JP5360264B2 - ロータリ圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、ルームエアコン、冷蔵庫、空気調和装置に組み込まれるロータリ圧縮機の性能向上および信頼性向上に関する。
従来のこの種のロータリ圧縮機のピストンはシャフトの回転と共にシリンダー内を回転して吸入および圧縮を行うように構成されている(例えば、特許文献1参照)。
図9は、特許文献1に記載された従来のロータリ圧縮機の上軸受側より見た横断面図である。シリンダー91の内面にピストン93aが挿入されシャフト92の回転と共に回転しベーン94で仕切られた吸入室97および圧縮室98で冷媒ガスを吸入および圧縮する構成になっている。また上軸受け95の端面に窪み96が設けられピストン93bの状態では窪み96はピストン内周にあるためピストン93b内周にある油が供給され、ピストン93aの状態になればピストン93aの外周にあるため窪みに溜まっていた油が圧縮室に顔を出す構成になっている。ピストン93a内周に溜められた油は高圧(圧縮圧力)であるためピストン93aとシリンダー91の高さ方向の隙間より、実線矢印で示すように吸入室97、圧縮室98に供給されている。また圧縮室98から吸入室97にピストン93aとシリンダー91の高さ方向の隙間から破線矢印で示すように圧縮冷媒ガスも同時に漏れている。
特開平6−74170号公報
しかしながら、前記特許文献1の構成では上軸受け窪みに蓄えられた油はピストン回転と共に圧縮室に顔を出すが、油は液体であるためガスのように旨く圧縮室に拡散されづらい。また窪みの大きさも規制されるため十分な油量を得られない欠点があった。また、ピストン内面からの油量を増加させるためには、ピストンとシリンダーの高さ方向のすきまを大きくすれば油量は増加するが、同時に圧縮室から吸入室への冷媒ガスの漏れが大きくなり性能が低下する問題があった。また、圧縮室に供給される油量が多くなり過ぎると冷凍サイクル内への油吐出が増加し、冷凍サイクルの性能が低下する問題もあった。
そこで、前記従来の課題を解決するために、請求項1に係る発明のロータリ圧縮機は、シリンダーの両端面に、上軸受けと下軸受けを配し前記シリンダー内を回転するピストンと、前記ピストンを駆動するシャフトと、前記シリンダー内を吸入室と吐出口が開口する圧縮室に仕切るベーンを有し、前記ピストン上端面にリング溝を構成したロータリ圧縮機において、前記上軸受け端面に前記上軸受け内面より外周に向かって窪みを構成し、前記窪みの存在範囲の角度は前記ベーン上死点を0°とする前記シャフト回転角度座標において吸入孔締め切りの角度をθsとし前記窪みの開始角度をθ1とするとθs+180°<θ1また前記窪みの終了角度をθ2とするとθ2<360°で規定され、また前記窪みの前記上軸受け中心からの距離Lは前記ピストンの半径をRp、シリンダーの半径をRcとするとL<2Rp−Rcで規定され前記ピストン上端面のリング溝に連通し油の供給を行う構成としたものである。
請求項2に係る発明のロータリ圧縮機は、請求項1に係る発明のロータリ圧縮機において、前記上軸受け端面に設けた窪みを2箇所に分割にしたものである。
請求項3に係る発明のロータリ圧縮機は、シリンダーの両端面に、上軸受けと下軸受けを配し前記シリンダー内を回転するピストンと、前記ピストンを駆動するシャフトと、前記シリンダー内を吸入室と吐出口が開口する圧縮室に仕切るベーンを有し、前記ピストン上端面にリング溝を構成したロータリ圧縮機において、前記上軸受け端面に縦穴を構成し、前記縦穴の角度θhは前記ベーン上死点を0°とする前記シャフト回転角度座標において吸入孔締め切りの角度をθsとするとθs+180°<θh<360°で規定され、また前記上軸受け中心からの距離Lhは前記ピストンの半径をRp、シリンダーの半径をRcとするとLh<2Rp−Rcで規定され前記上軸受け内面と前記端面の穴を連通するように前記上軸受け内面の下端角部より斜め穴を設け前記ピストン上端面のリング溝に連通し油の供給を行う構成としたものである。
本発明のロータリ圧縮機の給油方法は吸入室ではなく圧縮室に主に油を給油できるため給油された油の熱で吸入冷媒ガスが暖められるような性能の低下が少なく、また信頼性向上と油吐出量を両立できる適正な油量の調整は、上軸受け端面の窪みの大きさを変化させることでピストン上端面のリング溝に供給している時間を調整することができるので可能である。圧縮室の油量を増加させることでベーン先端とピストン外周部の接触部やピストン端面と軸受け端面との接触部の摺動状態が良くなるため信頼性が向上する。
