JP5355308B2 - 画像処理装置及び画像処理方法 - Google Patents
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Description
例えば、暗い(黒い)髪の毛の人物が存在する画像が入力されたとする。従来技術では、人物の肌色の面積と、入力画像信号の平均輝度レベルから、肌色補正信号を算出し、肌色に階調を割り当てるγカーブを作成し、ダイナミックγ処理を行う。しかし、このようなγカーブでは、肌色部の輝度階調に対し表示ビット数が多く割り当てられるため、周囲の暗い髪の毛部分への表示ビット数の割り当てが減少する。その結果、暗い髪の毛部分の階調つぶれや疑似輪郭が発生する恐れがあった。
カーブを適用して出力画像信号を作成するγ変換手段と、を備え、前記γカーブ作成手段は、前記人物検出手段によりフレーム画像に人物が検出された場合に、前記輝度ヒストグラムから検出される暗部階調の範囲、および前記肌色輝度ヒストグラムから検出される肌色階調の範囲に割り当てる階調数を増やすようにγカーブを作成することを特徴とする画像処理装置である。
ィスプレイ装置などと接続したり、これらに組み込んだりして用いることができる。以下に記述するブロックは、専用の回路を用いることもできるし、CPU上で動作するプログラムであっても良い。また、以下の画像処理装置が行うそれぞれの処理をコンピュータ用
のプログラムなどに実行させることにより、本発明を画像処理方法として実現することができる。
なお、人物の肌の色には個体差があり、また、画像の撮影環境によって色合いは変化する。以下の記載における肌色とは、特定の人物の肌の色に限定されるものではなく、撮影対象や撮影環境に応じて柔軟に変更することができる。
図1は本実施例の画像処理装置のブロック図を示している。図1に示す画像処理装置100はヒストグラム検出部101と、人物検出部102と、γカーブ作成部103と、γ変換部104から構成されている。各ブロックの動作を以下で説明する。
さらに、ヒストグラム検出部101は、入力画像信号中の1つのフレーム画像を複数の領域に分割する。そして、各領域の輝度ヒストグラムと、肌色輝度ヒストグラムを検出する。また、検出した各領域の輝度ヒストグラムの、輝度が低い側の階級から順に度数の合計値を取ることにより累積輝度ヒストグラムを作成する。また、各領域の肌色輝度ヒストグラムの、輝度が低い側の階級から順に度数の合計値を取ることにより肌色累積輝度ヒストグラムを作成する。
本実施例では、1フレーム分の画面を縦10×横10の、計100個の領域に分割して、各領域の輝度ヒストグラムと肌色輝度ヒストグラムを検出する。分割した各領域には、1〜100までの領域番号をつける。なお、本実施例では入力画像信号中の1つのフレーム画像内を10×10に分割しているが、この値は任意であり、例えば10×5や6×3でも良い。また、検出するヒストグラムは256階級とし、0〜255の階級値を持つものとする。
図2は、ヒストグラム検出部101により検出されたヒストグラムを示す図である。図2(a)は、分割されたある領域の輝度成分のみを抽出した輝度ヒストグラムの一例を示す図である。図2(b)は、分割されたある領域の肌色成分の輝度のみを抽出した肌色輝度ヒストグラムの一例を示す図である。
ただし、検出された暗部階調dp[a]が全階調範囲の中央値以上の場合、暗部階調は検出されなかったものとする。本例のヒストグラムは256階級なので、中央の128という階級が基準となる。そして、ある領域で閾値th1を超えた時の階級が128以上ならば、暗部階調は検出されなかったものとして、dp[a]に−1を設定する。なお、ここで中央値を境界としたのは一例に過ぎず、画像特性等の処理の実情に合わせて適宜変更
して構わない。また、累積ヒストグラムが最後まで閾値th1を超えなかった場合も、dp[a]に−1を設定する。
また、肌色階調sp[a]を検出する際に、累積ヒストグラムが最後まで閾値th2を超えなければ、その領域の肌色階調sp[a]に−1を設定する。
