JP5350180B2 - 電気機器用パッケージ - Google Patents

電気機器用パッケージ

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本発明は、電気機器を収納する電気機器用パッケージの技術に関する。
従来、エンジン発電機や蓄電装置などの電気機器を収納し、換気フィルタ及び内部空気排出用の換気ファンを有する電気機器用パッケージの技術は公知となっている。電気機器用パッケージにおいて、換気フィルタは、空気の進入方向(上下方向)に対して直交するよう水平方向に取り付けている(特許文献1参照)。
特許第4248792号公報
しかし、換気フィルタを、空気の進入方向に対して直交するように取り付けた場合には、通過面積が狭くなるため、流路抵抗が大きかった。また、室内の空気を排出するための換気口から、雨水が浸入して換気フィルタに付着した場合、換気フィルタに付着した水が落下しづらく、排水性が悪かった。
そこで、本発明は係る課題に鑑み、パッケージ内の空気を排出するために換気ファンを設け、換気ファン停止時の防塵のために換気フィルタを取り付けるに当たって、流路抵抗を少なくすることができ、排水性を向上することができる電気機器用パッケージを提供する。
本発明の解決しようとする課題は以上の如くであり、次にこの課題を解決するための手段を説明する。
請求項1においては、電気機器を収納し、換気フィルタ及び内部空気排出用の換気ファンを有する電気機器用パッケージにおいて、換気ファン下流の換気ダクトに換気フィルタを傾斜配置し、換気ダクトの一側面パッケージ扉形成し、換気フィルタをパッケージ扉から離れるに連れて低く或いは高くなるように傾斜配置し、パッケージ扉と対向するダクト面脱着可能な蓋部を設け、換気口を換気フィルタ取り付け位置の最下部よりも下方のパッケージ扉に設けたものである。
請求項2においては、請求項1記載の電気機器用パッケージにおいて、換気ダクト底面をパッケージ扉から離れるに連れて高くなる傾斜構造としたものである。
本発明の効果として、以下に示すような効果を奏する。
請求項1においては、フィルタ通過面積が大きくなるので流路抵抗を低減できる。
また、換気口から雨粒等が浸入した場合も排水し易い。
また、パッケージ扉と対向するダクト面を取り外すことで、換気フィルタを容易に引出すことができる。
請求項2においては、換気ダクト内の排水性が向上する。
本発明の一実施形態に係るエンジン発電機の全体的な構成を示した正面図。 本発明の一実施形態に係るエンジン発電機の全体的な構成を示した背面図。 エンジン発電機の内部構造を示した正面図。 蓄電室の通風構成を示した斜視図。 同じく別の方向の斜視図。 (a)前パッケージ扉及び吸気ダクトを示した斜視図(a)一部透過斜視図。 前パッケージ扉及び吸気ダクトの断面側面図。 (a)後パッケージ扉及び換気ダクトを示した斜視図(a)一部透過斜視図。 後パッケージ扉及び換気ダクトの断面側面図。 エンジン発電機の結線を示した単相結線図。 エンジン発電機の給電パターンを示した概略図。
次に、発明の実施の形態を説明する。図1及び2を用いて、電気機器の一実施形態であるエンジン発電機1の外観について説明する。エンジン発電機1は、蓄電室2と、蓄電室2とは別個に設けられ、蓄電室2の下方に設置される機器室3と、機器室3の左右一方側面(以下、吸気側面3a)を覆う鉛直方向下方側に開口した吸気フード4と、吸気側面3aと対向する他方側面(以下、排気側面3b)を覆う鉛直方向下方側に開口した排気フード5と、を備えている。機器室3の上面と、蓄電室2の底面と、は同等の面積としている。
図1に示すように、蓄電室2及び機器室3は略直方体で構成された電気機器用パッケージとしてのパッケージ10に覆われている。パッケージ10の直方体短手側面(以下、吸気側面3a)には鉛直方向下方側に開口した吸気フード4が設けられ、吸気側面3aと対向する他方側面(以下、排気側面3b)には、鉛直方向下方側に開口した排気フード5が設けられている。
<蓄電室>
