JP5360194B2 - 再構成可能な論理回路 - Google Patents

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Description

本発明は、再構成可能な論理回路に関する。
再構成可能な論路回路(再構成可能アレイ)は、プログラマブルセルをアレイ状に配列して構成される。そして、各プログラマブルセルは、多様な演算を行うロジックブロックと、ロジックブロックの入出力間をコンフィギュレーションデータに応じてプログラマブルに接続するプログラマブルルーティングリソースを含む。
図19は、特許文献1に開示されている再構成可能な論理回路のロジックブロック200である。特許文献1に開示されているロジックブロックは、全加算器230の引数入力AとBに、前置ロジック220Aと220Bの出力221Aと221Bをそれぞれ接続した構成である。全加算器230において、CIはキャリ入力(231)、COはキャリ出力(232)、Sは加算出力(233)である。
前置ロジック220(前置ロジック220Aと220Bをまとめて前置ロジック220と記載する。)は、前置ロジックの入力210A、210Bを入力している。前置ロジック220は、多様な論理演算を行うことができるブロックである。入力数があまり多くない比較的小規模な論理演算の場合は、2つの前置ロジック220Aと220B、及び全加算器230の機能を組み合わせることで、一つのロジックブロック200で論理回路を実現することができる。
一方、ある程度以上の入力数を持つ大規模な論理演算の場合は、一つのロジックブロックで論理回路を実現することは困難である。この場合は、図20に示すような、複数のロジックブロック200_iが接続された論理回路を用いる。図20に示す論理回路は、複数のロジックブロック200_i(iは整数)のキャリ出力COとキャリ入力CIが縦続接続されており、リップルキャリを構成している。これにより、多ビットの全加算器が形成される。
図20において、各ロジックブロック200_i(iは整数)の一方の前置ロジック220Bを、固定論理値0または1を出力するように設定する。例えば、各全加算器230の引数入力Bに、図21に示すような固定論理値を与えるように設定すると、図21は図22と等価な回路になる。この理由は、全加算器230の1つの入力に固定論理値0を与えると、キャリ出力COは残りの2つの入力の論理積を出力し、全加算器230の1つの入力に固定論理値1を与えるとキャリ出力COは残りの2つの入力の論理和を出力するからである。このようにして、図22に示すような、複数の前置ロジック220を論理積や論理和で縦続接続した回路を構成することができる。
特許第3185727号公報
しかしながら、背景技術で説明したリップルキャリを利用した論理回路構成では、2つの前置ロジック220A、220Bのうち一つしか有効に使われていない。その理由は、2つの前置ロジック220A、220Bのうちの一つを固定論理値の生成に使用する必要があるからである。例えば、図21に示す回路では、前置ロジック220Bを固定論理値の生成回路として使用しているため、2つの前置ロジックのうち前置ロジック220Aしか演算に使用することができない。
よって本発明の目的は、ロジックブロックを構成する前置ロジックを有効に利用することである。
本発明にかかる再構成可能な論理回路は、全加算器と、コンフィギュレーションデータに基づき複数の論理演算を行う2つの前置ロジックと、1種類以上の論理演算が可能な拡張論理ブロックと、を備える複数のロジックブロックを有し、前記2つの前置ロジックの出力は、各々、前記全加算器の2つの引数入力に接続され、前記全加算器のキャリ出力は前記拡張論理ブロックに接続され、前記全加算器のキャリ入力には、前記コンフィギュレーションデータに基づき固定論理値を含む複数の信号から選択された一つが入力され、前記拡張論理ブロックの出力に応じて他のロジックブロックの前記拡張論理ブロックが出力信号を生成する。
本発明にかかる再構成可能な論理回路により、ロジックブロックを構成する前置ロジックを有効に利用することができる。
