JP5359888B2 - 通信システムと方法並びに無線制御局と基地局 - Google Patents

通信システムと方法並びに無線制御局と基地局 Download PDF

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Description

(関連出願についての記載)
本願は、先の日本特許出願2008−013761号(2008年1月24日出願)の優先権を主張するものであり、前記先の出願の全記載内容は、本書に引用をもって繰込み記載されているものとみなされる。
本発明は、無線通信システムに関し、特に、基地局と端末の間のチャネルの割当技術に関する。
無線ネットワーク制御局(Radio network Controller;「無線制御局」、単に「制御局」とも略記される)においては、無線基地局(「基地局」という)と端末(移動局)間で閉じて行われていたCQI(Channel Quality Indicator:チャネル品質表示)を用いた制御には関与していない。CQIは、移動局にてP−CPICH(Primary Common Pilot Channel)の受信品質に基づいて決定され、BLER(Block Error Ratio)<10%を達成するTFRI(Transport Format Resource Index:タイムスロットに割りあてたコード数、変調方式、データサイズを表す)を、1〜30の数値で示す。
この場合、例えば非優先呼のCQIが、優先呼のCQI値よりも高いために、優先呼のスループットが低下することが予想される。
また、コア・ネットワークから通知される最大送信速度(MBR:Maximum Bit Rate)を基地局側で考慮していないため、基地局が移動局(UE:User Equipment)の能力以上のスループットを出してしまう可能性がある。
さらに、ストリーミングサービスにおいては、移動局からのCQI報告値により、保証伝送速度(GBR:Guaranteed Bit Rate)を下回るチャネル割り当てが行われる可能性がある。
基地局は、端末から送信されたCQI(品質情報)を用いて適切なTFRIを選択することで、HSDPA(High Speed Downlink Packet Access)の適応変調・符号化(AMC:Adaptive Modulation and Coding)を実現する。
なお、特許文献1には、無線ネットワーク制御局(RNC)が予め選択された時間、ノードNODEB#1(基地局)の目標SIR(信号対干渉比)の更新が行われなかった場合、自律的に目標SIRを細かい刻みで更新する構成が開示されている。また特許文献2には、移動局と無線基地局との間で適応変調制御を実行する移動通信システムにおいて、適応変調制御に用いるパラメータに関する情報を、無線基地局の上位装置側に送信する送信処理部を備えた構成、及び、前記上位装置側において前記パラメータを用いた帯域制御を実行する帯域制御部を備えた構成の移動通信システムが開示されている。さらに、特許文献3には、無線基地局にて上りリンクの無線リソース制御を直接行う移動通信システムにおいて、無線基地局間における上り無線リソースを効率的に割り当て、各移動局の上りリンクの通信品質劣化及び呼切断を防ぐ無線リソース割当方法が開示されている。この方法においては、無線基地局が当該無線基地局の特定セルにおける総受信電力と無線回線制御局から指定される第1の目標値とを比較し、前記総受信電力が前記第1の目標値よりも大きくない場合、前記特定セルをサービングセルとするサービング移動局からの受信電力と当該特定セルを非サービングセルとする非サービング移動局からの受信電力との比と、無線回線制御局から指定される第2の目標値とを比較し、前記比が前記第2の目標値よりも小さくない場合、前記非サービング移動局に割り当てる上り無線リソースを変更することなく維持する。上記特許文献1乃至3に開示された発明は、後の説明からも明らかとされるように、本発明とはその構成、作用効果が全く相違している。
特開2002−344384号公報 特開2006−67433号公報 特開2006−254426号公報
以下に本発明により関連技術の分析を与える。
関連技術においては、CQI(Channel Quality Indicator)を用いた送信制御には関与していないため、非優先呼のCQIが優先呼のCQI値よりも高いために優先呼のスループットが低下することが予想される。
また、コア・ネットワークから通知される最大送信速度(MBR:Maximum Bit Rate)を基地局側が意識(考慮)しないため、基地局が移動局(UE:User Equipment)の能力以上のスループットを出してしまう可能性がある。
さらに、ストリーミングサービスにおいては、移動局からのCQI報告値により保証伝送速度(GBR:Guaranteed Bit Rate)を下回るチャネル割り当てが行われる可能性がある。
したがって、本発明の目的は、基地局と端末間の通信品質を管理することで、基地局が移動局の能力以上のスループットを出すことを回避し、サービス品質の劣化を回避する通信システム、無線制御局、基地局、通信方法を提供することにある。
本願で開示される発明は前記課題を解決するため概略以下の構成とされる。本発明の1つの側面によれば、端末(移動局)と基地局と無線制御局とを備え、前記無線制御局は、基地局と端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出し、前記基地局は、前記無線制御局からの前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う通信システムが提供される。