次に、図1から図5を用いて、エンジン発電機1の蓄電室2について説明する。図4及び図5は、蓄電室2を覆うパッケージ10を省略し、取り付けフレーム11を支持フレーム12から離して図示している。図3及び図5に示すように、エンジン発電機1の蓄電室2には、支持フレーム12・12・12と、支持フレーム12・12・12上に設置される枠状の取り付けフレーム11と、が配置されている。
取り付けフレーム11は、図3、図4及び図5に示すように、補強部材によって、上部と下部に区画されている。取り付けフレーム11の下部には、蓄電装置60(図10参照)を構成する電気二重層コンデンサ(以下、EDLC)13・13が下方に隙間を設けて配置されている。取り付けフレーム11の上部には、正面側と背面側を仕切る取り付け板15が前後中央部に左右方向(吸気側面3a及び排気側面3bの垂線方向)に延設して設けられている。取り付け板15の正面側には、蓄電制御装置16の電装品を収納する電装品箱17と、遮断器18・19・20・21と、が取り付けられている。そして、EDLC13・13が蓄電室2の内部下方に設置される一方、電装品箱17が蓄電室2の内部上方に設置される。取り付け板15の背面側には、電装品箱17に収納される電装品の冷却フィン23と、トランス24と、が取り付けられている。
また、図1に示すように、エンジン発電機1の正面側において、パッケージ10の蓄電室2を覆う部分には、前パッケージ扉25が設けられている。前パッケージ扉25の下部には、吸気口26・26がそれぞれ設けられている。吸気口26・26の蓄電室2の室内側には、図6及び図7に示すように、吸気ダクト31がそれぞれ設けられている。また、図6及び図7に示すように、吸気口26・26には、プレス加工(ガラリ加工)又は別体で、外側に雨水の浸入を防止するための保護板26a・26aが設けられている。
吸気ダクト31は、図6及び図7に示すように、前パッケージ扉25の室内側に設けられた略直方体の換気通路であり、吸気口26・26の室内側の面が吸気ダクト31の下半分に設けられている。吸気ダクト31の上面が開口されて、この開口部には、吸気フィルタ32が設けられている。
吸気フィルタ32は、吸気ダクト31を流れる換気風の下流端である上面の全面に設けられており、その上部に平面視「田」字状のフレーム33が載置され、フレーム33はネジ等により吸気ダクト31の上縁部に螺装されて固定され、フレーム33が吸気フィルタ32を押さえつけて固定する構成としている。従って、ネジを外すことにより容易に換気フィルタ32を交換できるようにしている。
また、吸気ダクト31の底面31aは、室内側を上側として、前パッケージ扉25側を下側となるように傾斜して設けられている。言い換えれば、吸気ダクト31の底面31aは前パッケージ扉25から離れるに連れて高くなる傾斜構造としている。そして、底面31aの内面側の下端は、最下部に位置する吸気口26の下端と略同じ高さとしている。このように構成することにより、吸気口26・26から浸入した雨水等が、底面の傾斜に沿って前パッケージ扉25側へ流れ、吸気口26・26から外部へと排出されることとなり、吸気ダクト31内の排水性が向上されている。
図2に示すように、エンジン発電機1の背面側において、パッケージ10の蓄電室2を覆う部分には後パッケージ扉28が設けられている。後パッケージ扉28の上部には、換気口29・29がそれぞれ設けられている。換気口29・29の蓄電室2の室内側には、図8及び図9に示すように、換気ダクト35・35がそれぞれ設けられ、換気ダクト35・35の上部の室内側には換気ファン36・36がそれぞれ設けられている。また、図8及び図9に示すように、吸気口29・29の外側には雨水の浸入を防止するために、吸気口26の保護板26aと同様に構成した保護板29a・29aが設けられている。
換気ダクト35・35は、後パッケージ扉28・28の室内側に設けられた略直方体の換気通路であり、換気口29・29の室内側の面が換気ダクト35・35の下半分に設けられている。換気ダクト35・35の上部であって室内側の面には排出口が開口され、排出口に内部空気排出用の換気ファン36・36が設けられている。また、換気ダクト35・35の内部であって空気の通路の中途部には、換気フィルタ37が設けられている。
