JP5365182B2 - 時相論理式作成支援システム、時相論理式作成支援方法及び時相論理式作成支援用プログラム - Google Patents
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Description
その理由は、時相論理式はソフトウェアやハードウェアのモデル化自体には通常は用いられないものであるため、開発者は時相論理式に関する知識がなく、検証しようとする性質を時相論理式の形式で適切に表現することが難しいためである。
本発明の目的は、上述の関連技術の課題を解決することにあり、時相論理式の作成の困難性を解消し得る時相論理式作成支援システム、時相論理式作成支援方法、及び時相論理式作成支援用プログラムを提供することにある。
先ず、本発明の一実施形態に係る時相論理式作成支援システムの基本的構成について説明する。時相論理式作成支援システム(例えば図1に示す符号1)は、モデル検査における時相論理式を作成するためのものである。
この時相論理式作成支援システムは、時相論理式を構成する述語における真偽値の系列の例である真偽例情報を入力する真偽例情報入力手段(例えば図1に示す符号11)と、1以上の前記時相論理式を記憶した時相論理式情報記憶手段としての時相論理式情報格納手段(例えば図1に示す符号13)とを含む。
更に、この時相論理式作成支援システムは、前記真偽例情報入力手段にて入力された真偽例情報が前記時相論理式情報記憶手段に記憶された前記時相論理式を満たすかどうかを判定する時相論理式判定手段(例えば図1に示す符号12)を含む。
又、この時相論理式作成支援システムは、前記時相論理式判定手段において前記真偽例情報と一致すると判定された1以上の前記時相論理式を表示情報として作成して表示する手段としての時相論理式情報出力手段(例えば図1に示す符号14)を含む構成としている。
このような構成を採用し、具体的な真偽値のパターンから時相論理式を出力することにより本発明の目的を達成することができる。
又、本発明の一実施形態に係る時相論理式作成支援方法では、モデル検査における時相論理式を作成するための時相論理式作成支援システムが備えたコンピュータが行うものを対象とする。
この時相論理式作成支援方法では、基本的手順として、図2に示すように、先ず、コンピュータが、時相論理式を構成する述語における真偽値の系列の例である真偽例情報を入力処理する(図2のステップS11)。
次に、コンピュータが、1以上の時相論理式を記憶した時相論理式情報記憶手段を参照するとともに、前記真偽例情報が前記時相論理式を満たすかどうかを判定する(図2のステップS12)。
しかる後、コンピュータが、前記真偽例情報と一致すると判定された1以上の前記時相論理式を表示情報として作成して表示する(図2のステップS13)。
このような手順によれば、前記第1実施形態の場合と同様の作用効果を奏しながらも、システムを構成する各手段(装置)などハードウエア環境に依存せず、時相論理式を作成できる。
又、本発明の一実施形態に係る時相論理式作成支援プログラムでは、モデル検査における時相論理式を作成するための時相論理式作成支援システムが備えたコンピュータが行うものを対象とする。
この時相論理式作成支援用プログラムでは、図3に示すように、コンピュータ8に、時相論理式を構成する述語における真偽値の系列の例である真偽例情報を入力処理する入力処理機能8aを実現させる。
又、コンピュータ8に、1以上の時相論理式の集合である時相論理式情報を記憶した時相論理式情報記憶手段を参照するとともに、前記真偽例情報が前記時相論理式を満たすかどうかを判定する判定機能8bを実現させる。
更に、コンピュータ8に、前記真偽例情報と一致すると判定された1以上の前記時相論理式を表示情報として作成して表示する作成処理機能8cを実現させる。
このような時相論理式作成支援用プログラムによれば、前記第1、第2実施形態の場合と同様の作用効果を奏しながらも、実行手順に依存せず時相論理式を作成できる。又、並列的に各機能を実行することもできる。
次に、時相論理式作成支援システムのさらに具体的な構成例を示す一実施の形態について、全体構成から説明し、続いて各部の詳細構成について説明することとする。
本第4の実施の形態における時相論理式作成支援システム1は、前記第1の実施の形態同様に、図1に示すように、真偽例情報入力手段11と、時相論理式判定手段12と、時相論理式情報記憶手段としての時相論理式情報格納手段13と、時相論理式情報出力手段14とを含む構成としている。
