JP5357496B2 - 堆積体の硬化の検査方法 - Google Patents

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本発明は、堆積体の硬化の検査方法及びこの検査方法を用いた吸収性物品の製造方法に関する。
従来、使い捨ておむつや生理用ナプキンなどの吸収性物品の製造方法において、吸収体として用いられる堆積体を、粉砕パルプで形成したり、粉砕パルプと吸収性ポリマーとを混合させた状態で堆積させて所定形状に形成したりすることが行われている。この場合、粉砕パルプ等の吸収性材料は、粉砕機やダクトなどを備えた吸収性材料供給手段によって飛散状態とされて、回転ドラムの周囲に供給され、該回転ドラムに形成された凹部内に吸引されて堆積する。そして、この堆積により所定形状に成形された吸収体が凹部から取り出され、表面シートと裏面シートの間に挟み込まれる(例えば、特許文献1〜4参照)。
特開平8−337954号公報 特開平10−137286号公報 特開2007−54219号公報 特開2008−148879号公報
しかし、上述した従来の吸収体の製造方法では、表面シートと裏面シートの間に挟み込まれる前に、厚み調整のため圧縮ロールにより吸収体を圧縮することが行われているが、前記堆積工程において意図せずに堆積に偏りが生じ、吸収体の形状の内で堆積量が所望量よりも多い部分が生じている場合があり、その場合、堆積量が多い部分は圧縮により吸収体が硬化することがある。硬化が発生した吸収体は、それを吸収性物品に用いたときに着用者に違和感を与える等の不都合を生じる恐れがあるため、吸収体硬化が発生したことを検出し、不良品として良品の搬送ラインから除外することが好ましい。
従って、本発明の目的は、堆積体が硬化したことを簡便且つ的確に検出することができる堆積体の硬化の検査方法及びこの検査方法を用いた吸収性物品の製造方法を提供することにある。
本発明は、繊維及び/又は粒子の堆積体を一対のロール間に導入して加圧し、該堆積体の加圧中に生じるロールの所定値以上の変位を検知することにより、該堆積体に硬化が生じたか否かを検査する、堆積体の硬化の検査方法を提供することにより前記目的を達成したものである。
本発明の検査方法及びこの検査方法を用いた堆積体の製造方法によれば、堆積体の加圧中に生じるロールの所定値以上の変位を検知することにより、堆積体が硬化したことを的確に検出することができる。
以下、本発明を、その好ましい実施形態に基づいて、図面を参照しながら説明する。
図1は、本発明の堆積体の硬化の検査方法が行われる吸収性物品の製造装置1の一例を示している。図1に示すように、本実施形態の製造装置1においては、帯状の表面シート2Fと帯状の裏面シート2Bとの間に、繊維及び/又は粒子の堆積体3が所定間隔で配置された帯状の吸収性物品連続体を製造し、該連続体を切断して、使い捨ておむつ等の吸収性物品を製造する装置である。
この製造装置1は、吸収性材料を吸引する回転ドラム4を備えている。この回転ドラム4の周面には周方向に沿って一定間隔で凹部4aが形成されている。この凹部4aには、吸収性材料供給手段5により飛散状態にて粉砕パルプと吸収性ポリマーの混合物が、吸引により収容されて堆積する。回転ドラム4の内部は、複数の区域に分かれており、図中、マイナス(−)記号が付された区域は負圧状態となっており、プラス(+)記号が付された区域は空気が送り込まれることにより正圧状態となっている。従って、マイナスの区域では堆積体3は凹部4aに吸引された状態で保持され、回転ドラム4の回転によってプラスの区域に達したとき凹部4aから剥離し、キャリアシート6Aに転移する。キャリアシート6Aとしては、例えば、透水性の薄手の不織布やティッシュペーパー等が用いられる。
