JP5359191B2 - 液晶表示装置 - Google Patents

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Description

本発明は、液晶表示装置に関する。
近年、液晶表示装置において、表示領域を複数のエリアに分割し、エリア毎に対応する光源をそのエリアでの表示に応じた光量で発光させることにより、余剰な発光を抑えて消費電力の低減を図るものが知られている。
また、液晶表示装置におけるバックライトの光量と、液晶パネルでの明度のバランスを調整することによって、見かけ上の輝度を維持し、表示内容の視認性を低下させることなく、消費電力の低減を図る技術が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
特開2008−112133号公報
しかしながら、上記特許文献1の場合、バックライトの光量が所定の閾値を下回った際に、液晶パネルの明度の値を補正するようになっているが、その閾値の前後における補正の有無によって、例えば、色調に差が生じてしまうことがあり、表示画像の印象が変わってしまうことがあるという問題があった。
本発明の目的は、好適な画像表示を可能にする液晶表示装置を提供することである。
以上の課題を解決するため、請求項1に記載の発明は、
複数のサブ表示領域を有する液晶パネルと、前記サブ表示領域の各々に対応する複数の光源から成るバックライトと、を備える液晶表示装置において、
画像の輝度に関する高輝度閾値と低輝度閾値を記憶する閾値記憶手段と、
前記光源毎に、対応する前記サブ表示領域内の画素の画像信号から当該光源の必要とする光量を算出する光量算出手段と、
前記光量算出手段により前記光源毎に算出された光量で、各光源を発光させる発光制御手段と、
前記サブ表示領域内の画素毎に、前記サブ表示領域に対応する前記光源の発光量に応じて、各画素の輝度を補正する輝度補正手段と、
を備え、
前記光源の最大発光量を前記光量算出手段により算出された光量で除算して得られる第1の補正量を「R 」、前記高輝度閾値を「B」、前記低輝度閾値を「A」、補正前の画素の輝度を「X」とした場合、
前記輝度補正手段は、
前記高輝度閾値よりも高い輝度の画素の場合、下記の式(1)に基づく補正量「R」を補正前の画素の輝度「X」に乗算する補正を行い、
前記低輝度閾値以上、前記高輝度閾値以下の輝度の画素の場合、下記の式(2)に基づく補正量「R」を補正前の画素の輝度「X」に乗算する補正を行い、
前記低輝度閾値よりも低い輝度の画素の場合、下記の式(3)に基づく補正量「R」を補正前の画素の輝度「X」に乗算する補正を行うことを特徴とする。
R=R ・・・(1)
R=(X−A)×(R −1)/(B−A)+1 ・・・(2)
R=1 ・・・(3)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の液晶表示装置において、
当該液晶表示装置の周囲の明るさを検出する明度センサと、
前記明度センサが検出した明度に応じて前記高輝度閾値と前記低輝度閾値を変更する閾値変更手段と、
を備え、
前記閾値変更手段は、
前記明度センサが検出した明度が所定値よりも明るい場合に、前記高輝度閾値と前記低輝度閾値の値を所定量下げ、
前記明度センサが検出した明度が所定値よりも暗い場合に、前記高輝度閾値と前記低輝度閾値の値を所定量上げることを特徴とする。
本発明によれば、液晶表示装置は、高輝度閾値と低輝度閾値の2つの閾値を基準にし、サブ表示領域内における画素の輝度の補正を行う範囲を高輝度閾値以上、補正を行わない範囲を低輝度閾値以下と区分することができ、特に高輝度閾値と低輝度閾値の間に対応する輝度については、各画素の輝度に応じて比例配分するように補正を行うようになっているので、閾値を挟んだ前後での画像表示に色調差は生じにくく、好適な画像表示を行うことができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら説明する。なお、発明の範囲は図示例に限定されない。
図1は、本実施形態の液晶表示装置の要部構成を示すブロック図である。また、図2(a)は、本実施形態の液晶パネル5の表示領域を構成するサブ表示領域Sを説明するための図であり、図2(b)は、本実施形態のLEDバックライト8を構成する光源Lを説明するための図である。