実施の形態1にかかる再構成可能な論理回路を示す図である。 実施の形態1にかかる再構成可能な論理回路を構成するプログラマブルセルを示す図である。 実施の形態1にかかるプログラマブルセルを構成するレジスタブロックを示す図である。 実施の形態1にかかる再構成可能な論理回路を構成するプログラマブルセルの別の構成例を示す図である。 実施の形態1にかかるプログラマブルセルを構成するロジックブロックを示す図である。 実施の形態1にかかるロジックブロックを構成する前置ブロックを示す図である。 前置ロジックの入力と論理機能の対応表である。 実施の形態1にかかるロジックブロックを構成する全加算器を示す図である。 全加算器の入力と論理機能の対応表である。 実施の形態1にかかるロジックブロックを構成する拡張論理ブロックを示す図である。 複数のロジックブロックを結合した場合を示す図である。 図11に示す回路において、多入力論理演算を実現する例を示す図である。 図12に示す回路の等価回路を示す図である。 拡張論理ブロックの別の構成例を示す図である。 図14に示す拡張論理ブロックの入力と論理機能の対応表である。 拡張論理ブロックの更に別の構成例を示す図である。 図16に示す拡張論理ブロックの入力と論理機能の対応表である。 実施の形態2にかかるプログラマブルセルを構成するロジックブロックを示す図である。拡張論理ブロックを介さないキャリ伝播経路を設けたロジックブロック列の例を示す。 背景技術にかかる再構成可能な論理回路を構成するロジックブロックを示す図である。 背景技術にかかる複数のロジックブロックをキャリによって縦続接続した図である。 図20に示す回路において、多入力論理演算を実現する例を示す図である。 図21に示す回路の等価回路を示す図である。
実施の形態1.
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。
図1は、本実施の形態にかかる再構成可能な論理回路(再構成可能アレイともいう)を示す図である。1_i_jはプログラマブルセルであり、iとjはセルの位置の座標を表す整数である。アレイのサイズは任意であってよい。また、それぞれのプログラマブルセルは水平配線2_i_jhと垂直配線2_i_jvで接続されている。
図2は、本実施の形態にかかる再構成可能な論理回路を構成するプログラマブルセルを示す図である。プログラマブルセル1は、種々の演算を行うロジックブロック100と、その出力OUT1、OUT2の各々に接続されたレジスタブロック140_1、140_2と、プログラマブルスイッチブロック130とを含む。プログラマブルスイッチブロック130は、各レジスタブロック140_1、140_2の出力70_1、70_2と、ロジックブロック100の入力120と、配線2_i_jh、2_i_(j−1)h、2_i_jv、2_(i−1)_jvの間をプログラマブルに接続する。
レジスタブロック140(レジスタブロック140Aと140Bをまとめてレジスタブロック140と記載する。)は、図3に示すように、コンフィギュレーションメモリ5に基づき出力70が選択されるマルチプレクサ4と、レジスタ3を含む構成である。レジスタブロック140は、コンフィギュレーションメモリ5に保持されるコンフィギュレーションデータに応じて、レジスタブロック140の入力71、またはレジスタ3を経由した入力71を、出力70として選択できる。
図4は、本実施の形態にかかる再構成可能な論理回路を構成するプログラマブルセルの別の構成例を示す図である。図2に示す例と異なり、ロジックブロック100の2つの出力OUT1、OUT2のうち一方をマルチプレクサ4で選択し、選択された信号71をレジスタブロック140の入力71にする。OUT1、OUT2のいずれを選択するかはコンフィギュレーションメモリ5の内容により決定される。
図5は、本実施の形態にかかるプログラマブルセルを構成するロジックブロックを示す図である。ロジックブロック100は、全加算器30と、2つの前置ロジック20A、20Bと、拡張論理ブロック60を含む。前置ロジック20A、20Bの出力21A、21Bは全加算器30の引数入力A、Bにそれぞれ接続され、全加算器30のキャリ出力32は、拡張論理ブロック60の一方の入力Cに接続される。