本発明によれば、無線接続する端末との間の帯域の割当を行う基地局に接続する無線制御局であって、前記基地局と前記端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出する手段を備え、前記管理情報を前記基地局に通知する無線制御局が提供される。
本発明によれば、無線接続する端末から通知された通信品質の報告と、無線制御局で導出された通信品質の管理情報と、に基づき、基地局と前記端末間の帯域の割当を決定する手段を備えている基地局が提供される。
本発明によれば、端末と無線通信する基地局であって、前記基地局と前記端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出し、前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う手段を備えた基地局が提供される。
本発明によれば、無線制御局が、基地局と端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出し、
前記基地局が、前記無線制御局からの前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う、通信方法が提供される。
本発明によれば、基地局が、前記基地局と前記端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出し、前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う、通信方法が提供される。
本発明によれば、基地局と無線通信する端末であって、前記基地局に通信品質を報告し、無線制御局側又は前記基地局で導出された、前記基地局と端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報と、前記端末からの前記通信品質の報告と、に基づき、前記基地局によって、前記基地局との間の帯域の割当が行われる端末が提供される。
本発明によれば、基地局が移動局の能力以上のスループットを出すことを回避し、サービス品質の劣化を回避することができる。その結果、優先呼のスループットを改善し、チャネル割り当ての最適化を図ることができる。
本発明の一実施例の動作を説明する流れ図である。 本発明の一実施例の動作を説明する流れ図である。 本発明を適用した場合と適用しない場合の効果を説明する図である。 本発明の一実施例のシステム構成を示す図である。 本発明の一実施例のシステム構成を示す図である。
10 コア・ネットワーク
20 制御局(無線制御局)
21 CQI上限値決定部
22 CQI下限値決定部
23 CQIマージン決定部
30 基地局(無線基地局)
40 移動局
50 無線制御部
51 CQI上限値決定部
52 CQI下限値決定部
53 CQIマージン決定部
54 無線伝送部
本発明においては、無線制御局は、基地局に対して、QoS(Quality of Service)クラスやコア・ネットワークから通知される最大送信速度(MBR:Maximum Bit Rate)・保証送信速度(GBR:Guaranteed Bit Rate)を考慮したCQIマージン・CQI上限値/下限値を通知する。該基地局では、無線制御局から通知されたCQIマージン、CQI上限値/下限値と、端末(移動局)から通知されるCQI報告値とを基に、端末との間のチャネル割り当てを行う。なお、CQIは、端末(移動局)において、P−CPICH(Primary Common Pilot Channel)の受信品質に基づいて決定され、
BLER(Block Error Ratio)<10%
を達成するTFRI(Transport Format Resource Index:タイムスロットに割りあてたコード数、変調方式、データサイズを表す)を1〜30の数値で示す。以下実施例に即して説明する。
図4は、本発明の一実施例のシステム構成を示す図である。図4を参照すると、本実施例の通信システムは、コア・ネットワーク10と、無線制御局(RNC:以下「制御局」という)20と、基地局30と、端末(移動局)(UE:User Equipment)40を備えている。
本実施例において、制御局20は、基地局30と端末(移動局)40間の通信品質(例えば下りチャネル)の管理情報を導出するための構成として、CQI上限値決定部21とCQI下限値決定部22とCQIマージン決定部23とを備えている。
本実施例においては、制御局20のCQIマージン決定部23で決定されたCQIマージンは、基地局30に通知される。
基地局30は、制御局20から通知されたCQIマージンを用いて、非優先呼のチャネル割り当てを抑制することで、優先呼に多くのチャネルを割り当て、優先呼のスループットを改善する。
また、コア・ネットワーク10から制御局20に通知される、MBRやGBRを基に、制御局20のCQI上限値決定部21、CQI下限値決定部22は、CQI上限値とCQI下限値をそれぞれ決定し、基地局30に通知する。この結果、基地局30において、余分なチャネル割り当てを行うことが抑制され、最適なチャネル割り当てが行われる。
図1は、本発明の一実施例における。制御局20のCQIマージン・CQI上限値・CQI下限値を決定する手順を示すフローチャートである。