液晶表示装置100は、例えば、図1に示すように、信号入力部1、映像処理部2、タイミング制御部3、フレームメモリ4、液晶パネル5、走査線駆動部6、信号線駆動部7、バックライト8、光量算出部9、バックライト制御部10、補正部11、制御部12、明度センサ13等を備える。
信号入力部1は、例えば、テレビジョン放送信号を受信するアンテナ及びチューナや、外部装置からの画像信号を受信する各種映像端子等を備えて構成され、入力される画像信号を受信して、映像処理部2に出力する。
映像処理部2は、A/D変換回路、RGB生成回路、画質調整回路等を備えて構成され、信号入力部1から供給される画像信号に基づいて、RGBのデジタル画像信号を生成し、液晶パネル5の画素数に応じたスケーリング処理を行って、1フレーム分の画像信号を生成する。さらに、1フレーム分の画像信号に対して、制御部12から出力される画質調整信号に基づいて、ブライトネス、コントラスト、色の濃さ、色合い、シャープネス等の各種画質調整を行った後に、フレームメモリ4に出力する。
タイミング制御部3は、信号入力部1から供給される画像信号に基づいて、1ライン期間を示すタイミング信号と、1フレーム期間を示すタイミング信号とを生成して、液晶表示装置100の各部に供給する。
フレームメモリ4は、映像処理部2から入力される画像信号をフレーム単位で蓄積し、光量算出部9及び補正部11に出力する。
液晶パネル5は、所定の間隔を隔てて配設された一対の基板の間に液晶が封入されて成る。これら一対の基板は、偏光軸が直交した2枚の偏光板で挟まれ、背面側にはバックライト8が配設されている。この液晶パネル5は、その表示領域が予め定められた分割方法で分割した複数のサブ表示領域S…から構成されている。
基板の上面には、p行の走査線X(X〜X)及びq列の信号線Y(Y〜Y)が互いに直交するように配列されている。この液晶パネル5は、例えば、アクティブマトリクス駆動方式を採用しており、走査線Xと信号線Yの各交点の画素に、アクティブ素子としての薄膜トランジスタ(TFT: Thin Film Transistor)が配設されている。各画素には、画素電極が形成され、画素電極に対向して、対向する基板に対向電極が形成されている。また、画素電極と対向電極との対向面にはそれぞれ配向膜が形成されている。
走査線駆動部6は、液晶パネル5における走査線X(X〜X)の各々に対応して設けられており、タイミング制御部3からのタイミング信号に従って、各走査線Xを順に選択して、同一の走査線X上に連なるTFTをオン/オフさせる。
信号線駆動部7は、液晶パネル5における信号線Y(Y〜Y)の各々に対応して設けられており、走査線駆動部6による各走査線Xの走査に同期して、映像処理部2から入力される画像信号に応じた電圧を信号線Yに対して印加する。
走査線駆動部6及び信号線駆動部7により走査線Xと信号線Yとが駆動されると、それらの交点にある画素のTFTがオンとなって画素電極に電荷が蓄積され、その画素電極と対向電極との間に挟持されている液晶の配列方向が変化して、配向膜と偏光板とともに、液晶パネル5の背面側に設けられたバックライト8から照射される光を画素単位で通過或いは遮断させる。こうして各画素の輝度が調整される。
バックライト8は、制御部12の制御に応じて部分的に発光可能なローカルディミング型のバックライトである。
具体的には、バックライト8は、液晶パネル5の各サブ表示領域S…に対応する複数の光源L…から構成されている。光源Lの各々は、基板上の所定の位置に配置された複数のLEDを備えており、光源L内における各LEDの配置位置は、所定の記憶領域に記憶されている。各光源Lにおいては、複数のLEDのうち制御部12により指定されたLEDのみが発光されるようになっている。
また、光源Lに備わる各LEDは、出力可能な最大輝度(最大光量)が予め定められており、予め定められた最大輝度(最大光量)を示すデータが図示しない記憶領域に記憶されている。
すなわち、各光源Lは、LEDがバックライト制御部10による駆動に応じて個別に発光可能となっており、対応するサブ表示領域S内の画素の画像信号から算出された光量で発光するようになっている。
また、液晶パネル5のサブ表示領域Sとバックライト8の光源Lとは、1対1で対応した個数となるように構成されている。
具体的には、液晶パネル5の表示領域が、縦n個×横m個のサブ表示領域S…にマトリクス状に等分割されている場合、バックライト8は、液晶パネル5における縦n個×横m個のサブ表示領域S…に1対1で対応する縦n個×横m個の光源Lから構成されている。
