速するためのものである。油流加速処理として以下のような他の処理を施してもよい。やすりがけ等によって本体、編部及び油誘導棒の表面の凸部を除去して滑らかにする処理を施してもよい。錐形の頂点に向けて流路を形成するように平行な凸部を設ける処理を施してもよい。また、テフロン加工以外のコーティングをする処理を施してもよい。
実施例では金属線を網状に構成して網部とした。網部は他の形状であってもよい。例えば、本体に連続する円錐の表面に油を透過させる穴をあけることでもよい。この場合、穴の大きさを小さくして、ろ紙を用いずに油こしを行うような使用法を拡大してもよい。
実施例では3本の安定把持棒を付設した。これは、油こし器を油容器に対して安定させるためのものである。安定把持機構として他の機構を用いてもよい。注入口の外径に合わせた円筒状の把持体を本体周辺全体に付設してもよい。また、安定把持棒の数は、2本、4本または5本以上であってもよい。
11 本体
12 網部
13 油誘導棒
14 安定把持棒
15 油注入部
2 油容器
21 注入口
Claims (6)
- 錐面状の本体を有し、
前記錐面状の本体のうち頂点付近が網部であり、
前記頂点より突出した柱形の油誘導棒を有し、
前記網部における前記錐形の傾斜角が30度〜60度であり、
前記網部及び前記油誘導棒に油流加速処理が施されたことを特徴とする、油こし器。 - 前記網部は、金属線を網状に構成したものであることを特徴とする、請求項1に記載の油こし器。
- 前記本体の上部に錐形外に広がる油注入部を付設したことを特徴とする、請求項1または2に記載の油こし器。
- 請求項1〜3のいずれか1項に記載の油こし器と、
前記油こし器の前記網部全体を嵌入させる注入口を有する油容器と含んで構成されることを特徴とする、油こし器付油容器。 - 前記注入口を密閉する密閉機構を有することを特徴とする請求項4に記載の油こし器付油容器。
- 前記油こし器の前記本体は、安定把持機構を有することを特徴とする請求項4または5に記載の油こし器付油容器。
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