CQIマージン値の決定とCQI上限値の決定は、例えば、新規呼を確立する時に行われる。
制御局20は、新規呼を確立するときに、コア・ネットワーク10より、GBR、MBRトラフィッククラス(Traffic Class)、アロケーション(割当)/リテンション(保持)・プライオリティ(Allocation/Retention Priority)、トラフィックハンドリング・プライオリティ(Traffic Handling Priority)などが通知される(ステップS1)。
制御局20は、これらの値と、移動局(UE)40の能力(UE Category)を基に、CQIマージン・CQI上限値/下限値を決定する。
まず、制御局20のCQIマージン決定部23は、トラフィッククラス、プライオリティにより、CQIマージンを決定する(ステップS2)。
次に、制御局20のCQI上限値決定部21は、MBRよりCQI上限値を決定する(ステップS3)。
コア・ネットワーク10より制御局20に、GBRの通知がある場合(ステップS4のYES分岐)、制御局20のCQI下限値決定部22は、GBRによりCQI下限値を決定する(ステップS5)。
コア・ネットワーク10より制御局20に、GBRの通知がない場合(ステップS4のNO分岐)、制御局20のCQI下限値決定部22は、CQI下限値を最小値に設定する(ステップS6)。
制御局20のCQIマージン決定部23、CQI上限値決定部21、CQI下限値決定部22は、決定したCQIマージン、CQI上限値、CQI下限値を、基地局30に通知する。
以下、制御局20におけるCQI上限値とCQI下限値とCQIマージンの決定の仕方を説明する。
<CQI上限値の決定>
制御局20は、CQI上限値決定部21において、コア・ネットワーク10より通知されるMBRを基に、CQI上限値を決定する。以下の表1は、MBRをCQI上限値にマッピングするテーブルの一例を示している。表1のNumber of HS-PDSCHは、HS-PDSCH(High Speed Physical Down Link)送信に用いられるコード数(チャネルコード数)を表している。表1のマッピングテーブルはCQI上限値決定部21内に保持される。
コア・ネットワーク10より通知されたMBRが例えば1Mbps(メガビット/秒)である場合、制御局20のCQI上限値決定部21は、CQI上限値とMBRのマッピングテーブル(表1)を参照して、CQI上限値を「14」と決定する。表1のテーブルにおいて、CQI値の「12」と「14」の間にビットレート1Mbpsが存在するため、CQI上限値を「12」と決定してもよい。
本実施例において、マッピングテーブルは、UEカテゴリ(UE Category)とよばれる移動局の能力毎に用意される。UEカテゴリは、呼確立時に、移動局40から基地局20を介して制御局20に通知されている。
Figure 0005359888
<CQI下限値の決定>
コア・ネットワーク10からGBRが通知された場合、制御局20のCQI下限値決定部22は、CQI上限値と同様に、表1のマッピングテーブルを用いて、CQI下限値を決定する。
例えば、GBRが0.5Mbpsの場合、CQI下限値を「9」に設定する。GBRがコア・ネットワーク10から報告されなかった場合は、CQI下限値を最小値に設定する。なお、CQI下限値の決定処理は、制御局20の代わりに、基地局30で行ってもよい。基地局30は、制御局20からGBRを通知される場合もあり、この場合、基地局30にてCQI下限値の決定を行うことができる。
<CQIマージンの決定>
制御局20のCQIマージン決定部23は、コア・ネットワーク10より通知されるQoSクラスであるトラフィッククラス(Traffic Class)を基に、CQIマージンを決定する。
下記の表2に、トラフィッククラスとCQIマージンのマッピングテーブルの一例を示している。表2に示すように、QoSクラスを、Conversational(会話)クラス、Streaming(ストリーミング)クラス、Interactive(インタラクティブ)クラス、Background(バックグランド)クラスの4つのトラフィッククラスに分ける。Conversational及びStreamingクラスは実時間のトラフィック、Interactive及びBackgroundクラスは、非実時間のトラフィックであり、それぞれのトラフィック・クラスに対して、CQIマージンは0、2、4、8とされている。
コア・ネットワーク10より通知されたトラフィッククラスが、例えばインタラクティブ(Interactive)の場合、制御局20のCQIマージン決定部23は、CQIマージンを「4」と決定する。
この例の場合、制御局20のCQIマージン決定部23は、トラフィッククラスのみを考慮しているが、アロケーション/リテンション・プライオリティ(Allocation/Retention Priority)やトラフィックハンドリングプライオリティ(Traffic Handling Priority)などを用いて細かな割り当て制御を行うようにしてもよい。アロケーション/リテンション・プライオリティでは、「0」〜「15」の差別化が行え、トラフィックハンドリングプライオリティでも「0」〜「15」の差別化を行うことができる。なお、CQIマージンは負の数を設定してもよい。
CQIマージンの決定処理は、制御局20の代わりに、基地局30側で行うようにしてもよい。