例えば、液晶パネル5が、768行(p行)×1024列(q列)の画素から成る場合に、64行×64列の画素を含む領域を一つのサブ表示領域Sとして表示領域を分割すると、液晶パネル5の表示領域全体が、縦12個(n個)×横16個(m個)のサブ表示領域Sから構成されることとなる。このとき、バックライト8も同様に、縦12個(n個)×横16個(m個)の光源Lから構成されることとなる。
なお、以下では、左上のサブ表示領域をS(1、1)、右上のサブ表示領域をS(m、1)、左下のサブ表示領域をS(1、n)、右下のサブ表示領域をS(m、n)として説明する。また、サブ表示領域S(1、1)に対応する左上の光源をL(1、1)、サブ表示領域S(m、1)に対応する右上の光源をL(m、1)、サブ表示領域S(1、n)に対応する左下の光源をL(1、n)、サブ表示領域S(m、n)に対応する右下の光源をL(m、n)として説明する。また、その他のサブ表示領域S及び光源Lについても、同様の方法で符号を割り当てることとする。
光量算出部9は、後述する算出プログラム125aの実行において、フレームメモリ4に蓄積された1フレーム分の画像信号に基づいて、サブ表示領域S毎に、サブ表示領域S内の画素の画像信号を構成する輝度信号から、各サブ表示領域Sに対応する各光源Lに必要な光量を算出し、算出した光量を制御部12に出力する。
具体的には、サブ表示領域S内の画素の画像信号に基づき、そのサブ表示領域S内で最も輝度が大きい画素の輝度信号に応じて、必要な発光量を算出して出力する。
バックライト制御部10は、制御部12からの指示にしたがって、バックライト8を構成する各光源Lに備わる複数のLEDのうち、制御部12から指示されたLEDのみを発光させることで、各光源Lを、対応関係にあるサブ表示領域S内の画素の画像信号から算出された発光量で発光させる。
補正部11は、後述する補正プログラム125cの実行において、液晶パネル5におけるサブ表示領域S内の画素毎に、各サブ表示領域Sに対応する光源Lの発光量に応じて、各画素の輝度を補正する。
明度センサ13は、液晶表示装置100の周囲の明るさを検出するセンサであって、検出した明度データを補正部11及び制御部12に出力する。
制御部12は、例えば、CPU(Central Processing Unit)121、CPU121のワークエリアとして用いられるRAM(Random Access Memory)122、データの書換え及び消去が可能なEEPROM(Electrically Erasable Programmable ROM)からなる閾値記憶部123、CPU121によって実行される各種プログラムを格納するROM125(Read Only Memory)等を備えて構成される。
CPU121は、液晶表示装置100の各部から入力される入力信号に応じて、ROM125に格納された各種プログラムを実行するとともに、実行にかかるプログラムに基づいて各部に出力信号を出力することにより、液晶表示装置100の動作全般を統括制御する。
閾値記憶部123は、閾値記憶手段として、後述する補正プログラム125cの実行において、液晶パネル5の各画素の輝度を補正する際の基準となる閾値である、画像の輝度に関する高輝度閾値と低輝度閾値を記憶する。
具体的には、例えば、パネル輝度500[cd/m]、視聴環境500[lux]、8bitの回路の場合、高輝度閾値(B)は「40」、低輝度閾値(A)は「10」と記憶されている。
ROM125は、プログラム格納エリア内に、例えば、算出プログラム125a、発光制御プログラム125b、補正プログラム125c、閾値変更プログラム125d等を備えている。
算出プログラム125aは、例えば、CPU121に、光源L毎に対応するサブ表示領域S内の画素の画像信号から、光源Lの必要とする光量を算出する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU121は、光量算出部9において、1フレーム分の画像信号を分割した各サブ表示領域S内の画素の画像信号から、対応する光源Lに必要な光量を算出する。
CPU121は、かかる算出プログラム125aを実行することにより、光量算出部9とともに光量算出手段として機能する。
発光制御プログラム125bは、例えば、CPU121に、算出手段(CPU121、光量算出部9)により決定された光量となるように、光源L毎のLEDを発光させる機能を実現させるためのプログラムである。
CPU121は、かかる発光制御プログラム125bを実行することにより、発光制御手段として機能する。