さらにピストン上端面と上軸受け端面との高さ方向のすき間とピストン外周とシリンダー内周との円周方向のすき間に対する油によるシール性が向上するため漏れ損失が減少し圧縮効率も向上することが出来る。
本発明の実施の形態1にかかるロータリ圧縮機のメカ部の縦断面図 本発明の実施の形態1にかかるロータリ圧縮機の下軸受けから見たメカ部の横断面図 本発明の実施の形態1にかかるロータリ圧縮機の上軸受け端面の窪みの平面の位置関係を示した下軸受けから見たメカ部の横断面図 本発明の実施の形態1にかかるロータリ圧縮機の上軸受け端面の窪みの平面の位置関係を示した下軸受けから見たメカ部の横断面図 本発明の実施の形態1にかかるロータリ圧縮機上軸受け端面の2箇所の窪みの位置関係を示した下軸受けから見たメカ部の横断面図 本発明の実施の形態1にかかるロータリ圧縮機上軸受け端面の縦穴の縦断面詳細図と平面の位置関係を示した下軸受けから見たメカ部の縦断面図 本発明の実施の形態1にかかるロータリ圧縮機上軸受け端面の縦穴の縦断面詳細図と平面の位置関係を示した下軸受けから見たメカ部の横断面図 本発明の実施の形態1にかかるピストン上端面のリング溝深さと効率の関係を示した特性図 従来のロータリ圧縮機の上軸受けから見たメカ部の横断面図
第1の発明は上軸受け端面に上軸受け内面より外周に向かって窪みを構成し、窪みの存在範囲角度はベーン上死点を0°とするシャフト回転角度座標において吸入孔締め切りの角度をθsとし窪みの開始角度をθ1とするとθs+180°<θ1また、窪みの終了角度をθ2とするとθ2<360°で規定され、また上軸受け中心からの距離Lはピストンの半径をRp、シリンダーの半径をRcとするとL<2Rp−Rcで規定されピストン上
端面のリング溝に連通し油の供給を行う構成になっており窪みが圧縮室側に面しているため圧縮室側に主体的に十分な油の供給を行うことが可能となる。また油量の調整は上軸受け端面の窪みの角度θを変化させることでピストン上端面のリング溝に供給している時間を調整することができるので可能である。
第2の発明は第1の発明の上軸受け端面に設けた窪みを2分割にした構成にすることにより圧縮の始めに先ず圧縮室に給油を行い漏れ損失を低減し、次に吐出工程の始まる前に圧縮に油を給油して主にベーン先端とピストン外周の摩擦を軽減する効果がある。窪みを2箇所に分割しているので少ない給油量でそれぞれの効果を得ることができる。
第3の発明は上軸受け端面に縦穴を構成し、縦穴の角度θhはベーン上死点を0°とするシャフト回転角度座標において吸入孔締め切りの角度をθsとするとθs+180°<θh<360°で規定され、また縦穴の上軸受け中心からの距離Lhはピストンの半径をRp、シリンダーの半径をRcとするとLh<2Rp−Rcで規定され上軸受け内面と端面の縦穴を連通するように上軸受け内面の下端角部より斜め穴を設けピストン上端面のリング溝に連通し油の供給を行うことにより給油の必要な場所にスポット的に油を圧縮室に入れ信頼性を向上し、給油量を少なくして油吐出の増加を押えることができる。また、上軸受け内面の下端角部より斜め穴をあけるのでドリル加工で可能になるので加工コストを下げることが出来る。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかるロータリ圧縮機の縦断面図を示している。
図1に示されるように、シリンダー1の上部には上軸受け2、下部には下軸受け3が取り付けられそれぞれに囲まれた空間内にシャフト4により回転するピストン5が設けられている。またシャフト4の内部は中空で遠心ポンプ構造になっておりシリンダー1の下方に溜められた油6をシャフト4の回転と共に下穴7より吸い込み、横穴8a、8bよりピストン内側の空間9に給油され満たされる。ピストン内側の空間9は高圧(吐出圧力)になっているため、ピストン5の端面と上軸受け2の端面とのすき間hより吸入室および圧縮室に油が給油される。ピストン5の上端面の中心部にリング溝10が構成されている。また、上軸受け2の端面に内面より外周に向かって窪み11が設けられピストン上端面のリング溝10と特定の位置で連通するようになっている。リング状のリング溝10の深さは10μmから30μmに設定されている。