基地局30は、制御局20からスケジューリングプライオリティ(Scheduling Priority)とアロケーション/リテンション・プライオリティの通知を受けるため、これらの値を考慮して、CQIマージンを決定することも可能である。
ただし、基地局30でCQIマージンの決定処理を行う場合、トラフィックハンドリングプライオリティの代わりに、スケジューリングプライオリティ・インディケータを用いることになる。
Figure 0005359888
上記のように、制御局20は、CQIマージンとCQI上限値/下限値を決定し、基地局30に通知することになる。
図2は、基地局30におけるCQI値の決定手順を示すフローチャートである。以下に、図2及び図4を参照して、基地局30におけるCQI値の決定を説明する。
基地局30は、移動局40よりCQIが通知される(ステップS11)。
基地局30は、移動局40よりCQIの通知を受けた場合(ステップS12のYES)、制御局20から通知されたCQIマージンとCQI上限値、および、移動局40から通知されるCQI報告値を用いて、移動局40の実際のCQIを、例えば式(1)のように決定する(ステップS13)。
CQI=Median(CQI上限値,(CQI報告値−CQIマージン),CQI下限値) ・・・(1)
上式(1)において、Medianは中央値である。上式(1)で決定されたCQIを基地局30のスケジューラ(不図示;チャネル割当等の無線伝送のスケジューリング制御を行う)に入力する(ステップS14)。
例えば、
“(CQI報告値−CQIマージン)>CQI上限値”となった場合、通常、移動局40の能力以上のスループット(MBR)を出すことになるが、本実施例においては、CQI上限値の導入により、移動局40の能力以下に基地局30のスループットを抑えることが可能になる。すなわち、制御局20から基地局30に通知されるCQI上限値により、基地局30のスケジューラにおいて、基地局30からの送信速度等が、移動局40の能力以下を超えることは回避される。
また、“(CQI報告値−CQIマージン)<CQI下限値”となった場合、保証すべきサービス品質を下回ったスループットにすることになる。しかしながら、本実施例によれば、CQI下限値により、サービス品質低下を抑えることが可能になる。
また、移動局#1(図4参照)がトラフィッククラスとして、会話(Conversational)を行っており、移動局#2(図4参照)がバックグランド(Background)を行っていたとする。
このとき、移動局#1のCQI報告値が「12」、移動局#2のCQI報告値が「14」であった場合、通常だと(すなわち本発明を適用しない場合)、表1のマップテーブルから、
移動局#1に3コードを割り当て、
移動局#2に4コードを割り当てることになる。
これに対して、本発明によれば、CQIマージンの導入により、表2から、トラフィッククラスが会話(Conversational)のCQIマージンは「0」、トラフィッククラスがバックグランド(Background)のCQIマージンは「8」となり、
移動局#1:CQI報告値(=12)−CQIマージン(=0)=12
移動局#2:CQI報告値(=14)−CQIマージン(=8)=6
となり、
移動局#1には、CQI=12に対応する3コード、
移動局#2には、CQI=6に対応する1コード
が割り当てられることになる。すなわち、移動局#1に対して、優先的にチャネルを割り当てることが可能になる。
図3は、本発明を適用した場合と適用しない比較例とを対比して示す図である。図3において、破線は、移動局より通知されるCQI値の時間変化を示している。実線は、本発明にしたがってCQI上限値とCQI下限値を用いた場合における、基地局30のスケジューラで使用されるCQI値を示している。
図3に示すように、CQI報告値がCQI上限値を超えると、本発明が適用されない場合には、基地局のスケジューラは、コア・ネットワークより通知されたMBR以上のチャネルリソースを割り当てようとしてしまう(図3のCQI上限値を超えた破線参照)。
これに対して、本実施例においては、CQI上限値を設けることで、余分なチャネルリソースを割り当てないように動作することができる。
また、本発明が適用されない場合、CQI報告値がCQI下限値を下回ると、基地局スケジューラはコア・ネットワークより通知されたGBR以下のチャネルリソースしか割り当てないようにしてしまう(図3のCQI下限値より下方の破線参照)。
これに対して、本実施例によれば、CQI下限値を設けることで最低限のサービス品質を保つだけのチャネルリソースを割り当てるように動作することができる。
以上説明したように、本実施例においては、以下の作用効果を奏する。
本実施例によれば、MBRを考慮してCQIの上限を設けているため、基地局が移動局(UE)の能力以上の送信速度を出すことがない。
本実施例によれば、GBRを考慮してCQIの下限を設けているため、サービス品質を劣化させないことを可能としている。
本実施例によれば、トラフィッククラス(Traffic Class)やプライオリティ(Priority)などのQoS(Quality of Service)を考慮して、CQI値の変更をしているため、サービスの差別化を行うことができる。
さらに、本実施例によれば、3GPPで標準化が進んでいるLTE(Long Term Evolution)では、制御局と基地局が一体化されているため、上記全ての情報(MBR/GBR/Priority)を、基地局で知ることが可能である。したがって、図5に示すように、CQI上限値決定部51、CQI下限値決定部52、CQIマージン決定部53を、基地局30(eNodeB)側の無線制御部50に備えた構成としてもよい。