換気ファン36・36は、内部空気排出用のファンであり、本実施形態においては、図4、図5、及び図8に示すように、左右の後パッケージ扉28・28に二つずつ合計四つ設けられている。換気フィルタ37は、換気ファン36・36の下流に設けられており、室内側を下側として、後パッケージ扉28側を上側とするように傾斜して設けられている。このように構成することにより、空気の換気フィルタ37を通過する断面積が大きくなるので流路抵抗を低減できる。また、換気口29・29から雨粒等が浸入した場合も排水し易い。なお、本実施形態においては、換気フィルタ37・37を、室内側を下側として、後パッケージ扉28・28側を上側とするように傾斜して設けたが、これに限定するものではなく、室内側を上側として、後パッケージ扉28・28側を下側とするように傾斜して設けてもよい。また、換気フィルタ37の最下部、言い換えれば、最も室内側の部分よりも、換気口29・29の上端が下方になるように構成している。このように構成することにより、換気口29・29から雨水が浸入した場合であっても、水滴が換気フィルタ37に付着することを防止することができる。
また、後パッケージ扉28・28と対向する換気ダクト35・35の面、つまり、室内側の前板の上下中途部には、脱着可能な蓋部38・38が設けられ、ネジ等により固定する構成としている。蓋部38を外すことにより、換気ダクト35内部の換気フィルタ37を容易に引出すことが可能となり、汚れた換気フィルタ37を交換することができる。なお、換気ダクト35の内側左右側面には換気フィルタ37のガイドレール35a・35aが設けられ、容易に引き出したり、挿入したりできるようにしている。また、換気ダクト35の底面35bは、室内側を上側として、後パッケージ扉28側を下側とするように傾斜して設けられている。言い換えれば、換気ダクト35の底面35bは後パッケージ扉28から離れるに連れて高くなる傾斜構造としている。このように構成することにより、換気口29から浸入して、換気ダクト35底部に集まった雨水等が、傾斜に沿って後パッケージ扉28側へ流れ、換気口29から外部へと排出されることとなり、換気ダクト35内の排水性が向上する。
図4及び図5の実線矢印に示すように、換気ファン36・36の駆動によって、蓄電室2内部を換気する通風構成が形成される。すなわち、吸気口26・26から吸込まれた空気は、吸気ダクト31内を通って、吸気フィルタ32によって外気に含まれる埃等を濾過して、取り付けフレーム11下部へと送られる。また、取り付けフレーム11の下部に送られた空気は、EDLC13・13の正面、両側面、上面、底面を通過することでEDLC13・13を冷却し、取り付けフレーム11の上部を通過し、換気ダクト35へと送られる。また、換気ダクト35へ送られた空気は換気フィルタ37によって濾過され、換気口29・29から外部に排気される。
また、図4及び図5に示すように、EDLC13・13の下方で機器室3の上面との隙間に複数のスペースヒータ40・40を設けている。複数のスペースヒータ40・40は、EDLC13・13が低温となった場合において加熱する装置であり、長方形の板状に形成されている。複数のスペースヒータ40・40は長方形の長手方向が、取り付けフレーム11の短手方向と略平行となるように、短手方向に渡って設けられている。また、図4及び図5に示すように、各スペースヒータ40の周囲であって、スペースヒータ40とEDLC13との間にはスペースヒータ40を支持するための遮熱板41が設けられている。
また、EDLC13・13の周囲温度を検出する温度センサーが設けられ、温度センサーは電装品箱51に接続される。
ここで、本実施形態に係るEDLC13・13の許容温度は例えば−5℃〜40℃とされている。電装品箱51は、前記温度センサーが検出したEDLC13・13周囲の温度が、40℃以上である場合は、換気ファン36・36の駆動によって蓄電室2を換気することでEDLC13・13の周囲を強制換気し、―5℃以下である場合は、スペースヒータ40の発熱によってEDLC13・13を加熱する。