図2は、本発明の第1の実施の形態にかかるロータリ圧縮機の下軸受け3から見たメカ部の横断面図である。シリンダー1のベーン溝にベーン12が挿入されている。シリンダー1には吸入孔13および吐出切り欠き14が設けられている。シリンダー室はベーン12により仕切られ吸入室15および圧縮室16が構成されている。上軸受け2の端面に内面より外周に向かって窪み11(斜線部)が設けられピストン上端面のリング溝10と特定の位置で連通するようになっている。
以上のように構成されたロータリ圧縮機について、以下その動作、作用を説明する。
まず、吸入孔13より冷媒ガスが吸入室15に吸入される。また、圧縮室16にある冷媒ガスはピストン5の左方向の回転(矢印方向)とともに圧縮され吐出切り欠き14を通って吐出口(図示せず)より吐出される。ピストン内側の空間9に溜められた油はピストン上端面に構成されたリング溝10に一旦溜められその後ピストン上端面と上軸受け端面
のすき間hを通って矢印G1方向の吸入室15へ、また矢印G2方向の圧縮室16へそれぞれ給油される。圧縮室16の冷媒ガスもピストン上端面と上軸受け端面のすき間hを通って矢印Q1,Q2のように吸入室15に漏れて圧縮機効率を低下させる。次に油の流れに関して説明すると、上軸受け端面に設けられた窪み11にピストン内側の空間9に溜められた油が流れ、窪み11とピストン上端面のリング溝10が重なった時に油がリング溝10に供給される。またリング溝10に油が供給される位置は必ず圧縮室16に面した方向に設定されているので主に圧縮室側に油が供給される構成になっている。さらにリング溝10に溜まった油の働きで圧縮室16から吸入室15に漏れこむ冷媒ガスの流れQ1,Q2の流量を減少することができるので圧縮効率を向上させることができる。圧縮室に供給された油は摩擦の厳しいピストン5の外周とベーン先端やピストン下端面と下軸受端面に供給され信頼性向上に役立つ。また、吸入室に供給された油はピストン5の外周とシリンダー1の内周との円周方向すき間に供給され、この円周方向すき間から圧縮室16の冷媒ガスが吸入室15に漏れこむのを低減することができ圧縮効率を向上することが出来る。
図3、図4は本発明の上軸受け2の端面に内面より外周に向かって構成された窪み11の平面の位置関係を示した下軸受け3から見たメカ部の横断面図である。
図3はピストン5が吸入孔13を過ぎた後の少しの間に窪み11がピストン上端面のリング溝10と重なりピストン内側の空間9の油を供給する形状の一例を示している。図4は本発明の窪み11の最大範囲を示した図であり窪み11の開始角度θ1はθs+180°近辺であり、終了角度θ2が360°近辺である。窪み11の終了角度θ2とピストン上端面のリング溝10が連通する時のピストンの位置はシャフト回転角度が180°近辺になる。そのため圧縮室16の圧力はまだ吐出圧力に達していない状態にあり窪み11からピストン上端面のリング溝10に供給された油はほぼ吐出圧力であるためリング溝10と圧縮室16との差圧が確保され圧縮室16に流入することが出来る。
窪み11の存在範囲の角度は前記ベーン12上死点を0°とする前記シャフト4の回転角度座標において吸入孔締め切りの角度をθsとし前記窪みの開始角度をθ1とするとθs+180°<θ1また前記窪みの終了角度をθ2とするとθ2<360°で規定される。また前記上軸受け中心からの距離Lは前記ピストンの半径をRp、シリンダーの半径をRcとするとL<2Rp−Rcで規定される。上記位置関係により窪み11とピストン上端面のリング溝10が重なり合いピストン内側の空間9の油が供給されるのはシャフト4の反偏心側になり圧縮室16に面した方向になる。その結果、リング溝10に供給された油は主に圧縮室16側に供給され吸入室15側にはあまり供給されないため漏れ出した温度の高い油により吸入冷媒ガスが加熱されて圧縮効率が低下することを避けることが出来る。また、リング溝10から圧縮室16側に供給された油により摺動条件の厳しいピストン外周とベーン先端の摺動条件が良くなり信頼性を向上することが出来る。窪み11の深さは0.1から0.5mm程度に設定されている。