LTEでは、既存のW−CDMAのHSDPA(High Speed Down Packet Access)方式とは異なり、サブキャリアの本数をダイナミックに移動局に割り当てることで、スループットを改善する。
上記のチャネルをサブキャリアに置き換えることで、MBR/GBR/Priority(優先順位)を考慮して、割り当てるサブキャリア数に制限を設けることが可能である。
CQI上限値・CQI下限値により、サブキャリアの割り当て数の上限・下限を決定し、CQIマージンによりサブキャリア割り当て数に優先順位に応じた差別化を行う。
また、LTEと並行して3GPPで検討が進められているHSPA Evolutionでは、アクセス方式は従来の通りCDMA方式を採用するが、制御局と基地局が一体化されることを想定している。この場合、LTEと同様に基地局だけで、MBR/GBR/Priorityを知ることができる。この場合、図5に示すように、CQI上限値決定部51、CQI下限値決定部52、CQIマージン決定部53を、基地局30の無線制御部50に備え、無線伝送部54のスケジューラ(不図示)にて、チャネル数の割り当てを行うことになる。
上記した実施例は、特に制限されないが、以下のように付記される。
[付記1]
端末と、
前記端末と無線通信する基地局と、
前記基地局と前記端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出し前記基地局に通知する無線制御局と、
を備え、前記基地局は、前記無線制御局からの前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う、ことを特徴とする通信システム。
[付記2]
前記基地局は、前記端末から通知された通信品質の報告と、前記無線制御局からの前記管理情報とに基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を決定する、ことを特徴とする付記1記載の通信システム。
[付記3]
前記無線制御局は、コア・ネットワークからの所定のパラメータに基づき、前記通信品質に関する前記管理情報を導出する、ことを特徴とする付記1又は2記載の通信システム。
[付記4]
前記無線制御局は、QoS(Quality of Service)情報、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GBR)のうちの少なくとも一つのパラメータに基づき、前記通信品質の前記管理情報として、前記通信品質のマージン、前記通信品質の上限値、前記通信品質の下限値のうち前記パラメータに対応する少なくとも一つの値を決定し、前記基地局に通知する、ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1に記載の通信システム。
[付記5]
前記無線制御局は、前記保証伝送速度(GBR)の通知がある場合、前記保証伝送速度(GBR)に基づき、前記通信品質の下限値を決定し、前記保証伝送速度(GBR)の通知がない場合、前記下限値を予め定められた最小値に設定する、ことを特徴とする付記4記載の通信システム。
[付記6]
前記無線制御局は、前記端末の能力に対応したカテゴリに対応させて、前記通信品質の上限値、下限値、伝送速度の対応関係を規定したテーブルを備えている、ことを特徴とする付記1乃至5のいずれか1に記載の通信システム。
[付記7]
前記無線制御局は、QoSのクラスと前記通信品質のマージンとの対応関係を規定したテーブルを備えている、ことを特徴とする付記1乃至6のいずれか1に記載の通信システム。
[付記8]
前記基地局は、QoS(Quality of Service)情報に基づき、前記通信品質の管理情報のうち、前記通信品質のマージンを導出する、ことを特徴とする付記1乃至3のいずれか1に記載の通信システム。
[付記9]
前記通信品質がCQI(Channel Quality Indicator)を含む、ことを特徴とする付記1乃至8のいずれか1に記載の通信システム。
[付記10]
前記基地局は、前記無線制御局から通知されたCQIマージン、CQI上限値、CQI下限値の少なくとも一つ、および、前記端末からのCQI報告値を用いてCQIを決定する、ことを特徴とする付記9記載の通信システム。
[付記11]
端末と基地局とを備え、
前記基地局が、前記基地局と前記端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出し、前記端末から通知された通信品質の報告と、前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う、ことを特徴とする通信システム。
[付記12]
前記通信品質がCQI(Channel Quality Indicator)を含む、ことを特徴とする付記11記載の通信システム。
[付記13]
前記基地局が、前記基地局と端末との間の無線通信に関する通信品質を前記端末から取得し、コア・ネットワークからのQoS(Quality of Service)、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GBR)の少なくとも一つのパラメータに基づき、前記通信品質の管理情報として、CQIマージン、CQI上限値、CQI下限値のうち前記パラメータに対応する少なくとも一つの値を決定する無線制御部を備えている、ことを特徴とする付記12記載の通信システム。