このようにして、EDLC13・13の周囲温度が許容上限温度以上又は許容下限温度以下となることを防止して、EDLC13・13の機器としての信頼性を確保できる。
<機器室>
図3を用いて、エンジン発電機1の機器室3について説明する。図3は、エンジン発電機1を正面からみて透過した状態を図示している。
エンジン発電機1の機器室3には、エンジン発電機1の制御を行うエンジン発電機制御装置等の電装品を収納する電装品箱51と、発電機Gと、エンジンEと、燃料を貯溜する燃料タンク53と、エンジン冷却水を冷却するラジエータ54と、機器室3内を換気するラジエータファン52と、エンジンEに繋がる排気管58と、排気管58に介装される排気消音器57・57と、が配置されている。また、エンジン発電機1の正面側において、機器室3を覆うパッケージ10にはパッケージ扉59が設けられている。また、エンジン発電機1の機器室3を覆うパッケージ10には、吸気側面3aに吸気口55が設けられ、排気側面3bに排気口56が設けられている。
図3の実線矢印に示すように、ラジエータファン52の駆動によって、機器室3内を換気する通風構成が形成される。すなわち、吸気フード4の底面の開口部から吸込まれた空気は、機器室3の吸気口55から機器室3に進入し、発電機G及びエンジンE等を冷却し、ラジエータ54を冷却し、機器室3の排気口56から排気フード5に進入し、排気フード5の底面の開口部から外部に排気される。
排気管58は、エンジンEの上部から鉛直方向上方に延出し、機器室3の上面に支持される排気消音器57を介して、排気側面3bに向かって水平方向に延出し、さらに排気消音器57を介して、排気側面3bを貫通して、排気フード5内を鉛直上方に立ち上がった後、水平方向に曲がって排気フード5を貫通して、外部に突出している。
<エンジン発電機1の結線>
次に図10を用いて、エンジン発電機1の結線について説明する。エンジン発電機1は、商用電源Pと、非常用負荷Laと、瞬時電圧低下(以下、瞬低)補償負荷Lbと、に接続されている。また、エンジン発電機1は、エンジンEと、発電機Gと、無停電機能を備える蓄電装置60と、電磁接触器75・75と、停電検出器64と、を備えている。エンジン発電機1は、停電検出器64によって停電を検出した場合には、電磁接触器75・75の切り換えによって、商用電源Pから発電機Gに供給電源を切り換えて、非常用負荷La及び瞬低補償負荷Lbに電力を供給する。
非常用負荷Laとは、10〜40秒程度の停電又は電圧低下が許容されている負荷である。非常用負荷Laとしては、照明器具、空調設備等が相当する。また、瞬低補償負荷Lbとは、瞬時の電圧低下すら許容されていない負荷である。瞬低補償負荷Lbとしては、パソコン、銀行のATM等が相当する。
蓄電装置60は、商用電源P又は発電機Gである電源側から瞬低補償負荷Lbである負荷側に至る経路61と、経路61をバイパスする経路63と、EDLC13から経路61に至る経路62と、を備えている。経路61は、電源側から負荷側に向かって、遮断器19と、高速半導体スイッチ68と、遮断器20と、をこの順に直列に接続している。経路62は、EDLC13から負荷側に向かって、双方向電力変換器66と、トランス24と、遮断器21と、をこの順に直列に接続して、経路61の高速半導体スイッチ68と遮断器20との間に接続されている。経路63は、蓄電装置60の外部に設けられ、電源側から負荷側に向かって、遮断器18を介して、遮断器20よりも負荷側に接続される。
蓄電装置60は、EDLC13・13と、電力供給及びEDLC13・13の充放電の制御を行う制御手段としての蓄電制御装置16を備え、蓄電制御装置16には、双方向電力変換器66と、高速半導体スイッチ68と、遮断器18〜21と、に接続されている。蓄電制御装置16は、高速半導体スイッチ68によって経路61の瞬時電力低下を検出した場合には、双方向電力変換器66によって経路62の電力供給方向をEDLC13から瞬低補償負荷Lbに給電するように切り換える機能を有する。