人物検出部102は、また、各分割領域にて検出された肌色階調を比較する。そして、それらの中で最も暗い肌色階調を最小肌色階調sp_min、最も明るい肌色階調を最大肌色階調sp_maxとし、γカーブ作成部103に出力する。
ステップS111は初期化のステップであり、最小暗部階調dp_minを128(256階級のヒストグラムを検出しているため、256の半分である128階調以下を暗部と判断する)、領域番号aを1に設定する。
ステップS112で、領域番号aが100より大きいかどうか判定し、100より大きくなければステップS113へ進む。100より大きければステップS118に進み、処理を終了する。
ステップS113でdp[a]が−1かどうか(暗部階調が検出されているかどうか)判定し、−1でなければステップS114へ進む。−1であればaに1を加え(S117)、ステップS112へ戻る。
ステップS114で、暗部階調dp[a]が検出された領域aを中心とする3×3の領域内に肌色階調sp[a]が検出されていれば、ステップS115へ進む。検出されていなければaに1を加え(S117)、ステップS112へ戻る。これにより、暗部と肌色が近接している部分(すなわち、髪と肌が近接している可能性が高い部分)が判別でき、人物が検出できる。なお、この3×3という範囲は本実施例における所定の値に過ぎない。どのような範囲を設定するかは、例えば要求される検出感度、一つの分割領域の広さ、画像の特性などによって定められるべきものである。
ステップS115で、暗部階調dp[a]と最小暗部階調dp_minを比較し、dp[a]<dp_minならばステップS116へ進み、そうでなければaに1を加え(S117)、ステップS112へ戻る。
ステップS116でdp_min=dp[a]に更新し、aに1を加え、ステップS112へ戻る。
本実施例では、図3のフローチャートによって、15という最小暗部階調dp_minが得られたものとする。
ステップS121で、最大暗部階調dp_maxを0、領域番号aを1に初期化する。
ステップS122で、領域番号aが100より大きいかどうか判定し、100より大きくなければステップS123へ進む。100より大きければステップS128に進み、処理を終了する。
ステップS123でdp[a]が−1かどうか(暗部階調が検出されているかどうか)判定し、−1でなければステップS124へ進む。−1であればaに1を加え(S127)、ステップS122へ戻る。
ステップS124で、暗部階調dp[a]が検出された領域aを中心とする3×3の領
域内にsp[a]が検出されていれば、ステップS125へ進む。検出されていなければaに1を加え(S127)、ステップS122へ戻る。
ステップS125で、暗部階調dp[a]と最大暗部階調dp_maxを比較し、dp[a]>dp_maxならばステップS126へ進み、そうでなければaに1を加え(S127)、ステップS122へ戻る。
ステップS126でdp_max=dp[a]に更新し、aに1を加え(S127)、ステップS122へ戻る。
本実施例では、図4のフローチャートによって、25という最大暗部階調dp_maxが得られたとものする。
本実施例では、この処理を領域番号100まで繰り返すことにより、40という最小肌色階調sp_minが得られたものとする。
本実施例では、この処理を領域番号100まで繰り返すことにより、55という最大肌色階調sp_maxが得られたものとする。
図5に示すように、暗部階調の伸長範囲はdp_minおよびdp_maxに基づいて決定され、15〜25の範囲である。暗部伸長量は暗部面積dp_sに比例する。また、肌色階調の伸長範囲はsp_minおよびsp_maxに基づいて決定され、40〜55である。肌色部伸長量は肌色面積sp_sに比例する。
本実施例では、最小暗部階調dp_minの値15と、最大暗部階調dp_maxの値25と、最小肌色階調sp_minの値40と、最大肌色階調sp_maxの値55から図5のようなγカーブを作成する。なお、図5中の点線は、入力画像信号をそのまま出力した場合の変換直線であり、実線が作成したγカーブである。このように、値が15〜25の間の範囲と、40〜55の間の範囲に多くの階調数が割当てられている。