[付記14]
前記QoS情報が、トラフィッククラス情報及び/又は優先度情報を含む、ことを特徴とする付記4、7、8、13のいずれか1に記載の通信システム。
[付記15]
無線接続する端末との間の帯域の割当を行う基地局に接続する無線制御局であって、
前記基地局と前記端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出する手段を備え、前記管理情報を前記基地局に通知する、ことを特徴とする無線制御局。
[付記16]
コア・ネットワークからの所定のパラメータに基づき前記通信品質に関する管理情報を導出する、ことを特徴とする付記15記載の無線制御局。
[付記17]
QoS(Quality of Service)、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GBR)の少なくとも一つのパラメータに基づき、前記通信品質の管理情報として、前記通信品質のマージン、前記通信品質の上限値、前記通信品質の下限値のうち前記パラメータに対応する少なくとも一つの値を決定し、前記基地局に通知する、ことを特徴とする付記15又は16記載の無線制御局。
[付記18]
前記保証伝送速度(GBR)の通知がある場合、前記保証伝送速度(GBR)により前記通信品質の下限値を決定し、前記保証伝送速度(GBR)の通知がない場合、前記下限値を予め定められた最小値に設定する、ことを特徴とする付記17記載の無線制御局。
[付記19]
前記通信品質がCQI(Channel Quality Indicator)を含む、ことを特徴とする付記15乃至18のいずれか1に記載の無線制御局。
[付記20]
前記QoS情報が、トラフィッククラス情報及び/又は優先度情報を含む、ことを特徴とする付記17記載の無線制御局。
[付記21]
無線接続する端末から通知された通信品質の報告と、無線制御局で導出された通信品質の管理情報と、に基づき、基地局と前記端末間の帯域の割当を決定する手段を備えている、ことを特徴とする基地局。
[付記22]
端末と無線通信する基地局であって、前記基地局と前記端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出し、前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う手段を備えた、ことを特徴とする基地局。
[付記23]
QoS(Quality of Service)、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GBR)の少なくとも一つのパラメータに基づき、前記通信品質の管理情報として、前記通信品質のマージン、前記通信品質の上限値、前記通信品質の下限値のうち前記パラメータに対応する少なくとも一つの値を決定し、前記基地局に通知する、ことを特徴とする付記21又は22記載の基地局。
[付記24]
前記QoS情報が、トラフィッククラス情報及び/又は優先度情報を含む、ことを特徴とする付記23に記載の基地局。
[付記25]
無線制御局が、基地局と端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出し、
前記基地局が、前記無線制御局からの前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う、ことを特徴とする通信方法。
[付記26]
前記基地局は、前記端末から通知された通信品質の報告と、前記無線制御局からの前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を決定する、ことを特徴とする付記25記載の通信方法。
[付記27]
前記無線制御局は、コア・ネットワークからの所定のパラメータに基づき、前記通信品質に関する管理情報を導出する、ことを特徴とする付記25又は26記載の通信方法。
[付記28]
前記無線制御局は、QoS(Quality of Service)情報、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GBR)のうちの少なくとも一つのパラメータに基づき、前記通信品質の前記管理情報として、前記通信品質のマージン、前記通信品質の上限値、前記通信品質の下限値のうち前記パラメータに対応する少なくとも一つの値を決定し、前記基地局に通知する、ことを特徴とする付記25乃至27のいずれか1に記載の通信方法。
[付記29]
前記無線制御局は、前記保証伝送速度(GBR)の通知がある場合、前記保証伝送速度(GBR)に基づき、前記通信品質の下限値を決定し、
前記保証伝送速度(GBR)の通知がない場合、前記下限値を予め定められた最小値に設定する、ことを特徴とする付記28記載の通信方法。
[付記30]
前記通信品質がCQI(Channel Quality Indicator)を含む、ことを特徴とする付記25乃至29のいずれか1に記載の通信方法。
[付記31]
前記基地局は、前記端末からCQIの報告を受けた場合、前記無線制御局から通知されたCQIマージン、CQI上限値、CQI下限値の少なくとも一つ、および、前記端末からのCQI報告値を用いてCQIを決定する、ことを特徴とする付記30記載の通信方法。
[付記32]
