JP5358414B2 - 漫然状態判定装置、方法及びプログラム - Google Patents
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Description
T=√(θ'H 2+θ'V 2) …(1)
そしてステップ60では、ステップ58で演算した眼球の回転速度ベクトルの大きさTが所定値Tθよりも大きいか否か判定する。なお、本実施形態では所定値Tθとして、サッカードにおける眼球の回転速度に対応する値(例えば120〜170deg/秒程度の値)が予め設定されており、所定値Tθは請求項3に記載の第4所定値に対応している。サッカードは、或る視線停留点から別の視線停留点への高速かつ直線的な眼球運動であるが、眼球の回転速度ベクトルの大きさTが所定値Tθよりも大きくなる高速な眼球運動は直線的な眼球運動以外にない。従って、ステップ60の判定が肯定された場合は、運転者の眼球でサッカード(に相当する眼球運動)が行われていると判断できる。ステップ60の判定が否定された場合、すなわち運転者の眼球でサッカードが行われていない場合はステップ62へ移行し、フラグに1が設定されているか否か判定する。この判定も否定された場合はステップ76へ移行する。
12 顔撮影カメラ
16 警報出力部
18 アクセルペダル反力調整部
20 ブレーキペダル反力調整部
22 コンピュータ
26 眼球運動測定部
28 サッカード解析部
30 視線解析部
32 漫然状態検出部
34 漫然状態判定処理部
Claims (8)
- 判定対象者の眼球の運動を測定する眼球運動測定手段と、
前記眼球運動測定手段による前記眼球の運動の測定結果に基づき前記眼球の運動におけるサッカードを抽出するサッカード抽出手段と、
前記サッカード抽出手段によって抽出されたサッカードにおける振幅及び方向の少なくとも一方を演算する演算手段と、
任意の期間内に前記サッカード抽出手段によって抽出されたサッカードのうち前記演算手段によって演算された振幅が第1所定値以下のサッカードの割合が第2所定値以上か否か、及び、前記期間内に前記サッカード抽出手段によって抽出されたサッカードのうち前記演算手段によって演算された方向が垂直方向又は垂直方向を含む範囲内のサッカードの割合が第3所定値以下か否か、の各条件の少なくとも一方を判定し、判定を行った条件のうち少なくとも1つを満足した場合に前記判定対象者が漫然状態と判定する判定手段と、
を含む漫然状態判定装置。 - 前記演算手段は前記サッカード抽出手段によって抽出されたサッカードにおける振幅及び方向を各々演算し、
前記判定手段は、前記サッカード抽出手段によって抽出されたサッカードのうち前記演算手段によって演算された振幅が第1所定値以下のサッカードの割合が第2所定値以上か否か、及び、前記サッカード抽出手段によって抽出されたサッカードのうち前記演算手段によって演算された方向が垂直方向又は垂直方向を含む範囲内のサッカードの割合が第3所定値以下か否か、の各条件を各々判定し、前記各条件のうちの少なくとも1つを満足した場合に前記判定対象者が漫然状態と判定する請求項1記載の漫然状態判定装置。 - 前記サッカード抽出手段は、前記眼球運動測定手段による前記眼球の運動の測定結果に基づき前記眼球の回転速度の推移を演算し、前記眼球の回転速度が第4所定値以上を維持していた期間における前記眼球の運動を前記サッカードとして抽出する請求項1又は請求項2記載の漫然状態判定装置。
- 前記判定対象者は機器の操作を行なう操作者であり、
前記判定対象者が前記機器の操作を開始した当初の期間に、前記サッカード抽出手段によって抽出されたサッカードのうち前記演算手段によって演算された振幅が第1所定値以下のサッカードの割合、及び、前記サッカード抽出手段によって抽出されたサッカードのうち前記演算手段によって演算された方向が垂直方向又は垂直方向を含む範囲内のサッカードの割合のうち、前記判定手段が行う判定に対応するパラメータを求め、求めたパラメータを前記第2所定値又は前記第3所定値として設定する設定手段を更に備えた請求項1〜請求項3の何れか1項記載の漫然状態判定装置。 - 前記判定対象者の顔を撮像する顔撮像手段と、
前記顔撮像手段による撮像によって得られた画像に基づいて前記判定対象者の顔の向きを判定し、前記眼球運動測定手段による前記眼球の運動の測定結果及び判定した前記判定対象者の顔の向きに基づいて前記判定対象者の視線位置を演算することを繰り返す視線位置演算手段と、
を更に備え、
前記判定手段は、前記各条件の1つとして、任意の期間内に前記視線位置演算手段によって演算された視線位置が集中している箇所が複数存在しているか否かも判定し、当該条件も含む前記各条件のうちの少なくとも1つを満足した場合に前記判定対象者が漫然状態と判定する請求項1〜請求項4の何れか1記載の漫然状態判定装置。 - 前記視線位置演算手段は、前記眼球の運動の測定結果及び判定した前記判定対象者の顔の向きに基づいて前記判定対象者の視線方向を演算し、演算した視線方向に基づいて、前記判定対象者によって注視される空間を表す画像上での前記判定対象者の視線方向の位置を前記判定対象者の視線位置として演算することを繰り返し、
前記判定手段は、前記画像のうち、前記任意の期間内に前記視線位置演算手段によって演算された視線位置に相当する画素又は前記任意の期間内に前記視線位置演算手段によって視線位置として演算された頻度が所定値以上の画素のみから成り、かつ前記視線位置に相当しない画素又は前記任意の期間内に前記視線位置演算手段によって視線位置として演算された頻度が所定値未満の画素で周囲を囲まれた領域を前記視線位置が集中している箇所として認識する請求項5記載の漫然状態判定装置。 - 判定対象者の眼球の運動を測定し、
前記眼球の運動の測定結果に基づき前記眼球の運動におけるサッカードを抽出し、
前記抽出したサッカードにおける振幅及び方向の少なくとも一方を演算し、
任意の期間内に抽出したサッカードのうち前記演算した振幅が第1所定値以下のサッカードの割合が第2所定値以上か否か、及び、前記期間内に抽出したサッカードのうち前記演算した方向が垂直方向又は垂直方向を含む範囲内のサッカードの割合が第3所定値以下か否か、の各条件の少なくとも一方を判定し、判定を行った条件のうち少なくとも1つを満足した場合に前記判定対象者が漫然状態と判定する漫然状態判定方法。 - コンピュータを、
判定対象者の眼球の運動を測定する眼球運動測定手段、
前記眼球運動測定手段による前記眼球の運動の測定結果に基づき前記眼球の運動におけるサッカードを抽出するサッカード抽出手段、
前記サッカード抽出手段によって抽出されたサッカードにおける振幅及び方向の少なくとも一方を演算する演算手段、
及び、任意の期間内に前記サッカード抽出手段によって抽出されたサッカードのうち前記演算手段によって演算された振幅が第1所定値以下のサッカードの割合が第2所定値以上か否か、及び、前記期間内に前記サッカード抽出手段によって抽出されたサッカードのうち前記演算手段によって演算された方向が垂直方向又は垂直方向を含む範囲内のサッカードの割合が第3所定値以下か否か、の各条件の少なくとも一方を判定し、判定を行った条件のうち少なくとも1つを満足した場合に前記判定対象者が漫然状態と判定する判定手段
として機能させるための漫然状態判定プログラム。
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