吸収性材料供給手段5は、パルプを粉砕する粉砕機7と、吸収性ポリマーを供給するフィーダー8を備えている。製造装置1の使用時には、粉砕機7で粉砕されたパルプと、フィーダー8から供給される吸収性ポリマーとは、回転ドラム4へ向かってダクト9内を流れるエアに乗って回転ドラム4の周面に搬送される。各凹部4aの底面には、多数の細孔が形成されている。吸収性材料を搬送してきたエアが、それらの細孔を抜けて回転ドラム4の内部へ抜ける際に、細孔を抜けずに残った吸収性材料が凹部4aに堆積し、1枚の堆積体3が形成される。
回転ドラム4の回転によってプラス(+)の区域に達した堆積体3は、直線状に搬送される帯状のキャリアシート6A上に転移する。キャリアシート6Aを挟んで回転ドラム4と反対側にはバキュームボックス10が設けられている。このバキュームボックス10の内部は負圧状態となっており、堆積体3は凹部4aから容易に剥離してキャリアシート6Aに転移する。
キャリアシート6A上に載置された堆積体3は、キャリアシート6Aと共に搬送される。キャリアシート6Aと共に搬送された堆積体3の上面には、キャリアシート6Aと同様の材質からなるキャリアシート6Bが供給され、堆積体3はキャリアシート6Aとキャリアシート6Bとの間に挟み込まれる。これにより、キャリアシート6A,6B間に堆積体3が配置された構成の長尺状の吸収体3Aが形成される。
次いで、吸収体3Aは、一対のロールを備える圧縮ロール部11に導入され、加圧されて厚みの調整が行われる。厚みの調整が行われた吸収体3Aは、更に搬送され、所定の位置で、堆積体3の前後が不図示の分断機により分断される。そして、分断後の吸収体3Aが、個々の吸収性物品を構成する表面シート2Fと裏面シート2Bとにより挟み込まれる。
そして、表面シート2Fと裏面シート2Bとにより吸収体3Aが挟み込まれて形成された吸収性物品連続体(帯状積層体)2Cは、サイドカットロール12で側部のトリミングが行われ、次いで、横断方向切断用のカットロール13により、各吸収体3Aの前後でシート横断方向に切断される。この切断により、吸収性物品連続体2Cが、個々の吸収性物品2,2・・に分割される。
上記圧縮ロール部11では、後述するような吸収体3Aの硬化の有無の検査が行われるが、硬化が発生した吸収体3Aは不良品であるので、不良品は排出部14から排出される。
上記圧縮ロール部11による圧縮の際、吸収体3Aに吸収体硬化が発生することがある。吸収体硬化が発生した吸収体3Aは不良品であるので、吸収体硬化が発生したことを検出し不良品を排出する必要がある。そこで、吸収体3Aに硬化が発生したことを的確に検出するために、本実施形態の検査方法では、吸収体3Aの加圧中に生じるロールの変位を検知することが行われる。この検知により、吸収体3Aに硬化が生じたか否かが検査される。
圧縮ロール部11は、一対のロールを備えており、その一方は変位可能に支持された変位ロール15Aであり、他方は変位不可能に支持された固定ロール15Bである。本実施形態においては、ロールの変位の検知が変位ロール15Aに対して行われる。加工中の変位ロール15Aは常時変位しているので、製造装置1の演算部が吸収体3Aに硬化が発生したと判定するためには、検出値に対して閾値を決める必要がある。この閾値は実験的又は経験的に定めることができ、どの程度の変位量をもって硬化が生じたと判定させるかは、要求される品質等に応じて適宜に設定できる。
そして、変位ロール15Aについて閾値以上の変位が検知された場合に製造装置1の演算部は吸収体3Aに硬化が生じたと判定する。一方、変位ロール15Aについて閾値未満の変位が検知された場合に製造装置1の演算部は吸収体3Aに硬化が生じていないと判定する。
次に、吸収体3Aの検査工程について説明する。本実施形態では、吸収体3Aの検査のために、吸収体3Aの硬化を検知する検査装置として、変位ロール15Aの回転軸の変位を検知する構成の圧縮ロール部11が設けられている。圧縮ロール部11は、図2に示すように、変位ロール15Aと固定ロール15Bを備えており、各ロール15A,15Bの回転軸は、回転軸の左右に設けられたスライダ16A,16Bによって保持されている。スライダ16A,16Bの幅方向の両端には断面凹状の溝16aが形成されており、鉛直方向に沿って設けられたガイド柱17のレール部17aに嵌め込まれている。変位ロール15Aを保持するスライダ16Aは、レール部17aに沿って摺動自在にされているが、固定ロール15Bを保持するスライダ16Bは拘束部材18によって上下両方向への移動が拘束されている。