暗部階調dp_maxが25、最小肌色階調sp_minが255、最大肌色階調sp_maxが0(肌色階調がない)であったと想定する。この場合肌色の補正をする必要が無いので、図6のように暗部に階調を割り当てるγカーブを作成する。
本実施例においては、γカーブの作成方法が実施例1とは異なる画像処理装置について説明を行う。なお、装置の構成自体は実施例1において図1を用いて説明したものと同じである。以下、実施例1と異なる部分を中心に画像処理の流れを述べる。
ヒストグラム検出部101は、実施例1と同様に、1フレーム(全画面)分の入力画像信号に基づいて、全画面輝度ヒストグラム、全画面肌色輝度ヒストグラムを検出する。また、画面を10×10の領域に分割して、各領域の輝度ヒストグラム、累積輝度ヒストグラム、肌色輝度ヒストグラム、累積肌色輝度ヒストグラムを検出する。人物検出部102は、実施例1と同様に、最小暗部階調dp_min、最大暗部階調dp_max、暗部面積dp_s、最小肌色階調sp_min、最大肌色階調sp_max、肌色面積sp_sを求め、γカーブ作成部103に出力する。
そして、γカーブ作成部103は、これらの人物検出部102から入力されたデータを用いてγカーブを作成する。
dp_a = (dp_s / dp_s_max) × dp_a_max …式(1)
式(1)は、暗部面積dp_sが全画面輝度ヒストグラム中に占める割合が大きいほど、暗部伸長量dp_aの値が大きくなることを表している。
この式は一例であり、暗部面積dp_sに応じて暗部伸長量dp_aを決定する式であればよい。図8は暗部面積dp_sがdp_s_maxの1/2の場合の例であり、この時の暗部伸長量dp_aは、式(1)のdp_sにdp_s_max/2を代入して、d
p_a_max/2という値が得られる。また、最大暗部伸長量dp_a_maxは、画像の特性や視聴者の嗜好に応じて適宜変更することが可能である。
sp_a = (sp_s / sp_s_max) × sp_a_max …式(2)
式(2)は、肌色部面積sp_sが全画面肌色輝度ヒストグラム中に占める割合が大きいほど肌色部伸長量sp_aの値が大きくなることを表している。この式は一例であり、肌色部面積sp_sに応じて肌色部伸長量sp_aを決定する式であればよい。図9は肌色部面積sp_sがsp_s_maxの1/2の場合の例であり、この時の肌色部伸長量sp_aは、式(2)のsp_sにsp_s_max/2を代入して、sp_a_max/2という値が得られる。また、最大肌色部伸長量sp_a_maxは、画像の特性や視聴者の嗜好に応じて適宜変更することが可能である。
なお、本実施例においては、dp_s_maxとsp_s_maxは共に全画面輝度ヒストグラムの全階級の度数の和であり、同じ値となる。しかし、実際の処理においては、両者の値を互いに独立に変更することが可能であり、柔軟なダイナミックγ処理を実現することができる。
γ変換部104は、入力画像信号から、γカーブ作成部103で作成したγカーブから階調変換を行い、γ変換後のデータを出力する。
本実施例においては、ヒストグラムの検出方法と、γカーブの作成方法が実施例1、2とは異なる画像処理装置について説明を行う。なお、装置の構成自体は実施例1において図1を用いて説明したものと同じである。以下、実施例1と異なる部分を中心に画像処理の流れを述べる。
ヒストグラム検出部101は、画面を10×10の領域に分割して、各領域の輝度ヒストグラム、累積輝度ヒストグラム、肌色輝度ヒストグラム、累積肌色輝度ヒストグラムを検出する。人物検出部102は、最小暗部階調dp_min、最小肌色階調sp_minを求め、γカーブ作成部103に出力する。
そして、γカーブ作成部103は、これらの人物検出部102から入力されたデータを用いてγカーブを作成する。
作成することでも、良好な階調再現を行うことができる。