時相論理式情報格納手段13には、予め1以上の前記時相論理式に関する時相論理式情報を格納記憶しておく。
真偽例情報入力手段11は、時相論理式を構成する述語における真偽値の系列の例である真偽例情報を入力するためのものである。真偽例情報は、一次元の有限個の状態の並びとして与えられ、各状態での述語の真偽を与える。真偽例情報11a(真偽値表)の一例を図4に示す。
真偽値表における第1列目の状態S0では、述語名Pが真(=T:true)の真偽値、述語名Qが偽(=F:false)の真偽値となっている。
第2列目の状態S1では、Pが真(=T)の真偽値、Qが偽(=F)の真偽値となっている。
第3列目の状態S2では、Pが偽(=F)の真偽値、Qが真(=T)の真偽値となっている。
第4列目の状態S3では、Pが偽(=F)の真偽値、Qが真(=T)の真偽値となっている。
真偽例情報11aは、このような各状態における各々の真偽値の系列により真偽値パターンを構成する。
又、時相論理式判定手段12は、時相論理式情報格納手段13に格納されている時相論理式のそれぞれについて、それを満たすような真偽例の集合に変換し、真偽例情報入力手段11により入力した真偽例情報における真偽例と一致するものがあるかどうかを判定する機能を備える。
次に、本実施の形態の時相論理式作成支援システムを動作させるための前提となるハードウエア構成の一例について、図12を参照して説明する。
図12を参照すると、時相論理式作成支援システム1が搭載される時相論理式作成支援装置は、制御手段としての制御モジュールの一部又は一例であるCPU2と、記憶媒体3と、記憶媒体4と、入力モジュール5と、出力モジュール6とから構成されている。
記憶媒体4は、記憶媒体3を補完するための記憶媒体である。
好適な例としては、記憶媒体3は高速に動作するメモリ、例えばRAMである。
記憶媒体4は、ある程度大きい容量を持つ記憶媒体、例えば、ハードディスクである。
ただし、記憶媒体3、記憶媒体4とも、これらに例に限られないことを述べておく。また、記憶媒体3が持つ機能と記憶媒体4が持つ機能を併せ持つ新たな記憶媒体ないしは記憶手段としての記憶モジュール(図示しない)を用いても良い。以下の実施の形態では、記憶媒体3、記憶媒体4を特に区別しない、すなわち、双方の機能を併せ持つ記憶媒体を用いるものとして説明する。
又、入力モジュール5は、前述の操作入力モジュールを含んでもよいし、含まなくても(インターフェイス機能のみ)よい。
入力モジュール5から入力されるものは、真偽例を示すテキストデータであってもよいし、真偽例パターンを選択したパターン情報であってもよい。
又更に、記憶媒体3、4は、時相論理式作成支援装置において処理途中の情報や処理結果の情報を保持する各種の記憶領域を備えてよい。又、記憶媒体4は、他の種々の外部接続によるコンピュータ、光ディスク、光磁気ディスク、磁気テープなどにより構成することもできる。
又、出力モジュール6は、前述の情報出力モジュールを含んでもよいし、含まなくても(インターフェイス機能のみ)よい。
更に、情報出力モジュールは、前記記憶領域に保存された情報をユーザの指示に従って表示させる表示制御モジュールを含んでよい。
このような出力モジュール6により、時相論理式情報出力手段14の一部を構成できる。
時相論理式生成開始要求は、入力された操作入力データないしは操作入力信号であってもよいし、各種の装置など制御する制御データないしは制御信号であってもよい。
このように、記憶媒体には、本実施形態の各処理(各手段)としてコンピュータを機能させるためのプログラム(各処理をコンピュータに実行させるためのプログラム)が記憶される。
次に、上述のような構成を有する時相論理式作成支援システムにおける動作処理手順について、図5を参照しつつ説明する。図5は、本実施形態の時相論理式作成支援システムにおける動作処理手順の一例を示すフローチャートである。
そして、真偽例情報入力手段11は、入力された真偽例情報を時相論理式判定手段12に渡す。
次に、時相論理式判定手段12が、入力された真偽例情報が前記時相論理式情報格納手段13に記憶された前記時相論理式を満たすかどうかを判定する(図3に示すステップS101〜ステップS108からなるステップ:時相論理式判定ステップ)。