拡張論理ブロック60の出力62と、全加算器30の出力33が、図2あるいは図4におけるロジックブロック100の出力OUT1とOUT2に対応する。拡張論理ブロック60の入力61と、前置ロジック20A、20Bの入力10A、10Bと、全加算器30のキャリ入力31が、図2あるいは図4におけるロジックブロック100の入力IN(120)に対応する。
図6は、本実施の形態にかかるロジックブロックを構成する前置ブロックを示す図である。この前置ロジック20(前置ロジック20Aと20Bをまとめて前置ロジック20と記載する。)は、マルチプレクサ4の出力に排他的論理ゲート6を接続したものであり、入力10に与える信号を変えることで、多様な論理演算を行うことが出来る。
図7は、前置ロジックの各入力端子I0、I1、I2、I3へ入力する入力信号と、当該入力信号に対応する論理機能を示す表である。各行において、0はその端子に固定論理値0を、1はその端子に固定論理値1を与えることを意味する。×はその端子が論理機能に影響しない(ドントケア)ことを意味する。入力端子名が書かれているものは、その入力端子がそのまま論理機能の入力となることを意味する。図7に示す表には、すべての2入力論理機能が含まれている。このように、図6に示す前置ロジック20は、各入力端子I0、I1、I2、I3へ入力する入力信号によって多様な論理演算を行うことができる。
図8は、本実施の形態にかかるロジックブロックを構成する全加算器30を示す図である。また、図9は、図8に示す全加算器の入力(A、B、CI)と論理機能の対応表である。図9の表に示すように、入力端子A、B、CIのいずれか一つに固定論理値0を与えると、キャリ出力COと加算出力Sにはそれぞれ、残りの入力の論理積と排他的論理和が出力される。また、入力端子A、B、CIのいずれか一つに固定論理値1を与えると、キャリ出力COと加算出力Sにはそれぞれ、残りの入力の論理和と排他的否定論理和が出力される。このように、全加算器30は入力端子A、B、CIへ与える入力信号によって種々の論理演算を行うことが出来る。
よって、前置ロジック20と全加算器30は種々の論理演算を行うことができるため、図5のロジックブロック100の出力32と33には、それらを組み合わせた多様な論理演算結果を出力することが出来る。このとき、前置ロジック20と全加算器30に種々の論理演算を行わせるために、図2または図4に示すスイッチブロック130は、入力10A、10B、31の各配線に固定論理値0または1を与えたり、他のいずれかの配線上の信号を与えたりする。このような入力信号の与え方は、スイッチブロック130に含まれるコンフィギュレーションメモリに保持されるコンフィギュレーションデータで設定される。
また、図5に示す前置ロジック20は複数の論理演算をプログラム可能な回路であればどのような回路でもよい。例えば、前置ロジック20としてルックアップテーブルを用いてもよい。N入力のルックアップテーブルは、2のN乗個のコンフィギュレーションメモリを内蔵し、任意のN入力の論理演算を実現することが出来る。
また、図5には、4つの入力端子を有する前置ロジック20の例を示したが、前置ロジック20の入力数は任意であってもよい。また、ロジックブロック100に含まれる二つの前置ロジックはそれぞれが異なる構造であってもよいし、異なる入力数であってもよい。
図10は、本実施の形態にかかるロジックブロックを構成する拡張論理ブロックを示す図である。拡張論理ブロック60は、入力DとCの論理積7と論理和8のいずれかを、コンフィギュレーションメモリ5の内容に応じてマルチプレクサ4で選択し、Eに出力するものである。図5に示すように、拡張論理ブロック60の一方の入力Cはキャリ出力32に接続されているため、当該信号と他のロジックブロックからの入力61との論理積や論理和を生成し出力62とすることができる。
図11は、複数のロジックブロックを結合した場合を示す図である。ロジックブロック100_i(iは整数)の拡張論理ブロックの出力62は、配線63_iによってロジックブロック100_(i+1)に付随するスイッチブロック130_(i+1)に伝送される。更に、ロジックブロック100_(i+1)に含まれるマルチプレクサ4を介して、ロジックブロック100_(i+1)の拡張論理ブロック60の入力61に繋がる。