γ変換部104は、入力画像信号から、γカーブ作成部103で作成したγカーブから階調変換を行い、γ変換後のデータを出力する。
101 ヒストグラム検出部
102 人物検出部
103 γカーブ作成部
104 γ変換部
Claims (14)
- 入力画像信号中のフレーム画像を複数の領域に分割し、各分割領域において、輝度成分を抽出して輝度ヒストグラムを作成し、かつ、所定の色成分を肌色として抽出して肌色輝度ヒストグラムを作成するヒストグラム作成手段と、
前記輝度ヒストグラムおよび前記肌色輝度ヒストグラムを用いて、フレーム画像に人物が含まれるかどうかを検出する人物検出手段と、
前記輝度ヒストグラムおよび前記肌色輝度ヒストグラム、および前記人物検出手段による検出結果に基づいて、γカーブを作成するγカーブ作成手段と、
フレーム画像に前記γカーブを適用して出力画像信号を作成するγ変換手段と、
を備え、
前記γカーブ作成手段は、前記人物検出手段によりフレーム画像に人物が検出された場合に、前記輝度ヒストグラムから検出される暗部階調の範囲、および前記肌色輝度ヒストグラムから検出される肌色階調の範囲に割り当てる階調数を増やすようにγカーブを作成する
ことを特徴とする画像処理装置。 - 前記ヒストグラム作成手段は、
各分割領域の輝度ヒストグラムにおいて輝度が低い側の階級から順に度数を加算した場合に、度数の合計値が第1の閾値を超え、かつ、前記第1の閾値を超えた階級値が所定の階級値よりも小さい場合、前記第1の閾値を超えた階級値を暗部階調として検出し、
分割領域の肌色輝度ヒストグラムにおいて輝度が低い側の階級から順に度数を加算した時に、度数の合計値が第2の閾値を超えた場合、前記第2の閾値を超えた階級値を肌色階調として検出する
ことを特徴とする請求項1に記載の画像処理装置。 - 前記人物検出手段は、暗部階調が検出された分割領域を中心とする所定の範囲に、肌色領域が検出された分割領域が存在するか否かに応じて、前記フレーム画像に人物が含まれるかどうかを検出する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の画像処理装置。 - 前記ヒストグラム作成手段は、
フレーム画像内の各分割領域の暗部階調を比較して当該フレーム画像における最小暗部階調と最大暗部階調を求め、
フレーム画像内の各分割領域の肌色階調を比較して当該フレーム画像における最小肌色階調と最大肌色階調を求め、
前記γカーブ作成手段は、人物が含まれると判定された場合に、最小暗部階調と最大暗部階調の間の範囲、および、最小肌色階調と最大肌色階調の間の範囲に割り当てる階調数を増やすようにγカーブを作成する
ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記ヒストグラム作成手段により、フレーム画像のいずれの分割領域からも暗部階調が検出されず、かつ、いずれかの分割領域から肌色階調が検出された場合、前記γカーブ作成手段は、肌色階調の範囲に割り当てる階調数のみ増やすようにγカーブを作成する
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記ヒストグラム作成手段により、フレーム画像のいずれの分割領域からも肌色階調が検出されず、かつ、いずれかの分割領域から暗部階調が検出された場合、前記γカーブ作成手段は、暗部階調の範囲に割り当てる階調数のみ増やすようにγカーブを作成する
ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれか1項に記載の画像処理装置。 - 前記ヒストグラム作成手段は、フレーム画像に含まれる分割領域における、最小暗部階調から最大暗部階調までの度数の和を、全ての分割領域について積算して暗部面積を求め、最小肌色階調から最大肌色階調までの度数の和を、全ての分割領域について積算して肌色面積を求め、
前記γカーブ作成手段は、前記暗部面積に比例するように最小暗部階調から最大暗部階調の間の範囲に割り当てる階調数を決定し、前記肌色面積に比例するように最小肌色階調から最大肌色階調の間の範囲に割り当てる階調数を決定する