補正プログラム125cは、例えば、CPU121に、サブ表示領域S内の画素毎に、各サブ表示領域Sに対応する光源Lの発光量に応じて、各画素の輝度を補正する機能を実現させるためのプログラムである。
具体的には、CPU121は、補正部11において、サブ表示領域S内の各画素の輝度値を補正する。
CPU121は、かかる補正プログラム125cを実行することにより、輝度補正手段として機能する。
具体的に、輝度補正手段としてのCPU121は、高輝度閾値よりも高い輝度の画素に対し、光源Lの最大発光量を光量算出手段により算出された発光量で除算して得られる第1の補正量を乗算する補正を行う。この第1の補正量「R」は、
=(光源Lの最大発光量)/(各サブ表示領域Sに対応する光源Lの発光量)
であるので、「補正後の画素の輝度」=「補正前の画素の輝度」×Rとする補正が行われる。
つまり、光源Lの最大発光量を、光量算出手段(CPU121)により算出された発光量で除算して得られる第1の補正量を「R 」、補正前の画素の輝度を「X」とした場合、輝度補正手段としてのCPU121は、下記の式(1)に基づく補正量「R」を補正前の画素の輝度「X」に乗算する補正を行う。
R=R ・・・(1)
また、輝度補正手段としてのCPU121は、低輝度閾値以上、高輝度閾値以下の輝度の画素の場合であって、光源Lの最大発光量を光量算出手段(CPU121)により算出された発光量で除算して得られる第1の補正量を「R 」、高輝度閾値を「B」、低輝度閾値を「A」、補正前の画素の輝度を「X」とした場合、輝度補正手段としてのCPU121は、下記の式(2)に基づく補正量「R」を補正前の画素の輝度「X」に乗算する補正を行う。
R=(X−A)×(R −1)/(B−A)+1 ・・・(2)
また、輝度補正手段としてのCPU121は、低輝度閾値よりも低い輝度の画素の場合、補正を行わない処理を行う。換言すれば、輝度補正手段としてのCPU121は、下記の式(3)に基づく補正量「R」を補正前の画素の輝度「X」に乗算する補正を行う。
R=1 ・・・(3)
つまり、図3に示すように、高輝度閾値Bよりも高い輝度の画素に対しては真の補正量での補正を行い、低輝度閾値Aよりも低い輝度の画素に対しては補正を行わず、低輝度閾値A以上高輝度閾値B以下の輝度である画素に対しては、そのA−B間を補完するように、真の補正量を各画素の輝度に応じて比例配分する補正を行うようになっている。
閾値変更プログラム125dは、例えば、CPU121に、明度センサ13が検出した明度データに応じて、高輝度閾値と低輝度閾値を変更する機能を実現させるためのプログラムである。
CPU121は、かかる閾値変更プログラム125dを実行することにより、閾値変更手段として機能する。
具体的に、閾値変更手段としてCPU121は、明度センサ13が検出した明度が所定値よりも明るい場合に、高輝度閾値と低輝度閾値の値を所定量下げ、明度センサ13が検出した明度が所定値よりも暗い場合に、高輝度閾値と低輝度閾値の値を所定量上げる処理を行う。
次に、図4のフローチャートを参照しながら、本実施形態の液晶表示装置100において行われる発光制御処理の流れについて説明する。
まず、CPU121は、光量算出部9により、サブ表示領域Sの画素毎に対向する位置にある光源Lを特定し、サブ表示領域S内の画素の画像信号から、光源L毎に必要な光量を算出する(ステップS1)。
次いで、CPU121は、光量算出部9により算出された光量による発光がなされるように、光源L毎に発光させるLEDを決定する(ステップS2)。
次いで、CPU121は、補正部11により、サブ表示領域S内の各画素の輝度を補正する(ステップS3)。
次いで、CPU121は、液晶パネル5の走査と同期して、バックライト制御部10によりLEDを発光させ、各サブ表示領域S内の画素の画像信号に基づき算出された光量で各光源Lを発光させ(ステップS4)、本処理を終了する。
このように、算出された光量による光源Lの発光と、補正された輝度の画素によって、好適な画像表示が行われるようになる。
以上のように、この液晶表示装置100においては、高輝度閾値と低輝度閾値の2つの閾値を基準にして、サブ表示領域S内における画素の輝度の補正を行う範囲と、補正を行わない範囲を区分するように設定することができ、特に高輝度閾値と低輝度閾値の間に対応する輝度については、各画素の輝度に応じて比例配分する補正を行うようになっているので、閾値を挟んだ前後での画像表示に色調差は生じにくく、好適な画像表示を行うことができる。