マルチプレクサ4は、前段のロジックブロックからの配線63_i、配線群2、コンフィギュレーションメモリ5のうち、いずれかをプログラマブルに選択して拡張論理ブロック60へ出力する。ここで、コンフィギュレーションメモリ5は、固定論理値0または1を生成する場合に使用される。また、マルチプレクサ4がいずれの信号を選択するかは、別のコンフィギュレーションメモリ(図には示していない)の内容で決定される。また、配線63_iは、いくつかのスイッチブロック130_iを介してもよい。
図12は、図11に示す回路において、多入力論理演算を実現する例を示す図である。図12に示す回路では、図11に示す回路において、各マルチプレクサ4を配線63_iの信号を選択するようにコンフィギュレーションされている。また、キャリ入力31には固定論理値0または1が与えられるようにコンフィギュレーションされている。つまり、ロジックブロック100_1、100_2のキャリ入力31には固定論理値0が、ロジックブロック100_3のキャリ入力31には固定論理値1が入力されている。
図9の表に示すように、全加算器30のキャリ入力(CI)31に固定論理値0が入力されると、キャリ出力(CO)32には引数入力AとBの論理積が出力される。また、全加算器30のキャリ入力(CI)31に固定論理値1が入力されると、キャリ出力(CO)32には引数入力AとBの論理和が出力される。したがって、図12に示す回路は、図13に示す回路と等価な回路になる。
すなわち、各ロジックブロック100_1〜100_3の2つの前置ロジック20Aと20Bの出力21Aと21Bの論理和あるいは論理積を、拡張論理ブロック60を介して結合した回路を得ることができる。図13に示す例では、最上位のロジックブロック100_3の拡張論理ブロック60の出力62が、全回路の論理演算結果となる。図10に示した例を用いると、拡張論理ブロック60は論理積または論理和としてプログラムすることができるため、図13の回路は、多入力の大規模論理演算を実現することができる。
すなわち、図20に示すような背景技術にかかるリップルキャリを用いたロジックブロック結合法では、各ロジックブロック200の2つの前置ロジック220A、220Bのうち一方を固定論理値生成に使うため、残り一つの前置ロジックのみしか論理演算に使えなかった(図21参照)。しかしながら、本実施の形態にかかる論理回路では、拡張論理ブロック60を設けることで、各ロジックブロック100が有する2つの前置ロジック20A、20Bを共に論理演算に使用することができる。よって、背景技術にかかる論理回路に比べて半分のロジックブロック数、すなわちプログラマブルセル数で同等の論理演算を実現することができる。
また、拡張論理ブロック60は簡単な構造で、プログラマブルセル1のほかの部分に比べて非常に回路面積が小さい。このため、拡張論理ブロック60を付加したことによるプログラマブルセル1の回路面積の増加はごくわずかである。このように、本発明の実施の形態を用いることにより、背景技術にかかる論理回路と比べて半分近い面積で同じ論理演算を実現することができる。
なお、図11、図12、図13に示す再構成可能な論理回路では、3つのロジックブロック100_1〜100_3を接続した例を示したが、結合するロジックブロックの数は2つ以上であればいくつであってもよい。
図14は、拡張論理ブロック60の別の構成例を示す図である。図14に示す拡張論理ブロック60では、マルチプレクサ4の0側入力(制御端子Cに信号0を与えたときに選択される入力)にコンフィギュレーションメモリ5が接続されている。図14に示す拡張論理ブロック60では、図15に示すように、コンフィギュレーションメモリ5の出力値に応じた論理演算を行うことができる。
図15には、C端子が論理反転した論理和が含まれているが、論理反転がない論理和は含まれていない。しかしながら、C端子に接続される演算器の出力は、論理反転されている出力と論理反転されていない出力の両方を生成できる場合が多い。その場合、図14の拡張論理ブロック60は実質的に論理反転がない論理和も実現できる。
図5のロジックブロック100において、すでに説明した前置ロジックの例を用いた場合、拡張論理ブロック60のC端子への出力32は、論理反転されている出力と論理反転されていない出力の両方を生成できる。