しかる後、時相論理式情報出力手段14は、前記真偽例情報と一致すると判定された1以上の前記時相論理式を表示情報として作成して表示出力する。
ここで、前記第2の実施の形態における図2に示すステップS12の詳細が図5のステップS101からステップS108に示されている。
以下、これを詳述する。
時相論理式判定手段12は、以下のようにして動作する。
まず、時相論理式判定手段12が、集合{T}を空集合とし、真偽例情報入力手段11から入力された真偽例情報をT、真偽例の長さをNとする(図5に示すステップS101:真偽例情報設定処理ステップないしは機能)。
ここで、{L}から取り出した一つの時相論理式をLとする。
このようにして、時相論理式判定手段12は、時相論理式の集合{L}が空になるまで、時相論理式情報格納手段13から時相論理式Lを1つ取り出し、ステップS103からステップS107までの処理を繰り返す。
このように、開発者が時相論理式に関する知識を持たずとも、具体的な真偽値のパターンを与えるとそれに合致する時相論理式が出力されるため、時相論理式を容易に作成できる。
次に、本発明にかかる第5の実施の形態について、図6に基づいて説明する。以下には、前記第4の実施の形態の実質的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。図6は、本発明の第5の実施の形態による時相論理式作成支援システムの全体構成の一例を示すブロック図である。
本第5の実施の形態の時相論理式作成支援システム100は、図6に示すように、真偽例情報入力手段11と、時相論理式判定手段20と、時相論理式情報記憶手段としての時相論理式情報格納手段13と、時相論理式情報出力手段14を含む構成としている。
時相論理式判定手段20は、オートマトン生成手段21と、時相論理式評価手段22と、モデル検査手段23とを含む構成としている。
オートマトンは、ノードと、ノード間の遷移からなる有効グラフとして与えられる。また、各ノードには述語の真偽値を属性として持てる。オートマトンの例を図7に示す。
次に、図6、図8及び図9のフローチャートを参照して本実施の形態の動作について詳細に説明する。
本第5の実施の形態の時相論理式作成支援における動作処理手順では、時相論理式判定手段20が、判定をするに際しては、先ず、入力された前記真偽例情報と等価なオートマトンを生成する(図8に示すステップS201〜ステップS208からなるステップ:オートマトン生成処理ステップないしは機能)。
次に、時相論理式判定手段20が、生成されたオートマトンと前記時相論理式情報格納手段13に記憶された時相論理式とが合致するかどうかをモデル検査手段を用いて判定する時相論理式評価を実行する(図9に示すステップS301〜ステップS309からなるステップ:時相論理式評価ステップないしは機能)。
以下、これを詳述する。
オートマトン作成手段21は、真偽例情報入力手段11により入力された真偽例から、述語一覧とオートマトンを作成する。真偽例の例は図4に示される。
述語一覧とは、真偽例に含まれる述語の集合である。オートマトンの例は図5に示される。
まず、図8に示すように、オートマトン生成手段21が、真偽例から先頭の状態を取り出し、それをSとする(図8に示すステップS201:第1の真偽例情報取得ステップないしは機能)。
時相論理式評価手段22は、オートマトン生成手段21からオートマトンと述語一覧を受け取る。時相論理式評価手段22は、受け取ったオートマトンが時相論理式情報格納手段13に格納された時相論理式のそれぞれを満たすかどうかをモデル検査手段23を使って評価する。
まず、図9に示すように、時相論理式評価手段22が、オートマトン生成手段21から受け取ったオートマトンMを一時保持する。
又、時相論理式評価手段22が、オートマトン生成手段21から受け取った述語一覧(述語の集合){E}を一時保持する。
更に、時相論理式評価手段22が、集合{T}が空集合となるように初期設定を行う(図9に示すステップS301:評価用オートマトン述語一覧情報設定ステップないしは機能)。
ここで、{L}から取り出した一つの時相論理式をLとする。
このようにして、時相論理式評価手段22は、時相論理式の集合{L}が空になるまで、時相論理式情報格納手段13から時相論理式Lを1つ取り出し、ステップS303からステップS308までの処理を繰り返す。