スライダ16Aの下方には、加圧手段としてエアシリンダ19が設けられている。加圧手段は、スライダ16Aを加圧することができればよく、シリンダに限定されることはない。エアシリンダ19は、シリンダ本体20と、このシリンダ本体20に対して上下運動するピストン21とを備えている。ピストン21の先端には、直方体状の押圧部21aが形成され、この押圧部21aの上面をスライダ16Aの下面に当接させて、エアシリンダ19はスライダ16Aを押圧する。製造装置の使用時には、スライダ16Aはエアシリンダ19によって上方への力を受けると共に、変位ロール15Aと固定ロール15Bとの間を通過する吸収体3Aからの反発力により下方への力を受ける。この上下からの力のバランスによりスライダ16Aの位置は変化する。このスライダ16Aの変位は変位計22で検出される。
変位計22は、センサ部23と、このセンサ部23による距離の測定対象である長尺状の被測距バー24とを備えている。被測距バー24の一端側はスライダ16Aに固定され、スライダ16Aと共に移動する。被測距バー24は、例えば磁性体からなり、被測距バー24の他端側がセンサ部23に対して接離すると、透磁率が変化する。この変化を検出してセンサ部23と被測距バー24との間隔の変化が測定される。この場合、センサ部23は磁気センサであるが、磁気センサの他、光センサなどを用いることもできる。光センサの場合には、センサ部から光を出射し、被測距バー24の上面で光を反射させ、再びセンサ部に受光させる構成が採られる。
次に、変位ロール15Aと固定ロール15Bで吸収体3Aを圧縮しているときの状態について説明する。図3(a)に示すように、通常、吸収体3Aは、所定のクリアランスに調整された変位ロール15Aと固定ロール15Bにより加圧される。しかし、図3(b)に示すように、吸収体3Aに硬化が生じた場合は硬化部分(図中、Kの部分)を加圧しても圧縮することができないために所定のクリアランスを保つことができず、変位ロール15Aの位置が図3(a)の場合に比べて下方へ移動する。図3(b)のような位置に変位ロール15Aが変化した場合、吸収体3Aに硬化が生じたと判定され、硬化が生じた不良品の吸収体3Aは、硬化が生じていないと判定された吸収体3Aの搬送ラインから除外される。この吸収体3Aを除外する硬化品除外工程は、排出部14にて行われる。
次に、排出部14の構造について説明する。図4に示す排出部14は、吸収体3Aの上面側に設けられた第1ロール群25と、吸収体3Aの下面側に設けられた第2ロール群26及び第3ロール群27を備えている。第1ロール群25は、吸収体3Aの搬送方向に沿って配置された3本の搬送ロールR1と、駆動ロールR2とを備えており、これらのロールには無端状のベルトVが懸架されている。ベルトVに張力を付与するためにベルトVの外表面に、バネにより付勢されたテンションロールR3を当接させている。第2ロール群26は搬送ロールR1及び駆動ロールR2から構成され、第3ロール群27は第1ロール群25と同様に、搬送ロールR1、駆動ロールR2及びテンションロールR3から構成されている。尚、図4においては、便宜上、吸収体3Aの上下面を覆う表面シート2F、裏面シート2Bの図示を省略してある。