基地局が、前記基地局と前記端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報を導出し、前記管理情報に基づき、前記基地局と前記端末間の帯域の割当を行う、ことを特徴とする通信方法。
[付記33]
前記基地局が、前記端末から前記通信品質としてCQI(Channel Quality Indicator)の報告を取得し、コア・ネットワークからの、QoS(Quality of Service)、最大送信速度(MBR)、保証伝送速度(GBR)の少なくとも一つのパラメータに基づき、前記通信品質の管理情報として、CQIマージン、CQI上限値、CQI下限値のうち前記パラメータに対応する少なくとも一つの値を決定する、ことを特徴とする付記32記載の通信方法。
[付記34]
前記QoS情報が、トラフィッククラス情報及び/又は優先度情報を含む、ことを特徴とする付記28又は33に記載の通信方法。
[付記35]
基地局と無線通信する端末であって、
前記基地局に通信品質を報告し、
無線制御局側又は前記基地局で導出された、前記基地局と端末間の無線通信の通信品質に関する管理情報と、前記端末からの前記通信品質の報告と、に基づき、前記基地局によって、前記基地局との間の帯域の割当が行われる、ことを特徴とする端末。
[付記36]
無線制御局又は基地局において、
QoS(Quality of Service)情報をクラス分けしたトラフィッククラス又はプライオリティに対応する、チャネル品質表示CQI(Channel Quality Indicator)のマージンを求め、
移動局から報告されたCQI報告値とCQIマージンから、
CQI報告値−CQIマージン
を求め、
前記基地局から前記移動局へのダウンリンク送信に割当てられるチャネルコード数として、CQI報告値−CQIマージンの値に対応する、チャネルコード数を求める、ことを特徴とする通信システム。
[付記37]
前記無線制御局又は基地局において、
CQI報告値−CQIマージンが、予め定められたCQI上限値を超えた場合、又は、予め定められたCQI下限値を下回った場合、
前記基地局のスケジューラは前記CQI上限値又は前記CQI下限値を用いる、ことを特徴とする付記36記載の通信システム。
[付記38]
前記無線制御局又は基地局において、
CQIの値と伝送速度との対応関係を規定した第1のテーブルを備え、
前記第1のテーブルを参照して、コア・ネットワーク側から通知された最大伝送速度(MBR)に対応するCQI値を求め、CQI上限値とし、
前記第1のテーブルを参照して、前記コア・ネットワーク側から通知された保証伝送速度(GBR)に対応するCQI値を求めてCQ下限値とし、前記コア・ネットワーク側から保証伝送速度が通知されない場合、CQIの最小値をCQI下限値とする、ことを特徴とする付記37記載の通信システム。
[付記39]
前記無線制御局又は基地局において、
トラフィッククラスとCQIマージンとの対応関係を規定した第2のテーブルを備え、
前記第2のテーブルを参照して、コア・ネットワーク側から通知されたトラフィッククラスに対応するCQIマージンを求める、ことを特徴とする付記36又は37記載の通信システム。
[付記40]
前記第1のテーブルが、CQIの値及び伝送速度と対応させて、前記基地局から前記移動局へのダウンリンク送信に割当てられるチャネルコード数を保持する、ことを特徴とする付記38記載の通信システム。
[付記41]
無線制御局又は基地局において、
QoS(Quality of Service)情報をクラス分けしたトラフィッククラス又はプライオリティに対応する、チャネル品質表示CQI(Channel Quality Indicator)のマージンを求め、
移動局から報告されたCQI報告値とCQIマージンから、
CQI報告値−CQIマージン
を求め、
前記基地局から前記移動局へのダウンリンク送信に割当てられるチャネルコード数として、CQI報告値−CQIマージンの値に対応する、チャネルコード数を求める、ことを特徴とする通信方法。
[付記42]
前記無線制御局又は基地局において、
CQI報告値−CQIマージンが、予め定められたCQI上限値を超えた場合、又は、予め定められたCQI下限値を下回った場合、
前記基地局のスケジューラは前記CQI上限値又は前記CQI下限値を用いる、ことを特徴とする付記41記載の通信方法。
[付記43]
前記無線制御局又は基地局において、
CQIの値と伝送速度との対応関係を規定した第1のテーブルを参照して、コア・ネットワーク側から通知された最大伝送速度(MBR)に対応するCQI値を求めCQI上限値とし、
前記第1のテーブルを参照して、前記コア・ネットワーク側から通知された保証伝送速度(GBR)に対応するCQI値を求めてCQ下限値とし、前記コア・ネットワーク側から保証伝送速度が通知されない場合、CQIの最小値をCQI下限値とする、ことを特徴とする付記42記載の通信方法。
[付記44]
前記無線制御局又は基地局において、
トラフィッククラスとCQIマージンとの対応関係を規定した第2のテーブルを参照して、コア・ネットワーク側から通知されたトラフィッククラスに対応するCQIマージンを求める、ことを特徴とする付記41又は42記載の通信方法。
[付記45]
前記第1のテーブルが、CQIの値及び伝送速度と対応させて、前記基地局から前記移動局へのダウンリンク送信に割当てられるチャネルコード数を保持する、ことを特徴とする付記43記載の通信方法。