その理由は、登録した時相論理式に対し、検証項目を反映した具体的な真偽値の例を入力すると、時相論理式が検証項目を反映していれば合致する時相論理式として出力され、合致していなければ出力されないためである。
次に、本発明にかかる第6の実施の形態について、図10に基づいて説明する。以下には、前記第4の実施の形態の実質的に同様の構成に関しては説明を省略し、異なる部分についてのみ述べる。図10は、本発明の第6の実施の形態による時相論理式作成支援システムの全体構成の一例を示すブロック図である。
本第6の実施の形態における時相論理式作成支援システム200は、図10に示すように、真偽例情報入力手段11と、時相論理式判定手段12と、時相論理式情報記憶手段としての時相論理式情報格納手段13と、時相論理式情報出力手段14と、時相論理式情報登録手段31と、を含む構成としている。
時相論理式情報登録手段31は、時相論理式に関する時相論理式情報を前記時相論理式情報格納手段13に登録する。
次に、図10及び図11のフローチャートを参照して本実施の形態の全体の動作について説明する。
真偽例情報入力手段11から時相論理式判定手段12、時相論理式情報格納手段13、及び時相論理式情報出力手段14までの一連の動作は、第4、第5の実施の形態と同様である。
本第6の実施の形態の時相論理式作成支援における動作処理手順では、時相論理式情報登録手段31が、前記時相論理式に関する時相論理式情報を前記時相論理式情報格納手段13に登録する登録処理(図11に示すステップS401〜ステップS404からなるステップ:登録処理ステップないしは機能)を実行する。
以下、これを詳述する。
時相論理式情報登録手段31は、以下のように動作する。
まず、時相論理式情報登録手段31が、時相論理式が入力されこれをLとする(図11に示すステップS401:登録用時相論理式情報設定入力処理ステップないしは機能)。
次に、本発明にかかる第7の実施の形態について図8及び図9を用いて説明する。
本第7の実施の形態では、前記第5の実施の形態のより具体的な例を示すものである。
ここでは第5の実施の形態の動作の説明に沿って第7の実施の形態について説明する。
図8に示すように、オートマトン生成手段21は、真偽例情報入力手段11から真偽例情報11aを受け取る。オートマトン生成手段21は、まず真偽例情報11aのうち先頭の状態における真偽例(P=T、Q=F)を取り出す(ステップS201)。
オートマトン生成手段21は、対応するノードS0を生成し、属性P=T、Q=Fとし、オートマトンにこのノードS0を追加する(ステップS203)。
オートマトン生成手段21は、同様に属性P=T、Q=FのノードS1を生成する(ステップS204)。又、オートマトン生成手段21は、前回生成したS0からS1への遷移を定義する。更に、オートマトン生成手段21は、真偽例が空になるまでこれを繰り返すと、図7に示すオートマトンが得られる。
例えば、時相論理式評価手段22は、格納されている時相論理式の集合から一つの時相論理式 [](P−><>Q)を取り出す。
本例では、時相論理式 [](P−><>Q)の中の全ての述語の集合{P、Q}が、オートマトン生成手段21から与えられた述語一覧{P、Q}と一致する。このため、時相論理式評価手段22は、ステップS305にて一致すると判定する。
次に、一致すると判定したら、時相論理式評価手段22は、モデル検査手段23を用いてモデル検査を行う(ステップS306)。
具体的には、先ず時相論理式評価手段22は、モデル検査手段23を呼び出す。モデル検査手段23は、オートマトン上で時相論理式 [](P−><>Q)が成立するかどうか真偽を判定する。モデル検査手段23は、時相論理式 [](P−><>Q)の成立真偽判定結果(例えば真)を時相論理式評価手段22に渡す。時相論理式評価手段22は、モデル検査手段23より成立真偽判定結果(例えば真)を得る。
また、本発明にかかる装置及び方法は、そのいくつかの特定の実施の形態に従って説明してきたが、本発明の主旨および範囲から逸脱することなく本発明の本文に記述した実施の形態に対して種々の変形が可能である。
具体的には、図13に示すように、時相論理式作成支援システム1000は、プログラム制御により動作しホスト装置(管理装置)として機能する時相論理式作成支援装置1001、通信網NWを介して時相論理式作成支援装置1001に通信接続され情報の授受を行う時相論理式登録機能、真偽例情報入力機能、時相論理式出力機能を備えた1以上の通信装置1011と、を含む構成とすることもできる。