図16は、拡張論理ブロック60の更に別の構成例を示す図である。図16に示す拡張論理ブロック60では、マルチプレクサ4の1側入力(制御端子Cに信号1を与えたときに選択される入力)にコンフィギュレーションメモリ5が接続されている。図16に示す拡張論理ブロック60では、図17に示すように、コンフィギュレーションメモリ5の出力値に応じた論理演算を行うことができる。また、図14の拡張論理ブロックの場合と同じ理由により、この拡張論理ブロック60の例も、実質的に論理積と論理和として使うことができる。
図14、図16に示す拡張論理ブロック60は、図10に示す拡張論理ブロックと実質的に等価な機能を持ち、更に図10に示す拡張論理ブロックに比べて少ない部品で構成することができる。このため、回路の面積を小さくすることができ、更に処理速度を速くすることができる。
また、拡張論理ブロック60として、2入力のルックアップテーブルを用いてもよい。この場合、面積や動作速度は前述の例に比べて劣るものの、実現できる論理機能は多くなるという利点がある。
また、図5では、最も簡単な2入力の拡張論理ブロック60の例を示したが、拡張論理ブロック60の入力数は2より多くてもよい。
以上で説明したように、本実施の形態にかかるロジックブロックを用いた再構成可能な論理回路よれば、背景技術にかかる回路よりもより小さい面積で、同等の論理機能を実現することができる。その理由は、ロジックブロックを拡張論理ブロックによって結合することにより、ロジックブロック内の二つの前置ロジックを論理演算に利用することができるからである。
つまり、ロジックブロックをキャリチェインで接続する背景技術にかかる方法では、一つの前置ロジックしか論理演算に使うことができなかったが、本実施の形態にかかる論理回路によれば二つの前置ロジックを論理演算に使うことができる。よって、背景技術にかかる論理回路に比べて半分のロジックブロック数で同じ論理機能を実現できる。
実施の形態2.
次に本発明の実施の形態2について説明する。本実施の形態にかかる再構成可能な論理回路では、全加算器のキャリ出力が拡張論理ブロックを介することなく他の全加算器のキャリ入力に接続されている。これ以外は実施の形態1にかかる再構成可能な論理回路と同様であるので重複した説明は省略する。
図5において、拡張論理ブロック60を論理積としてプログラムし、入力61に固定論理値1を与えると、拡張論理ブロック60は全加算器30のキャリ出力32をそのまま出力62に出力することができる。この出力62を隣接するロジックブロック100のキャリ入力31に接続すれば、リップルキャリが形成される。このような方法で多数のロジックブロックを接続することで、多ビット加算器を実現することができる。しかしながら、この方法では、キャリ信号が拡張論理ブロック60を通らなければならないため、キャリ信号の伝播遅延が大きくなるという問題がある。この問題を回避する本実施の形態にかかる再構成可能な論理回路の回路構成を図18に示す。
図18は、ロジックブロック100_iのキャリ出力32を、ロジックブロック100_(i+1)のキャリ入力31に、拡張論理ブロック60を介さずに接続する手段を設けた例である(iは整数)。各ロジックブロック100内のマルチプレクサ4_2は、コンフィギュレーションメモリ5_2の内容に応じて、キャリ入力31に他のロジックブロックのキャリ出力32を伝達したり、コンフィギュレーションメモリ5_3からの固定論理値を伝達したりする。
ロジックブロック100のキャリ出力32は、拡張論理ブロック60を介さずに他のロジックブロックのマルチプレクサ4_2に接続されるため、高速なキャリ信号伝播を実現することができる。なお、図18では、2つの入力を有するマルチプレクサ4_2を例として説明したが、マルチプレクサ4_2の入力はより多くてもよく、他の信号が入力信号として追加されてもよい。
以上、本発明を上記実施形態に即して説明したが、上記実施形態の構成にのみ限定されるものではなく、本願特許請求の範囲の請求項の発明の範囲内で当業者であればなし得るであろう各種変形、修正、組み合わせを含むことは勿論である。
この出願は、2009年3月18日に出願された日本出願特願2009−065741を基礎とする優先権を主張し、その開示の全てをここに取り込む。
本発明は、再構成可能な論理回路に適用することができる。
1、1_i_j プログラマブルセル