図5は本発明の上軸受け2の端面に内面より外周に向かって構成された2箇所に分割された窪み11a、11bの位置関係を示した図である。窪み11aはシャフトの回転角度が吸入孔を過ぎた近辺(θ1>θs+180°)でピストン上端面のリング溝10と窪み11aが重なる位置にあり圧縮の始めに圧縮室に給油を行いピストン外周とシリンダー内周の円周方向からの冷媒ガスの漏れ損失を低減する。また窪み11bはシャフトの回転角度が180°を過ぎる手前(θ2<360°)までのピストン上端面のリング溝10と窪み11aが重なる位置にあり圧縮室が吐出圧力になる前まで圧縮室に給油を行い主に摺動状態の厳しいベーン先端とピストン外周の摩擦を軽減する効果がある。このように窪みを11a、11bの2箇所に分けることにより、より少ない給油量でそれぞれの効果を得ることができる。給油量が少ないと冷凍サイクル内への油吐出を押えることができ冷凍サイ
クルの性能向上ができる。
図6、図7は上軸受け端面に窪みではなく縦穴17をあけてピストン上端面のリング溝10に油をスポット的に供給する本発明の詳細図である。
図6に示されるように上軸受け2の端面に縦穴17があけられ、上軸受け2の内面2aの下端角部より斜め穴18を縦穴17に貫通するようにあけられている。次に縦穴17の平面上の位置関係を図7を参照して説明する。縦穴17の角度θhは前記ベーン上死点を0°とする前記シャフト回転角度座標において吸入孔締め切りの角度をθsとすると、θs+180°<θh<360°で規定され、また前記縦穴の前記上軸受け中心からの距離Lhは前記ピストンの半径をRp、シリンダーの半径をRcとすると、Lh<2Rp−Rcで規定される。給油の必要な場所にスポット的に油を圧縮室に入れ信頼性を向上し、給油量を少なくして油吐出の増加を押えることができる。また、前記上軸受け内面の下端角部より斜め穴をあけるのでドリル加工で可能になるので加工コストを下げることが出来る。
図8はピストン上端面にリング溝を設け前記リング溝の深さを変化した場合の効率(COP)を示す特性図である。リング溝深さが10μmから30μmで効果があることが分かる。
以上のように、本実施の形態においてはロータリ圧縮機の上軸受け端面に前記上軸受け内面より外周に向かって窪みを構成し、前記窪みの存在範囲の角度は前記ベーン上死点を0°とする前記シャフト回転角度座標において吸入孔締め切りの角度をθsとし前記窪みの開始角度をθ1とすると、θs+180°<θ1また、前記窪みの終了角度をθ2とすると、θ2<360°で規定され、また前記上軸受け中心からの距離Lは前記ピストンの半径をRp、シリンダーの半径をRcとすると、L<2Rp−Rcで規定され前記ピストン上端面のリング溝に連通し油の供給を行う構成であるため圧縮室側に主体的に十分な油の供給を行うことが可能となる。また油量の調整は前記上軸受け端面の窪みの角度θを変化させることで可能であり、圧縮室に供給された油は摩擦の厳しいピストンの外周とベーン先端やピストン下端面と下軸受端面に供給され信頼性向上に役立つ。また、吸入室に供給された油はピストンの外周とシリンダーの内周との円周方向のすき間に供給され、このすき間から圧縮室の冷媒ガスが吸入室に漏れこむのを低減することができ圧縮効率を向上することが出来る。
上述したように、本発明にかかるロータリ圧縮機は、圧縮効率を向上することができるため、給湯器用CO圧縮機、空気圧縮の用途にも適用できる。
1 シリンダー
2 上軸受け
3 下軸受け
4 シャフト
5 ピストン
6 油
7 下穴
8a、8b 横穴
9 ピストン内側の空間
10 リング溝
11、11a、11b 窪み
12 ベーン
13 吸入孔
14 吐出切り欠き
15 吸入室
16 圧縮室
17 縦穴
18 斜め穴

Claims (1)

  1. シリンダーの両端面に、上軸受けと下軸受けを配し前記シリンダー内を回転するピストンと、前記ピストンを駆動するシャフトと、前記シリンダー内を吸入室と吐出口が開口する圧縮室に仕切るベーンを有し、前記ピストン上端面にリング溝を構成したロータリ圧縮機において、前記上軸受け端面に前記上軸受け内面より外周に向かって窪みを構成し、前記窪みの存在範囲の角度は前記ベーン上死点を0°とする前記シャフト回転角度座標において吸入孔締め切りの角度をθsとし前記窪みの開始角度をθ1とするとθs+180°<θ1また前記窪みの終了角度をθ2とするとθ2<360°で規定され、また前記窪みの前記上軸受け中心からの距離Lは前記ピストンの半径をRp、シリンダーの半径をRcとするとL<2Rp−Rcで規定され前記ピストン上端面のリング溝に連通し油の供給を行い、前記上軸受け端面に設けた窪みを2箇所に分割にしたロータリ圧縮機。
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