また、輝度が高い画像に比べて、輝度が低い画像では、その画像の明るさや色相の差が人の視覚において認識され易いものであるので、高輝度の画像と低輝度の画像に対して同じ補正処理を施した場合に、低輝度の画像における補正が顕著に感じられて色調変化として認識されてしまうことがあるので、高輝度閾値以上の範囲での補正を低輝度閾値まで段階的に抑えて、低輝度閾値以下の範囲では補正を行わないようにすることで、より良好な画像表示を行うことが可能になる。
こうして、液晶表示装置100において、コントラスト感のよい画像表示が可能になる。
また、画素の輝度ばかりでなく、液晶表示装置100の周囲の明るさに違いがあることでも、人の視覚における色調認識に影響が及ぶので、液晶表示装置100の周囲の明るさに応じて、明るいときには閾値を下げ、暗いときには閾値を上げる処理を行うことによって、輝度補正による色調差を低減することができる。
なお、本発明の範囲は上記実施形態に限られることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の改良並びに設計の変更を行ってもよい。
例えば、サブ表示領域S及び光源Lの分割数及び分割方法は任意であり、少なくとも2つ以上の領域に分割されればよく、また、等分割でなくともよい。
本発明に係る液晶表示装置の要部構成を例示するブロック図である。 液晶パネルの表示領域を構成するサブ表示領域に関する説明図(a)と、各サブ表示領域に対応して設けられた光源に関する説明図(b)である。 輝度補正処理における補正量についての説明図である。 液晶表示装置において行われる発光制御処理の流れを示すフローチャートである。
符号の説明
1 信号入力部
2 映像処理部
3 タイミング制御部
4 フレームメモリ
5 液晶パネル
6 走査線駆動部
7 信号線駆動部
8 バックライト
9 光量算出部
10 バックライト制御部
11 補正部
12 制御部
121 CPU
122 RAM
123 閾値記憶部(閾値記憶手段)
125 ROM
125a 算出プログラム(光量算出手段)
125b 発光制御プログラム(発光制御手段)
125c 補正プログラム(輝度補正手段)
125d 閾値変更プログラム(閾値変更手段)
13 明度センサ
100 液晶表示装置
S サブ表示領域
L 光源

Claims (2)

  1. 複数のサブ表示領域を有する液晶パネルと、前記サブ表示領域の各々に対応する複数の光源から成るバックライトと、を備える液晶表示装置において、
    画像の輝度に関する高輝度閾値と低輝度閾値を記憶する閾値記憶手段と、
    前記光源毎に、対応する前記サブ表示領域内の画素の画像信号から当該光源の必要とする光量を算出する光量算出手段と、
    前記光量算出手段により前記光源毎に算出された光量で、各光源を発光させる発光制御手段と、
    前記サブ表示領域内の画素毎に、前記サブ表示領域に対応する前記光源の発光量に応じて、各画素の輝度を補正する輝度補正手段と、
    を備え、
    前記光源の最大発光量を前記光量算出手段により算出された光量で除算して得られる第1の補正量を「R 」、前記高輝度閾値を「B」、前記低輝度閾値を「A」、補正前の画素の輝度を「X」とした場合、
    前記輝度補正手段は、
    前記高輝度閾値よりも高い輝度の画素の場合、下記の式(1)に基づく補正量「R」を補正前の画素の輝度「X」に乗算する補正を行い、
    前記低輝度閾値以上、前記高輝度閾値以下の輝度の画素の場合、下記の式(2)に基づく補正量「R」を補正前の画素の輝度「X」に乗算する補正を行い、
    前記低輝度閾値よりも低い輝度の画素の場合、下記の式(3)に基づく補正量「R」を補正前の画素の輝度「X」に乗算する補正を行うことを特徴とする液晶表示装置。
    R=R ・・・(1)
    R=(X−A)×(R −1)/(B−A)+1 ・・・(2)
    R=1 ・・・(3)
  2. 当該液晶表示装置の周囲の明るさを検出する明度センサと、
    前記明度センサが検出した明度に応じて前記高輝度閾値と前記低輝度閾値を変更する閾値変更手段と、
    を備え、
    前記閾値変更手段は、
    前記明度センサが検出した明度が所定値よりも明るい場合に、前記高輝度閾値と前記低輝度閾値の値を所定量下げ、
    前記明度センサが検出した明度が所定値よりも暗い場合に、前記高輝度閾値と前記低輝度閾値の値を所定量上げることを特徴とする請求項1に記載の液晶表示装置。
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