2_i_jh 水平配線
2_i_jv 垂直配線
3 レジスタ
4、4_i マルチプレクサ
5、5_i コンフィギュレーションメモリ
6、6_i 排他的論理和
7 論理積
8 論理和
10、10A、10B 前置ロジックの入力
20、20A、20B 前置ロジック
21、21A、21B 前置ロジックの出力
30 全加算器
31 全加算器のキャリ入力
32 全加算器のキャリ出力
33 全加算器の加算出力
60 拡張論理ブロック
61 拡張論理ブロックの入力
62 拡張論理ブロックの出力
63_i 拡張論理ブロックの出力を他のロジックブロックに接続する配線
100、100_i ロジックブロック
120 ロジックブロックの入力
130、130_i スイッチブロック
140、140_i レジスタブロック

Claims (10)

  1. 全加算器と、コンフィギュレーションデータに基づき複数の論理演算を行う2つの前置ロジックと、1種類以上の論理演算が可能な拡張論理ブロックと、を備える複数のロジックブロックと、
    前記複数のロジックブロックの間に設けられた第1のマルチプレクサと、を有し、
    前記2つの前置ロジックの出力は、各々、前記全加算器の2つの引数入力に接続され、
    前記全加算器のキャリ出力は前記拡張論理ブロックに接続され、前記全加算器のキャリ入力には、前記コンフィギュレーションデータに基づき固定論理値を含む複数の信号から選択された一つが入力され、
    前記第1のマルチプレクサは、前段のロジックブロックの拡張論理ブロックの出力を前記拡張論理ブロックの一方の入力に出力可能に構成されており、
    前記拡張論理ブロックは、一方に前記第1のマルチプレクサの出力を入力し、他方に前記全加算器の前記キャリ出力を入力し、入力した前記第1のマルチプレクサの出力および前記全加算器の前記キャリ出力の論理演算結果を出力する、再構成可能な論理回路。
  2. 前記前置ロジックは第2のマルチプレクサと排他的論理和ゲートを含む、請求項1に記載の再構成可能な論理回路。
  3. 前記前置ロジックは複数の入力を有するルックアップテーブルである、請求項1に記載の再構成可能な論理回路。
  4. 前記複数の信号は他の前記全加算器のキャリ出力を含む、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の再構成可能な論理回路。
  5. 前記拡張論理ブロックは、前記コンフィギュレーションデータに応じて二種類以上の論理演算を行うことができる、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の再構成可能な論理回路。
  6. 前記拡張論理ブロックは、前記全加算器の前記キャリ出力と前記第1のマルチプレクサの出力との論理積演算、または前記全加算器の前記キャリ出力が論理反転された出力と前記第1のマルチプレクサの出力との論理積演算を行うことができる、請求項1乃至のいずれか一項に記載の再構成可能な論理回路。
  7. 前記拡張論理ブロックは、前記全加算器の前記キャリ出力と前記第1のマルチプレクサの出力との論理和演算、または前記全加算器の前記キャリ出力が論理反転された出力と前記第1のマルチプレクサの出力との論理和演算を行うことができる、請求項1乃至のいずれか一項に記載の再構成可能な論理回路。
  8. 前記拡張論理ブロックは論理積ゲートと論理和ゲートと第3のマルチプレクサとコンフィギュレーションメモリとを含み、前記第3のマルチプレクサは前記コンフィギュレーションメモリの内容に応じて前記論理積ゲートと前記論理和ゲートのいずれかの出力を選択して出力する、請求項1乃至のいずれか一項に記載の再構成可能な論理回路。
  9. 前記拡張論理ブロックは第4のマルチプレクサとコンフィギュレーションメモリを含み、前記第4のマルチプレクサの一方の入力に前記コンフィギュレーションメモリが接続されている、請求項1乃至のいずれか一項に記載の再構成可能な論理回路。
  10. 前記拡張論理ブロックは少なくとも2つの入力を有するルックアップテーブルである、請求項1乃至のいずれか一項に記載の再構成可能な論理回路。
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