なお、上記の特許文献1、2、3の各開示を、本書に引用をもって繰り込むものとする。本発明の全開示(請求の範囲を含む)の枠内において、さらにその基本的技術思想に基づいて、実施形態ないし実施例の変更・調整が可能である。また、本発明の請求の範囲の枠内において種々の開示要素の多様な組み合わせないし選択が可能である。すなわち、本発明は、請求の範囲を含む全開示、技術的思想にしたがって当業者であればなし得るであろう各種変形、修正を含むことは勿論である。

Claims (10)

  1. 無線制御局又は基地局において、
    QoS(Quality of Service)情報をクラス分けしたトラフィッククラス又はプライオリティに対応する、チャネル品質表示CQI(Channel Quality Indicator)のマージンを求め、
    移動局から報告されたCQI報告値とCQIマージンから、
    CQI報告値−CQIマージン
    を求め、
    前記基地局から前記移動局へのダウンリンク送信に割当てられるチャネルコード数として、CQI報告値−CQIマージンの値に対応する、チャネルコード数を求める、ことを特徴とする通信システム。
  2. 前記無線制御局又は基地局において、
    CQI報告値−CQIマージンが、予め定められたCQI上限値を超えた場合、又は、予め定められたCQI下限値を下回った場合、
    前記基地局のスケジューラは前記CQI上限値又は前記CQI下限値を用いる、ことを特徴とする請求項1記載の通信システム。
  3. 前記無線制御局又は基地局において、
    CQIの値と伝送速度との対応関係を規定した第1のテーブルを備え、
    前記第1のテーブルを参照して、コアネットワーク側から通知された最大伝送速度(MBR)に対応するCQI値を求め、CQI上限値とし、
    前記第1のテーブルを参照して、前記コアネットワーク側から通知された保証伝送速度(GBR)に対応するCQI値を求めてCQ下限値とし、前記コアネットワーク側から保証伝送速度が通知されない場合、CQIの最小値をCQI下限値とする、ことを特徴とする請求項2記載の通信システム。
  4. 前記無線制御局又は基地局において、
    トラフィッククラスとCQIマージンとの対応関係を規定した第2のテーブルを備え、
    前記第2のテーブルを参照して、コアネットワーク側から通知されたトラフィッククラスに対応するCQIマージンを求める、ことを特徴とする請求項1又は2記載の通信システム。
  5. 前記第1のテーブルが、CQIの値及び伝送速度と対応させて、前記基地局から前記移動局へのダウンリンク送信に割当てられるチャネルコード数を保持する、ことを特徴とする請求項3記載の通信システム
  6. 基地局において、
    QoS(Quality of Service)情報をクラス分けしたトラフィッククラス又はプライオリティに対応する、チャネル品質表示CQI(Channel Quality Indicator)のマージンを求め、
    移動局から報告されたCQI報告値とCQIマージンから、
    CQI報告値−CQIマージン
    を求め、
    前記基地局から前記移動局へのダウンリンク送信に割当てられるチャネルコード数として、CQI報告値−CQIマージンの値に対応する、チャネルコード数を求める、ことを特徴とする基地局
  7. 無線制御局において、
    QoS(Quality of Service)情報をクラス分けしたトラフィッククラス又はプライオリティに対応する、チャネル品質表示CQI(Channel Quality Indicator)のマージンを求め、
    移動局から報告されたCQI報告値とCQIマージンから、
    CQI報告値−CQIマージン
    を求め、
    基地局から前記移動局へのダウンリンク送信に割当てられるチャネルコード数として、CQI報告値−CQIマージンの値に対応する、チャネルコード数を求める、ことを特徴とする無線制御局
  8. 無線制御局又は基地局において、
    QoS(Quality of Service)情報をクラス分けしたトラフィッククラス又はプライオリティに対応する、チャネル品質表示CQI(Channel Quality Indicator)のマージンを求め、
    移動局から報告されたCQI報告値とCQIマージンから、
    CQI報告値−CQIマージン
    を求め、
    前記基地局から前記移動局へのダウンリンク送信に割当てられるチャネルコード数として、CQI報告値−CQIマージンの値に対応する、チャネルコード数を求める、ことを特徴とする通信方法
  9. 前記無線制御局又は基地局において、
    CQI報告値−CQIマージンが、予め定められたCQI上限値を超えた場合、又は、予め定められたCQI下限値を下回った場合、
    前記基地局のスケジューラは前記CQI上限値又は前記CQI下限値を用いる、ことを特徴とする請求項8記載の通信方法。
  10. 前記無線制御局又は基地局において、
    CQIの値と伝送速度との対応関係を規定した第1のテーブルを参照して、コアネットワーク側から通知された最大伝送速度(MBR)に対応するCQI値を求めCQI上限値とし、
    前記第1のテーブルを参照して、前記コアネットワーク側から通知された保証伝送速度(GBR)に対応するCQI値を求めてCQ下限値とし、前記コアネットワーク側から保証伝送速度が通知されない場合、CQIの最小値をCQI下限値とする、ことを特徴とする請求項9記載の通信方法。
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