良品の吸収体3Aが搬送されてきた場合、図4(a)に示すように吸収体3Aは排出部14を直線状に通過し、排出部14で排出されることはない。一方、不良品の吸収体3Aが搬送されてきた場合、図4(b)に示すように吸収体3Aは第2ロール群26と第3ロール群27との間から落下し、排出される。この位置で吸収体3Aが落下するのは、第1ロール群25の3本の搬送ロールR1の内の中央の搬送ロールR1が、図4(a)と比べて下降し、吸収体3Aの搬送経路が切り替わるからである。搬送経路の不良品用への切替えは、センサ部23で吸収体3Aが不良品であると判断した場合に、この不良品の吸収体3Aが排出部14に到達するタイミングに合わせて公知の駆動機構により搬送ロールR1を下降させることにより行う。このように中央の搬送ロールR1の昇降により、吸収体3Aの選別を行うことができる。
以上、本発明の好ましい実施形態について説明したが、本発明はそれらの実施形態に制限されず、適宜変更可能である。
上述した実施形態では、変位ロール15A及び固定ロール15Bを1本ずつ設けた例について説明したが、例えば、図5に示すように、複数本ずつ設けてもよい。図5では、キャリアシート6Aの下面側に変位ロール15Aが2本設けられ、キャリアシート6Bの上面側に固定ロール15Bが千鳥状に4本設けられている。この構成では、変位ロール15Aは硬化検査用のロールとしてのみ用いてもよいし、圧縮ロールとしての機能を併用させてもよい。図5に示すような短いローラ15Bを用いることで、きめ細かく硬化の検出を行うことができる。
図5の構成とは反対に、4本の短いロールを変位ロールとし、2本の長いロールを固定ロールとする構成も採用することができる。この構成の場合、変位ロール毎にセンサ部を設けるとよい。
また、上述した実施形態では、何れも表面がフラットな一対のロールを用いた例について説明したが、本発明の実施形態で用いられるロールは、表面がフラットなものに限られず、例えば、図6に示すように、吸収体3Aの上面側の固定ロール15Bの表面に凹部15aが形成されたものでもよい。この固定ロール15Bは、ロールの全周に亘って連続する溝状の凹部15aを有するものである。また、図7に示すように、周方向の一部に凹部15aを有するロール15Bを用い、該ロール15Bと図示しないフラットロールとの間で吸収体3Aを加圧する際に、該吸収体3Aの一部に設けた隆起部3a(図8参照)が、該凹部15a内に入り込むようにしてもよい。ロール15Bの一部に吸収体3Aの隆起部3aに対応する凹部15aを設けることで、該吸収体3Aの隆起部3aを硬化部として検出することを避けつつ、該隆起部3a以外の部分に生じた硬化を検出することが容易となる。
更に、一対のロールとして、吸収体3Aにエンボス模様を付与するためのエンボスロール等を用いることもできる。また、凹部15aを設けるロールは、固定ロール15Bに代えて変位ロール、あるいは両者とすることもできる。また、一対の変位ロール間で吸収体を圧縮することもできる。
また、上述した実施形態のように、本発明は、吸収性物品、特に身体から排出される液の吸収に用いられる吸収性物品に用いられる吸収体の検査に好ましく用いられるが、本発明の検査対象となる堆積体は、これに限られるものではない。尚、本発明における堆積体の硬化の検査は、キャリアシートがない状態の堆積体3の硬化を検査しても良い。また、吸収体は、堆積体3のみからなるものであっても良い。また、吸収体について検査する場合についても、上下に表面シート2F及び裏面シート2Bが積層されていない状態の吸収体3Aや、更には上下面をキャリアシート6A,6Bで被覆されていない状態の堆積体3に対して、一対のロール間で加圧する際の変位を検知してもよい。
尚、身体から排出される液の吸収に用いられる吸収性物品としては、使い捨ておむつ、生理用ナプキン、パンティライナー(下り物シート)、失禁パッド、母乳パッド等が挙げられる。これらの吸収性物品は、一般には、液透過性の表面シート、液不透過性又は撥水性の裏面シート、及びこれらの両シート間に介在された吸収体を具備している。
また、上述した実施形態では、堆積体として、粉砕パルプと吸収性ポリマーを用いた例について説明したが、本発明はこれに限定されることはない。例えば、吸収性材料として、繊維材料のみを供給し堆積させてもよい。