11 真偽例情報入力手段
12、20 時相論理式判定手段
13 時相論理式情報格納手段(時相論理式情報記憶手段)
14 時相論理式情報出力手段(時相論理式を表示情報として作成して表示する手段)
21 オートマトン生成手段
22 時相論理式評価手段
23 モデル検査手段
31 時相論理式情報登録手段
Claims (9)
- 時相論理式を構成する述語における真偽値の系列の例である真偽例情報を入力する真偽例情報入力手段と、
1以上の前記時相論理式を記憶した時相論理式情報記憶手段と、
前記真偽例情報入力手段にて入力された真偽例情報が前記時相論理式情報記憶手段に記憶された前記時相論理式を満たすかどうかを判定する時相論理式判定手段と、
前記時相論理式判定手段において前記真偽例情報と一致すると判定された1以上の前記時相論理式を表示情報として作成して表示する手段と、
を含むことを特徴とする時相論理式作成支援システム。 - 請求項1に記載の時相論理式作成支援システムにおいて、
前記時相論理式判定手段は、
入力された前記真偽例情報と等価なオートマトンを生成するオートマトン生成手段と、
モデル検査法に基づくモデル検査を実行するモデル検査手段と、
前記オートマトン生成手段にて生成されたオートマトンと前記時相論理式情報記憶手段に記憶された前記時相論理式とが合致するかどうかを前記モデル検査手段を用いて判定する時相論理式評価手段と、
を含む構成であることを特徴とする時相論理式作成支援システム。 - 請求項2に記載の時相論理式作成支援システムにおいて、
前記時相論理式情報を前記時相論理式情報記憶手段に登録するための時相論理式情報登録手段をさらに含むことを特徴とする時相論理式作成支援システム。 - 時相論理式を構成する述語における真偽値の系列の例である真偽例情報を真偽例情報入力手段が入力処理し、
1以上の時相論理式を記憶した時相論理式情報記憶手段を参照するとともに、前記真偽例情報が前記時相論理式を満たすかどうかを時相論理式判定手段が判定し、
前記真偽例情報と一致すると判定された1以上の前記時相論理式を時相論理式情報出力手段が表示情報として作成して表示する、
ことを特徴とする時相論理式作成支援方法。 - 請求項4に記載の時相論理式作成支援方法において、
前記判定をするに際しては、
入力された前記真偽例情報と等価なオートマトンをオートマトン生成手段が生成し、
モデル検査法に基づくモデル検査をモデル検査手段が実行し、
生成された前記オートマトンと前記時相論理式情報記憶手段に記憶された前記時相論理式とが合致するかどうかを前記モデル検査手段を用いて判定する時相論理式評価を時相論理式評価手段が実行する、
ことを特徴とする時相論理式作成支援方法。 - 請求項5に記載の時相論理式作成支援方法において、
さらに、前記時相論理式を時相論理式情報登録手段が前記時相論理式情報記憶手段に登録することを特徴とする時相論理式作成支援方法。 - 時相論理式作成支援システムが備えたコンピュータに、
時相論理式を構成する述語における真偽値の系列の例である真偽例情報を入力処理する入力処理機能と、
1以上の時相論理式を記憶した時相論理式情報記憶手段を参照するとともに、前記真偽例情報が前記時相論理式を満たすかどうかを判定する判定機能と、
前記真偽例情報と一致すると判定された1以上の前記時相論理式を表示情報として作成して表示する表示処理機能と、
を実現させることを特徴とする時相論理式作成支援用プログラム。 - 請求項7に記載の時相論理式作成支援用プログラムにおいて、
前記判定機能では、
入力された前記真偽例情報と等価なオートマトンを生成するオートマトン生成機能と、
モデル検査法に基づくモデル検査を実行するモデル検査機能と、
生成されたオートマトンと前記時相論理式情報記憶手段に記憶された前記時相論理式とが合致するかどうかを前記モデル検査機能を用いて判定する時相論理式評価機能と、
をその内容とし、これらを前記コンピュータに実現させることを特徴とする時相論理式作成支援用プログラム。 - 請求項8に記載の時相論理式作成支援用プログラムにおいて、
前記時相論理式を前記時相論理式情報記憶手段に登録する登録処理機能をさらに前記コンピュータに実現させることを特徴とする時相論理式作成支援用プログラム。
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