ことを特徴とする請求項4に記載の画像処理装置。 - 入力画像信号中のフレーム画像を複数の領域に分割し、各分割領域において、輝度成分を抽出して輝度ヒストグラムを作成し、かつ、所定の色成分を肌色として抽出して肌色輝度ヒストグラムを作成するヒストグラム作成ステップと、
前記輝度ヒストグラムおよび前記肌色輝度ヒストグラムを用いて、フレーム画像に人物が含まれるかどうかを検出する人物検出ステップと、
前記輝度ヒストグラムおよび前記肌色輝度ヒストグラム、および前記人物検出ステップによる検出結果に基づいて、γカーブを作成するγカーブ作成ステップと、
フレーム画像に前記γカーブを適用して出力画像信号を作成するγ変換ステップと、
を含み、
前記γカーブ作成ステップは、前記人物検出ステップによりフレーム画像に人物が検出された場合に、前記輝度ヒストグラムから検出される暗部階調の範囲、および前記肌色輝度ヒストグラムから検出される肌色階調の範囲に割り当てる階調数を増やすようにγカーブを作成する
ことを特徴とする画像処理方法。 - 前記ヒストグラム作成ステップは、
各分割領域の輝度ヒストグラムにおいて輝度が低い側の階級から順に度数を加算した場合に、度数の合計値が第1の閾値を超え、かつ、前記第1の閾値を超えた階級値が所定の階級値よりも小さい場合、前記第1の閾値を超えた階級値を暗部階調として検出し、
分割領域の肌色輝度ヒストグラムにおいて輝度が低い側の階級から順に度数を加算した時に、度数の合計値が第2の閾値を超えた場合、前記第2の閾値を超えた階級値を肌色階調として検出する
ことを特徴とする請求項8に記載の画像処理方法。 - 前記人物検出ステップは、暗部階調が検出された分割領域を中心とする所定の範囲に、肌色領域が検出された分割領域が存在するか否かに応じて、前記フレーム画像に人物が含まれるかどうかを検出する
ことを特徴とする請求項8または9に記載の画像処理方法。 - 前記ヒストグラム作成ステップは、
フレーム画像内の各分割領域の暗部階調を比較して当該フレーム画像における最小暗部階調と最大暗部階調を求め、
フレーム画像内の各分割領域の肌色階調を比較して当該フレーム画像における最小肌色階調と最大肌色階調を求め、
前記γカーブ作成ステップは、人物が含まれると判定された場合に、最小暗部階調と最大暗部階調の間の範囲、および、最小肌色階調と最大肌色階調の間の範囲に割り当てる階調数を増やすようにγカーブを作成する
ことを特徴とする請求項8ないし10のいずれか1項に記載の画像処理方法。 - 前記ヒストグラム作成ステップにより、フレーム画像のいずれの分割領域からも暗部階調が検出されず、かつ、いずれかの分割領域から肌色階調が検出された場合、前記γカーブ作成ステップは、肌色階調の範囲に割り当てる階調数のみ増やすようにγカーブを作成する
ことを特徴とする請求項8ないし11のいずれか1項に記載の画像処理方法。 - 前記ヒストグラム作成ステップにより、フレーム画像のいずれの分割領域からも肌色階調が検出されず、かつ、いずれかの分割領域から暗部階調が検出された場合、前記γカーブ作成ステップは、暗部階調の範囲に割り当てる階調数のみ増やすようにγカーブを作成する
ことを特徴とする請求項8ないし11のいずれか1項に記載の画像処理方法。 - 前記ヒストグラム作成ステップは、フレーム画像に含まれる分割領域における、最小暗部階調から最大暗部階調までの度数の和を、全ての分割領域について積算して暗部面積を求め、最小肌色階調から最大肌色階調までの度数の和を、全ての分割領域について積算して肌色面積を求め、
前記γカーブ作成ステップは、前記暗部面積に比例するように最小暗部階調から最大暗部階調の間の範囲に割り当てる階調数を決定し、前記肌色面積に比例するように最小肌色階調から最大肌色階調の間の範囲に割り当てる階調数を決定する
ことを特徴とする請求項11に記載の画像処理方法。
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