繊維材料としては、各種公知のものを特に制限なく用いることができ、例えば、パルプ繊維、レーヨン繊維やコットン、酢酸セルロース等の親水性繊維等を用いることができ、これらには、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン系繊維、ポリエステル、ポリアミド等の縮合系繊維、塩化ビニル、酢酸ビニル等のビニルモノマー重合体の繊維等を混在させてもよい。また、吸収性ポリマーとしては、各種公知のものを特に制限なく用いることができ、例えば、ポリアクリル酸ナトリウム、(アクリル酸−ビニルアルコール)共重合体、ポリアクリル酸ナトリウム架橋体、(でんぷん−アクリル酸)グラフト共重合体、(イソブチレン−無水マレイン酸)共重合体及びそのケン化物、ポリアスパラギン酸等が挙げられる。
図1は、本発明の堆積体の硬化の検査方法が行われる堆積体(吸収体)の製造装置の一実施形態を示す説明図である。 図2は、吸収体の検査装置を示す説明図である。 図3は、吸収体の加圧状態を示す説明図である。図3(a)は吸収体硬化が発生していないときの状態を示しており、図3(b)は吸収体硬化が発生したときの状態を示している。 図4は、吸収体の排出部の構造を示す説明図である。図4(a)は吸収体が良品である場合の状態を示しており、図4(b)は吸収体が不良品である場合の状態を示している。 図5は、図2の検査装置の圧縮ロール部の変形例を示す説明図である。 図6は、図2の検査装置の圧縮ロール部の変形例を示す説明図である。 図7は、図6の上側のロールの変形例を示す斜視図である。 図8は、図7に示すロールで検査する対象の吸収体の一例を示す斜視図である。
符号の説明
1 製造装置
2 吸収性物品
2F 表面シート
2B 裏面シート
2C 吸収性物品連続体
3 堆積体
3A 吸収体
3a 隆起部
4 回転ドラム
4a 凹部
5 吸収性材料供給手段
6A,6B キャリアシート
7 粉砕機
8 フィーダー
9 ダクト
10 バキュームボックス
11 圧縮ロール部
12 サイドカットロール
13 カットロール
14 排出部
15A 変位ロール
15B 固定ロール
15a 凹部
16A,16B スライダ
16a 溝
17 ガイド柱
17a レール部
18 拘束部材
19 エアシリンダ
20 シリンダ本体
21 ピストン
21a 押圧部
22 変位計
23 センサ部
24 被測距バー
25 第1ロール群
26 第2ロール群
27 第3ロール群
K 吸収体の硬化した部分
R1 搬送ロール
R2 駆動ロール
R3 テンションロール
V ベルト

Claims (3)

  1. 繊維及び/又は粒子の堆積体を一対のロール間に導入して、該堆積体を圧縮するように加圧し、該堆積体の加圧中に生じるロールの所定値以上の変位を検知することにより、該堆積体に硬化が生じたか否かを検査する、堆積体の硬化の検査方法であって、
    前記堆積体は、吸収性物品の吸収体に用いられるものであり、前記硬化は、堆積に偏りが生じたことに起因して生じたものであり、
    一対の前記ロールは、一方が変位可能に支持された変位ロールであり、他方が変位不可能に支持された固定ロールであり、該変位ロールの所定値以上の変位を検知し、
    前記変位ロールの変位として、該変位ロールの回転軸の変位を検知する、堆積体の硬化の検査方法。
  2. 吸収体の検査工程を具備する吸収性物品の製造方法であって、
    吸収体の検査工程においては、吸収体について、請求項1に記載の堆積体の硬化の検査方法により、該吸収体に硬化が生じたか否かを検査する吸収性物品の製造方法。
  3. 前記検査方法により硬化が生じたと判定された吸収体を、該検査方法により硬化が生じていないと判定された吸収体の搬送ラインから除外する、硬化品除外工程を具備する、請求項2に記載の吸収性物品の製造方法。
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