図11を用いて、エンジン発電機1の給電方式について説明する。図11は、商用電力給電、EDLC給電、発電機給電、商用電力給電(メンテ時)という、エンジン発電機1の4つの給電方式を表している。通常、給電方式は商用電力給電とされている。商用電力給電では、商用電源側の電磁接触器75が閉じてエンジン発電機1側の電磁接触器75が開いて(エンジンE及び発電機Gと、非常用負荷Laとの接続は切り離され)、商用電源Pから非常用負荷Laに電力が供給される。また、蓄電制御装置16は、商用電力給電として、遮断器18・21を開いて、遮断器19・20を閉じ、商用電源Pから経路61を経由して瞬低補償負荷Lbに電力を供給する。このとき、蓄電装置60は、充電・給電動作を行っていないが、遮断器21をONとして、商用電源Pから経路61・62を経由してEDLC13に充電する場合もある。
停電が発生した場合又は許容低電圧以下となった場合には、給電方式は商用電力給電からEDLC給電とされる。蓄電制御装置16は、EDLC給電として、高速半導体スイッチ68によって経路61の瞬時の電力低下を検出した場合には、双方向電力変換器66によって経路62の電力供給方向をEDLC13から瞬低補償負荷Lbに給電するために、遮断器19を開いて、遮断器20・21を閉じる。
次に、高速半導体スイッチ68より遅れて、停電検出器64が電力低下を検出した場合には、給電方式はEDLC給電から発電機給電とされる。発電機給電では、商用電源側の電磁接触器75が開いてエンジン発電機1側の電磁接触器75が閉じてエンジンE及び発電機Gと、非常用負荷Laとが接続され、エンジン発電機1から非常用負荷Laに電力が供給される。蓄電制御装置16は、発電機給電において、遮断器19・20・21を閉じて、エンジンEの駆動によって発電機Gから経路61を経由して瞬低補償負荷Lbに電力を供給する。また、蓄電制御装置16は、発電機Gから経路61・62を経由してEDLC13を充電する。
なお、蓄電装置60をメンテナンスする場合には、給電方式は商用電力給電(メンテ時)とされる。商用電力給電(メンテ時)では、商用電源側の電磁接触器75が閉じてエンジン発電機1側の電磁接触器75が開いて、商用電源Pから非常用負荷Laに電力が供給される。蓄電制御装置16は、遮断器18を閉じて、遮断器19・20・21を開いて、経路63を経由して瞬低補償負荷Lbに商用電源から電力を供給し、蓄電装置60には電流が流れないようにする。
このように構成することで、エンジン発電機1は、停電があった場合でも、無停電機能として、発電機給電の前にEDLC給電を行うことで、停電検出器64が停電を検出してエンジンEが起動する間については、蓄電装置60によって瞬低補償負荷Lbに電力を供給できる。このようにして、停電があった場合でも、瞬低補償負荷Lbには、常時電力供給が行なわれる。さらに、蓄電装置60には遮断器20より負荷側で高速半導体スイッチ68及び経路61と経路62との合流点をバイパスして遮断器21より電源側に接続する経路(図示省略)も設けられ、蓄電装置60の故障時や商用電力の過電圧時の電力供給路となる。
1 エンジン発電機
2 蓄電室
3 機器室
10 パッケージ
25 パッケージ扉
26 吸気口
28 パッケージ扉
29 換気口
31 吸気ダクト
32 吸気フィルタ
35 換気ダクト
36 換気ファン
37 換気フィルタ
E エンジン
G 発電機

Claims (2)

  1. 電気機器を収納し、換気フィルタ及び内部空気排出用の換気ファンを有する電気機器用パッケージにおいて、換気ファン下流の換気ダクトに換気フィルタを傾斜配置し、
    換気ダクトの一側面パッケージ扉形成し、換気フィルタをパッケージ扉から離れるに連れて低く或いは高くなるように傾斜配置し、パッケージ扉と対向するダクト面脱着可能な蓋部を設け、換気口を換気フィルタ取り付け位置の最下部よりも下方のパッケージ扉に設けたことを特徴とする電気機器用パッケージ。
  2. 換気ダクト底面をパッケージ扉から離れるに連れて高くなる傾斜構造としたことを特徴とする請求項1に記載の電気機器用パッケージ。
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